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JP4340906B2 - 車載無線通信機 - Google Patents
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Description

本発明は、電力供給手段から無線通信手段へ動作電力が供給されている状態で緊急通報動作の開始トリガが発生した場合に緊急通報信号を前記無線通信手段から無線通信網へ送信させる緊急通報動作を開始することが可能な制御手段を備えてなる車載無線通信機に関する。
車両に搭載される車載無線通信機の一つとして、例えば盗難検出ECUからの盗難の危険性がある旨を示す盗難検出信号がオンされると、盗難通報信号を無線通信網へ送信する機能を備えたものがある。この種の盗難防止機能を有する車載無線通信機においては、盗難通報信号を常時送信可能とするために動作電力を無線通信部に常時供給させておく構成が必要であるが、その一方で、動作電力を無線通信部に常時供給させておく構成では、例えば駐車時間が長くなって車載バッテリの放電時間が長くなってしまうと、車載バッテリが上がってしまう(車載バッテリのバッテリ電力が枯渇してしまう)という危険性がある。
そこで、出願人は、上記した不具合を解決することを目的として、特願2004−373485を出願した。このものは、車載バッテリから車載無線通信機へ流れ込まれた電流を積算して電流積算値を算出し、算出された電流積算値が規定値に到達したときに割込を発生させて無線通信部への動作電力の供給を停止させることにより、車載バッテリが上がってしまうことを未然に回避するものである。
しかしながら、盗難通報信号を無線通信部から無線通信網へ送信する盗難通報動作を行っている途中で電流積算値が規定値に到達する場合があり、そのような場合には、上記した特願2004−373485のものでは、盗難通報動作を行っている途中であるのにも拘らず、無線通信部への動作電力の供給が停止されてしまうことになり、その結果、盗難通報動作を正常に終了することができず、ユーザが所望とする盗難通報を適切に実施することができないという問題がある。
本発明は、上記した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、例えば盗難通報信号を無線通信手段から無線通信網へ送信する盗難通報動作などの緊急通報動作を正常に終了することができ、ユーザが所望とする緊急通報を適切に実施することができる車載無線通信機を提供することにある。
請求項1に記載した発明によれば、制御手段は、電力供給手段から無線通信手段へ動作電力が供給されている状態で緊急通報動作の開始トリガが発生すると、緊急通報信号を無線通信手段から無線通信網へ送信させる緊急通報動作を開始する。一方、電流積算手段は、車載バッテリが放電状態であるときに車載バッテリから車載無線通信機へ流れ込まれた電流を積算して電流積算値を算出し、算出された電流積算値が規定値に到達すると、割込を発生させる。そして、制御手段は、緊急通報動作を行っている途中で電流積算手段にて割込が発生すると、緊急通報動作を正常に終了するまでは電力供給手段から無線通信手段への動作電力の供給停止を保留し、緊急通報動作を正常に終了した旨を検出すると電力供給手段から無線通信手段への動作電力の供給を停止させる。
これにより、緊急通報信号を無線通信手段から無線通信網へ送信する緊急通報動作を行っている途中で車載バッテリから車載無線通信機へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生した場合であっても、緊急通報動作を正常に終了するまでは電力供給手段から無線通信手段への動作電力の供給停止を保留し、緊急通報動作を正常に終了した後に電力供給手段から無線通信手段への動作電力の供給を停止することになるので、電力供給手段から無線通信手段への動作電力の供給を直ぐには停止することがなく、緊急通報動作を正常に終了するまでは無線通信手段の動作電力を確保することにより、緊急通報動作を正常に終了することができ、ユーザが所望とする緊急通報を適切に実施することができる。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照して説明する。図1は、車載無線通信機の全体構成を機能ブロック図として示している。車載無線通信機1は、車両制御モジュール2及び無線通信モジュール3を備えて構成されている。車両制御モジュール2は、電力供給部4(本発明でいう電力供給手段)、電流検出部5、電流積算部6(本発明でいう電流積算手段)、アクセサリ(ACC)信号監視部7及びウオッチドック(WD)8を備えて構成されている。一方、無線通信モジュール3は、制御部9(本発明でいう制御手段)、無線通信部10(本発明でいう無線通信手段)及び不揮発性メモリ11を備えて構成されている。
電力供給部4は、車載バッテリ12から電流検出部5を介して供給されるバッテリ電力を制御部9及び無線通信部10へ動作電力として供給する。制御部9は、電力供給部4から供給される動作電力に基づいて動作し、無線通信部10の動作を制御する。具体的には、制御部9は、その動作の一つとして、盗難検出ECUからの盗難の危険性がある旨を示す盗難検出信号がオンされると、無線通信部10から盗難通報信号を無線通信網へ送信させる盗難通報動作を行ったり、エアバック検出ECUからのエアバックが展開された旨を示すエアバック検出信号がオンされると、無線通信部10からエアバック通報信号を無線通信網へ送信させるエアバック通報動作を行ったり、ヘルプスイッチからのユーザがヘルプスイッチを操作した旨を示すヘルプ検出信号がオンされると、無線通信部10からヘルプ通報信号を無線通信網へ送信させるヘルプ通報動作を行ったりする。
この場合、盗難検出信号やエアバック検出信号やヘルプ検出信号がオンされることが本発明でいう緊急通報動作の開始トリガが発生したことである。また、盗難通報信号やエアバック通報信号やヘルプ通報信号が本発明でいう緊急通報信号であり、盗難通報動作やエアバック通報動作やヘルプ通報動作が本発明でいう緊急通報動作である。
電流検出部5は、車載バッテリ12から電流が流れ込まれると、電流検出信号をオンする。電流積算部6は、イグニッション(IG)スイッチからのイグニッション信号がオフされたか否かを判定し、車載バッテリ12が放電状態であるか否かを判定しており、車載バッテリ12が放電状態であるときに電流検出部5からの電流検出信号がオンされると、車載バッテリ12から電流検出部5へ流れ込まれた電流を車載無線通信機1の消費電流として積算して電流積算値を算出する。そして、電流積算部6は、その算出された電流積算値と予め規定されている規定値とを比較し、その算出された電流積算値が規定値に到達すると、割込信号をオンする。
制御部9は、電流積算部6からの割込信号がオンされると、電力供給制御信号をオフし、電力供給部4は、制御部9からの電力供給制御信号がオフされると、制御部9及び無線通信部10への動作電力の供給を停止する。また、電流積算部6は、イグニッションスイッチからのイグニッション信号がオンされると、動作制御信号をオンし、電力供給部4は、電流積算部6からの動作制御信号がオンされると、制御部9及び無線通信部10への動作電力の供給を開始する(再開する)。
アクセサリ信号監視部7は、アクセサリスイッチからのアクセサリ信号がオンされると、リセット信号をオンし、ウオッチドック8は、制御部9が正常動作している状態では制御部9から状態監視信号が定期的に入力され、制御部9から状態監視信号が定期的に入力されなくなると、リセット信号をオンする。制御部9(無線通信モジュール3)は、アクセサリ信号監視部7からのリセット信号やウオッチドック8からのリセット信号がオンされると、リセット動作を行う。
不揮発性メモリ11は、緊急通報動作再開必要フラグ及び割込発生フラグを記憶する。制御部9は、自身が緊急通報動作を開始または再開した場合に緊急通報動作再開必要フラグを設定し(セットし)、また、電流積算部6にて割込が発生したときに自身が緊急通報動作を行っている途中である場合に限って割込発生フラグを設定する(セットする)。
次に、上記した構成の作用について、図2ないし図4を参照して説明する。ここで、図2及び図3は、制御部9が行う処理をフローチャートとして示している。尚、この場合は、初期状態(電流積算部6にて割込が発生していない状態)では、緊急通報動作再開必要フラグ及び割込発生フラグを設定していないことを前提として説明する。また、制御部9が行う緊急通報動作としては、車両が駐車状態であるときに盗難検出ECUが盗難の危険性がある旨を検出したことに応じて制御部9が盗難通報信号を無線通信部10から無線通信網へ送信させる盗難通報動作を行う場合を一例として説明する。
車載無線通信機1において、制御部9は、電力供給部4から動作電力が供給されている状態(電源オン状態)では、緊急通報動作再開必要フラグを設定しているか否かを判定し、緊急通報動作を再開する必要があるか否かを判定する(ステップS1)。ここでは、制御部9は、初期状態では緊急通報動作再開必要フラグを設定していないので、緊急通報動作再開必要フラグを設定していない旨を検出すると(ステップS1にて「NO」)、割込発生フラグを設定しているか否かを判定し、電流積算部6にて割込が発生したときに自身が緊急通報動作を行っている途中であるか否かを判定する(ステップS2)。
ここでは、制御部9は、初期状態では割込発生フラグを設定していないので、割込発生フラグを設定していない旨を検出すると(ステップS2にて「NO」)、緊急通報動作の開始トリガが発生したか否かを判定する(ステップS3)。次いで、制御部9は、緊急通報動作の開始トリガが発生していない旨を検出すると(ステップS3にて「NO」)、難通報動作を行っている途中であるか否かを判定する(ステップS4)。そして、制御部2は、難通報動作を行っている途中でない旨を検出すると(ステップS4にて「NO」)、緊急通報動作再開必要フラグを設定していれば、緊急通報動作再開必要フラグの設定を消去し(ステップS5)、電流積算部6にて割込が発生したか否かを判定すると共に(ステップS6)、リセットまたは電源瞬断が発生したか否かを判定する(ステップS7)。
さて、本実施形態では、制御部9は、盗難検出ECUからの盗難検出信号がオンされた旨を検出し、盗難通報動作の開始トリガが発生した旨を検出すると(ステップS3にて「YES」)、盗難通報信号を無線通信部10から無線通信網へ送信させる盗難通報動作を開始し(ステップS8)、緊急通報動作再開必要フラグを設定する(ステップS9)。
一方、電流積算部6は、上記したように、イグニッションスイッチがオフされている状態では、車載バッテリ12から電流検出部5へ流れ込まれた電流を車載無線通信機1の消費電流として積算して電流積算値を算出しており、その算出された電流積算値が規定値に到達した旨を検出すると、割込信号をオンする。制御部9は、これに伴って、電流積算部6にて割込が発生した旨を検出すると(ステップS5にて「YES」)、盗難通報動作を行っている途中であるか否かを判定する(ステップS10)。
ここで、制御部9は、盗難通報動作の開始トリガが発生することなく電流積算部6にて割込が発生した場合であれば、盗難通報動作を行っている途中でない旨を検出し(ステップS10にて「NO」)、電力供給制御信号をオフし、電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止させ(ステップS11)、一連の処理を終了する(電源オフする)。
これに対して、制御部9は、盗難通報動作の開始トリガが発生したことに応じて盗難通報動作を開始した後に電流積算部6にて割込が発生した場合であれば、盗難通報動作を行っている途中である旨を検出し(ステップS10にて「YES」)、割込発生フラグを設定する(ステップS12)。そして、制御部9は、盗難通報動作を正常に(予め規定されている最後の手順まで)終了したか否かを判定すると共に(ステップS13)、リセットまたは電源瞬断が発生したか否かを判定する(ステップS14)。
ここで、制御部9は、リセットまたは電源瞬断が発生することなく盗難通報動作を正常に終了した旨を検出すると(ステップS13にて「YES」)、割込発生フラグの設定を消去し(ステップS15)、緊急通報動作再開必要フラグの設定を消去した後に(ステップS16)、上記したように、電力供給制御信号をオフし、電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止させ(ステップS11)、一連の処理を終了する。
以上に説明した一連の処理により、車載無線通信機1では、盗難通報信号を無線通信部10から無線通信網へ送信する盗難通報動作を行っている途中で車載バッテリ12から車載無線通信機1へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生した場合であっても、盗難通報動作を正常に終了するまでは電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留し、盗難通報動作を正常に終了した後に電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止することになる。
これに対して、制御部9は、盗難通報動作を正常に終了するよりも前に、ACC信号監視部7からのリセット信号やウオッチドック8からのリセット信号がオンされてリセットが発生したり、電力供給部4からの動作電力の供給が瞬間的に切断されて電源瞬断が発生したりした旨を検出すると(ステップS14にて「YES」)、上記したステップS1に戻る。
次いで、制御部9は、上記したステップS1に戻ると、緊急通報動作再開必要フラグを設定しているか否かを再度判定し、盗難通報動作を再開する必要があるか否かを再度判定する(ステップS1)。ここでは、制御部9は、緊急通報動作再開必要フラグを設定しているので、盗難通報動作を再開する必要がある旨を検出すると(ステップS1にて「YES」)、盗難通報動作を再開し(ステップS17)、緊急通報動作再開必要フラグを設定し(ステップS18)、割込発生フラグを設定しているか否かを再度判定する(ステップS2)。
ここでは、制御部9は、割込発生フラグを設定しているので、割込発生フラグを設定している旨を検出すると(ステップS2にて「YES」)、割込発生フラグの設定を消去し(ステップS19)、上記したステップS6,S7に戻り、上記したステップS6,S7以降の処理を繰返して実行する。
以上に説明した一連の処理により、車載無線通信機1では、盗難通報動作を行っている途中で車載バッテリ12から車載無線通信機1へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生して(図4中「t1」参照)無線通信部10への動作電力の供給停止を保留しているときにリセットや電源瞬断が発生して盗難通報動作を再開した場合であっても(図4中「t2」参照)、この場合も、盗難通報動作を正常に終了するまでは電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留し、盗難通報動作を正常に終了した後に電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止することになる(図4中「t3」参照)。
ところで、以上は、車両が駐車状態であるときに盗難検出ECUが盗難の危険性がある旨を検出したことに応じて制御部9が盗難通報信号を無線通信部10から無線通信網へ送信する盗難通報動作を行う場合を説明したものであるが、例えば車両事故が発生して車載バッテリ12が衝撃を受けて外れたことによりイグニッション信号がオフされた状態でエアバック検出ECUがエアバックを展開させたりユーザがヘルプスイッチを操作したりした場合も、上記した処理と同様の処理を行うことになる。
すなわち、車載無線通信機1では、エアバック通報信号やヘルプ通報信号を無線通信部10から無線通信網へ送信するエアバック通報動作やヘルプ通報動作を行っている途中で車載バッテリ12から車載無線通信機1へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生した場合であっても、エアバック通報動作やヘルプ通報動作を正常に終了するまでは電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留し、エアバック通報動作やヘルプ通報動作を正常に終了した後に電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止することになる。
また、車載無線通信機1では、エアバック通報動作やヘルプ通報動作を行っている途中で車載バッテリ12から車載無線通信機1へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生して電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留しているときにリセットや電源瞬断が発生してエアバック通報動作やヘルプ通報動作を再開した場合であっても、この場合も、エアバック通報動作やヘルプ通報動作を正常に終了するまでは電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留し、エアバック通報動作やヘルプ通報動作を正常に終了した後に電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止することになる。
以上に説明したように本実施形態によれば、車載無線通信機1において、緊急通報信号を無線通信部10から無線通信網へ送信する緊急通報動作を行っている途中で車載バッテリ12から車載無線通信機1へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生した場合であっても、緊急通報動作を正常に終了するまでは電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留し、緊急通報動作を正常に終了した後に電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止するように構成したので、電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を直ぐには停止することがなく、緊急通報動作を正常に終了するまでは無線通信部10の動作電力を確保することにより、緊急通報動作を正常に終了することができ、ユーザが所望とする緊急通報を適切に実施することができる。
また、車載無線通信機1において、緊急通報動作を行っている途中で車載バッテリ12から車載無線通信機1へ流れ込まれた電流が規定値に到達して割込が発生して無線通信部10への動作電力の供給停止を保留しているときにリセットや電源瞬断が発生して緊急通報動作を再開した場合であっても、この場合にも、緊急通報動作を正常に終了するまでは電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給停止を保留し、緊急通報動作を正常に終了した後に電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を停止するように構成したので、電力供給部4から無線通信部10への動作電力の供給を直ぐには停止することがなく、緊急通報動作を正常に終了するまでは無線通信部10の動作電力を確保することにより、緊急通報動作を正常に終了することができ、ユーザが所望とする緊急通報を適切に実施することができる。
本発明は、上記した実施形態にのみ限定されるものではなく、以下のように変形または拡張することができる。
車載バッテリが放電状態であるか否かを判定する方法として、イグニッション信号の入力状態を判定すると共にアクセサリ信号の入力状態をも判定し、アクセサリ信号がオフ状態である場合に車載バッテリが放電状態である旨を検出するように構成しても良い。
緊急通報動作は、盗難の危険性がある旨を示す盗難通報信号やエアバックが展開された旨を示すエアバック通報信号やユーザがヘルプスイッチを操作した旨を示すヘルプ通報信号を無線通信網へ送信するものに限らず、他の緊急状態を示す緊急通報信号を無線通信網へ送信するものであっても良い。
本発明の一実施形態を示す機能ブロック図 フローチャート 図2相当図 電流積算値の推移を概略的に示す図
符号の説明
図面中、1は車載無線通信機、4は電力供給部(電力供給手段)、6は電流積算部(電流積算手段)、9は制御部(制御手段)、10は無線通信部(無線通信手段)である。

Claims (3)

  1. (a)車載バッテリのバッテリ電力を無線通信手段へ動作電力として供給する電力供給手段と、
    (b)車載バッテリが放電状態であるときに車載バッテリから車載無線通信機へ流れ込まれた電流を積算して電流積算値を算出し、算出された電流積算値が規定値に到達したときに割込を発生させる電流積算手段と、
    (c)前記電力供給手段から前記無線通信手段へ動作電力が供給されている状態で緊急通報動作の開始トリガが発生した場合に緊急通報信号を前記無線通信手段から無線通信網へ送信させる緊急通報動作を開始すると共に前記電流積算手段にて割込が発生した場合に前記電力供給手段から前記無線通信手段への動作電力の供給を停止させることが可能な制御手段とを備え、
    (d)前記制御手段は、緊急通報動作を行っている途中で前記電流積算手段にて割込が発生した場合には、緊急通報動作を正常に終了するまでは前記電力供給手段から前記無線通信手段への動作電力の供給停止を保留し、緊急通報動作を正常に終了した旨を検出すると前記電力供給手段から前記無線通信手段への動作電力の供給を停止させ、
    (e)前記制御手段は、前記緊急通報動作の開始トリガが発生したことに応じて緊急通報動作を開始した後に前記電流積算手段にて割込が発生した場合に、割込が発生した旨を示す割込発生フラグを設定し、緊急通報動作を正常に終了した旨を検出すると、前記割込発生フラグの設定を消去することを特徴とする車載無線通信機。
  2. 前記制御手段は、前記緊急通報動作の開始トリガが発生した旨を検出すると、緊急通報動作を行うと共に、緊急通報動作を再開する必要がある旨を示す緊急通報動作再開必要フラグを設定し、緊急通報動作を正常に終了した旨を検出すると、前記緊急通報動作再開必要フラグの設定を消去することを特徴とする請求項1に記載した車載無線通信機。
  3. 前記緊急通報動作の開始トリガは、少なくとも車両の盗難の危険性がある旨を示す盗難検出信号がオンされたこと、エアバックが展開された旨を示すエアバック検出信号がオンされたこと、ユーザが外部へ救援を求めるためのヘルプスイッチを操作した旨を示すヘルプ検出信号がオンされたことを含むことを特徴とする請求項1または2に記載した車載無線通信機。
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