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JP4343239B2 - 撮影装置 - Google Patents
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JP4343239B2 - 撮影装置 - Google Patents

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JP4343239B2 JP2007149136A JP2007149136A JP4343239B2 JP 4343239 B2 JP4343239 B2 JP 4343239B2 JP 2007149136 A JP2007149136 A JP 2007149136A JP 2007149136 A JP2007149136 A JP 2007149136A JP 4343239 B2 JP4343239 B2 JP 4343239B2
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Description

この発明は、マンホール,ハンドホール等の地下空間の内部を簡易かつ確実に撮影することができる撮影装置に関する。
従来より、各種ケーブルが設置されるマンホール,ハンドホール等の地下空間を管理するために、その地下空間の内部をCCDカメラで撮影することが行われている。例えば、特許第3825380号公報(特許文献1)に示される撮影装置では、三脚を構成している支脚部上に垂直軸を中心として回転されるターテーブルを配置し、このターンテーブル上にカメラがセットされたものであって、このターンテーブルを駆動回路から出力された信号に基づき一定角度ずつ回転させ、その度ごとに撮影した写真画像を繋ぎ合わせることによってカメラの周囲360度のパノラマ写真を得ることができる。
特許第3825380号公報
ところで、上記公報に示される撮影装置では、図11(A)に示されるようにカメラが取り付けられた三脚を設置して周囲360度の写真撮影を行うものであるが、図11(B)に示されるように、垂直軸を中心としてカメラを回転させた場合、符号(a)で示される領域内にカメラのレンズが向かず、同領域が撮影できないという問題が発生していた。また、マンホール,ハンドホール等の内部に三脚を設置する場合、地下空間内が狭く、撮影作業に手間と時間がかかるという取り扱い上の問題も発生していた。
本発明は、従来の有していた問題を解決するものであって、マンホール,ハンドホール等の地下空間内にて、垂直軸を中心としてカメラを一定角度で回転させた場合に、死角を発生させない又は減少させた、周囲360度のパノラマ撮影を行うことができるとともに、狭い作業空間しかない地下空間での写真撮影を容易かつ短時間に行うことができる撮影装置の提供を目的とする。
そして、上記目的を達成するために本発明は、地下空間の内部を撮影するカメラが取り付けられるカメラ支持手段と、このカメラ支持手段を地下空間内の撮影位置に保持する保持手段と、を具備し、前記カメラ支持手段は、前記保持手段に垂直となるように支持されかつその垂直軸が回転中心となる長尺な垂直ロッドと、この垂直ロッドに連結されかつ該垂直ロッドの回転中心から外方に向けて突出するように配置されてその突出位置にレンズを内方側に向けたカメラが設置されるカメラ取付ロッドと、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記カメラ支持手段の垂直ロッドの上端には、該垂直ロッド本体に対して直角となるように連結板が固定され、前記保持手段は、地下空間の地上孔に取り付けられるリング部材と、このリング部材内に配置されかつ水平軸を中心として上下に回動するように設けられて、前記垂直ロッド上端の連結板を脱着自在に懸架する受け部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記カメラ支持手段の垂直ロッドの上端には、該垂直ロッド本体に対して水平軸を中心として回動自在に連結板が設けられ、前記保持手段は、地下空間の地上孔に取り付けられるリング部材と、このリング部材内に設けられて前記垂直ロッド上端の連結板を脱着自在に懸架する受け部と、を備えることを特徴とする。
また、本発明は、前記受け部の受け部材は中央部に開口を有する形状に形成され、その上面に、垂直ロッド上端に位置しかつ該受け部材の形状に応じた連結板が脱着自在に懸架され、かつ連結板の懸架時に該受け部材の開口部内を貫通するように該垂直ロッドを配置することを特徴とする。
また、本発明は、前記受け部には、垂直ロッド上端に位置する連結板を三点支持することにより固定する固定手段が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記垂直ロッドとカメラ取付ロッドとの連結部には、前記垂直ロッドの長さ方向に沿ってカメラ取付ロッドの連結位置を変更できる締結手段が設けられていることを特徴とする。
また、本発明は、前記カメラ取付ロッドと垂直ロッドとの各連結軸は同軸上に配置されるとともに、一方の軸を筒状に形成しかつこの筒状軸内に他方の軸を内包することで両軸が相対回転自在とされ、これら軸の間に、垂直ロッドに対して相対回転するカメラ取付ロッドを特定の角度に位置させるための回転規制部が設けられることを特徴とする。
また、本発明は、前記保持手段を三脚とする。
本発明の撮影装置では、地下空間の内部を撮影するカメラが取り付けられるカメラ支持手段と、このカメラ支持手段を地下空間内の撮影位置に保持する保持手段と、を具備し、前記カメラ支持手段は、前記保持手段に垂直となるように支持されかつその垂直軸が回転中心となる長尺な垂直ロッドと、この垂直ロッドに連結されかつ該垂直ロッドの回転中心から外方に向けて突出するように配置されてその突出位置にレンズを内方側に向けたカメラが設置されるカメラ取付ロッドと、を備えることから、カメラ取付ロッドに取り付けられるカメラ設置位置が、回転中心よりも後側に後退して、カメラによる地下空間の撮影範囲を広く取ることができる。その結果、垂直ロッドをその垂直軸を中心として一定の角度で回転させてパノラマ撮影を行った場合に、カメラ撮影による死角を減少又は消滅させることができ、地下空間の保守管理を高い精度で行うことが可能となる。
本発明の撮影装置では、前記カメラ支持手段の垂直ロッドの上端には、該垂直ロッド本体に対して直角となるように連結板が固定され、前記保持手段は、地下空間の地上孔に取り付けられるリング部材と、このリング部材内に配置されかつ水平軸を中心として上下に回動するように設けられて、前記垂直ロッド上端の連結板を脱着自在に懸架する受け部と、を備えることを特徴とすることから、地下空間の地上孔が傾斜面に設けられていたとしても、該地上孔に取り付けられるリング部材に対して、水平軸を中心として受け部を上下に回動させれば、該受け部を水平に位置させることができる。そして、この状態で受け部に、垂直ロッド上端の連結板を懸架すれば、該連結板に対して直角な垂直ロッドが垂直に配置され、該垂直ロッドをその垂直軸を中心に回転させることによって、その下端のカメラ取付ロッドに設置されるカメラも、同垂直軸を中心に回転し、これにより上下方向に対してずれの無いパノラマ撮影を行うことができる。
本発明の撮影装置では、前記カメラ支持手段の垂直ロッドの上端には、該垂直ロッド本体に対して水平軸を中心として回動自在に連結板が設けられ、前記保持手段は、地下空間の地上孔に取り付けられるリング部材と、このリング部材内に設けられて前記垂直ロッド上端の連結板を脱着自在に懸架する受け部と、を備えることを特徴とすることから、地下空間の地上孔が傾斜面に設けられていたとしても、該地上孔に取り付けられるリング部材の受け部に対して懸架された連結板を、その水平軸を中心として垂直ロッドに対して回動させるようにすれば、その自重により垂直ロッドが垂直に配置され、その結果、該垂直ロッドをその垂直軸を中心に回転させることによって、その下端のカメラ取付ロッドに取り付けられるカメラも、同垂直軸を中心に回転し、これにより上下方向に対してずれの無いパノラマ撮影を行うことができる。
本発明の撮影装置では、受け部の受け部材を中央に開口を有する形状に形成し、該受け部材の上面に、垂直ロッド上端に位置しかつ該受け部材の形状に応じた連結板を脱着自在に懸架し、かつ連結板の懸架時に該受け部材の開口部内を貫通するように該垂直ロッドを配置したので、例えば、受け部の受け部材を平面視コ字状に形成し、該受け部材の上面に正方形状の連結板を脱着させ、さらに、該連結板を、コ字状の受け部材に対して90度又は180度ずつ回転させるようにすれば、特別な冶具を使用することなく狭い地下空間にて簡単に4面のパノラマ写真を撮影することができ、また、受け部材に対する連結板の懸架時にそのコ字状部を貫通するように垂直ロッドが配置されるので、連結板の回転に伴う垂直ロッドの垂直軸を中心とした回転も支障無く行うことが可能となる。
本発明の撮影装置では、受け部に、垂直ロッド上端に位置する連結板を三点支持することにより固定する固定手段を設けたので、この固定手段によって垂直ロッド及び垂直ロッドに連結されたカメラ取付ロッドの揺れを抑え、ぶれ及びずれのないパノラマ写真撮影を行うことが可能となる。
本発明の撮影装置では、垂直ロッドとカメラ取付ロッドとの連結部に、垂直ロッドの長さ方向に沿ってカメラ取付ロッドの連結位置を変更できる締結手段が設けられているので、この締結手段によるカメラ取付ロッドの連結位置変更により、地下空間への深さに応じてカメラの設置位置を調整することができる。
本発明の撮影装置では、カメラ取付ロッドと垂直ロッドとの各連結軸を、同軸上に相対回転自在に設けるとともに、一方の軸を筒状に形成しかつこの筒状軸内に他方の軸を内包し、かつこれら軸の間に、垂直ロッドに対して回転するカメラ取付ロッドを特定の角度に位置させるための回転規制部を設けたので、カメラ取付ロッドを垂直ロッドに対して回転させるだけで、回転規制部での回転規制により該カメラ取付ロッドを特定の角度(例えば90度、180度、270度)に正確に位置させることができ、このような該カメラ取付ロッドの回転操作によって簡単にずれの無いパノラマ写真を撮影することができる。
本発明の撮影装置では、保持手段として従来からの三脚を使用することもでき、従来からの三脚使用によっても、上述したように、カメラ取付ロッドに取り付けられるカメラ設置位置を、回転中心よりも後側に後退させて、カメラによる地下空間の撮影範囲を広く取ることができる。その結果、垂直ロッドをその垂直軸を中心として一定の角度で回転させてパノラマ撮影を行った場合に、カメラ撮影による死角を減少又は消滅させることができ、地下空間の保守管理を高い精度で行うことが可能となる。
以下に本発明の実施の形態を図1〜図10に基づいて説明する。まず、図1において符号1で示されるものは地下空間を形成するマンホールである。この地下空間は地下に水平に形成されてその内部にケーブル(図示略)が配線される水平通路1A、水平通路1Aの上部に配置された垂直通路1B、垂直通路1Bの上端の地上面に形成された地上開口1Cとからなる。
本実施形態に示される撮影装置は、マンホール1の内部を撮影するカメラが取り付けられるカメラ支持手段2と、このカメラ支持手段2をマンホール1内に位置させる保持手段3と、を具備している。保持手段3は、図1(A)及び(B)に示されるように、マンホール1の地上開口1Cの周囲に載置されるリング部材4と、このリング部材4内に配置されて垂直ロッド11上端の連結板10(後述する)を脱着自在に懸架する受け部5とからなる。
受け部5は、図1(A)及び図2(A)に示されるように、リング部材4内にて該リング部材4を横断するようにかつ互いが平行となる位置関係に配置された2本の固定部材6を備えている。また、受け部5は、ボルトとナットからなる締結手段7により固定部材6に締結され、これら締結手段7により固定部材6の長さ方向に沿って位置調整可能な2枚の側板8を備えている。さらに、受け部5は、側板8の間において、水平軸9Aを中心としてその基端部が回転自在に支持された受け部材9を備えている。
受け部材9は、図1(A)に示されるように平面視コ字状に形成されて、その上面に垂直ロッド11上端に位置する平面視、正方形状の連結板10(後述する)が脱着される。そして、このような構成により受け部材9は、図2(A)に矢印に示すように水平軸9Aを中心に上下に回動するようになっている。そして、このような回動によって、マンホール1の地上開口1Cが傾斜面1Dに設けられていたとしても(図2(B)参照)、地上開口1Cに取り付けられるリング部材4に対して、水平軸9Aを中心として受け部材9を回動させれば、該受け部材9を水平となるように位置させることができ、水平面上に連結板10(後述する)を取り付けることができる。
なお、側板8の外側に位置する水平軸9Aの端部には螺子(図示略)が形成され、この螺子につまみの付きのボルト9Bを螺合させ、このボルト9Bを回転させることで、側板8の間隔を狭め、これにより水平に回動させた受け部材9を固定保持する。
図2(B)は、上述した保持手段3の受け部材9に、カメラ支持手段2を取り付けた状態を示す正面図である。
カメラ支持手段2は、図3に示されるように、保持手段3の受け部材9上に配置される平面視、正方形状の連結板10と、この連結板10の下面中央に直角となるように配置される長尺な垂直ロッド11と、この垂直ロッド11の下端に連結されかつ該垂直ロッド11の回転中心(一点鎖線(イ)で示す)から径方向外方に向けて突出するように配置されてその突出位置にレンズ12を径方向内方側に向けたカメラ13が設置されるカメラ取付ロッド14と、から構成されたものである。カメラ取付ロッド14は、図3(A)の正面図に示されるようにクランク状に形成され、その上端の直線部14Aが垂直ロッド11の下端に連結され、外方に向け突出しているクランク末端の水平部14Bにカメラ13が設置される。すなわち、レンズ12は、垂直ロッド11の回転中心から径方向外方に没する位置に配されており、回転中心に向けられて設置されている。
また、上述した垂直ロッド11の上端に直角に固定された連結板10は、受け部材9上に取り付けられた場合に、該受け部材9のコ字状部内を貫通するように該垂直ロッド11が配置されることで、該垂直ロッド11を懸架する。なお、連結板10の上面には取手10Aが設けられており、この取手10Aを把持することによりカメラ支持手段2を持ち上げることができるようになっている。
また、図4に示すように、受け部材9の上面には、カメラ支持手段2の連結板10を載置した場合に該連結板10の前端側の角部を挟み、該連結板10を固定保持する止め金具15が設けられている。この止め金具15は、図1(A)の平面図に示されるように受け部材9の基端部に2箇所設けられることで、連結板10の前端側にある2つの角部を挟みかつ保持する。また、受け部材9の上面に連結板10を取り付けた場合に、該連結板10の後端部は、図2(B)に符号16で示される固定金具の凹部(図示略)に嵌合される。そして、この連結板10が前端部で二箇所の止め金具15で保持され、後端部側で一箇所の固定金具16で保持されることで、該連結板10が受け部材9に対して三点支持されることになり、これにより連結板10、垂直ロッド11及び垂直ロッド11に連結されたカメラ取付ロッド14の揺れを抑えることができる。
カメラ取付ロッド14は、図3(A)に示されるように垂直ロッド11に対して脱着自在に設けられ、該垂直ロッド11の長さ方向に沿ってその連結位置が変更可能な締結手段17が設けられている。この締結手段17は、カメラ取付ロッド14の直線部14Aに長さ方向に沿って一定の間隔をおいて形成された複数の螺子孔18と、垂直ロッド11に形成された螺子孔19と、カメラ取付ロッド14の螺子孔18の一つに選択的に螺合された後で垂直ロッド11の螺子孔19に螺合される螺子部材20とから構成されるものであって、螺子部材20をどの螺子孔18に螺合するかによってカメラ支持手段2の全体の長さが調整される。
また、垂直ロッド11の側壁部には、周方向に90°の間隔を空けて4枚のリブ30が設けられている。リブ30は、連結板10の裏面から垂直ロッド11の先端部近傍まで延ばされている。これにより、垂直ロッド11の撓みに起因する撮影時の振動が防止される。
そして、上記のように構成された撮影装置によれば、図5に示されるように、カメラ支持手段2の連結板10を、保持手段3の受け部材9上に取り付けることによって、該連結板10に固定された垂直ロッド11をマンホール1内に配置することができ、該垂直ロッド11の下端に連結されたカメラ取付ロッド14のカメラ13によって該マンホール1内の水平通路1Aを撮影することができる。また、カメラ13を180度反転させる場合には、取手10Aによって連結板10を受け部材9から持ち上げ反転させた後、該受け部材9に再度取り付けるだけで良く(図6参照)、その反転作業も簡単に行うことができる。
また、このような撮影装置では、垂直ロッド11の下端に、該垂直ロッド11の回転中心から外方に向けて突出するように配置されてその突出位置にレンズ12を内方側に向けたカメラ13が設置されるカメラ取付ロッド14を連結したので、図7(A)及び(B)の概略図に示すように、カメラ取付ロッド14に取り付けられるカメラ設置位置が、回転中心(符号(イ)で示す)よりも外方側に後退して、カメラ13による地下空間の撮影範囲を広く取ることができる。その結果、垂直ロッド11をその垂直軸を中心として一定の角度で回転させてパノラマ撮影を行った場合に、従来撮影できなかった符号(a)で示す範囲の撮影も可能となって、カメラ撮影による死角を減少又は消滅させることができ、地下空間の保守管理を高い精度で行うことが可能となる。
また、上記撮影装置では、カメラ支持手段2の連結板10が取り付けられる受け部材9を、水平軸9Aを中心として上下に回動可能としたので、マンホール1の地上開口1Cが傾斜面1Dに設けられていたとしても(図2(B)参照)、地上開口1Cに取り付けられるリング部材4に対して、水平軸9Aを中心として受け部材9を回動させれば、該受け部材9を水平となるように位置させることができる。そして、水平状態となった受け部材9上に、垂直ロッド11上端の連結板10を懸架すれば、該連結板10に対して直角な垂直ロッド11が垂直配置され、該垂直ロッド11をその垂直軸(符号(イ)で示す)を中心に回転させることによって、その下端のカメラ取付ロッド14に取り付けられるカメラ13も、同垂直軸を中心に回転し、これにより上下方向に対してずれの無いパノラマ撮影を行うことができる。
また、上記撮影装置では、垂直ロッド11上端の連結板10が懸架される受け部5の受け部材9を平面視コ字状に形成するとともに、該受け部材9の上面に、垂直ロッド11上端に位置する正方形状の連結板10が脱着されることから、該連結板10を、コ字状の受け部材9に対して90度ずつ回転させる(90度、180度、270度回転させる)ようにすれば、狭い地下空間でも特別な冶具を使用することなく簡単にずれの無い4面のパノラマ写真を撮影することができ、また、受け部材9に対する連結板10の懸架時にそのコ字状部を貫通するように垂直ロッド11が配置されるので、連結板10の回転に伴う垂直ロッド11の垂直軸を中心とした回転も支障無く行うことが可能となる。
また、上記の撮影装置では、垂直ロッド11の長さ方向に沿ってカメラ取付ロッド14の連結位置を変更可能な締結手段17が設けられているので、この締結手段17により、地下空間への深さに応じてカメラの設置位置を調整することができる。
また、上記の撮影装置では、受け部材9に、垂直ロッド11の上端に位置する連結板10を三点支持することにより固定する止め金具15及び固定金具16を設けたので、これら金具15・16によって垂直ロッド11及び垂直ロッド11に連結されたカメラ取付ロッド14の揺れを抑え、ぶれ及びずれのないパノラマ写真撮影を行うことが可能となる。
なお、上記の実施形態では、保持手段3の受け部5において、水平軸9Aを中心として受け部材9を側板8に回動自在に設け、この受け部材9によって水平を維持するようにしたが、これに限定されず、図8に示すように、受け部材9を側板8に固定した状態とし、かつカメラ支持手段2の垂直ロッド11の上端にて、該垂直ロッド11に対して水平軸10Bを中心として回動自在に連結板10を設けるようにしても良い。そして、このような構成によって、マンホール1の地上開口1Cが傾斜面1Dに設けられていたとしても、保持手段3の受け部材9に対して設置した連結板10が、その水平軸10Bを中心として垂直ロッド11に対して回動されるので、図8(B)に示されるように、その自重により垂直ロッド11が垂直に配置され、その結果、該垂直ロッド11をその垂直軸(符号(イ)で示す)を中心に回転させることによって、その下端のカメラ取付ロッド14に取り付けられるカメラ13も、同垂直軸を中心に回転し、これにより上下方向に対してずれの無いパノラマ撮影を行うことができる。
また、上記の実施形態では、作業員が手作業により、カメラ支持手段2の連結板10を持ち上げ、この連結板10を受け部材9に対して垂直軸(符号(イ)で示す)を中心として回転させることにより、カメラ支持手段2の全体を方向転換させるようにした(例えば、図5から図6に示すように方向転換)したが、これに限定されず、図9に示すように、垂直ロッド11の下端に位置する連結軸21と、カメラ取付ロッド14の直線部14の上端に位置する連結軸22とを同軸上に設けるとともに、一方側である垂直ロッド11の連結軸21を筒状に形成し、かつこの筒状の連結軸21内に他方側であるカメラ取付ロッド14の連結軸22を内包し、かつこれら連結軸21・22の間に、垂直ロッド11に対して相対回転するカメラ取付ロッド14を特定の角度に位置させるための凹凸部21A・22A(回転規制部)を設けても良い。この凹凸部21A・22Aは、図9(B)に示されるように180度の位置関係に設けられるものであって、カメラ取付ロッド14の連結軸22を、垂直ロッド11の連結軸21に対して相対回転させた場合に、凹凸部21A・22Aが互いに係合することにより、カメラ取付ロッド14を特定の位置に停止かつその位置を保持することができる。そして、このような連結軸21・22による垂直ロッド11とカメラ取付ロッド14との連結により、カメラ取付ロッド14を垂直ロッド11に対して相対回転させるだけで、カメラ取付ロッド14を特定の角度(本例では180度)に正確に位置させることができ、このような該カメラ取付ロッド14の回転操作によって簡単にずれの無いパノラマ写真を撮影することができる。なお、このような凹凸部21A・22Aの位置は180度に限定されず、90度となるように4箇所設けても良い。また、垂直ロッド11の連結軸21を筒状に形成し、かつカメラ取付ロッド14の連結軸22を連結軸21内に内包するようにしたが、カメラ取付ロッド14の連結軸22を筒状に形成し、かつ垂直ロッド11の連結軸21を、連結軸22内に内包しても良い。
また、上記の実施形態では、カメラ支持手段2をマンホール1内に位置させる保持手段3として、従来から使用されている三脚を使用し、この三脚上に、上述したような、垂直ロッド11と、この垂直ロッド11に連結されかつ該垂直ロッド11の回転中心(符号(イ)で示す)から外方に向けて突出するように配置されてその突出位置にレンズ12を内方側に向けたカメラ13が設置されるカメラ取付ロッド14とからなるカメラ支持手段2を設置しても良い。そして、このような撮影装置では、従来からある三脚の使用によっても、上述したように、カメラ取付ロッド14に取り付けられるカメラ設置位置を、回転中心(符号(イ)で示す)である垂直ロッド11よりも後側に後退させて、カメラ13による撮影範囲を広く取ることができる。その結果、垂直ロッド11の垂直軸(符号(イ)で示す)を中心として一定の角度で回転させてパノラマ撮影を行った場合に、カメラ撮影による死角を減少又は消滅させることができ、地下空間の保守管理を高い精度で行うことが可能となる。
また、上記の実施形態では、受け部材9の形状を平面視、コ字状に形成し、かつ、その上面に載置する連結板10を、これに合致するように平面視、正方形状の連結板10としたが、これに限定されず、受け部材9が、その中央部に垂直ロッド11を貫通させる環状形、すなわち、中央部に開口を有する形状となっているのであれば、該受け部材9をコ字状とすることに限定されず、これら形状を、円形、多角形に形成、あるいは平行なバーによって形成しても良い。その際、受け部材9の上面に載置される連結板10もこれに合致した形状とすると良い。
また、上記の実施形態では、上述した撮影装置を図10(A)〜図10(C)のように構成しても良い。すなわち、連結板10の上面にある取手10Bを中央では無く、両側にそれぞれ設け、作業員が両手を用いてカメラ支持手段2を持ち上げるようにしても良い。また、連結板10の表面に、該連結板10を上下に貫通する貫通孔10Cを複数設け、これによりカメラ支持手段2の重量を軽減し、これにより取手10Bによる作業員の持ち上げを容易に行わせるようにしても良い。また、連結板10の下面でかつ垂直ロッド11の上側部には周方向に90°の間隔をおいて4枚のリブ30を設けるようにしたが、このような4枚のリブ30に代えて一対のL型リブ31を設け、これらL型リブ31で両側から挟むように、垂直ロッド11を連結板10の下面に支持、固定するようにしても良い。また、垂直ロッド11とカメラ取付ロッド14とを軸方向にスライド可能に連結し、垂直ロッド11とカメラ取付ロッド14との間に複数のねじ32からなる締結手段33を設けてもよい。そして、垂直ロッド11に対してカメラ取付ロッド14を上下にスライドさせ、複数のねじ32の締結により、該カメラ取付ロッド14の取付位置を調整するようにしても良い。また、カメラ取付ロッド14に取り付けるカメラ13に外部ストロボ13Aを取り付け、より鮮明な写真撮影を行うようにしても良い。
マンホール1の地上開口1Cに取り付けられた保持手段3を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正断面図。 保持手段3の受け部5の詳細を示す図であって、(A)は正面図、(B)は受け部5にカメラ支持手段2が取り付けられた場合の正断面図。 カメラ支持手段2の詳細を示す図であって、(A)は正面図、(B)は平面図。 止め金具15を示す斜視図。 マンホール1の地上開口1Cに取り付けられた保持手段3に、カメラ支持手段2が設置された状態を示す図であって、(A)は平面図、(B)は正断面図。 図5に示すカメラ支持手段2を180度反転させた状態の図であって、(A)は平面図、(B)は正断面図。 本発明の効果を説明するための平面図で、(A)は正面図、(B)は平面図。 (A)はカメラ支持手段2の他の例を示す正面図、(B)はこのカメラ支持手段2が保持手段3に取り付けられた状態を示す正断面図。 (A)は垂直ロッド11とカメラ取付ロッド14の連結状態の他の例を示す正断面図、(B)は(A)をIX−IX線で切断した場合の断面図 (A)はカメラ支持手段2の他の例を示す正面図、(B)はその正断面図、(C)はその側面図。 従来の三脚を使用した撮影装置を示す図であって、(A)は正面図、(B)は問題点を説明するための平面図。
符号の説明
1 マンホール(地下空間)
1C 地上開口
2 カメラ支持手段
3 保持手段
5 受け部
9 受け部材
10 連結板
10B 水平軸
11 垂直ロッド
12 レンズ
13 カメラ
14 カメラ取付ロッド
14A 直線部
15 止め金具(固定手段)
16 固定金具(固定手段)
17 締結手段
21 連結軸
22 連結軸
33 締結手段

Claims (8)

  1. 地下空間の内部を撮影するカメラが取り付けられるカメラ支持手段と、
    このカメラ支持手段を地下空間内の撮影位置に保持する保持手段と、を具備し、
    前記カメラ支持手段は、
    前記保持手段に垂直となるように支持されかつその垂直軸が回転中心となる長尺な垂直ロッドと、
    この垂直ロッドに連結されかつ該垂直ロッドの回転中心から外方に向けて突出するように配置されてその突出位置にレンズを内方側に向けたカメラが設置されるカメラ取付ロッドと、を備えることを特徴とする撮影装置。
  2. 前記カメラ支持手段の垂直ロッドの上端には、該垂直ロッド本体に対して直角となるように連結板が固定され、
    前記保持手段は、
    地下空間の地上孔に取り付けられるリング部材と、
    このリング部材内に配置されかつ水平軸を中心として上下に回動するように設けられて、前記垂直ロッド上端の連結板を脱着自在に懸架する受け部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  3. 前記カメラ支持手段の垂直ロッドの上端には、該垂直ロッド本体に対して水平軸を中心として回動自在に連結板が設けられ、
    前記保持手段は、
    地下空間の地上孔に取り付けられるリング部材と、
    このリング部材内に設けられて前記垂直ロッド上端の連結板を脱着自在に懸架する受け部と、を備えることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
  4. 前記受け部の受け部材は中央に開口を有する形状に形成され、その上面に、垂直ロッドの上端に位置しかつ該受け部材の形状に応じた連結板が脱着自在に懸架され、かつ連結板の懸架時に該受け部材の開口部内を貫通するように該垂直ロッドを配置することを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置。
  5. 前記受け部には、垂直ロッド上端に位置する連結板を三点支持することにより固定する固定手段が設けられていることを特徴とする請求項2又は3に記載の撮影装置。
  6. 前記垂直ロッドとカメラ取付ロッドとの連結部には、前記垂直ロッドの長さ方向に沿ってカメラ取付ロッドの連結位置を変更できる締結手段が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載の撮影装置。
  7. 前記カメラ取付ロッドと垂直ロッドとの各連結軸は同軸上に配置されるとともに、一方の軸を筒状に形成しかつこの筒状軸内に他方の軸を内包することで両軸が相対回転自在とされ、
    これら軸の間に、垂直ロッドに対して相対回転するカメラ取付ロッドを特定の角度に位置させるための回転規制部が設けられることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載の撮影装置。
  8. 前記保持手段は三脚であることを特徴とする請求項1記載の撮影装置。
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