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JP4345826B2 - 記憶端末 - Google Patents
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Description

本発明は各々の記憶領域単位で処理を実行するための技術に関する。
ユーザに対して提供される機能やサービスをそれぞれのユーザやグループ単位で管理する技術として、様々な仕組みが提案されている。例えば特許文献1には、ユーザ毎に管理されている情報が不正な第3者に漏洩しないようにするため、ネットワーク上の機器毎に、利用対象となるユーザを予め設定しておき、設定されたユーザのみが対応する機器を使用できるようにしたり、もしくは、対応する機能のみを使用できるようにするという技術が開示されている。
特開2001−312474号公報
ところで、近年、USB(Universal Serial Bus)メモリと呼ばれるフラッシュメモリが広く普及している。このUSBメモリは、USBポートを有するホスト装置に対して抜き挿しが自在であり、ホスト装置のユーザは、ホスト装置のUSBポートにUSBメモリを差し込むだけで、USBメモリに格納されているデータの読み出しや削除、USBメモリに対するデータの書き込みなどの各種の処理を実行させることができる。このUSBメモリは、ユーザによる持ち歩きが可能であるため、複数のユーザによって1つのUSBメモリが共用されることがある。その場合には、USBメモリに記憶されている自分のデータが、他のユーザによって閲覧されたり、改竄されたりする恐れがある。
本発明は、かかる事情に鑑みてなされたものであり、複数のユーザによって共用されるUSBメモリのような記憶端末において、個々のユーザのデータが他のユーザに漏洩することなく、要求された処理を実行することを目的とする。
上述した課題を解決するため、本発明は、それぞれ異なる識別子が割り当てられた複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、複数の前記識別子と、ネットワーク上の異なる複数の通信アドレスとをそれぞれ対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、複数の前記通信アドレスのうちのいずれかを含む要求を受信する受信手段と、前記要求に含まれている通信アドレスに対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域に対して、前記要求に応じた処理を行う処理手段とを備えることを特徴とする記憶端末を提供する。
また、インターネットブラウザプログラムが実行されるクライアント装置に情報を送信する送信手段を備え、前記記憶領域には、インターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とが記憶されており、前記受信手段は、前記クライアント装置から送信された前記要求を受信し、前記処理手段は、インターネットサーバプログラムを実行することによって、前記要求に応じた処理を行い、さらに、前記第1の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第1の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第1の情報を、自端末が情報を送受信するための通信規格に従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する一方、前記第2の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第2の情報を、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格に従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信することが望ましい。
さらに、インターネットブラウザプログラムが実行されるクライアント装置に情報を送信する送信手段を備え、前記記憶領域には、インターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とが記憶されており、前記受信手段は、前記クライアント装置から送信された前記要求を受信し、前記処理手段は、インターネットサーバプログラムを実行することによって、前記要求に応じた処理を行い、前記第1の情報又は前記第2の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第1の情報又は前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した前記第1の情報又は前記第2の情報を、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格に従って、前記送信手段から前記クライアント装置に送信することが望ましい。
また、本発明は、それぞれ異なる識別子が割り当てられた複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、複数の前記識別子と、複数のユーザにそれぞれ割り当てられたユーザ識別情報とを対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、複数の前記ユーザ識別情報のうちのいずれかを含む要求をクライアント装置から受信する受信手段と、前記クライアント装置に情報を送信する送信手段と、前記要求に含まれているユーザ識別情報に対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域に対して、前記要求に応じた処理を行う処理手段とを備え、前記記憶領域には、インターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とが記憶されており、前記受信手段は、インターネットブラウザプログラムが実行される前記クライアント装置から送信された前記要求を受信し、前記処理手段は、インターネットサーバプログラムを実行することによって、前記要求に応じた処理を行い、さらに、前記第1の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第1の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第1の情報を、自端末が情報を送受信するための通信規格に従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する一方、前記第2の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第2の情報を、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格に従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信することを特徴とする記憶端末を提供する。
さらに、本発明は、それぞれ異なる識別子が割り当てられた複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、複数の前記識別子と、複数のユーザにそれぞれ割り当てられたユーザ識別情報とを対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、複数の前記ユーザ識別情報のうちのいずれかを含む要求をクライアント装置から受信する受信手段と、前記クライアント装置に情報を送信する送信手段と、前記要求に含まれているユーザ識別情報に対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域に対して、前記要求に応じた処理を行う処理手段とを備え、前記記憶領域には、インターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とが記憶されており、前記受信手段は、インターネットブラウザプログラムが実行される前記クライアント装置から送信された前記要求を受信し、前記処理手段は、インターネットサーバプログラムを実行することによって、前記要求に応じた処理を行い、前記第1の情報又は前記第2の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第1の情報又は前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した前記第1の情報又は前記第2の情報を、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格に従って、前記送信手段から前記クライアント装置に送信することを特徴とする記憶端末を提供する。
前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域と前記処理手段との間をデータ伝送路で接続する一方、前記特定した識別子以外の前記識別子が割り当てられた前記記憶領域と前記処理手段との間はデータ伝送路で接続しない接続切替手段を備え、前記処理手段は、前記接続切替手段によってデータ伝送路で接続された記憶領域に対して前記要求に応じた処理を行うことが望ましい。
前記自端末が情報を送受信するための通信規格は、コミュニケーションクラスであり、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格は、マスストレージクラスであることが望ましい。
前記受信手段及び前記送信手段は、USB規格に従って前記クライアント装置と要求または情報のやり取りを行うことが望ましい。
また、本発明は、クライアント装置と記憶端末とを備え、前記クライアント装置は、ネットワーク上の異なる複数の通信アドレスのうちのいずれかを含む要求を前記記憶端末に送信する要求送信手段を備え、前記記憶端末は、それぞれ異なる識別子が割り当てられた複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、複数の前記識別子と、複数の前記通信アドレスとをそれぞれ対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、前記クライアント装置から送信されてくる前記要求を受信する受信手段と、前記要求に含まれている通信アドレスに対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域に対して、前記要求に応じた処理を行う処理手段とを備えることを特徴とする情報処理システムを提供する。
さらに、本発明は、インターネットブラウザプログラムを実行するクライアント装置と、インターネットサーバプログラムを実行する記憶端末とを備え、前記クライアント装置は、複数のユーザにそれぞれ割り当てられたユーザ識別情報のうちのいずれかを含む要求を前記記憶端末に送信する要求送信手段を備え、前記記憶端末は、それぞれ異なる識別子が割り当てられた複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、複数の前記識別子と、複数の前記ユーザ識別情報とをそれぞれ対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、前記クライアント装置から送信されてくる前記要求を受信する受信手段と、前記クライアント装置に情報を送信する送信手段と、前記要求に含まれているユーザ識別情報に対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域に対して前記要求に応じた処理を行う処理手段とを備え、前記記憶領域には、インターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とが記憶されており、前記処理手段は、インターネットサーバプログラムを実行することによって、前記要求に応じた処理を行い、さらに、前記第1の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第1の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第1の情報を、自端末が情報を送受信するための通信規格に従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する一方、前記第2の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第2の情報を、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格に従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信することを特徴とする情報処理システムを提供する。
また、本発明は、インターネットブラウザプログラムを実行するクライアント装置と、インターネットサーバプログラムを実行する記憶端末とを備え、前記クライアント装置は、複数のユーザにそれぞれ割り当てられたユーザ識別情報のうちのいずれかを含む要求を前記記憶端末に送信する要求送信手段を備え、前記記憶端末は、それぞれ異なる識別子が割り当てられた複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、複数の前記識別子と、複数の前記ユーザ識別情報とをそれぞれ対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、前記クライアント装置から送信されてくる前記要求を受信する受信手段と、前記クライアント装置に情報を送信する送信手段と、前記要求に含まれているユーザ識別情報に対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域に対して前記要求に応じた処理を行う処理手段とを備え、前記記憶領域には、インターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とが記憶されており、前記処理手段は、インターネットサーバプログラムを実行することによって、前記要求に応じた処理を行い、前記第1の情報又は前記第2の情報を指定する要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、指定された前記第1の情報又は前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した前記第1の情報又は前記第2の情報を、前記情報記憶手段に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格に従って、前記送信手段から前記クライアント装置に送信することを特徴とする情報処理システムを提供する。
次に、本発明を実施するための最良の形態について説明する。
[第1実施形態]
(1)構成
図1は、本発明の第1実施形態に係る情報処理システム1の構成を示すブロック図である。同図に示すように、情報処理システム1は、WWW(World Wide Web)クライアントとして機能するホスト装置10と、WWWサーバとして機能する記憶端末20とを備えている。ホスト装置10は、例えばパーソナルコンピュータやPDA(Personal Digital Assistant)、携帯電話、或いは、電子ペーパーと呼ばれる表示端末などのクライアント装置である。記憶端末20は、ホスト装置10に接続可能で且つ情報を記憶する端末であればよく、例えばUSBメモリと呼ばれる補助記憶端末である。記憶端末20はUSBコネクタなどの接続インタフェースを備えている。このUSBコネクタがホスト装置10側のUSBポートに接続されることにより、両者はUSB規格に従って相互にデータのやり取りを行うことができるようになっている。
次に、ホスト装置10の構成について説明する。
図2は、ホスト装置10の構成を示すブロック図である。同図に示すように、ホスト装置10は、CPU(Central Processing Unit)11と、ROM(Read Only Memory)12と、RAM(Random Access Memory)13と、記憶部14と、USBコントローラ15と、USBポート16と、操作部17と、表示部18とを備える。CPU11は、ROM12又は記憶部14に記憶されているプログラムを読み出してRAM13にロードし、これを実行することにより、ホスト装置10の各部を制御する。
記憶部14は、例えばハードディスクであり、WebブラウザプログラムBと各種のコンテンツデータCとを記憶している。WebブラウザプログラムB(インターネットブラウザプログラム)は、HTML(HyperText Markup Language)等のマークアップ言語で記述されたWebページデータを解釈して、表示部18に表示させるためのプログラムである。コンテンツデータCは、各種のコンテンツを表すデータであり、例えば、楽音処理プログラムに記述された手順に従って再生される音楽データ、画像処理プログラムに記述された手順に従って表示される画像データ、或いは、文書処理プログラムに記述された手順に従って表示される文書データである。このコンテンツデータCには、WWWサーバとしての記憶端末20からWWWクライアントとしてのホスト装置10にダウンロードされてこの記憶部14に記憶されたものが含まれている。
USBコントローラ15は、CPU11による制御の下で、後述する記憶端末20に設けられたUSBコントローラ21と通信を行う。USBポート16は、後述する記憶端末20のUSBコネクタ23が直接又はUSBケーブルを介して接続される。操作部17は、各種のキーを備えており、押下されたキーに対応した信号をCPU11へ出力する。表示部18は、例えば液晶ディスプレイなどであり、CPU11の制御の下で、各種の画面を表示する。
次に、記憶端末20の構成について説明する。
図3は、記憶端末20の構成を示すブロック図である。同図に示すように、記憶端末20は、USBコントローラ21と、フラッシュROM22と、USBコネクタ23と、CPU24と、RAM25と、バス26とを備える。USBコントローラ21は、CPU11による制御の下でUSB規格に従いつつ、ホスト装置10(WWWクライアント)に設けられたUSBコントローラ15と通信を行う。フラッシュROM22は、例えばEEPROM(Electrically Erasable and Programmable Read Only Memory)やフラッシュメモリ等の不揮発性のメモリデバイスである。USBコネクタ23は、ホスト装置10が有するUSBポート16に着脱自在なインタフェースである。CPU24は、フラッシュROM22に記憶されているプログラムを読み出してRAM25にロードし、これを実行することにより、記憶端末20の各部を制御する。RAM25は、CPU24の作業用のワークエリアである。
次に、フラッシュROM22の構成について、詳細に説明する。
図4は、フラッシュROM22の構成を概略的に示した図である。同図に示すように、フラッシュROM22は、メモリモジュール221と、メモリ切替モジュール222とを備える。メモリモジュール221は、共有メモリデバイス221Pと、ユーザX専用メモリデバイス221Xと、ユーザY専用メモリデバイス221Yと、ユーザZ専用メモリデバイス221Zという複数のメモリデバイスを有し、これらのメモリデバイスはメモリ切替モジュール222に接続されている。共有メモリデバイス221Pは、ホスト装置10を利用する全てのユーザが利用することができる記憶領域を有する。一方、ユーザX専用メモリデバイス221X,ユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zは、それぞれ対応するユーザのみが使用することができる記憶領域を有する。なお、以下の説明では、特に区別の必要がない場合には、ユーザX専用メモリデバイス221X,ユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zを総称してユーザ専用メモリデバイスという。
各ユーザ専用メモリデバイスには、各々を識別するために、それぞれ異なるメモリ識別子が割り当てられている。例えば、ユーザX専用メモリデバイス221Xには「memID01」というメモリ識別子が割り当てられ、ユーザY専用メモリデバイス221Yには「memID02」,ユーザZ専用メモリデバイス221Zには「memID03」というメモリ識別子が割り当てられている。
また、各ユーザ専用メモリデバイスには、通常はネットワークにおいて用いられる、それぞれ異なる通信アドレスが割り当てられている。ここではインターネットにおいて用いられるIPv6に対応したIPアドレスが各ユーザ専用メモリデバイスに割り当てられる。例えば、ユーザX専用メモリデバイス221Xには「x.x.x.x.10.20.1.1」というIPアドレスが、ユーザY専用メモリデバイス221Yには「x.x.x.x.10.20.1.2」というIPアドレスが、ユーザZ専用メモリデバイス221Zには「x.x.x.x.10.20.1.3」というIPアドレスが割り当てられている。
続いて、各メモリデバイスの記憶内容について説明する。共有メモリデバイス221Pには、ソフトウェアU1と専用メモリ切替テーブルT1とが記憶されている。ソフトウェアU1は、記憶端末20の各部を制御するための複数のプログラムによって構成されている。図5は、ソフトウェアU1の階層構造を示す図である。同図に示すように、このソフトウェアU1においては、下位層から上位層へと順番に、ハードウェアと、OS(Operating System)と、USB制御プログラムと、マスストレージクラス部と、コミュニケーションクラス部と、TCP/IPプロトコルスタックと、WWWサーバプログラム(インターネットサーバプログラム)とからなる階層構造をなしている。
OSは、ハードウェアにおける入出力や記憶などの各種機能を統括的に管理するプログラムである。USB制御プログラムは、OS上で動作するプログラムであって、USB規格に従ってデータのやり取りを行うためのプログラムである。マスストレージクラス部は、マスストレージクラスに従って情報をやり取りするためのプログラムである。このマスストレージクラスは、ホスト装置10のCPU11がフラッシュROM22に対して情報の読み書きを行うための読み書き規格として機能する。コミュニケーションクラス部は、コミュニケーションクラスに従って情報の送受信を行うためのプログラムである。このコミュニケーションクラスは、記憶端末20が情報の送受信を行うための通信規格として機能する。コミュニケーションクラス部は、記憶端末20に対して予め割り当てられた複数のIPアドレス、例えば「x.x.x.x.10.20.1.1」,「x.x.x.x.10.20.1.2」及び「x.x.x.x.10.20.1.3」というIPアドレスのうちいずれかを用いて通信を行う。TCP/IPプロトコルスタックは、インターネットで用いられるインターネット通信プロトコルの一つであるTCP/IPを用いて通信を行う際に必要となるプロトコル群である。WWWサーバプログラムは、Webコンテンツを提供する機能を実現するためのプログラムである。このWWWサーバプログラムが実行されることによって、ホスト装置10(WWWクライアント)からの要求を受信するとその要求に応じた処理が行われる。
専用メモリ切替テーブルT1は、ホスト装置10から送信されてきたIPアドレスに対応するメモリ識別子を特定するためのテーブルである。図6は、専用メモリ切替テーブルT1の一例を示す図である。同図に示すように、この専用メモリ切替テーブルT1には、ユーザ専用メモリデバイスに予め割り当てられた複数のメモリ識別子と、記憶端末20に割り当てられた複数のIPアドレスのうちのいずれかのIPアドレスとが対応付けられている。図の例では、「x.x.x.x.10.20.1.1」というIPアドレスと、「memID01」というメモリ識別子が対応付けられている。また、「x.x.x.x.10.20.1.2」というIPアドレスと「memID02」というメモリ識別子、「x.x.x.x.10.20.1.3」というIPアドレスと「memID03」というメモリ識別子とがそれぞれ対応付けられている。
図4において、ユーザX専用メモリデバイス221Xには、第1のコンテンツデータX1と第2のコンテンツデータX2とが記憶されている。第1のコンテンツデータX1は、HTML等のマークアップ記述言語によって記述されており、ホスト装置10に格納されているWebブラウザプログラムB(インターネットプログラム)に記述された手順に従って表示される。第2のコンテンツデータX2は、WebブラウザプログラムBとは異なるプログラムで記述された手順に従って出力されるデータであり、例えば、楽音処理プログラムに記述された手順に従って再生される音楽データ、画像処理プログラムに記述された手順に従って表示される画像データ、或いは、文書処理プログラムに記述された手順に従って表示される文書データなどのうちの少なくともいずれか1つである。第1のコンテンツデータX1は、この第2のコンテンツデータX2の管理を行うためのWebページを提供するファイル管理ページデータである。
ユーザY専用メモリデバイス221Yには、第1のコンテンツデータY1と第2のコンテンツデータY2とが記憶されている。このユーザY専用メモリデバイス221Yには、上述したユーザX専用メモリデバイス221Xと同様に、第2のコンテンツデータY2の管理を行うためのWebページを提供するファイル管理ページデータが、第1のコンテンツデータY1として記憶されている。また、ユーザZ専用メモリデバイス221Zには、第1のコンテンツデータZ1と第2のコンテンツデータZ2とが記憶されている。このユーザZ専用メモリデバイス221Zには、上述と同様に、第2のコンテンツデータZ2の管理を行うためのWebページを提供するファイル管理ページデータが、第1のコンテンツデータZ1として記憶されている。
メモリ切替モジュール222は、共有メモリデバイス221Pとバス26とをデータ伝送路で常時接続するとともに、CPU24によって指定されたユーザ専用メモリデバイスをデータ伝送路でバス26に接続し、それ以外のユーザ専用メモリデバイスについてはデータ伝送路で接続せず、バス26から切り離す。CPU24は、共有メモリデバイス221Pに記憶されている専用メモリ切替テーブルT1から特定したメモリ識別子に基づいて、メモリ切替モジュール222に対して接続の切り替えを指示する。例えば、CPU24が図6に示した専用メモリ切替テーブルT1から「memID01」というメモリ識別子を特定したとすると、CPU24は、この「memID01」というメモリ識別子が割り当てられたユーザX専用メモリデバイス221Xを指定して、接続の切替を指示する。メモリ切替モジュール222は、CPU24によって指定されたユーザX専用メモリデバイス221Xをバス26に接続させるとともに、ユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zをそれぞれバス26から切り離す。これにより、ホスト装置10のユーザは、メモリ切替モジュール222によってバス26と接続されたユーザX専用メモリデバイス221Xに対してアクセスすることができる。しかしながら、このユーザは、バス26と切り離されたユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zについては、アクセスすることができない。
(2)動作
次に、図7に示すシーケンス図を参照しながら、本実施形態の動作を説明する。
本実施形態の動作では、ホスト装置10の各ユーザが、それぞれ自分専用のユーザ専用メモリデバイスに対応するURL(Uniform Resource Locator)を予め知っていることを前提とする。以下の説明では、ユーザX専用の記憶領域をユーザX専用メモリデバイス221Xとし、ユーザX専用メモリデバイス221Xに対応するURLを「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/index.html」とする。このURLにおいては、ユーザX専用メモリデバイス221Xに割り当てられたIPアドレスがホスト名として指定されているので、URLのホスト名をIPアドレスに変換するDNS(Domain Name System)が不要な構成となっている。同様にして、ユーザY専用の記憶領域をユーザY専用メモリデバイス221Yとし、対応するURLを「http://x.x.x.x.10.20.1.2/usb/index.html」とする。また、ユーザZ専用の記憶領域をユーザZ専用メモリデバイス221Zとし、対応するURLを「http://x.x.x.x.10.20.1.3/usb/index.html」とする。すなわち、各ユーザは、各々異なるIPアドレスを含むURLを指定することによって、自分専用のユーザ専用メモリデバイスにアクセスすることができる。
例えば、ユーザXによってホスト装置10の操作部17が操作されて、Webブラウザの起動が指示されると、CPU11は、記憶部14に記憶されているWebブラウザプログラムBを実行して、図8に示すWebブラウザ画面S1を表示部18に表示させる(ステップS100)。上述したように、ユーザXが自分専用のユーザX専用メモリデバイス221Xにアクセスする際には、「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/index.html」というURLを指定することになる。ユーザXによって操作部17が操作されて、Webブラウザ画面S1のアドレスバーDに、この「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/index.html」というURLが入力されると、CPU11は、入力されたURLが示す場所に格納されている第1のコンテンツデータX1を取得するための要求情報を、USBコントローラ15を用いて記憶端末20に送信する(ステップS110)。この例では、「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/index.html」というURLが示す場所には、第1のコンテンツデータX1としてのファイル管理ページデータが格納されているため、このファイル管理ページデータを取得するための要求情報が記憶端末20に送信されることになる。
図9は、ステップS110において、USBコントローラ15から記憶端末20に送信される要求情報を示す図である。CPU11によるこの要求情報の生成方法について説明すると、まず、このファイル管理ページデータを取得するためのHTTPパケットP1が“get”コマンドを用いて生成される。このHTTPパケットP1には、入力された「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/index.html」というURLが含まれている。続いて、このHTTPパケットP1は、TCP/IPでカプセル化されて、TCP/IPパケットP2となる。さらに、このTCP/IPパケットP2は、コミュニケーションクラスでカプセル化されて、コミュニケーションクラスパケットP3となる。加えて、このコミュニケーションクラスパケットP3は、USB規格に従ってカプセル化されて、USBパケットP4となる。このようにしてカプセル化が行われることで、要求情報は階層的な構造になっている。
記憶端末20のCPU24は、USBコントローラ15から送信されてきた要求情報をUSBコントローラ21により受信する(図7におけるステップS120)。そして、CPU24は、受信した要求情報を、USB規格、コミュニケーションクラス、TCP/IPという順序でデカプセル化してHTTPパケットP1を抽出する。そして、CPU24は、抽出したHTTPパケットP1に含まれているURLからホスト名を抽出することにより、IPアドレスを取得する。この例では、「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/index.html」というURLに含まれる「x.x.x.x.10.20.1.1」というIPアドレスが取得される。
続いて、CPU24は、共有メモリデバイス221Pに記憶されている専用メモリ切替テーブルT1に基づいて、取得したIPアドレスに対応付けられたメモリ識別子を特定する。そして、CPU24は、特定したメモリ識別子が割り当てられたユーザ専用メモリデバイスとバス26とを、メモリ切替モジュール222によって接続させる(ステップS130)。この例では、図6に示した専用メモリ切替テーブルT1おいて、「x.x.x.x.10.20.1.1」というIPアドレスに対応付けられた、「memID01」というメモリ識別子が特定される。そして、この「memID01」というメモリ識別子が割り当てられたユーザX専用メモリデバイス221Xとバス26とが、メモリ切替モジュール222によって接続される。さらに、特定された「memID01」というメモリ識別子以外のメモリ識別子が割り当てられたユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zは、メモリ切替モジュール222によってバス26から切り離される。すなわち、ユーザXは、ユーザX専用メモリデバイス221Xについてはアクセスすることができるが、ユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zにはアクセスすることができない。
続いて、CPU24は、抽出したHTTPパケットP1に含まれるURLによって指定された、第1のコンテンツデータX1としてのファイル管理ページデータを、メモリ切替モジュール222によって接続されたユーザX専用メモリデバイス221Xから読み出す(ステップS140)。そして、CPU24は、読み出したファイル管理ページデータを含む応答情報を、コミュニケーションクラスに従ってUSBコントローラ21からホスト装置10に送信する(ステップS150)。
図10は、ステップS150において、USBコントローラ21からホスト装置10に送信される応答情報を示す図である。この応答情報の生成方法について説明すると、まず、送信されてきた要求情報に応答するためのHTTPパケットP5が“response”コマンドを用いて生成される。このHTTPパケットP5には、読み出したファイル管理ページデータが含まれている。そして、このHTTPパケットP5は、上述と同様にして階層的にカプセル化される。つまり、応答情報は、HTTPパケットP5,TCP/IPパケットP6,コミュニケーションクラスパケットP7,USBパケットP8を階層的に内包する構造になっている。
ホスト装置10のCPU11は、USBコントローラ21から送信されてきた応答情報をUSBコントローラ15により受信する(図7におけるステップS160)。そして、CPU11は、受信した応答情報をUSB規格、コミュニケーションクラス、TCP/IPという順序でデカプセル化してHTTPパケットP5を抽出する。続いて、CPU11は、抽出したHTTPパケットP5に含まれるファイル管理ページデータに基づいて、図11に示すファイル管理ページ画面S2を表示部18に表示させる(ステップS170)。このファイル管理ページ画面S2は、記憶部14に記憶されているWebブラウザプログラムBに記述された手順に従って、ファイル管理ページデータが表示されたものである。
ここで、ファイル管理ページ画面S2について説明する。ファイル管理ページ画面S2には、ローカルファイル一覧I1と、記憶端末ファイル一覧I2と、データの転送を指示するための転送ボタンB1,B2とが配置されている。ローカルファイル一覧I1には、ホスト装置10の記憶部14に記憶されている各コンテンツデータCの属性情報である名前,種類,更新日時が並べられている。この属性情報は、CPU11によって取得されるようになっている。図の例では、ローカルファイル一覧I1には、「Folder1」,「Folder2」,「Folder3」,「text1.txt」というコンテンツデータCの名前が並べられている。記憶端末ファイル一覧I2には、ユーザX専用メモリデバイス221Xに記憶されている第2のコンテンツデータX2の属性情報である名前,種類,更新日時が並べられている。図の例では、この記憶端末ファイル一覧I2には、「USBFolder1」,「USBFolder2」,「USBFolder3」,「text1.txt」という第2のコンテンツデータX2の名前が並べられている。なお、上述したステップS130において、メモリ切替モジュール222によってバス26から切り離されたユーザY専用メモリデバイス221Y及びユーザZ専用メモリデバイス221Zに記憶されている第2のコンテンツデータY2及びZ2については、記憶端末ファイル一覧I2に表示されない。転送ボタンB1は、ローカルファイル一覧I1に配置されている名前によって特定されるコンテンツデータCを、記憶端末20のユーザX専用メモリデバイス221Xに転送する指示を受け付けるボタンである。転送ボタンB2は、記憶端末ファイル一覧I2に配置されている名前によって特定される第2のコンテンツデータX2を、ホスト装置10の記憶部14に転送する指示を受け付けるボタンである。
このファイル管理ページ画面S2において、ユーザXによって操作部17が操作されて、例えば、記憶端末ファイル一覧I2の「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2が指定された後、転送ボタンB2が押されたとする。すると、CPU11は、指定された「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2を取得するための要求情報を、USBコントローラ15を用いて記憶端末20に送信する(図7におけるステップS180)。この要求情報は、「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2を取得するためのHTTPパケットが、図9に示した要求情報と同様にして階層的にカプセル化されたものである。
記憶端末20のCPU24は、USBコントローラ15から送信されてきた要求情報をUSBコントローラ21により受信する(ステップS190)。そして、CPU24は、受信した要求情報をデカプセル化してHTTPパケットを抽出し、このHTTPパケットによって取得の対象として指定された「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2を、バス26と接続されているユーザX専用メモリデバイス221Xから読み出す(ステップS200)。続いて、CPU24は、読み出した「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2を含む転送情報を、マスストレージクラスに従ってUSBコントローラ21からホスト装置10に送信する(ステップS210)。
図12は、ステップS210において、USBコントローラ21からホスト装置10に送信される転送情報を示す図である。まず、ステップS200において読み出された「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2に対して、SCSI(Small Computer System Interface)コマンドP10が付加され、さらにマスストレージクラスでカプセル化されて、マスストレージクラスパケットP11となる。そして、マスストレージパケットP11は、USB規格に従ってカプセル化されて、USBパケットP12となる。つまり、この転送情報は、「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2が、SCSIコマンドP10,マスストレージクラスパケットP11,USBパケットP12の順にカプセル化された、階層的な構造になっている。
ホスト装置10のCPU11は、USBコントローラ21から送信されてきた転送情報をUSBコントローラ15により受信する(図7におけるステップS220)。CPU11は、受信した転送情報をデカプセル化して「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2を抽出する。そして、CPU11は、抽出した「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2を記憶部14に記憶させる(ステップS230)。このようにして、「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2が、記憶端末20のユーザX専用メモリデバイス221Xからホスト装置10の記憶部14に転送されると、CPU11は、ファイル管理ページ画面を更新する(ステップS240)。図13は、更新されたファイル管理ページ画面S3を示す図である。同図に示すように、このファイル管理ページ画面S3におけるローカルファイル一覧I1には、「USBFolder1」という名前の第2のコンテンツデータX2の属性情報である名前,種類,更新日時が追加されている。
以上がWWWサーバとしての記憶端末20からWWWクライアントとしてのホスト装置10への情報のダウンロードであった。これに対し、WWWクライアントとしてのホスト装置10からWWWサーバとしての記憶端末20へ情報をアップロードする場合には、以下のようになる。
図11に示したファイル管理ページ画面S2において、ユーザXによって操作部17が操作されて、例えば、ローカルファイル一覧I1の「Folder1」という名前のコンテンツデータCが指定された後、転送ボタンB1が押されたとする。すると、CPU11は、指定された「Folder1」という名前のコンテンツデータCを記憶部14から読み出し、このコンテンツデータCを含むHTTPパケットを“post”コマンドによって生成する。さらに、CPU11は、このHTTPパケットをTCP/IPでカプセル化し、マスストレージクラスでカプセル化し、さらにUSB規格に従ってカプセル化する。CPU11は、このようにして生成したUSBパケットを、転送情報としてUSBコントローラ15から記憶端末20に送信する。
一方、記憶端末20のCPU24は、コンテンツデータCを含む転送情報をUSBコントローラ21により受信する。CPU24は、受信した転送情報をデカプセル化して「Folder1」という名前のコンテンツデータCを抽出する。そして、CPU24は、抽出した「Folder1」という名前のコンテンツデータCを、バス26に接続されているユーザX専用メモリデバイス221Xに記憶させる。
このようにしてホスト装置10からWWWサーバとしての記憶端末20へ情報がアップロードされる。
また、上述と同様にして、ユーザYが「http://x.x.x.x.10.20.1.2/usb/index.html」というURLを指定すると、ユーザY専用メモリデバイス221Yにアクセスすることができる。そして、ユーザYは、ユーザY専用メモリデバイス221Yに対して情報のダウンロード及びアップロードを行うことができる。同様にして、ユーザZが「http://x.x.x.x.10.20.1.3/usb/index.html」というURLを指定することによって、ユーザZ専用メモリデバイス221Zにアクセスして情報のダウンロード及びアップロードを行うことができる。
以上説明した第1実施形態によれば、記憶端末20のユーザ専用メモリデバイス毎に、ユーザ管理を行うことができる。そのため、複数のユーザによって1つの記憶端末20が共用される場合においても、記憶端末20に格納されている自分のデータが、他のユーザによって閲覧されたり、改竄されたりすることがない。
また、上述では、WWWサーバとして機能する記憶端末20のCPU24が、第1のコンテンツデータを送信又は第2のコンテンツデータを転送するためのプログラムを実行している。すなわち、これらのコンテンツデータを受け取るホスト装置10側では、これらのコンテンツデータを取得するためのプログラムを実行する必要がない。そのため、ホスト装置10のOSがどのような種類のOSであっても、上述した処理を実現することができる。さらに、不正なユーザやプログラムによって、ホスト装置10側から記憶端末20のコンテンツデータが改竄,盗取される恐れがないため、セキュリティを確保することができる。
[第2実施形態]
次に、第2実施形態について説明する。
(1)構成
第2実施形態に係るホスト装置10の構成は、図2に示した第1実施形態の構成と同様であるため、その構成の説明を省略する。また、記憶端末20の構成は、フラッシュROM22の記憶内容を除いて、図3に示した第1実施形態の構成と同様である。図14は、第2実施形態に係るフラッシュROM22の構成を概略的に示す図である。同図に示すように、このフラッシュROM22の共有メモリデバイス221Pには、上述したソフトウェアU1に加えて、専用メモリ切替テーブルT2と認証ページデータNとが記憶されている。この認証ページデータNは、ユーザ認証を行うためのWebページを提供するデータであり、上述した第1のコンテンツデータと同様に、HTML等のマークアップ記述言語によって記述されている。
専用メモリ切替テーブルT2は、ホスト装置10から送信されてきたユーザ識別情報に対応するメモリ識別子を特定するためのテーブルである。図15は、専用メモリ切替テーブルT2の一例を示す図である。同図に示すように、この専用メモリ切替テーブルT2には、ホスト装置10の各ユーザにそれぞれ割り当てられたユーザ識別情報と、ユーザ識別情報によって特定されるユーザ専用のユーザ専用メモリデバイスを表すメモリ識別子とが対応付けられている。図の例では、ユーザ名とパスワードとの組み合わせをユーザ識別情報としており、ユーザXに割り当てられた「userX」というユーザ名とパスワードとの組み合わせと、「memID01」というメモリ識別子とが対応付けられている。また、ユーザYに割り当てられた「userY」というユーザ名とパスワードとの組み合わせと「memID02」というメモリ識別子、ユーザZに割り当てられた「userZ」というユーザ名とパスワードとの組み合わせと「memID03」というメモリ識別子とがそれぞれ対応付けられている。
(2)動作
次に、図16に示すシーケンス図を参照しながら、第2実施形態の動作を説明する。
第2実施形態の動作では、ホスト装置10の各ユーザが、ユーザ認証を行うための認証ページのURLを予め知っていることを前提とする。以下の説明では、この認証ページのURLを「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/auth.html」とする。
例えば、ユーザXによってホスト装置10の操作部17が操作されて、上述と同様にして、Webブラウザの起動が指示されると、CPU11は、記憶部14に記憶されているWebブラウザプログラムBを実行して、図8に示したWebブラウザ画面S1を表示部18に表示させる(ステップS300)。さらに、ユーザXによって操作部17が操作されて、Webブラウザ画面S1のアドレスバーDに「http://x.x.x.x.10.20.1.1/usb/auth.html」というURLが入力されると、CPU11は、入力されたURLが示す場所に格納されている認証ページデータNを取得するための要求情報を、コミュニケーションクラスに従ってUSBコントローラ15から記憶端末20に送信する(ステップS310)。
記憶端末20のCPU24は、USBコントローラ15から送信されてきた要求情報をUSBコントローラ21により受信する(ステップS320)。そして、CPU24は、受信した要求情報によって指定された認証ページデータNを、共有メモリデバイス221Pから読み出す(ステップS330)。そして、CPU24は、読み出した認証ページデータNを含む応答情報を、コミュニケーションクラスに従ってUSBコントローラ21からホスト装置10に送信する(ステップS340)。
ホスト装置10のCPU11は、USBコントローラ21から送信されてきた応答情報をUSBコントローラ15により受信する(ステップS350)。そして、CPU11は、受信した応答情報に含まれる認証ページデータNに基づいて、図17に示す認証ページ画面S4を表示部18に表示させる(ステップS360)。この認証ページ画面S4は、記憶部14に記憶されているWebブラウザプログラムBに記述された手順に従って、認証ページデータNが表示されたものである。この認証ページ画面S4には、各ユーザに割り当てられたユーザ名を入力するためのテキストフィールドF1と、各々のユーザによって設定されたパスワードを入力するためのテキストフィールドF2とが配置されている。
ユーザXによって操作部17が操作されて、認証ページ画面S4のテキストフィールドF1に、ユーザXに割り当てられたユーザ名である「userX」が入力され、さらにテキストフィールドF2に、ユーザXが設定したパスワードが入力されると、CPU11は、入力されたユーザ名及びパスワードからなるユーザ識別情報と、認証ページ画面の次に表示されるWebページを表す第1のコンテンツデータを取得するための要求情報とを、コミュニケーションクラスに従ってUSBコントローラ15から記憶端末20に送信する(ステップS370)。
記憶端末20のCPU24は、USBコントローラ15から送信されてきたユーザ識別情報と要求情報とをUSBコントローラ21により受信する(ステップS380)。続いて、CPU24は、共有メモリデバイス221Pに記憶されている専用メモリ切替テーブルT2に基づいて、受信したユーザ識別情報に対応付けられたメモリ識別子を特定する。この例では、図15に示した専用メモリ切替テーブルT2おいて、まず「userX」とパスワードとの組み合わせが照合され、正しい組み合わせであると判断されると、「userX」とパスワードとの組み合わせに対応付けられた、「memID01」というメモリ識別子が特定される。そして、CPU24は、上述と同様にして、特定したメモリ識別子が割り当てられたユーザX専用メモリデバイス221Xとバス26とを、メモリ切替モジュール222によって接続させる(ステップS390)。メモリ切替モジュール222によってユーザX専用メモリデバイス221Xとバス26とが接続された後の処理は、第1実施形態で述べたステップS140以降の処理と同様であるため、詳細な説明は省略する。
以上説明した第2実施形態によれば、記憶端末20の各ユーザ専用メモリデバイスにそれぞれ異なるIPアドレスを割り当てなくとも、ユーザ専用メモリデバイス毎に、ユーザ管理を行うことができる。
[変形例]
以上が実施形態の説明であるが、この実施形態の内容は以下のように変形し得る。また、以下の変形例を適宜組み合わせてもよい。
(1)上記実施形態において、WWWサーバとして機能する記憶端末20とWWWクライアントとして機能するホスト装置10とは、コミュニケーションクラスに従って情報をやり取りしていた。これに対し、WWWサーバとして機能する記憶端末20とWWWクライアントとして機能するホスト装置10とは、マスストレージクラスに従って情報をやり取りしてもよい。その場合には、記憶端末20の共有メモリデバイス221Pには、上述したソフトウェアU1に換えて、ソフトウェアU2が記憶される。
図18は、ソフトウェアU2の階層構造を示す図である。同図に示すように、このソフトウェアU2においては、下位層から上位層へと順番に、ハードウェアと、OSと、USB制御プログラムと、マスストレージクラス部と、変換/復元プログラムと、TCP/IPプロトコルスタックと、WWWサーバプログラムとからなる階層構造をなしている。OS,USB制御プログラム,マスストレージクラス部,TCP/IPプロトコルスタック及びWWWサーバプログラムについては、図5に示したソフトウェアU1と同様であるため、その説明を省略する。変換/復元プログラムは、TCP/IPでカプセル化され、さらにマスストレージクラスによってカプセル化されることによって構成された要求情報を受け取ると、その要求情報からマスストレージクラスパケットを外して、デカプセル化する。また、変換/復元プログラムは、第1のコンテンツデータをTCP/IPでカプセル化し、さらに、マスストレージクラスによってカプセル化するとともに、マスストレージクラスパケットの中にTCP/IPパケットが含まれていることを示すフラグを付加する。
記憶端末20のCPU24は、ユーザ専用メモリデバイスから第1のコンテンツデータを読み出すと、読み出した第1のコンテンツデータを含むHTTPパケットを、図19に示すようにパケット化した応答情報を生成する。この応答情報は、読み出した第1のコンテンツデータを含むHTTPパケットP13が、TCP/IP,マスストレージクラス,USB規格で順にカプセル化されたものである。つまり、この応答情報は、HTTPパケットP13,TCP/IPパケットP14,マスストレージクラスパケットP15,USBパケットP16を階層的に内包する構造になっている。さらに、この応答情報には、マスストレージクラスパケットP15の中にTCP/IPパケットP14が含まれていることを示すフラグが付加されている。
ホスト装置10のCPU11は、USBコントローラ21から送信されてきた応答情報に付加されたフラグに基づいて、この応答情報の構成がマスストレージクラスパケットの中にTCP/IPパケットが含まれているものであると判断した場合には、その応答情報をUSB規格、マスストレージクラス、TCP/IPという順序でデカプセル化してHTTPパケットP13を抽出する。これにより、WWWサーバとして機能する記憶端末20からWWWクライアントとして機能するホスト装置10に情報を配信する際に、TCP/IPを用いたときに行われる通信を確立させるための手順を経る必要がないため、高速に通信を行うことができる。
また、ホスト装置10のCPU11が、第1のコンテンツデータ又は第2のコンテンツデータを取得するための要求情報を、マスストレージクラスに従って記憶端末20に送信してもよい。
ホスト装置10のCPU11は、ユーザによる操作によって第1のコンテンツデータ又は第2のコンテンツデータの取得が指示されると、指示されたコンテンツデータを取得するためのHTTPパケットを、図19に示した構成と同様にしてパケット化した要求情報を生成する。すなわち、この要求情報は、第1のコンテンツデータ又は第2のコンテンツデータを取得するためのHTTPパケットが、TCP/IP,マスストレージクラス,USB規格で順にカプセル化され、HTTPパケット,TCP/IPパケット,マスストレージクラスパケット,USBパケットを階層的に内包する構造になっている。さらに、この要求情報には、マスストレージクラスパケットの中にTCP/IPパケットが含まれていることを示すフラグが付加される。
記憶端末20のCPU24は、USBコントローラ15から送信されてきた要求情報に付加されたフラグに基づいて、この要求情報の構成がマスストレージクラスパケットの中にTCP/IPパケットが含まれているものであると判断した場合には、その要求情報をUSB規格、マスストレージクラス、TCP/IPという順序でデカプセル化してHTTPパケットを抽出する。これにより、WWWクライアントとして機能するホスト装置10からWWWサーバとして機能する記憶端末20に情報を要求する際にも、TCP/IPを用いたときに行われる通信を確立させるための手順を経る必要がないため、高速に通信を行うことができる。
(2)上記実施形態において、フラッシュROM22は、複数のユーザ専用メモリデバイスを有しており、このユーザ専用メモリデバイス毎に、ユーザが管理されていた。これに対し、フラッシュROM22は、論理的に複数の記憶領域に分けられた1つのメモリデバイスのみを有し、論理的に分けられた記憶領域毎にユーザ管理がなされてもよい。この場合、記憶端末20のフラッシュROM22には、IPアドレス又はユーザ識別情報と、対応する記憶領域を指定するための情報、例えばメモリアドレスとが対応付けられた対応関係テーブルが記憶される。そして、CPU24は、この対応関係テーブルを参照して、取得したIPアドレス又はユーザ識別情報に対応付けられているメモリアドレスを特定し、特定したメモリアドレスによって指定される記憶領域にアクセスして、要求された処理を行う。これにより、フラッシュROM22が複数のユーザ専用メモリデバイスを有していなくても、論理的に分けられた記憶領域毎にユーザ管理を行うことができる。
(3)上記実施形態において、記憶端末20は、情報記憶手段としてフラッシュROM22を備えていた。これに対し、記憶端末20は、例えばハードディスクなどの磁気媒体を情報記憶手段として備えていてもよい。例えばハードディスクを用いる場合、その記憶領域はセクタと呼ばれる単位で管理されるから、上記第1及び第2実施形態の「メモリ識別子」に代えて、各々のセクタに割り当てられた「セクタ識別子」を、各記憶領域の識別子として用いる。従って、磁気媒体には、IPアドレス又はユーザ識別情報と、対応する磁気媒体の記憶領域を指定するための情報、例えばセクタ番号とが対応づけられた対応関係テーブルが記憶される。そして、CPU24は、この対応関係テーブルを参照して、取得したIPアドレス又はユーザ識別情報に対応付けられているセクタ番号を特定し、特定したセクタ番号によって指定される記憶領域にアクセスして、要求された処理を行う。これにより、記憶端末20がフラッシュROM22に換えて磁気媒体を備えていても、磁気媒体の記憶領域毎にユーザ管理を行うことができる。
また、この磁気媒体が複数のディスクから構成され、そのディスク毎にユーザ管理が行われてもよい。この場合、磁気媒体には、IPアドレス又はユーザ識別情報と、対応するディスクを識別するためのディスク識別子とが対応づけられた対応関係テーブルが記憶される。そして、CPU24は、この対応関係テーブルを参照して、取得したIPアドレス又はユーザ識別情報に対応付けられているディスク識別子を特定し、特定したディスク識別子によって特定されるディスクにアクセスして、要求された処理を行う。
(4)上記実施形態において、ユーザ識別情報は、ユーザ名とパスワードによって構成されていたが、ユーザ識別情報は、これに限らず、ユーザ名だけであってもよいし、また指紋や虹彩などから得られる生体情報であってもよい。
(5)上記実施形態において、ホスト装置10のCPU11は、記憶端末20に対して、情報のアップロード又はダウンロードの要求を行っていたが、CPU11が記憶端末20に対して要求する処理はこれに限らない。例えば、CPU11は、記憶端末20における記憶領域のサイズの変更、或いは、記憶領域の解放などの処理を記憶端末20に対して要求してもよい。つまり、各々の記憶領域に対して行われる処理であれば、どのようなものであってもよい。
(6)上記実施形態においては、記憶端末20の一例としてUSBメモリを挙げたが、この記憶端末20は、例えばメモリカードを用いたデジタルカメラなどの記憶端末であってもよい。
(7)上記実施形態においては、第1のコンテンツデータの一例としてファイル管理を行うためのページを提供するファイル管理ページデータを挙げて説明を行った。第1のコンテンツデータによって提供されるコンテンツは、このファイル管理を行うためのページに限らず、例えば地図情報を提供するためのコンテンツ、音楽情報を提供するためのコンテンツ、或いはWebメールを提供するためのコンテンツであってもよい。
(8)上記実施形態において、CPU11は、ユーザによる操作によってWebブラウザの起動が指示されることによって、WebブラウザプログラムBを実行していた。これに対し、CPU11は、USBコネクタ23がホスト装置10側のUSBポート16に接続されたことを検知した時に、WebブラウザプログラムBを実行してもよい。これにより、ユーザは、操作部17を操作してWebブラウザの起動を指示する手間を省くことができる。
(9)さらにCPU11は、予め最初に表示されるページとして設定されたページを、Webブラウザを起動させる際に表示させるようにしてもよい。例えば、最初に表示されるページとして認証ページが設定されている場合、CPU11は、WebブラウザプログラムBを実行する際に、上述と同様にして、この認証ページを提供するための認証ページデータNを取得する。そして、CPU11は、Webブラウザを起動させる際に、取得した認証ページデータNに基づいて認証ページを表示させる。これにより、ユーザは、操作部17を操作してURLを入力する手間を省くことができる。
(10)上述した記憶端末20のCPU24やホスト装置10のCPU11が実行するプログラムは、磁気テープ、磁気ディスク、フレキシブルディスク、光記録媒体、光磁気記録媒体、CD(Compact Disk)、DVD(Digital Versatile Disk)、RAMなどの記録媒体に記録した状態で提供し得る。
情報処理システム1の構成を示すブロック図である。 ホスト装置10の構成を示すブロック図である。 記憶端末20の構成を示すブロック図である。 フラッシュROM22の構成を概略的に示した図である(第1実施形態)。 ソフトウェアU1の階層構造を示す図である。 専用メモリ切替テーブルT1の一例を示す図である。 第1実施形態の動作を示すシーケンス図である。 Webブラウザ画面S1を示す図である。 ステップS110において送信される要求情報を示す図である。 ステップS150において送信される応答情報を示す図である。 ファイル管理ページ画面S2を示す図である。 ステップS210において送信される転送情報を示す図である。 更新されたファイル管理ページ画面S3を示す図である。 フラッシュROM22の構成を概略的に示した図である(第2実施形態)。 専用メモリ切替テーブルT2の一例を示す図である。 第2実施形態の動作を示すシーケンス図である。 認証ページ画面S4を示す図である。 ソフトウェアU2の階層構造を示す図である。 CPU24によって生成される応答情報を示す図である(変形例)。
符号の説明
1…情報処理システム、10…ホスト装置、11…CPU、12…ROM、13…RAM、14…記憶部、15…USBコントローラ、16…USBコネクタ、17…操作部、18…表示部、20…記憶端末、21…USBコントローラ、22…フラッシュROM、221…メモリモジュール、221P…共有メモリデバイス、221X…ユーザX専用メモリデバイス、221Y…ユーザY専用メモリデバイス、221Z…ユーザZ専用メモリデバイス、222…メモリ切替モジュール、23…USBコネクタ、24…CPU、25…RAM、26…バス。

Claims (4)

  1. それぞれ異なる識別子が割り当てられインターネットブラウザプログラムに記述された手順に従って表示される第1の情報と、インターネットブラウザプログラムとは異なるプログラムに記述された手順に従って出力される第2の情報とを記憶した複数の記憶領域を有する情報記憶手段と、
    複数の前記識別子と、ネットワーク上の異なる複数の通信アドレスとをそれぞれ対応付けて記憶した対応関係記憶手段と、
    ライアント装置から送信された複数の前記通信アドレスのうちのいずれかを含む要求を受信する受信手段と、
    前記インターネットブラウザプログラムが実行されるクライアント装置に情報を送信する送信手段と、
    前記第1の情報を指定する前記要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、当該要求に含まれている通信アドレスに対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、指定された前記第1の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第1の情報をコミュニケーションクラスに従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する一方、
    前記第2の情報を指定する前記要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、当該要求に含まれている通信アドレスに対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、指定された前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第2の情報をマスストレージクラスに従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する処理手段と
    を備えることを特徴とする記憶端末。
  2. 前記受信手段及び前記送信手段は、USB(Universal Serial Bus)規格に従って前記クライアント装置と要求または情報のやり取りを行い
    前記処理手段は、前記第1の情報を前記クライアント装置に送信する場合には、当該第1の情報をコミュニケーションクラスに従ってカプセル化してから、USB規格に従ってカプセル化し、前記第2の情報を前記クライアント装置に送信する場合には、当該第2の情報をマスストレージクラスに従ってカプセル化してから、USB規格に従ってカプセル化する
    ことを特徴とする請求項1に記載の記憶端末。
  3. 前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域と前記処理手段との間をデータ伝送路で接続する一方、前記特定した識別子以外の前記識別子が割り当てられた前記記憶領域と前記処理手段との間はデータ伝送路で接続しない接続切替手段を備え、
    前記処理手段は、前記接続切替手段によってデータ伝送路で接続された記憶領域に対して前記要求に応じた処理を行う
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の記憶端末。
  4. 前記対応関係記憶手段は、複数の前記識別子と、前記通信アドレスに代えて、複数のユーザにそれぞれ割り当てられたユーザ識別情報とを対応付けて記憶し
    前記受信手段は、複数の前記ユーザ識別情報のうちのいずれかを含む要求を前記クライアント装置から受信し、
    前記処理手段は、
    記第1の情報を指定する前記要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、当該要求に含まれているユーザ識別情報に対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、指定された前記第1の情報を、前記特定した該識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第1の情報をコミュニケーションクラスに従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する一方、
    前記第2の情報を指定する前記要求を前記受信手段により前記クライアント装置から受信すると、当該要求に含まれているユーザ識別情報に対応付けられた前記識別子を前記対応関係記憶手段から特定し、指定された前記第2の情報を、前記特定した識別子が割り当てられた前記記憶領域から読み出し、読み出した第2の情報をマスストレージクラスに従って前記送信手段から前記クライアント装置に送信する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の記憶端末。
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