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JP4352482B2 - パチンコ機 - Google Patents
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JP4352482B2 - パチンコ機 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パチンコ機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
図19は、従来のパチンコ機の背面を示したものである。パチンコ機61は、周囲が外枠62で覆われており、外枠62の内側には、内部に遊技盤(図示せず)を嵌め込み設置したミドル枠63が設置されている。そして、ミドル枠63の後方には、合成樹脂製の機構板64が設置されている。かかる機構板64は、下側中央に、遊技盤に設置された入賞装置に入賞した遊技球を一時的に貯えるためのセーフ球タンク66が設置されている。また、中央下端には、セーフ球排出装置67が設置されており、セーフ球通路68を介してセーフ球タンク66と連通した状態になっている。さらに、それらのセーフ球タンク66およびセーフ球通路68の後方には、パチンコ機61の作動内容を制御する制御装置65が固着されている。一方、パチンコ機61は、パチンコホールの設置島に外枠62のみが固定された状態で設置されており、その外枠62に対して、ミドル枠63が片開き自在に取り付けられており、さらに、そのミドル枠63に対して、機構板64が片開き自在にになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記パチンコ機61は、セーフ球タンク66やセーフ球通路68内で遊技球が詰まる(凝集する)等のトラブルが発生した場合には、ミドル枠63を片開きした上で、さらに、機構板64を片開きして、セーフ球タンク66やセーフ球通路68を露出させなければ、かかるトラブルを解消することができない。このため、トラブルの解消に多大なスペースを要し、遊技者に迷惑をかけることが多かった。
【0004】
本発明の目的は、上記従来のパチンコ機が有する課題を解消し、セーフ球タンクやセーフ球通路内でトラブルが発生した場合でも、そのトラブルを容易に解消することができる実用的なパチンコ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本発明のうち、請求項1に記載された発明の構成は、周囲が外枠で覆われており、その外枠の内側に、遊技盤を取り付けたミドル枠が設置されており、そのミドル枠の裏面側に、セーフ球タンクとセーフ球通路とを上下に連設した機構板が設置されているとともに、それらのミドル枠と機構板とが、外枠に対して片開き自在に取り付けられており、かつ、前記セーフ球タンクおよびセーフ球通路の後方に、作動内容を制御する制御装置が設置されているパチンコ機であって、前記セーフ球タンクおよびセーフ球通路の後方に、取付板が、上端縁を軸として片開き自在、且つ、軸方向へスライド可能に設置されており、前記制御装置がその取付板を介して設置されている一方、前記機構板に、前記取付板を所定角度に傾斜させた状態で支持する支持部材付設するとともに、前記取付板に、上下方向へ延びる補強リブを設け、当該補強リブの上端における前記取付板の表面との段差を前記支持部材に係合可能な係合屈曲部とし、前記取付板を所定角度以上片開きした状態で前記軸方向へスライドさせ、前記係合屈曲部を前記支持部材に係合させることにより、前記取付板が所定角度片開きされた状態で支持されることにある。また、請求項2に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明において、支持部材が、取付板を、鉛直線と約90度以上の角度をなすように傾斜させた状態で支持するものであることにある。さらに、請求項3に記載された発明の構成は、請求項1に記載された発明、請求項2に記載された発明において、機構板に水平ロール状ガイドが設けられており、その水平ロール状ガイドの右側および/または左側に支持部材が付設されているとともに、取付板に、水平ロール状ガイドより幅広なガイド挿通孔と、柱状部とが上下に連設されており、取付板が、柱状部を水平ロール状ガイド内に嵌入し、ガイド挿通孔に水平ロール状ガイドおよび支持部材を挿通させた状態で、機構板に設置されていることにある。加えて、請求項4に記載された発明の構成は、請求項1〜請求項3に記載された発明において、セーフ球通路にセーフ球通路カバーが着脱自在に設けられていることにある。
【0006】
【発明の実施の形態】
以下、本発明のパチンコ機の一実施形態について、図面に基づいて詳細に説明する。
【0007】
図1は、パチンコ機の正面図であり、パチンコ機1は、周囲が外枠2によって覆われている。そして、前面の上方に、ガラス板4を嵌め込んだ前枠3が片開き自在に設置されており、その前枠3が、各種の入賞装置等を設置した遊技盤(図示せず)の前方に位置した状態になっている。また、前枠3の下側には、供給皿6を突設した中扉5が片開き自在に取り付けられており、中扉5の下側には、貯留皿8および操作ハンドル9を突設した下側機能部7が設置されている。
【0008】
一方、図2は、パチンコ機1の背面図であり、外枠2の内側には、金属製のミドル枠10が設置されている。また、ミドル枠10の後方には、合成樹脂製の機構板11が、前面(パチンコ機1の前面側から見た場合の前面)の一部を、ミドル枠10の後面(パチンコ機1の前面側から見た場合の後面)に当接させた状態で設置されている。そして、それらのミドル枠10および機構板11は、外枠2の左端縁(パチンコ機1の前面側から見た場合の左端縁)に、一体となって片開きできるように固着されている。図3は、ミドル枠10および機構板11を示す後方斜視図であり、図4は、ミドル枠10および機構板11を示す分解斜視図である。機構板11は、右側部材20、下側部材21、カバー部材22、セーフ球通路カバー25等によって、略L字状に組み立て形成されている。そして、右側部材20は、上端に設けられた基板取付凹部24内に、ターミナル基板16が設置されており、そのターミナル基板16の下側に、通路部材17a,17b、遊技球払出装置18等が上下に連設されている。加えて、右側部材20の左上方には、遊技球タンク15が付設されており、通路部材17aと連通した状態になっている。
【0009】
また、図18は、右側部材20と下側部材21とを組み付けた状態を示したものであり、下側部材21の中央上方には、セーフ球タンク50が設けられており、中央下端には、セーフ球排出装置19等が設置されている。そして、それらのセーフ球タンク50とセーフ球排出装置19とが、セーフ球通路53を介して連通した状態になっている。さらに、セーフ球タンク50、セーフ球通路53の後方には、それぞれ、カバー部材22、セーフ球通路カバー25が取り付けられている(図4参照)。加えて、カバー部材22の後方には、取付板23が取り付けられており、その取付板23には、制御装置12およびサブ基板13が設置されている。
【0010】
図5、図6は、カバー部材22を示したものであり、カバー部材22は、合成樹脂によって、ほぼ平板状に形成されており、その平板部26には、ほぼ格子状に補強リブ27,27・・が立設されている。さらに、平板部26の上端際には、3つの水平ロール状ガイド28,28・・が、平板部26の後面(パチンコ機1の前面側から見た場合の後面)から後方へ突出するように設けられている。図7は、図5における水平ロール状ガイド28の突設部位を拡大して示したものであり、各水平ロール状ガイド28,28・・は、上側の部分が、開口した状態になっている。また、各水平ロール状ガイド28,28・・は、左右両側に支持部材29,29が添設されており、平板部26の後面から後方へ(補強リブ27,27・・より後方へ)突出した状態になっている。さらに、平板部26の周縁際には、複数の係着孔30a,30a・・が穿設されている。
【0011】
一方、図8、図9、図23は、取付板23を示したものであり、取付板23は、合成樹脂によって、ほぼ平板状に形成されている。そして、上端際に、3つのガイド挿通孔31,31・・が穿設されており、それらのガイド挿通孔31,31・・の上端には、それぞれ、柱状部32,32・・が設けられている。また、図24は、図23におけるB部分を拡大して示したものであり、図20は、図8(a)におけるA−A線断面を拡大して示したものである。各柱状部32,32・・は、完全な円柱状に形成されておらず、それぞれ、長さ方向に沿った窪み59が設けられている。さらに、各柱状部32,32・・の後端縁は、平板部33の後端縁より、わずかに後方に位置した状態になっているとともに、各ガイド挿通孔31,31・・の周囲に設けられた補強リブ34の上端際(柱状部32の設置部位際)に、段差Lが設けられている(以下、各ガイド挿通孔31,31・・の周囲に設けられた補強リブ34における段差Lを形成している屈曲部分を係合屈曲部55という)。加えて、図8、図9に示されるように、平板部33の右側(パチンコ機1の背面側から見た場合の右側)には、サブ基板設置領域39が設けられており、そのサブ基板設置領域39の四隅には、断面L字状の係止爪40,40・・が、先端を内側に向けた状態で突設されている。また、取付板23の左側の下端際には、嵌合凹部35が設けられており、その嵌合凹部35の左右両側には、係着孔30b,30bが穿設されている。さらに、それらの嵌合凹部35、設置用孔30b,30bを覆うように、収納ガイド51が、平板部33の後面(パチンコ機1の前面側から見た場合の後面)から突出するように設けられており、その収納ガイド51内に、左右に係着孔30d,30dを設けた押止部材38が収納されている。なお、押止部材38の裏面には、嵌合凹部35と嵌合する嵌合凸部(図示せず)が設けられている。
【0012】
また、図10は、下側部材21のセーフ球タンク50、セーフ球通路53の後方に、それぞれ、カバー部材22、セーフ球通路カバー25が取り付けられた状態を示したものであり、カバー部材22およびセーフ球通路カバー25は、それぞれ、係着孔30a,30a・・の穿設部分が、係着部材41,41・・により、下側部材21に穿設された係着孔30e,30e・・の穿設部分に係着されることによって、着脱自在に取り付けられている。なお、係着部材41,41・・は、先端が分割されたリング体41aの内部に押込体41bを挿通させたものであり、押込体41bを押し込むと、リング体41aの先端部が膨出し、押込体41bを引き出すと、リング体41aの先端部が元通りに復元するようになっている。このため、カバー部材22あるいはセーフ球通路カバー25の係着孔30a,30a・・と下側部材21の係着孔30e,30e・・とに、係着部材41のリング体41aを挿入し、その状態で、押込体41bを押し込むと、係着孔30a,30a・・の穿設部分と係着孔30e,30e・・の穿設部分とが係着され、押込体41bを引き出すと、係着が解除される。
【0013】
さらに、図11は、カバー部材22の後方に取付板23が取り付けられた状態を示したものであり、図12は、後方に取付板23が取り付けられたカバー部材22を示したものである。取付板23は、各柱状部32,32・・を、カバー部材22の水平ロール状ガイド28,28・・内に嵌入し、各ガイド挿通孔31,31・・に、水平ロール状ガイド28および水平ロール状ガイド28の左右両側に付設された支持部材29,29を挿通させ、かつ、係着部材41,41により、下端の係着孔30c,30cの穿設部分を、下側部材21の係着孔30e、およびカバー部材22の係着孔30aの穿設部分と係着することによって、上端縁を軸として片開き自在に、カバー部材22の後方に設置されている。なお、図10の如く、下側部材21の右側(パチンコ機1の背面側から見た場合の右側)には、下側部材21を縦断するように配線ダクト57が屈曲状に設けられているが、カバー部材22に後方に取り付けられた取付板23によって、後方からほとんど見えないようになっている。
【0014】
一方、図13は、制御装置12を示したものであり、制御装置12は、保護容器44の下端縁のやや左側(パチンコ機1の背面側から見た場合の左側)に、固定孔43を穿設した設置用突起42が突設されている。そして、制御装置12は、図14の如く、設置用突起42を取付板23の押止部材38と平板部33との間に挿入し、設置用突起42の固定孔43に、押止部材38の裏面に突設された嵌合凸部を嵌入させた状態で、押止部材38の係着孔30d,30d穿設部分と平板部33の係着孔30b,30b穿設部分とを、係着部材41,41により係着することによって、着脱自在に取付板23に取り付けられている。
【0015】
加えて、図17は、ターミナル基板16を示したものであり、ターミナル基板16は、第2基板49を収容した第2容器47の前面に、第1基板48を収容した第1容器46を片開き自在に取り付けた二層構造を有している。一方、図18の如く、右側部材20の基板収納凹部24には、弾性係合片56が一体的に設けられており、ターミナル基板16は、その弾性係合片56を第1容器46の左端縁に設けられた係合凹部54に係合させることによって、着脱自在に右側部材20に設置されている。
【0016】
かかるパチンコ機1においては、遊技中に、遊技盤に設置された入賞装置に遊技球が入賞すると、遊技球タンク15に貯えられた遊技球が、通路部材17内を流下し、遊技球払出装置18によってカウントされた後に、賞品球として、供給皿6へ払い出される。一方、入賞装置に入賞した遊技球は、一時的に、セーフ球タンク50内に貯えられ、セーフ球排出装置19によってカウントされた後に外部へ排出される。
【0017】
また、取付板23の下端に設けられた係着孔30c,30cを取り外すことによって、取付板23を、その上端縁を軸として片開きすることができる。さらに、取付板23を90度以上片開きすると、各水平ロール状ガイド28の左右両側の支持部材29,29が、各ガイド挿通孔31,31・・の外側に位置した状態となるため、取付板23を右側あるいは左側にスライドさせることが可能となる(なお、図21は、取付板23を左側にスライドさせた状態を示したものである)。さらに、図22は、図21におけるD−D線断面を示したものであり、取付板23を右側あるいは左側にスライドさせると、各支持部材29,29・・が各ガイド挿通孔31,31・・穿設部位の周囲に設けられた係合屈曲部55と係合し合う。このため、取付板23が、略水平に片開きされた状態で保持される(図16参照)。なお、各ガイド挿通孔31,31・・は、水平ロール状ガイド28の幅と左右両側の支持部材29,29の幅とを合わせた長さよりも幅広に形成されているため、取付板23を片開きするだけでスライドさせない場合や、取付板23を90度より小さい角度で片開きする場合には、各支持部材29,29・・が係合屈曲部55と係合せず(図12参照)、取付板23は、片開きした状態で保持されない。
【0018】
また、図15は、取付板23のサブ基板設置領域39へのサブ基板13の設置状態を示したものであり、サブ基板13は、上端縁および下端縁の左右両端から上方および下方へ突設された設置爪45,45・・を、それぞれ、サブ基板設置領域39の四隅に突設された係止爪40,40・・の内部に挿入させることによって、取付板23に設置されている。このため、取付板23を片開きした場合には、サブ基板13を右側(パチンコ機1の背面から見た場合の右側)にスライドさせるだけで、サブ基板13を取付板23から簡単に取り外すことができる。なお、下側部材21の右下方には、せき止め部材58が、閉じた取付板23のサブ基板設置領域39における平板部33より後方へ突出するように設けられているので、取付板23が閉じている場合には、サブ基板13を取り外すことができない。
【0019】
パチンコ機1は、上記の如く、セーフ球タンク50およびセーフ球通路53の後方に、取付板23が、上端縁を軸として片開き自在に設置されており、制御装置12がその取付板23を介して設置されているとともに、カバー部材22に、取付板23を所定角度に傾斜させた状態で支持する支持部材29,29・・が付設されているため、セーフ球タンク50やセーフ球通路53内で遊技球が詰まる等のトラブルが発生した場合でも、ミドル枠10および機構板11を一体的に片開きして、取付板23を傾斜状態で保持するだけで、大きな作業スペースを必要とすることなく、そのトラブルを簡単に解消することができる。しかも、支持部材29,29・・によって、取付板23が略水平に片開きした状態で保持されるため、セーフ球タンク50やセーフ球通路53内におけるトラブルの解消が、非常に容易なものとなっている。
【0020】
また、パチンコ機1は、上述の如く、カバー部材22に水平ロール状ガイド28,28・・が設けられており、それらの水平ロール状ガイド28,28・・の左右両側に、それぞれ支持部材29,29が付設されているとともに、取付板23に、各水平ロール状ガイド28,28・・より幅広なガイド挿通孔31,31・・と、柱状部32,32・・とが、それぞれ上下に連設されており、取付板23が、各柱状部32,32・・を各水平ロール状ガイド28,28・・内に嵌入し、各ガイド挿通孔31,31・・に、各水平ロール状ガイド28,28・・および左右に付設された各支持部材29,29を挿通させた状態で、カバー部材22に設置されており、取付板23を90度以上片開きした状態で、右側あるいは左側にスライドさせると、各支持部材29,29・・が、各ガイド挿通孔31,31・・の周囲に設けられた係合屈曲部55と係合し合って、取付板23が略水平に片開きされた状態で保持される。かかる如く、パチンコ機1は、取付板23を水平より大きい角度で片開きして左右いずれかにスライドさせるだけで、きわめて容易に傾斜状態で保持することができるので、セーフ球タンク50やセーフ球通路53におけるトラブルを、きわめて容易に解消することができる。
【0021】
さらに、パチンコ機1は、各ガイド挿通孔31,31・・の周囲に設けられた補強リブ34の上端際(柱状部32の設置部位際)に段差Lが設けられており、各支持部材29,29・・を係合屈曲部55,55・・に係合させた状態で、取付板23が略水平に保持されるので、略水平に保持された取付板23ががたついたりしない。加えて、取付板23の開閉時における各水平ロール状ガイド28,28・・・・内での柱状部32,32・・の回転中心が、カバー部材22の平板部33の後端縁より、わずかに後方に位置した状態になっているので、取付板23を非常にスムーズに片開きすることができる。その上、取付板23の各柱状部32,32・・が完全な円柱状ではなく、長さ方向に沿った窪み59を有しているので、製造時や修理・交換等のメンテナンス時における取付板23の着脱の際の各水平ロール状ガイド28,28・・・・内への各柱状部32,32・・の挿入が非常に容易である。
【0022】
加えて、パチンコ機1は、セーフ球通路53にセーフ球通路カバー25が着脱自在に設けられているため、取付板23を傾斜状態で保持した上で、セーフ球通路カバー25を取り外すだけで、簡単にセーフ球通路53が露出する。このため、セーフ球タンク50やセーフ球通路53におけるトラブルを、ごく短時間のうちに解消することができる。
【0023】
また、パチンコ機1は、制御装置12が、保護容器44の下端縁に設けられた設置用突起42を、取付板23の押止部材38と平板部33との間に挿入した状態で、押止部材38と平板部33とを係着することによって、着脱自在に取付板23に取り付けられているため、制御装置12を取り替える場合やチェックする場合等に、非常に容易に制御装置12を取り外すことができる。また、パチンコ機1は、サブ基板13が、上端縁および下端縁の左右両端に突設された設置爪45,45・・を、それぞれ、取付板23に突設された断面L字状の係止爪40,40・・の内部に挿入させることによって、着脱自在に取付板23に設置されているため、サブ基板13をチェックする場合やサブ基板13が故障した場合等に、非常に容易にサブ基板13を取り外すことができる。その上、パチンコ機1は、下側部材21に設けられた配線ダクト57が、カバー部材22の後方に取り付けられた取付板23によって、後方からほとんど見えないようになっており、美観にも優れている。一方、パチンコ機1は、機構板11の右上方に設置されるターミナル基板16が、二層構造を有しており、容積の小さい基板収納凹部24内に、非常にコンパクトに収納されている。このため、パチンコ機1の図柄表示装置14や遊技球タンク15は、従来よりも大きなものとなっている。したがって、パチンコ機1は、従来のパチンコ機に比べて、図柄表示装置14による図柄やメッセージの表示がよりダイナミックなものとなっているし、多くの賞品球が払い出される場合でも遊技球タンク15内の遊技球がなくなりにくい。
【0024】
なお、本発明のパチンコ機の構成は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、外枠、ミドル枠、前枠、中扉、下側機能部、機構板(右側部材、下側部材、カバー部材、セーフ球通路カバー)、取付板、通路部材、遊技球払出装置、セーフ球排出装置、遊技球タンク、係着部材等の形状・構造等の構成を必要に応じて適宜変更することができる。
【0025】
たとえば、機構板は、右側部材、下側部材、カバー部材、セーフ球通路カバー等によって、組み立て形成されるものに限定されず、一体的に形成されたものでも良い。また、機構板に設ける水平ロール状ガイドや取付板に設ける柱状部の個数は、3個に限定されず、2個以下でも良いし、4個以上でも良い。さらに、支持部材は、必ずしも、水平ロール状ガイドの左右両側に付設する必要はなく、水平ロール状ガイドの左右いずれか片側に付設することも可能であるし、場合によっては、水平ロール状ガイドの側部以外の部位に設けることも可能である。加えて、パチンコ機は、取付板を所定の1つの角度で傾斜させた状態で支持する支持部材が機構板に付設されたものに限定されず、たとえば、水平ロール状ガイドの左右両側に、長さの異なる支持部材を付設する方法等を採用することによって、取付板を所定の2つの角度で傾斜させた状態で支持する支持部材が機構板に付設されたもの等に変更することもできる。かかる構成を採用した場合には、パチンコ機は、必要に応じて取付板の角度を変更できるものとなり、セーフ球タンクやセーフ球通路におけるトラブルを一層容易に解消できるものとなる。また、支持部材は、上記実施形態の如く、カバー部材の平板部から一体的に突出したものに限定されず、基端がカバー部材の後面に遊嵌されており先端が取付板の前面と係合可能な棒状体(自動車のボンネットを片開きした状態で保持する支持部材の如き形状を有するもの)等の他の形状を有するものに変更することも可能である。加えて、パチンコ機は、取付板に水平ロール状ガイドが設けられているとともに、機構板にガイド挿通孔と柱状部とが上下に連設されており、取付板が、水平ロール状ガイド内に柱状部を嵌入させ、水平ロール状ガイドをガイド挿通孔に挿通した状態で、上端縁を中心として片開き自在に機構板に設置されたものでも良い。一方、取付板は、制御装置とサブ基板とを一緒に設置するものに限定されず、制御装置とサブ基板とを別々に設置するものでも良い。また、ターミナル基板は、二層構造を有するものに限定されず、三層構造や四層構造を有するものでも良い。
【0026】
【発明の効果】
請求項1に記載されたパチンコ機は、取付板が、機構板に、上端縁を軸として片開き自在に設置されているとともに、該取付板に係合屈曲部が設けられており、かつ、機構板に、取付板を所定角度に傾斜させた状態で支持する支持部材が付設されているため、セーフ球タンクやセーフ球通路内で遊技球が詰まる等のトラブルが発生した場合でも、ミドル枠および機構板を一体的に片開きして、係合屈曲部を支持部材に係合させて取付板を傾斜状態で保持するだけで、大きな作業スペースを必要とすることなく、そのトラブルを簡単に解消することができる。
また、取付板が軸方向へスライド可能に設置されているため、取付板を所定角度以上片開きした状態で軸方向へスライドさせるだけで、きわめて容易に取付板を傾斜状態で支持することができる。
【0027】
請求項2に記載されたパチンコ機は、支持部材が、取付板を、鉛直線と約90度以上の角度をなすように傾斜させた状態で支持するものであるので、セーフ球タンクやセーフ球通路におけるトラブルを非常に容易に解消することができる。
【0028】
請求項3に記載されたパチンコ機は、機構板に水平ロール状ガイドが設けられており、その水平ロール状ガイドの右側および/または左側に支持部材が付設されているとともに、取付板に、水平ロール状ガイドより幅広なガイド挿通孔と、柱状部とが上下に連設されており、取付板が、柱状部を水平ロール状ガイド内に嵌入し、ガイド挿通孔に水平ロール状ガイドおよび支持部材を挿通させた状態で、機構板に設置されており、取付板を開放した状態で、右側あるいは左側にスライドさせると、支持部材が、ガイド挿通孔の隣接部分と係合し合うため、きわめて容易に取付板を傾斜状態で保持することができ、セーフ球タンクやセーフ球通路におけるトラブルを、きわめて容易に解消することができる。
【0029】
請求項4に記載されたパチンコ機は、セーフ球通路にセーフ球通路カバーが着脱自在に設けられているため、取付板を傾斜状態で保持した上で、セーフ球通路カバーを取り外すだけで、簡単にセーフ球通路が露出する。このため、セーフ球タンクやセーフ球通路におけるトラブルを、ごく短時間のうちに解消することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】パチンコ機の正面図である。
【図2】パチンコ機の背面図である。
【図3】ミドル枠および機構板をパチンコ機の背面側から示す斜視図である。
【図4】ミドル枠および機構板をパチンコ機の背面側から示す分解斜視図である。
【図5】(a),(b)は、それぞれ、パチンコ機の背面側から見たカバー部材の正面図、左側面図である。
【図6】カバー部材をパチンコ機の背面側から示す斜視図である。
【図7】図5の部分拡大図である。
【図8】(a),(b)は、それぞれ、パチンコ機の背面側から見た取付板の正面図、左側面図である。
【図9】(a),(b)は、それぞれ、取付板をパチンコ機の背面側から示す斜視図、部分分解斜視図である。
【図10】ミドル枠および機構板(カバー部材が取り付けられている状態)をパチンコ機の背面側から示す斜視図である。
【図11】ミドル枠および機構板(取付板が取り付けられている状態)をパチンコ機の背面側から示す斜視図である。
【図12】(a),(b)は、それぞれ、取付板を取り付けたカバー部材をパチンコ機の背面側から見た場合の正面図、右側面図である。
【図13】パチンコ機の背面側から見た制御装置の正面図である。
【図14】(a)は、制御装置を取り付けた取付板をパチンコ機の背面側から見た場合の正面図であり、(b)は、(a)におけるC−C線断面を示す説明図である。
【図15】サブ基板を取付板へ設置する様子を示す説明図である。
【図16】取付板を傾斜させた状態を示す説明図である。
【図17】ターミナル基板を示す説明図である。
【図18】右側部材および下側部材をパチンコ機の背面側から示す斜視図である。
【図19】従来のパチンコ機の背面図である。
【図20】図8(a)におけるA−A線断面を拡大して示す説明図である。
【図21】取付板を90度以上片開きして左側(パチンコ機の前面側から見た場合の左側)にスライドさせた状態を示す説明図である。
【図22】図21におけるD−D線断面を示す説明図である。
【図23】パチンコ機の正面側から見た取付板の正面図である。
【図24】図23におけるB部分を拡大して示す説明図である。
【符号の説明】
1・・パチンコ機、2・・外枠、3・・前枠、4・・ガラス板、5・・中扉、6・・供給皿、7・・下側機能部、8・・貯留皿、9・・操作ハンドル、10・・ミドル枠、11・・機構板、12・・制御装置、13・・サブ基板、14・・図柄表示装置、15・・遊技球タンク、16・・ターミナル基板、17a,17b・・通路部材、18・・遊技球払出装置、19・・セーフ球排出装置、20・・右側部材、21・・下側部材、22・・カバー部材、23・・取付板、24・・基板取付凹部、25・・セーフ球通路カバー、26・・平板部、27・・補強リブ、28・・水平ロール状ガイド、29・・支持部材、30a〜30e・・係着孔、31・・ガイド挿通孔、32・・柱状部、33・・平板部、34・・補強リブ、35・・嵌合凹部、38・・押止部材、39・・サブ基板設置領域、40・・係止爪、41・・係着部材、42・・設置用突起、43・・固定孔、44・・保護容器、45・・設置爪、46・・第1収容部、47・・第2収容部、48・・第1基板、49・・第2基板、50・・セーフ球タンク、51・・収納ガイド、53・・セーフ球通路、54・・係合凹部、55・・係合屈曲部、56・・弾性係合片、57・・配線ダクト、58・・せき止め部材、59・・窪み、61・・パチンコ機、62・・外枠、63・・ミドル枠、64・・機構板、65・・制御装置、66・・セーフ球タンク、67・・セーフ球排出装置、68・・セーフ球通路。

Claims (4)

  1. 周囲が外枠で覆われており、その外枠の内側に、遊技盤を取り付けたミドル枠が設置されており、そのミドル枠の裏面側に、セーフ球タンクとセーフ球通路とを上下に連設した機構板が設置されているとともに、それらのミドル枠と機構板とが、外枠に対して片開き自在に取り付けられており、かつ、前記セーフ球タンクおよびセーフ球通路の後方に、作動内容を制御する制御装置が設置されているパチンコ機であって、
    前記セーフ球タンクおよびセーフ球通路の後方に、取付板が、上端縁を軸として片開き自在、且つ、軸方向へスライド可能に設置されており、前記制御装置がその取付板を介して設置されている一方
    前記機構板に、前記取付板を所定角度に傾斜させた状態で支持する支持部材付設するとともに、前記取付板に、上下方向へ延びる補強リブを設け、当該補強リブの上端における前記取付板の表面との段差を前記支持部材に係合可能な係合屈曲部とし、
    前記取付板を所定角度以上片開きした状態で前記軸方向へスライドさせ、前記係合屈曲部を前記支持部材に係合させることにより、前記取付板が所定角度片開きされた状態で支持されることを特徴とするパチンコ機。
  2. 支持部材が、取付板を、鉛直線と約90度以上の角度をなすように傾斜させた状態で支持するものであることを特徴とする請求項1に記載のパチンコ機。
  3. 機構板に水平ロール状ガイドが設けられており、その水平ロール状ガイドの右側および/または左側に支持部材が付設されているとともに、取付板に、水平ロール状ガイドより幅広なガイド挿通孔と、柱状部とが上下に連設されており、
    取付板が、柱状部を水平ロール状ガイド内に嵌入し、ガイド挿通孔に水平ロール状ガイドおよび支持部材を挿通させた状態で、機構板に設置されていることを特徴とする請求項1、または請求項2に記載のパチンコ機。
  4. セーフ球通路にセーフ球通路カバーが着脱自在に設けられていることを特徴とする請求項1、請求項2、または請求項3に記載のパチンコ機。
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