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JP4352915B2 - 液滴吐出装置、液滴吐出装置の処理方法 - Google Patents
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JP4352915B2 - 液滴吐出装置、液滴吐出装置の処理方法 - Google Patents

液滴吐出装置、液滴吐出装置の処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、所定の液体をノズル開口から液滴として吐出する液滴吐出ヘッドと該液滴吐出ヘッドのノズル開口を封止(キャッピング)して液体の乾燥又はノズル開口の目詰まりを防止するキャッピング装置とを備える液滴吐出装置、液滴吐出装置の処理方法に関する。
液滴吐出ヘッドは、所定の液体を収容する圧力発生室と、圧力発生室を加圧するピエゾ素子と、圧力発生室に連通するノズル開口とを含んで構成されており、圧力発生室の液体をピエゾ素子で加圧することで、微少量の液体をノズル開口から液滴として吐出するものである。かかる構成の液滴吐出ヘッドは、ノズル開口近傍の液体が蒸発し、又は液滴吐出ヘッド内に気泡が停滞すると、液滴の吐出不良が生ずる。このため、この種の液滴吐出ヘッドは、ノズル開口を封止(キャッピング)して液体の乾燥又はノズル開口の目詰まりを防止するキャッピング装置が必須となる。
キャッピング装置は、ノズル開口を封止する封止部と封止部内に負圧を供給する吸引ポンプを備えて構成される。このキャッピング装置は、単に液滴吐出ヘッドのノズル開口を封止部で封止するだけではなく、吸引ポンプによって封止部内に負圧を作用させてノズル開口から強制的に液体を排出させることにより、ノズル開口の近傍で増粘している液体又は圧力発生室に停滞している気泡を排出させることもできる。
これら液滴吐出ヘッド及びキャッピング装置を備えた従来の液滴吐出装置の詳細については、例えば以下の特許文献1に開示されている。
特開2001−018408号公報
この特許文献1記載の液滴吐出装置においては、キャッピング装置の封止部内に吸収材が設けられており、非印刷時または電源オフ状態においては、封止後におけるノズル開口からの液体の蒸発を少なくするために、ノズル開口封止前に予め保湿液タンクから所定量の保湿液を吸収材に供給しておくことにより、封止部内の湿潤状態を保持している。
しかしながら、キャリッジに搭載された保湿液タンクから保湿液を滴下させているので、キャリッジ重量が重くなると共にその大型化を招来し、キャリッジモータの高コスト化が避けられないという課題がある。
また、キャッピング装置を用いて液滴吐出ヘッドのノズル開口を封止していても、その封止期間が長期に亘ると、液体の流路及びノズル開口における液体の蒸発又はキャップ装置内の乾燥による保湿性の低下等が原因で液体の増粘が生じてノズル開口が目詰まりすることがある。
従って、ノズル開口の封止後一定期間毎に、ノズル開口の封止を維持したまま封止部内への保湿液供給を可能にしたいという要請もある。
尚、ノズル開口の目詰まりを解消する方法としては、キャッピング装置を用いる方法以外に、液滴吐出ヘッドのノズル形成面(ノズル開口部が形成されている面)に負圧を作用させて、ノズル開口から液体を吸引後、ノズル形成面をワイパで拭き取るクリーニング法、及びピエゾ素子によって圧力発生室に加える圧力を大きくして、通常の液滴吐出量よりも多くの液滴を強制的に吐出するフラッシング法もあるが、これらの方法では、液体が無駄に消費されてしまうとともに、液滴吐出ヘッドやワイパの寿命を短縮するという問題が生ずる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、キャッピング装置によって液滴吐出ヘッドのノズル開口を封止したままの状態であっても封止部内に保湿液を供給可能とすることにより、ノズル開口等の目詰まり等を有効に防止し、且つ液体の無駄な消費や、液滴吐出ヘッド及びワイパの寿命短縮を防止することのできる液滴吐出装置、該液滴吐出装置の処理方法、及びデバイス製造方法を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の液滴吐出装置は、所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置とを備えた液滴吐出装置において、前記封止部内に前記液体に対する保湿液を供給する保湿液供給手段と、前記封止部内に設けられて前記封止部との間に空間を形成する吸収材と、を備え、前記封止部に、前記空間を減圧する第1のポンプと、前記空間に前記保湿液を供給する第2のポンプと、前記空間を外部と連通させるバルブと、が接続されていることを特徴とする。
本発明の液滴吐出装置は、所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置とを備えた液滴吐出装置において、前記ノズル形成面と前記封止部とにより形成される空間内部に前記液体に対する保湿液を供給する保湿液供給手段を備え、前記封止部内に吸収材が設けられるとともに、前記封止部には前記封止部と前記吸収材とを貫通する第1の連通管及び第2の連通管とが設けられており、前記第1の連通管に前記空間を減圧する第1のポンプが接続される一方、第2の連通管には前記空間内部に前記保湿液を供給する第2のポンプが接続されており、前記第2の連通管の前記ノズル形成面側の開口端が、前記吸収材の前記ノズル形成面側の面と略面一に配置される一方、前記第1の連通管の前記ノズル形成面側の開口端が、前記第2の連通管の前記開口端よりも前記ノズル形成面側に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、第3の連通管が設けられており、前記第3の連通管は前記空間と外部とを連通させるバルブに接続され、前記第3の連通管の前記ノズル形成面側の開口端は前記第1の連通管の前記開口端と側面視で略同一位置に配置されていることを特徴とする。
また、本発明は、前記キャッピング装置によるノズル開口封止期間を計時する計時手段と、前記計時手段による計時結果、及び前記保湿液の種類に応じて前記空間内部への供給時期を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする。
本発明は、上記液滴吐出装置の処理方法であって、所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置と、前記液体に対する保湿液を前記ノズル形成面と前記封止部とにより形成される空間内部に供給する保湿液供給手段とを備えてなる液滴吐出装置の処理方法において、前記キャッピング装置による前記ノズル開口の封止後に前記保湿液を前記空間内部に供給するステップを含むことを特徴とする。
また、所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置とを備えた液滴吐出装置において、前記ノズル形成面と前記封止部とにより形成される空間内部に前記液体に対する保湿液を供給する保湿液供給手段を備えると共に、この保湿液供給手段が前記封止部側に接続されていることを特徴としている。
この発明によれば、ノズル形成面と封止部とにより形成される空間内部への保湿液供給が、封止部に接続された保湿液供給手段より行われるので、移動体である液滴吐出ヘッドまわりの重量増や大型化を招くことはない。その結果、液滴吐出ヘッド駆動モータの高コスト化を回避しつつ、液滴吐出ヘッドのノズル開口の目詰まりを効果的に防止することができる。さらに、保湿液供給時における液滴吐出ヘッドの移動も不要にできる。
また、本発明の液滴吐出装置は、前記保湿液が前記封止部内に設けられた吸収材よりも下方から供給されることを特徴としている。
この発明によれば、保湿液供給に際して、キャッピング装置を一々液滴吐出ヘッドから離間させずに、ノズル開口を封止したまま行うことができるので、ノズル開口封止期間が長期に亘っても、封止状態のまま定期的に保湿液を供給することが可能になる。その結果、クリーニングの回数を低減することができ、該クリーニングを実施するクリーニングユニットが備えるワイパの寿命を延ばすこともできる。
また、本発明の液滴吐出装置は、前記キャッピング装置によるノズル開口封止期間を計時する計時手段と、前記保湿液の種別に応じて該保湿液の前記空間内部への供給時期を制御する制御手段とを備えることを特徴としている。
この発明によれば、保湿液の種類を印刷終了後の判定要素に加えているので、使用する保湿液によって相違することとなる乾燥の程度に応じて、保湿液の供給量や供給時期(供給インターバル)を適切に制御することが可能になる。その結果、保湿液の無駄な消費を極力抑えた上で、ノズル開口の目詰まり等を効果的に防止することができる。
上記課題を解決するために、本発明の液滴吐出装置の処理方法は、所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置と、前記液体に対する保湿液を前記ノズル形成面と前記封止部とにより形成される空間内部に供給する保湿液供給手段とを備えてなる液滴吐出装置の処理方法において、前記キャッピング装置による前記ノズル開口の封止後に前記保湿液を前記空間内部に供給するステップを含むことを特徴としている。
この発明によれば、保湿液供給に際して、キャッピング装置を一々液滴吐出ヘッドから離間させずに、ノズル開口を封止したまま行うことができるので、保湿液供給時における液滴吐出ヘッドの移動を不要にできる。さらに、ノズル開口封止期間が長期に亘っても、封止状態のまま定期的に保湿液を供給することが可能になる結果、クリーニングの回数を低減することができ、該クリーニングを実施するクリーニングユニットが備えるワイパの寿命を延ばすこともできる。
上記課題を解決するために、本発明のデバイス製造方法は、所定箇所に機能性を有するパターンが形成されたワークを備えたデバイスの製造方法であって、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の液滴吐出装置が備える液滴吐出ヘッド又は請求項4記載の液滴吐出装置の処理方法で使用される液滴吐出ヘッドを用いて前記ワーク上に所定の液体を液滴として吐出して前記パターンを形成する工程と、前記キャッピング装置による前記ノズル開口の封止後に前記保湿液を前記空間内部に供給する工程とを含むことを特徴としている。
この発明によれば、ワーク上に所定の液体を液滴として吐出してパターンを形成し、しかる後実施されるキャッピング装置によるノズル開口の封止後にキャッピング装置を一々液滴吐出ヘッドから離間させずに保湿液を供給できるので、保湿液供給時における液滴吐出ヘッドの移動が不要となる。この結果として、スループットの低下を招かずにデバイスを効率よく製造することができ、デバイスの製造コストを低減することができる。
以下、図面を参照して本発明の一実施形態による液滴吐出装置、該液滴吐出装置の処理方法、及びデバイス製造方法について詳細に説明する。
〔液滴吐出装置〕
図1は、本発明の一実施形態による液滴吐出装置の概略構成を示す斜視図である。尚、以下の説明においては、必要であれば図中にXYZ直交座標系を設定し、このXYZ直交座標系を参照しつつ各部材の位置関係について説明する。XYZ直交座標系は、XY平面が水平面に平行な面に設定され、Z軸が鉛直上方向に設定される。また、本実施形態では吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)20の移動方向(主走査方向)がX方向に設定され、ステージSTの移動方向(副走査方向)がY方向に設定されている。
図1に示す通り、本実施形態の液滴吐出装置IJは、ベース10と、ベース10上でガラス基板等の基板Pを支持するステージSTと、ステージSTの上方(+Z方向)において支持され、基板Pに対して所定の液滴を吐出可能な吐出ヘッド20とを含んで構成されている。ベース10とステージSTとの間には、ステージSTをY方向に移動可能に支持する第1移動装置12が設けられている。また、ステージSTの上方には、吐出ヘッド20をX方向に移動可能に支持する第2移動装置14が設けられている。
吐出ヘッド20には、流路18を介して吐出ヘッド20から吐出される液体(所定の液体)を貯蔵するタンク16が接続されている。また、ベース10上には、キャッピングユニット(キャッピング装置)22とクリーニングユニット24とが配置されている。制御装置26は、液滴吐出装置IJの各部(例えば、第1移動装置12及び第2移動装置14等)を制御して液滴吐出装置IJの全体の動作を制御する。
上記の第1移動装置12はベース10の上に設置されており、Y軸方向に沿って位置決めされている。この第1移動装置12は、例えばリニアモータによって構成され、ガイドレール12a,12aと、このガイドレール12aに沿って移動可能に設けられているスライダー12bとを備えている。このリニアモータ形式の第1移動装置12のスライダー12bは、ガイドレール12aに沿ってY軸方向に移動して位置決め可能である。
また、スライダー12bはZ軸回り(θz)用のモータ12cを備えている。このモータ12cは、例えばダイレクトドライブモータであり、モータ12cのロータはステージSTに固定されている。これにより、モータ12cに通電することでロータとステージSTとは、θz方向に沿って回転してステージSTをインデックス(回転割り出し)することができる。即ち、第1移動装置12は、ステージSTをY軸方向及びθz方向に移動可能である。ステージSTは基板Pを保持し、所定の位置に位置決めするものである。また、ステージSTは不図示の吸着保持装置を有しており、この吸着保持装置が作動することによってステージSTに設けられた不図示の吸着穴を通して基板PをステージSTの上に吸着して保持する。
上記の第2移動装置14は、支柱28a,28aを用いてベース10に対して立てて取り付けられており、ベース10の後部10aにおいて取り付けられている。この第2移動装置14はリニアモータによって構成され、支柱28a,28aに固定されたコラム28bに支持されている。第2移動装置14は、コラム28bに支持されているガイドレール14aと、ガイドレール14aに沿ってX軸方向に移動可能に支持されているスライダー14bとを備えている。スライダー14bはガイドレール14aに沿ってX軸方向に移動して位置決め可能である。上記の吐出ヘッド20はスライダー14bに取り付けられている。
吐出ヘッド20は、Z方向の位置決め装置としてのモータ30、及び、揺動位置決め装置としてのモータ32,34,36を有している。モータ30を駆動すれば吐出ヘッド20をZ方向に沿って上下動させることができ、任意のZ方向の位置で吐出ヘッド20を位置決めすることができる。モータ32を駆動すれば、吐出ヘッド20をY軸回りのβ方向に沿って揺動させることができ、吐出ヘッド20の角度を調整することができる。モータ34を駆動すれば、吐出ヘッド20をX軸回りのγ方向に沿って揺動させることができ、吐出ヘッド20の角度を調整することができる。モータ36を駆動すれば、吐出ヘッド20をZ軸回りのα方向に沿って揺動させることができ、吐出ヘッド20の角度を調整することができる。
このように、図1に示す吐出ヘッド20は、Z方向に直線移動可能であって、α方向、β方向、及びγ方向に沿って揺動して角度を調整することができるようにスライダ14bに支持されている。吐出ヘッド20の位置及び姿勢は、ステージST側の基板Pに対する液滴吐出面21の位置又は姿勢が所定の位置又は所定の姿勢となるように、制御装置26によって精確に制御される。尚、吐出ヘッド20の液滴吐出面(ノズル形成面)21には液滴を吐出する複数のノズル開口111が設けられている。
上述の吐出ヘッド20から吐出される液滴としては、着色材料を含有するインク、金属微粒子等の材料を含有する分散液、PEDOT:PSS等の正孔注入材料や発光材料等の有機EL物質を含有する溶液、液晶材料等の高粘度の機能性液体、マイクロレンズの材料を含有する機能性液体、たんぱく質や核酸等を含有する生体高分子溶液等の種々の材料を含有する液滴が採用される。
ここで、吐出ヘッド20の構成について説明する。図2は、吐出ヘッド20の主要部の一部を示す透視図である。図2に示す通り、吐出ヘッド20は、ノズル板110、圧力室基板120、及び振動板130を含んで構成されている。圧力室基板120は、圧力発生室としてのキャビティ121、側壁122、リザーバ123、及び供給口124を備えている。キャビティ121は、圧力室であってシリコン等の基板をエッチングすることにより形成されるものである。側壁122は、キャビティ121間を仕切るよう構成され、リザーバ123は、各キャビティ121に所定の液体を充填する時に、液体を供給可能な共通の流路として構成されている。供給口124は、各キャビティ121に液体を導入可能に構成されている。
また、振動板130は、圧力室基板120の一方の面に貼り合わせ可能に構成されている。振動板130には前述した圧電体デバイスの一部である圧電体素子150が設けられている。圧電体素子150は、ペロブスカイト構造を持つ強誘電体の結晶であり、振動板130上に所定の形状で形成されて構成されている。この圧電体素子150は、制御装置26から供給される駆動信号に対応して体積変化を生ずることが可能に構成されている。ノズル板110は、圧力室基板120に複数設けられたキャビティ(圧力室)121の各々に対応する位置にそのノズル開口111が配置されるよう、圧力室基板120に貼り合わせられている。ノズル板110を貼り合わせた圧力室基板120は不図示の筐体に嵌められている。以上により吐出ヘッド20が構成されている。
吐出ヘッド20から所定の液体を液滴として吐出させるには、まず、制御装置26が液滴を吐出させるための駆動信号を吐出ヘッド20に供給する。液体は吐出ヘッド20のキャビティ121に流入しており、駆動信号が吐出ヘッド20に供給されると吐出ヘッド20に設けられた圧電体素子150がその駆動信号に応じた体積変化を生ずる。この体積変化は振動板130を変形させ、キャビティ121の体積を変化させる。この結果、そのキャビティ121のノズル開口111から液体が液滴として吐出される。液滴が吐出されたキャビティ121には吐出によって減った液体が新たにタンク16から供給される。
尚、図2を参照して説明した吐出ヘッド20は圧電体素子に体積変化を生じさせて液滴を吐出させる構成であったが、発熱体により液体に熱を加えその膨張によって液滴を吐出させるようなヘッド構成であってもよい。また、静電気によって振動板を変形させることにより体積変化を生じさせて液滴を吐出させるような吐出ヘッドであってもよい。
図1に戻り、第2移動装置14は、吐出ヘッド20をX軸方向に移動させることで、吐出ヘッド20をクリーニングユニット24又はキャッピングユニット22の上部に選択的に位置決めさせることができる。つまり、デバイス製造作業の途中であっても、例えば吐出ヘッド20をクリーニングユニット24上に移動すれば、吐出ヘッド20のクリーニングを行うことができる。また、吐出ヘッド20をキャッピングユニット22の上に移動すれば、吐出ヘッド20の液滴吐出面21にキャッピングを施したり、液滴をキャビティ121に充填したり、ノズル開口111の目詰まり等による吐出不良を回復させたりすることが可能となる。
つまり、クリーニングユニット24及びキャッピングユニット22は、ベース10上の後部10a側で、吐出ヘッド20の移動経路直下に、ステージSTと離間して配置されている。ステージSTに対する基板Pの搬入作業及び搬出作業はベース10の前部10b側で行われるため、これらクリーニングユニット24又はキャッピングユニット22により作業に支障を来すことはない。
クリーニングユニット24は、ノズル開口111が形成された面を拭き取るワイパを備えており、吐出ヘッド20のノズル開口111等のクリーニングをデバイス製造工程中や待機時に定期的に又は随時に行うことができる。キャッピングユニット22は、吐出ヘッド20の液滴吐出面21が乾燥しないように、デバイスを製造しない待機時にこの液滴吐出面21にキャッピングを施したり、液滴をキャビティ121に充填する際に用いたり、また、吐出不良が生じた吐出ヘッド20を回復させるものである。
[キャッピングユニット]
次に、キャッピングユニット22について詳細に説明する。図3は、キャッピングユニット22の構成を示す図である。図3に示す通り、キャッピングユニット22は、箱状をなすキャップ本体(封止部)40、吐出ヘッド20のノズル形成面(液滴吐出面21)に当接するシール部材42、第1の連通管44、第1のポンプ46、吸収材50、第2の連通管54、第2のポンプ56、第3の連通管64,及び大気開放バルブ66を含んで構成されている。
キャップ本体40の封止側端面40Aには、その全周にわたって凹溝40aが形成されている。この凹溝40aには、例えばゴム等の可撓性素材により方形状に形成されたシール部材42が、封止側端面40Aから一部突出するように嵌入している。
キャップ本体40の内周面40Bには、内方に突出する一対の係止部52が設けられている。吸収材50は、その周縁部が係止部52に把持されることにより、キャップ本体40の内底面40Cから所定距離離間した位置に固定されている。
尚、吸収材50は、吐出ヘッド20から吐出される液滴に対する吸収性に優れ、液滴が吸収された際には湿潤状態を保つものであり、例えば微細な連続気孔構造を有するスポンジ等の材料からなる。
キャップ本体40の底面部40bには、該底面部40bを貫通して内底面40Cに開口する第1〜第3の連通管44,54,64が接続されている。
第1の連通管44には、該第1の連通管44を介してキャップ本体40内、すなわち、吐出ノズル20のノズル形成面とキャップ本体40とにより形成される空間内部を吸引、減圧(負圧を供給)する第1のポンプ46が接続されている。第1のポンプ46の排出側には排液タンク48が設けられており、クリーニング操作等に伴う排液が貯留される。
第1のポンプ46は、制御装置26と電気的に接続されており(図4参照)、制御装置26の制御の下で、その駆動が制御される。
第2の連通管54には、第2のポンプ56を介して、大気導入口60を有する保湿液タンク58が接続されており、保湿液タンク58からキャップ本体40内に保湿液が供給されることにより、吸収材50の湿潤状態が長期にわたり維持される。保湿液タンク58はベース10上に設置され、保湿液の残量を検出する残量検出手段62が接続されている。
尚、残量検出手段62は、保湿液の残量が所定以下となった場合にのみ、その情報を出力するように構成してもよく、例えば、保湿液タンク58内にフロート部材を配置し、このフロート部材の位置によって保湿液の残量が所定以下となったことを検知し、その旨の信号を出力するように構成される。
第2のポンプ56及び残量検出手段62は、制御装置26と電気的に接続されており(図4参照)、残量検出手段62により検出された保湿液の残量に基づき、残量制御装置26の制御の下で、その駆動が制御される。
第3の連通管64には、該第3の連通管64を介してキャップ本体40の内外を連通させる大気開放バルブ66が接続されている。この大気開放バルブ66は、制御装置26と電気的に接続されており(図4参照)、制御装置26の制御の下で、その駆動が制御される。
以上説明した通り、この実施の形態においては、第2の連通管54,第2のポンプ56,保湿液タンク58,残量検出手段62,及び制御装置26とを備えて本発明の保湿液供給手段が構成されている。
次に、本実施形態の液滴吐出装置IJの電気的な機能構成について説明する。尚、図4のブロック図において、図1〜図3に示した部材に相当するブロックには同一の符号を付してある。図4に示す通り、液滴吐出装置IJを制御する電気的な構成は、制御コンピュータ90、制御装置26、及び駆動用集積回路100を含んで構成される。
制御コンピュータ90は、例えばCPU(中央処理装置)、RAM(Random Access Memory)及びROM(Read Only Memory)等の内部記憶装置、ハードディスク、CD−ROM等の外部記憶装置、並びに液晶表示装置又はCRT(Cathod Ray Tube)等の表示装置を含んで構成され、ROM又はハードディスクに記憶されたプログラムに従って、液滴吐出装置IJの動作を制御する制御信号を出力する。この制御コンピュータ90は、例えばケーブル等を用いて制御装置26と接続されている。
制御装置26は、演算制御部92、駆動信号生成部94、及びタイマ部(計時手段)96を含んで構成される。演算制御部92は、制御コンピュータ90から入力された制御信号及び内部に予め記憶された制御プログラムに基づいて、第1移動装置12、第2移動装置14、及びモータ30〜36を駆動するとともに、キャッピングユニット22に設けられたポンプ46,56、残量検出手段62、及び大気開放バルブ66の動作を制御する。
また、演算制御部92は、吐出ヘッド20に設けられる複数の圧電体素子150を駆動する各種駆動信号を生成するための各種データ(駆動信号生成用データ)を駆動信号生成部94に出力する。更に、演算制御部92は、上記制御プログラムに基づいて選択データを生成して駆動用集積回路100に設けられた切替信号生成部102に出力する。この選択データは、駆動信号の印加対象となる圧電体素子150を指定するためのノズル選択データと圧電体素子150に印加する駆動信号を指定するための波形選択データとからなる。
加えて、演算制御部92は、キャッピングユニット22によるノズル開口封止期間、すなわち、吐出ヘッド20がキャッピングユニット22のキャップ本体40にキャッピング(封止)されている時間をタイマ部96を用いて計時し、この計時結果,保湿液の種類,及びキャップ開後における吐出ヘッド20のクリーニングの有無等に応じて、前記空間内部に対する保湿液タンク58からの保湿液供給量や保湿液供給時期を制御する。
尚、保湿液タンク58内の保湿液の残量が所定以下となると、その旨を示す信号が残量検出手段62から制御装置26に出力され、例えば制御コンピュータ90の表示装置にエラー表示がなされる。
駆動信号生成部94は、上記の駆動信号生成用データに基づいて所定形状の各種駆動信号、例えば液滴を吐出させるための通常駆動信号、ノズル開口111においてメニスカスを微振動させるための微振動信号等の駆動信号を生成してスイッチ回路104に出力する。
タイマ部96は、例えば演算制御部92から出力される計時開始信号及び計時時間が入力され、計時を開始してから計時時間が経過したときに、計時完了信号を出力する。
駆動用集積回路100は、吐出ヘッド20の内部に設けられており、切替信号生成部102及びスイッチ回路104を含んで構成されている。切替信号生成部102は、演算制御部92から出力される選択データに基づいて各圧電体素子150への駆動信号の導通/非導通を指示する切替信号を生成し、スイッチ回路104に出力する。スイッチ回路104は、各圧電体素子150毎に設けられており、切替信号によって指定された駆動信号を圧電体素子150に出力する。
次に、上記構成における液滴吐出装置IJを用いて基板P上にマイクロアレイを形成した後に行われる液滴吐出装置IJの処理方法について詳細に説明する。
図6に示すフローチャートの最終ステップ、すなわち、「プリンタ電源OFF」の処理シーケンスは、操作者によって電源スイッチが切られた場合、あるいはコンセントが抜かれたり停電などで電力が停止した場合に実行されるものであり、以下に説明する液滴吐出装置IJの処理方法は、この「プリンタ電源OFF」の処理シーケンスで実行されるフラッシング動作処理内で実施される。
図7に示すフローチャートのステップS1では、タイマ部96により計時されるノズル開口封止期間Tがゼロにリセットされ、ノズル開口封止期間Tの計時が開始される。ノズル開口封止期間Tのリセット及び計時開始は、印刷終了後、ノズル開口111がキャップ本体40により封止(以下、この封止動作を「キャッピング」という。)される直前に実施される。
続くステップS2では、キャップ開後、すなわち、キャップ本体40によるノズル開口111の封止を解除した後に、クリーニングを実施したかどうかが判断される。キャップ開後のクリーニングの有無により、吸収材50に残存している液体の量が異なるので、キャップ本体40に供給すべき保湿液の量も変える必要があるからである。
ステップS2において、キャップ開後にクリーニングを実施した場合(判断結果が「YES」の場合)、処理はステップS3に進み、保湿液が1価アルコールを含むものであるかどうかが判断される。保湿液が1価アルコールを含むものである場合と、多価アルコールを含むものである場合とで、保湿液をキャップ本体40に供給すべき時間間隔や、後述するキャップ内吸引(ステップS14)の要否を変える必要があるからである。
ステップS3において、保湿液が1価アルコールを含むものである場合(判断結果が「YES」の場合)、処理はステップS4に進み、キャップ本体40には吸収材50よりも下方から保湿液が1g(グラム)供給され、その後キャッピングが行われる。
続くステップS5では、操作者による印刷実行コマンドの有無が判断される。印刷実行コマンドが無い場合には、処理はステップS6に進み、印刷実行コマンドが有る場合には、この処理シーケンスの呼び出し元の処理シーケンスに処理が戻る。
ステップS6では、ステップS1で計時を開始したノズル開口封止期間Tが1か月以上であるかどうかが判断される。既に1か月以上経過している場合(判断結果が「YES」)、処理はステップS4に戻り、キャップ本体40内に保湿液が1g再供給される。これに対し、まだ1か月経過していない場合(判断結果が「NO」)は、当該ステップS6の判断が繰り返し行われる。
ステップS3において、保湿液が多価アルコールを含むものである場合(判断結果が「NO」の場合)、処理はステップS11に進み、キャップ本体40には吸収材50よりも下方から保湿液が1g(グラム)供給され、その後キャッピングが行われる。
続くステップS12では、操作者による印刷実行コマンドの有無が判断される。印刷実行コマンドが無い場合には、処理はステップS13に進み、印刷実行コマンドが有る場合には、この処理シーケンスの呼び出し元の処理シーケンスに処理が戻る。
ステップS13では、ステップS1で計時を開始したノズル開口封止期間Tが0.5か月以上であるかどうかが判断される。既に0.5か月以上経過している場合(判断結果が「YES」)、処理はステップS14に進み、第1のポンプ46を駆動して第1の連通管44を介してキャップ本体40内を吸引、減圧(負圧を供給)し、ノズル開口111の目詰まりを防止するためのキャップ内吸引を行う。次いで、キャップ本体40によるノズル開口111の封止が解除され(ステップS15)、さらに処理がステップS11に戻り、キャップ本体40内に保湿液が1g再供給される。
これに対し、ステップS13において、まだ0.5か月経過していない場合(判断結果が「NO」)は、ステップS13の判断が繰り返し行われる。
これらステップ11〜ステップ15の処理が、ステップS4〜S6の処理と異なるのは、保湿液が多価アルコールを含むものである場合には、保湿液をキャップ本体40に供給した後、所定の時間が経過すると、保湿液がノズル開口111から吐出ヘッド20側の水分を吸収してしまうため、保湿液の補充間隔を相対的に短期に設定し(ステップS6,S13)、さらに、キャップ内吸引処理(ステップS14)を実施しておくことが好ましいからである。
ステップS2において、キャップ開後にクリーニングを実施していなかった場合(判断結果が「NO」の場合)、処理はステップS21に進み、保湿液が1価アルコールを含むものであるどうかが判断される。保湿液が1価アルコールを含むものである場合と、多価アルコールを含むものである場合とで、保湿液をキャップ本体40に供給すべき時間間隔や、キャップ内吸引(ステップS14)の要否を変える必要があるからである。
ステップS21において、保湿液が1価アルコールを含むものである場合(判断結果が「YES」の場合)、処理はステップS22に進み、キャップ本体40には吸収材50よりも下方から保湿液が0.5g供給され、その後キャッピングが行われる。この処理において、保湿液の供給量がステップS4,S7の1gに比して少なく設定されているのは、キャップ開後にクリーニングを実施していた場合に比して、より多くの保湿液がキャップ内に残存しているからである。
続くステップS23では、操作者による印刷実行コマンドの有無が判断される。印刷実行コマンドが無い場合には、処理はステップS24に進み、印刷実行コマンドが有る場合には、この処理シーケンスの呼び出し元の処理シーケンスに処理が戻る。
ステップS24では、ステップS1で計時を開始したノズル開口封止期間Tが1か月以上であるかどうかが判断される。既に1か月以上経過している場合(判断結果が「YES」)、処理はステップS4に進み、キャップ本体40内に保湿液が1g再供給される。これに対し、まだ1か月経過していない場合(判断結果が「NO」)は、当該ステップS24の判断が繰り返し行われる。
ステップS21において、保湿液が多価アルコールを含むものである場合(判断結果が「NO」の場合)、処理はステップS31に進み、キャップ本体40には吸収材50よりも下方から保湿液が0.5g供給され、その後キャッピングが行われる。しかる後、処理は上述したステップ13に進む。
キャップ開後にクリーニングを実施していない場合(ステップS2の判断結果が「NO」)、最初に行う保湿液のキャップ本体40への供給量は0.5gで十分であるが、その後は1か月以上経過しないと供給されないので、その供給量は、キャップ開後にクリーニングを実施していた場合(ステップS2の判断結果が「YES」)と同様に、1gに設定される。
このように、本実施形態においては、ノズル形成面とキャップ本体40とにより形成される空間内部への保湿液供給が、ベース10上に設置された保湿液タンク58から第2の連通管54を介してキャップ本体40の底面部40bより行われるので、移動体である吐出ヘッド20まわりの重量増や大型化を招くことがない。その結果として、駆動源であるモータ30,32,34,36の高コスト化を回避しつつ、吐出ヘッド20のノズル開口111の目詰まりを効果的に防止することができる。
また、保湿液を吐出ヘッド20側からではなく、吸収材50よりも下方から供給するようにしているので、保湿液供給に際しては、キャッピングユニット22を一々吐出ヘッド20から離間させずに、ノズル開口111を封止したまま行うことができる。よって、保湿液供給時における吐出ヘッド20の移動を不要にできる。また、ノズル開口封止期間が長期に亘っても、封止状態のまま定期的に保湿液を供給することが可能になる結果、クリーニングの回数を低減することもでき、クリーニングユニット24が備えるワイパの寿命を延ばすこともできる。
さらに、印刷終了後のフラッシング動作において、キャップ開後のクリーニングの有無や、保湿液が1価アルコールを含むものであるか否かを制御時の判定要素に加えているので、吸収材50の乾燥の程度に応じて、保湿液の供給量や供給間隔(供給インターバル)を適切に制御することが可能になり、保湿液の無駄な消費を極力抑えた上で、ノズル開口111の目詰まり等を効果的に止することもできる。
〔デバイス製造方法、及び電子機器〕
以上、本発明の実施形態による液滴吐出装置の処理方法について説明したが、この液滴吐出装置は膜を形成する成膜装置、金属配線等の配線を形成する配線装置、又はマイクロレンズアレイ、液晶表示装置、有機EL装置、プラズマ型表示装置、電界放出ディスプレイ(FED:Field Emission Display)等のデバイスを製造するデバイス製造装置として用いることができる。
上記の液滴吐出装置を用いてワークとしての基板P上に液滴を吐出してパターンを形成した後、パターン形成を行うことなく更に所定の期間が経過した場合には、ノズル開口の封止を維持したまま封止部内へ保湿液を供給することが可能になるので、保湿液供給時における液滴吐出ヘッドの移動を不要にできる。この結果として、スループットの低下を招かずにデバイスを効率よく製造することができ、デバイスの製造コストを低減することができる。
上記の液晶装置、有機EL装置、プラズマ型表示装置、FED等のデバイスは、ノート型コンピュータ及び携帯電話等の電子機器に設けられる。だだし、電子機器は、上記のノート型コンピュータ及び携帯電話に限られる訳ではなく、種々の電子機器に適用することができる。例えば、液晶プロジェクタ、マルチメディア対応のパーソナルコンピュータ(PC)及びエンジニアリング・ワークステーション(EWS)、ページャ、ワードプロセッサ、テレビ、ビューファインダ型又はモニタ直視型のビデオテープレコーダ、電子手帳、電子卓上計算機、カーナビゲーション装置、POS端末、タッチパネルを備えた装置等の電子機器に適用することが可能である。
また、キャッピング装置の構成は、上記図3に示したキャッピングユニット22に限らず、例えば図5に示すような構成であっても良い。
図5に示すキャッピングユニット80は、大気開放バルブ66と接続された第3の連通管72、第2のポンプと接続された第2の連通管73、及び第1のポンプ46と接続された第1の連通管74を吸収材50を貫通するまで延長する共に、第1及び第3の連通管74,72の開口端74a,72aを吸収材50の上面よりも高位、かつ、第2の連通管73aの開口端73aよりも高位に配置したものである。この形態において、開口端73aの高さ位置は、吸収材50の上面と面一に設定されている。
この構成によれば、第1のポンプ46を駆動してキャップ本体40内を吸引、減圧したときに、吸収材50に吸収された保湿液が第1の連通管74の開口端74aから吸引されることを効果的に防止できるので、吸収材50の湿潤状態を良好に保つことができる。また、保湿液供給時においても、第2の連通管73を介してキャップ本体40内に供給された保湿液が第3の連通管72の開口端72aから大気開放されることを防止できるので、保湿液の無駄な消費を抑えることができる。更には、吸収材50に付着した液体が、第1の連通管74からの空気や液体の逆流、及び第3の連通管72からの大気開放時の空気の供給によって、気泡化することを効果的に防止できるので、気泡がノズル形成面に付着することが無くなり無駄なクリーニング動作が不要となる。
本発明の一実施形態による液滴吐出装置の概略構成を示す斜視図である。 吐出ヘッドの主要部を示す透視図である。 キャッピングユニットの構成を示す図である。 本発明の一実施形態による液滴吐出装置の電気的な機能構成を示すブロック図である。 キャッピングユニットの他の実施形態の要部を示す図である。 電源スイッチがONされてからOFFされるまでの全体工程を示すフローチャートである。 キャッピング処理の詳細を示すフローチャートである。
符号の説明
20……吐出ヘッド(液滴吐出ヘッド)
22、80……キャッピングユニット(キャッピング装置)
26……制御手段
40……キャッピング本体(封止部)
50……吸収材
96……タイマ部(計時手段)
58……保湿液タンク
111……ノズル開口
IJ……液滴吐出装置
P……基板(ワーク)

Claims (4)

  1. 所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置とを備えた液滴吐出装置において、
    前記封止部内に前記液体に対する保湿液をノズル形成面と前記封止部とにより形成され外部と連通可能な空間内部に前記液体に対する保湿液を供給する保湿液供給手段を備え、
    前記封止部内に吸収材が設けられるとともに、前記封止部には前記封止部と前記吸収材とを貫通する第1の連通管及び第2の連通管とが設けられており、
    前記第1の連通管に前記空間を減圧する第1のポンプが接続される一方、第2の連通管には前記空間内部に前記保湿液を供給する第2のポンプが接続されており、
    前記第2の連通管の前記ノズル形成面側の開口端が、前記吸収材の前記ノズル形成面側の面と面一とされる一方、前記第1の連通管の前記ノズル形成面側の開口端が、前記第2の連通管の前記開口端よりも前記ノズル形成面側に配置され、
    前記保湿液供給手段は、前記第2の連通管および前記第2のポンプを有して構成されていることを特徴とする液滴吐出装置。
  2. 第3の連通管が設けられており、
    前記第3の連通管は前記空間を大気と遮蔽するとともに大気開放可能なバルブに接続され、
    前記第3の連通管の前記ノズル形成面側の開口端は前記第1の連通管の前記開口端と側面視で同一位置に配置されていることを特徴とする請求項1記載の液滴吐出装置。
  3. 前記キャッピング装置によるノズル開口封止期間を計時する計時手段と、
    前記計時手段による計時結果、及び前記保湿液の種類に応じて前記空間内部への供給時期を制御する制御手段と、を備えることを特徴とする請求項1または2記載の液滴吐出装置。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載の液滴吐出装置の処理方法であって、
    所定の液体を液滴として吐出するノズル開口をノズル形成面に有する液滴吐出ヘッドと、該液滴吐出ヘッドの少なくとも前記ノズル開口を封止する封止部を有するキャッピング装置と、前記液体に対する保湿液を前記ノズル形成面と前記封止部とにより形成される空間内部に供給する保湿液供給手段とを備えてなる液滴吐出装置の処理方法において、
    前記キャッピング装置による前記ノズル開口の封止後に前記保湿液を前記空間内部に供給するステップを含むことを特徴とする液滴吐出装置の処理方法。
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