以下に、本発明に係る録画装置をその実施形態である記録再生装置を示す図面に基づいて詳述する。
(実施形態1)
図1は実施形態1に係る記録再生装置の構成例を示すブロック図である。図1において破線はテレビジョン放送に係る放送番組の番組信号、又は各放送局から放送される放送番組の内容を示す番組情報(EPG信号)の流れを示している。実施形態1に係る記録再生装置1は、液晶ディスプレイ又はCRTディスプレイ等のモニタ装置3に、映像信号用の映像ケーブル及び音声信号用の音声ケーブルによって接続されており、記録再生装置1が受信した放送番組、EPG信号に基づく電子番組表、記録再生装置1が録画した放送番組等をモニタ装置3に表示させることができる。
また、記録再生装置1は、リモートコントロール装置(以下、リモコン装置という)1aとの間で赤外線を利用したIrDA(Infrared Data Association)規格に従う無線通信が可能に構成されており、リモコン装置1aによって遠隔から操作することができる。なお、記録再生装置1とリモコン装置1aとを、赤外線を利用した無線通信だけでなく、例えば、IEEE802.11b規格に準拠した無線LAN、及びBluetooth規格に従う無線通信等を介して接続してもよい。
記録再生装置1は、制御部10、ROM11、RAM12、チューナ部13、EPG復号部14、番組延長検出部15、操作部16、表示部17、通信部18、日時管理部19、予約管理部20、記録再生部21、OSD(On Screen Display )部23、映像ケーブル及び音声ケーブルを介してモニタ装置3へ番組信号を出力するための出力部24、リモコンコード解析部25、リモコン装置1aからの赤外線を受光する赤外線受光部26等を備えており、夫々はバス10aを介して相互に接続されている。
制御部10は、CPU(Central Processing Unit )又はMPU(Micro Processor Unit)等により構成されており、バス10aを介して接続される上述したようなハードウェア各部を制御すると共に、ROM11に予め格納されている制御プログラムを適宜RAM12に読み出して実行する。ROM11は、記録再生装置1を本発明に係る録画装置として動作させるために必要な種々の制御プログラム、電子メールの送受信を行なうために必要なソフトウェアであるメーラー等を予め記憶している。RAM12は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成されており、制御部10による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
チューナ部13は、例えばUHFテレビジョン放送信号及びVHFテレビジョン放送信号、BS放送信号又はCS放送信号等の受信用チューナであり、放送中継基地2の方向に向けて配置されたアンテナ2aと接続されている。チューナ部13は、ユーザにより選択された放送チャンネルに応じてアンテナ2aで受信した電波を検波して放送番組の番組信号を受信し、受信した番組信号を記録再生部21又は出力部24へ転送する。なお、チューナ部13が受信した番組信号に含まれる音声は、図示しないスピーカへ入力されて音声出力される。
ここで、アンテナ2aが受信する電波には、番組信号に係る電波のほかに、各放送局が放送する放送番組のジャンル、放送チャンネル、放送開始日時、放送終了日時及びタイトル等を示す番組情報と、各放送番組の放送日時の変更を示す変更情報とを含むEPG(電子番組表)信号に係る電波が定期的に含まれる。チューナ部13は、アンテナ2aで受信した電波を検波してEPG信号を受信した場合、受信したEPG信号をEPG復号部14へ転送する。
EPG復号部14は、チューナ部13から取得するEPG信号を解読して番組情報であれば出力部24へ転送してモニタ装置3に電子番組表を表示させ、変更情報であれば番組延長検出部15へ転送する。番組延長検出部15は、EPG復号部14から取得した変更情報に基づいて、放送番組の延長、臨時番組による放送中止等を検出しており、検出内容を制御部10へ通知する。なお、記録再生装置1は、電子番組表をアンテナ2aが受信する電波を介してだけでなく、例えばネットワークNW上に設けられたEPGサーバから受信することもできる。
操作部16は、記録再生装置1をユーザが操作するために必要な各種のファンクションキーを備えており、ユーザにより各キーが操作された場合、操作されたキーに対応した制御信号を制御部10へ送出する。これにより、制御部10は操作部16から取得する制御信号に従って各種処理を実行する。具体的に操作部16には、記録再生装置1を起動させるための電源キー、記録再生装置1による放送番組の録画処理を開始させるための録画キー、録画処理を終了させるための停止キー等が設けられている。
赤外線受光部26は、リモコン装置1aからの赤外線を受光して所定の電気信号に変換し、得られた電気信号をリモコンコード解析部25へ転送する。リモコンコード解析部25は、赤外線受光部26から取得した電気信号を解析し、リモコン装置(入力部)1aから入力された制御信号を取得し、取得した制御信号を制御部10へ送出する。従って、制御部10は、リモコン装置1aから送信されてリモコンコード解析部25によって解析された制御信号に従って各種処理を実行する。なお、リモコン装置1aには、電源キー、録画キー及び停止キーのほかに、1〜12の数字キー、十字キー、決定キー及びクリアキー等が設けられている。
表示部17は、例えば液晶モニタからなる表示デバイスであり、記録再生装置1の動作状態の表示、ユーザに対して通知すべき情報の表示等を行なう。なお、表示部17をタッチパネル方式とすることにより、操作部16の各種のキーのうちの一部又は全部を代用することも可能である。
通信部18は、インターネット又はLAN(Local Area Network)等のネットワークNWに接続するためのインタフェースであり、ネットワークNWを介して接続される外部装置との間でデータ通信を行なう。なお、ROM11に記憶してあるメーラーを制御部10が実行することにより、ネットワークNWを介して設定された外部装置と電子メールの送受信を行うことができる。
日時管理部19は、絶対時間(年、月、日、時、分、秒)を示す時計手段(図示せず)を備えており、制御部10からの指示に従って現在日時を制御部10及び予約管理部20等へ通知し、主としてタイマ予約(以下、予約という)による放送番組の録画処理に利用される。
予約管理部20は、ユーザが操作部16又はリモコン装置1aを操作することにより予約された録画処理を示す予約情報(録画予約情報)を管理する。具体的には、予約管理部20は、制御部10からの制御に従って日時管理部19から取得する現在日時に基づいて、予約された各録画処理の開始日時が経過したか否かを判断しており、経過したと判断した場合、記録再生部21に録画処理を開始させる。また、予約管理部20は、予約された各録画処理の終了日時が経過したか否かを判断しており、経過したと判断した場合、記録再生部21に録画処理を終了させる。
記録再生部21は、エンコーダを有しており、チューナ部13から転送された番組信号をエンコーダにより所定形式の番組データに符号化圧縮し、接続されているハードディスク装置(以下、HDDという)22に記憶させる。なお、HDD22は、記録再生部21により符号化圧縮された番組データをそれぞれファイル単位で記憶する。また、エンコード形式としては、例えばMPEG形式、DV圧縮形式、モーションJPEG形式等を用いることができる。
また、記録再生部21は、デコーダを有しており、HDD22に記憶されている番組データを読み出してデコーダにより番組信号に復号化伸張し、伸張した番組信号を出力部24へ転送する。なお、記録再生部21は、ユーザが操作部16又はリモコン装置1aから録画処理の開始を指示した場合、又は予約管理部20から録画処理の開始を指示された場合に、番組データの記録を開始する。また、記録再生部21は、ユーザが操作部16又はリモコン装置1aから録画処理の終了を指示した場合、又は予約管理部20から録画処理の終了を指示された場合に、番組データの記録を終了する。
OSD部23は、チューナ部13が取得した番組信号又は記録再生部21がHDD22から読み出した番組信号に基づく映像の上に、制御部10からの指示に従ったメニュー画面を表示させる。OSD部23は、記録再生装置1に関する各種のメニュー画像を予め格納してあるメモリ(図示せず)を備えており、制御部10からの指示に従って対応するメニュー画像をメモリから読み出して出力部24へ転送する。
出力部24は、チューナ部13から転送されてくる番組信号、記録再生部21から転送されてくる番組信号をモニタ装置3へ出力してモニタ装置3に表示させる。また、出力部24は、必要に応じてOSD部23から転送されてくるメニュー画像を番組信号に重ね合わせてモニタ装置3へ出力し、記録再生装置1に関する各種メニュー画面をモニタ装置3に表示させる。更に、出力部24は、EPG復号部14から転送されてくるEPG信号をモニタ装置3へ出力してモニタ装置3に表示させることもできる。
上述した構成により、本実施形態の記録再生装置1は、チューナ部13で取得した番組信号に基づく放送番組をモニタ装置3に表示させることができ、また、チューナ部13で取得した番組信号をHDD22に録画し、必要に応じてHDD22に録画した番組信号をモニタ装置3で再生させることができる。更に、記録再生装置1は、チューナ部13で取得したEPG信号に基づく電子番組表をモニタ装置3に表示させることができ、また、電子番組表を介して録画処理の予約を受け付けることができる。
ここで、本実施形態の記録再生装置1は、ユーザによる録画処理の予約を受け付けた場合、この予約を行なったユーザが所有するコンピュータ又は携帯電話器等に割り当てられた電子メールアドレスを受け付けるように構成されている。以下に、本実施形態の記録再生装置1における録画処理の予約方法について説明する。なお、以下の説明では、電子番組表を用いて録画処理の予約を行なう場合について説明するが、例えば、ユーザがリモコン装置1aを適切に操作することによって録画処理の予約を行なう場合であってもよい。
録画処理の予約を行ないたいユーザは、リモコン装置1aの所定のキーを操作することにより、チューナ部13で取得したEPG信号に基づく電子番組表をモニタ装置3に表示させる。図2(a)は電子番組表の構成例を示す模式図であり、各放送局が放送する放送番組の放送チャンネル、放送開始日時、放送終了日時及びタイトル等を示している。ユーザは、この電子番組表を見ながらリモコン装置1aのカーソルキーを操作して録画予約する放送番組を選択し、決定キーを操作することにより放送番組を確定する。
電子番組表において決定キーが操作された場合、記録再生装置1の制御部10は、OSD部23によって、ユーザにより選択された放送番組の番組情報を示すメニュー画像を出力部24へ転送し、図2(b)に示すような予約内容確認画面をモニタ装置3に表示させる。図2(b)に示す予約内容確認画面は、ユーザにより選択された放送番組のジャンル、放送チャンネル、タイトル、放送開始日時及び放送終了日時を表示しており、選択した放送番組の確認と、電子メールアドレスの入力とをユーザに促す。
なお、記録再生装置1に対して一度入力された電子メールアドレスをRAM12に記憶させておき、RAM12に記憶してある電子メールアドレスを予約内容確認画面中に一覧表示させ、一覧表示された電子メールアドレスから自身の電子メールアドレスをユーザが選択するようにし、一覧表示された電子メールアドレスに自身の電子メールアドレスがない場合にのみ新たな電子メールアドレスをユーザがリモコン装置1aから入力するようにしてもよい。
また、電子メールアドレスを入力する機構として、電子メールアドレスに使用される可能性のある文字の入力が可能な操作キーをリモコン装置1aに設けてもよい。更に、OSD部23が管理する電子メールアドレスの入力用のメニュー画像をモニタ装置3で表示させ、このメニュー画面上でリモコン装置1aのカーソルキー、決定キー及びクリアキー等を操作することにより電子メールアドレスを入力するように構成してもよい。
予約内容確認画面において、ユーザがリモコン装置1aから電子メールアドレスを入力して決定キーを操作した場合、記録再生装置1の制御部(受付手段)10は、選択された放送番組の録画予約を受け付ける。ここで、予約管理部20は、図3に示すような予約管理テーブルを有しており、録画予約を受け付けた制御部10は、受け付けた予約内容を示す録画予約情報を予約管理テーブルに登録する。なお、予約内容確認画面においてクリアキーが操作された場合、制御部10は図2(a)に示す電子番組表をモニタ装置3に再度表示させる。
予約管理テーブルには、予約された放送番組の録画処理毎に、識別するための予約番号、予約を行なったユーザの電子メールアドレス、ジャンル、放送チャネル、録画開始の日時を示す開始日時、録画終了の日時を示す終了日時、タイトル等を含む録画予約情報が登録されている。この予約管理テーブルは、上述したようなユーザによるリモコン装置1aの操作によって制御部10が放送番組の録画予約を受け付ける都度、また、各録画予約情報が示す録画処理が実行される都度、制御部10によって更新される。
このような予約管理テーブルを管理することにより、例えばユーザが、予約された録画処理の内容を確認するためにリモコン装置1aの所定の操作キーを操作した場合、制御部10は、予約管理部20が管理する予約管理テーブルの登録内容をOSD部23へ転送する。OSD部23は、予約管理部20から転送されてきた予約管理テーブルの登録内容と、メモリに記憶してある所定のメニュー画像とに基づいて、各ユーザの電子メールアドレス毎にそれぞれの予約内容を並べた録画予約表を作成し、出力部24からモニタ装置3へ出力する。これにより、記録再生装置1は、図4に示すような予約確認リスト(録画予約表)をモニタ装置3に表示させることができる。
予約確認リストは、予約された各録画処理について、予約したユーザの電子メールアドレス、ジャンル、放送チャネル、録画開始日時、録画終了日時、タイトルを表示する。ユーザは、予約確認リストにおいてリモコン装置1aを適切に操作することにより、各録画処理の内容を修正及び変更することができる。なお、予約確認リストは、各録画処理の背景色をユーザの電子メールアドレス毎に異ならせて表示しており、記録再生装置1を複数のユーザで使用する場合には、各録画処理がどのユーザによって予約されたものであるかを容易に判別することができる。また、予約確認リストには、各予約を行なったユーザを特定するために各ユーザの電子メールアドレスを表示しているが、各ユーザの電子メールアドレスにユーザ名を登録しておき、電子メールアドレスの代わりにユーザ名を表示させてもよい。
上述したような予約管理テーブルを管理する予約管理部20は、各録画予約情報が示す録画開始日時及び録画終了日時に従って、予約されている録画処理を実行し、チューナ部13が取得する番組信号を記録再生部(録画手段)21によってHDD22に録画する。ここで、記録再生部21は、図5に示すような録画管理テーブルを有しており、予約管理部20が管理する録画予約情報に従って録画処理を行なった場合に録画内容を示す録画情報を録画管理テーブルに登録する。
録画管理テーブルには、録画された番組データ毎に、録画予約を行なったユーザの電子メールアドレス、ジャンル、放送チャネル、録画開始日時、録画終了日時、タイトル、HDD22における記憶領域等を含む録画情報が登録されている。この録画管理テーブルは、上述したように予約管理部20が管理する録画予約情報に従って記録再生部21が番組データをHDD22に録画する都度、制御部10によって更新される。
このような録画管理テーブルを管理することにより、例えばユーザが、録画された放送番組を再生させるためにリモコン装置1aの所定の操作キーを操作した場合、制御部10は、記録再生部21が管理する録画管理テーブルの登録内容をOSD部23へ転送する。OSD部23は、記録再生部21から転送されてきた録画管理テーブルの登録内容と、メモリに記憶してある所定のメニュー画像とに基づいて、HDD22に録画してある放送番組の録画情報を示すメニュー画像を作成し、出力部24からモニタ装置3へ出力する。これにより、記録再生装置1は、図6に示すような録画済みリストをモニタ装置3に表示させることができる。
録画済みリストは、録画予約を行なったユーザの電子メールアドレスと、放送番組のジャンルとをキーとした2次元マトリクス状の各セル内に、HDD22に録画された各放送番組の番組情報を表示する。ユーザは、録画済みリストにおいてリモコン装置1aのカーソルキーを操作することによって所望の番組データを選択し、決定キーを操作することによって選択された番組データを再生させることができる。
ここで、本実施形態の記録再生装置1は、予約管理部20が管理する録画予約情報に従って記録再生部21が放送番組の録画処理を開始及び終了した場合、制御部(送信手段)10が、この録画処理を行なったユーザに宛てて録画処理の開始及び終了を通知するための電子メールを送信する。
具体的には、予約管理部20が、予約管理テーブルで管理する各録画予約情報が示す録画開始日時と日時管理部19が示す現在時刻とに基づいて、予約された録画処理の開始時刻が経過したと判断した場合、録画予約情報が示す放送チャンネルに応じた番組信号の録画処理を記録再生部21に開始させる。記録再生部21が録画処理を開始した場合、制御部10は、ROM11に記憶してあるメーラーを起動させると共に、この録画処理を予約したユーザの電子メールアドレスを予約管理テーブルから読み出し、読み出した電子メールアドレスに宛てて録画処理を開始した時刻等を記載した電子メールを送信する。
また、予約管理部20が、予約管理テーブルで管理する各録画予約情報が示す録画終了日時と日時管理部19が示す現在時刻とに基づいて、実行中の録画処理の終了時刻が経過したと判断した場合、記録再生部21によって実行中の録画処理を終了させる。記録再生部21が録画処理を終了した場合、制御部10は、ROM11に記憶してあるメーラーを起動させると共に、この録画処理を予約したユーザの電子メールアドレスを予約管理テーブルから読み出し、読み出した電子メールアドレスに宛てて録画処理を終了した時刻等を記載した電子メールを送信する。これにより、放送番組の録画を予約したユーザは、自身が予約した録画処理の開始及び終了を外出先でも知ることができる。
更に、本実施形態の記録再生装置1は、アンテナ2aを介してチューナ部13が取得するEPG信号によって番組延長検出部(検出手段)15が放送番組の延長を検出した場合、制御部10が、予約管理部20の予約管理テーブルに登録された録画予約情報を必要に応じて変更する。例えば、録画予約された放送番組の記録再生部21による録画処理中に、番組延長検出部15がこの放送番組の延長を検出した場合、制御部10は、予約管理テーブル中の対応する録画予約情報における録画処理の終了日時を、検出した延長時間だけ変更する。また、番組延長検出部15が、録画予約された放送番組の放送日時よりも先の放送番組のうちの、録画予約された放送番組の放送日時に影響を及ぼす放送番組の延長を検出した場合、制御部10は、予約管理テーブル中の対応する録画予約情報における録画処理の開始日時及び終了日時を、検出した延長時間に対応する日時に変更する。
従って、本実施形態の記録再生装置1は、上述したようにEPG信号に従って録画開始日時及び終了日時を変更した録画処理を記録再生部21が開始及び終了した場合、制御部10は、この録画処理を予約したユーザの電子メールアドレスに宛てて、録画処理の開始及び終了と、録画日時の変更とを記載した電子メールを送信する。なお、予約されている録画処理の開始日時及び/又は終了日時を変更した場合、この録画処理を予約したユーザに宛てて放送日時が変更された旨を示す電子メールを送信するようにしてもよい。これにより、ユーザは、自身が予約した録画処理の開始及び終了と共に、録画した放送番組の放送日時が変更されたことも知ることができる。
以下に、上述した構成の記録再生装置1において、チューナ部13が受信する番組信号をHDD22に録画する録画処理の予約及び実行についてフローチャートを参照しながら説明する。図7及び図8は実施形態1に係る記録再生装置1における録画処理の予約及び実行の手順を示すフローチャートである。なお、処理手順は一例でありこれに限るものではない。また、以下の処理はROM11に格納されている制御プログラムに従って制御部10が実行する。
記録再生装置1において、制御部10は、ユーザによってリモコン装置1aの所定のキーが操作されることにより、電子番組表を用いた録画予約の実行が指示されたか否かを判断しており(S1)、録画予約の実行が指示されたと判断した場合(S1:YES)、チューナ部13によってEPG信号を受信する(S2)。なお、制御部10は、録画予約の実行が指示されていないと判断した場合(S1:NO)、ステップS8に処理を移行する。
制御部10は、チューナ部13によって取得したEPG信号をEPG復号部14で復号して出力部24から出力し、図2(a)に示すような電子番組表をモニタ装置3に表示させる(S3)。制御部10は、電子番組表においてユーザが決定キーを操作することにより、録画予約を行なう放送番組が選択されたか否かを判断しており(S4)、選択されていない場合(S4:NO)、電子番組表のモニタ装置3への表示を継続する(S3)。
制御部10は、電子番組表において放送番組が選択されたと判断した場合(S4:YES)、選択された放送番組の番組情報を示すメニュー画像をOSD部23から出力部24へ転送し、図2(b)に示すような予約内容確認画面をモニタ装置3に表示させる(S5)。制御部10は、予約内容確認画面においてユーザが電子メールアドレスを入力して決定キーを操作することにより、録画予約を行なう放送番組及び電子メールアドレスを含む録画予約情報を受け付けたか否かを判断しており(S6)、受け付けていない場合(S6:NO)、予約内容確認画面のモニタ装置3への表示を継続する(S5)。制御部10は、予約情報を受け付けたと判断した場合(S6:YES)、受け付けた録画予約情報を予約管理部20が管理する予約管理テーブルに登録する(S7)。
一方、制御部10は、チューナ部13が取得するEPG信号に基づいて番組延長検出部15が放送番組の延長を検出したか否かを判断しており(S8)、放送番組の延長を検出したと判断した場合(S8:YES)、予約管理部20が管理する予約管理テーブルに登録された録画予約情報を必要に応じて変更する(S9)。具体的には、記録再生部21による録画処理中の放送番組の延長が検出された場合、制御部10は、前記放送番組に対応する録画予約情報の録画終了日時を、検出した延長時間だけ変更する。また、録画予約中の放送番組の放送日時に影響を及ぼす放送番組の延長が検出された場合、制御部10は、録画予約中の放送番組に対応する録画予約情報の録画開始日時及び録画終了日時を、検出した延長時間に対応する日時に変更する。なお、制御部10は、放送番組の延長を検出していないと判断した場合(S8:NO)、ステップS9の処理をスキップする。
また、制御部10は、予約管理部20が管理する予約管理テーブルの各録画予約情報の録画開始日時及び録画終了日時を読み出すと共に(S10)、日時管理部19が示す現在時刻を取得し(S11)、録画開始日時が経過したか否かを判断する(S12)。制御部10は、録画開始日時が経過していないと判断した場合(S12:NO)、ステップS15へ処理を移行し、録画開始日時が経過したと判断した場合(S12:YES)、録画予約情報が示す放送チャンネルに応じた番組信号のHDD22への録画処理を開始する(S13)。また、制御部10は、前記録画予約情報が示す電子メールアドレスに宛てて、録画処理を開始した旨を示す電子メールを送信する(S14)。
制御部10は、ステップS10で読み出した録画終了日時及びステップS11で取得した現在時刻に基づいて、録画終了日時が経過したか否かを判断しており(S15)、録画終了日時が経過していないと判断した場合(S15:NO)、ステップS13で開始した録画処理を継続し(S16)、ステップS8へ処理を戻す。また、制御部10は、録画終了日時が経過したと判断した場合(S15:YES)、ステップS13で開始した録画処理を終了し(S17)、終了した録画処理を示す録画情報を記録再生部21が管理する録画管理テーブルに登録する(S18)。更に、制御部10は、録画管理テーブルに登録した録画情報が示す電子メールアドレスに宛てて、録画処理を終了した旨を示す電子メールを送信する(S19)。
このように記録再生部21が放送番組の録画処理を開始及び終了した場合に、録画予約を行なったユーザに宛てて録画処理の開始及び終了を通知するための電子メールを送信することにより、放送番組の録画予約を行なったユーザは、自身が予約した録画処理の開始及び終了を外出先でも知ることができる。また、記録再生装置1を、各録画処理の開始及び終了と共に録画した放送番組の放送日時が変更されたことを通知するようにしてもよい。
上述した実施形態1の記録再生装置1は、予約管理部20が管理する予約管理テーブルに登録してある各録画予約情報に基づいて、図4に示す予約確認リストをモニタ装置3に表示させるように構成されているが、図9に示すような予約確認リストをモニタ装置3に表示させるようにしてもよい。図9に示す予約確認リストは、録画予約を行なったユーザの電子メールアドレスと、放送番組のジャンルとをキーとした2次元マトリクス状の各セル内に録画予約された各番組情報を表示する。
この場合、制御部10は、録画予約を受け付ける際に受け付けた各ユーザの電子メールアドレス毎に、各ユーザが録画予約を行なった放送番組を示す録画予約情報を並べて表示する録画予約表を作成する手段として動作し、作成した録画予約表(予約確認リスト)をモニタ装置3に表示させる。なお、各ユーザの電子メールアドレスの代わりに、予め登録された各ユーザのユーザ名を表示させてもよい。また、ユーザの電子メールアドレス及び放送番組のジャンルをキーとして表示するのに限られず、放送日時における時間帯別、曜日別、日付別等、またアナログ放送、デジタル放送、BS放送、CS放送のように番組信号の種類別によって各番組情報を表示させてもよい。更に、記録再生装置1が取得する放送番組は、電波を介して取得するものに限られず、例えばケーブルテレビのような有線放送による番組でもよい。
また、上述した実施形態1の記録再生装置1は、図6に示す録画済みリストから選択された録画番組をモニタ装置3で再生させることができるが、例えば、リモコン装置1aから入力された任意の電子メールアドレスに宛てて、録画番組の一部又は全部を送信できるようにしてもよい。具体的には、録画された放送番組を適宜の規格に従って圧縮し、録画された放送番組を適宜の時間間隔で間引きし、録画された放送番組の開始から一分間の映像を抽出して任意のユーザに送信するようにしてもよい。
(実施形態2)
以下に、本発明に係る録画装置を、実施形態2の記録再生装置に基づいて説明する。なお、本実施形態2の記録再生装置は、上述した実施形態1の記録再生装置1と同様の構成によって実現されるため、記録再生装置の構成については説明を省略する。
図10は実施形態2に係る記録再生装置をネットワークNWに接続してなるシステム構成例を示す模式図である。実施形態2の記録再生装置1には、例えば購入時に、例えば製造メーカが開設しているウェブサイト(例えば、シャープスペースタウン)に顧客登録することによってメールアカウントが割り当てられている。従って、ネットワークNW上に設けられたメールサーバ4には、それぞれの記録再生装置1用のメールボックスが用意されている。本実施形態2の記録再生装置1は、図10に示すように、ネットワークNWを介してメールサーバ4と接続されている。
メールサーバ4は、CPU40、ROM41、RAM42、ハードディスク装置(以下、HDDという)43、通信部44等を備えており、それぞれはバス40aを介して相互に接続されている。CPU40は、バス40aを介して接続される上述したハードウェア各部を制御すると共に、ROM41に予め格納されている制御プログラムに従って種々の動作を実行する。ROM41は、メールサーバ4を動作させるために必要な種々の制御プログラムを予め記憶している。RAM42は、SRAM又はフラッシュメモリ等で構成され、CPU40による制御プログラムの実行時に発生するデータを一時的に記憶する。
通信部44は、ネットワークNWに接続するためのインタフェースであり、ネットワークNWを介して接続されている記録再生装置1との間での各種情報の送受信を行なうことができる。HDD43は、大容量の記憶装置であり、ネットワークNWを介して接続してある記録再生装置1及びその他の装置宛の電子メールを蓄積しておく複数のメールボックスを構成している。
上述した構成により、実施形態2の記録再生装置1も、上述した実施形態1の記録再生装置1と同様に、チューナ部13で取得した番組信号に基づく放送番組のモニタ装置3での表示、チューナ部13で取得した番組信号のHDD22への録画、HDD22に録画した番組信号のモニタ装置3での再生、チューナ部13で取得したEPG信号に基づく電子番組表のモニタ装置3での表示、電子番組表を介した録画処理の予約の受付等を行なうことができる。
また、実施形態2の記録再生装置1は、ユーザによる録画処理の予約を受け付けた場合、この予約を行なったユーザが所有するコンピュータ又は携帯電話器等に割り当てられた電子メールアドレスを受け付けるように構成されている。更に、実施形態2の記録再生装置1は、予約された録画処理を開始した場合、又は終了した場合に、対応する電子メールアドレスに宛てて、録画処理の開始又は終了を記載した電子メールを送信して各ユーザに通知する。なお、本実施形態2の記録再生装置1は、ユーザの電子メールアドレスを電子メールによって取得する。
具体的には、録画処理の予約を行ないたいユーザがリモコン装置1aの所定のキーを操作した場合、制御部10は、チューナ部13で取得したEPG信号に基づいて、図2(a)に示す電子番組表をモニタ装置3に表示させる。そして、電子番組表においてユーザが決定キーを操作した場合、OSD部23によって、ユーザにより選択された放送番組の番組情報を示すメニュー画像を出力部24へ転送し、図11(a)に示すような予約内容確認画面をモニタ装置3に表示させる。
図11(a)に示す予約内容確認画面は、ユーザにより選択された放送番組のジャンル、放送チャンネル、タイトル、放送開始日時及び放送終了日時を表示しており、選択した放送番組の確認と、電子メールアドレスの選択とをユーザに促す。ここで、ユーザが所望の電子メールアドレスを選択して決定キーを操作した場合、制御部10は、選択された放送番組の番組情報及び電子メールアドレスを含む録画予約情報を予約管理部20の予約管理テーブルに登録する。
一方、ユーザが所望する電子メールアドレスが予約内容確認画面に表示されていない場合、ユーザは「新規に登録」を選択して決定キーを操作する。この場合、制御部10は、OSD部23によって所定のメニュー画像を出力部24へ転送し、図11(b)に示すようなメニュー画像をモニタ装置3に表示させる。ユーザは、このメニュー画像に従って、自身が所有するコンピュータ又は携帯電話器から空メールを送信する。
制御部10は、ユーザが送信した空メールを受信した場合、受信した空メールの送信者の電子メールアドレスを抽出することにより、記録再生装置1のユーザの電子メールアドレスを受け付けている。また、制御部10は、電子メールアドレスを受け付けた場合、図11(c)に示すような予約内容確認画面をモニタ装置3に表示させる。図11(c)に示す予約内容確認画面には、ユーザにより選択された放送番組の番組情報と、電子メールによって入力された電子メールアドレスとが表示されており、それぞれの内容の確認をユーザに促す。図11(c)に示す予約内容確認画面において、ユーザが決定キーを操作した場合、制御部10は、選択された放送番組の番組情報及び電子メールアドレスを含む録画予約情報を予約管理部20の予約管理テーブルに登録する。
上述したような予約管理テーブルを管理する予約管理部20は、各録画予約情報が示す録画開始日時及び録画終了日時に従って、予約されている録画処理を実行し、チューナ部13が取得する番組信号を記録再生部21によってHDD22に録画する。また、制御部10は、予約管理部20が管理する録画予約情報に従って記録再生部21が録画処理を行なった場合、録画内容を示す録画情報を記録再生部21が管理する録画管理テーブルに登録する。
以下に、上述した構成の記録再生装置1において、チューナ部13が受信する番組信号をHDD22に録画する録画処理の予約についてフローチャートを参照しながら説明する。図12は実施形態2に係る記録再生装置1における録画処理の予約の手順を示すフローチャートである。なお、記録再生装置1による録画処理の実行及び録画処理の開始及び終了をユーザに通知する処理については、上述した実施形態1の記録再生装置1による録画処理と同様であるので説明を省略する。また、以下の処理はROM11に格納されている制御プログラムに従って制御部10が実行する。
記録再生装置1において、制御部10は、ユーザによってリモコン装置1aの所定のキーが操作されることにより、電子番組表を用いた録画予約の実行が指示されたか否かを判断しており(S21)、録画予約の実行が指示されたと判断した場合(S21:YES)、チューナ部13によってEPG信号を受信する(S22)。なお、制御部10は、録画予約の実行が指示されていないと判断した場合(S21:NO)、録画予約の実行が指示されるまで待機する。
制御部10は、チューナ部13によって取得したEPG信号をEPG復号部14で復号して出力部24から出力し、図2(a)に示すような電子番組表をモニタ装置3に表示させる(S23)。制御部10は、電子番組表においてユーザが決定キーを操作することにより、録画予約を行なう放送番組が選択されたか否かを判断しており(S24)、選択されていない場合(S24:NO)、電子番組表のモニタ装置3への表示を継続する(S23)。
制御部10は、電子番組表において放送番組が選択されたと判断した場合(S24:YES)、選択された放送番組の番組情報を示すメニュー画像をOSD部23から出力部24へ転送し、図11(a)に示すような予約内容確認画面をモニタ装置3に表示させる(S25)。制御部10は、予約内容確認画面においてユーザが電子メールアドレスを入力して決定キーを操作することにより、録画予約情報を受け付けたか否かを判断しており(S26)、受け付けていない場合(S26:NO)、予約内容確認画面のモニタ装置3への表示を継続する(S25)。
制御部10は、録画予約情報を受け付けたと判断した場合(S26:YES)、図11(a)に示す予約内容確認画面中の電子メールアドレスにおいて「新規に登録」が選択されたか否かを判断する(S27)。制御部10は、「新規に登録」が選択されていないと判断した場合(S27:NO)、即ち自身の電子メールアドレスが予約内容確認画面中に表示されていた場合、選択された放送番組を示す番組情報及び選択された電子メールアドレスを含む録画予約情報を予約管理部20が管理する予約管理テーブルに登録して(S28)処理を終了する。
一方、「新規に登録」が選択されたと判断した場合(S27:YES)、即ち、ユーザの電子メールアドレスが予約内容確認画面中に表示されていない場合、制御部10は、図11(b)に示すようなメニュー画像をモニタ装置3に表示させて空メールの送信をユーザに指示する(S29)。制御部10は、空メールの送信指示に従ってユーザが送信した空メールを受信したか否かを判断しており(S30)、受信していないと判断した場合(S30:NO)、空メールの送信指示を継続する(S29)。
制御部10は、ユーザが送信した空メールを受信したと判断した場合(S30:YES)、受信した空メールから送信者の電子メールアドレスを抽出し(S31)、選択された放送番組を示す番組情報及びステップS31で抽出した電子メールアドレスを含む録画予約情報を予約管理部20が管理する予約管理テーブルに登録して(S28)処理を終了する。
上述したように、録画処理の予約を行なう際に各ユーザの電子メールアドレスを登録しておくことにより、実施形態1で説明したように、記録再生部21が放送番組の録画処理を開始及び終了した場合に、録画予約を行なったユーザに宛てて録画処理の開始及び終了を電子メールによって通知することができる。また、本実施形態2のように、ユーザが所有する携帯電話器等から記録再生装置1へ電子メールを送信し、記録再生装置1が受信した電子メールから送信者の電子メールアドレスを抽出することによって、各ユーザの電子メールアドレスを取得する場合には、リモコン装置1aを操作して電子メールアドレスを入力する場合と比較して、ユーザによる操作負担を軽減することができる。
なお、赤外線を利用したIrDA規格に従う無線通信が可能に構成された携帯電話器が市販されており、このような携帯電話器を用いてIrDA通信によって記録再生装置1へ電子メールアドレスを送信するようにしてもよい。