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JP4356565B2 - 分散型フレーム読出スケジューリング回路 - Google Patents
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JP4356565B2 - 分散型フレーム読出スケジューリング回路 - Google Patents

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本発明は、ネットワーク上のスイッチにおいて、複数のコネクションを集線又は多重する場合に、コネクション単位でフレームの読み出し順序を決定するフレーム読出スケジューリング回路に関する。特に、公平性を確保しつつ、大容量のトラフィックを収容できるフレーム読出スケジューリング回路に関する。
ネットワーク上で、Ethernet(登録商標)フレーム等を扱うスイッチにおいて、複数のコネクションを集線又は多重する場合に、コネクション単位で設定する保証帯域や優先度等の情報に基づき、コネクション間での公平な帯域の分配が行われている。コネクション間に公平な帯域分配を行うには、WFQ(Weighted Fair Queuing)や、WRR(Weighted Round Robin)等の公平読出制御を用いて、各コネクションにフレームの読出権利であるトークンを与える方法や、複数のコネクションに対して、個別にFIFO型バッファを用意し、各バッファに蓄積した可変長フレームを読出す方法(例えば、非特許文献1参照)等がある。
スイッチ等の装置に収容すべきコネクション数の増加や、各コネクションに割り当てる帯域の増大により、装置内で扱うトラフィックの総和も増大する。装置内で扱うトラフィックの総和が増大した場合においても、回路内でスケジューリングのために使用するメモリのアクセス帯域の超過となることを防ぎ、スケジューリングを行うために、フレーム読出スケジューリング回路の各回路ブロックを、複数並列に用いることが行われている。
図1は、従来の技術によるフレーム読出スケジューリング回路の例を示すブロック図である。図1の構成は、独立型として参照される。図1によると、フレーム入力部1毎に、それぞれ帯域制御部2が用意されている。トラフィックの集線や、多重のためには、各帯域制御部2に、それぞれ固定的な帯域を割り当てる方法や、帯域制御部2とフレーム出力部3を、高速な内部伝送路で接続して、フレーム出力部3から、各帯域制御部にバックプレッシャをかける方法等を用いることができる。しかし、上記方法では、同一のフレーム入力部に入力されるコネクション間においては、帯域割当の公平性は確保できるが、異なるフレーム入力部に入力されているコネクション間では、帯域割当の公平性は確保できない。
図2は、従来の技術によるフレーム読出スケジューリング回路の他の例を示すブロック図である。図2の構成は、多段型として参照される。図2によると、フレーム入力部1毎に、それぞれ用意されている帯域制御部2の後段に、出力方路毎の帯域制御部2−0が、設けられている。この構成においては、異なるフレーム入力部に入力されるコネクションであっても、出力方路が同一であれば、コネクション間の帯域割当の公平性は確保できる。しかし、帯域制御部を複数回通過するため、遅延が増加し、音声等の低遅延トラフィックに影響を与えこととなる。また、回路規模の大きい帯域制御部を多数備えることにより、これらを収容する半導体規模が大きくなり、結果、コストが高くなる。
吉田幸弘、笠原康信、"イーサ多重分離装置における帯域公平割当機能の検討"、信学技法、CS2002−103、2002年11月
従って、本発明は、扱うトラフィックの総和が増大した場合においても、メモリのアクセス帯域による制限を回避するために、各回路ブロックを複数並列に用いつつ、コネクション間の割当帯域の公平性を確保できるフレーム読出スケジューリング回路を、従来技術よりその回路規模及び遅延を増大させることなく提供することを目的とする。
本発明におけるフレーム読出スケジューリング回路によれば、
1以上のコネクションを収容し、フレーム読出しのためのスケジューリングを行う回路において、複数の入力方路にそれぞれ対応する複数のフレーム入力手段と、複数の出力方路にそれぞれ対応する複数のフレーム出力手段と、複数のフレーム入力手段にそれぞれ対応して設けられる複数の出力方路選択手段と、複数のフレーム入力手段と複数のフレーム出力手段との組み合わせにそれぞれ対応して設けられる複数の帯域制御手段と、帯域割当手段とを有し、フレーム入力手段は、回路外部からのフレームを受信し、対応する出力方路選択手段に出力し、出力方路選択手段は、フレーム入力手段から入力されるフレームに付与された情報及び/又はコネクションに予め設定された属性に基づき、フレームの出力方路を決定し、前記入力されたフレームが通過したフレーム入力手段及び前記決定した出力方路のフレーム出力手段に対応する帯域制御手段にフレームを出力し、帯域制御手段は、入力されるフレームを蓄積し、蓄積フレームのコネクション情報を帯域割当手段に通知し、帯域割当手段から通知される読出コネクション及び読出タイミングに基づき蓄積したフレームを読み出し、帯域割当手段は、コネクション毎に設定する帯域分配比に基づいて各コネクションへの割当帯域を決定し、各帯域制御手段から通知される蓄積フレームのコネクション情報及び前記各コネクションへの割当帯域に基づき、読出コネクション及び読出タイミングを決定し、前記読出コネクション及び読出タイミングを各帯域制御手段に通知し、フレーム出力手段は、対応する各帯域制御手段が読み出すフレームを多重し、回路外部へ送信することを特徴とする。
本発明のフレーム読出スケジューリング回路における他の実施形態によれば、
前記帯域割当手段は、主帯域割当手段と、各帯域制御手段に対応する副帯域割当手段とを含み、主帯域割当手段は、各副帯域割当手段から通知される、対応する帯域制御手段の蓄積フレームのコネクション情報及び前記各コネクションへの割当帯域に基づき、読出を許可する帯域制御手段及び読出タイミングを決定し、前記読出を許可する帯域制御手段及び読出タイミングを、全副帯域割当手段に通知し、副帯域割当手段は、対応する帯域制御手段の蓄積フレームのコネクション情報及び前記各コネクションへの割当帯域に基づき、1のコネクション情報を選択して主帯域割当手段に通知し、対応する帯域制御手段の読出許可が主帯域割当手段より通知された場合は、前記選択した1のコネクションを読出コネクションとし、主帯域割当手段から通知された読出タイミングと共に、対応する帯域制御手段に通知することも好ましい。
また、本発明のフレーム読出スケジューリング回路における他の実施形態によれば、
フレーム出力手段を通過するトラフィックを監視し、出力方路帯域決定手段にトラフィック情報を通知するトラフィック監視手段と、トラフィック監視手段から通知されるトラフィック情報に基づき、出力方路毎に使用可能帯域を決定し、帯域割当手段に通知する出力方路帯域決定手段とを有し、前記帯域割当手段は、出力方路帯域決定手段から通知される出力方路毎の使用可能帯域とコネクション毎に設定する帯域分配比に基づいて各コネクションへの割当帯域を決定することも好ましい。
更に、本発明のフレーム読出スケジューリング回路における他の実施形態によれば、
前記帯域制御手段は、入力されたフレームに付与された情報及び/又はコネクションに予め設定された属性に基づきフレームの振り分けを行うフレーム振分手段と、前記振り分けられたフレームを、それぞれ蓄積するフレーム蓄積手段と、フレーム蓄積手段に蓄積されたフレームのコネクション情報を帯域割当手段に通知し、帯域割当手段から通知される読出コネクション及び読出タイミングに基づき、各フレーム蓄積手段に蓄積されたフレームを読み出すフレーム読出手段とを有することも好ましい。
メモリのアクセス帯域による制限を回避しつつ、コネクション間の割当帯域の公平性を確保でき、しかも、フレームが通過する帯域制御部の数は増加していないので、遅延の増大もない。
帯域割当処理を分散化することで、上記効果を維持しつつコネクションの収容数のスケーラビリティを向上できる。
トラフィック監視を行い、トラフィック状況に基づいて動的に出力方路の使用可能帯域を変更することで、フレーム出力部でのフレーム廃棄を防止する効果及び実効的な帯域使用率を向上させる効果がある。
本発明を実施するための最良の実施形態について、以下では図面を用いて詳細に説明する。
(第一実施形態) 図3は、本発明によるフレーム読出スケジューリング回路の第一実施形態の機能ブロック図である。図3によると、フレーム読出スケジューリング回路は、フレーム入力部1と、出力方路選択部4と、帯域制御部2と、フレーム出力部3とを有する。また、帯域制御部2は、フレーム振分部21と、フレーム蓄積部22と、フレーム読出部23とを有する。フレーム入力部1は、入力方路に対応して設けられ、フレーム出力部3は、出力方路に対応して設けられている。また、帯域制御部2は、フレーム入力部1及びフレーム出力部3の組に対応して設けられている。
フレーム入力部1は、回路外部よりフレーム読出スケジューリング回路に入力されるフレームを受信し、受信したフレームを出力方路選択部4に出力する。
出力方路選択部4は、入力されるフレームのヘッダ情報及び/又はコネクションに予め設定された情報に基づいて、フレームの出力方路を決定し、該フレームを入力したフレーム入力部1及び前記決定した出力方路に対応する帯域制御部2に出力する。出力方路を決定するためのヘッダ情報とは、Ethernet(登録商標)フレームのMACアドレスや、VLANタグのVLAN ID等である。
帯域制御部2のフレーム振分部21は、出力方路選択部4からのフレームに付与された情報及び/又はコネクションに予め設定された属性に基づき、前記フレームを、ユーザ毎及びクラス毎に振り分けを行う。ユーザ毎及びクラス毎に振り分けを行うことで、コネクション毎に異なるサービス品質を与えることが可能となる。フレーム振分部21で振り分けられたフレームは、FIFO型バッファを有するフレーム蓄積部22に蓄積される。
フレーム読出部23は、フレーム蓄積部22に蓄積されているフレームのコネクションについての情報を帯域割当部5に通知し、フレーム蓄積部22に蓄積されているフレームを、後述するように帯域割当部5からの制御に基づいて読出し、フレーム出力部3に送信する。帯域割当部5が使用するスケジューリングアルゴリズムとしては、WFQやWRR等が適用可能である。
帯域割当部5は、異なる帯域制御部2に収容されているコネクション間での割当帯域が不公平となるのを防止するために、各帯域制御部2間を連携させ、一元的な帯域の割り当てを行う機能を有する。このため、帯域割当部5は、各帯域制御部2のフレーム読出部23に、読出コネクション及び読出タイミングを通知し、各帯域制御部2のフレーム読出部23は、通知された読出タイミングで、通知された読出コネクションのフレームを、フレーム蓄積部22から読み出し、フレーム出力部3に出力する。
フレーム出力部3は、出力方路毎に設けられ、対応づけられた帯域制御部2から受信するフレームを多重し、多重したフレームをフレーム読出スケジューリング回路の出力として送信する機能を有する。
図4は、帯域割当部5の動作を説明するためのフローチャートである。帯域割当部5は、各帯域制御部2のフレーム蓄積部23のキュー状況を一元的に管理することで、分散された帯域制御部2間の連携をとり、コネクション間で公平な帯域割当を実現する機能を有する。
図4によると、まず、入力フレームの情報を取得し(S41)、各フレーム蓄積部23のキュー状況、即ち、蓄積されているフレームが属するコネクションについての情報を取得(S42)する。次に、予め設定された割当帯域比に基づく各コネクションへの割当帯域についての情報と前記キュー状況に基づき、読み出しを行う帯域制御部2、読み出しを行うコネクション及び読出タイミングを決定し(S43)、読み出しを行う帯域制御部2のフレーム読出部23に通知する(S44)。前記通知を受けたフレーム読出部23は、フレーム蓄積部22から、通知されたコネクションのフレームを、通知されたタイミングで読み出し、フレーム出力部3に送信する(S45)。以後、上記操作を繰り返す。
次に、装置の2つの入力ポート、即ち、2つのフレーム入力部1から、1つの出力ポート、即ち、1つのフレーム出力部へスイッチングを行う例を用いて、割り当てられる帯域について説明する。各ポートの物理帯域は100Mbit/sであり、第1のポートには、コネクション#1〜#3、第2のポートには、コネクション#4〜#6の計6つのコネクションが収容されるものとする。各コネクションに割り当てる帯域比は、コネクション#1:#2:#3:#4:#5:#6=3:2:2:1:1:1とする。総てのコネクションに十分なトラフィックがある場合には、各コネクションに割り当てられる帯域は、コネクション#1:#2:#3:#4:#5:#6=30M:20M:20M:10M:10M:10Mとなる。この場合、コネクション#1〜#3を収容している帯域制御部2は合計で70Mbit/s、コネクション#4〜#6を収容している帯域制御部2は合計で30Mbit/sのトラフィックを処理する。収容する帯域制御部2に関らず、同一出力方路へ送信するコネクション間で公平は帯域割当が実施される。
また、コネクション#2、#3及び#6の入力トラフィックが停止となった場合には、各コネクションに割り当てられる帯域は、コネクション#1:#2:#3:#4:#5:#6=60M:0M:0M:20M:20M:0Mとなる。
本実施形態により、メモリのアクセス帯域による制限を回避しつつ、コネクション間の割当帯域の公平性を確保できる。また、フレーム読出スケジューリング回路内の帯域制御部2の数を増大させることなく、コネクション間の割当帯域の公平性を確保し、通過する帯域制御部2の数が1であるため遅延の増大もない。
(第二実施形態) 本実施形態は、帯域割当処理を分散してスケジューリングを行うことを特徴とする。図5は、本発明によるフレーム読出スケジューリング回路の第二実施形態の機能ブロック図である。図5によると、図3の第一実施形態の帯域割当部5に代えて、主帯域割当部6及び各帯域制御部2に対応する副帯域割当部7が設けられている。
第一実施形態では、帯域割当部5が、総ての帯域制御部2でのフレーム読出スケジュールを決定したが、本実施形態では、各帯域制御部2に対応する副帯域割当部7が、同一帯域制御部のフレーム読出スケジューリングを行い、主帯域割当部6は、各副帯域割当部7、つまり、各帯域制御部間の調整を行う。
本実施形態での処理手順について、スケジューリング法として、WRRを用いる場合を例にして説明する。
(1)主帯域割当部6において、全帯域制御部2に収容するコネクションの保証帯域比に基づき、全フレーム読出部23で使用するフルセット版のWRRテーブルを作成する。
(2)各帯域制御部2に対応する副帯域割当部7は、(1)で作成したフルセット版のWRRテーブルから、対応する帯域制御部2が収容するコネクションに関する部分を抜粋し、サブセット版のWRRテーブルを作成する。
(3)各帯域制御部2に対して、副帯域割当部7は、作成したサブセット版WRRテーブルに基づき、WRR動作を実施し、次に読み出し可能なフレームが属するコネクションを1つ決定し、決定したコネクションを主帯域割当部6に通知する。
(4)主帯域割当部6は、フルセット版WRRテーブル及び各副帯域割当部7から通知された情報に基づき、次に読み出すフレームのコネクションを決定し、総ての副帯域割当部7に通知する。
(5)以後、(3)及び(4)を繰り返す。
図6及び図7を用いて、上記処理を具体的に説明する。図6は、コネクションの収容例を示す図であり、図7は、図6の収容例に対応するWRRテーブル例である。
図6によると、帯域制御部2−1には、コネクション#1〜#3が収容され、帯域制御部2−2には、コネクション#4〜#5が収容され、帯域制御部2−3には、コネクション#6〜#8が収容されている。コネクション#1〜#8の出力方路は同一である。また、コネクション#1〜#8の保証帯域比は、4:2:2:4:4:2:1:1とする。
図7(a)は、図6のコネクション収容時に、主帯域割当部6が作成するフルセット版WRRテーブルである。また、図7(b)〜(d)は、帯域制御部2−1〜2−3に対応する各副帯域割当部7−1〜7−3がそれぞれ作成するサブセット版WRRテーブルである。
主帯域割当部6及び副帯域割当部7−1〜7−3でのWRRテーブルの検索動作は、同期させるために、同じアドレスから検索を開始するように制御する。副帯域割当部7−1〜7−3は、送出可能なフレームがあるコネクションの中で、現在のWRRテーブル検索位置から最も近い位置にあるコネクションのアドレスを1つ、主帯域割当部6に通知する。
図7において、コネクション#2、#3、#4、#7及び#8が、送出可能なフレームを有しており、WRRテーブルのアドレス1から検索を開始する場合、副帯域割当部7−1からは、アドレス5(コネクション#2)が、副帯域割当部7−2からは、アドレス3(コネクション#4)が、副帯域割当部7−3からは、アドレス12(コネクション#7)が、それぞれ主帯域割当部6に通知される。
主帯域割当部6は、各副帯域割当部から通知されたアドレスの中で、WRRテーブル検索方向で最も近い送出可能位置を選択する。上記の例においては、アドレス3(コネクション#4)を選択する。
主帯域割当部6は、各副帯域割当部に対して、次にフレーム送出を許可する帯域制御部及びアドレスを通知する。上記例では、帯域制御部2−2及びアドレス3を通知する。フレーム送出を許可された帯域制御部は、読出対象コネクション(コネクション#4)のフレームを送出する。
続いて、主帯域割当部6が、フレーム送出を許可したアドレスの、次のアドレス位置を検索開始位置として、次の送出可能位置の検索を行う。以後、上記操作を繰り返す。
本実施形態を適用することにより、帯域割当処理を分散化してコネクションの収容数のスケーラビリティを向上できる効果がある。
(第三実施形態) 本実施形態は、フレーム出力部3でトラフィック監視を行い、トラフィック状況に基づいて動的に出力方路に割り当てる使用可能帯域を変更することを特徴とする。図8は、本発明によるフレーム読出スケジューリング回路の第三実施形態の機能ブロック図である。図8によると、図3の第一実施形態の機能ブロック図に加えて、トラフィック監視部8と出力方路帯域決定部9が設けられている。
トラフィック監視部8は、フレーム出力部3を通過するトラフィックの状況を監視し、出力方路帯域決定部9に監視したトラフィック情報を通知する。
出力方路帯域決定部9は、トラフィック監視部8から通知されるトラフィック情報に基づき、出力方路毎に使用可能帯域を決定し、帯域割当部5に通知する。
フレーム出力部3を通過するトラフィック状況に基づくフィードバックを、帯域割当部5に行うことにより、フレーム出力部3にリンクアグリゲート機能や、障害発生時に予備回線へ切り替える耐障害機能を効果的に組み込むことが可能となる。
図9は、フレーム出力部3のリンクアグリゲート機能を説明するための図である。フレーム出力部3に複数の伝送路を接続し、フレーム出力部3内のリンクアグリゲート部10により、フレーム出力部3が出力するトラフィックを各伝送路へ均等に分散させることで、複数の伝送路を、1本の仮想的な伝送路とみなすことが可能となる。
リンクアグリゲート部10が理想的な負荷分散を行っていれば、仮想的な伝送路の伝送帯域は、各伝送路の伝送帯域を合計したものとなる。しかし、リンクアグリゲート部10の負荷分散が偏った場合には、帯域使用率が低下し、仮想的な伝送路の帯域は、各伝送路の合計より小さくなる。
トラフィック監視部8が、前記帯域使用率の低下を検出し、帯域割当部5にフィードバックをかけることにより、フレーム出力部3において、フレーム廃棄が発生することを防止できる。また、逆にリンクアグリゲート部10が理想的な負荷分散を実現している場合には、帯域割当部5が割り当てる帯域を増加させることで、仮想的な伝送路の帯域使用率を向上させることができる。
また、仮想的な伝送路を構成する伝送路の1つに障害が発生した場合でも、帯域割当部5で割り当てる帯域を減少させるだけでよく、帯域制御部2に対しては、障害による伝送路状態の変化を隠蔽することができる。これにより帯域制御部2の構成を複雑化させることなく耐障害機能を実現できる。さらに、障害に伴う、帯域制御部2の設定変更が不要となり、ネットワーク運用の効率化が実現できる。
本実施形態を適用することにより、使用可能な帯域の変動に合わせて、割当帯域を増減でき、フレーム出力部3でのフレーム廃棄を防止する効果及び実効的な帯域使用率を向上させる効果がある。
従来の技術によるフレーム読出スケジューリング回路の例を示すブロック図である。 従来の技術によるフレーム読出スケジューリング回路の他の例を示すブロック図である。 本発明によるフレーム読出スケジューリング回路の第一実施形態の機能ブロック図である。 帯域割当部の動作を説明するためのフローチャートである。 本発明によるフレーム読出スケジューリング回路の第二実施形態の機能ブロック図である。 コネクションの収容例を示す図である。 図6のコネクションが収容されている場合のWRRテーブル例である。 本発明によるフレーム読出スケジューリング回路の第三実施形態の機能ブロック図である。 フレーム出力部のリンクアグリゲート機能を説明するための図である。
符号の説明
1 フレーム入力部
2、2−0、2−1、2−2、2−3 帯域制御部
21 フレーム振分部
22 フレーム蓄積部
23 フレーム読出部
3 フレーム出力部
4 出力方路選択部
5 帯域割当部
6 主帯域割当部
7、7−1、7−2、7−3 副帯域割当部
8 トラフィック監視部
9 出力方路帯域決定部
10 リンクアグリゲート部

Claims (4)

  1. 1以上のコネクションを収容し、フレーム読出しのためのスケジューリングを行う回路において、
    複数の入力方路にそれぞれ対応する複数のフレーム入力手段と、複数の出力方路にそれぞれ対応する複数のフレーム出力手段と、複数のフレーム入力手段にそれぞれ対応して設けられる複数の出力方路選択手段と、複数のフレーム入力手段と複数のフレーム出力手段との組み合わせにそれぞれ対応して設けられる複数の帯域制御手段と、帯域割当手段とを有し、
    フレーム入力手段は、回路外部からのフレームを受信し、対応する出力方路選択手段に出力し、
    出力方路選択手段は、フレーム入力手段から入力されるフレームに付与された情報及び/又はコネクションに予め設定された属性に基づき、フレームの出力方路を決定し、前記入力されたフレームが通過したフレーム入力手段及び前記決定した出力方路のフレーム出力手段に対応する帯域制御手段にフレームを出力し、
    帯域制御手段は、入力されるフレームを蓄積し、蓄積フレームのコネクション情報を帯域割当手段に通知し、帯域割当手段から通知される読出コネクション及び読出タイミングに基づき蓄積したフレームを読み出し、
    帯域割当手段は、コネクション毎に設定する帯域分配比に基づいて各コネクションへの割当帯域を決定し、各帯域制御手段から通知される蓄積フレームのコネクション情報及び前記各コネクションへの割当帯域に基づき、読出コネクション及び読出タイミングを決定し、前記読出コネクション及び読出タイミングを各帯域制御手段に通知し、
    フレーム出力手段は、対応する各帯域制御手段が読み出すフレームを多重し、回路外部へ送信することを特徴とするフレーム読出スケジューリング回路。
  2. 前記帯域割当手段は、主帯域割当手段と、各帯域制御手段に対応する副帯域割当手段とを含み、
    主帯域割当手段は、各副帯域割当手段から通知される、対応する帯域制御手段の蓄積フレームのコネクション情報及び前記各コネクションへの割当帯域に基づき、読出を許可する帯域制御手段及び読出タイミングを決定し、前記読出を許可する帯域制御手段及び読出タイミングを、全副帯域割当手段に通知し、
    副帯域割当手段は、対応する帯域制御手段の蓄積フレームのコネクション情報及び前記各コネクションへの割当帯域に基づき、1のコネクション情報を選択して主帯域割当手段に通知し、対応する帯域制御手段の読出許可が主帯域割当手段より通知された場合は、前記選択した1のコネクションを読出コネクションとし、主帯域割当手段から通知された読出タイミングと共に、対応する帯域制御手段に通知することを特徴とする請求項1に記載のフレーム読出スケジューリング回路。
  3. フレーム出力手段を通過するトラフィックを監視し、出力方路帯域決定手段にトラフィック情報を通知するトラフィック監視手段と、
    トラフィック監視手段から通知されるトラフィック情報に基づき、出力方路毎に使用可能帯域を決定し、帯域割当手段に通知する出力方路帯域決定手段とを有し、
    前記帯域割当手段は、出力方路帯域決定手段から通知される出力方路毎の使用可能帯域とコネクション毎に設定する帯域分配比に基づいて各コネクションへの割当帯域を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載のフレーム読出スケジューリング回路。
  4. 前記帯域制御手段は、
    入力されたフレームに付与された情報及び/又はコネクションに予め設定された属性に基づきフレームの振り分けを行うフレーム振分手段と、
    前記振り分けられたフレームを、それぞれ蓄積するフレーム蓄積手段と、
    フレーム蓄積手段に蓄積されたフレームのコネクション情報を帯域割当手段に通知し、帯域割当手段から通知される読出コネクション及び読出タイミングに基づき、各フレーム蓄積手段に蓄積されたフレームを読み出すフレーム読出手段とを有することを特徴とする請求項1から3のいずれか1項に記載のフレーム読出スケジューリング回路。
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