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JP4359736B2 - 位置制御装置 - Google Patents
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JP4359736B2 - 位置制御装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、制御対象の位置決めを行う位置制御装置に関し、特にモータの位置決めを行う位置制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
図12は、従来の位置制御装置の構成を示す制御ブロック線図である。図12に示すように、従来の位置制御装置は、位置制御器1と、速度制御器2と、モータ4と、微分器5とから構成されている。この従来の位置制御装置は、イナーシャがJ[N・m・s2]であるモータ4の位置θ[rad]を制御するものである。また、通常は、作成されたトルク指令を入力しトルクを発生させてモータ4を駆動するためのトルク制御器が設けられるが、トルク制御器の応答は無視することができるほど充分速いものとして図中からは省略している。
【0003】
また、説明を簡単にするために、ここでは、制御対象が剛体で制御対象とモータ4の合計イナーシャをJとすることができるものとする。
【0004】
モータ4にはエンコーダ(不図示)が備え付けれており、エンコーダによってモータ4の位置θが検出できるようになっている。上位装置(不図示)から発せられる位置指令θrとモータ4の位置θとの位置偏差は、位置制御器1および微分器5に入力される。位置制御器1は、比例ゲインKp[1/s]によって、その偏差をKp倍した値を出力する比例制御器である。微分器5は、位置指令θrとモータ4の位置θとの位置偏差を微分した値を出力する。速度制御器2は、微分器5により求められた値を微分ゲインKd[1/s]によってKd倍した値を出力する比例制御器である。この従来の位置制御装置は、位置指令θrにモータ4の位置θを追従させるためのものであり、モータ4の位置θは、位置指令θrに対する位置応答である。
【0005】
そして、この従来の位置制御装置においてモータ4を制御するためのトルクは、位置制御器1と速度制御器2とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令として、図示されていないトルク制御器により生成される。
【0006】
また、図12に示した従来の位置制御装置に対して、積分器6、積分制御器3を新たに備えるようにした従来の他の位置制御装置を図13に示す。
【0007】
積分器6は、位置指令θrとモータ4の位置との位置偏差を積分してその値を出力する。積分制御器3は、積分器3により求められた値を積分ゲインKiによって増幅して出力する。
【0008】
そして、この従来の位置制御装置においてモータ4を制御するためのトルクは、位置制御器1、速度制御器2、積分制御器3とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令として、図示されていないトルク制御器により生成される。
【0009】
図12、図13に示したような従来の位置制御装置では、位置指令θrに対するθの応答、外乱Tdに対するθの応答等に所望の性能を発揮させるためには、ゲインKp、Kd、Kiの値を調整して最適な値とする必要がある。この調整は、制御対象(アクチュエータとアクチュエータに接続された機械の合計)が理想的な剛体の場合には、制御理論から容易に求めることができるが、現実の制御対象は摩擦やばね要素が存在するため、調整は試行錯誤で行われているのが一般的である。そのため、パラメータの調整は、手間のかかる作業となっていた。
【0010】
このような問題を解決するための従来の位置制御装置を図14および図15に示す。図14は、図12に示した従来の位置制御装置に対して、増幅器7、8を追加したものであり、図15は、図13に示した従来の位置制御装置に対して、増幅器7、8、9を追加したものである。
【0011】
増幅器7は、位置制御器1から出力された値を調整ゲインKgを2乗した値Kg 2によって増幅して出力する。増幅器8は、速度制御器8から出力された値を調整ゲインKgによって増幅して出力する。増幅器9は、積分制御器3から出力された値を調整ゲインKgを3乗した値Kg 3によって増幅して出力する。
【0012】
このような従来の位置制御装置では、比例要素、微分要素、積分要素を同時に変化させるためのパラメータKgを導入し、一旦、比例ゲインKp、微分ゲインKd、積分ゲインKiを決定すれば、1つのパラメータである調整ゲインKgを変化させるだけでバランスを保ったままゲイン調整することができるため、要求された応答特性を容易に実現することができた。
【0013】
しかし、この図14および図15に示した従来の位置制御装置では、外乱応答を考慮した場合には問題がある。例えば、図15に示した従来の位置制御装置では、位置指令θrに対する位置偏差θ1の応答である指令応答と、外乱Tdに対する位置偏差θ2の応答である外乱応答を計算してみると、図16に示すようになる。このような制御系では、外乱Tdの影響による位置偏差θ2を小さくしようとして、Kp、Kd、Ki、Kgを調整したとしても、位置指令θrから位置偏差θ1までの伝達関数も同じパラメータのみに依存するので、指令応答における位置偏差θ1も外乱応答における位置偏差θ2とともに変化してしまう。つまり、このような構成では、いわゆる1自由度制御系であるため、フィードバック側の調整ゲインKgだけでは調整がうまくいかない。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の位置制御装置では、フィードバック制御系のゲインを1つのパラメータにより調整するために調整ゲインを用いても、外乱応答を調整する場合には要求された応答特性を実現することが困難であるという問題点があった。
【0015】
本発明の目的は、外乱応答を調整する場合でも要求された応答特性を容易に実現することができる位置制御装置を提供することである。
【0016】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の位置制御装置は、上位装置から発せられる位置指令と制御対象の位置との位置偏差を比例ゲインによって増幅して出力する位置制御手段と、
前記位置制御手段から出力された値を調整ゲインを2乗した値によって増幅して出力する第1の増幅手段と、
前記位置指令と制御対象との位置偏差を微分する微分手段と、
前記微分手段により求められた値を微分ゲインによって増幅して出力する速度制御手段と、
該速度制御手段から出力された値を前記調整ゲインによって増幅して出力する第2の増幅手段と、
前記位置指令を2回微分した値を第1のフィードフォワードゲインにより増幅した値と、前記位置指令を微分した値を第2のフィードフォワードゲインおよび前記調整ゲインにより増幅した値とを加算することにより得られた値を出力するフィードフォワード制御手段と、
前記第1および第2の増幅手段と、前記フィードフォワード手段とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令とし、該トルク指令に基づいて前記制御対象を駆動するトルク制御器とを備えている。
【0017】
本発明によれば、フィードフォワード制御手段を備えるようにして制御系を2自由度系とし、フィードフォワード制御手段のゲインとフィードバック系のゲインを1つのパラメータである調整ゲインにより調整することができるようにしているので、要求された応答特性を決定するためのゲイン調整を簡単化することができる。
【0018】
また、本発明では、上記の構成に加えて、位置指令と制御対象との位置偏差を積分する積分手段と、積分手段により求められた値を積分ゲインによって増幅して出力する積分制御手段と、積分制御手段から出力された値を前記調整ゲインを3乗した値によって増幅して出力する第3の増幅手段とをさらに備えるようにしてもよい。
【0019】
さらに、本発明では、上記の構成にさらに加えて、位置指令と制御対象との位置偏差を2回微分する2回微分手段と、2回微分手段により求められた値を加速度ゲインによって増幅して出力する加速度制御手段とを備えるようにしてもよい。
【0020】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
【0021】
(第1の実施形態)
図1は本発明の第1の実施形態の位置制御装置の構成を示すブロック図である。図1において、図14中の構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付し、説明を省略するものとする。
【0022】
本実施形態の位置制御装置は、図14に示した従来の位置制御装置に対して、フィードフォワード制御器10を新たに備えるようにして、制御系を2自由度系とし、かつ、そのゲインをフィードバック系の共通パラメータである調整ゲインKgと関連するようにしたものである。
【0023】
フィードフォワード制御器10は、位置指令θrを2回微分した値をフィードフォワードゲインKff1により増幅した値と、位置指令θrを1回微分した値をフィードフォワードゲインKff2および調整ゲインKgにより増幅した値とを加算することにより得られた値を出力する。
【0024】
そして、本実施形態においてモータ4を制御するためのトルクは、増幅器7,8と、フィードフォワード器10とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令として、図示されていないトルク制御器により生成される。
【0025】
図1に示した本実施形態の位置制御装置における伝達関数は図2に示すようになるが、このとき外乱応答を決定するのは、外乱Tdからθ2までの伝達関数の分母のみである。これをGdとすると以下のような式(1)により表現することができる。ただし、説明を簡単にするためにJ=1とする。
【0026】
d=S2+Kg・Kd・S+Kg 2・Kp ・・・・・・(1)
ここで、制御系の安定性は、特性方程式Gd=0の根、つまり制御系の極ρ+、ρ-により決定される。
【0027】
式(1)より、
ρ+=−Kg{Kd−(Kd 2−4Kp0.5}/2 ・・・・・・(2)
ρ-=−Kg{Kd+(Kd 2−4Kp0.5}/2 ・・・・・・(3)
もし、ここで、KdとKpを一旦決定すると、Kgを変化させると極配置における時間に関するスケールのみ変化し、オーバシュートに関する量は変化しない。
【0028】
これを通常よく用いられる形で説明するため、
d=(S2+2ζωS+ω2) ・・・・・・(4)
とおくと、
ω=Kg(Kp0.5 ・・・・・・(5)
ζ=Kd/(2Kp 0.5) ・・・・・・(6)
となり、ωだけKgに関係することが分かる。
【0029】
このときの極配置は図3のようになり、一旦、Kp、Kdを決定すれば、Kgにより、オーバシュート量は変化しないため応答波形のバランスは変化せず、時間方向(つまりω)だけ変化することがわかる。
【0030】
一方、指令応答は、位置指令θrから位置偏差θ1までの伝達関数により決定される。この場合の伝達関数をG=G1/G2とおく。制御ゲインにより、分母に加えて分子も変化するため、制御系の応答性は、特性方程式G2=0の根、つまり制御系の極ρ+、ρ-と、特性方程式G1=0の根、つまり制御系の零点により決定される。
【0031】
極に関しては、G2=Gdであるため、式(1)から(6)がそのまま同様に当てはまるため、ここでは零点について述べる。ただし、説明を簡単にするためにJ=1とする。
【0032】
1=Kff1・S2+Kg(Kd+Kff2)S+Kg 2・Kp=0 ・・・・・(7)
とおくと、この式(7)を解くことにより、零点z+、z-が決定される。
【0033】
式(7)より、下記の式(8)、(9)が得られる。
=−K+Kff2 −((K+Kff22−4Kff1・Kp0.5}/(2Kff1)・・・・・(8)
=−K+Kff2 +((K+Kff22−4Kff1・K0.5}/(2Kff1)・・・・・(9)
もし、ここで、極を決定するK 、Kを一旦決定しても、Kff1、Kff2によって応答を変化させることができる。つまり、外乱応答と独立に制御系を決定することができる。一方、一旦、K、K、Kff1、Kff2を決定してしまえば、Kにより、時間に関するスケールのみ変化し、オーバシュートに関する量は変化しない。
【0034】
これを通常よく用いられる形で説明するため、
1=Kff1(S2+2ζ1ω1S+ω1 2) ・・・・・・(10)
とおくと、
ω1=Kg(Kp/Kff10.5 ・・・・・・(11)
ζ1=(Kd+Kff2)/{2(Kff1・Kp0.5} ・・・・・・(12)
となり、ω1だけKgに関係することが分かる。
【0035】
このときの極配置は図4のようになり、一旦、Kd、Kp、Kff1、Kff2を決定してしまえば、Kgにより、バランスは変化せず、時間方向(つまりω1)だけ変化することがわかる。
【0036】
本実施形態における応答波形を図5に示す。図5は、Kg=0.5からKg=1.5まで変化させた場合の応答波形を示したものであるが、全体の波形には変化は無く、応答速度だけ速くなっている。ただし、Kd=40、Kp=800、Kff1=0、Kff2=−16、J=1、位置指令θrは最大速度=200(rad/s)、加速時間、減速時間=0.05(sec)、指令払い出し時間0.1(sec)である。
【0037】
このように、一旦Kd、Kpを決定した後では、指令応答は、1つのパラメータKgにより応答特性が決定される。
【0038】
本実施形態の位置制御装置により得られる効果を、従来例と比較するために、本実施形態におけるフィードフォワードゲインKff1=Kff2=0として、Kg=0.5〜1.5まで変化させた場合の応答波形を図6に示す。Kff1=Kff2=0とすることにより、図6の応答波形は図14に示した従来の位置制御装置の応答波形となる。
【0039】
フィードフォワード制御器10が設けられていない従来の位置制御装置の応答波形である図6の応答波形を、図5に示した応答波形と比較すると、従来の位置制御装置による応答波形のほうがオーバーシュート量が大きくなっていることがわかる。
【0040】
本実施形態による位置制御装置では、フィードフォワード制御器10のゲインをフィードバック系の共通パラメータである調整ゲインKと関連するようにしたことにより、調整ゲインKいう1つのパラメータにより応答特性の調整可能としたものである。つまり、従来の位置制御装置に対してフィードフォワード制御器をただ設けて、そのフィードフォワード制御器のゲインに調整ゲインKが含まれていない場合には応答特性の調整は困難となり本実施形態のような効果を得ることはできない。このことを説明するために、図1のフィードフォワード制御器10中のKを1とし、K=0.5〜1.5まで変化させた場合の応答波形を図7に示す。図7を参照すると、指令応答は、調整ゲインKに応じて波形が大きく変化するため調整が困難なものとなっていることがわかる本実施形態の位置制御装置では、フィードバック制御系とは独立してフィードフォワードゲインKff1、Kff2を設定することができ、さらにフィードバック制御系とフィードフォワード制御系ともに位置の項にはK 、速度項(1回微分項)にはKが乗算されるようにしているので、一旦応答波形が決定されると調整ゲインKのみを調整することにより、その応答波形を保ったまま動作時間だけを変更することが可能となる。
【0041】
つまり、本実施形態の位置制御装置では、フィードフォワード制御器10を備えるようにして制御系を2自由度系とし、フィードフォワード制御器10のゲインとフィードバック系のゲインを1つのパラメータである調整ゲインKgにより調整することができるようにしているので、要求された応答特性を決定するためのゲイン調整を簡単化することができる。
【0042】
(第2の実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態の位置制御装置について説明する。図8は、本発明の第2の実施形態の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【0043】
本実施形態の位置制御装置は、図15に示した従来の位置制御装置に対して、フィードフォワード制御器11を新たに備えるようにしたものである。
【0044】
フィードフォワード制御器11は、位置指令θrを2回微分した値をフィードフォワードゲインKff1により増幅した値と、位置指令θrを微分した値をフィードフォワードゲインKff2および調整ゲインKgにより増幅した値と、位置指令θrをフィードフォワードゲインKff3および調整ゲインKgを2乗した値Kg 2により増幅した値とを加算することにより得られた値を出力する。
【0045】
そして、本実施形態においてモータ4を制御するためのトルクは、増幅器7,8、9と、フィードフォワード器11とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令として、図示されていないトルク制御器により生成される。
【0046】
本実施形態の位置制御装置では、フィードフォワード制御器11を備えるようにして制御系を2自由度系とし、フィードフォワード制御器11のゲインとフィードバック系のゲインを1つのパラメータである調整ゲインKgにより調整することができるようにしているので、上記第1の実施形態の位置制御装置と同様に、要求された応答特性を決定するためのゲイン調整を簡単化することができる。
【0047】
(第3の実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態の位置制御装置について説明する。図10は、本発明の第3の実施形態の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【0048】
本実施形態の位置制御装置は、図8に示した第3の実施形態の位置制御装置に対して、2回微分器12および加速度制御器13を新たに備えるようにしたものである。
【0049】
2回微分器12は、位置指令θrと制御対象との位置偏差を2回微分する。加速度制御器13は、2回微分器12により求められた値を加速度ゲインKiによって増幅して出力する。
【0050】
そして、本実施形態においてモータ4を制御するためのトルクは、増幅器7,8、9と、加速度制御器13と、フィードフォワード器11とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令として、図示されていないトルク制御器により生成される。
【0051】
本実施形態の位置制御装置では、フィードフォワード制御器11を備えるようにして制御系を2自由度系とし、フィードフォワード制御器11のゲインとフィードバック系のゲインを1つのパラメータである調整ゲインKgにより調整することができるようにしているので、上記第1の実施形態の位置制御装置と同様に、要求された応答特性を決定するためのゲイン調整を簡単化することができる。
【0052】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明によれば、1つのパラメータを調整するのみでフィードバック制御系とフィードフォワード制御系のゲインの両方のゲインを調整して応答波形の調整を行うことができるため、外乱応答を調整する場合でも要求された応答特性を容易に実現することができるという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施形態の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1の位置制御装置の応答を説明するための図である。
【図3】図1の位置制御装置における外乱応答の動作を説明するための極配置図である。
【図4】図1の位置制御装置における指令応答の動作を説明するための極配置図である。
【図5】図1の位置制御装置において、調整ゲインKgの値を変化させた場合の応答波形の変化を示す図である。
【図6】フィードフォワードゲインKff1、Kff2を0とした場合の応答波形の変化を示す図である。
【図7】フィードフォワード制御器10中の調整ゲインKgを1とした場合の応答波形の変化を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施形態の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図9】図8の位置制御装置の応答を説明するための図である。
【図10】本発明の第3の実施形態の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図11】図10の位置制御装置の応答を説明するための図である。
【図12】従来の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図13】従来の他の位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図14】図12の従来の位置制御装置に対して調整ゲインKgによりゲイン調整することができるようにした位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図15】図13の従来の位置制御装置に対して調整ゲインKgによりゲイン調整することができるようにした位置制御装置の構成を示すブロック図である。
【図16】図15の位置制御装置の応答を説明するための図である。
【符号の説明】
1 位置制御器
2 速度制御器
3 積分制御器
4 モータ
5 微分器
6 積分器
7、8、9 増幅器
10、11 フィードフォワード制御器
12 2回微分器
13 加速度制御器

Claims (3)

  1. 上位装置から発せられる位置指令と制御対象の位置との位置偏差を比例ゲインによって増幅して出力する位置制御手段と、
    前記位置制御手段から出力された値を調整ゲインを2乗した値によって増幅して出力する第1の増幅手段と、
    前記位置指令と制御対象との位置偏差を微分する微分手段と、
    前記微分手段により求められた値を微分ゲインによって増幅して出力する速度制御手段と、
    該速度制御手段から出力された値を前記調整ゲインによって増幅して出力する第2の増幅手段と、
    前記位置指令を2回微分した値を第1のフィードフォワードゲインにより増幅した値と、前記位置指令を微分した値を第2のフィードフォワードゲインおよび前記調整ゲインにより増幅した値とを加算することにより得られた値を出力するフィードフォワード制御手段と、
    前記第1および第2の増幅手段と、前記フィードフォワード手段とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令とし、該トルク指令に基づいて前記制御対象を駆動するトルク制御器とを備えた位置制御装置。
  2. 上位装置から発せられる位置指令と制御対象の位置との位置偏差を比例ゲインによって増幅して出力する位置制御手段と、
    前記位置制御手段から出力された値を調整ゲインを2乗した値によって増幅して出力する第1の増幅手段と、
    前記位置指令と制御対象との位置偏差を微分する微分手段と、
    前記微分手段により求められた値を微分ゲインによって増幅して出力する速度制御手段と、
    該速度制御手段から出力された値を前記調整ゲインによって増幅して出力する第2の増幅手段と、
    前記位置指令と制御対象との位置偏差を積分する積分手段と、
    前記積分手段により求められた値を積分ゲインによって増幅して出力する積分制御手段と、
    該積分制御手段から出力された値を前記調整ゲインを3乗した値によって増幅して出力する第3の増幅手段と、
    前記位置指令を2回微分した値を第1のフィードフォワードゲインにより増幅した値と、前記位置指令を微分した値を第2のフィードフォワードゲインおよび前記調整ゲインにより増幅した値と、前記位置指令を第3のフィードフォワードゲインおよび前記調整ゲインを2乗した値により増幅した値とを加算することにより得られた値を出力するフィードフォワード制御手段と、
    前記第1、第2および第3の増幅手段と、前記フィードフォワード手段とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令とし、該トルク指令に基づいて前記制御対象を駆動するトルク制御器とを備えた位置制御装置。
  3. 上位装置から発せられる位置指令と制御対象の位置との位置偏差を比例ゲインによって増幅して出力する位置制御手段と、
    前記位置制御手段から出力された値を調整ゲインを2乗した値によって増幅して出力する第1の増幅手段と、
    前記位置指令と制御対象との位置偏差を微分する微分手段と、
    前記微分手段により求められた値を微分ゲインによって増幅して出力する速度制御手段と、
    該速度制御手段から出力された値を前記調整ゲインによって増幅して出力する第2の増幅手段と、
    前記位置指令と制御対象との位置偏差を積分する積分手段と、
    前記積分手段により求められた値を積分ゲインによって増幅して出力する積分制御手段と、
    該積分制御手段から出力された値を前記調整ゲインを3乗した値によって増幅して出力する第3の増幅手段と、
    前記位置指令と制御対象との位置偏差を2回微分する2回微分手段と、
    前記2回微分手段により求められた値を加速度ゲインによって増幅して出力する加速度制御手段と、
    前記位置指令を2回微分した値を第1のフィードフォワードゲインにより増幅した値と、前記位置指令を微分した値を第2のフィードフォワードゲインおよび前記調整ゲインにより増幅した値と、前記位置指令を第3のフィードフォワードゲインおよび前記調整ゲインを2乗した値により増幅した値とを加算することにより得られた値を出力するフィードフォワード制御手段と、
    前記第1、第2および第3の増幅手段と、前記加速度制御手段と、前記フィードフォワード手段とからそれぞれ出力された値どうしを加算した値をトルク指令とし、該トルク指令に基づいて前記制御対象を駆動するトルク制御器とを備えた位置制御装置。
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