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JP4360809B2 - 精緻化されたクアドリリニア補間 - Google Patents
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JP4360809B2 - 精緻化されたクアドリリニア補間 - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、エッジにより区切られ、エラー値が関係する点を含む面の中のエラーを隠蔽する方法であって、前記面上の少なくとも1つの点の新たな値を、補間対象点の直交方向への前記面のエッジ上への投影により定義される補間点から補間するステップと前記補間対象点と前記補間点間で定義される第1距離を決定するステップを有する方法に関する。
このような隠蔽方法は、Susanna AignとKhaled Fazelによる「Temporal and Spatial Error Concealment Techniques for Hierarchical MPEG−2 Video Codec」(Pro. Globecom ’95, pp. 1778−1783)により知られている。この文献において与えられているエラー隠蔽方法では、エラー面のエッジに補間される点の直交方向への投影に対応する補間点の値から、エラー値が関連する点の新たな値を補間することが提案されている。この新しい値は、補間される点と投影方向に関する補間点と対向する補間点との距離により各補間点の値を重み付けすることにより得られる。この対向する補間点が存在しない場合、距離は0とされる。このエラー隠蔽方法は、エラー面内部あるいはエラー面のエッジにおける不連続を生成することなくエラー面の隠蔽を可能にする。
本発明は以下の検討に関する。
従来技術によるエラー隠蔽方法では、エラー面の形状に関係なく、同一の方法で各補間点の値に重み付けがなされる。エラー面が最も拡張される方向での投影に対応する補間点が、もう一方の方向での投影に対応する補間点より大きなウェートで重み付けされる。この特性がエラー隠蔽の質を不十分なものにする。例えば、エラー面が画像面である場合、得られる隠蔽の質は視覚的に低いものとなる。この質の低さが、従来技術に関する引用文献において開示されるようなクアドリリニア補間(quadrilinear interpolation)によるエラー隠蔽方法の特徴である。
本発明の課題は、クアドリリニア補間によるエラー隠蔽の質を向上させることにある。
実際、導入パラグラフで与えられた本発明によるエラー隠蔽方法は、各方向の複数の第1距離の和である第2距離を計算するステップを備え、補間ステップは補間される点の新たな値を、各第1距離と第2距離に従い重み付けされた補間点の値から決定することができるという点を特徴とする。
補間対象点と各方向での面のエッジへの補間対象点の投影に対応する各点の間の距離の和の計算により、エラー面の幾何を把握し、この幾何を考慮した補間点の重み付けを可能にする。これにより、互いに最も近い補間点がより大きいウェートを持つよう点の値は重み付けされる。本発明による方法によると、補間対象点の新たな値の計算において、様々な点のウェートをバランスさせることを可能にする。
しかしながら、隣接する2点間の不連続性が面の1つのエッジに存在する場合。本発明による方法によると、面の内部のこれら隣接する2点の値を伝播させることにより、不連続性が拡張される。本発明の他の課題は、面の内部の不連続性の拡張現象を低減させることにある。
本発明の好適な実施例では、本発明による方法は、補間ステップが、補間対象点の新たな値を、第1及び第2距離に従い重み付けされた補間点の近傍の点と補間点からなる点集合の平均値から決定することができることを特徴とする。
この実施例の課題は、高周波数に対応する不連続性を除去することにより補間点の値のため一種のローパスフィルタを生成することにある。
本発明は、エラーが存在しうるデータの処理のための任意の装置において実現されうる。その応用事例の1つとして、本発明の方法を実現する隠蔽モジュールを含むパラメータにより特徴付けられた点集合により定義されるデジタル画像の符号化データからなるビットストリームを復号するデコーダに関する。
本発明はまた、本発明を実現するデコーダにおいて使用されるプロセッサにより実行されるコンピュータプログラムプロダクツに関する。
本発明はさらに、図面に示された発明を制限しない実施例を参照することにより説明される。
以下の説明は、当業者が本発明の実現及び利用できるよう与えられる。説明は特許出願及びその要件の文脈において与えられる。好適な実施例の様々な代替となるものが当業者には明らかとなるであろう。そして、ここで開示される発明の一般原理は他の実施例にも適用可能である。従って、本発明は以下で説明される実施例に制限されるものではなく、説明される原理及び特徴に従うより広範な範囲を持つものと考えられる。
図1は、本発明による方法の機能図を示す。本発明による方法は、入力として補間対象の点IPの座標とこの点の値V[IP]を受け取る。本発明による方法を示すために、図3は面Sにおける当該方法の様々なステップを視覚的に示す。図3では、点IPは少なくとも1つの補間対象点IPが誤った値と関連するエラー面に位置する。この値は、エラーであるか欠落していると検出されるかもしれない。データの欠落は、デジタル画像データストリーム内のデータ送信エラーに対し特に観察される。本発明の機能は、値が補間の必要があると検出された点とすでに関係しているか知ることに追われることなく、その点のみに関心を持つ。図1を参照するに、第1ステップPROは補間対象の点IPをその直交方向に関してエラー面のエッジ上に投影する。この投影結果による各点は、補間点LP、TP、RP及びBPである。これらの補間点が図3に示される。補間点の位置に加えて、補間点を知ることによりこれらの点の値V[LP]、V[TP]、V[RP]及びV[BP]を知ることが可能となる。ステップPDCでは、補間点の位置により、各補間点LP、TP、RP及びBPに対し、第1距離LD、TD、RD及びBDの決定を可能にする。各第1距離は、その反対の補間点が存在しない場合、ゼロとされる。各第1距離は、補間対象点IPと補間点との距離に対応する。そしてSDCステップでは、本発明の好適な実施例において、各方向での第1距離の和である第2距離VS及びHSが計算される。図3を参照するに、第1距離LD、TD、RD及びBDが第2距離HS及びVSとともに示される。
引用された従来技術に関する文書では、第1距離のみを利用したウェートの算出が提案されている。各補間点に関するウェートは、
Figure 0004360809
Figure 0004360809
Figure 0004360809
Figure 0004360809
である。
エラー面が最も拡張される方向への投影に対応した補間点は、他の方向への投影に対応した補間点よりもより大きな重み付けがなされる。このことは、非平方面が観察されると、良好な補間を提供せず、これにより質の低いエラー隠蔽を生じさせる。
本発明は、第2距離HS及びVSを観察することによりこれらの問題を低減する。ステップPCCにおいて、第1及び第2距離に従い各補間点の値に配分されるウェートが算出される。第2距離HSが第2距離VSより大きい場合、補間点TPとBPは補間点LPとRPよりも点IPに近いといえる。本発明によると、例えば、点LPとRPに対応するウェートは変えずに、点TPとBPに対応するウェートが増やされる。逆に、第2距離VSが第2距離HSより大きい場合、本発明によると、例えば、点TPとBPに対応するウェートは変えずに、点LPとRPに対応するウェートが増やされる。ウェート変更は、距離HS及びVSに従い計算されることが効果的である。従って、補間点に割り当てられたウェートは、例えば、
Figure 0004360809
Figure 0004360809
Figure 0004360809
Figure 0004360809
となりうる。
このような重み付けを利用して、面からの距離が最も小さい補間点に対しウェートが増やされ、面からの距離が最も大きい補間点に対しウェートが減らされる。
これらのウェートと補間点の値V[LP]、V[TP]、V[RP]及びV[BP]が補間ステップINTの入力となり、これらの入力データに従い新たな値V’[IP]が算出される。
この計算は以下のようになされる。
Figure 0004360809
本発明によると、新しい補間対象点の値V’[IP]の計算において相異なる点のウェートのバランスをとることが可能になる。
しかしながら、2つの隣接点間の不連続性が面のエッジの1つにある場合、本発明による方法では、面の内部にあるエラーのためこれら2つの隣接点の値の伝播により、面の内部の不連続性が拡張される。なぜなら、面のエッジ上の2つの隣接点は、各々が面の1本のライン上に位置するすべての点の補間のために利用されるまったく異なった値を持っているからである。2つの隣接ラインはそれぞれ対応する補間点の値に近い値を持っている。これにより、エラー隠蔽のかなりの質の低下をもたらされる。
本発明の他の目的は、面内部の寄生的な不連続性の拡張現象を低減させることにある。
図4に説明的に示される本発明の好適な実施例において、補間ステップINTでは、補間対象点の新しい値が、第1及び第2距離に従い重み付けされた補間点を含めた補間点の近くにある点群の値の平均から決定することができる。ある実施例を示した図4を参照するに、補間点LP、TP、RP及びBPに隣接した点が補間対象点IPの新たな値の評価に利用される。この例では、補間点に隣接する2つの点と補間点を含む3つの点の値の平均が計算される。この計算は、補間対象点を面のエッジ上に投影するステップ後、特定のステップにおいて実行されうる。この平均値は、その後、値V[LP]、V[TP]、V[RP]及びV[BP]の代わりに補間ステップで利用される。面の内部における高周波数の伝播を防ぐために、このような手続きはローパスフィルタを補間点に適用することを意味する。
図2は、値により定義された点集合により定義されたデジタル画像の符号化データDATからなるビットストリームを復号するための本発明による方法が実現されるデコーダDECを概略的に示す。データは任意の既知の送信手段を介し受信され、エラーを含んでいてもよい。図示されたデコーダは、有効データDDATを復号し、不良なデータCDATを検出する映像デコードモジュールVDECを備える。従来的には、有効データはメモリモジュールMEMに保存される。エラー隠蔽モジュールDISSはデコードモジュールに接続され、不良なデータCDATを受信する。これらのデータの中には、本発明のエラー隠蔽方法により特に隠蔽されることが意図されるものがある。従って、隠蔽モジュールDISSは補間点とその値を決定することができる投影モジュールPROを備える。モジュールPDCとSDCが、上記の計算に従い第1及び第2距離を計算し、補間点の異なる値の重み付けを算出するためモジュールPCCの入力として計算された距離を送信する。新しい値の補間は、補間モジュールINT内において実行される。新たな値V’[IP]は、再現された画像IMにおいて利用するため、メモリモジュールに保存される。
本発明による方法のステップにおいて与えられる機能を実行するモジュールは、従来のデコーダにおける追加的アプリケーションとして統合されてもよいし、また従来のデコーダに接続された本発明の機能を実行する独立なエラー隠蔽モジュールにおいて利用されてもよい。
当業者が入手可能なソフトウェア手段及び/またはハードウェア手段により本発明の方法の各ステップにおいて与えられる機能を実現するための多くの方法がある。この理由のため、図は概略的なものとなっている。従って、図は異なる機能が異なるユニットにより実行されるように描かれているが、このことは単一のソフトウェア手段及び/またはハードウェア手段が複数の機能を実行することを排除するものではない。また、ソフトウェア手段及び/またはハードウェア手段の組み合わせが1つの機能を実行することを排除するものでもない。
本発明が与えられた実施例に従い説明されたが、これらの実施例には本発明の意図及び範囲内の様々な変形があるということは当業者には容易に考えられるであろう。従って、以下のクレームにより定義された意図及び範囲から排除されることなく、当業者により多くの変更が可能であるだろう。
図1は、本発明によるエラー隠蔽方法の好適な実施例の機能図である。 図2は、本発明よる装置の説明図である。 図3は、本発明の第1実施例による方法に関する機能の概略図である。 図4は、本発明の第2実施例による方法に関する機能の概略図である。

Claims (5)

  1. デジタル画像上のエッジで区切られた面であって、各エラー値に係る各点を含む前記面における自動エラー隠蔽方法であって、
    前記面上の前記各エラー値に係る各点のうちの少なくとも1つの点の新たな値を、前記少なくとも1つの点の前記面のエッジ上への各直交方向の投影により定義される各補間点から補間するステップと、前記補間された少なくとも1つの点と前記各補間点との間で定義される第1距離を決定するステップを有する方法であって:
    第2距離と呼ばれる前記各直交方向における前記第1距離の和を計算するステップ;
    を備え、
    前記補間ステップは、前記第1距離及び第2距離の両方に従って、分子が決定される分数であるウェートと重み付けされた前記各補間点に係るとを乗じることによって、前記各値から前記新たな値を決定することができることを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の隠蔽方法であって、前記補間ステップは前記新たな値を、前記第1距離及び第2距離に従い重み付けされた前記各補間点と前記各補間点の近傍の各点とに係る各値の平均から決定することができることを特徴とする方法。
  3. 各値が関連付けされた各点の集合により定義されるデジタル画像の符号化データからなり、前記デジタル画像上のエッジで区切られた面であって、各エラー値に係る各点を含む前記面の存在から生じるエラーを含むビットストリームを復号するためのデコーダであって、前記デジタル画像上のエッジで区切られた面におけるエラーを隠蔽するためのエラー隠蔽モジュールを有するデコーダであって、
    前記エラー隠蔽モジュールは、
    前記面上の前記各エラー値に係る各点のうちの少なくとも1つの点の新たな値を、前記少なくとも1つの点の前記面のエッジ上への各直交方向の投影により定義される各補間点から補間する補間手段と、
    前記補間された少なくとも1つの点と前記各補間点との間で定義される第1距離を決定する決定手段と、
    第2距離と呼ばれる前記各直交方向における前記第1距離の和を計算する計算手段と、
    を備え、
    前記補間手段は、前記第1距離及び第2距離の両方の関数として、分子が決定される分数であるウェートと重み付けされた前記各補間点に係るとを乗じることによって、前記各値から前記新たな値を決定するのに適していることを特徴とするデコーダ。
  4. 請求項3記載のデコーダであって、前記補間手段は前記新たな値を、前記第1距離及び第2距離に従い重み付けされた前記各補間点と前記各補間点の近傍の各点とに係る各値の平均から決定することができることを特徴とするデコーダ。
  5. デコーダ内で実現されるプロセッサにより実行されるコンピュータプログラムであって:
    請求項1または2記載のエラー隠蔽方法の各ステップを実行するためのインストラクション群;
    からなることを特徴とするコンピュータプログラム。
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