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JP4365551B2 - 構内交換装置への収容登録方法および構内交換システム - Google Patents
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構内交換装置への収容登録方法および構内交換システム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、構内交換装置への収容登録方法および構内交換システムに関し、本構内交換システムは、端末装置としてIP端末装置が用いられ、IP(Internet Protocol)規約が考慮された専用回線の構内交換装置、IP-PBX(Private Branch eXchange)やIP-ゲートウェイ装置等が用いられるシステムに適用して好適なものである。上述のIP端末装置には、たとえばIP電話機、パーソナルコンピュータおよび携帯情報端末装置等がある。また、本収容登録方法は、これらIP端末装置を構内交換機に収容する初期段階での設定登録処理に適用して好適な方法である。
【0002】
【従来の技術】
従来から、一般的に、無線IP電話機を交換機に収容する登録作業には、パーソナルコンピュータが用いられている。パーソナルコンピュータは、この作業に際して登録対象の交換機や無線IP電話機にそれぞれ接続される。上述した登録対象には、パーソナルコンピュータの入力デバイスを介して入力されるコマンドによって各種の設定が行われる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、上述した入力デバイスを用いた端末装置への設定は、登録対象にパーソナルコンピュータをその都度接続することになる。この接続作業は、個々の無線IP電話機に対して行うことから、扱う無線IP電話機が多いと、非常に煩雑な作業になる。また、構内交換機には、交換機を立ち上げる初期段階で構内交換機に対する不正なアクセス使用を防止するためにシステム内の端末装置を認識するアドレス設定が行われる(端末の収容登録)。この設定を行うことにより、構内交換機は、このアドレスが一つの桁でも値が異なると、端末装置を構内交換機が認識できなくなることを利用して不正なアクセスの禁止を図ることができる。このため、構内交換機へのアドレスの設定には、桁数の多い値がアドレス設定値として用いられる。
【0004】
このアドレスの設定において、入力を一つでも誤ると、アドレス設定による不正アクセスの防止ができなくなることから、アドレスの入力には、正確なアドレス設定値が要求される。しかしながら、実際のアドレス入力設定は、桁数の多さからミスが増加してしまい、正確なアドレス入力の要求から非常に設定効率が低下して、手間のかかる作業であった。
【0005】
本発明はこのような従来技術の欠点を解消し、登録作業を簡便、かつ正確に行うことのできる構内交換装置への収容登録方法および構内交換システムを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は上述の課題を解決するために、情報を発する送信元の端末とこの情報を所望する宛先の端末との間の専用回線を介して情報を中継し、交換した情報を宛先の端末に出力する構内交換装置を用い、この構内交換装置に送信元および宛先の端末のそれぞれを特徴的に関係付ける設定情報を収容登録する方法において、この方法は、構内交換装置の初期状態にて供給される情報すべてを通す設定にする第1の工程と、構内交換装置と送信元および宛先の端末のそれぞれとの間で確立した接続に応じて送信元および宛先の端末のそれぞれに対して割り当てられるアドレスの要求を構内交換装置に行う第2の工程と、この構内交換装置が決定したアドレスを含む設定情報を構内交換装置に収容登録する第3の工程とを含むことを特徴とする。
【0007】
本発明の構内交換装置の収容登録方法は、供給される情報すべてを通す設定により送信元および宛先の端末のそれぞれから構内交換装置に要求を出し、構内交換装置で設定情報を関係付けて収容登録することにより、構内交換装置と送信元および宛先の端末のそれぞれとの間で両者が持つ情報の対応付けを誤りなく行うことができる。
【0008】
また、本発明は上述の課題を解決するために、情報を発する送信元の端末装置とこの送信元からの情報を所望する宛先の端末装置との間で送信元の端末装置からの情報を中継および交換を行って、この情報を宛先の端末装置に供給する構内交換装置において、構内交換装置は、送信元および宛先の端末装置のそれぞれに対して固有に割り当てられた端末固有アドレスを含む情報のうち、この構内交換装置に登録された端末固有アドレスだけを通す選択機能の発動の可否を切換指示信号として供給する切換指示手段と、選択機能の停止を示す切換指示信号に応動して供給される情報をすべて通し、送信元および宛先の端末装置のそれぞれから供給される端末固有アドレスの設定、送信元および宛先の端末装置のそれぞれに対するIPの規約に基づくアドレスおよび電話番号の決定、設定および決定した項目を一対一に関係付ける登録、ならびに決定した項目の該当する端末装置への供給を制御し、選択機能の発動を示す切換指示信号に応動して情報の取捨選択を制御する制御手段とを含むことを特徴とする。
【0009】
本発明の構内交換システムは、切換指示手段から制御手段に選択機能の停止および発動のいずれか一方を切換指示信号として供給して、制御手段をそれぞれの切換指示に応動して制御させ、選択機能の停止で端末固有アドレスの設定、IPの規約に基づくアドレスおよび電話番号の決定、設定および決定した項目を一対一に関係付ける登録、ならびに決定した項目の該当する端末装置への供給の制御を行うことにより、初期のシステム設定を容易に誤りなく行わせることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
次に添付図面を参照して本発明による構内交換装置システムの一実施例を詳細に説明する。
【0011】
本実施例は、交換装置システムを構内無線通信システム10に適用し、構内交換機と複数の端末装置との間をそれぞれ無線により通信する場合である。本発明と直接関係のない部分について図示および説明を省略する。ここで、信号の参照符号はその現れる接続線の参照番号で表す。
【0012】
構内交換システム10には、図2に示すように構内交換機12と、複数の無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nが備えられている。構内交換機12は、各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nとの間を無線電波の送受信により通信を行っている。無線電波は、構内交換機12のアンテナ120、各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nのアンテナ140a, 142a, ・・・, 14aから放射される。構内交換機12は、図示しない他の交換機と有線ケーブル12aを介して公衆回線網(PSTN: Public Switched Telephone Network)、LAN(Local Area Network)やIPネットワーク等と接続されるようにしてもよい。
【0013】
なお、構内交換システム10において構内交換に使用する機器は、たとえばIP-トランクを有する構内交換機12に限定されるものでなく、IP-ゲートウェイ装置およびディジタルPBXを組み合わせた構内交換機でもよい。後者の場合、後述するモード選択部をIP-ゲートウェイ装置に配設するとよい。
【0014】
さらに各部について簡単に説明する。構内交換機12には、図3に示すように、無線データ処理部としてアクセスポイント122、レイヤ2処理部124、交換処理部126、イーサネット(登録商標)インタフェース部128、システム制御部130およびモード選択部132が含まれている。アクセスポイント122は、データを変調して電波(搬送波)に乗せて発信する機能と各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nからの電波を受信してデータに復調する機能を有している。アクセスポイント122は、発信の場合、アンテナ120にデータを送り、受信の場合、アンテナ120で受信したデータ12bをレイヤ2処理に出力する。
【0015】
レイヤ2処理部124は、データリンク層におけるパケットの規約(プロトコル)に従って音声データパケット12cと制御データパケット12dとの合成または分解を行う切換処理部である。レイヤ2処理部124は、この第2層のヘッダを参照しながら、データパケットに対するフィルタリングを行ってデータの取捨選択している。
【0016】
より具体的に説明すると、データリンク層のヘッダに書き込まれているMAC(Media Access Control)アドレスを用いてフィルタリングする(MACアドレスフィルタリングモード)。これにより、アクセスの可否が判断されアクセスの取捨選択が行われる。アクセスが許可された場合、供給されるデータパケットには、上述した音声データパケット12cと制御データパケット12dとへの分解処理または両データパケット12c, 12dによる合成処理が施される。そして、レイヤ2処理部124は、音声データパケット12cを交換処理部126との間でやりとりする。また、レイヤ2処理部124は、制御データパケット12cをイーサネット(登録商標)インタフェース部128との間でやりとりする。
【0017】
交換処理部126は、音声データパケット12cに対する電話の交換処理を施す機能がある。交換処理部126は、供給される音声データパケット12cにクロスコネクト処理を施し、出力する。また、イーサネット(登録商標)インタフェース部128は、レイヤ2処理部124とシステム制御部130との間での制御データパケット12d, 12eに対するネットワーク層の規約に対応した接続を行うように調整している。
【0018】
システム制御部130には、CPU(Central Processing Unit)130aおよびメモリ部130bが含まれている。メモリ部130bは、システムを動作させるプログラムや無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nを動作させる各種のデフォルトで設定条件が登録されている。メモリ部130bは、半導体メモリやハードディスク装置のいずれでもよい。
【0019】
CPU 130aは、メモリ部130bから内蔵するプログラムをロードしてロードしたプログラムに対応した機能部を作成する。CPU 130aには、モード選択部132から切換指示信号12fが供給されている。CPU 130aは、切換指示信号12fがMACアドレスフィルタリングモードか否かに応じて制御機能部(図示せず)にロードするプログラムを選択し、構内交換機12を制御する。
【0020】
具体的に説明すると、CPU 130aは、切換指示信号12fがMACアドレスフィルタリングモードのとき、MACアドレスフィルタリング処理を行うようにプログラムをロードし、構内交換機12の制御を行う。また、CPU 130aは、切換指示信号12fがMACアドレス非フィルタリングモードのとき、構内交換機12と無線IP端末装置140, 142, ・・・, 14nとの間でやりとりするデータすべてを通す処理を行うようにプログラムをロードし、構内交換機12を制御する。このプログラムには、上述した処理の他に、各端末装置140, 142, ・・・, 14nからの要求に含まれるMACアドレスの抽出、各端末装置140, 142, ・・・, 14nに対する未割当のIPアドレスの検索、選択および決定、各端末装置140, 142, ・・・, 14nに対する電話番号の設定、MACアドレスに対応して設定するIPアドレスおよび電話番号の登録、ならびに各端末装置140, 142, ・・・, 14nへのIPアドレスおよび電話番号の供給を行うプログラムが含まれている。
【0021】
ここで、上述したMACアドレス非フィルタリングモードは、構内交換機12が最初に電源が投入された後の初期段階である。
【0022】
CPU 130aは、MACアドレス非フィルタリングモードでの上述した処理が各端末装置140, 142, ・・・, 14nとの間で完了した後、モード選択部132を切り換えてMACアドレスフィルタリングモードを示す切換指示信号12fを受けて通常の処理を行うプログラムをロードし、構内交換機12を制御する。これにより、構内交換機12は、通話可能状態になり、MACアドレスフィルタリング機能を発揮させて不正なアクセスを防止する。
【0023】
モード選択部132は、ディップスイッチを配設している。モード選択部132は、信号線12fによりシステム制御部130と接続されて、MACアドレス非フィルタリングモードとMACアドレスフィルタリングモードを切り換えている。この切換機能は、ソフトウェア的に設定してもよい。
【0024】
構内交換機12が無線区間にデータ送出する場合、構内交換機12は、交換処理部126およびシステム制御部130のからの音声データパケット12c、制御データパケット(12e, 12d)がレイヤ2処理部124で規約に応じた組立てを行い、アクセスポイント122からアンテナ120を介して電波を発する。
【0025】
端末装置である無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nの内の一つ、無線IP電話機140について示す。無線IP電話機140は、アンテナ140aを有している。アンテナ140aは、アクセスポイント140bに接続されている。アクセスポイント140bは、前述した構内交換機12のアクセスポイント122と同様に電波の送受信を行う送受信部である。
【0026】
電話処理部140cには、図示しないがレイヤ2処理部、交換処理部およびシステム制御部が含まれている。また、無線IP電話機140には、ユーザ(話者)の音声を拾うマイクロフォンを介して得られる音声をディジタル信号に変換するA/D変換部、相手先から供給されるディジタル音声をアナログ信号に変換するD/A変換部、そして音声を出力するスピーカが含まれることは言うまでもない(図示せず)。
【0027】
電話処理部140cは、MACアドレス非フィルタリングモードにおいて構内交換機12から供給されるIPアドレスおよびこの電話機140に対する電話番号を記録する。電話処理部140cは、このモード中に動作条件である各種の設定情報も設定する。これらの設定情報には、たとえば保留音の切換え、サービスの有効または無効の設定、エコーに関するパット調整等がある。
【0028】
次に構内交換システム10における初期シーケンスについて図1を参照しながら簡単に説明する。構内交換システム10において構内交換機12のモード選択部132がMACアドレス非フィルタリングモードに設定されている。図1のシーケンスは、構内交換機12と無線IP電話機140との間の初期シーケンスを示す。構内交換機12に最初の電源投入を行う(図示せず)。また、無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nもそれぞれ電源を投入する。まず、図1に示すように、構内交換機12のアクセスポイント122と各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nの内、無線IP電話機140のアクセスポイント140bの無線区間でリンクを確立するようにリンク確立処理100を行う(リンクチャネル確立フェーズ)。このフェーズは、無線特有のものである。無線リンクが確立すると、アクセスポイント140bは、時刻T10にて電話処理部140cに無線リンクがオンになったことを示す無線リンクオン信号102を出力する。電話処理部140cは、時刻T12で供給される無線リンクオン信号102をトリガ信号とみなして受信する。
【0029】
電話処理部140cは、トリガ信号に応じてリンクチャネル割当(SCCH: Signalling Control Channel)に相当するIPアドレス割当要求信号104を時刻T14に出力し、アクセスポイント140bから構内交換機12に出力する。構内交換機12は、アクセスポイント122でIPアドレス割当要求信号104を受信し、有線データに変換してシステム制御部130のCPU 130aに得られたデータすべてを送る(時刻T16)。要求信号104は、パケットであることは言うまでもない。
【0030】
システム制御部130は、CPU 130aでデータに含まれる無線IP電話機140のMACアドレスを抽出する。そして、無線IP電話機140に対する未割当のIPアドレス検索、選択、決定を行うとともに、無線IP電話機140に付与する電話番号も設定する。CPU 130aは、これらのデータを一対一に関係付けて管理するデータベースとしてメモリ部130bに登録する。この登録は、各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nすべてに対して行う。このようにして管理用の関係テーブルが作成される。各無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nすべての関係テーブルが作成されたとき、システム制御部130は、構内交換機12に対する無線IP電話機の収容登録の自動処理を完了させる。
【0031】
システム制御部130は、この完了後(時刻T18)から無線IP電話機のそれぞれに決定したIPアドレスおよびその電話番号を含むIPアドレス割当応答信号106をアクセスポイント122から出力する。無線IP電話機140の場合、IPアドレス割当応答信号106は、アクセスポイント140bで受信し、電話処理部140cに送られる。電話処理部140cは、供給されたIPアドレス割当応答信号106が無線I電話機140に対するものか否かを判断する(時刻T20)。電話処理部140cは、無線IP電話機140に対応する信号と判断した場合、IPアドレス割当応答信号106に含まれるIPアドレスおよびその電話番号を抽出し、格納する。電話処理部140cは、対応していないと判断した場合、IPアドレス割当応答信号106のデータを破棄する。これにより、無線IP電話機140の最も基本的な設定が行われる。
【0032】
時刻T20以降、無線IP電話機140は、さらに電話機の動作条件である各種のサービス設定情報108を設定する。この各種の設定情報は、構内交換機12のシステム制御部130にも供給される。無線IP電話機140では、システム制御部130から上述したサービス設定情報108に応じた応答信号も受信して設定が行われる。
【0033】
このように無線IP電話機すべてと一連のシーケンスが完了した後、構内交換機12は、モード選択部132のスイッチをMACアドレスフィルタリングモード側に切り換える。システム制御部130は、切換指示信号12fを受けて構内交換機12をMACアドレスフィルタリングモードにする。このモードに設定することにより、構内交換機12に対して未登録な無線IP電話機から不正なアクセス侵入が行われても、構内交換機12がフィルタリングによってアクセスを拒否し、侵入を防止することができる。
【0034】
以上のように構成することにより、構内交換システム10における最初の電源投入後に、モードをMACアドレス非フィルタリングモードにしてすべてのデータを通すように制御し、無線IP電話機140, 142, ・・・, 14nから供給されるMACアドレスと未割当のIPアドレスを割り当てるとともに、付与する電話番号も設定して関係テーブルを作成することにより、構内交換機12への無線IP電話機の収容登録を手作業でなく効率的に設定することができる。
【0035】
この設定により、桁数が多いMACアドレスの設定におけるミスをなくす正確な入力処理が行われるので、導入時のトラブル防止作業において非常に有効である。また、手作業に比べて設定に要する作業時間を大幅に短縮化することができるので、通話への立ち上げ作業の効率化も図ることができる。
【0036】
そして、構内交換機12におけるモード選択部132でスイッチを切り換えるだけでMACアドレスフィルタリングモードに設定することができる。これにより、不正なアクセスを防止することができる。
【0037】
【発明の効果】
このように本発明の構内交換装置への収容登録方法によれば、供給される情報すべてを通す設定により送信元および宛先に対応する端末のそれぞれから構内交換装置に要求を出し、構内交換装置で設定情報を関係付けて収容登録し、端末に対しても対応する設定情報を供給して、構内交換装置と各端末との間で両者が持つ情報の対応付けを誤りなく行うことにより、正確な設定情報の入力処理が行われるので、導入時のトラブルを防止することができる。また、手作業に比べて設定に要する作業時間を大幅に短縮化することができるので、通話への立ち上げ作業の効率化も図ることができる。
【0038】
また、本発明の構内交換システムによれば、切換指示手段から制御手段に選択機能の停止および発動のいずれか一方を切換指示信号として供給して、制御手段をそれぞれの切換指示に応動して制御させ、選択機能の停止で端末固有アドレスの設定、IPの規約に基づくアドレスおよび電話番号の決定、設定および決定した項目を一対一に関係付ける登録、ならびに決定した項目の該当する端末装置への供給の制御を行うことにより、初期のシステム設定を容易に誤りなく行わせることができ、構内交換装置への端末装置の収容登録を手作業でなく設定することができる。これにより、桁数が多い端末固有アドレスの設定におけるミスをなくすことができるので、導入時のトラブル防止において非常に有効である。また、手作業に比べて設定に要する時間を大幅に短縮化することができるので、通話への立ち上げ作業の効率化も図ることができる。
【0039】
そして、構内交換装置における切換指示手段の切換えだけで端末固有アドレス、すなわちMACアドレスフィルタリングのモードに設定することができ、不正なアクセスを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の構内交換装置への収容登録方法を適用した構内交換システムの実施例における初期シーケンスを示すチャートである。
【図2】本発明の構内交換システムの実施例の概略的な構成を示す図である。
【図3】図2の構内交換機における概略的な構成を示すブロック図である。
【図4】図2の無線IP電話機の構成を示すブロック図である。
【符号の説明】
10 構内交換システム
12 構内交換機
122, 140b アクセスポイント
124 レイヤ2処理部
126 交換処理部
128 イーサネット(登録商標)インタフェース部
130 システム制御部
132 モード選択部
140, 142, ・・・, 14n 無線IP電話機

Claims (6)

  1. IP(Internet Protocol)の規約を基に情報を発する送信元のIP端末装置と該情報を所望する宛先のIP端末装置との間の専用回線を介して前記情報を中継し、交換した情報を前記宛先のIP端末装置に出力するIP対応の構内交換装置を用い、該構内交換装置に前記送信元および宛先のIP端末装置のそれぞれを特徴的に関係付ける設定情報を収容登録する方法において、該方法は、
    前記構内交換装置の初期状態にて該構内交換装置に登録された端末固有アドレスだけを通す選択機能の発動の可否を指示する切換指示手段から前記選択機能の停止を示すパスモードの切換指示信号に応動して供給される情報すべてを通す設定にする第1の工程と、
    前記構内交換装置と前記送信元および宛先のIP端末装置のそれぞれとの間で確立した接続に応じて前記送信元および宛先のIP端末装置のそれぞれに対して割り当てられるアドレスの要求を、前記IP端末装置それぞれの情報処理手段から前記構内交換装置の動作を制御する制御手段に要求する第2の工程と、
    該構内交換装置が決定したアドレスを含む設定情報を前記構内交換装置の記憶手段に収容登録する第3の工程とを含み、
    該方法は、初期シーケンスとして前記IP端末装置すべてに対する収容登録を完了した後に、前記切換指示手段で前記選択機能の実行を示すフィルタリングモードに切り換えることを特徴とするIP対応の構内交換装置への収容登録方法。
  2. 請求項1に記載の方法において、該方法は、第3の工程後に、前記記憶手段に収容登録した設定情報を該当するIP端末装置に出力し、該IP端末装置に前記設定情報を格納する第4の工程を含むことを特徴とする構内交換装置への収容登録方法。
  3. 請求項1または2に記載の方法において、前記アドレスの要求は、各IP端末装置が固有に有する端末固有アドレスを含むことを特徴とするIP対応の構内交換装置への収容登録方法。
  4. 請求項3に記載の方法において、第3の工程は、前記制御手段にて前記収容登録として前記IP端末装置に対するIP(Internet Protocol)の規約に基づくアドレス、電話番号、および前記端末固有アドレスの各項目を扱い、これらの項目を関係付けたテーブルを作成することを特徴とするIP対応の構内交換装置への収容登録方法。
  5. 請求項4に記載の方法において、第3の工程は、前記制御手段にて前記IPの規約に基づくアドレスのうち、現在割り当てられているアドレスを除く該アドレスの検索を行い、該検索結果から一つのアドレスを選択することを特徴とするIP対応の構内交換装置への収容登録方法。
  6. IP(Internet Protocol)の規約を基に情報を発する送信元のIP端末装置と該送信元からの前記情報を所望する宛先のIP端末装置との間で前記送信元のIP端末装置からの前記情報を中継および交換を行って、該情報を前記宛先のIP端末装置に供給するIP対応の構内交換装置において、前記構内交換装置は、
    前記送信元および宛先のIP端末装置のそれぞれに対して固有に割り当てられた端末固有アドレスを含む情報のうち、該構内交換装置に登録された端末固有アドレスだけを通す選択機能の発動の可否であるフィルタリングモードとパスモードを示す切換指示信号として供給する切換指示手段と、
    前記選択機能の停止であるパスモードを示す切換指示信号に応動して供給される情報をすべて通し、前記送信元および宛先のIP端末装置のそれぞれから供給される前記端末固有アドレスの設定、前記送信元および宛先のIP端末装置のそれぞれに対するIPの規約に基づくアドレスおよび電話番号の決定、前記設定および決定した項目を一対一に関係付ける登録、ならびに前記決定した項目の該当するIP端末装置への供給を制御し、前記選択機能の発動であるフィルタリングモードを示す切換指示信号に応動して前記情報の取捨選択を制御する制御手段とを含むことを特徴とするIP対応の構内交換システム。
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