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JP4365877B2 - 接触ピン - Google Patents
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JP4365877B2 - 接触ピン - Google Patents

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Description

本発明は、携帯電話機その他の電子機器の電池収容部に着脱自在に取付けられる電池パックと該電子機器に内蔵されている基板の電源ラインとを導通させる接触ピンに関し、特に、その電子機器の薄型化に貢献するものである。
市販の携帯電話機は、その基本的な構成として、電池収容部に着脱自在に取付けられた電池パックと、この電池パックの電力で動作する内蔵回路基板とを有し、電池パックの電極と内蔵回路基板の電源ラインとが接触ピンを介して接続されるようになっている。
携帯電話機の分野でも薄型化を狙った開発が次々と進められている。近年、液晶バックライトユニットや電池パック等の薄型化等により、例えば、厚さが11mm程度しかない薄型の携帯電話機が開発され市場に提供されているが、フルカラー有機ELディスプレイの導入等により今後更に携帯電話機の薄型化は加速する。また、携帯電話機と同様に薄型化を狙って開発されるPDAやノート型パソコンその他の電子機器も同様に薄型化の加速が容易に予想できる。このような電子機器の薄型化に対応するため、前述した接触ピンも薄型化することが急務とされている。
電子機器で採用される接触ピンとしては、例えば、特許文献1に開示されている。同文献の接触ピンは、その図1、図2に示されている通り、S形ばね部(9)とその先端に設けた接点部(7)とを有している。そして、接点部(7)先端の接点(1a)がその前面から押圧されることにより、S形ばね部(9)が縮むように弾性変形し、接点部(7)全体がケース(2)内に押し込まれる構造になっている。
しかしながら、特許文献1の接点ピンにあっては、その接点部(7)が斜め上方に立ち上がった構造(特許文献1の図10参照)になっており、さらに、S形ばね部(9)がその接点部(7)の立ち上がり高さ方向に幅広い構造になっている。このため、特許文献1の接点ピンの高さは、接点部(7)の立ち上がり高さやS形ばね部(9)の広がり幅に拘束されるから、その立ち上がり高さや広がり幅より薄い接点ピンを得ることはできず、今後予想される薄型の携帯電話機やその他の電子機器に対応することはできない。
また、特許文献1の接点ピンは、接点部(7)がガイド孔(符号なし)内を摺動する構造であるため、その摺動部にごみが噛み込んでしまうことにより接点部(7)がガイド孔に沈み込んだまま外に突出できなくなり、接点部(7)の接触不良が発生し易いという問題点もある。
特開2004−22406号公報
本発明は上記問題点を解決するためになされたもので、その目的とするところは、接触不良が生じ難く、携帯電話機その他の電子機器の薄型化に好適な接触ピンを提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明に係る接触ピンは、底面と4つの側面とからなる凹部である電子機器の電池収容部に着脱自在に取り付けられる電池パックの一側面に設けられた電極部該電子機器の内蔵回路基板の電源ラインとを導通させる接触ピンであって、前記接触ピンは、前記電池収容部の4つの側面のうちの一の側面に配置されるケースと、前記ケースに装着される複数の並列配置されたピン本体とからなり、前記ピン本体のそれぞれは、板バネ材を少なくとも2つ以上のつづら折部を有するよう折り曲げ成形してなるとともに、前記電池収容部の底面に沿った方向に屈伸可能に配置される弾性部と、前記弾性部の一端側に折り曲げ成形されてなり、この折り曲げた部分を先端として前記ケース外に露出するように設けられるとともに、前記電池パックの電極部に前記先端が接触する接点部と、前記弾性部の他端側に設けられ、前記内蔵回路基板の電源ラインに接続される接続部とからなり、前記ケースが配置された一の側面は、前記電池パックの電極部から前記接点部の先端に押圧力を作用させながら前記電池収容部内に電池パックが収容されたときに、前記電池パックの一側面と対向する側面であり、前記電池パックの電極部から前記接点部の先端に押圧力が作用したときに、当該接点部は、前記電池収容部の底面に対して横方向に円弧を描くように押し込まれ、前記電極部の表面を摺動することを特徴とする。このつづら折部は、ピン本体のバネ復元力を確保すべく少なくとも2つは有する必要があるが、ピン本体はケースに装着されることから、ばね復元力を維持しつつ、かつケース内に収容可能な程度の数とする。
前記接点部は逆U形に折れ曲がってなり、その先端部には内側曲げ部が設けられていてもよい。
前記接点部の幅は、前記弾性部の幅より狭幅に成形されていてもよい。
前記板バネ材はM形あるいはW形に折り曲げ成形されていてもよい。
前記ケースの底面側には、当該ケースの樹脂成形時にインサート成形された金属板製のターミナルが設けられる構造を採用してもよい。
前記ケースの底面側には前記ピン本体を挿入するための溝が設けられており、前記ピン本体は、前記弾性部の他端側の側方に連接されるとともに、前記溝から挿入することにより前記ピン本体を前記ケースに圧入装着させるための装着部を有し、前記接続部は、前記装着部に連接されていてもよい。
前記本発明において、前記「電子機器」は携帯電話機であるものとしてもよい。また「電子機器」には、PDAやノート型パソコン等のように携帯可能な薄型の電子機器が含まれるものとする。
本発明に係る接触ピンにあっては、そのピン本体の具体的な構成として、弾性部が電池収容部の底面に沿った方向に屈伸可能に配置される構造を採用した。このため、当該ピン本体は電池収容部の底面に対して縦方向には屈伸しないから、その縦方向の屈伸動作に必要な幅を電池収容部の縦方向に確保する必要がなく、携帯電話機その他の電子機器の薄型化を図るのに好適である。
また、本発明に係る接触ピンによると、電池パックの電極部から接点部の先端に押圧力が作用したときに、当該接点部は、電池収容部の底面に対して横方向に円弧を描くように押し込まれ、電極部の表面を摺動する構造を採用した。このため、接点部が電極の表面を摺動するから、接点部と電極との間のごみその他の異物は排除され、接触不良が生じ難く、常に良好な接触状態が得られる。
以下、本発明を実施するための最良の形態について、添付した図面を参照しながら詳細に説明する。
<第1実施形態>
図1は本発明の第1実施形態である接触ピンを適用した携帯電話機の外観図、図2は接触ピンの断面図、図6は接触ピンの動作説明図である。
本接触ピン1は、図1のように携帯電話機Aの電池収容部Bに着脱自在に取り付けられる電池パックCの電極部C1と携帯電話機Aの内蔵回路基板Dの電源ラインEとを導通させる手段として用いられる。
本接触ピン1は、図2に示したように、電池収容部B(図1(a)(b)を参照)の側方向、すなわち、電池収容部Bの4つの側面のうちの一の側面であって、電池パックCの電極部C1から接点部31の先端に押圧力を作用させながら電池収容部B内に電池パックCが収容されたときに、電池パックCの一側面と対向する側面(以下、単に「側方向」と言う)に配置される樹脂製のケース2と、ケース2に装着される金属板製のピン本体3と、ケース2に取り付けられる樹脂製のカバー4とから構成される。
図3はケース2の説明図である。ケース2には図3(b)(d)(f)のように装着孔5が3つ設けられており、これらの装着孔5はいずれも両端5A、5Bが開口し、その一端5A内側に段部5Cを設けた形状になっていて、他端5B側からピン本体3を装着孔5内に挿入セットすることができるようになっている(図6(a)を参照)。また、ケース2の両側面にはカバー4を取り付けるための爪6が突出成形されている。
更に、このケース2の底面側には当該ケース2の樹脂成形時にインサート成形された金属板製のターミナル7が設けられている。ターミナル7は、ケース2の両側面から外方へ突出し、携帯電話機Aの内蔵回路基板Dに半田付け等で固定され、本接触ピン1を定位置に位置決め固定する。
前記ターミナル7は、本接触ピン1を位置決め固定する手段としての機能のみを有するものであり、ピン本体3とは別部品であるから、ピン本体3と同じ高価な金属で作成する必要はなく、安価な金属板で作成することができる。
図4はピン本体3の説明図である。ピン本体3は、図4(a)のように板バネ材を3つのつづら折部30D、30E、30Fを有するようM形又はW形に折り曲げ成形してなるとともに、電池収容部Bの底面B1に沿った方向(図6(b)の矢印Gで示す方向)に屈伸可能に配置される弾性部30と、この弾性部30の一端30A側に設けられ、電池パックCの電極部C1に接触する接点部31と、弾性部30の他端30B側に設けられ、前記内蔵回路基板Dの電源ラインEに接続される接続部32とから構成される。尚、弾性部30、接点部31、接続部32は一枚の金属板から打ち抜き形成される。
前記ピン本体3の弾性部30は、図6(a)のようにケース2の装着孔5に挿入されたときに、そのM形又はW形の肩部30Cが当該装着孔5の段部5Cに突き当たる。これにより、その段部5Cがストッパーとなって、ピン本体3全体が装着孔5の一端5Aから外へ抜け落ちないようにしている。
前記ピン本体3の接点部31は、図2(a)のように、ケース2側からみて逆U形に折れ曲がって、装着孔5の一端5Aから外部へ露出するように突出し、電池パックCの電極部C1が接触できるようになっている。
前記ピン本体3の接続部32は、弾性部30の他端30Bの側部から直角に折れ曲がった形状になっていて、内蔵回路基板Dの電源ラインEに半田付けされる。
図5はカバー4の説明図である。カバー4は底板部40の両側に弾性変形可能な側板部41を備えており、この各側板部41に係合穴42が開設されている。これらの係合穴42に前記ケース2側面の爪6が挿入係合することで、当該カバー4はワンタッチでケース2に取り付け固定され、各装着孔5の他端5B側が当該カバー4によって塞がれるようになっている。
また、このカバー4の底板部40は、装着孔5内に挿入セットされたピン本体3の弾性部30をその装着孔5の段部5Cに押し付けている。これにより、ピン本体3の弾性部30は、装着孔5内に位置決めされた状態で、そのM形又はW形の内側方向に収縮変形できるようになっている。
次に、上記の如く構成された本接触ピン1を携帯電話機に適用した時の動作例について図1、図6を基に説明する。
本接触ピン1は図1のように電池収容部Bの側方向に配置される。電池収容部Bに電池パックCを収容するときは、電池収容部Bに電池パックCを斜めに差し込みながら、その電池パックCの電極部C1で接触ピン1の接点部31先端を押圧(図6(b)の矢印Pを参照)する。
これにより、接触ピン1の弾性部30が電池収容部Bの底面B1に沿った屈伸動作(図6(a)の矢印Gを参照)で収縮し、収縮量に応じて、接触ピン1の接点部31が電池収容部Bの底面B1に対して横方向に円弧(図6(a)の矢印Fを参照)を描くように装着孔5に押し込まれ、接点部31と電池パックCの電極部C1との接触状態が得られる。
前記のような円弧を描く押し込み動作によって、接点部31が電極部C1の表面を摺動するので、接点部31と電極部C1との間のごみその他の異物は排除され、良好な接触状態が得られる。
電池収容部Bから電池パックCを取り外すと、接触ピン1の接点部31に作用する押圧力がなくなるため、接触ピン1の弾性部30はそのバネ復元力によって伸展し、伸展量に応じて、接触ピンの接点部31が装着孔5の外に飛び出してきて、電池パック収容前の元の状態に戻る。
以上説明したように、本実施形態の接触ピン1は、そのピン本体3の具体的な構成として、弾性部30が電池収容部Bの底面B1に沿った方向に屈伸可能に配置される構造を採用した。このため、当該ピン本体3は電池収容部Bの底面B1に対して縦方向には屈伸しないから、その縦方向の屈伸動作に必要な幅を電池収容部Bの縦方向に確保する必要がなく、携帯電話機Aの薄型化を図るのに好適である。本接触ピン1の高さは弾性部30の幅寸法にケース2の厚さ寸法を加えただけのものである。
また、本実施形態の接触ピン1によると、電池パックCの電極部C1から接点部31の先端に押圧力が作用したときに、当該接点部31は、電池収容部Bの底面B1に対して横方向に円弧を描くように押し込まれ、電極部C1の表面を摺動する構造を採用した。このため、接点部31が電極部C1の表面を摺動するから、接点部31と電極部C1との間のごみその他の異物は排除され、接触不良が生じ難く、常に良好な接触状態が得られる。
尚、上記実施形態では、携帯電話機Aを例に挙げ、これに本発明に係る接触ピン1を適用した例について説明したが、本発明の接触ピン1は、携帯電話機A以外の薄型の電子機器に適用することもできる。また、ピン本体3の数は3つに限定されず、それ以上でも以下であってもよい。
<第2実施形態>
次に、本発明の接触ピンの第2実施形態について説明する。
図7はケースの説明図で上記図3に対応するものであり、(a)はケースの正面図、(b)は上面図、(c)は側面図、(d)は底面図、(e)はA−A線断面図、(f)は背面図である。図8はピン本体の説明図で上記図4に対応するものであり、(a)はピン本体の正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は底面図である。図9はピン本体の装着の仕方を説明する図であり、(a)は装着初期状態、(b)は装着後の状態をそれぞれ示す断面図である。図10は接触ピンの動作説明図で上記図6に対応するものであり、(a)は接点部に押圧力が作用していない状態、(b)は接点部に押圧力を加え始めたときの状態、(c)は接点部に更に押圧力を加えた状態をそれぞれ示す断面図である。なお、図9には図7(b)のB−B線断面図が含まれており、図10にはケース内にピン本体が固定された状態を示すこのB−B線断面図が一部省略して示されている。
なお、以下の説明及び図7〜10においては、上記第1実施形態で示した構成と形状のみが異なり同一の機能を有するものについては同一の符号を付して説明し、上記第1実施形態と異なる部分のみ説明し、詳細な説明は上記と同様なのでここでの説明は省略する。
本実施形態における接触ピン1と上記第1実施形態におけるものとの相違点の主なものは、ピン本体3の構造が大きく相違する点と、カバー4を有していない点と、ケース2に溝5Eを有する点である。
本実施形態におけるケース2は図7のように構成されている。上記第1実施形態とは異なり、ターミナル7、8を有していない代わりに、ケース2の背面側にボス8、8を有している。携帯電話機Aの内蔵回路基板Dの接触ピン1設置場所にはこのボス8、8に対応するボス孔(図示せず)が設けられており、このボス8、8をボス孔に嵌合させることにより、内蔵基板回路D上に接触ピン1が固定される。また、内部の構造については、上記第1実施形態とほぼ同一であるが、図9(a)に示すように、装着孔5の一端5A側には内側曲げ部31Bと係合する段部5Dを有する。他方、装着孔5の他端5B側には、ピン本体3をケース2に嵌挿固着するための溝5E、5Eが、装着孔5の他端5Bからピン本体3の挿入方向X1に所定の長さ設けられている。
本実施形態におけるピン本体3は、板バネ部材を2つのつづら折部30D、30Eを有するよう折り曲げ成形してなり、弾性部30、接点部31、接続部32及び装着部33を有している。なお、このピン本体3は、一枚の金属板から打ち抜き加工、曲げ加工を施すことにより一体成形される。
弾性部30は、M形あるいはW形ではなくN形あるいはS形である。すなわち、図8(a)に示すように、2つのつづら折部30D、30Eからなり、上記第1実施形態のものに比べてつづら折部が1つ少ない。なお、弾性部の他端30Bは、上記第1実施形態とは異なり、ピン本体3の長さ方向に延びている。
接点部31の形状は正面から見た状態で、略上記第1実施形態のものと同様であるが、上記第1実施形態とは異なり、接点部31の先端31A側に内側に折り曲げ成形してなる内側曲げ部31Bが設けられている。この内側曲げ部31Bは接触ピン1の動作状態において後述するようにストッパーとして機能する。一方、側面から見た状態において、上記第1実施形態とは異なり、本実施形態においては、弾性部30が撓み始めるより先に、接点部31が弾性部の一端30Aから前方に向けておじぎするように撓む(図10(a)参照)。そのために接点部31の幅L1は弾性部30の幅L2より狭幅に設定されている。このように構成することにより、ピン本体3のばね復元力を維持しつつ、上記第1実施形態のものに比してより、接点部31と電極部C1との間のごみその他の異物は排除されやすくするとともに、接触不良が生じ難く、常に良好な接触状態が得られる。
接続部32は、内蔵回路基板Dの電源ラインEに半田付けされる点に関しては、上記第1実施形態と同様であるが、この接続部32は、図8に示すように後述する装着部33を介して弾性部30と接続されている。
装着部33は、正面視略H形状をしており、その中央部、すなわちH形状の2つの凹部にはそれぞれ接続部32、32が連接されているとともに、両側には、ケース2の溝5E、5Eに対応して爪33A、33Aが設けられている。このように構成することにより、ケース2からピン本体3が抜けづらくなる。詳細は後述する。
次に、図9を参照して、ピン本体の装着の仕方を説明する。
まず、図9(a)に示すように、ピン本体3を接点部31からケース2の装着孔の他端5Bに挿入すると、装着部33の爪33A、33Aが、装着孔の他端5Bから一端5Aに向けてケース2の溝5E、5E内を移動する。更に、矢印X1方向に挿入を続けると、溝5E、5Eの奥行きがなくなり、爪33A、33Aはケース2の内壁5F、5Fによりそれぞれ内側に規制され、接点部31が装着孔の一端5Aから突出した状態でケース2内にピン本体3が圧入固定される。この際、内側曲げ部31Bが段部5Dにより係合される。このように、ピン本体3をケース2内に圧入することにより、ピン本体3が外部から圧力を受けたとしてもケース2から抜けることを防止することができる。
次に、図10を参照して接触ピンの動作説明を行う。
本実施形態においても、電池パックCの電極部C1で接点部31の先端を押圧し、これによりピン本体3が撓んでピン本体3が電極部C1を付勢した状態で、電池収容部Bに電池パックCが収容される点、電池パックCを取り外すと、接点部31に作用する押圧力がなくなり、ピン本体3はそのばね復元力によって元に戻る点、及び、弾性部30が電池収容部Bの底面B1に沿った方向に屈伸可能に配置される構造を採用している点については、上記第1実施形態と同様であるので以下では相違する点のみ説明する。
まず、本実施形態の接触ピン1は初期動作状態において、図10(a)に示すよう、接点部31が前方(矢印Y1方向)におじぎするようにして弾性部の一端30Aから撓む(図10(a)点線部参照)。この際、内側曲げ部31Bがケース2の装着孔の一端5A側の内壁面を摺動するよう動作する。更に、ピン本体3が押圧されると、内側曲げ部31Bが、弾性部の肩部30Cに当接し、弾性部の一端30Aからの撓みが抑止される。本実施形態においては、上記説明したように、接点部31の幅L1が弾性部30の幅L2よりも狭幅に設定されるとともに、内側曲げ部31Bを設けているので、弾性部30が撓み始める前に、接点部31の上記撓みが進行することとなる。このようにすることにより、電極部C1や接点部31に付着したごみや異物を素早く取り除くことが出来るとともに、操作性もよくなる。
更に、ピン本体3が押圧されると、図10(b)に示す状態から同図(c)に示す状態に移行し、弾性部の一端30A側がケース2の内壁5F上を摺動しつつ矢印X2方向へ移動し接点部31が後方(矢印Y2方向)に移動するとともに、弾性部30のつづら折部30D、30Eが共に下方に折り曲げられるようにして弾性部30全体が撓む。そして、接点部31が電池パックCの電極部C1を付勢した状態で、電池収容部B内に電池パックCが収容されることとなる。
以上まとめると、この第2実施形態においては、接点部31の幅L1を弾性部30の幅L2よりも狭幅に設定し、接点部31の先端31Aには内側曲げ部31Bを設けるように構成した。これにより、弾性部30が撓み始める前に、接点部31の上記撓みが進行することとなり、これにより、電極部C1や接点部31に付着したごみや異物を素早く取り除くことが出来るとともに、操作性もよくなる。
図1は本発明の一実施形態である接触ピンを適用した携帯電話機の外観図であり、(a)は携帯電話機の裏面図、(b)はその側面の断面図である。 図2は接触ピンの断面図であり、図中の(a)は接触ピンの正面図、(b)はその上面図、(c)はその側面図である。 図3はケースの説明図であり、図中の(a)はケースの正面図、(b)はその上面図、(c)はその側面図、(d)はその底面図、(e)はA−A線断面図、(f)はB−B線断面図である。 図4はピン本体の説明図であり、(a)はピン本体の正面図、(b)はその右側面図、(c)はその左側面図、(d)はその底面図である。 図5はカバーの説明図であり、図中の(a)はカバーの正面図、(b)はその上面図、(c)はその側面図、(d)はその下面図、(e)はA−A線断面図、(f)B−B線断面図である。 図6は接触ピンの動作説明図であり、図中の(a)は接点部に押圧力が作用していないときの説明図、(b)は接点部に押圧力を加えたときの説明図である。 本発明の第2実施形態におけるケースの説明図であり、(a)はケースの正面図、(b)は上面図、(c)は側面図、(d)は底面図、(e)はA−A線断面図、(f)は背面図である。 本発明の第2実施形態におけるピン本体の説明図であり、(a)はピン本体の正面図、(b)は右側面図、(c)は左側面図、(d)は底面図である。 本発明の第2実施形態におけるピン本体の装着の仕方を説明する図であり、(a)は装着初期状態、(b)は装着後の状態をそれぞれ示す断面図である。 本発明の第2実施形態における接触ピンの動作説明図であり、(a)は接点部に押圧力が作用していない状態、(b)は接点部に押圧力を加え始めたときの状態、(c)は接点部に更に押圧力を加えた状態をそれぞれ示す断面図である。
符号の説明
1 接触ピン
2 ケース
3 ピン本体
4 カバー
5 装着孔
5A 装着孔の一端
5B 装着孔の他端
5C 段部
5D 段部
5E 溝
5F 内壁
6 爪
7 ターミナル
30 弾性部
30A 弾性部の一端
30B 弾性部の他端
30C 弾性部の肩部
30D、30E、30F つづら折部
31 接点部
31A 接点部の先端
31B 内側曲げ部
32 接続部
33 装着部
33A 爪
40 カバーの底板部
41 カバーの側板部
42 係合穴
A 携帯電話機
B 電池収容部
B1 電池収容部の底面
C 電池パック
C1 電極
D 内蔵回路基板
E 電源ライン

Claims (7)

  1. 底面と4つの側面とからなる凹部である電子機器の電池収容部に着脱自在に取り付けられる電池パックの一側面に設けられた電極部該電子機器の内蔵回路基板の電源ラインとを導通させる接触ピンであって、
    前記接触ピンは、
    前記電池収容部の4つの側面のうちの一の側面に配置されるケースと、
    前記ケースに装着される複数の並列配置されたピン本体とからなり、
    前記ピン本体のそれぞれは、
    板バネ材を少なくとも2つ以上のつづら折部を有するよう折り曲げ成形してなるとともに、前記電池収容部の底面に沿った方向に屈伸可能に配置される弾性部と、
    前記弾性部の一端側に折り曲げ成形されてなり、この折り曲げた部分を先端として前記ケース外に露出するように設けられるとともに、前記電池パックの電極部に前記先端が接触する接点部と、
    前記弾性部の他端側に設けられ、前記内蔵回路基板の電源ラインに接続される接続部とからなり、
    前記ケースが配置された一の側面は、前記電池パックの電極部から前記接点部の先端に押圧力を作用させながら前記電池収容部内に電池パックが収容されたときに、前記電池パックの一側面と対向する側面であり、
    前記電池パックの電極部から前記接点部の先端に押圧力が作用したときに、当該接点部は、前記電池収容部の底面に対して横方向に円弧を描くように押し込まれ、前記電極部の表面を摺動すること
    を特徴とする接触ピン。
  2. 前記接点部は逆U形に折れ曲がってなり、その先端部には内側曲げ部が設けられていることを特徴とする請求項1に記載の接触ピン。
  3. 前記接点部の幅は、前記弾性部の幅より狭幅に成形されていることを特徴とする請求項1あるいは2に記載の接触ピン。
  4. 前記板バネ材はM形あるいはW形に折り曲げ成形してなることを特徴とする請求項1〜3いずれか1項に記載の接触ピン。
  5. 前記ケースの底面側には、当該ケースの樹脂成形時にインサート成形された金属板製のターミナルが設けられていること
    を特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の接触ピン。
  6. 前記ケースの底面側には前記ピン本体を挿入するための溝が設けられており、
    前記ピン本体は、
    前記弾性部の他端側の側方に連接されるとともに、前記溝から挿入することにより前記ピン本体を前記ケースに圧入装着させるための装着部を有し、
    前記接続部は、前記装着部に連接されていることを特徴とする請求項1〜4いずれか1項に記載の接触ピン。
  7. 前記電子機器は携帯電話機であることを特徴とする請求項1〜6いずれか1項に記載の接触ピン。
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