JP4366171B2 - ドアのラッチ装置 - Google Patents
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Description
この従来のラッチ装置は、ラッチ部材を出退させるレバー部材と、ドア開閉レバーに設けられたドア開閉用レバー受部材と、これらの間に介在する中間カム部材を備えており、ドア開閉用レバーを操作したときに、ドア開閉用レバー受部材、中間カム部材を介してレバー部材がラッチ部材を出退させる機構を有するものであった。
そこで、本発明は、部品点数が少なく簡単な構成として、僅かなレバー操作でドアを開閉できるようにしたドアのラッチ装置を提供することを目的とする。
すなわち、ドアレバーを回動させることでラッチ部材を前後方向に出退自在に移動させるラッチ操作機構をケーシング内に備え、前記ラッチ操作機構は、回動することによって前記ラッチ部材を出退自在に移動させる押動部材を備え、該押動部材は、前記ケーシングに枢支され、前記ドアレバーの回動と連動して前記ラッチ部材を出退させるように連結部材を介して前記ドアレバーと連結され、前記ラッチ部材が後退する方向の前記連結部材の回動を規制するロック部材が、上下スライド移動するように前記ケーシングに支持され、このロック部材には、前記連結部材に当接して回動を規制するロック部と前記連結部材の回動を許容するための切欠部とが設けられ、前記ロック部材に係合して回動することで、前記ロック部が前記連結部材に当接するロック位置と前記切欠部が前記連結部材の回動を許容するロック解除位置とに前記ロック部材を上下スライド移動させる摘み部材が前記ケーシングに外方から操作可能に設けられ、前記ロック部材が前記ロック位置にある時に前記ラッチ部材が後退して当接することによって前記ロック部材を前記ロック解除位置へスライド移動させる傾斜部が前記ロック部材に設けられていることである。
さらに、ドアレバーを回動させることでラッチ部材を出退自在に移動させるラッチ操作機構をケーシング内に備えたドアのラッチ装置において、前記ラッチ操作機構は、ラッチ部材を出退自在に移動させる押動部材を備え、該押動部材は、ケーシングに枢支されているとともにドアレバーの回動と連動してラッチ部材を出退させるように、連結部材を介してドアレバーと連結されていることである。
図1乃至図4は、本発明のドアのラッチ装置1を示している。
このラッチ装置1は、ラッチ部材2を出退させるラッチ操作機構3と、ドアレバー4のロック機構5を有している。ラッチ操作機構3は、ドアレバー4の操作によってラッチ部材2をケーシング6の内外に出退させるものであり、ロック機構5は、ラッチ操作機構3をロック・ロック解除してドアレバー4の動作をロック・ロック解除するものである。ラッチ操作機構3、ロック機構5は、ケーシング6内に収容されている。
ラッチ部材2は、ラッチ頭部2aとラッチ軸部2bを備えており、ラッチ軸部2bは、ケーシング6の左右側壁の少なくとも一方に支持されている。
前記ケーシング6の左右側壁の一方には、前記ラッチ軸部2bを支持する支持部7が設けられている。この支持部7は、左右一方の側壁内面から内方に突出した板形状とされている。この支持部7には前後貫通状の孔が形成されており、この孔の周縁にはブシュ8が取り付けられている。ラッチ軸部2bはブシュ8に形成されたラッチ軸部2bの挿通孔に挿通されている。これにより、支持部7はブシュ8を介してラッチ部材2を前後移動自在に支持している。
ラッチ操作機構3は、ラッチ部材2を前後に出退移動させる押動部材10有している。この押動部材10は、連結部材11を介してドアレバー4と連結されている。
押動部材10は、金属製で長尺の板部材からなる。この押動部材10の一端部(上端部)はケーシング6の左右側壁の一方に枢支されており、これによって前後揺動自在となっている。押動部材10を枢支する枢支部12は、ケーシング6内の前後方向の略中央の上部に配置されている。この押動部材10の下端部は側面視で鉤形状となっている。
上記の構成により、前記押動部材10は、後方に揺動することによって、ラッチ部材2が後退するべく前記当接部13を後方に押すように構成されている。前記押動部材10が当接部13を後方に押す場合、この押動部材10の後面下部と前記当接部13とは互いに摺動することになるが、前記後面下部は上述のように曲面形状であるので、当接部13との接触面積が小さく、摺動する際に極力抵抗がかからないようになっている。
また、連結部材11は一端(上部)から他端(下部)に向かって前後幅が徐々に幅広となるように形成されている。
ケーシング6内にはドアレバー4を水平状に保持する保持手段17が設けられている。この保持手段17は、ケーシング6の底壁内面に設けられたばね部材18にキャップ体19を被せ、このキャップ体19を連結部材11に当接させ、ばね部材18の付勢力で、キャップ体19が常時この連結部材11を押圧するように構成されている。キャップ体19は連結部材11の前下部と当接している。また、キャップ体19は、ケーシング6の左右側壁の一方または両方によって前後スライド自在に支持されている。
一方、押動部材10は、ドアレバー4が約9度下方に回動したときに約22度後方に回動するように設定されている。
前記ドアレバー4の回動角度は、連結部材11と押動部材10との枢着部15と押動部材10の枢支部12との距離によって設定される。
また、ラッチ装置1は、押動部材10、連結部材11の2つの部材でラッチ部材2を出退自在に移動させるラッチ操作機構3を採用していることから、部品点数が少なく簡単な構成にでき、製作が容易でかつ製造コストの低減やメンテナンスの容易化という点で有用なものである。
ロック部材20は、樹脂製であり、その上部に鉤状部22が形成されている。また、ロック部材20の下部には下方突出状の突起部23が形成されている。前記鉤状部22と突起部23の間の胴部は前方に膨出した形状とされている。この胴部には長孔24が形成されており、この長孔24にはケーシング6の左右側壁の一方に内方突出状に形成されたガイド突起25が挿通されている。このロック部材20の後部は直線状とされており、ケーシング6の後壁内面に接触している。このロック部材20の後部は前記長孔24の長手方向と略平行に形成されている。このように、ロック部材20の後部がケーシング6の後壁内面に接触することで、ロック部材20は、前記ガイド突起25を介して前記長孔24の長手方向に沿ってスライド自在となっている。また、ロック部材20は、長孔24の長手方向が上下方向と一致するように配置されており、これによって、ケーシング6後上部のロック解除位置から下方のロック位置までの間で上下スライド(昇降)自在となっている。
前記摘み部材21には、いわゆるサムターン式のものを採用しており、円柱状の胴部30がケーシング6の左右側壁に回動自在に支持されることで、ケーシング6外に出ている摘み部を指等で回動できるようになっている。この摘み部材21は、ロック解除状態(解放状態)から約90度時計回りに回動させることによって、ロック部材20をケーシング6内後上部のロック解除位置から下方のロック位置に移動させるようになっている。
第1突起部31aは、ロック解除状態では、略水平方向を向くように設定されており、したがって、摘み部材21を約90度回動させることによって、第1突起部31aはロック状態では、鉛直下方を向いた姿勢になる。
前記第1突起部31aの軸部33と前記ガイド突起25とは、ばね部材32によって連結されている。このばね部材32は、第1突起部31aの軸部33をガイド突起25から離れるように付勢している。ロック解除位置では、前記軸部33はガイド突起25の上方に位置しており、これによってばね部材32は、第1突起部31aをロック部材20の鉤状部22を上方に押圧するように付勢することになる。なお、この場合、ばね部材32の付勢力によって摘み部材21には反時計回りのモーメントが作用している。
この場合は、第1突起部31aは下方を向いた状態で、その軸部33がばね部材32によって前方に付勢されており、これによって摘み部材21の胴部30には時計回りのモーメントが作用して、この作用によって第2突起部31bがロック位置にあるロック部材20の鉤状部22の上面を下方に押圧するようになっている。
このように、ロック解除状態とロック状態とでは摘み部材21の胴部30に作用するモーメントが逆転する。これを換言すると、ロック解除状態ではロック部材20を上方に押圧する押圧力が作用し、ロック状態ではロック部材20を下方に押圧する押圧力が作用しているが、この押圧力の作用する方向もロック解除状態とロック状態とで逆転するのである。
摘み部材21をロック解除状態からロック状態となるように時計回りに回動させていくと、ロック部材20の鉤状部22に係合していた第1突起部31aがロック部材20を下方に押し下げるように下方に移動する。なお、ロック部材20には、この第1突起部31aの先端部の回動軌跡と略同様な曲線によって形成された湾曲部34が形成されており、第1突起部31aは、水平状態から鉛直下方に移動するときに、前記湾曲部34と接触して摺動しながらロック部材20を下方に押し下げるように移動する。この第1突起部31aは、下方に向かう途中でロック部材20から離反し、この離反と略同時または離反した後に、第2突起部31bがロック部材20の鉤状部22の上面に当接し、ロック部材20を押し下げる。第1突起部31aは、その回動の過程において、前記胴部30の軸心と前記ガイド突起25とを結んだ直線と平行となった位置から、更に胴部30を時計方向に回動させた時点で前記湾曲部34から離反する。
ロック解除手段36の構成、作用を説明する。ロック部材20の下部には、ラッチ軸部2bが当接する傾斜部38が形成されている。この傾斜部38は直線状に形成されている。前記ラッチ軸部2bの軸方向と前記傾斜部38の傾斜方向との交差角は約30度である。また、この傾斜部38はロック部材20の長孔24の長手方向に対して約60度の角度で傾斜して形成されている。
なお、本発明は上記の実施の形態に限らず、以下のように変更・変形が可能である。
摘み部材21は、サムターン式を採用しているが、他の方式のものを用いても良い。ドアレバー4に代えて、ハンドル等の他の方式のものを用いるようにしてもよい。傾斜部38の傾斜角度は、ロック部材20の大きさ等に応じて、長孔24の長手方向に対する角度を約60度以外に設定してもよい。
2 ラッチ部材
3 ラッチ操作機構
4 ドアレバー
5 ロック機構
6 ケーシング
10 押動部材
11 連結部材
12 枢支部
Claims (2)
- ドアレバー(4)を回動させることでラッチ部材(2)を前後方向に出退自在に移動させるラッチ操作機構(3)をケーシング(6)内に備え、
前記ラッチ操作機構(3)は、回動することによって前記ラッチ部材(2)を出退自在に移動させる押動部材(10)を備え、該押動部材(10)は、前記ケーシング(6)に枢支され、前記ドアレバー(4)の回動と連動して前記ラッチ部材(2)を出退させるように連結部材(11)を介して前記ドアレバー(4)と連結され、
前記ラッチ部材(2)が後退する方向の前記連結部材(11)の回動を規制するロック部材(20)が、上下スライド移動するように前記ケーシング(6)に支持され、
このロック部材(20)には、前記連結部材(11)に当接して回動を規制するロック部(27)と前記連結部材(11)の回動を許容するための切欠部(28)とが設けられ、
前記ロック部材(20)に係合して回動することで、前記ロック部(27)が前記連結部材(11)に当接するロック位置と前記切欠部(28)が前記連結部材(11)の回動を許容するロック解除位置とに前記ロック部材(20)を上下スライド移動させる摘み部材(21)が前記ケーシング(6)に外方から操作可能に設けられ、
前記ロック部材(20)が前記ロック位置にある時に前記ラッチ部材(2)が後退して当接することによって前記ロック部材(20)を前記ロック解除位置へスライド移動させる傾斜部(38)が前記ロック部材(20)に設けられていることを特徴とするドアのラッチ装置。 - 前記ロック部材(20)は、前記ロック部(27)が胴部に、前記切欠部(28)が前記ロック部(27)の下側に、前記傾斜部(38)が下部にそれぞれ設けられていることを特徴とする請求項1に記載のドアのラッチ装置。
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| JP2005120704A JP2005120704A (ja) | 2005-05-12 |
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Family Applications (1)
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| JP2003356775A Expired - Lifetime JP4366171B2 (ja) | 2003-10-16 | 2003-10-16 | ドアのラッチ装置 |
Country Status (1)
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2003
- 2003-10-16 JP JP2003356775A patent/JP4366171B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
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