JP4366243B2 - 粘着テープ繰り出し装置、粘着テープ繰り出し装置取付ユニット、粘着テープ繰り出し装置取付ユニットを備えた便座及び粘着テープ繰り出し装置を備えた便座シート収納キャビネット - Google Patents
粘着テープ繰り出し装置、粘着テープ繰り出し装置取付ユニット、粘着テープ繰り出し装置取付ユニットを備えた便座及び粘着テープ繰り出し装置を備えた便座シート収納キャビネット Download PDFInfo
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Description
この場合、利用者はボックス状のキャビネットに予め収納されている使い捨て便座シートを取り出し、これを便座の上に単に載置して、使用後はそのままゴミ箱等に廃棄していた。このため従来は使用に際して、使い捨て便座シートが位置ずれを起こしたり、便座から落下するおそれがあった。
また粘着テープ繰り出し装置は専用の取付ユニットを使用すれば種々の被取付部に取り付けることが可能であるが、このような取付ユニット自体が従来存在していなかった。またこのような取付ユニットを備える便座も当然存在していなかった。
さらに本発明の粘着テープ繰り出し装置ユニットによれば、上記粘着テープ繰り出し装置を被取付部における既存の構成に変更を加えることなく、種々の被取付部に取り付けることが可能となる。
また本発明の便座や便座シート収納キャビネットによれば、便座に対する使い捨て便座シートの簡易固定、積層状態の使い捨て便座シートの分離、引き出しが容易になり、使い勝手が大幅に向上する。
粘着テープTは便座シートSの簡易固定に必要な粘着力を有する各種のテープが使用でき、本実施例では、テープ幅8mm、テープ全長8mのものを使用した。
また作用杆21は、湾曲形成された長杆状の部材を適宜屈曲させることによって構成されており、ケース27に固定される基端部33を支点として、片持ち梁状態に撓み変形ないし弾性変形する。
また作用杆21の中間部には、基端部33寄り(図3、4中、左上部)に支持ローラ23を回転自在に軸支する取付軸部35、湾曲する中間から係止爪31寄り(図3、4中、右上部)の部分がケース27外に突出する操作部37、そして操作部37と係止爪31との間には当接段部41が設けられている。この当接段部41が後述するブロック部50の周面に当接して、操作部37が図3において反時計回りの方向へ回動するのが規制されている。
逆転防止爪25は、湾曲形成された長杆状の部材をL字状に屈曲させたもので、作用杆21と同様に、ケース27に固定される基端部47を支点として、片持ち梁状態に撓み変形ないし弾性変形する。
ケース27は、矩形筐体状の部材で図3、4中、紙面前方側の面は開口されている。またケース27の図3、4中、上方に位置する面は、便座シートSとの対向面51になっていて、この対向面51に対して上述のテープ露出窓43と、作用杆21の操作部37が突き出るための開口部52、操作部37の移動を可能にする開口部53が設けられている。
また、ケース27にはカバー29に設けられたピン42、44が挿入される穴48a、50aが形成されたブロック部48、50が設けられている。ピン42、44が穴48a、50aに嵌合して、カバー29がケース27に取り付けられる。
また支持ポスト59、61間の距離は、これらに嵌合する繰り出しギヤ13と従動ギヤ17が最適な状態で噛み合うことができる状態に設定されている。
カバー29は上述したようにケース27の開口面を閉塞する部材で、ケース27における支持ポスト59に対して内嵌する中空円筒状の嵌合凸部69と、粘着テープTの張り調整等を行う場合に使用する円形状の調整窓71が設けられている。
ケース27外へ引き出された粘着テープTは、支持ローラ23のケース27外へ露出した部分に裏面が摺接し、支持ローラ23に巻回された後、再びテープ露出窓43からケース27内へ引き戻される。
ケース27内に引き戻された粘着テープTの他端は巻取りボビン19に対して係止され、繰り出しギヤ13の回転に伴って、巻取りボビン19に巻き取られて行く。
粘着テープTを繰り出す場合には使用者は作用杆21の操作部37に指を掛け、操作部37を押すだけでよい。操作部37に力が作用すると、作用杆21は基端部33を支点としてラチェットギヤ15を回転させる方向に撓み変形ないし弾性変形する。
また作用杆21の撓み変形ないし弾性変形に伴って支持ローラ23はケース27の内方に向って移動するようになる。支持ローラ23がケース27の内方に向って移動すると粘着テープTのテンションが緩むため、支持ローラ23に対する粘着テープTとの圧接力も弱くなり、粘着テープTの送り動作が円滑に行われるようになる。
これに伴って、従動ギア17と共に巻き取りボビン19が回転することにより粘着テープTが巻き取られて、これにより繰り出しボビン73が繰り出しギヤ13とは独立して回転し、粘着テープTが繰り出される。
またラチェットギヤ15には逆転防止爪25が係合しているため、ラチェットギヤ15ないし繰り出しギヤ13の逆転が防止されているから、粘着テープTの確実な送りと、巻回された粘着テープTの弛みの防止が図られている。
粘着テープ繰り出し装置取付ユニット3は、図5〜7に示すように上面に開口部75を有し、前記粘着テープ繰り出し装置1を収容するホルダ部77と、前記ホルダ部77に連結され、便座5の裏面等に固定される固定部79とを備えている。
ホルダ部77の左右の側板83、85の上部内壁面には係合溝87が設けられている。この係合溝87には粘着テープ繰り出し装置1のケース27における側板63、65の外壁面に設けられている係合突起67が係合するようになっている。
またホルダ部77とホルダカバー81との接合部には、両者の接合を容易、確実にするための係合構造が設けられている。
ホルダカバー81は粘着テープ繰り出し装置取付ユニット3の必須の構成ではなく、省略することも可能である。その場合には、ホルダ部77の上面の開口部75は粘着テープ繰り出し装置1におけるケース27の対向面51によって閉塞される構成となる。
便座5の先端部の裏面95が平坦である場合には、図6(a)に示すように粘着テープ繰り出し装置取付ユニット3の固定部79を便座5の先端部の裏面95に、接着剤や粘着テープを使用して直接接着し、便座5の先端部の裏面95が内側にえぐられたように湾曲している場合には、図6(b)に示すようにスペーサとなるクッション材97等を両者の間に介在させて接着するようにする。
使い捨て便座シートSの先端部は便座5の先端部5aから垂下するように位置して粘着テープTに保持される。
なお、便座5の下面にはクッションを兼ねたスペーサ182が取り付けられており、便座5の下面と便器184の上面との間には、粘着テープ繰り出し装置取付ユニット180を配置するのに十分な隙間がある。
粘着テープ繰り出し装置1は、使い捨て便座シートSを多数収容し、開口99を有する本体101と、前記本体101に開閉自在に取り付けられている蓋体103とを有している。
また本体101における前面の開口99の後方には仕切板107が設けられている。仕切板107の前面には二つ折りされた使い捨て便座シートSの自由端側垂下部分を裏側から支持する押圧凸部109が設けられている。
また蓋体103には、粘着テープ繰り出し装置1を取り付けるために蓋体103の裏面側に角筒状に立ち上げられているホルダ部113が設けられている。
図10、図11に示すように、粘着テープ繰り出し装置1はホルダ部113内に挿入し、ホルダ部113の端面と対向面51とが面一となる位置にして取り付ける。
次に蓋体103を下方に回動させて閉塞状態とする。
使い捨て便座シートSを取り出す場合には蓋体103を一度軽く押した後、前方に開く。該押込み動作によって操作部37が押されて粘着テープTが所定ピッチ繰り出され、支持ローラ23によって裏面が支持されている粘着テープTが最前面に位置する使い捨て便座シートSに接着する。
蓋体103の裏面に付着している使い捨て便座シートSを軽く引っ張ると、1枚の使い捨て便座シートSが引き出される。
また本発明に係る粘着テープ繰り出し装置1、粘着テープ繰り出し装置取付ユニット3は、使い捨て便座シートSの簡易固定を目的に使用する他、ファミリーレストランやファーストフード店等で使用されているトレー上に載置するトレーシートやナプキン等の簡易固定を目的に使用することも可能である。
同様にして、本発明に係る便座シート収納キャビネット7も名称はそぐわない感もあるが、このようなトレーシートやナプキン等の収納キャビネットとしても使用可能である。
3、180 粘着テープ繰り出し装置取付ユニット
5 便座 5a 便座の先端部 7 便座シート収納キャビネット
9 被取付部 13 繰り出しギヤ 15 ラチェットギヤ
17 従動ギヤ 19 巻取りボビン 21 作用杆
23 支持ローラ(テープ支持部材) 25 逆転防止爪
27 ケース 29 カバー 31 係止爪 33 基端部
35 取付軸部 37 操作部 39 上限ストッパ
41 当接段部 43 テープ露出部 45 逆転防止構造
47 基端部 49 係合爪部 51 対向面 53 開口部
48、50 ブロック部 48a、50a 穴 52 開口
55 下限ストッパ 57 ストッパ手段 59 支持ポスト
61 支持ポスト 63 側板 65 側板 67 係合突起
69 嵌合凸部 71 調整窓 73 繰り出しボビン
75 開口部 77、177 ホルダ部 79 固定部
81、181 ホルダカバー 83 側板 85 側板
87、187 係合溝 89、189 テープ露出窓
91 開口部 93 延長形成部
95 裏面 97 クッション材 99 開口 101 本体
103 蓋体 105 回動軸 107 仕切板
109 押圧凸部 113 ホルダ部
T 粘着テープ S 使い捨て便座シート
Claims (6)
- 巻かれた状態の粘着テープが保持されるテープベースと、前記テープベースの一端が係止される繰り出しギヤ及び繰り出しギヤと一体のラチェットギヤと、前記繰り出しギヤに噛み合う従動ギヤ及び従動ギヤと一体の巻取りボビンと、前記ラチェットギヤと噛み合う係止爪を有する作用杆と、前記テープベース、繰り出しギヤ、ラチェットギヤ、従動ギヤ、巻取りボビン及び係止爪を有する作用杆を収容するケースと、前記ケースに形成されたテープ露出窓と、前記テープ露出窓からケース外へ、一部が突出して備えられたテープ支持部材とを有しており、テープベースに保持された粘着テープはテープ露出窓からケース外へ引き出されて、テープ支持部材のケース外へ露出した部分に粘着テープの裏面が摺接し、他端が巻取りボビンに連結された状態で装着されていると共に、前記作用杆の係止爪によりラチェットギヤを押圧して回転させることによって粘着テープを繰り出すようにした粘着テープ繰り出し装置において、前記作用杆は弾性変形できる材料によって構成されており、作用杆の一部に設けられ、ケース外に突出している操作部を所定の方向に移動させることによって作用杆を撓み変形ないし弾性変形させて係止爪がラチェットギヤを押圧して回転させるようにしたことを特徴とする粘着テープ繰り出し装置。
- 請求項1に記載した粘着テープ繰り出し装置において、テープ支持部材は作用杆から立ち上げられている取付軸部に対して回転自在に軸支されており、作用杆をラチェットギヤが回転する方向に撓み変形ないし弾性変形させることによって、前記テープ支持部材は支持している粘着テープに対して離間する方向に移動するように構成されていることを特徴とする粘着テープ繰り出し装置。
- 請求項1または2に記載した粘着テープ繰り出し装置において、繰り出しギヤとケースとの間には、逆転防止爪と逆転防止爪と係合するラチェットギヤとを備える逆転防止構造が設けられていることを特徴とする粘着テープ繰り出し装置。
- 請求項1〜3のいずれかに記載した粘着テープ繰り出し装置を便座等の被取付部に取り付けるための粘着テープ繰り出し装置取付ユニットであって、上面に開口部を有し、前記粘着テープ繰り出し装置を収容するホルダ部と、前記ホルダ部に連結され、被取付部に固定される固定部とを備えていることを特徴とする粘着テープ繰り出し装置取付ユニット。
- 請求項4に記載した粘着テープ繰り出し装置取付ユニットを備えた便座であって、便座上に載置される使い捨て便座シートを、前記粘着テープ繰り出し装置のケースのテープ露出窓から露出し、且つ裏面がテープ支持部材によって支持される粘着テープの一部分によって保持するようにしたことを特徴とする便座。
- 請求項1〜3のいずれかに記載した粘着テープ繰り出し装置を備えた便座シート収納キャビネットであって、使い捨て便座シートを多数収容し、開口を有する本体と、前記本体に開閉自在に取り付けられる蓋体とを有し、前記蓋体には前記粘着テープ繰り出し装置が取り付けられ、蓋体を開けると収容された使い捨て便座シートが、前記粘着テープ繰り出し装置のケースの露出窓から露出し、且つ裏面がテープ支持部材によって支持される粘着テープの一部分によって保持されて引き出されるようにしたことを特徴とする便座シート収納キャビネット。
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