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JP4367119B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents
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JP4367119B2 - エアバッグ及びエアバッグ装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車両の乗員や、歩行者、二輪車乗員などを保護するためのエアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置に関するものであり、特にエアバッグの膨張形状を規制するテザー手段を備えたエアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置に関する。
車両の乗員や、歩行者、二輪車乗員などを保護するためのエアバッグ装置にあっては、衝突等の緊急時にガス発生手段がガスを発生し、エアバッグを大きく膨張させるよう構成されている。このエアバッグの膨張形状を規制するために、エアバッグ内部にテザーベルト(吊紐)を設けることが周知である(例えば特公昭56−43890号公報)。
特開平2−74440号公報には、ステアリングホイールと運転席乗員との間に膨張する運転席エアバッグとして、ステアリング中央に膨張する中央気体室と、この中央気体室の外周を取り巻く外周気体室とを有したエアバッグが記載されている。このようにエアバッグの中央部を外周とは別個に構成することにより、エアバッグ中央部が突き出すように膨張することが防止される。
特公昭56−43890号公報 特開平2−74440号公報
上記特開平2−74440号公報には、エアバッグを布からどのようにして縫製して製作するかについての開示はない。
本発明は、テザーベルトの代りにパネルによってエアバッグの膨張形状を規制するようにしたエアバッグであって、容易に製作可能なエアバッグと、このエアバッグを備えたエアバッグ装置を提供することを目的とする。
本発明(請求項1)のエアバッグは、車体面に沿って膨張するエアバッグ(1)であって、該エアバッグ(1)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(10)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(20)とで構成されており、該第1パネル(10)は、互いに略平行な第1辺縁(11)及び第2辺縁(12)並びにこれら辺縁(11,12)間をこれら辺縁(11,12)と略平行に延在する中間部(13)を有し、該中間部(13)は第2辺縁(12)よりも第1辺縁(11)に近く位置しており、該第1辺縁(11)と中間部(13)との間が対峙面(14)となっており、該第2辺縁(12)と中間部(13)との間が離反面(15)となっており該第2パネル(20)は、互いに略平行な第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)並びにこれら辺縁(21,22)間をこれら辺縁(21,22)と略平行に延在する中間部(23)を有し、該中間部(23)は第2辺縁(22)よりも第1辺縁(21)に近く位置しており、該第1辺縁(21)と中間部(23)との間が対峙面(24)となっており、該第2辺縁(22)と中間部(23)との間が離反面(25)となっており、該第1パネル(10)にあっては、第1辺縁(11)と第2辺縁(12)とが重ね合わされ、該第2パネル(20)にあっては、第1辺縁(21)と第2辺縁(22)とが重ね合わされ、該第1パネル(10)と第2パネル(20)とは、該対峙面(14,24)同士が重ね合わされ、該第1パネル(10)の各辺縁(11,12)と、第2パネル(20)の各辺縁(21,22)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(10)の中間部(13)と第2パネル(20)の中間部(23)とが結合されており、各パネル(10,20)のうち第1,第2辺縁(11,12,21,22)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(10)の対峙面(14)と離反面(15)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(20)の対峙面(24)と離反面(25)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(10)の対峙面(14)と該第2パネル(20)の対峙面(24)とによってテザーパネル(4)が構成されており、該テザーパネル(4)には、該テザーパネル(4)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1)から突設されており、該突片(2)は、該第1パネル(10)の第1辺縁(11)と第2辺縁(12)からそれぞれ突設された小突片(11a,12a)と、該第2パネル(20)の第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)からそれぞれ突設された小突片(21a,22a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするものである。
本発明(請求項2)のアバッグ(1A)は、車体面に沿って膨張するエアバッグ(1A)であって、該エアバッグ(1A)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(30)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(40)とで構成されており、該第1パネル(30)は、互いに略平行な第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)並びにこれら辺縁(31,32)間をこれら辺縁(31,32)と略平行に延在する中間部(33)を有し、該中間部(33)は第2辺縁(32)よりも第1辺縁(31)に近く位置しており、該第1辺縁(31)と中間部(33)との間が対峙面(34)となっており、該第2辺縁(32)と中間部(33)との間が離反面(35)となっており該第2パネル(40)は、互いに略平行な第1辺縁(41)及び第2辺縁(42)を有しており、該第1パネル(30)の第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)と第2パネル(40)の第2辺縁(42)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(30)の中間部(33)と第2パネル(40)の第1辺縁(41)とが結合されており、各パネル(30,40)のうち第1,第2辺縁(31,32,41,42)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(30)の対峙面(34)と離反面(35)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(40)と第1パネル(30)の対峙面(34)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(30)の対峙面(34)によってテザーパネル(4A)が構成されており、該テザーパネル(4A)には、該テザーパネル(4A)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1A)から突設されており、該突片(2)は、該第1パネル(30)の該第1辺縁及び該第2辺縁(31,32)からそれぞれ突設された小突片(31a,32a)、該第2パネル(40)の該第2辺縁(42)から突設された小突片(42a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするものである。
本発明(請求項4)のエアバッグ(1)は、車体室内面に沿って膨張するエアバッグ(1)であって、該エアバッグ(1)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(10)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(20)とで構成されており、該第1パネル(10)は、互いに略平行な第1辺縁(11)及び第2辺縁(12)並びにこれら辺縁(11,12)間をこれら辺縁(11,12)と略平行に延在する中間部(13)を有し、該中間部(13)は第2辺縁(12)よりも第1辺縁(11)に近く位置しており、該第1辺縁(11)と中間部(13)との間が対峙面(14)となっており、該第2辺縁(12)と中間部(13)との間が離反面(15)となっており、該第2パネル(20)は、互いに略平行な第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)並びにこれら辺縁(21,22)間をこれら辺縁(21,22)と略平行に延在する中間部(23)を有し、該中間部(23)は第2辺縁(22)よりも第1辺縁(21)に近く位置しており、該第1辺縁(21)と中間部(23)との間が対峙面(24)となっており、該第2辺縁(22)と中間部(23)との間が離反面(25)となっており、該第1パネル(10)にあっては、第1辺縁(11)と第2辺縁(12)とが重ね合わされ、該第2パネル(20)にあっては、第1辺縁(21)と第2辺縁(22)とが重ね合わされ、該第1パネル(10)と第2パネル(20)とは、該対峙面(14,24)同士が重ね合わされ、該第1パネル(10)の各辺縁(11,12)と、第2パネル(20)の各辺縁(21,22)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(10)の中間部(13)と第2パネル(20)の中間部(23)とが結合されており、各パネル(10,20)のうち第1,第2辺縁(11,12,21,22)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(10)の対峙面(14)と離反面(15)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(20)の対峙面(24)と離反面(25)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(10)の対峙面(14)と該第2パネル(20)の対峙面(24)とによってテザーパネル(4)が構成されており、該テザーパネル(4)には、該テザーパネル(4)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1)から突設されており、該突片(2)は、該第1パネル(10)の第1辺縁(11)と第2辺縁(12)からそれぞれ突設された小突片(11a,12a)と、該第2パネル(20)の第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)からそれぞれ突設された小突片(21a,22a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするものである。
本発明(請求項5)のエアバッグ(1A)は、車体室内面に沿って膨張するエアバッグ(1A)であって、該エアバッグ(1A)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(30)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(40)とで構成されており、該第1パネル(30)は、互いに略平行な第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)並びにこれら辺縁(31,32)間をこれら辺縁(31,32)と略平行に延在する中間部(33)を有し、該中間部(33)は第2辺縁(32)よりも第1辺縁(31)に近く位置しており、該第1辺縁(31)と中間部(33)との間が対峙面(34)となっており、該第2辺縁(32)と中間部(33)との間が離反面(35)となっており、該第2パネル(40)は、互いに略平行な第1辺縁(41)及び第2辺縁(42)を有しており、該第1パネル(30)の第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)と第2パネル(40)の第2辺縁(42)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(30)の中間部(33)と第2パネル(40)の第1辺縁(41)とが結合されており、各パネル(30,40)のうち第1,第2辺縁(31,32,41,42)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(30)の対峙面(34)と離反面(35)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(40)と第1パネル(30)の対峙面(34)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(30)の対峙面(34)によってテザーパネル(4A)が構成されており、該テザーパネル(4A)には、該テザーパネル(4A)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1A)から突設されており、該突片(2)は、該第1パネル(30)の該第1辺縁及び該第2辺縁(31,32)からそれぞれ突設された小突片(31a,32a)と、該第2パネル(40)の該第2辺縁(42)から突設された小突片(42a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするものである。
本発明のエアバッグ装置は、かかる本発明のエアバッグと、このエアバッグを膨張させるガス発生手段とを備えてなるものである。
本発明のエアバッグにあっては、車体表面側の面(車体外方側の面又は車体内方側の面)と、該車体表面から離反する側の面とがテザーパネルによって連結されているので、エアバッグが膨張したときに、該車体表面から突出するように膨らみ出すことが防止される。
このテザーパネルはエアバッグの外殻を構成するエアバッグ本体と一連一体となっているので、本発明のエアバッグは、製作が容易である。
また、このテザーパネルには、該テザーパネルの両側の空室同士を連通する通気口が設けられているので、これらの空室が同内圧となるように膨張する。
請求項1,4のエアバッグは、辺縁11,12,21,22同士を縫合等によって結合し、中間部13,23同士を縫合等によって結合し、エアバッグ両端側(即ち、各辺縁11,12,21,22の延在方向の両端側)をそれぞれ縫合等によって結合することにより製作される。このエアバッグは、縫合等の結合が容易である。
請求項2,5のエアバッグは、辺縁31,32,42同士を縫合等により結合し、中間部33と辺縁41とを縫合等により結合し、エアバッグの両端側をそれぞれ縫合等により結合することにより製作される。
本発明では、上記の各対峙面に通気口を設け、両空室同士を連通させてもよい。これにより、両空室を同内圧となるように膨張させることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。第1図は実施の形態に係るエアバッグの断面斜視図、第2図はこのエアバッグを構成するパネルの平面図であり、第3図(a),(b)は、それぞれ、このエアバッグの製作手順を示す断面斜視図である。
エアバッグ1は、車両のAピラー(図示略)の車体外方側の面を覆うように膨張可能な細長の袋体である。エアバッグ装置は、このエアバッグ1と、このエアバッグ1を膨張させるためのインフレータ(図示略)等のガス発生手段を備えている。このエアバッグ装置において、エアバッグ1は、平常時(車両が衝突等の緊急事態に遭っていないとき)には、平たく畳まれて該Aピラーに沿って略上下方向に延在するよう配置され、該Aピラーに装着されたカバー(図示略)によって覆われている。該カバーは、エアバッグ1が膨張するときに開裂してエアバッグ1の膨らみ出しを許容するよう構成されている。
このエアバッグ1のAピラー側の面(第1図における下面)からは、該エアバッグ1をAピラーに固定するための複数個の突片2が突設されている。この突片2の孔2aにボルト(図示略)等の固着具が通され、該固着具がAピラーに固着されることにより、エアバッグ1がAピラーに固定される。また、このエアバッグ1のAピラー側の面からは、該エアバッグ1内に膨張用のガスを導入するための筒状のダクト部3が突設されており、このダクト部3に前記ガス発生手段が接続される。
このエアバッグ1内には、膨張時における該エアバッグ1の車体外方側の面(第1図における上面)の膨らみ出しを規制するように、エアバッグ1の該車体外方側の面とピラー側の面とを連結したテザーパネル4が設けられている。このテザーパネル4は、エアバッグ1の幅方向の中央付近において、該エアバッグ1を長手方向に縦断するように延在している。このテザーパネル4により、エアバッグ1内は、第1の空室5と第2の空室6とに区画されている。なお、この実施の形態では、該テザーパネル4に、これらの空室5,6同士を連通させる通気口7が設けられている。
このエアバッグ1は、該第1の空室5を囲む第1パネル10と、第2の空室6を囲む第2パネル20とで構成されている。
第2図に示すように、該第1パネル10は、この実施の形態では略々長方形状のパネルであり、互いに略平行な第1辺縁11及び第2辺縁12と、これら辺縁11,12間をこれら辺縁11,12と略平行に延在する中間部13とを有している。該中間部13は第2辺縁12よりも第1辺縁11に近く位置している。該第1辺縁11と中間部13との間が対峙面14となっている。また、該第2辺縁12と中間部13との間が離反面15となっている。該離反面15が第1の空室5の外殻部分を構成する。
該対峙面14は、後述する第2パネル20の対峙面24と重ね合わされてテザーパネル4を構成する。この対峙面14には、前記通気口7を構成する開口14aが設けられている。また、該対峙面14の長手方向の両端側には、切欠状の凹部14b,14cが形成されている。
図示の通り、第1辺縁11と第2辺縁12からは、それぞれ、前述のエアバッグ固定用突片2を構成する小突片11a,12aと、ダクト部3の半周部分を構成するダクト部半体11b,12bとが突設されている。これらの小突片11a,12a同士、及びダクト部半体11b,12b同士は、それぞれ、第1パネル10を中間部13から折り返すようにして第1辺縁11と第2辺縁12とを重ね合わせたときに互いに重なり合うように配置されている。
第2パネル20は、この第1パネル10と表裏が反対となっていること以外は該第1パネル10とほぼ同様の構成(形状及び大きさ)となっている。即ち、第2パネル20も、互いに略平行な第1辺縁21及び第2辺縁22と、これら辺縁21,22間をこれら辺縁21,22と略平行に延在する中間部23とを有している。該中間部23は、第2辺縁22よりも第1辺縁21に近く位置している。そして、該第1辺縁21と中間部23との間が対峙面24となっており、該中間部23と第2辺縁22との間が離反面25となっている。該離反面25が第2の空室6の外殻部分を構成する。
前述の通り、該対峙面24と第1パネル10の対峙面14とが重ね合わされてテザーパネル4が構成される。この対峙面24には、該対峙面14と重ね合わされたときに該対峙面14の前記開口14aと同心状に重なり合う開口24aが設けられている。これらの開口14a,24aにより、第1の空室5と第2の空室6とを連通させる通気口7が構成される。なお、これらの開口14a,24aは、各対峙面14,24の長手方向に間隔をおいて複数個設けられている。また、この対峙面24の両端側にも、該対峙面14と同様、切欠状の凹部24b,24cが形成されている。
この第2パネル20においても、第1辺縁21及び第2辺縁22から、それぞれ、第1パネル10の第1,第2辺縁11,12から突設された小突片11a,12aと同様の小突片21a,22aが突設されている。ただし、この第2パネル20においては、該第1,第2辺縁21,22からダクト部3を構成するダクト部半体は突設されていない。
該小突片11a,12a,21a,22aは、それぞれ、これらの辺縁11,12,21,22の長手方向に間隔をおいて複数個設けられており、これらの辺縁11,12,21,22同士を重ね合わせたときに互いに重なり合うよう配置されている。これらの小突片11a,12a,21a,22aが重ね合わされて前記エアバッグ固定用突片2が構成される。
このように構成されたパネル10,20からエアバッグ1を製作するに当っては、まず、第3図(a)に示すように、第1パネル10及び第2パネル20の対峙面14,24同士を重ね合わせる。そして、第2図において二点鎖線にて示される結合線Lに沿って該第1パネル10及び第2パネル20の中間部13,23同士を縫合等により結合する。符号26は、これらの中間部13,23同士を結合した縫糸等よりなるシームを示している。
次に、第1パネル10及び第2パネル20の離反面15,25を互いに離反させるように折り返し、第1パネル10にあっては第1,第2辺縁11,12同士を、第2パネル20にあっては第1,第2辺縁21,22同士を重ね合わせる。そして、第2図の結合線L,Lに沿って、該第1パネル10の各辺縁11,12と第2パネル20の各辺縁21,22とを縫合等により一体的に結合する。符号27は、これらの辺縁11,12,21,22を一体的に結合したシームを示している。
なお、このシーム27(結合線L,L)は、ダクト部半体11b,12b付近において各辺縁11,12,21,22から外側に直角状に進路を変えて該ダクト部半体11b,12bの各側辺に沿って延在し、該ダクト部半体11b,12bの各側辺同士を結合する。これにより、第1パネル10によって囲まれた第1の空室5内に通じる筒状のダクト部3が形成される。
従って、このダクト部半体11b,12b付近において第2パネル20の辺縁21,22同士、並びにこれらの辺縁21,22と第1パネル10の辺縁11とはシーム27によっては結合されないので、この部分においては、これらの辺縁11,21,22同士は予め別のシーム(図示略)等によって結合される。ただし、これらの辺縁11,21,22同士のみを予め全長にわたってシーム等により結合しておき、それからこれらの辺縁11,21,22の結合体に辺縁12を重ね合わせてシーム27により一体的に結合するようにしてもよい。
その後、離反面15,25を、それぞれ、その短手方向(エアバッグ1製品の長手方向と交叉方向)の中央付近から折り返し線Lに沿って2つ折りにする。そして、これらの離反面15,25の両端側において、各々の該折り返し線Lから一半側と他半側とを重ね合わせて結合線L,Lに沿って縫合等により結合する。符号28はこの結合のためのシームを示している。
これにより、第1パネル10の対峙面14と離反面15との間に第1の空室5が形成されると共に、第2パネル20の対峙面24と離反面25との間に第2の空室6が形成され、エアバッグ1が完成する。
このエアバッグ1は、前述の通り、Aピラーに沿って上下方向に延在するように配置され、突片2を介して該Aピラーに留め付けられると共に、ダクト部3にインフレータ等のガス発生手段が接続され、平たく折り畳まれた状態にてピラー内に収容される。
このエアバッグ1を備えたエアバッグ装置において、車両が衝突等の緊急事態に遭ったときには、ガス発生手段からダクト部3を介して第1の空室5内にガスが導入され、エアバッグ1が膨張を開始する。この第1の空室5に導入されたガスはテザーパネル4の通気口7を介して第2の空室6内にも供給されるため、該第1の空室5と第2の空室6とはほぼ均等に膨張するようになる。
このエアバッグ1は、Aピラーの車体外面を覆うように膨張し、歩行者等を保護する。この際、テザーパネル4により、エアバッグ1の膨らみ出しが規制され、エアバッグ1が過度に突出するように膨張することが防止される。
このエアバッグ1にあっては、該エアバッグ1を製作するに際し、まず各パネル10,20の中間部13,23を縫合等により結合し、次いで辺縁11,12,21,22同士を縫合等によって結合し、最後にエアバッグ両端側(即ち、各辺縁11,12,21,22の延在方向の両端側)をそれぞれ縫合等によって結合するという手順によって製作されるので、各部の縫合等の結合が容易である。
第4図は別の実施の形態に係るエアバッグ1Aの断面斜視図であり、第5図(a),(b),(c)は、それぞれ、このエアバッグの製作手順を示す断面斜視図である。
このエアバッグ1Aも、第1〜3図のエアバッグ1と同様、車両のAピラーを覆うように膨張可能な細長の袋体である。このエアバッグ1Aにあっても、Aピラー側の面(第4図における下面)から、該エアバッグ1AのAピラーへの固定用の突片2と、該エアバッグ1A内へのガス導入用の筒状のダクト部3とが突設されている。この実施の形態でも、エアバッグ1Aの膨張時における車体外方側の面とAピラー側の面とがテザーパネル4Aによって連結されている。
このテザーパネル4Aも、第1〜3図の実施の形態におけるテザーパネル4と同様、エアバッグ1Aの幅方向の中央付近において該エアバッグ1Aを縦断するように延在しており、このテザーパネル4Aにより、エアバッグ1A内は第1の空室5と第2の空室6とに区画されている。このテザーパネル4Aにも、該空室5,6同士を連通させる通気口7が設けられている。
このエアバッグ1Aは、該第1の空室5を囲む第1パネル30と、第2の空室6を囲む第2パネル40とから構成されている。
この実施の形態では、該第1パネル30は、第5図(a)に示すように、前述の第1〜3図の実施の形態における第1パネル10と同一の構成となっている。即ち、この第1パネル30も、互いに略平行な第1辺縁31及び第2辺縁32と、これら辺縁31,32間をこれら辺縁31,32と略平行に延在する中間部33とを有している。該中間部33は第2辺縁32よりも第1辺縁31に近く位置しており、該第1辺縁31と中間部33との間が対峙面34となっていると共に、該第2辺縁32と中間部33との間が離反面35となっている。
エアバッグ1A製品においては、該対峙面34が前記テザーパネル4Aを構成する。この対峙面34に前記通気口7が設けられている。また、離反面35が第1の空室5の外殻部分を構成する。
この実施の形態でも、該第1辺縁31及び該第2辺縁32からは、それぞれ、前記エアバッグ固定用突片2を構成する小突片31a,32aと、ダクト部3の半周部分を構成するダクト部半体31b,32bとが突設されている。
第2パネル40は、該第1パネル30から対峙面34が省略され、離反面35のみから構成された如き形状となっている。即ち、第5図(a)に示すように、この第2パネル40は、互いに略平行な第1辺縁41及び第2辺縁42を有する略長方形状のパネルである。これらの辺縁41,42同士の間隔は、第1パネル30の第2辺縁32と中間部33との間隔とほぼ同等となっている。また、該第2辺縁42からは、前記エアバッグ固定用突片2を構成する小突片42aが突設されている。この第2パネル40が、第2の空室6の外殻部分を構成する。
なお、上記の各小突片31a,32a,42a及びダクト部半体31b,32bは、それぞれ、前述の第1〜3図の実施の形態における各小突片11a,12a,21a,22a及びダクト部半体11b,12bと同様の構成(配置及び個数)となっている。
このように構成されたパネル30,40からエアバッグ1Aを製作するに当っては、まず、第5図(a)に示すように、第1パネル30の中間部33と第2パネル40の第1辺縁41とを重ね合わせ、これらを縫合等により結合する。符号43は、これらの中間部33と辺縁41とを結合した縫糸等よりなるシームを示している。
次に、第1パネル30の離反面35と第2パネル40とを互いに離反させるようにして折り返し、第1パネル30の第1,第2辺縁31,32及び第2パネル40の第2辺縁42を重ね合わせて縫合等により一体的に結合する。符号44は、これらの辺縁31,32,42を一体的に結合したシームを示している。
なお、このシーム44は、ダクト部半体31b,32b付近において各辺縁31,32,42から外側に略直角に進路を変えて該ダクト部半体31b,32bの各側辺に沿って延在し、該ダクト部半体31b,32bの各側辺同士を結合する。これにより、第1パネル30によって囲まれた第1の空室5内に通じる筒状のダクト部3が形成される。
従って、このダクト部半体31b,32b付近において第2パネル40の辺縁42と第1パネル30の辺縁31とはシーム44によっては結合されないので、この部分においては、これらの辺縁31,42同士は予め別のシーム(図示略)等によって結合される。ただし、これらの辺縁31,42同士のみを予め全長にわたってシーム等により結合しておき、それからこれらの辺縁31,42の結合体に辺縁32を重ね合わせてシーム44により一体的に結合するようにしてもよい。
その後、第1パネル30の離反面35及び第2パネル40を、それぞれ、その短手方向(エアバッグ1A製品の長手方向と交叉方向)の中央付近から2つ折りにする。そして、これら離反面35及び第2パネル40の両端側において、各々の折り目から一半側と他半側とを重ね合わせて縫合等により結合する。符号45はこの結合のためのシームを示している。
これにより、第1パネル30の対峙面34と離反面35との間に第1の空室5が形成されると共に、該第1パネル30の対峙面34と第2パネル40との間に第2の空室6が形成され、エアバッグ1Aが完成する。
このエアバッグ1Aのその他の構成は第1〜3図のエアバッグ1と同様となっており、第4,5図において、第1〜3図と同一符号は同一部分を示している。
このエアバッグ1Aも、Aピラーに沿って上下延在するように配置され、突片2を介して該Aピラーに留め付けられると共に、ダクト部3にインフレータ等のガス発生手段が接続され、平たく折り畳まれた状態にてピラー内に収容される。そして、このエアバッグ1Aを備えたエアバッグ装置において、車両が衝突等の緊急事態に遭ったときには、ガス発生手段からダクト部3を介して第1の空室5内にガスが導入され、エアバッグ1Aが膨張を開始する。
このエアバッグ1Aにおいても、該第1の空室5に導入されたガスはテザーパネル4Aの通気口7を介して第2の空室6内にも供給されるため、該第1の空室5と第2の空室6とはほぼ均等に膨張するようになる。
また、このエアバッグ1Aにおいても、テザーパネル4Aによって該エアバッグ1Aの膨らみ出しが規制されるため、エアバッグ1Aが過度に突出するように膨張することが防止される。
このエアバッグ1Aにあっては、該エアバッグ1Aを製作するに際し、まず第1パネル30の中間部33と第2パネル40の第1辺縁41とを縫合等により結合し、次いで辺縁31,32,42同士を縫合等により結合し、これらの辺縁31,32,42の両端側をそれぞれ縫合等により結合するという手順によって製作されるため、縫合等の結合を容易に行うことができる
記の各実施の形態は本発明の一例であり、本発明は上記の各実施の形態に限定されるものではない。例えば、上記の各実施の形態は、車両のAピラー被覆用エアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置への適用例を示したものであるが、本発明は、カウルやボンネット等を覆うエアバッグや、車両の室内面(車体内方側の面)を覆うエアバッグなど種々の用途のエアバッグ及びこのエアバッグを備えたエアバッグ装置にも適用可能である。
実施の形態に係るエアバッグの断面斜視図である。 図1のエアバッグを構成するパネルの平面図である。 図1のエアバッグの製作手順の説明図である。 実施の形態に係るエアバッグの断面斜視図である。 のエアバッグの製作手順の説明図である。
符号の説明
1,1 エアバッグ
2 エアバッグ固定用突片
3 ダクト部
4,4 テザーパネル
5 第1の空室
6 第2の空室
7 通気口
10 第1パネル
11 第1辺縁
12 第2辺縁
13 中間部
14 対峙面
14a 開口
15 離反面
20 第2パネル
21 第1辺縁
22 第2辺縁
23 中間部
24 対峙面
24a 開口
25 離反面
26,27,28 シーム
30 第1パネル
31 第1辺縁
32 第2辺縁
33 中間部
34 対峙面
35 離反面
40 第2パネル
41 第1辺縁
42 第2辺縁
43,44,45 シーム

Claims (6)

  1. 車体面に沿って膨張するエアバッグ(1)であって
    該エアバッグ(1)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(10)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(20)とで構成されており、
    該第1パネル(10)は、互いに略平行な第1辺縁(11)及び第2辺縁(12)並びにこれら辺縁(11,12)間をこれら辺縁(11,12)と略平行に延在する中間部(13)を有し、該中間部(13)は第2辺縁(12)よりも第1辺縁(11)に近く位置しており、該第1辺縁(11)と中間部(13)との間が対峙面(14)となっており、該第2辺縁(12)と中間部(13)との間が離反面(15)となっており
    該第2パネル(20)は、互いに略平行な第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)並びにこれら辺縁(21,22)間をこれら辺縁(21,22)と略平行に延在する中間部(23)を有し、該中間部(23)は第2辺縁(22)よりも第1辺縁(21)に近く位置しており、該第1辺縁(21)と中間部(23)との間が対峙面(24)となっており、該第2辺縁(22)と中間部(23)との間が離反面(25)となっており
    該第1パネル(10)にあっては、第1辺縁(11)と第2辺縁(12)とが重ね合わされ、該第2パネル(20)にあっては、第1辺縁(21)と第2辺縁(22)とが重ね合わされ、該第1パネル(10)と第2パネル(20)とは、該対峙面(14,24)同士が重ね合わされ、該第1パネル(10)の各辺縁(11,12)と、第2パネル(20)の各辺縁(21,22)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(10)の中間部(13)と第2パネル(20)の中間部(23)とが結合されており、各パネル(10,20)のうち第1,第2辺縁(11,12,21,22)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(10)の対峙面(14)と離反面(15)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(20)の対峙面(24)と離反面(25)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(10)の対峙面(14)と該第2パネル(20)の対峙面(24)とによってテザーパネル(4)が構成されており、
    該テザーパネル(4)には、該テザーパネル(4)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、
    エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1)から突設されており、
    該突片(2)は、該第1パネル(10)の第1辺縁(11)と第2辺縁(12)からそれぞれ突設された小突片(11a,12a)と、該第2パネル(20)の第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)からそれぞれ突設された小突片(21a,22a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするエアバッグ(1)。
  2. 車体面に沿って膨張するエアバッグ(1A)であって
    該エアバッグ(1A)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(30)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(40)とで構成されており、
    該第1パネル(30)は、互いに略平行な第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)並びにこれら辺縁(31,32)間をこれら辺縁(31,32)と略平行に延在する中間部(33)を有し、該中間部(33)は第2辺縁(32)よりも第1辺縁(31)に近く位置しており、該第1辺縁(31)と中間部(33)との間が対峙面(34)となっており、該第2辺縁(32)と中間部(33)との間が離反面(35)となっており
    該第2パネル(40)は、互いに略平行な第1辺縁(41)及び第2辺縁(42)を有しており
    該第1パネル(30)の第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)と第2パネル(40)の第2辺縁(42)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(30)の中間部(33)と第2パネル(40)の第1辺縁(41)とが結合されており、各パネル(30,40)のうち第1,第2辺縁(31,32,41,42)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(30)の対峙面(34)と離反面(35)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(40)と第1パネル(30)の対峙面(34)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(30)の対峙面(34)によってテザーパネル(4A)が構成されており、
    該テザーパネル(4A)には、該テザーパネル(4A)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、
    エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1A)から突設されており、
    該突片(2)は、該第1パネル(30)の該第1辺縁及び該第2辺縁(31,32)からそれぞれ突設された小突片(31a,32a)、該第2パネル(40)の該第2辺縁(42)から突設された小突片(42a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするエアバッグ(1A)。
  3. 車体外面に沿って膨張するエアバッグと、該エアバッグを膨張させるガス発生手段とを備えたエアバッグ装置において、該エアバッグは、請求項1又は2に記載のエアバッグであることを特徴とするエアバッグ装置。
  4. 車体室内面に沿って膨張するエアバッグ(1)であって、
    該エアバッグ(1)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(10)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(20)とで構成されており、
    該第1パネル(10)は、互いに略平行な第1辺縁(11)及び第2辺縁(12)並びにこれら辺縁(11,12)間をこれら辺縁(11,12)と略平行に延在する中間部(13)を有し、該中間部(13)は第2辺縁(12)よりも第1辺縁(11)に近く位置しており、該第1辺縁(11)と中間部(13)との間が対峙面(14)となっており、該第2辺縁(12)と中間部(13)との間が離反面(15)となっており、
    該第2パネル(20)は、互いに略平行な第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)並びにこれら辺縁(21,22)間をこれら辺縁(21,22)と略平行に延在する中間部(23)を有し、該中間部(23)は第2辺縁(22)よりも第1辺縁(21)に近く位置しており、該第1辺縁(21)と中間部(23)との間が対峙面(24)となっており、該第2辺縁(22)と中間部(23)との間が離反面(25)となっており、
    該第1パネル(10)にあっては、第1辺縁(11)と第2辺縁(12)とが重ね合わされ、該第2パネル(20)にあっては、第1辺縁(21)と第2辺縁(22)とが重ね合わされ、該第1パネル(10)と第2パネル(20)とは、該対峙面(14,24)同士が重ね合わされ、該第1パネル(10)の各辺縁(11,12)と、第2パネル(20)の各辺縁(21,22)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(10)の中間部(13)と第2パネル(20)の中間部(23)とが結合されており、各パネル(10,20)のうち第1,第2辺縁(11,12,21,22)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(10)の対峙面(14)と離反面(15)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(20)の対峙面(24)と離反面(25)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(10)の対峙面(14)と該第2パネル(20)の対峙面(24)とによってテザーパネル(4)が構成されており、
    該テザーパネル(4)には、該テザーパネル(4)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、
    エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1)から突設されており、
    該突片(2)は、該第1パネル(10)の第1辺縁(11)と第2辺縁(12)からそれぞれ突設された小突片(11a,12a)と、該第2パネル(20)の第1辺縁(21)及び第2辺縁(22)からそれぞれ突設された小突片(21a,22a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするエアバッグ(1)。
  5. 車体室内面に沿って膨張するエアバッグ(1A)であって、
    該エアバッグ(1A)は、該第1の空室(5)を囲む第1パネル(30)と、該第2の空室(6)を囲む第2パネル(40)とで構成されており、
    該第1パネル(30)は、互いに略平行な第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)並びにこれら辺縁(31,32)間をこれら辺縁(31,32)と略平行に延在する中間部(33)を有し、該中間部(33)は第2辺縁(32)よりも第1辺縁(31)に近く位置しており、該第1辺縁(31)と中間部(33)との間が対峙面(34)となっており、該第2辺縁(32)と中間部(33)との間が離反面(35)となっており、
    該第2パネル(40)は、互いに略平行な第1辺縁(41)及び第2辺縁(42)を有しており、
    該第1パネル(30)の第1辺縁(31)及び第2辺縁(32)と第2パネル(40)の第2辺縁(42)とが重ね合わされて一体的に結合され、該第1パネル(30)の中間部(33)と第2パネル(40)の第1辺縁(41)とが結合されており、各パネル(30,40)のうち第1,第2辺縁(31,32,41,42)の延在方向における両端側がそれぞれ結合されており、これにより、第1パネル(30)の対峙面(34)と離反面(35)との間に第1の空室(5)が形成され、第2パネル(40)と第1パネル(30)の対峙面(34)との間に第2の空室(6)が形成され、該第1パネル(30)の対峙面(34)によってテザーパネル(4A)が構成されており、
    該テザーパネル(4A)には、該テザーパネル(4A)の両側の該第1,第2の空室(5,6)同士を連通する通気孔(7)が設けられており、
    エアバッグ固定用の突片(2)が該エアバッグ(1A)から突設されており、
    該突片(2)は、該第1パネル(30)の該第1辺縁及び該第2辺縁(31,32)からそれぞれ突設された小突片(31a,32a)と、該第2パネル(40)の該第2辺縁(42)から突設された小突片(42a)とを、互いに重ね合わせてなるものであることを特徴とするエアバッグ(1A)。
  6. 車体室内面に沿って膨張するエアバッグと、該エアバッグを膨張させるガス発生手段とを備えたエアバッグ装置において、該エアバッグは、請求項4又は5に記載のエアバッグであることを特徴とするエアバッグ装置。
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