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JP4367970B2 - 受信装置 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、放送システムなどに適用して好適な受信装置に関する。詳しくは、画像情報として全方位映像情報を送出できるようにし、受信側では同時に送信された付加情報を選択することで、任意の撮像アングルでの映像や全方位のパンニング映像を自由に選択できるようにして、全方位映像の視聴を可能にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
ディジタル技術の発展に伴い、放送界でも放送信号を含めた各種情報をディジタル化したインタラクティブ形式の統合ディジタル放送システム(ISDB(Integrated Services Digital Broadcasting)システムという)が研究・開発されている。
【0003】
具体的には、このISDBシステムとは現行の放送信号(標準テレビジョン信号、ハイビジョン信号)を始めとして、ソフトウエアやファクシミリなどのデータ、さらには音声、文字、図形、画像などのマルチメディア情報をそれぞれディジタル化(符号化)し、それらを統合多重化した上で、伝送形態に合致した変調処理を施して送受信するようにした放送システムのことである。
【0004】
放送信号を含めた各種情報を統合多重化する場合、これらの情報の他に受信側での制御情報として使用する付加情報も同時に統合多重化されて送信することができる。統合化されたISDB用放送信号(ディジタル信号)は地上波、衛星波、光ケーブルなどを利用して送信される。
【0005】
受信端末側では、統合化されたISDB用放送信号を受信して目的の信号を弁別することによってそれをモニタに表示させて通常のテレビ放送として楽しむことができることは勿論、記録手段を用いて記録(保存)したり、他の端末に転送したりすることができる。さらに受信した付加情報を利用すれば、モニタ制御、記録制御さらにはモニタされた画像に対する加工制御など、ユーザの好みに応じて受信情報を利用できることになる。つまり、対話形式(インタラクティブ)の放送システムを構築できる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
したがってこのISDBシステムを利用すれば、送信される付加情報が多種、多様になる程、ユーザに対するサービス内容が向上し、より双方向的な放送システムを構築できる。
【0007】
さて、現行の放送システムでは1つのカメラアングルから撮像された映像を視聴するだけであるが、撮像カメラを360°回して撮像したパノラマ映像を見たいような場合がある。例えば自然紀行番組で、アフリカやモンゴルのような大草原をテーマとした番組であったり、山頂からの眺望を撮像しているようなときも360°の映像を楽しみたい要求にかられることがある。そうするためには、複数台の撮像カメラで撮像した映像を複数のチャネルを使用して同時に送出する必要があるので、現行放送システムではその要求に応えることはできない。これはいわば受動的・一方的なシステムであるからである。
【0008】
複数チャネルを使用して同時にそれぞれのカメラアングルからの映像を送り、視聴者側でそれらから任意の映像を選択できれば、希望するアングルの映像を充分堪能できるばかりか、360°の大パノラマ映像をパンニング映像として楽しむことができ、取材現場と同じ臨場感に溢れた映像を視聴者自らの手で制作できる。
【0009】
そこで、この発明はこのような課題を達成できるようにしたものであって、画像情報の1つとして全方位映像情報を送出し、一方視聴者側ではその映像を選択することによってパンニング映像などの全方位映像を楽しむことができるようにした受信装置を提案するものである。
【0012】
【課題を解決するための手段】
請求項に記載したこの発明に係る受信装置では、0°〜360°を撮像範囲とする全方位映像情報のうちの各々異なる角範囲に対応する複数の映像情報が符号化された複数の符号化情報と、複数の映像情報の各々を識別する複数の識別情報を有する付加情報が符号化された符号化付加情報とが多重化されて送信される放送信号を受信する装置であって、上記放送信号を受信して選局する選局手段と、上記選局手段により選局された上記特定の放送信号を少なくとも複数の符号化情報、及び符号化付加情報に分離する信号分離手段と、上記複数の符号化情報の各々を復号して0°〜360°を撮像範囲とする全方位映像情報のうちの各々が異なる角範囲に対応する複数の映像情報を出力する複数の復号手段と、上記符号化付加情報を復号して上記複数の映像情報を各々識別する複数の識別情報を有する付加情報を出力する付加情報復号手段と、付加情報復号手段により出力された上記付加情報を参照し、かつ、入力される制御信号に応じて上記複数の映像情報を選択的にテレビモニタに出力するように制御する制御手段とを備え、上記複数の復号手段は、少なくとも、第1の符号化情報を復号して全方位映像情報のうちの第1の角範囲に対応する第1の映像情報を出力する第1の復号手段と、第2の符号化情報を復号して全方位映像情報のうちの第2の角範囲に対応する第2の映像情報を出力する第2の復号手段と、第3の符号化情報を復号して全方位映像情報のうちの第3の角範囲に対応する第3の映像情報を出力する第3の復号手段とを有し、上記付加情報復号手段は、上記符号化付加情報を復号して少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を識別する第1、第2、及び第3の識別情報を有する上記付加情報を出力し、上記制御手段は、上記第1、上記第2、及び上記第3の識別情報を有する上記付加情報を参照し、かつ、入力される制御信号に応じて上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を選択的にテレビモニタに出力するように制御し、少なくとも、上記第1、上記第2、及び上記第3の識別情報に対応するメニュー画面をテレビモニタに出力するように制御し、更に、パンニングモードを示すメニュー画面をテレビモニタに出力するように制御し、外部から少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の識別情報のうちの一の識別情報を選択する選択信号が入力されたとき、上記メモリ手段に一時的に記憶される上記一の識別情報に対応する映像情報を上記テレビモニタに出力するように制御し、外部から上記パンニングモードを選択する選択信号が入力されたとき、上記メモリ手段に一時的に記憶される少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を、読み出し位置が水平方向に徐々にシフトされるようにして読み出して上記テレビモニタに出力するように制御する。
【0014】
請求項に記載したこの発明に係る受信装置において、上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報は、同じ撮像アングルを有するカメラにより、当該順に互いに隣接する角範囲が撮像された映像情報である。
請求項に記載したこの発明に係る受信装置において、少なくとも、上記第1、上記第2、及び上記第3の復号手段により復号された上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を一時的に記憶するメモリ手段を備え、上記制御手段は、入力される制御信号に応じて、上記メモリ手段に一時的に記憶される少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を選択的にテレビモニタに出力するように制御する。
求項に記載したこの発明に係る受信装置において、上記制御手段に対して上記一の識別情報或いは上記パンニングモードを選択する制御信号を送信するリモートコントロール装置を備える。
請求項に記載したこの発明に係る受信装置において、上記第1の復号手段は、上記第1の映像情報と共に符号化された、指向性マイクにより集音された第1の音声信号も復号し、上記第2の復号手段は、上記第2の映像情報と共に符号化された、指向性マイクにより集音された第2の音声信号も復号し、上記第3の復号手段は、上記第3の映像情報と共に符号化された、指向性マイクにより集音された第3の音声信号も復号し、上記制御手段は、上記選択的に出力される映像情報に対応する上記音声信号を出力するように制御する。
請求項に記載したこの発明に係る受信装置において、上記複数の識別情報は、上記複数の映像情報を各々撮像したカメラを識別する識別情報である。
請求項に記載したこの発明に係る受信装置において、上記複数の識別情報は、上記複数の映像情報を撮像したカメラの撮像アングルを識別する識別情報である。
【0015】
付加情報として用いられる識別子などによってその映像は、どのカメラアングルから撮られた映像であるかを認識できるので、識別子などを指定することで特定のカメラアングルからの映像を選択・表示できる。カメラアングルを特定の方向からパンニングするように識別子を選択すればパンニングした全方位映像を楽しむことができる。
【0016】
撮像アングルは互いにオーバーラップするように撮像されているので、左右の映像の連続性がくずれることもないので、パンニング映像に適している。撮像カメラの切り替えと同時に音声の切り替えも行なわれるのでその映像にふさわしい音を聴取できる。
【0017】
【発明の実施の形態】
続いて、この発明に係る受信装置の実施の一形態を、図面を参照して詳細に説明する。
【0018】
図1はこの発明に係るISDB用送信装置10の一形態を示す要部の系統図であって、本例では説明の便宜上統合されて送信されるメイン情報としては、標準テレビジョン信号と、同一番組を複数のチャネルを使用して伝送する多チャネル多重番組の放送信号であるものとする。そのそれぞれには制御情報などの付加情報が付加されて多重化される。付加情報は多種多様な情報が考えられる。標準テレビジョン信号に関してはタイムコードなどが考えられる。
【0019】
図1を参照すると、端子12aには標準テレビジョン信号のうち映像信号SNVが、端子12bにはそれに付随した音声信号SNAが供給され、符号化部14で圧縮などを含めた適切な符号化処理が施される。この符号化処理に同期して付加情報発生手段16が動作して、制御情報などの付加情報が生成される。本例では付加情報としてタイムコードを例示するので、タイムコード発生部16として構成される。符号化された標準テレビジョン信号およびタイムコードTCは多重化部20に供給されて他の情報と共に多重化処理がなされる。
【0020】
ソース例としては標準テレビジョン信号の他に全方位映像情報がある。全方位映像とは図2に示すように、0°〜360°の全範囲を撮像範囲とするもので、本例では360°の範囲がn等分される。図2の例では3等分され、ほぼ120°角範囲がカメラアングル(撮像アングル)となる。3等分は一例であって、nは多い方が好ましい。
【0021】
n等分したそれぞれの位置で撮像情報を得るには、最も簡単な例としては3台の撮像カメラを用意し、図2のように例えばAカメラでは0°から120°の角範囲を撮像し、Bカメラは同一地点で120°から240°の角範囲を撮像する。同様にCカメラは同じ地点で240°から360°の角範囲を撮像する。カメラアングルは実際には図3のように所定の角範囲L(5°〜10°の範囲)だけ隣接撮像カメラ間でオーバーラップさせて撮像される。一部撮像されていない区域が発生しないようにするためである。
【0022】
3台のカメラで撮像されたその分割映像素材SA,SB,SCは図1に示す符号化部22A,22B,22Cで上述したと同じ符号化処理が施される。分割映像素材SA,SB,SCはそれぞれ映像信号SAV,SBV,SCBと対応する音声信号SAA,SBA,SCAで構成され、音声信号は指向性の強いマイクで集音されたものが使用される。カメラアングルに最適な音声信号とするためである。
【0023】
端子24にはこれら複数の分割映像素材SA,SB,SCに対する付加情報が供給される。この付加情報とは各撮像カメラA,B,Cを識別するための識別子(Aカメラ,Bカメラ,Cカメラなど)、各撮像カメラのカメラアングルθ(時計方向を基準としたときのそれぞれの撮像角範囲)、パンニング方向、パンイング速度などである。オーバーラップ角は均等にオーバーラップさせているので、画面の繋ぎ目はその1/2の角位置となる。これらの付加情報は上述した分割映像素材と同期して符号化部26に供給されてディジタル化される。
【0024】
それぞれから得られた符号化情報や付加情報はそれぞれ図1に示す多重化部20において多重される。多重化部20では、例えば符号化情報のそれぞれに対してパケット化し、それに誤り訂正のための符号化を施したもの同士を伝送フレーム単位で多重してビットストリーム化するような処理が行なわれる。上述した付加情報やメイン情報の種別などはパケット化するときそのヘッダ(パケットヘッダ)に挿入するか、非映像期間(ブランキング期間など)に挿入することができる。
【0025】
多重化したデータは送信部34で送信手段(例えば放送衛星)に適した送信形態となされたISDB用放送信号に変調されたのち、この例ではアップコンバータ36を経て送信アンテナ(パラボラアンテナ)38で放送衛星に向けて送信される。
【0026】
図4は上述したようなISDB用放送信号を受信するこの発明に係る受信装置40の一例を示す。
【0027】
受信アンテナ(パラボラアンテナ)42で受信した衛星波はダウンコンバータ44によって1GHz帯にダウンコンバートされ、その後ISDB用チューナ46に供給されて選局処理が行なわれる。そのため端子48よりの選局信号SCによって文字放送を含めた特定チャネルのISDB用放送信号が選局される。
【0028】
選局されたISDB用放送信号は信号分離部50に供給されて、本来のメイン情報と付加情報に分離される。例えば標準テレビジョン信号のうち特定のチャネルが選局されたときには、標準テレビジョン信号とこの特定チャネルに付随する付加情報(タイムコードなど)とに分離される。
【0029】
分離されたメイン情報は復号部52(52A)に供給されて復号処理が行なわれる。その後切り替えスイッチ54を介してモニタ56に供給されて映像が映し出される。
【0030】
メイン情報として上述した全方位映像素材を取り扱う場合であって、カメラアングルが3分割されているときは、少なくともさらに3つの復号部52B,52C,52Dが必要である。そしてそれらの復号された映像素材のうち映像信号は画面合成用のメモリ手段58において一時的に蓄えられる。メモリ手段58を使用することによって定められたカメラアングルの映像の他に、任意のカメラアングルでの映像をモニタ56に映し出すことができる。この点については後述する。メモリ手段58としてはアクセスの速い半導体メモリ(RAMなど)が好適である。
【0031】
復号された映像素材のうち音声信号は音声処理部60に供給されて、分離・合成などの音声処理が施されて、単一チャネルの音声信号若しくは複数チャネルを用いた合成音声信号などとして出力される。この出力音声信号と上述した画像合成後の映像信号が切り替えスイッチ54に供給されて復号部52Aからの映像素材とのスイッチングが行なわれる。したがってあるときは全方位映像素材が選択されて映し出される。
【0032】
信号分離部50で分離された付加情報は専用の復号部62で復号された後メモリ手段58と制御部64とに供給される。そして、得られた付加情報を参照しながら制御部64からの制御信号に基づいてメモリ手段58に対するデータ読み出し制御がなされ、また音声処理部60での音声処理制御が実行される。切り替えスイッチ54は制御部64の出力で制御される。
【0033】
マイコンで構成された制御部64はコマンダ68からのリモコン制御によって表示モードを変更したり、モニタ内容を選択するための制御信号が生成される。コマンダ68は例えば図5に示すように電源スイッチ70の他、チャネル選局用のテンキー(10キー)72、順次選局スイッチ74、ボリュームスイッチ76が設けられ、さらにモニタ60に対する表示モード選択スイッチ78が設けられる。カーソルキー80は画面に表示されたカーソルK(図6参照)を移動させるキーであって、撮像カメラの指定などに使用される。
【0034】
上述したメモリ手段58では制御部64の介在の下で以下のような画像処理が行なわれるが、その処理例はあくまで一例であって、提示例に制限されるものではない。
【0035】
標準テレビジョン信号などを表示しているときは今まで通りの1画面表示となるので、その復号出力はメモリ手段58を介すことなく直接切り替えスイッチ54に供給される。
【0036】
表示モード選択スイッチ78を使用して全方位映像が可能な多チャネル多重番組(全方位表示モード)が選択されたときは、図6のように画面上に合成表示されたメニュー画面Mを見ながら付加情報の選択が行なわれる。付加情報として撮像カメラを例示すると、図6のように使用された撮像カメラがカメラアングルの順序で表示される。
【0037】
カーソルKによって例えば「A」をクリックすると、Aカメラで撮像された映像A′(図3)が選択表示される。ユーザが準にA→B→Cと選択すると、Aカメラで撮像された映像A′がBカメラの映像B′に切り替わり、その後Cカメラの映像C′に自動的に切り替わる。これで120°ずつ方位を変えた360°のパノラマ映像を楽しむことができる。
【0038】
またメニュー画面MからパンニングモードPを選択すると、メモリ手段58からのデータ読み出し状態が制御されて全方位のパンニング映像となる。ここに、パンニングとは撮像しながらカメラの方向を水平に一定速度で旋回させる撮像手法のことである。
【0039】
パンニングモードPが選択されると、Aカメラの映像A′からBカメラの映像B′へと水平方向に切り替えられるように、読み出される水平位置が徐々にパンニング方向にシフトされる。この読み出し動作がCカメラの映像C′の最後の映像データまで続けられる。
【0040】
このような映像データに対する読み出しを行なうことによって起点から360°の方向にパノラマ映像を楽しむことができる。隣接撮像カメラ間では所定のオーバーラップLを設けているので、パンニング時一部撮像されていない区域が存在するようなことはなくなる。したがって映像A′とB′との間、B′とC′との間のように映像が切り替わるところでもスムーズなパンニング映像が得られることになる。オーバーラップ区間は補間処理してデータを出力させてもよい。
【0041】
メモリ手段58に対する読み出し方向を逆にすればパンニング方向を逆転したパンニング映像が得られるので、別の楽しみ方が可能である。パンニングの読み出し速度を可変することによっても面白い映像を楽しむことができるから色々な楽しみ方をユーザ自らの手で開発できる。
【0042】
映像のパンニングと同時に音声処理部60が制御されてその映像に即した音声信号が出力されるから、臨場感溢れる音場を実現できる。したがってこのパンニング映像は草原や山頂、海岸、船上、飛行機からの映像などのとき、特に威力を発揮する。これらのパンニングのひな型を予め数種類用意しておき、これをユーザが選択するようにソフトウエアを構成することもできる。
【0043】
【発明の効果】
以上のように、この発明に係る受信装置では、放送信号の一態様として、全方位映像素材付加情報と共に送信され、受信側では映像素材を選択するか、若しくは逐次映像素材を連続的に選択して映し出すことができるようにしたものである。
【0044】
これによれば、カメラアングルごとの全方位映像を切り替えながら楽しむことができるのは勿論のこと、メモリ手段でのデータ読み出しを工夫することで、パンニング手法をソフトウエアによって実現できるから、特に草原や山頂、海岸、船上、飛行機からユーザ自身で360°旋回して景色を楽しむごとき映像映出が可能になる。したがって今までには得られないユーザ参加型のテレビ放送を享受できる特徴を有するので、この発明はディジタル放送用のISDBシステムに適用して極めて好適である。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係るISDB用送信装置の実施の一形態を示す要部の系統図である。
【図2】全方位映像の説明図である。
【図3】カメラアングルと撮像範囲との関係を示す図である。
【図4】 この発明に係るISDB用受信装置の実施の一形態を示す要部の系統図である。
【図5】コマンダの具体例を示す構成図である。
【図6】 メニュー表示例を示す図である。
【符号の説明】
10 ISDB用送信装置
14,22A〜22C 符号化部
16,タイムコード発生部
20 多重化部
46 ISDB用チューナ
52,62 復号部
58 画面合成部
56 モニタ
64 制御部

Claims (7)

  1. 0°〜360°を撮像範囲とする全方位映像情報のうちの各々異なる角範囲に対応する複数の映像情報が符号化された複数の符号化情報と、複数の映像情報の各々を識別する複数の識別情報を有する付加情報が符号化された符号化付加情報とが多重化されて送信される放送信号を受信する装置であって、
    上記放送信号を受信して選局する選局手段と、
    上記選局手段により選局された上記特定の放送信号を少なくとも複数の符号化情報、及び符号化付加情報に分離する信号分離手段と、
    上記複数の符号化情報の各々を復号して0°〜360°を撮像範囲とする全方位映像情報のうちの各々が異なる角範囲に対応する複数の映像情報を出力する複数の復号手段と、
    上記符号化付加情報を復号して上記複数の映像情報を各々識別する複数の識別情報を有する付加情報を出力する付加情報復号手段と、
    付加情報復号手段により出力された上記付加情報を参照し、かつ、入力される制御信号に応じて上記複数の映像情報を選択的にテレビモニタに出力するように制御する制御手段とを備え、
    上記複数の復号手段は、少なくとも、
    第1の符号化情報を復号して全方位映像情報のうちの第1の角範囲に対応する第1の映像情報を出力する第1の復号手段と、
    第2の符号化情報を復号して全方位映像情報のうちの第2の角範囲に対応する第2の映像情報を出力する第2の復号手段と、
    第3の符号化情報を復号して全方位映像情報のうちの第3の角範囲に対応する第3の映像情報を出力する第3の復号手段とを有し、
    上記付加情報復号手段は、
    上記符号化付加情報を復号して少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を識別する第1、第2、及び第3の識別情報を有する上記付加情報を出力し、
    上記制御手段は、
    上記第1、上記第2、及び上記第3の識別情報を有する上記付加情報を参照し、かつ、入力される制御信号に応じて上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を選択的にテレビモニタに出力するように制御し、
    少なくとも、上記第1、上記第2、及び上記第3の識別情報に対応するメニュー画面をテレビモニタに出力するように制御し、
    更に、パンニングモードを示すメニュー画面をテレビモニタに出力するように制御し、
    外部から少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の識別情報のうちの一の識別情報を選択する選択信号が入力されたとき、上記メモリ手段に一時的に記憶される上記一の識別情報に対応する映像情報を上記テレビモニタに出力するように制御し、
    外部から上記パンニングモードを選択する選択信号が入力されたとき、上記メモリ手段に一時的に記憶される少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を、読み出し位置が水平方向に徐々にシフトされるようにして読み出して上記テレビモニタに出力するように制御する受信装置。
  2. 上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報は、同じ撮像アングルを有するカメラにより、当該順に互いに隣接する角範囲が撮像された映像情報である請求項記載の受信装置。
  3. 少なくとも、上記第1、上記第2、及び上記第3の復号手段により復号された上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を一時的に記憶するメモリ手段を備え、
    上記制御手段は、入力される制御信号に応じて、上記メモリ手段に一時的に記憶される少なくとも上記第1、上記第2、及び上記第3の映像情報を選択的にテレビモニタに出力するように制御する請求項記載の受信装置。
  4. 上記制御手段に対して上記一の識別情報或いは上記パンニングモードを選択する制御信号を送信するリモートコントロール装置を備える請求項記載の受信装置。
  5. 上記第1の復号手段は、上記第1の映像情報と共に符号化された、指向性マイクにより集音された第1の音声信号も復号し、
    上記第2の復号手段は、上記第2の映像情報と共に符号化された、指向性マイクにより集音された第2の音声信号も復号し、
    上記第3の復号手段は、上記第3の映像情報と共に符号化された、指向性マイクにより集音された第3の音声信号も復号し、
    上記制御手段は、上記選択的に出力される映像情報に対応する上記音声信号を出力するように制御する請求項記載の受信装置。
  6. 上記複数の識別情報は、上記複数の映像情報を各々撮像したカメラを識別する識別情報である請求項記載の受信装置。
  7. 上記複数の識別情報は、上記複数の映像情報を撮像したカメラの撮像アングルを識別する識別情報である請求項記載の受信装置。
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