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JP4372502B2 - 既設埋設管の更新装置および更新方法 - Google Patents
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JP4372502B2 - 既設埋設管の更新装置および更新方法 - Google Patents

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Description

本発明は、地中に埋設されて老朽化した既設埋設管を新しい埋設管に更新する装置および方法に関し、より詳しくは、更新作業の際に上流側から流れて来る下水や大量の雨水等を地表面に溢出させることなくスムーズに流下させることができるように改良する技術に関する。
上下水道等を含む各種用途に供される地中埋設管は、経年変化によって老朽化が進むため、適切な時期に新しい埋設管(更新管)に交換する必要がある。このとき、許容流量を増加させるために小径な既設埋設管を撤去し、より大径な埋設管に交換する場合がある。
この場合、既設埋設管が埋設されている個所の地盤を地表面から開削して既設埋設管を掘り出した後に新たな管を吊り込んで埋設し直す方法、あるいは図8および図9に示したように地表面に掘設した一方の立坑から他方の立坑へと水平方向に掘進しつつ既設埋設管を撤去して更新管に交換する方法が用いられる。
図8に示した従来の既設埋設の管更新方法においては、既設埋設管1を更新管2に交換するべく地表面Gに発進坑3および到達坑4を掘設する。発進坑3の底部に配置された推進機5から前方に延びるスクリュオーガ6およびその先端に設けられているカッタ7は、推進機5の駆動モータ8によって回転駆動される。カッタ7の回転によって破砕された既設埋設管1は円筒状のケーシング9を介して発進坑3側に取り出されて発進坑3の外に除去される。これと同時に、推進機5に設けられている油圧ピストン10を伸張させることによりシールド管11および更新管2を前方へと変位させ、既設埋設管1を更新管2に順次交換する。
既設埋設管1を更新管2に交換する作業の際には、図8中に矢印で示したように上流側の管路12から下水Wが流れて来るが、この下水Wが更新作業中の既設埋設管1の内部に浸入しないように既設埋設管1の上流端はパッカー13等により封止される。到達坑4の底部に溜まった下水Wは、到達坑4の底部に設けられている水中ポンプ14によって汲み上げられ、地表面Gから発進坑3へと延びる配管15を介して移送される。そして、配管15のうち下流側の管路16の上流端を封止しているパッカー17を貫通して延びる部分15aを介して下流側の管路16内へと排水される。
また、図9に示した従来の他の既設埋設管の更新方法においては、シールド管11の内部に設けられている掘削機18の回転カッタ19によって既設埋設管1を順次破砕しつつ、図示されない管路を介して給排水される泥水に乗せて土砂および破砕片を発進坑3の外部に排出する。また、掘削機18から前方に延びている管路20はシール機構21を介して前方に延びており、上流側に溜まっている下水Wを吸引する。そして、吸引された下水Wは、図示されないポンプに接続されている配管22の先端部分22aを介して下流側管路16内へと排水される(下記特許文献1を参照)。
特開平7−98077号公報
ところで、図8および図9に示した従来の既設埋設管更新方法においては、上流側の管路12から流れてくる下水Wを下流側管路16へと排出する必要があり、埋設管更新作業中においても下水Wの流れを遮断することができない。
しかしながら、既設埋設管1や更新管2に比較すると仮設した配管15,22は極めて細いため、降雨に伴って大量の雨水が流れて来ると排水が追いつかず、下水を含んだ雨水が到達坑4から溢出して地表面Gを汚濁する。さらには発進坑3内に配置されている推進機5が冠水し、その機構部分が故障することもあった。
そこで本発明の目的は、上流側から流れて来る大量の雨水等を地表面に溢出させることなくスムーズに下流側に流下させることができる既設埋設管の更新装置を提供することにある。
上記の課題を解決するための請求項1に記載した手段は、
地表面に掘設した発進坑から到達坑へと既設埋設管に沿って前進するカッタ付きのスクリュオーガにより前記既設埋設管を破砕しつつ、前記発進内の推進機により更新管を順次推進して前記既設埋設管を更新する装置であって、
記既設埋設管の内部に敷設される排水管と、
前記到達坑内に流入した水を汲み上げて前記排水管に排水する排水ポンプと、を備え、
前記スクリュオーガは、
前記更新管の内部で推進される排土用の管状ケーシングと、
前記管状ケーシングの内部において前記推進機により回転駆動される管状スクリュロッドと、
推進方向の前方側と後方側とを連通させる連通部を有しつつ前記カッタを支持する、前記管状スクリュロッドの先端に固定されて一体に回転するカッタヘッドと、
その内周縁と前記管状スクリュロッドの外周面との間に軸線方向から見たときに環状の隙間を開けつつ前記管状ケーシングの内周面に沿って前記管状スクリュロッドの周りに螺旋状に延びるとともに、前記管状スクリュロッドの外周面に突設された支持部材に支持されて前記管状スクリュロッドと一体に回転するスクリュ羽根と、を有し、
前記排水管は、その後端が前記管状スクリュロッドの前端に同軸に接続され、
かつ前記推進機は、前記管状スクリュロッドの後端に同軸に接続されて前記管状スクリュロッドを回転駆動する管状の駆動部を有しており、
前記到達坑内に流入した下水は、前記排水ポンプ、前記排水管、前記管状スクリュロッドおよび前記駆動部を介して前記発進坑側に排水可能であり、
かつ前記到達坑内に流入した大量の雨水は、前記排水管の外周面と前記既設埋設管の内周面との間の隙間、および前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間を介して前記発進坑側に排水可能に構成されていることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための請求項2に記載した手段は、請求項1に記載した既設埋設管の更新装置に対し、前記発進坑内から前記推進機を吊り上げて地上に退避させた後に、前記管状ケーシングの前記発進坑側の端部と下流側の管路とを接続する接続管をさらに備え、
前記到達坑内に流入した大量の雨水を、前記既設埋設管、前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間、前記管状ケーシング、および前記接続管を介して前記下流側の管路に排水可能に構成されていることを特徴とする。
また、上記の課題を解決するための請求項に記載した手段は、請求項1に記載した装置を用いて既設埋設管を更新する方法であって、
前記推進機により前記排水管を順次推進して前記既設埋設管の内部に排水管を敷設し、 敷設した前記排水管の後端に前記管状スクリュロッドを接続するとともに前記管状スクリュロッドの後端に前記駆動部を接続し、
前記推進機を用いて前記管状スクリュロッドを回転駆動することにより前記カッタを回転させて前記既設埋設管を破砕しながら前記スクリュ羽根によって前記発進坑側に破砕片を排出し、
前記推進機を用いて前記管状ケーシングおよび前記更新管を順次推進し、
前記到達内に流入した下水を前記排水ポンプ、前記排水管、前記管状スクリュロッドおよび前記駆動部を介して前記発進坑側に排水するとともに、
前記到達坑内に流入した大量の雨水は、前記排水管の外周面と前記既設埋設管の内周面との間の隙間、および前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間を介して前記発進坑側に排水することを特徴としている。
また、請求項4に記載した手段は、請求項3に記載した既設埋設管の更新方法において、前記発進内から前記推進機を吊り上げて地上に退避させた後に、
前記管状ケーシングの前記発進坑側の端部と下流側の管路とを接続管を用いて接続し、
前記到達坑内に流入した大量の雨水を、前記既設埋設管、前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間、前記管状ケーシング、および前記接続管を介して前記下流側の管路に排水することを特徴としている。
すなわち、従来の既設埋設管の更新装置に用いられているスクリュオーガは、柱状のスクリュロッドの外周面にスクリュ羽根を螺旋状に立設したものである。これにより、スクリュ羽根の内周縁はスクリュロッドの外周面に密着していて両者の間には隙間がない。また、スクリュ羽根の外周縁は、効率的な排土のために管状ケーシングの内周面に接近するように配置されている。
したがって、このような構成の従来のスクリュオーガを介して大量の雨水を排水しようとしても、流れようとする雨水に対する抵抗が大きく、大量の雨水をスムーズに排水することができなかった。
また、スクリュロッドは柱状に延びているので、上流側から到達坑に流入した下水をスクリュロッドを介して発進坑側に排水することはできなかった
これに対して、本発明に係る既設埋設管の更新装置に用いるスクリュオーガにおいては、スクリュロッドの外周面と螺旋状に延びるスクリュ羽根の内周縁との間に隙間が開いているから、この隙間を介して大量の雨水を排水することができる。
また、スクリュロッドおよび推進機の駆動部が管状に構成されているから、到達内に流入した少量の下水は、到達坑内に設けた排水ポンプ、既設埋設管内に敷設した排水管路、管状のスクリュロッドおよび推進機の管状の駆動部を介して発進坑側にスムーズに排水することができる。
さらに、発進内から推進機を吊り上げて地上に退避させた後に、管状ケーシングの発進坑側の端部と下流側の管路とを接続管を用いて接続するから、到達坑内に流入した大量の雨水を、管状ケーシングから接続管を介して下流側の管路へとスムーズに排水することができる。
以下、図1乃至図5を参照し、本発明に係る既設埋設管の更新装置および更新方法の一実施形態について詳細に説明する。
なお、以下の説明においては、前述した従来技術と同一の部分には同一の参照符号を用いて重複した説明を省略するとともに推進方向前方を前側と言い、推進方向後方を後側と言う。
まず最初に図1乃至図3を参照し、本実施形態における既設埋設管の更新装置100について詳細に説明する。
図1に示したように地表面Gに掘設した発進坑3の底部には推進機30が配置されている。
この推進機30は、後述する排水管51、スクリュオーガ40および更新管2等を発進坑3から到達坑4に向かって順次推進するともに、管状スクリュロッド41を回転駆動する役割を果たす。
また、この推進機30は、推進方向に延びる管状の駆動部31を駆動モータ32によって回転駆動するとともに、推進方向に延びる油圧ピストン33によって推進板34を推進方向に往復動させる構造となっている。
管状の駆動部31は、その前端に排水管51および管状スクリュロッド41の後端をそれぞれ接続するためのフランジ31aが設けられ、かつその後端には後述する下流側の排水管61の前端を接続するためのフランジ31bが設けられている。
なお、この管状の駆動部31の内径は、排水管51および管状スクリュロッド41のそれと同一に設定されている。
既設埋設管1を順次破砕しつつその周囲の土砂と共に発進坑3側に排出するスクリュオーガ40は、推進機30の管状駆動部31の前端に接続されて推進方向に同軸に延びるとともに駆動モータ32により駆動されて一体に回転する管状のスクリュロッド41を有している。
この管状スクリュロッド41の前端に固定されたカッタヘッド42は、図2に示したように合計4個のディスクカッタ43を回転自在に支持しているが、その周囲には推進方向の前側と後側とを連通させる隙間(連通部)S1が設けられている。
カッタヘッド42は、図示されない支持手段によってシールド管44の内部に回転自在に支持されている。
シールド管44の内周面には、推進方向に同軸に延びる管状ケーシング45の前端がテーパー部45aを介して接続されている。
また、管状スクリュロッド41の周りで螺旋状に延びるスクリュ羽根46は、図3に示したように、その内周縁46aと管状スクリュロッド41の外周面41aとの間に、軸線方向から見たときに環状の隙間S2が開くように配置されている。
さらにスクリュ羽根46は、管状スクリュロッド41の外周面41aに突設された細長い支持部材47によって支持されている。
なお、管状スクリュロッド41およびスクリュ羽根46は、推進機30の油圧ピストン33のストロークとほぼ等しい長さに寸法決めされており、推進方向に並べて互いにフランジ接続することにより発進坑3側から到達坑4に至る長さに連結することができる。
排水管51は、推進機30の管状駆動部31の前端若しくはスクリュオーガ40の管状スクリュロッド41の前端に接続されて、管状駆動部31および管状スクリュロッド41と共に排水管路50を形成する。
排水管51は、推進機30の油圧ピストン33のストロークとほぼ等しい長さに寸法決めされており、推進方向に並べて互いにフランジ接続することにより発進坑3側から到達坑4に至る長さに連結することができる。
また、排水管51には軸受52を介して支持腕53が取り付けられており、排水管51を既設埋設管1の内部で同軸にかつ推進方向に移動自在に支持している。
また、推進機30の管状駆動部31の後端フランジ31bには、排水管51、管状スクリュロッド41および管状駆動部31を介して流下してくる下水を下流側管路16に排水するための排水管61を着脱自在に接続することができる。
この排水管61の後端61aは、下流側管路16の上流端を封止しているパッカー17を貫通して下流側管路16の内部に延びて、下水を下流側管路16内に排水する。
次に図4乃至図7を参照し、上述した装置100を用いて既設埋設管1を更新管2に更新する方法について説明する。
既設埋設管を更新する作業の第1段階においては、図4に示したように、発進坑3の底部に設けた推進機3の油圧ピストン33を用いて排水管51を既設埋設管1の内部に順次推進しつつ、複数の排水管51を互いにフランジ接続して排水管路50を完成させる。
また、上流側の管路12の後端をパッカー13により封止するとともに、上流側の管路12内に溜まった下水W1を水中ポンプ14で汲み上げつつ、排水管路50の前端に接続した配管15を介して排水管路50内に排水する。
また、排水管路50の後端は推進機30の管状駆動部31に接続する。
さらに、推進機30の管状駆動部31の後端には排水管61を接続する。
これにより、上流側の管路12から流れてきて溜まった下水W1は、水中ポンプ14により汲み上げるとともに排水管路50、管状駆動部31および排水管61を介して下流側の管路16に排水(W2)することができる。
既設埋設管を更新する作業の第2段階においては、発進坑3の底部に設けた推進機30の推進板34を一杯に後退させた後、スクリュオーガ40および更新管2を発進3内に吊り込み、図5に示したように、管状スクリュロッド41の前端を排水管路50の後端に接続するとともに、管状スクリュロッド41の後端を管状駆動部31の前端に接続する。 次いで、駆動モータ32を作動させて管状スクリュロッド41を回転させつつ、油圧ピストン33を伸張させてスクリュオーガ40および更新管2を推進する。
これにより、既設埋設管1の後端を管状スクリュロッド41と一体に回転するディスクカッタ43によって破砕しつつ、周囲の土砂とともにスクリュ羽根46によって管状ケーシング45内を発進3内へと搬送して除去することができる。
スクリュオーガ40および更新管2の推進に伴って排水管路50の前端が到達坑4内に突出すると、排水管路50の前端から一つの排水管51を取り外すとともに、水中ポンプ14から延びる配管15の先端を排水管路50の先端に付け替える。
これにより、既設埋設管1の破砕および更新管2の推進を行いながら、上流側の管路12から流下してくる下水W1を下流側の管路16へと排水(W2)することができる。
既設埋設管を更新する作業の第3段階においては、図6に示したように、管状スクリュロッド41とスクリュ羽根46、管状ケーシング45、更新管2を順次接続して推進するとともに、排水管路50の前端の排水管51を一つずつ取り外す作業、および水中ポンプ14から延びる配管15の先端を排水管路50の先端に付け替える作業を繰り返し、既設埋設管1を更新管2に更新する作業を完了させる。
ところで、天気予報によって大量の雨水の発生が予想されるときには、図7に示したように、発進坑3の内部から推進機30を吊り上げて地表Gに退避させた後、接続管70を発進坑3内に吊り込み、接続管70の外管71を管状ケーシング45の後端に接続するとともに、接続管70の内管72をスライドさせて下流側の管路16内に接続する。
このとき、図2に示したようにカッタヘッド42には推進方向の前側と後側とを連通させる隙間S1が設けられており、かつ図3に示したようにスクリュ羽根46の内周縁46aと管状スクリュロッド41の外周面41aとの間に軸線方向から見たときに環状の隙間S2が開いているから、スクリュオーガ40の管状ケーシング45を介して大量の雨水を排水することができる。
したがって、上流側の管路12から到達坑4内に流入した大量の雨水は、既設埋設管1、スクリュオーガ40の管状ケーシング45および接続管70を介して下流側の管路内へとスムーズに流下させることができる。
なお、上述の説明においては図示左側の管路12を上流側とし、かつ図示右側の管路16を下流側としたが、上流と下流の関係が反対の管路についても本発明の装置および方法を適用できることは言うまでもない。
本発明に係る既設埋設管の更新装置の一実施形態を示す縦断面図。 図1中に示したII−II破断線に沿った横断面図。 図1中に示したIII−III破断線に沿った横断面図。 排水管路を介して下水を排水する状態を示す側面断面図。 既設埋設管の更新作業を開始した状態を示す側面断面図。 既設埋設管の更新作業が進んだ状態を示す側面断面図。 大量の雨水が発生したときの排水状態を示す側面断面図。 従来の既設埋設管の更新装置を示す側面断面図。 従来の既設埋設管の更新装置を示す側面断面図。
1 既設埋設管
2 更新管
3 発進坑
4 到達坑
12 上流側の管路
13 パッカー
14 水中ポンプ
15 配管
16 下流側の管路
17 パッカー
30 推進機
31 管状駆動部
32 駆動モータ
33 油圧ピストン
34 推進板
40 スクリュオーガ
41 スクリュロッド
42 カッタヘッド
43 ディスクカッタ
44 シールド管
45 管状ケーシング
46 スクリュ羽根
47 支持部材
50 排水管路
51 排水管
52 軸受
53 支持腕
61 排水管
70 接続管
71 外管
72 内管
100 本発明に係る既設埋設管の更新装置

Claims (4)

  1. 地表面に掘設した発進坑から到達坑へと既設埋設管に沿って前進するカッタ付きのスクリュオーガにより前記既設埋設管を破砕しつつ、前記発進内の推進機により更新管を順次推進して前記既設埋設管を更新する装置であって、
    記既設埋設管の内部に敷設される排水管と、
    前記到達坑内に流入した水を汲み上げて前記排水管に排水する排水ポンプと、を備え、
    前記スクリュオーガは、
    前記更新管の内部で推進される排土用の管状ケーシングと、
    前記管状ケーシングの内部において前記推進機により回転駆動される管状スクリュロッドと、
    推進方向の前方側と後方側とを連通させる連通部を有しつつ前記カッタを支持する、前記管状スクリュロッドの先端に固定されて一体に回転するカッタヘッドと、
    その内周縁と前記管状スクリュロッドの外周面との間に軸線方向から見たときに環状の隙間を開けつつ前記管状ケーシングの内周面に沿って前記管状スクリュロッドの周りに螺旋状に延びるとともに、前記管状スクリュロッドの外周面に突設された支持部材に支持されて前記管状スクリュロッドと一体に回転するスクリュ羽根と、を有し、
    前記排水管は、その後端が前記管状スクリュロッドの前端に同軸に接続され、
    かつ前記推進機は、前記管状スクリュロッドの後端に同軸に接続されて前記管状スクリュロッドを回転駆動する管状の駆動部を有しており、
    前記到達坑内に流入した下水は、前記排水ポンプ、前記排水管、前記管状スクリュロッドおよび前記駆動部を介して前記発進坑側に排水可能であり、
    かつ前記到達坑内に流入した大量の雨水は、前記排水管の外周面と前記既設埋設管の内周面との間の隙間、および前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間を介して前記発進坑側に排水可能に構成されていることを特徴とする既設埋設管の更新装置。
  2. 前記発進坑内から前記推進機を吊り上げて地上に退避させた後に、前記管状ケーシングの前記発進坑側の端部と下流側の管路とを接続する接続管をさらに備え、
    前記到達坑内に流入した大量の雨水を、前記既設埋設管、前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間、前記管状ケーシング、および前記接続管を介して前記下流側の管路に排水可能に構成されていることを特徴とする請求項1に記載した既設埋設管の更新装置。
  3. 請求項1に記載した装置を用いて既設埋設管を更新する方法であって、
    前記推進機により前記排水管を順次推進して前記既設埋設管の内部に排水管を敷設し、 敷設した前記排水管の後端に前記管状スクリュロッドを接続するとともに前記管状スクリュロッドの後端に前記駆動部を接続し、
    前記推進機を用いて前記管状スクリュロッドを回転駆動することにより前記カッタを回転させて前記既設埋設管を破砕しながら前記スクリュ羽根によって前記発進坑側に破砕片を排出し、
    前記推進機を用いて前記管状ケーシングおよび前記更新管を順次推進し、
    前記到達内に流入した下水を前記排水ポンプ、前記排水管、前記管状スクリュロッドおよび前記駆動部を介して前記発進坑側に排水するとともに、
    前記到達坑内に流入した大量の雨水は、前記排水管の外周面と前記既設埋設管の内周面との間の隙間、および前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間を介して前記発進坑側に排水することを特徴とする既設埋設管の更新方法。
  4. 前記発進内から前記推進機を吊り上げて地上に退避させた後に、
    前記管状ケーシングの前記発進坑側の端部と下流側の管路とを接続管を用いて接続し、
    前記到達坑内に流入した大量の雨水を、前記既設埋設管、前記管状スクリュロッドの外周面と前記スクリュ羽根の内周縁との間の隙間、前記管状ケーシング、および前記接続管を介して前記下流側の管路に排水することを特徴とする請求項3に記載した既設埋設管の更新方法。
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