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JP4372895B2 - 接続器 - Google Patents
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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、引掛シーリングに接続可能な引掛栓刃を有する接続器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来より、天井面などの施工面に取り付けた引掛シーリングと照明器具との接続に用いられる接続器が提供されている。この種の接続器2’は、例えば図5に示すような先端部がL字状である一対の引掛栓刃29を有しており、引掛シーリング1に機械的および電気的に結合される。ここに、照明器具(図示せず)と引掛シーリング1との電気的な接続は、接続器2’に設けた接続線(図示せず)を介して行われる。
【0003】
引掛シーリング1は、上面が開口した有底円筒状のボディ11を備えており、施工面としての天井面にボディ11の上面を当接させた形で挿通孔15を通して天井面に螺入する固定ねじ(図示せず)を用いて固定される。
【0004】
引掛シーリング1のボディ11の底壁の周部には引掛栓刃29が挿入される一対の引掛栓刃挿入口19が開口されている。ここにおいて、両引掛栓刃挿入口19はボディ11の底壁の中心を中心とする一つの円弧上に形成され、それぞれ弧状に形成されている。
【0005】
一方、接続器2’は、上面が開口した直方体状のボディ21’を備えており、引掛シーリング1に取り付けるには、先端部がL字状である引掛栓刃29を引掛栓刃挿入口19の幅広部19aから引掛栓刃挿入口19に挿入した後にボディ21’を右回りに回転させ、引掛栓刃29の先端部を引掛栓刃挿入口19の幅狭部19bの周縁に重複させることにより、引掛栓刃29の先端部を引掛シーリング1のボディ11内に設けられた引掛刃受部(図示せず)に保持させるようになっている。
【0006】
また、接続器2’は、該接続器2’を引掛シーリング1に取り付けた状態で該接続器2’のボディ21’に設けられたロック解除釦25の操作に連動して一方の引掛栓刃挿入口19の幅広部19aから進退するロック爪24を備えている。ここにおいて、ロック爪24は、ロック解除釦25が押された時に幅広部19aから退出するようになっている。
【0007】
ところで、引掛シーリング1のボディ11の底壁の中央部には、引掛シーリングと接続器2’とのセンタずれ防止用の一対のリブ16が底壁の中心を通る一つの直線上で突設されており、接続器2’は、該接続器2’のボディ21’の長手方向に平行な周壁よりなる一対のガイド用リブ21cの内面に上記リブ16の端部を係止するようになっている。なお、上記リブ16は、ボディ11の底壁の中央部に突設された円板状の突出部に、中心から離れるほど底壁からの突出量が小さくなるような傾斜面を有する切欠部を設けることにより形成されており、中心から離れた側の端部の外周形状は弧状に形成されている。
【0008】
ところで、引掛シーリング1と接続器2’との結合状態が不完全であると照明器具の落下によるけがの原因となるおそれがあるので、安全性を確保するために、引掛シーリング1に接続器2’を取り付けた後には、ロック解除釦25を押さずに接続器2’のボディ21’を取り付け時と逆方向(左回り)に回して、接続器2’が外れないことを確認する確認作業が必要である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記従来構成の接続器2’では、ロック解除釦25を押さずに接続器2’のボディ21を取り付け時と逆方向に回した時に、引掛栓刃挿入口19の周方向における幅広部19aの開口内周縁にロック爪24が当接することによりロック爪24の移動が規制され、ロック爪24が幅広部19aの開口内周縁に当接した後はロック爪24を回転中心として接続器2’のボディ21’が回転し、上記センタずれ防止用のリブ16が接続器2’のボディ21’の上記周壁21cの上面に乗り上げてしまうという不具合があった。要するに、上記確認作業によって接続器2’と引掛シーリング1とのセンタがずれてしまうという不具合があった。
【0010】
本発明は上記事由に鑑みて為されたものであり、その目的は、引掛シーリングとのセンタずれをより確実に防止することができる接続器を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
請求項1の発明は、上記目的を達成するために、施工面に固定されるボディに弧状に開口された一対の引掛栓刃挿入口を有する引掛シーリングの引掛栓刃挿入口に引掛栓刃を挿入した後に器体を回転させて引掛シーリングに取り付けられる接続器であり、引掛栓刃挿入口に挿入される一対の上記引掛栓刃が突設された器体と、器体を上記ボディに取り付けた状態で器体に設けられたロック解除釦の操作に連動して一方の引掛栓刃挿入口から進退するロック爪とを備え、器体の上記ボディとの対向面の中央部に、内周壁が引掛シーリングのボディにおいて器体との対向面の中央部から突設されたセンタずれ防止用のリブを係止する略円形の凹部を有するリング状突部が形成されてなり、器体の上記対向面にリング状突部から周部に向かって延長された一対の平行な線状突部が形成され、該線状突部の延長線と平行に上記ロック爪および一方の引掛栓刃が上記リング状突部を介して対向配置されてなり、上記リング状突部から延長したロック爪側の上記線状突部と上記リング状突部との間に介在する突部を有することを特徴とするものであり記略円形の凹部を有するリング状突部が形成されてなり、器体の上記対向面にリング状突部から周部に向かって延長された一対の平行な線状突部が形成され、該線状突部の延長線と平行に上記ロック爪および一方の引掛栓刃が上記リング状突部を介して対向配置されてなり、上記リング状突部から延長したロック爪側の上記線状突部と上記リング状突部との間に介在する突部を有することにより、ロック解除釦を押さずに接続器の器体を取り付け時と逆方向に回した時に、引掛栓刃挿入口の周方向における開口内周縁にロック爪が当接することによりロック爪の移動が規制されても、上記リブは上記凹部の内周壁に沿って案内されるので、上記リブが上記凹部の開口周縁に乗り上げることがなく、引掛シーリングとのセンタずれが発生するのをより確実に防止することができる。また、器体を引掛シーリングに取り付ける場合も、引掛シーリングの引掛栓刃挿入口に引掛栓刃を挿入した後に器体を回転させる際に上記リブが上記凹部の内周壁に沿って案内されるので、器体の回転の中心軸が安定し、引掛シーリングへの器体の取り付けが容易になる。
【0012】
【発明の実施の形態】
本実施形態の接続器2は、図4に示すように天井などの施工面に取り付けた引掛シーリング1と照明器具3との接続に用いられるものであって、図1ないし図3に示すように、図5に示した従来構成と同様、器体20の上面から先端部がL字状である一対の引掛栓刃29が突出しており、引掛シーリング1に機械的および電気的に接続される。ここに、照明器具3と引掛シーリング1との電気的な接続は、接続器2に設けた接続線7(図4参照)を介して行われる。
【0013】
なお、引掛シーリング1の構成は図5に示した従来構成と同じなので、同一の構成要素に同じ符号を付して説明を省略する。
【0014】
接続器2の器体20は、上面が開口した円筒状のボディ21と、ボディ21の開口を塞ぐ円板状のカバー22とを結合して構成されており、カバー22の上面から上記一対の引掛栓刃29および一つのロック爪24が突出している。ここにおいて、引掛栓刃29はカバー22の周部においてカバー22の中心を通る一つの直線上にカバー22の中心を挟む位置で上方へ突出している。また、ロック爪24は、カバー22の上面において、一方の引掛栓刃29の突出位置からカバー22の周方向に沿ってずれた位置から突出しており、器体20を引掛シーリング1のボディ11に取り付けた状態で当該一方の引掛栓刃29が挿入される引掛栓刃挿入口19の幅広部19aに入り込むようになっている。
【0015】
ここにおいて、ロック爪24は、ボディ21の底壁から連続一体に突設された円筒状の筒状部21bの側方に設けられたロック解除釦25の操作に連動してカバー22の上面から進退するようになっており、器体20を引掛シーリング1のボディ11に取り付けた状態では、ロック解除釦25を押圧操作することにより、ロック爪24が引掛栓刃挿入口19の幅広部19aから退出し、押圧操作をやめるとロック爪24が引掛栓刃挿入口19の幅広部19aからボディ11内へ進出するようになっている。また、ロック爪24は、上方からの押圧力によってカバー22の上面からの突出量が小さくなるように下方へ移動し、該押圧力が解除されると元の位置に戻るようになっている。
【0016】
接続器2を引掛シーリング1に取り付けるには、先端部がL字状である引掛栓刃29を引掛栓刃挿入口19の幅広部19aから引掛栓刃挿入口19に挿入するとともにロック爪24の先端を引掛シーリング1のボディ11に押し付けた後に器体20を右回り(図1中の矢印Bの向き)に回転させ、引掛栓刃29の先端部を引掛栓刃挿入口19の幅狭部19bの周縁に重複させることにより、引掛栓刃29の先端部を引掛シーリング1のボディ11内に設けられた引掛刃受部(図示せず)に保持させるようになっている。なお、ロック爪24は、この回転の途中でボディ11による押圧力が解除されて先端部が引掛栓刃挿入口19の幅広部19aに入り込むようになっている。
【0017】
ところで、接続器2のカバー22には、該カバー22の上面の中央部に開口する凹部であって引掛シーリング1の底壁の中央部から突設されたセンタずれ防止用のリブ16を内周壁に係止する凹部23を有し、該凹部23の開口形状が、略円形に形成されている。
【0018】
しかして、本実施形態の接続器2では、ロック解除釦25を押さずに接続器2の器体20を取り付け時と逆方向(図1の矢印Bの向きと反対の向き)に回した時に、引掛栓刃挿入口19の周方向における幅広部19aの開口内周縁にロック爪24が当接することによりロック爪24の移動が規制されても、上記凹部23の開口形状が略円形に形成されていることにより、上記リブ16は上記凹部23の内周壁に沿って案内されるので、上記リブ16が上記凹部23の開口周縁に乗り上げることがなく、引掛シーリング1とのセンタずれが発生するのをより確実に防止することができる。また、器体20を引掛シーリング1に取り付ける場合も、引掛シーリング1のボディ11の引掛栓刃挿入口19の幅広部19aに引掛栓刃29を挿入した後に器体20を回転させる際に上記リブ16が上記凹部23の内周壁に沿って案内されるので、器体20の回転の中心軸が安定し、引掛シーリング1への器体20の取り付けが容易になる
なお、本実施形態の接続器2は、ボデイ21から連続一体に突設された筒状部21bの下端部に円筒状のランプソケット6が結合されており、例えば図4に示すような照明器具3の器具本体30に取り付けられ、ランプソケット6に電球7が接続されるようになっている。ここにおいて、接続器2のボディ21の周壁外周面の上端部には鍔状片21aが略全周に亙って突設されており、器体20を器具本体30の上方から器具本体30に穿孔された接続器挿入孔(図示せず)に挿入し、鍔状片21aの下面を器具本体30の上面に係止させた状態で器具本体30に固定されるようになっている。また、器具本体30にはセード60が着脱自在に取着される。ところで、この照明器具3は、電球70の点灯回路(図示せず)と検知エリア内の人の存否を検知する人感センサ(図示せず)とを備えており、人感センサによる検知出力が得られなくなってから所定時間(例えば30秒)後に電球70を消灯させるようになっている。このため、器具本体30は、点灯回路の回路構成部品が実装されたプリント板(図示せず)や上記人感センサが実装されたプリント板(図示せず)などを収納する有底筒状の回路ブロック収納部31を連続一体に備えており、回路ブロック収納部31の底壁からは回路ブロック収納部31の下部に位置する上記人感センサの受光レンズ8が配設されている。
【0019】
【発明の効果】
請求項1の発明は、施工面に固定されるボディに弧状に開口された一対の引掛栓刃挿入口を有する引掛シーリングの引掛栓刃挿入口に引掛栓刃を挿入した後に器体を回転させて引掛シーリングに取り付けられる接続器であり、引掛栓刃挿入口に挿入される一対の上記引掛栓刃が突設された器体と、器体を上記ボディに取り付けた状態で器体に設けられたロック解除釦の操作に連動して一方の引掛栓刃挿入口から進退するロック爪とを備え、器体の上記ボディとの対向面の中央部に、内周壁が引掛シーリングのボディにおいて器体との対向面の中央部から突設されたセンタずれ防止用のリブを係止する略円形の凹部を有するリング状突部が形成されてなり、器体の上記対向面にリング状突部から周部に向かって延長された一対の平行な線状突部が形成され、該線状突部の延長線と平行に上記ロック爪および一方の引掛栓刃が上記リング状突部を介して対向配置されてなり、上記リング状突部から延長したロック爪側の上記線状突部と上記リング状突部との間に介在する突部を有するものであり、上記略円形の凹部を有するリング状突部が形成されてなり、器体の上記対向面にリング状突部から周部に向かって延長された一対の平行な線状突部が形成され、該線状突部の延長線と平行に上記ロック爪および一方の引掛栓刃が上記リング状突部を介して対向配置されてなり、上記リング状突部から延長したロック爪側の上記線状突部と上記リング状突部との間に介在する突部を有することにより、ロック解除釦を押さずに接続器の器体を取り付け時と逆方向に回した時に、引掛栓刃挿入口の周方向における開口内周縁にロック爪が当接することによりロック爪の移動が規制されても、上記リブは上記凹部の内周壁に沿って案内されるので、上記リブが上記凹部の開口周縁に乗り上げることがなく、引掛シーリングとのセンタずれが発生するのをより確実に防止することができるという効果がある。また、器体を引掛シーリングに取り付ける場合も、引掛シーリングの引掛栓刃挿入口に引掛栓刃を挿入した後に器体を回転させる際に上記リブが上記凹部の内周壁に沿って案内されるので、器体の回転の中心軸が安定し、引掛シーリングへの器体の取り付けが容易になるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態を示す斜視図である。
【図2】同上を示し、(a)は平面図、(b)は(a)のA−A’断面図である。
【図3】同上を示し、引掛シーリングのボディに器体を取り付けた状態の断面図である。
【図4】同上を利用した照明器具の説明図である。
【図5】従来例を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 引掛シーリング
2 接続器
11 ボディ
16 リブ
19 引掛栓刃挿入口
19a 幅広部
20 器体
21 ボディ
22 カバー
23 凹部
24 ロック爪
25 ロック解除釦
29 引掛栓刃

Claims (1)

  1. 施工面に固定されるボディに弧状に開口された一対の引掛栓刃挿入口を有する引掛シーリングの引掛栓刃挿入口に引掛栓刃を挿入した後に器体を回転させて引掛シーリングに取り付けられる接続器であり、引掛栓刃挿入口に挿入される一対の上記引掛栓刃が突設された器体と、器体を上記ボディに取り付けた状態で器体に設けられたロック解除釦の操作に連動して一方の引掛栓刃挿入口から進退するロック爪とを備え、器体の上記ボディとの対向面の中央部に、内周壁が引掛シーリングのボディにおいて器体との対向面の中央部から突設されたセンタずれ防止用のリブを係止する略円形の凹部を有するリング状突部が形成されてなり、器体の上記対向面にリング状突部から周部に向かって延長された一対の平行な線状突部が形成され、該線状突部の延長線と平行に上記ロック爪および一方の引掛栓刃が上記リング状突部を介して対向配置されてなり、上記リング状突部から延長したロック爪側の上記線状突部と上記リング状突部との間に介在する突部を有することを特徴とする接続器。
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