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JP4377919B2 - 電気接続箱 - Google Patents
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Description

本発明は、ケースの構造を改良した電気接続箱に関する。
例えば自動車に搭載される電気接続箱として、基板上に電気回路を構成した回路構成体をケースに収容した構造のものがある。回路構成体は、例えばプリント回路基板と、そのプリント回路基板の裏面に沿って配索した複数本のバスバーと、プリント回路基板の表面側に実装されるリレー等のスイッチング素子とを備えて構成される。回路基板の周縁部からは、各バスバーの端部を曲げ加工して形成した端子部が突出され、その端子部がハウジングで覆われている。一方、ケースは、回路基板の周縁に沿って回路構成体を包囲するように配置される枠体と、その枠体の裏面側から回路構成体の裏面に密着するように枠体に固定される放熱板と、表面側から枠体に取り付けられて回路構成体を覆うカバーとを備えて構成される。尚、この種の電気接続箱としては、下記の特許文献1(特開2003−164039公報)に開示されているもの等がある。
この種の電気接続箱において、バスバーの先端寄りを枠内の内部で回路基板に対して表面側へ立ち上げるように略直角に折り曲げ、さらにその折り曲げ部よりも先端側を回路基板とは反対側に向かうように略直角に横向きに折り曲げ、その先端を端子部とし、それらの端子部が枠体の表面側に配置されるようにした構成が考えられる。
このような形態の電気接続箱の組み付けは、次のようにして行われる。まず、スイッチング素子等を実装した回路構成体を、端子部と枠体との干渉を避けるために枠体の表面側から枠体内に挿入するように組み付け、その後、バスバーの裏面と枠体の裏面に放熱板を接着し、最後に枠体の表面側にカバーを組み付けて回路構成体を覆う。
ところで、バスバーを備える電気接続箱では、通電に起因してバスバーに発生する熱を放熱板を介して外部へ放出するようになっているが、この放熱効率を高めるためには、回路基板の裏面にあるバスバーと放熱板との密着性を高めることが必要である。そして、密着性を高めるためには、回路基板と放熱板とを接着剤を挟んで押し付けるプレス治具が回路基板の両面において広範囲に亘って押圧し、バスバーと放熱板を広範囲に亘って強力に接着させることが必要となる。
ところが、上記のように回路基板にスイッチング素子が実装された状態で回路構成体と放熱板を接着するようになっているものでは、接着用のプレス治具をスイッチング素子に当接させることができないため、プレス治具は回路基板の表面のうちスイッチング素子が配置されていない領域のみを局部的に押圧せざるを得ない。したがって、バスバーと放熱板を広範囲に亘って強力に接着させることができず、放熱効率の低下が懸念されていた。
かといって、先に回路基板や枠体に放熱板を接着しておき、その後に、回路基板にスイッチング素子等を実装すると、例えば合成樹脂製の枠体の耐熱性の関係上、スイッチング素子の実装のためにリフロー半田付けが利用できないという工程上の制約が生じてしまう。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、バスバーと放熱板を広範囲に亘って密着できる電気接続箱を提供することを目的とする。
特開2003−164039公報
本出願の第1の発明は、回路構成体を周囲から包囲するように配置される枠体を、回路基板の周縁のうちバスバーの端子部と非対応の領域に沿って配される第1枠部材と、回路基板の周縁のうち端子部に対応する領域に配置される第2枠部材とを合体させて構成するところに特徴を有する。
このようにすると、電気接続箱の組付けの際には、まずスイッチング素子が実装されていない回路基板とバスバーに対して放熱板を接着することができる。このとき、回路基板にはスイッチング素子が実装されていないので、回路基板の表面を広い領域に亘って押圧することによって、バスバーと放熱板とを強固に接着させることができる。
そして、次に回路基板にスイッチング素子を実装すれば、回路構成体が組み上がる。このときは、まだ回路構成体に枠体が取り付けられていない状態であるから、枠体の耐熱性に制約を受けることなくリフロー半田付けを採用できる。その後、第1枠部材と第2枠部材を合体させて放熱板上の回路構成体を周囲から包囲状態とし、その後に、枠体にカバーを組み付ければよい。
したがって、本発明によれば、枠体を、第1枠部材と第2枠部材とに分割した構造としたので、スイッチング素子が実装済みの回路構成体に対し放熱板との接着に先だって枠体を裏側から組み付けなければならない、という制約がなく、スイッチング素子を実装する前に回路基板を広範囲に亘って押圧することによりバスバーと放熱板を強固に接着させることが可能である。
また、このように枠体を、第1枠部材と第2枠部材とに分割した構造とした場合、形状やスペースなどの制約のために、第1枠部材や第2枠部材を放熱板に対して放熱板の板面に平行に移動させつつ組み付ける場合があり得る。この場合、放熱板に予め枠部材との間のシールを行うシール剤が塗布されていると、そのシール剤が組み付け時に移動する枠部材によって擦り取られ、シール剤の層の厚さが薄くなり、その結果、シール性が得られなくなることが懸念される。
そこで、第2の発明は、枠体を、放熱板に固着された第1枠部材と、放熱板の板面に沿う方向から組み付けられて第1枠部材と合体されることで回路構成体を包囲する第2枠部材とから構成した上で、第2枠部材と放熱板との相互の接触面は第2枠部材の組み付け方向の先方側が高くなる傾斜面とした。これにより、相互の接触面に塗布されているシール剤が第2枠部材の組み付け時に第2枠部材によって擦り取られる量は僅かな量に抑えられるから、シール剤の層は過剰に薄くならずに所要の厚さに保たれ、高いシール性能を得ることができる。
は、実施形態の斜視図 は、回路構成体の斜視図 は、回路構成体に第1枠部材を組み付ける前の状態をあらわす斜視図 は、第1枠部材に第2枠部材と第2コネクタハウジングを組み付ける前の状態をあらわす斜視図 は、第2枠部材に第1コネクタハウジングを組み付ける前の状態をあらわす斜視図 は、枠体にカバーを組み付ける前の状態をあらわす斜視図 は、断面図 は、回路構成体の断面図 は、回路構成体に第1枠部材を組み付ける前の状態をあらわす断面図 は、第1枠部材に第2枠部材と第2コネクタハウジングを組み付ける前の状態をあらわす断面図 は、第2枠部材に第1コネクタハウジングを組み付ける前の状態をあらわす断面図 は、枠体にカバーを組み付ける前の状態をあらわす断面図 は、回路構成体の平面図 は、第1コネクタハウジングが組み付けられた状態の第2枠部材を裏面から見た斜視図 は、第1枠部材と第2枠部材を分離した状態をあらわす底面図 は、第1枠部材と第2枠部材を組み付けて構成された枠体の底面図 は、放熱板に第2枠部材を組み付ける工程をあらわす拡大断面図 は、放熱板に第2枠部材を組み付けた状態をあらわす拡大断面図
符号の説明
10…回路構成体
11…プリント回路基板(回路基板)
12…バスバー
13…スイッチング素子(回路素子)
16A…立ち上がり部
17A…端子部
20…ケーシング
21…枠体
22…第1枠部材
23…第2枠部材
24A…ブリッジ部
25…端子支え部
26A,26B…キャビティ
30…放熱板
60…カバー
71…取付台
73…取付片
74…係止突部(係止部)
90a…第1シール面(第2枠部材と放熱板との相互の接触面)
90b…補助シール面(第2枠部材と放熱板との相互の接触面)
90c…第2シール面(第1枠部材と第2枠部材との間の接触面)
90d…第3シール面(第1枠部材と第2枠部材との間の接触面)
91…シール剤
以下、本発明を具体化した実施形態を図1乃至図18を参照して説明する。本実施形態の電気接続箱は、自動車に搭載され、バッテリ(図示せず)とランプ、オーディオ等の図示しない電装品との間に介設され、バッテリから供給される電力を各電装品に分配・供給するとともに、これら電力供給の切り替え等の制御を行うものである。
以下、各構成部材において、図1の上側(カバー60側)を表側、下側(図1に現れていない放熱板30側)を裏側、左手前側を下方、右奥側を上方とし、また、右手前側を右方、左奥側を左方として説明する。尚、図においては、電気接続箱は、その表側が上向きとなるように描かれているが、自動車等に搭載されるときには図1の右奥側が上側、左手前側が下側となる向きで車体に取り付けられる。
電気接続箱は、回路構成体10と、回路構成体10を収容するケーシング20とを備えて構成される。
回路構成体10は、図2に示すように、プリント回路基板11と、プリント回路基板11の裏面(図における下面)に沿って配索した複数のバスバー12と、プリント回路基板11の表面側(図における上面側)に実装されるリレーなどの回路素子であるスイッチング素子13と、端子金具14とを備えて構成されている。プリント回路基板11は、概ね方形をなし、その下端縁のうち略左半分の領域は上端縁に対して斜めをなす傾斜縁部となっている。
バスバー12はプリント回路基板11の裏面に接着されており、バスバー12の端部に形成した複数の第1端子部15Aがプリント回路基板11の上端縁から突出されているとともに、同じくバスバー12の端部に形成した複数の第2端子部15Bがプリント回路基板11の下端縁から突出されている。
第1端子部15Aは、プリント回路基板11に対して略直角に表面側(上向き)に立ち上がる立ち上がり部16Aと、この立ち上がり部16Aの立ち上がり端から上方(プリント回路基板11とは反対側)へ略直角に(プリント回路基板11とほぼ平行に)延出する端子部17Aとから構成され、側方から見て略L字形をなす。この複数の第1端子部15Aは、プリント回路基板11の上端縁に沿って並列している。一方、第2端子部15Bは、プリント回路基板11に対して略直角に表面側(上向き)に立ち上がる立ち上がり部16Bと、この立ち上がり部16Bの立ち上がり端から下方(プリント回路基板11とは反対側)へ略直角に(プリント回路基板11とほぼ平行に)延出するタブ部17Bとから構成され、側方から見て略L字形をなす。この複数の第2端子部15Bは、プリント回路基板11の下端縁のうち傾斜縁部よりも右方の領域(上端縁と平行な領域)に沿って並列している。これらの第2端子部15Bは、電装品への給電経路である外部ハーネス(図示せず)に接続される。
図5に示すように、端子金具14は、金属板材を曲げ加工したものであり、全体として上下方向に細長い形状をなす。端子金具14の略上半領域は、第1端子部15Aの端子部17Aとほぼ同形状のヒューズ接触部14aとなっており、端子金具14の略下半領域は、第2端子部15Bのタブ部17Bと同様にタブ状をなす出力用接触部14bとなっている。この端子金具14は、後述する第2枠部材23と第1コネクタハウジング40とに取り付けられる。これらの端子金具14も、第2端子部15Bと同様に、電装品への給電経路である外部ハーネス(図示せず)に接続される。
図1、図3に示すように、ケーシング20は、合成樹脂等の絶縁材料からなる枠体21と、枠体21に対しその裏側の開口を塞ぐように固着される金属製の放熱板30と、枠体21に対しその表面側(放熱板30とは反対側)の開口を塞ぐように組み付けられる合成樹脂製のカバー60と、枠体21に組み付けられる合成樹脂製の第1コネクタハウジング40と、枠体21に組み付けられる合成樹脂製の第2コネクタハウジング50とを備えている。
枠体21は、図4に示すように、第1枠部材22と、ヒューズボックスとして機能する第2枠部材23との2部品を合体させて構成され、プリント回路基板11の周縁に沿って回路構成体10を全周に亘って連続して包囲するように配置されているとともに、放熱板30の表面に接着性を有するシール剤91により固定されている。第1枠部材22は、プリント回路基板11の周縁のうち下端縁に沿う下枠部22Bと、その左側の端部からプリント回路基板11の左縁部に沿って直線的に延びる左枠部22Lと、下枠部22Bの右側の端部からプリント回路基板11の右縁部に沿って直線的に延びる右枠部22Rとからなり、概ね角張ったC字形をなす。更に詳しくは、第1枠部材22の下枠部22Bの略左半分領域は、プリント回路基板11の下端縁の傾斜縁部に沿うように、第1枠部材22の左右両枠部22L,22Rに対して斜めを向いた傾斜枠部22Sとなっており、下枠部22Bのうち傾斜枠部22Sよりも右方の領域は、第2端子部15Bよりも下方に位置する。
第1枠部材22には、図4に示すように、その左右両枠部22L,22Rの上端部よりも少し下に下がった部分同士をつなぐ形態のブリッジ部24Aが形成されている。このブリッジ部24Aは、第1端子部15Aの立ち上がり部16Aに対して下方(プリント回路基板11側であり、端子部17Aとは反対側)に位置する。このブリッジ部24Aには、各第1端子部15Aの立ち上がり部16Aと対応してブリッジ部24Aの長さ方向に対してほぼ直角に延びる板状の端子支え部25が形成されていて、これがその立ち上がり部16Aに対してプリント回路基板11側から接触している。
なお、第1枠部材22には、右枠部22Rの下端に近い位置と傾斜枠部22Sのほぼ中央位置とを連結した形態であって、下枠部22Bと略平行をなす補助ブリッジ部24Bが形成されている。補助ブリッジ部24Bは、第2端子部15Bの立ち上がり部16Bに対して上方(プリント回路基板11側であり、タブ部17Bとは反対側)から接触している。
第1枠部材22の左右両枠部22L,22Rの上端部には、図7、図9に示すように、その裏面における上端縁部を斜め上裏方へ突出させた形態の楔状断面の突出部70が形成されている。この突出部70の裏面は、後述する放熱板30の傾斜部32Aに形成されている第1シール面90aと同じ勾配とされている。また、この突出部70の上端面における少なくとも裏端縁部を含む領域は、水平方向(放熱板30に対する第2枠部材23の組付け方向と平行な方向であり、放熱板30の板本体31と平行な方向)に対して直角に近い角度で傾斜した平坦状の第2シール面90cとなっている。
第2枠部材23は、プリント回路基板11の上端縁に沿って配置され、シール剤91により放熱板30の表面に固着されているとともに、シール剤91により第1枠部材22に固着されている。第2枠部材23内には、上下方向に貫通する複数のキャビティ26A,26Bが表裏2段に分かれて左右方向に並列して形成されており(図4参照)、第1端子部15Aの端子部17Aが、裏段側のキャビティ26Bに対して下方から挿入されている。挿入された第1端子部15Aは、端子部17Aの係止孔18Aをキャビティ26Bのランス27Bに係止させることで、抜止め状態に保持されている。そして、第2枠部材23のうち、裏段側のキャビティ26Bよりも裏方の部分23Aが、第1端子部15Aの端子部17Aよりも裏面側(即ち、端子部17Aと放熱板30との間)に配置されることになる。
第2枠部材23には、その上端縁に沿って覆蓋部80が形成されている(図7、図10参照)。覆蓋部80は、第2枠部材23の上端縁から斜め裏上方(裏面側)へ延出する板状の傾斜状覆い部80Aと、傾斜状覆い部80Aの上端縁から水平(放熱板30の板本体31と平行)に延出する板状の水平覆い部80Bとからなる。
傾斜状覆い部80Aの幅寸法は第2枠部材23とほぼ同じ寸法とされ、全体として幅方向(左右方向)に細長い形状をなす。この傾斜状覆い部80Aの裏面は、第1枠部材22の突出部70の裏面と同じ勾配であって平坦状をなす補助シール面90bとなっている。また、傾斜状覆い部80Aの下端面は、上記した第1枠部材22の第2シール面90cと同じ勾配の平坦状をなす第3シール面90dとなっている。
一方、水平覆い部80Bは、全体として幅方向に細長く、傾斜状覆い部80Aの右端から、傾斜状覆い部80Aの左端よりも少し中央寄りの位置に至る範囲に亘って形成されている。水平覆い部80Bの上端縁は傾斜状覆い部80Aの上端縁(傾斜状覆い部80Aと水平覆い部80Bとの境界線)に対して傾斜しており、水平覆い部80Bの上下方向の寸法は、右端側から左端側に向かって次第に大きくなっている。また、水平覆い部80Bには、円形の貫通孔81が形成されている。
放熱板30は、プリント回路基板11と概ね相似形であり、且つプリント回路基板11よりも一回り大きい形状をなす板本体31と、板本体31の上端縁から裏面側上方へ段差状に延出した形態の板状のブラケット32とを一体に有する(図3参照)。板本体31の表面には、バスバー12の裏面が接着剤(図示せず)により絶縁状態で固着され、固着された状態では、プリント回路基板11とバスバー12(端子部15A,15Bを含む)は、放熱板30の周縁から外側へ突出することがなく、放熱板30の表裏方向(上下方向)に視た投影面内に配置される。
ブラケット32は、板本体31の上端縁に連なるとともに、この板本体31の上端縁に対して斜め裏上方(裏面側)へ延出する板状の傾斜部32Aと、傾斜部32Aの上端縁から板本体31と略平行に延出する板状の取付部32Bとからなる。傾斜部32Aの幅寸法は板本体31とほぼ同じかそれよりも僅か狭い寸法とされ、全体として幅方向(左右方向)に細長い形状をなす。一方、取付部32Bは、全体として幅方向に細長く、傾斜部32Aの右端から、傾斜部32Aの左端よりも少し中央寄りの位置に至る範囲に亘って形成されている。取付部32Bの上端縁は傾斜部32A及び板本体31の上端縁に対して傾斜しており、取付部32Bの上下方向の寸法は、右端側から左端側に向かって次第に大きくなっている。また、取付部32Bの左端部には、裏方に向かって略方形に叩き出した形態の膨出部32Dが形成されている。そして、この膨出部32Dには、略円形のボルト孔32Hが貫通して形成されているとともに、取付部32Bの上端縁からボルト孔32Hに達する切込み32Cが形成されている。
傾斜部32Aの表面(上面)は、上記した第1枠部材22の突出部70の裏面(下面)及び第2枠部材23の傾斜状覆い部80Aの補助シール面90bと同じ勾配(傾斜角度)に設定されている。そして、この傾斜部32Aの上面における下端部領域は、第1シール面90aとなっている。放熱板30に第2枠部材23を組み付けた状態では、傾斜部32Aと取付部32Bの表面(上面)が、夫々、第2枠部材23の傾斜状覆い部80Aと水平覆い部80Bによって覆い隠される。
図1、図5に示すように、第1コネクタハウジング40は、下方に開口する左右2つの筒状嵌合部41と、ロック突起42とを有している。第1コネクタハウジング40には、複数の端子金具14が、その出力用接触部14bを上方から圧入させることによって組み付けられ、組み付け状態では、出力用接触部14bが筒状嵌合部41内に収容されるとともに、ヒューズ接触部14aが第1コネクタハウジング40から上方に突出されている。この筒状嵌合部41には、外部ハーネス(図示せず)のコネクタ(図示せず)が嵌合され、そのコネクタに取り付けられた接続端子(図示せず)が、出力用接触部14bに接続されるようになっている。
第1コネクタハウジング40は第2枠部材23に対して下方から組み付けられる。組み付けの過程では、ヒューズ接触部14aが第2枠部材23の表側のキャビティ26Aに下方から差し込まれ、その係止孔14cにキャビティ26A内のランス27Aを係止させることで、抜止め状態に保持されている。第1コネクタハウジング40は、そのロック突起42を第2枠部材23のロックアーム23Bに係止させることで、第2枠部材23に対して組付け状態にロックされている。組み付けられた第1コネクタハウジング40は、第1端子部15Aよりも表面側(プリント回路基板11とは反対側)に位置する。
第2枠部材23には、図7に示すように、表側のキャビティ26Aと裏側のキャビティ26Bに連通するヒューズ収容空間28が形成されており、このヒューズ収容空間28内においては、裏側に位置する第1端子部15Aの端子部17Aと表側に位置する端子金具14のヒューズ接触部14aとがヒューズ(図示せず)によって接続されている。
図4に示すように、第2コネクタハウジング50は、下方に開口するとともに、左右に仕切られた2つの筒状嵌合部51を有する。第2コネクタハウジング50は、第1枠部材22の下枠部22Bにおける傾斜枠部22Sよりも右方の領域(補助ブリッジ部24Bと略平行な領域)の表面に組み付けられ、第2コネクタハウジング50の左右両端部においてビス(図示せず)により固定されている。組付けの過程では、第2端子部15Bのタブ部17Bが第2コネクタハウジング50に対して上方から相対的に貫通され、組付け状態では、タブ部17Bが筒状嵌合部51内に収容されている。また、第2コネクタハウジング50は補助ブリッジ部24Bよりも下方に位置する。そして、この筒状嵌合部51には、外部ハーネス(図示せず)のコネクタ(図示せず)が嵌合され、そのコネクタに取り付けられた接続端子(図示せず)がタブ部17Bに接続されるようになっている。
図6に示すように、カバー60は、全体としてプリント回路基板11とほぼ相似形であって、プリント回路基板11よりも一回り大きい形状をなす。カバー60には、第1コネクタハウジング40の2つの筒状嵌合部41との干渉を回避するために上端縁を方形に切欠した形態の切欠部61が形成されている。
また、カバー60の上端縁には、表面側へ立ち上がる取付部62が左右一対形成されている。さらに、カバー60の左右両側縁には、上下方向に細長く延びる係止リブ63が形成され、係止リブ63には、弾性係止片64が形成されている。かかるカバー60は、表面側から枠体21に対して組み付けられ、係止リブ63の弾性係止片64が第1枠部材22の左右両外側面の係止突起29に係止することで、カバー60が枠体21に対して組付け状態にロックされる。また、取付部62は第1コネクタハウジング40の表面側に当接され、表面側から取付部62と第1コネクタハウジング40の左右両端部を貫通して第2枠部材23にねじ込んだビス(図示せず)により、カバー60と第1コネクタハウジング40と第2枠部材23とが固定される。
なお、第1枠部材22の左右両枠部22L,22Rにおける上端部には、それぞれ取付台71が設けられている。各取付台71は上下方向にやや長い直方体状をなしており、その上端部には前述の突出部70が形成されている。そして、各取付台71の下面は平坦な面とされ、放熱板30に対する第2枠部材23の組み付け方向に対し略直角方向をなす係止面72とされている。この取付台71のほぼ中央位置にはビス孔71Aが形成されている。また、前述したブリッジ部24Aは、この取付台71同士を連結した形態とされている。
第2枠部材23において各取付台71に対応する位置、言い換えると、第2枠部材23の左右両端部における表裏方向ほぼ中央位置には、取付片73がそれぞれ形成されている。各取付片73は、第2枠部材23の下面から下方に延出した上下方向に長い略長方形の板状をなし、第1枠部材22の取付台71の表面に表側から取り付けられるようになっている。各取付片73のほぼ中央位置、言い換えると、取付台71のビス孔71Aと対応する位置にはビス孔73Aが形成されており、両ビス孔71A,73Aを重ねた位置においてビス(図示せず)をねじ込むことにより第2枠部材23と第1枠部材22とが固定されるようになっている。
そして、左右両取付片73の裏面には、図14に示すように、係止突部74(本発明の係止部に該当する)がそれぞれ1箇所ずつ、計2箇所に形成されている。係止突部74は、各取付片73の下端部における左右方向ほぼ中央位置にそれぞれ設けられている。各係止突部74は、取付片73の裏面から裏方に向けて突出形成され、上下方向に細長い形状をなしている。この係止突部74の下面は下方へ向かって下る案内斜面75とされ、一方、係止突部74の上面は、取付片73の裏面に対し略直角をなすとともに取付台71の係止面72と対向する変位規制面76とされている。そして、第2枠部材23が第1枠部材22に取り付けられ、つまり取付片73が取付台71の表面に取り付けられた状態では、この変位規制面76が係止面72に対し下方から当接するようになっている。
次に、電気接続箱の組み付け手順を説明する。
組付けに際しては、まず、スイッチング素子13が実装されていないプリント回路基板11とバスバー12とを接着剤(図示せず)により固着し、次いでバスバー12と放熱板30とを接着する。このとき、プリント回路基板11にはスイッチング素子13が実装されていないので、プリント回路基板11の表面を広い領域に亘って押圧することにより、バスバー12と放熱板30とを強固に接着させることができる。
次に、プリント回路基板11にスイッチング素子13を実装し(図2及び図8を参照)、これにより、回路構成体10が概ね組み上がる(図3及び図9を参照)。この後、放熱板30の板本体31の表面に、第1枠部材22に沿って略「C」字形をなすように接着性を有するシール剤91を塗布し、放熱板30の第1シール面90aと第1枠部材22の裏面全体にも同じシール剤91を塗布する。そして、放熱板30に対し、表面側から板本体31と略直角に第1枠部材22を接近させると、シール剤91により、第1枠部材22が放熱板30の板本体31の表面に対して液密状に接着される。同時に、第1枠部材22の突出部70の裏面が放熱板30の傾斜部32Aの第1シール面90aにおける下端部に接着される(図4及び図10を参照)。これにより、第1枠部材22の裏面と放熱板30の表面との隙間がシールされる。
この状態では、第2シール面90cが、放熱板30に対する第2枠部材23の組付け方向(放熱板30の板本体31と平行な方向)に対して傾斜し、且つ第1シール面90aに対して鈍角をなすように連なっている。換言すると、第2シール面90cが第1シール面90aの下端部から斜め表下方へ立ち上がるように連なっている。
さて、第1枠部材22が固着された後は、第2枠部材23の補助シール面90bに、接着性を有するシール剤91を塗布する。このとき、第1枠部材22の上端面の第2シール面90cと第2枠部材23の下端面の第3シール面90dとにはシール剤91は塗布しなくてよい。この後、第1枠部材22及び放熱板30に対し、第2枠部材23を、上方から放熱板30の板本体31と略平行に接近させつつ組み付ける(図17参照)。組付けの過程では、第2枠部材23が正規の組付け位置に達する直前に、補助シール面90bのシール剤91と第1シール面90aのシール剤91とが、その塗布領域のほぼ全体に亘ってほぼ同時に面接触する。そして、面接触した直後に第2枠部材23が正規の組付け状態に至り、第1シール面90aと補助シール面90bとが液密状に接着され、これにより、第2枠部材23の裏面と放熱板30の表面との隙間がシールされる。
補助シール面90bのシール剤91と第1シール面90aのシール剤91とが面接触してから第2枠部材23が放熱板30に対して正規の組付け位置に至るまでの間に、第2枠部材23の傾斜状覆い部80Aの裏面が、第1シール面90aのシール剤91を僅かではあるが全体的に下方(第2枠部材23の組付け方向における前方であり、図17における左方)へ圧迫するようにして押し動かすとともに、傾斜状覆い部80Aの下端縁部が、第1シール面90aのシール剤91の一部を擦り取るようにして下方へ押し動かす。そして、この第2枠部材23によって下方へ押し動かされたシール剤91は、第2シール面90cに沿って押し上げられ、その結果、第2シール面90cにシール剤91が塗布された状態となる。そして、この直後、第2枠部材23の第3シール面90dが、第2シール面90cに対し、面接触状に当接し、第2シール面90cと第3シール面90dとが液密状に接着される(図18を参照)。これにより、第1枠部材22の上端面と第2枠部材23の下端面との隙間もシールされる。
尚、第2枠部材23を放熱板30に組付ける過程では、裏側のキャビティ26Bに第1端子部15Aの端子部17Aが挿入するとともに、第2枠部材23のうち裏側のキャビティ26Bよりも裏面側の部分23Aが第1端子部15Aと放熱板30との間の空間(第1端子部15Aよりも裏面側の空間)に潜り込む(図5及び図11を参照)。
また、第2枠部材23を放熱板30に組み付ける過程では、第2枠部材23の取付片73に形成された係止突部74の案内斜面75が第1枠部材22の取付台71に当接し、この案内斜面75に案内されつつ係止突部74が取付台71の表面に乗り上げるとともに取付片73が表側に撓む。そして、第2枠部材23がさらに下方に押し動かされて係止突部74が取付台71を乗り越えると、取付片73は自身の弾性力により元の姿勢に復帰し、取付台71の係止面72に係止突部74の変位規制面76が係止される。こうして、第2枠部材23は第1枠部材22に対し、少なくとも第1シール面90a、補助シール面90b、第2シール面90c、および第3シール面90dの間のシール剤91が乾くまでの間、もしくは第2枠部材23と第1枠部材22とがビスにより固定されるまでの間、上方、すなわち第2枠部材23の組み付け方向とは逆方向への変位を規制された状態に保持される。以上により、裏面側の開口が放熱板30によって液密状にシールされた状態の枠体21が構成される。
このようにプリント回路基板11を全周に亘って包囲する枠体21が構成されるとともに、プリント回路基板11とバスバー12とを裏面側から覆う放熱板30が枠体21に固定された後は、枠体21と放熱板30とによって構成された凹部内に防水用の充填材(図示せず)を注入する。充填材は、バスバー12における第1端子部15Aと第2端子部15Bとを除いた領域(即ち、プリント回路基板11の裏面に沿って配索されている領域)と、プリント回路基板11の全体と、プリント回路基板11におけるスイッチング素子13との接触部分を覆い、これにより、プリント回路基板11とバスバー12とスイッチング素子13の導通部分に対する浸水や異物の干渉が防止される。
この後は、第2枠部材23に対して第1コネクタハウジング40を組み付けるとともに、端子金具14のヒューズ接触部14aを表側のキャビティ26A内に挿入させ、第2枠部材23のロックアーム23Bとロック突起42との係止により、第1コネクタハウジング40と第2枠部材23を組付け状態にロックする。また、この第1コネクタハウジング40の組付けと前後して、第2コネクタハウジング50を第1枠部材22に組み付けるとともに、第2端子部15Bを第2コネクタハウジング50に取り付け、ビス(図示せず)により第2コネクタハウジング50と第1枠部材22とを組付け状態にロックする(図6及び図12を参照)。
最後に、カバー60を表面側から枠体21に組み付け、弾性係止片64と係止突起29の係止により、組付け状態にロックするとともに、ビス(図示せず)によりカバー60と第1コネクタハウジング40と第2枠部材23とを固定する(図1及び図7を参照)。このカバー60により、プリント回路基板11とスイッチング素子13が覆い隠される。
上述のように本実施形態においては、枠体21を、第1端子部15Aの裏側に配置される第2枠部材23と、プリント回路基板11の周縁のうち第1端子部15Aと非対応の領域に沿って配される第1枠部材22との2部品構造としているので、スイッチング素子13が実装済みの回路構成体10に対し放熱板30との接着に先だって枠体21を裏側から組み付けなければならない、という制約がなくなっている。これにより、スイッチング素子13を実装する前にプリント回路基板11を広範囲に亘って押圧することができ、ひいては、バスバー12と放熱板30を広範囲に亘って強固に接着させることが可能となっている。
また、第1枠部材22における第2枠部材23との連結端部は、自由端であることから、開いたり閉じたりするように変形することが懸念されるが、本実施形態では、第1枠部材22における第2枠部材23との連結端部同士をブリッジ部24Aによって連結したので、第1枠部材22の変形を防止することができる。
また、第1端子部15Aの端子部17Aには、上方から相対的に第2枠部材23が嵌合されるときに、ランス27Bが当接して嵌合抵抗を生じ、この嵌合抵抗に起因する押圧力のために、立ち上がり部16Aがプリント回路基板11側へ倒れるような形態で第1端子部15Aが変形することが懸念される。しかし、本実施形態では、第2枠部材23(ランス27B)からの押圧力を端子支え部25が受け止めるようになっているので、第1端子部15Aの変形を防止することができる。
さらに、放熱板30の第1シール面90aと第2枠部材23の補助シール面90bを、放熱板30に対する第2枠部材23の組付け方向に対して傾斜させている。これにより、第1シール面90aに塗布されているシール剤91が第2枠部材23によって擦り取られる量は、僅かな量に抑えられている。したがって、第1シール面90aと補助シール面90bとの隙間におけるシール剤91の層は、薄くならずに所期の厚さに保たれるとともに、シール面90a,90b全域に亘ってほぼ均一に塗着された状態となり、高いシール性能を得ることができる。
また、放熱板30には、この放熱板30の第1シール面90aにおける第2枠部材23の接近方向先方側の端縁(下端縁)に連なる第2シール面90cを備えた第1枠部材22が固着されており、第1シール面90aに塗布されているシール剤91の一部が、第2枠部材23によって擦り取られて第1枠部材22の第2シール面90c上に塗着され、この第2シール面90c上のシール剤91により、第2枠部材23と第1枠部材22との隙間がシールされるようにしている。つまり、放熱板30に第2枠部材23を合体させるのに伴って、第1枠部材22の第2シール面90cにシール剤91が塗着するようになっているので、第2枠部材23の第3シール面90dと第2シール面90cにシール剤91を塗布せずに済む。
また、第1枠部材22の第2シール面90cが、放熱板30に対する第2枠部材23の組付け方向に対して傾斜し、且つ放熱板30の第1シール面90aに対して鈍角をなしているので、第2シール面90cに塗着されたシール剤91は、第2枠部材23に押されることによって第1シール面90aから離間する方向へ拡げられていく。したがって、第1枠部材22と第2枠部材23との間のシール領域が拡大し、このシール領域におけるシール性能が向上する。
加えて、第2枠部材23の取付片73に設けられた係止突部74の変位規制面76が、第1枠部材22の取付台71の係止面72に対し下方から係止することにより、第2枠部材23は上方(組付方向とは逆方向)へ変位することを規制されているので、第2枠部材23は第1枠部材22に組み付けられた状態に保持される。これにより、第1シール面90a、補助シール面90b、第2シール面90cおよび第3シール面90dの間のシール剤91が乾燥するまでの間に、これらのシール面において位置ずれが発生し、シール剤91の層の厚さに偏りが生じてシール性能が低下してしまうことを防止できる。
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では第1枠部材22にブリッジ部24Aを設けたが、これは強度上の必要に応じて設ければよく、必ずしも必須ではない。
(2)上記実施形態では枠体21を2つの部品で構成したが、枠体を3つ以上の部品で構成してもよい。
(3)上記実施形態では、放熱板30のブラケット32に傾斜した第1シール面90aを設けたが、本発明によれば、放熱板におけるブラケット以外の部分(板本体)に傾斜したシール面を設けてもよい。
(4)上記実施形態では、第1シール面90aと補助シール面90bとの双方にシール剤を塗布した状態で第2枠部材23を放熱板30に組み付けたが、本発明によれば、第1シール面と補助シール面のいずれか一方のみにシール剤を塗布した状態で第2枠部材を放熱板に組み付けても良い。
(5)上記実施形態では、第2枠部材23には、第2枠部材23の組み付け方向とは逆方向への変位を規制する係止突部74が設けられているが、本発明によれば、例えば、第1枠部材のキャビティに挿入された第1端子部とキャビティのランスとの係止によって第1枠部材の変位が規制される場合、もしくは、第1枠部材と第2枠部材とを組み付け状態に保持可能な保持部材を別途設けることによって第1枠部材の変位が規制される場合等においては、係止突部を設けなくてもよい。
(6)上記実施形態では、係止突部74は第2枠部材23の取付片73に形成されているが、本発明によれば、係止突部は第1枠部材側に形成されていてもよい。

Claims (12)

  1. 回路基板の一方の面に回路素子が実装されると共に、反対側の面にその回路基板の周縁よりも外方に突出する形態のバスバーが配索され、そのバスバーの前記回路基板の周縁から突出した部分には前記回路基板側に折り曲げた状態とすることで前記回路基板から離れた部分に端子部が形成されている回路構成体と、前記端子部を収容するキャビティを備えて前記回路構成体を包囲するケーシングとを備えた電気接続箱であって、
    前記ケーシングは、前記回路構成体の前記バスバー側に接着された放熱板と、この放熱板のうち前記回路構成体側の面に接しつつ前記回路基板の周縁に沿って前記回路構成体を包囲するように配置される枠体と、前記放熱板とは反対側から前記枠体に接して前記回路構成体を覆うカバーとを備え、
    前記枠体は、前記回路基板の周縁のうち前記端子部と非対応の領域に沿って配される第1枠部材と、前記回路基板の周縁のうち前記バスバーの前記端子部に対応する領域に配置される第2枠部材とを合体させて構成されている電気接続箱。
  2. 前記バスバーには前記回路基板の周縁から突出した部分において前記回路基板側に直角に折り曲げられた立ち上がり部が形成され、前記端子部は、前記立ち上がり部の先端において前記バスバーを直角に折り曲げることで前記回路基板とは離れる方向へ延出する形態で形成されている請求の範囲第1項記載の電気接続箱。
  3. 前記第1枠部材は、両端を開放したほぼC字形をなすと共に、その両端部から僅かに前記回路基板側に離れた部分を相互につなぐブリッジ部が一体に形成され、そのブリッジ部は前記バスバーの前記立ち上がり部よりも前記回路基板側に位置している請求の範囲第1項に記載の電気接続箱。
  4. 前記第1枠部材は、両端を開放したほぼC字形をなすと共に、その両端部から僅かに前記回路基板側に離れた部分を相互につなぐブリッジ部が一体に形成され、そのブリッジ部は前記バスバーの前記立ち上がり部よりも前記回路基板側に位置している請求の範囲第2項に記載の電気接続箱。
  5. 前記ブリッジ部には、前記バスバーに対して前記回路基板側から接触する端子支え部が形成されている請求の範囲第3項に記載の電気接続箱。
  6. 前記ブリッジ部には、前記バスバーに対して前記回路基板側から接触する端子支え部が形成されている請求の範囲第4項に記載の電気接続箱。
  7. 前記第1枠部材は両端を開放したほぼC字形をなすと共に、その両端部に取付台が設けられ、さらに前記第2枠部材の両端には前記取付台に対応する取付片が設けられ、前記取付片が前記取付台に重ねられた状態で両者がねじ止めされている請求の範囲第1項ないし第6項のいずれかに記載の電気接続箱。
  8. 回路基板に回路素子が実装された回路構成体と、この回路構成体を包囲するケーシングとを備えた電気接続箱であって、
    前記ケーシングは、前記回路構成体に接着された放熱板と、この放熱板に接しつつ前記回路構成体を包囲するように配置される枠体と、前記放熱板とは反対側から前記枠体に接して前記回路構成体を覆うカバーとを備え、
    前記枠体は、前記放熱板に固着された第1枠部材と、前記放熱板の板面に沿う方向から組み付けられて前記第1枠部材と合体されることで前記回路構成体を包囲する第2枠部材とから構成され、
    前記第2枠部材と前記放熱板との相互の接触面は前記第2枠部材の組み付け方向の先方側が高くなる傾斜面とされると共に、前記接触面間にはシール剤が挟まれている電気接続箱。
  9. 回路基板の一方の面に回路素子が実装されると共に、反対側の面にその回路基板の周縁よりも外方に突出する形態のバスバーが配索され、そのバスバーの前記回路基板の周縁から突出した部分には前記回路基板側に折り曲げた状態とすることで前記回路基板から離れた部分に端子部が形成されている回路構成体と、前記端子部を収容するキャビティを備えて前記回路構成体を包囲するケーシングとを備えた電気接続箱であって、
    前記ケーシングは、前記回路構成体に接着された放熱板と、この放熱板に接しつつ前記回路構成体を包囲するように配置される枠体と、前記放熱板とは反対側から前記枠体に接して前記回路構成体を覆うカバーとを備え、
    前記枠体は、前記回路基板の周縁のうち前記端子部と非対応の領域に沿って配される第1枠部材と、前記回路基板の周縁のうち前記バスバーの前記端子部に対応する領域に配置されると共に前記放熱板の板面に沿う方向から組み付けられて前記第枠部材と合体されることで前記回路構成体を包囲する第2枠部材とからなり、前記第2枠部材と前記放熱板との相互の接触面は前記第2枠部材の組み付け方向の先方側が高くなる傾斜面とされ、その接触面間にシール剤が挟まれている電気接続箱。
  10. 前記第1枠部材と前記第2枠部材との間の接触面間にもシール剤が挟まれており、そのシール剤は前記第2枠部材の組み付け前は前記傾斜面に塗布されて前記第2枠部材の組み付けに伴い前記傾斜面から擦り取られて前記第1枠部材と前記第2枠部材との間に移動したものである請求の範囲第8項に記載の電気接続箱。
  11. 前記第1枠部材と前記第2枠部材との間の接触面は前記放熱板から離れるほど前記第2枠部材の組み付け方向側に後退する傾斜面をなしている請求の範囲第10項に記載の電気接続箱。
  12. 前記第1枠部材と前記第2枠部材とのいずれか一方には、両者が合体された状態から前記第2枠部材の組み付け方向とは逆方向に変位することを規制する係止部が設けられている請求の範囲第8項ないし第11項のいずれかに記載の電気接続箱。
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