JP4378490B2 - プラスター又はモルタル用ひび割れ防止剤 - Google Patents
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Description
本発明の目的は、プラスター又はモルタルを厚塗りした場合においても、優れたひび割れ防止性を発揮するひび割れ防止剤を提供することである。
多孔質粉体(B)とを含有してなる点を要旨とする。
直鎖飽和アルコールとしては、ラウリルアルコール、ミリスチルアルコール、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イコシルアルコール、ドコシルアルコール、テトラコシルアルコール、ヘキサコシルアルコール、オクタコシルアルコール及びトリアコンチルアルコール等が挙げられる。
単環芳香脂肪族アルコールとしては、ベンジルアルコール、2,3−ジメチルベンジルアルコール、2,4−ジメチルベンジルアルコール、2,5−ジメチルベンジルアルコール、2,6−ジメチルベンジルアルコール、3,4−ジメチルベンジルアルコール、3,5−ジメチルベンジルアルコール、2−エチルベンジルアルコール、3−エチルベンジルアルコール、4−エチルベンジルアルコール、2,3,4−トリメチルベンジルアルコール、2,3,5−トリメチルベンジルアルコール、2,3,6−トリメチルベンジルアルコール、2,4,5−トリメチルベンジルアルコール、3,4,5−トリメチルベンジルアルコール、2−n−ブチルベンジルアルコール、3−n−ブチルベンジルアルコール、4−n−ブチルベンジルアルコール、2−t−ブチルベンジルアルコール、3−n−ブチルベンジルアルコール、4−n−ブチルベンジルアルコール、2−フェニルエタノール、1−フェニルエタノール、2−フェニルプロパノール、1−フェニルプロパノール、4−フェニルブタノール、3−フェニルブタノール、2−フェニルブタノール、1−フェニルブタノール、5−フェニルペンタノール、4−フェニルペンタノール、3−フェニルペンタノール、2−フェニルペンタノール、1−フェニルペンタノール、2−フェニル−2−プロパノール、ジフェニルメタノール及びトリフェニルメタノール等が挙げられる。
単環脂環式アルコールとしては、シクロヘキサノール、1−メチル−シクロヘキサノール、2−メチル−シクロヘキサノール、3−メチル−シクロヘキサノール、4−メチル−シクロヘキサノール、シクロペンタノール、1,2−シクロヘキサンジメタノール、1,3−シクロヘキサンジメタノール、1,4−シクロヘキサンジメタノール、1−メチルシクロペンタノール、1−エチルシクロペンタノール、1−プロピルシクロペンタノール及びシクロドデカノール等が挙げられる。
脂肪族カルボン酸エステルとしては、炭素数3〜48の脂肪族モノカルボン酸モノエステル及び炭素数4〜70の脂肪族ジカルボン酸ジエステル等が含まれる。
脂肪族モノカルボン酸モノエステルとしては、酢酸メチル、酢酸エチル、酢酸プロピル、酢酸ブチル、酢酸ヘキシル、酢酸ラウリル、酢酸ステアリル、酢酸テトラコシル、酢酸トリアコンチル、酪酸メチル、酪酸エチル、酪酸プロピル、酪酸ブチル、酪酸ヘキシル、酪酸ラウリル、酪酸ステアリル、酪酸テトラコシル、酪酸トリアコンチル、イソ酪酸メチル、イソ酪酸エチル、イソ酪酸プロピル、イソ酪酸ブチル、イソ酪酸ヘキシル、イソ酪酸ラウリル、イソ酪酸ステアリル、イソ酪酸テトラコシル、イソ酪酸トリアコンチル、吉草酸メチル、吉草酸エチル、吉草酸プロピル、吉草酸ブチル、吉草酸ヘキシル、吉草酸ラウリル、吉草酸ステアリル、吉草酸テトラコシル、吉草酸トリアコンチル、イソ吉草酸メチル、イソ吉草酸エチル、イソ吉草酸プロピル、イソ吉草酸ブチル、イソ吉草酸ヘキシル、イソ吉草酸ラウリル、イソ吉草酸ステアリル、イソ吉草酸テトラコシル、イソ吉草酸トリアコンチル、ピバル酸メチル、ピバル酸エチル、ピバル酸プロピル、ピバル酸ブチル、ピバル酸ヘキシル、ピバル酸ラウリル、ピバル酸ステアリル、ピバル酸テトラコシル、ピバル酸トリアコンチル、ラウリン酸メチル、ラウリン酸エチル、ラウリン酸プロピル、ラウリン酸ブチル、ラウリン酸ヘキシル、ラウリン酸ラウリル、ラウリン酸ステアリル、ラウリン酸テトラコシル、ラウリン酸トリアコンチル、ミリスチン酸メチル、ミリスチン酸エチル、ミリスチン酸プロピル、ミリスチン酸ブチル、ミリスチン酸ヘキシル、ミリスチン酸ラウリル、ミリスチン酸ステアリル、ミリスチン酸テトラコシル、ミリスチン酸トリアコンチル、パルミチン酸メチル、パルミチン酸エチル、パルミチン酸プロピル、パルミチン酸ブチル、パルミチン酸ヘキシル、パルミチン酸ラウリル、パルミチン酸ステアリル、パルミチン酸テトラコシル、パルミチン酸トリアコンチル、ステアリン酸メチル、ステアリン酸エチル、ステアリン酸プロピル、ステアリン酸ブチル、ステアリン酸ヘキシル、ステアリン酸ラウリル、ステアリン酸ステアリル、ステアリン酸テトラコシル、ステアリン酸トリアコンチル、オレイン酸メチル、オレイン酸エチル、オレイン酸プロピル、オレイン酸ブチル、オレイン酸ヘキシル、オレイン酸ラウリル、オレイン酸ステアリル、オレイン酸テトラコシル及びオレイン酸トリアコンチル等が挙げられる。
芳香族モノカルボン酸モノエステルとしては、安息香酸メチル、安息香酸エチル、安息香酸プロピル、安息香酸ブチル、安息香酸ヘキシル、安息香酸ラウリル、安息香酸ステアリル、安息香酸テトラコシル、安息香酸トリアコンチル、トルイル酸メチル、トルイル酸エチル、トルイル酸プロピル、トルイル酸ブチル、トルイル酸ヘキシル、トルイル酸ラウリル、トルイル酸ステアリル、トルイル酸テトラコシル、トルイル酸トリアコンチル、m−メチル安息香酸メチル、m−メチル安息香酸エチル、m−メチル安息香酸プロピル、m−メチル安息香酸ブチル、m−メチル安息香酸ヘキシル、m−メチル安息香酸ラウリル、m−メチル安息香酸ステアリル、m−メチル安息香酸テトラコシル、m−メチル安息香酸トリアコンチル、p−メチル安息香酸メチル、p−メチル安息香酸エチル、p−メチル安息香酸プロピル、p−メチル安息香酸ブチル、p−メチル安息香酸ヘキシル、p−メチル安息香酸ラウリル、p−メチル安息香酸ステアリル、p−メチル安息香酸テトラコシル、p−メチル安息香酸トリアコンチル、1−ナフトエ酸メチル、1−ナフトエ酸エチル、1−ナフトエ酸プロピル、1−ナフトエ酸ブチル、1−ナフトエ酸ヘキシル、1−ナフトエ酸ラウリル、1−ナフトエ酸ステアリル、1−ナフトエ酸テトラコシル、1−ナフトエ酸トリアコンチル、2−ナフトエ酸メチル、2−ナフトエ酸エチル、2−ナフトエ酸プロピル、2−ナフトエ酸ブチル、2−ナフトエ酸ヘキシル、2−ナフトエ酸ラウリル、2−ナフトエ酸ステアリル、2−ナフトエ酸テトラコシル及び2−ナフトエ酸トリアコンチル等が挙げられる。
単環芳香脂肪族カルボン酸エステルとしては、フェニル酢酸メチル、フェニル酢酸エチル、フェニル酢酸プロピル、フェニル酢酸ブチル、フェニル酢酸ヘキシル、フェニル酢酸ラウリル、フェニル酢酸ステアリル、フェニル酢酸テトラコシル、フェニル酢酸トリアコンチル、ベンジル酢酸メチル、ベンジル酢酸エチル、ベンジル酢酸プロピル、ベンジル酢酸ブチル、ベンジル酢酸ヘキシル、ベンジル酢酸ラウリル、ベンジル酢酸ステアリル、ベンジル酢酸テトラコシル、ベンジル酢酸トリアコンチル、フェネチル酢酸メチル、フェネチル酢酸エチル、フェネチル酢酸プロピル、フェネチル酢酸ブチル、フェネチル酢酸ヘキシル、フェネチル酢酸ラウリル、フェネチル酢酸ステアリル、フェネチル酢酸テトラコシル及びフェネチル酢酸トリアコンチル等が挙げられる。
エステル(A2)の含有量(重量%)は、アルコール(A1)及びエステル(A2)の合計重量に基づいて、1〜98が好ましく、さらに好ましくは5〜50、特に好ましくは10〜40、最も好ましくは15〜30である。この範囲であると、ひび割れ防止性がさらに良好となる。
他の構成成分を含有する場合、これらの合計含有量(重量%)は、本発明のひび割れ防止剤の重量に基づいて、0.01〜20が好ましく、さらに好ましくは0.05〜10、特に好ましくは0.1〜1である。この範囲であるとひび割れ防止性がさらに良好となる。
鉱物油としては、スピンドル油、マシン油及び冷凍機油などが挙げられる。
動植物油としては、牛脂、豚脂、鯨油、魚油、菜種油、大豆油、ヒマワリ種子油、綿実油、落花生油、米糠油、トウモロコシ油、サフラワー油、オリーブ油、ゴマ油、月見草油、パーム油、シア脂、サル脂、カカオ脂、ヤシ油及びパーム核油等が挙げられる。
合成潤滑油としては、ポリオレフィン油(α―オレフィン油)、ポリグリコール油、ポリブテン油、アルキルベンゼン油(アルキレート油)及びイソパラフィン油等が挙げられる。
天然ワックスとしては、キャンデリラワックス、カルナウバワックス、ライスワックス、木ロウ、ホホバ油、みつろう及びラノリン等が挙げられる。
合成ワックスとしては、マイクロクリスタリンワックス、ペトロラタム、ポリエチレンワックス及びフィッシャー・トロプシュワックス等が挙げられる。
ノニオン性界面活性剤としては、多価(2〜10価)アルコール脂肪酸(炭素数8〜24)エステル[グリセリンモノオクタデカン酸エステル、エチレングリコールモノオクタデカン酸エステル及びソルビタンオクタデセン酸モノ−又はジ−エステル等]、脂肪族アルカノールアミド[ヤシ油脂肪酸モノエタノールアミド、ドデカン酸ジエタノールアミド等]及びアルキル(炭素数8〜24)ジアルキル(炭素数1〜6)アミンオキシド[ドデシルジメチルアミンオキシド等]等が挙げられる。
高級脂肪酸塩としては、炭素数13〜24の高級脂肪酸塩[ステアリン酸ナトリウム、ステアリン酸カルシウム及びステアリン酸マグネシウム]等が挙げられる。
ワックスエマルションとしては、ポリエチレンエマルション、パラフィンワックスエマルション及びマイクロクリスタリンワックスエマルション等が挙げられる。
均一に混合する装置としては、均一混合できる装置であれば制限なく、プロペラ型攪拌機、ディゾルバー、ホモミキサー、ボールミル、サンドミル、超音波分散機、ニーダー及びラインミキサー等が使用できる。なお、これらの装置は任意に組み合わせて使用できる。
水中油型エマルションは、(1)アルコール(A1)、エステル(A2)及び必要により他の構成成分を攪拌混合した後、水と乳化剤とを添加してエマルション化する方法、(2)水と乳化剤とを攪拌混合した後、アルコール(A1)、エステル(A2)及び他の構成成分を加えてエマルション化する方法、(3)上記の(1)又は(2)の方法で作成したエマルション(高濃度品)に、0〜30℃の水を加える方法、(4)上記の(1)又は(2)の方法で作成したエマルション(高濃度品)を、0〜30℃の水の中に添加する方法、(5)アルコール(A1)、エステル(A2)、必要により他の構成成分及び水を一度に攪拌混合してエマルション化する方法等により得ることができる。
本発明において、乳化剤としては上記の界面活性剤等が使用できる。
なお、流動性改質や固結防止が必要な場合、シリカは、炭素数1〜12のアルキル基を有するシランカップリング剤等により疎水化処理してから使用することが好ましい。
なお、BET比表面積は、JIS R1626−1996(一点法)に準拠して測定される値である{測定試料:50mg(200℃で15分間加熱処理したサンプル)、吸着量の測定方法:定溶法、吸着質:混合ガス(N270体積%、He30体積%)、測定平衡相対圧:0.3、装置:たとえば、大倉理研社製、全自動粉体表面測定装置 AMS−8000}。
なお、DBP吸油量は、JIS K5101−1991に準拠して測定される値である[多孔質粉体にDBPを滴下しつつ練り合わせ、全体がかたい1つの塊となる点を終点とする]。
エステル(A2)の含有量(重量%)は、アルコール(A1)、エステル(A2)及び多孔質粉体(B)の重量に基づいて、1〜60が好ましく、さらに好ましくは5〜55、特に好ましくは10〜50である。この範囲であると、ひび割れ防止性がさらに良好となる。
多孔質粉体(B)の含有量(重量%)は、アルコール(A1)、エステル(A2)及び多孔質粉体(B)の重量に基づいて、24〜98が好ましく、さらに好ましくは27〜74、特に好ましくは30〜59である。この範囲であると、ひび割れ防止性がさらに良好となる。
−50〜2℃の流動点を有する炭化水素油(C)としては、上記の炭化水素油のうち、魚油、菜種油、大豆油、ヒマワリ種子油、綿実油、落花生油、米糠油、トウモロコシ油、サフラワー油、オリーブ油、ゴマ油、月見草油、パーム油、シア脂、サル脂、カカオ脂、ヤシ油、パーム核油、、ポリオレフィン油(α―オレフィン油)、ポリグリコール油、ポリブテン油、アルキルベンゼン油(アルキレート油)及びイソパラフィン油等が好ましく用いられる。
なお、流動点は、JIS K 2269−1987(3.流動点試験法)に準拠して測定される。
炭化水素油(C)を含む場合、炭化水素油(C)の含有量(重量%)は、アルコール(A1)、エステル(A2)及び多孔質粉体(B)の合計重量に基づいて、1〜50が好ましく、さらに好ましくは2〜45、特に好ましくは3〜40である。この範囲であると、ひび割れ防止性及びコテ作業性が良好となる。
他の構成成分を含有する場合、これらの合計含有量(重量%)は、本発明のひび割れ防止剤の重量に基づいて、0.01〜20が好ましく、さらに好ましくは0.05〜10、特に好ましくは0.1〜1である。この範囲であるとひび割れ防止性がさらに良好となる。
疎水性物質(A)は、固体状(粒状又は粉末状等)及び液体状(25℃)のいずれの形態でもよいが、固体状のものは溶融液体、エマルション又は溶液にして使用することが好ましい。
これらのプラスター又はモルタルとしては、石膏(α石膏及びβ石膏等)、ドロマイト又はセメント(ケイ酸石灰質セメント及びアルミン酸石灰質セメント等)等の水硬化性物質を主成分とし、水、水溶性高分子、珪砂等の細骨材、高炉スラグ、フライアッシュ及びシリカヒューム等の混和材料、並びにナイロン、ポリプロピレン、ガラス、スチール及びカーボン等の繊維補強材等を適宜含むもの等が挙げられる。
<実施例1>
リボンミキサー機(RMA−0045T、アルファ社製)にシリカ(b1)[ニップシールKQ、体積平均粒子径20μm、BET比表面積220m2/g、DBP吸油量220ml/100g、東ソー・シリカ(株)製]30部を仕込んだ。このシリカ(b1)に、ステアリルアルコール(a11)[カルコール8099、融点59℃、純度99%以上、花王(株)製]60部とステアリン酸メチル(a21)[融点41℃、純度98%以上、和光純薬工業(株)製]10部とを溶融・混合(20〜87℃)して得た溶融混合物を、攪拌しながら一定速度で10分間かけて滴下した。引き続き0.5時間攪拌して均一化して、本発明のひび割れ防止剤1を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、シリカ(b2)[ニップシールNA、体積平均粒子径12μm、BET比表面積160m2/g、DBP吸油量250ml/100g、東ソー・シリカ(株)製]50部、ステアリルアルコール(a11)30部及びステアリン酸メチル(a21)20部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤2を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、アルミナ(b3)[UA−5035、体積平均粒子径15μm、BET比表面積0.5m2/g、DBP吸油量15ml/100g、昭和電工(株)製]98部、ステアリルアルコール(a11)1部及びステアリン酸メチル(a21)1部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤3を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、トリアコンチルアルコール(a12)[融点87℃、純度98%以上、和光純薬工業(株)製]及びステアリン酸ステアリル(a22)[融点61℃、純度98%以上、和光純薬工業(株)製]に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤4を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、シリカ(b2)50部、トリアコンチルアルコール(a12)30部及びステアリン酸ステアリル(a22)20部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤5を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、酸化チタン(b4)[EC−100、体積平均粒子径0.4μm、BET比表面積27m2/g、DBP吸油量30ml/100g、チタン工業(株)製]98部、トリアコンチルアルコール(a12)1部及びステアリン酸ステアリル(a22)1部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤6を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、シクロヘキサノール(a13)[融点:21℃、純度98%以上、和光純薬工業(株)製]及び酢酸メチル(a23)[純度98%以上、融点−98℃、和光純薬工業(株)製]に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤7を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、シリカ(b2)50部、シクロヘキサノール(a13)30部及び酢酸メチル(a23)20部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤8を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、炭酸カルシウム(b5)[エスカロン♯2200、体積平均粒子径2μm、BET比表面積2.2m2/g、DBP吸油量35ml/100g、三共精粉(株)製]98部、シクロヘキサノール(a13)1部及び酢酸メチル(a23)1部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤9を得た。
ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、ベンジルアルコール(a14)[融点−15℃、純度98%以上、和光純薬工業(株)製]75部及びフェニル酢酸メチル(a24)[融点:25℃で液体、純度98%以上、Aldrich製]1部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤10を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、シリカ(b2)50部、ベンジルアルコール(a14)30部及びフェニル酢酸メチル(a24)20部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤11を得た。
シリカ(b1)30部、ステアリルアルコール(a11)60部及びステアリン酸メチル(a21)10部を、炭酸マグネシウム(b6)[商品名:金星、体積平均粒子径6μm、BET比表面積130m2/g、DBP吸油量130ml/100g、林化成(株)製]98部、ベンジルアルコール(a14)1部及びフェニル酢酸メチル(a24)1部に変更した以外実施例1と同様にして、本発明のひび割れ防止剤12を得た。
リボンミキサー機(RMA−0045T アルファ社製)にシリカ(b1)30部を仕込み、90℃で加熱溶融したステアリルアルコール(a11)70部を、攪拌しながら一定速度で10分間で滴下をした後、0.5時間攪拌して均一化して、比較用のひび割れ防止剤13を得た。
ステアリルアルコール(a11)をトリアコンチルアルコール(a12)に変更した以外比較例1と同様にして、比較用のひび割れ防止剤14を得た。
ステアリルアルコール(a11)をシクロヘキサノール(a13)に変更した以外比較例1と同様にして、比較用のひび割れ防止剤15を得た。
ステアリルアルコール(a11)をベンジルアルコール(a14)に変更した以外比較例1と同様にして、比較用のひび割れ防止剤16を得た。
ステンレスビーカーにスアリルアルコール(a11)16.5部とステアリン酸メチル(a21)2.8部、キサンタンガム水溶液{キサンタンガム[ケルザン、井上香料(株)製]0.4部を水道水5部で溶解した水溶液、以下同じ。}5.4部、及びポリオキシエチレン(5モル付加物)オクチルフェニルエーテル・コハク酸半エステルナトリウム塩[ソフタノールMES−9、(株)日本触媒製]1.3部をプロペラ攪拌機で300rpmに攪拌しながら、90℃に加熱して混合液とした。
一方、別途ステンレスビーカーに水道水44部を2℃に調整し、ホモミキサー(T.K.HOMO MIXER MARKII、特殊機化工業(株)製)で3000rpmに攪拌しながら、上記の混合液を一定速度で10分かけて25℃以下に保ちつつ添加した。その後、エマルション中の液滴の体積平均粒子径が0.5〜30μmになるまでさらに25℃で攪拌を続けて、水中油型エマルション(1)を得た。
次にリボンミキサー機(RMA−0045T、アルファ社製)にシリカ(b1)30部を仕込み、攪拌しながら水中油型エマルション(1)70部を一定速度で10分かけて滴下をした後、さらに0.5時間攪拌して均一化して、本発明のひび割れ防止剤17を得た。
シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、シリカ(b2)40部及び水中油型エマルション(1)60部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤18を得た。
シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、シリカ(b7)[ニップシールNS−T、体積平均粒子径11μm、BET比表面積180m2/g、DBP吸油量250ml/100g、東ソー・シリカ(株)製]50部及び水中油型エマルション(1)50部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤19を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、トリアコンチルアルコール(a12)及びステアリン酸ステアリル(a22)に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤20を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、トリアコンチルアルコール(a12)及びステアリン酸ステアリル(a22)に変更した以外実施例13と同様にして水中油型エマルション(2)を得た。ついで、シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、シリカ(b12)40部及び水中油型エマルション(2)60部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤21を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、トリアコンチルアルコール(a12)及びステアリン酸ステアリル(a22)に変更した以外実施例13と同様にして水中エマルション(2)を得た。ついで、シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、カーボンブラック(b8)[ケッチェンブラックEC、体積平均粒子径40μm、BET比表面積800m2/g、DBP吸油量360ml/100g、ライオン(株)製]50部及び水中油型エマルション(2)50部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤22を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、シクロヘキサノール(a13)及び酢酸メチル(a23)に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤23を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、シクロヘキサノール(a13)及び酢酸メチル(a23)に変更した以外実施例13と同様にして、水中エマルション(3)を得た。ついで、シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、シリカ(b2)60部及び水中油型エマルション(3)40部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤24を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、シクロヘキサノール(a13)及び酢酸メチル(a23)に変更した以外実施例13と同様にして、水中エマルション(3)を得た。ついで、シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、タルク(b9)[商品名:MS、体積平均粒子径13μm、BET比表面積4.5m2/g、DBP吸油量32ml/100g、日本タルク(株)製]50部及び水中油型エマルション(3)50部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤25を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、ベンジルアルコール(a14)及びフェニル酢酸メチル(a24)に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤26を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、ベンジルアルコール(a14)及びフェニル酢酸メチル(a24)に変更した以外実施例13と同様にして水中エマルション(4)を得た。ついで、シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、シリカ(b12)40部及び水中油型エマルション(4)60部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤27を得た。
ステアリルアルコール(a11)及びステアリン酸メチル(a21)を、ベンジルアルコール(a14)及びフェニル酢酸メチル(a24)に変更した以外実施例13と同様にして水中エマルション(4)を得た。ついで、シリカ(b1)30部及び水中油型エマルション(1)70部を、シリカC(b7)50部及び水中油型エマルション(4)50部に変更した以外実施例13と同様にして、本発明のひび割れ防止剤28を得た。
ステンレスビーカーにステアリルアルコール(a11)19.3部、キサンタンガム水溶液5.4部、及びポリオキシエチレン(5モル付加物)オクチルフェニルエーテル・コハク酸半エステルナトリウム塩1.3部をプロペラ攪拌機で300rpmに攪拌しながら、90℃に加熱して混合液とした。
一方、別途ステンレスビーカーに水道水44部を2℃に調整し、ホモミキサーで3000rpmに攪拌しながら、上記の混合液を一定速度で10分かけて25℃以下に保ちつつ添加した。その後、エマルション中の液滴の体積平均粒子径が0.5〜30μmになるまでさらに25℃で攪拌を続けて、比較用の水中油型エマルション(5)を得た。
次にリボンミキサー機(RMA−0045T アルファ社製)にシリカ(b1)30部を仕込み、攪拌しながら水中油型エマルション(5)70部を一定速度で10分かけて滴下をした後、さらに0.5時間攪拌して均一化して、比較用のひび割れ防止剤29を得た。
ステアリルアルコール(a11)を、トリアコンチルアルコール(a12)に変更した以外比較例5と同様にして、比較用のひび割れ防止剤30を得た。
ステアリルアルコール(a11)を、シクロヘキサノール(a13)に変更した以外比較例5と同様にして、比較用のひび割れ防止剤31を得た。
ステアリルアルコール(a11)を、ベンジルアルコール(a14)に変更した以外比較例5と同様にして、比較用のひび割れ防止剤32を得た。
リボンミキサー機(RMA−0045T、アルファ社製)にシリカ(b1)29.7部を仕込んだ。このシリカ(b1)に、ステアリルアルコール(a11)59.4部とステアリン酸メチル(a21)9.9部とを溶融・混合(20〜87℃)して得た溶融混合物を、攪拌しながら一定速度で10分間かけて滴下した。引き続き、大豆油(c1)[JAS規格品、日清オイリオグループ(株)製]1部を攪拌しながら一定速度で10分間かけて滴下した。続いて0.5時間攪拌して均一化して、本発明のひび割れ防止剤33を得た。
シリカ(b1)29.7部、ステアリルアルコール(a11)59.4部、ステアリン酸メチル(a21)9.9部及び大豆油1部を、シリカ(b2)47.5部、ステアリルアルコール(a11)28.5部及びステアリン酸メチル(a21)19部、菜種油(c2)[JAS規格品、日清オイリオグループ(株)製]5部に変更した以外実施例25と同様にして、本発明のひび割れ防止剤34を得た。
シリカ(b1)29.7部、ステアリルアルコール(a11)59.4部、ステアリン酸メチル(a21)9.9部及び大豆油1部を、アルミナ(b3)49部、ステアリルアルコール(a11)0.5部、ステアリン酸メチル(a21)0.5部及びヒマワリ種子油(c3)[JAS規格品、日清オイリオグループ(株)製]50部に変更した以外実施例25と同様にして、本発明のひび割れ防止剤35を得た。
ステンレスビーカーにスアリルアルコール(a11)16.5部とステアリン酸メチル(a21)2.8部、キサンタンガム水溶液5.4部、及びポリオキシエチレン(5モル付加物)オクチルフェニルエーテル・コハク酸半エステルナトリウム塩1.3部をプロペラ攪拌機で300rpmに攪拌しながら、90℃に加熱して混合液とした。
一方、別途ステンレスビーカーに水道水44部を2℃に調整し、ホモミキサー(T.K.HOMO MIXER MARKII、特殊機化工業(株)製)で3000rpmに攪拌しながら、上記の混合液を一定速度で10分かけて25℃以下に保ちつつ添加した。その後、エマルション中の液滴の体積平均粒子径が0.5〜30μmになるまでさらに25℃で攪拌を続けて、水中油型エマルション(1)を得た。
次にリボンミキサー機(RMA−0045T、アルファ社製)にシリカ(b1)29.7部を仕込み、攪拌しながら水中油型エマルション(1)69.3部を一定速度で10分かけて滴下をした後、大豆油(c1)1部を攪拌しながら一定速度で10分間かけて滴下した。さらに0.5時間攪拌して均一化して、本発明のひび割れ防止剤36を得た。
シリカ(b1)29.7部、水中油型エマルション(1)69.3部及び大豆油(c1)1部を、シリカ(b2)38部、水中油型エマルション(1)57部及び菜種油(c2)に変更した以外実施例28と同様にして、本発明のひび割れ防止剤37を得た。
シリカ(b1)29.7部、水中油型エマルション(1)69.3部及び大豆油(c1)1部を、シリカ(b2)25部、水中油型エマルション(1)25部及びヒマワリ種子油(c2)に変更した以外実施例28と同様にして、本発明のひび割れ防止剤38を得た。
実施例及び比較例で得たひび割れ防止剤1〜38を用いて、以下のようにしてプラスター又はモルタルを調製し、ひび割れ性及びコテ作業性の評価を行い、その結果を表3〜5に示した。
(1)表1に示した配合成分のうち減水剤及び水以外の成分を表1の配合量で、モルタルミキサー((株)丸東製作所製)を用いて10秒間空練りした後、減水剤及び水を表1の配合量で加えて、3分間混練してプラスターを得た。次いで直ちに縦110mm、横215mm、深さ60mmのポリエチレン製型枠に4mm及び50mmの厚さでそれぞれ充填した後、温度25±2℃、相対湿度60±5%の恒温恒湿室内で養生し、1時間後、2時間後、3時間後にカッターナイフで30mm毎に縦方向に100mmの切れ目を入れ、ひび割れの状態(カッターナイフの切れ目の戻り具合と周囲のひびの状態)を観察し、次の3段階(○、△、×)でひび割れ性を評価した。
○−ひび割れの発生なし。
(切れ目の戻り具合が良好で、切れ目の周囲にひびの発生がない。)
△−ひび割れの発生少しあり。
(切れ目の戻り具合がやや悪く、切れ目の周囲にややひびの発生がある。)
×−ひび割れの発生あり。
(切れ目の戻り具合が非常に悪く、切れ目の周囲にひびの発生がある。)
セメント :普通ポルトランドセメント、太平洋セメント(株)製
α型半水石膏:YGK、吉野石膏(株)製
珪砂6号 :愛知八草地区乾燥珪砂
減水剤 :シーカメント1100NT、日本シーカ(株)製
増粘剤 :メチルセルロース(90SH−4000)、信越化学(株)製
消泡剤 :SNデフォーマー148−P、サンノプコ(株)製
上記と同様にして得たプラスター又はモルタル2.5kgを、コンクリート板{300mm×300mm×60mm、コンクリート平板(普通フラット)、(株)セイコン製}上に、50mm厚になるようにコテ塗りを{コテはフローラインステン仕上鏝(板厚0.3mm、サイズ210mm)、(株)アローライン工業を用いた}行い、次の基準によりコテ作業性を評価した。
◎−コテ作業性に優れている(極めて容易に平滑に塗布できた)
○−コテ作業性が良い(容易に平滑に塗布できた)
△−コテ作業性が普通(平滑に塗布できた)
×−コテ作業性に劣る(平滑に塗布できなかった)
Claims (7)
- 炭素数12〜30の脂肪族アルコール、炭素数7〜19の芳香脂肪族アルコール及び炭素数6〜15の脂環式アルコールからなる群より選ばれる少なくとも一種のアルコール(A1)並びに脂肪族カルボン酸エステル、芳香族カルボン酸エステル、芳香脂肪族カルボン酸エステル及び脂環式カルボン酸エステルからなる群より選ばれる少なくとも一種のエステル(A2)を含有してなる疎水性物質(A)と
多孔質粉体(B)とからなることを特徴とするプラスター又はモルタル用ひび割れ防止剤。 - さらに水を含んでなり、疎水性物質(A)が水中油型エマルションの形態である請求項1に記載のひび割れ防止剤。
- さらに−50〜2℃の流動点を有する炭化水素油(C)を含んでなる請求項1又は2に記載のひび割れ防止剤。
- 疎水性物質からなる油滴の体積平均粒子径が0.5〜30μmである請求項2又は3に記載のひび割れ防止剤。
- 多孔質粉体(B)が、シリカ、酸化アルミニウム、酸化チタン、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、カーボンブラック及びタルクからなる群より選ばれる少なくとも1種であって、0.5〜1000m2/gのBET比表面積と10〜500ml/100gのDBP吸油量とを有する請求項1〜4のいずれかに記載のひび割れ防止剤。
- アルコール(A1)、エステル(A2)及び多孔質粉体(B)の合計重量に基づいて、(A1)の含有量が1〜75重量%、(A2)の含有量が1〜60重量%、(B)の含有量が24〜98重量%である請求項1〜5のいずれかに記載のひび割れ防止剤。
- アルコール(A1)、エステル(A2)及び多孔質粉体(B)の合計重量に基づいて、(A1)、(A2)及び(B)の合計含有量が50〜99重量%、(C)の含有量が1〜50重量%である請求項1〜6のいずれかに記載のひび割れ防止剤。
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