JP4379735B2 - ポリロタキサン含有塗膜補修用ワックス - Google Patents
ポリロタキサン含有塗膜補修用ワックス Download PDFInfo
- Publication number
- JP4379735B2 JP4379735B2 JP2005298572A JP2005298572A JP4379735B2 JP 4379735 B2 JP4379735 B2 JP 4379735B2 JP 2005298572 A JP2005298572 A JP 2005298572A JP 2005298572 A JP2005298572 A JP 2005298572A JP 4379735 B2 JP4379735 B2 JP 4379735B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polyrotaxane
- coating film
- group
- wax
- molecule
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Description
本発明の塗膜補修用ワックスは、特に自動車塗装の補修を行うのに好適に用いられる。
また、スポット補修は、ハジキ等の磨き補修では修復できない欠陥のときに行われ、サンドペーパーでゴミを除去後、補修用上塗り塗料(一般的には2液ウレタン塗料)を塗布し乾燥後にコンパウンドを含有したワックスで磨き、最後にワックスで仕上げる方法である。
更に、リコート補修は、ハジキ等が塗装面全体に生じ、磨き補修やスポット補修では修復できない欠陥の時に行われ、サンドペーパーで欠陥が消えるまで全体を磨き、上塗り塗料を塗布し焼き付ける方法である。
この一方で、近時では、洗車傷や引っ掻き傷のような傷に対する耐擦傷性を向上させた塗膜の開発が進められている(例えば、特許文献2参照。)
上記ポリロタキサンが、ポリエチレングリコールモノステアリン酸エステルがヘキサメチレンジイソシアネートを介して結合する基を有する親油性ポリロタキサンであることを特徴とする。
上述の如く、本発明の塗膜補修用ワックスは、所定のポリロタキサンを含むものである。
ここで、ポリロタキサンは、環状分子と、この環状分子を串刺し状に包接する直鎖状分子と、この直鎖状分子の両末端に配置され上記環状分子の脱離を防止する封鎖基とを有する化合物である。
本発明の塗膜補修用ワックスは、上述のポリロタキサンのうち、塗料用材料として機能する親油性のポリロタキサンを配合したものである。
この親油性ポリロタキサンは、上記ポリロタキサンにおいて、直鎖状分子及び環状分子の少なくとも一方が疎水性を有するものであり、硬化型ないし常温乾燥型の溶剤系塗料用材料として機能するものである。
なお、環状分子に疎水性を付与するには、(1)水酸基を有する環状分子の当該水酸基の全部又は一部を疎水性の修飾基で修飾すればよく、(2)直鎖状分子に疎水性を付与するには、特定の直鎖状分子を選定すればよい。また、(3)直鎖状分子が環状分子を包接する量を制御することによっても、当該ポリロタキサン全体を疎水化することができる。
なお、環状分子に親水性を付与するには、(4)水酸基を有する環状分子の当該水酸基の全部又は一部を疎水性の修飾基で修飾すればよい。
即ち、上述の親油性ポリロタキサン及び親水性ポリロタキサンは、有機系溶剤や水系溶剤の存在下で、他のポリマーとの架橋や修飾基による修飾が容易に行える反応性の向上したものと言い得る。
同図において、このポリロタキサン5は、直鎖状分子6と、複数個の環状分子7と、直鎖状分子6の両末端に配置された封鎖基8を有し、直鎖状分子6が環状分子7の開口部を貫通して環状分子7を包接している。
このような構造を有するポリロタキサンは、外力が加わった場合に、環状分子7が直鎖状分子6に沿って自由に移動する(滑車効果)ことから、伸縮性や粘弾性に優れ、クラックや傷が生じ難いという優れた特性を有している。
なお、塗膜補修用ワックスにおいては、(B)環状分子7及び直鎖状分子6の一方又は双方が親水性を有し、全体として親水性を示す親水性ポリロタキサン、代表的には、環状分子7が水酸基を有し、これら環状分子の水酸基の全部又は一部が親水性の修飾基で修飾されたポリロタキサンを配合することも可能であり、目的とする塗膜補修用ワックスの性状(固体、ペースト状、液状)や作業効率などに応じて、親油性ポリロタキサン及び親水性ポリロタキサンを使い分けることも可能である。
同図において、両者の架橋により生成する架橋ポリロタキサン1は、塗料樹脂3、3’と上記親油性ポリロタキサン(又は親水性ポリロタキサン)5を有する。そして、この架橋ポリロタキサン1は、環状分子7を介して架橋点9によって塗料樹脂3及び塗料樹脂3’と結合している。
即ち、図2(B)に示すように、環状分子7は滑車効果によって直鎖状分子6に沿って移動可能であるため、架橋ポリロタキサン1は上記応力をその内部で吸収可能である。
従って、かかる架橋ポリロタキサンが形成されている補修済み部位は、伸縮性や粘弾性に優れ、クラックや傷が生じ難いという性質を有する。
このような場合でも、少なくとも親油性ポリロタキサン(又は親水性ポリロタキサン)が上述の滑車効果を発揮するので、本発明の塗膜補修用ワックスで補修した補修済み部位は、上記同様に伸縮性や粘弾性に優れ、クラックや傷が生じ難いという性質を有するものである。
この親油性ポリロタキサンにおいて、疎水性を示す修飾基は、疎水基又は疎水基と親水基を有し、全体として疎水性であればよい。
かかる疎水基としては、例えば、アルキル基、ベンジル基(ベンゼン環)及びベンゼン誘導体含有基、アシル基、シリル基、トリチル基、硝酸エステル基、トシル基などがある。
かかる親水基としては、例えば、カルボキシル基、スルホン酸基、硫酸エステル基、リン酸エステル基、アミノ基(第一級〜第三級)、第四級アンモニウム塩基、ヒドロキシアルキル基などがある。
また、環状分子は実質的に環状であれば十分であって、「C」字状のように、必ずしも完全な閉環である必要はない。
このような反応基としては、環状分子の水酸基と結合した化合物由来の残基であって、例えば水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、チオール基、アルデヒド基などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。なお、反応基としては、後述する封鎖基を形成する(ブロック化反応)際に、この封鎖基と反応しない基が好ましい。
上記修飾度が0.02未満では、有機溶剤への溶解性が十分でなくなることがあり、不溶性ブツが生成することがある。
一例としては、ポリロタキサンの環状分子としてシクロデキストリンを用い、当該シクロデキストリンの水酸基をプロピレンオキシドを用いてヒドロキシプロピル化し、その後、ε‐カプロラクトンを添加し、2‐エチルへキサン酸スズを添加する。このときのε‐カプロラクトンの添加量を変更することで修飾率を任意に制御できる。
この比が0.06未満では滑車効果が不十分となって補修済み部位の伸び率が低下することがある。0.61を超えると、環状分子が密に配置され過ぎて環状分子の可動性が低下し、補修部位に形成される塗膜の伸び率が不十分となって耐擦傷性が劣化する傾向がある。
第1の方法としては、DMF(ジメチルホルムアミド)に、BOP試薬(ベンゾトリアゾール−1−イル−オキシ−トリス(ジメチルアミノ)ホスホニウム・ヘキサフルオロフォスフェート)、HOBt、アダマンタンアミン、ジイソプロピルエチルアミンを、この順番で添加し溶液とする。一方、DMF/DMSO(ジメチルスルホキシド)混合溶媒に、直鎖状分子に環状分子が串刺された包接錯体を分散させた溶液を得る。これら両者を混合し、このときのDMF/DMSOの混合比率を変更することで、環状分子の包接量を任意に制御できる。なお、DMF/DMSO比が高いほど環状分子の包接量は大きくなる。
なお、上記した種々の環状分子の中では、特にα−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン、γ−シクロデキストリンが良好であり、とりわけ、被包接性の観点からはα−シクロデキストリンを使用することが好ましい。
また、環状分子の大きさにも影響を受けるが、その長さについても、環状分子が滑車効果を発揮できる限り特に限定されない。
かかる反応基としては、採用する封鎖基の種類などに応じて適宜変更することができるが、水酸基、アミノ基、カルボキシル基及びチオール基などを例示することができる。
これら直鎖状分子のうち、特にポリエチレングリコール、ポリカプロラクトンが良好であり、水や溶剤系溶剤への溶解性の観点からはポリエチレングリコールを用いることが好ましい。
なお、直鎖状分子としてポリカプロラクトンを選択すれば、上記環状分子の修飾や最大包接量の制御とは別個に、ポリロタキサンに親油性を付与できる。
直鎖状分子の分子量が1,000未満では、環状分子による滑車効果が十分に得られなくなって耐擦傷性が劣化するがある。分子量が100,000を超えると、透明樹脂との相溶性が低下し、透明性が低下することがある。
なお、直鎖状分子としてポリカプロラクトンを選択した場合、その分子量を5,000〜100,000とすれば、ポリロタキサンへの親油性の付与が良好に行える。
このような基としては、「嵩高さ」を有する基又は「イオン性」を有する基などを挙げることができる。なお、ここで「基」とは、分子基及び高分子基を含む種々の基を意味する。
また、「イオン性」を有する基のイオン性と、環状分子の有するイオン性とが相互に影響を及ぼし合い、例えば反発し合うことにより、環状分子が直鎖状分子に串刺しにされた状態を保持することができる。
上述の如き、親油性ポリロタキサンは、
(1)環状分子と直鎖状分子とを混合し、環状分子の開口部を直鎖状分子で串刺し状に貫通して直鎖状分子に環状分子を包接させる工程と、
(2)得られた擬ポリロタキサンの両末端(直鎖状分子の両末端)を封鎖基で封鎖して、環状分子が串刺し状態から脱離しないように調製する工程と、
(3)得られたポリロタキサンの環状分子の水酸基を疎水性修飾基で修飾する工程、
によって処理することにより得られる。
かかる有機系溶剤としては、特に限定されるものではないが、イソプロピルアルコールやブチルアルコールなどのアルコール類、酢酸エチルや酢酸ブチルなどのエステル類、メチルエチルケトンやメチルイソブチルケトンなどのケトン類、ジエチルエーテルやジオキサンなどのエーテル類、トルエンやキシレンなどの炭化水素溶剤などを挙げることができ、該親油性ポリロタキサンは、これらの2種以上を混合した溶媒についても良好な溶解性を示す。
また、これらの工程は硬化剤を用いることでより円滑に行うことができる。
(a)工程の混合工程は、用いる塗膜形成成分に依存するが、溶媒無しで又は溶媒中で行うことができる。また、溶媒は塗膜形成時に加熱処理などで除去できる。
この際、硬化剤を用いてもよく、硬化剤は塗膜補修用ワックスに予め配合しておいてもよいが、塗布の際に塗膜補修用ワックスと混合して使用するような、いわゆる2液型にしておく方が取り扱いに便利である。
また、上記硬化剤は、分子量が2000未満、好ましくは1000未満、更に好ましくは600未満、いっそう好ましくは400未満のものを用いることができる。
この親水性ポリロタキサンにおいて、上記修飾基は、親水基又は親水基と疎水基を有し、全体として親水性であればよい。かかる親水基及び疎水基は上述の通りである。
このような反応基としては、例えば水酸基、カルボキシル基、アミノ基、エポキシ基、イソシアネート基、チオール基、アルデヒド基などを挙げることができるが、これらに限定されるものではない。なお、反応基としては、後述する封鎖基を形成する(ブロック化反応)際に、この封鎖基と反応しない基が好ましい。
上記修飾度が0.1未満であると、水や水系溶剤への溶解性が十分でなくなることがあり、不溶性ブツが生成することがある。
また、官能基を有している親水基を導入することにより、他のポリマーとの反応性を向上させることが可能になる。
包接量が0.06未満では滑車効果が不十分となって補修部位を形成する塗膜の伸び率が低下することがあり、0.61を超えると、環状分子が密に配置され過ぎて環状分子の可動性が低下し、同様に塗膜の伸び率が不十分となって耐擦傷性が劣化する傾向があることによる。
直鎖状分子の分子量が1,000未満では、環状分子による滑車効果が十分に得られなくなって補修部位を形成する塗膜の伸び率が低下し、耐擦傷性が劣化する一方、分子量が40,000を超えると、塗料への溶解性が低下し、また、表面の膜形成によってクリヤー塗膜としての平滑性などの外観が劣化する傾向があることによる。
上述の如き、親水性ポリロタキサンは、
(1)環状分子と直鎖状分子とを混合し、環状分子の開口部を直鎖状分子で串刺し状に貫通して直鎖状分子に環状分子を包接させる工程と、
(2)得られた擬ポリロタキサンの両末端(直鎖状分子の両末端)を封鎖基で封鎖して、環状分子が串刺し状態から脱離しないように調整する工程と、
(3)得られたポリロタキサンの環状分子が有する水酸基を親水性修飾基で修飾する工程、
によって処理することにより得られる。
これらのうち、より好適なものとしてアルコール類、更に好適なものとしてグリコールエーテル類を挙げることができる。なお、トルエンのような有機溶剤が若干含まれていても、全体として水との親和力が強い性質を有すれば、水系溶剤としてよい。
この架橋ポリロタキサンは、一般的に、
(a)親水性ポリロタキサンを他の塗膜形成成分と混合し、
(b)当該塗膜形成成分の少なくとも一部を物理的及び/又は化学的に架橋させ、
(c)当該塗膜形成成分の少なくとも一部と親水性ポリロタキサンとを環状分子を介して結合させる(硬化反応)ことにより形成できる。
親油性ポリロタキサンの混合比率は、ワックス固形分に対して1〜30%とするのがよい。
親油性ポリロタキサンが1%未満では、滑車効果が低減して補修塗膜の伸び率が低下し、耐擦傷性が低下することがある。30%を超えると、有機系溶剤の蒸発により体積収縮を生じ、補修部位の消失機能が低下することがある。
なお、本発明では、これらワックスを1種単独で又は2種以上を混合して使用することができる。
固形ないし半固形にするには、有機系溶剤への溶解性の観点から、上記親油性ポリロタキサンを配合するのがよく、ペースト状や液状については、親油性ポリロタキサン又は親水性ポリロタキサンのいずれを用いてもよい。
なお、液状ワックスを製造する際は、有機系溶剤や水系溶剤、従来公知の界面活性剤その他の分散剤を用い、油中水滴型(W/O型)又は水中油滴型(O/W型)のエマルションを形成すればよい。
なお、光架橋基としては、ケイ皮酸、クマリン、カルコン、アントラセン、スチリルピリジン、スチリルピリジニウム塩及びスチリルキノリン塩などを例示できる。
更に、かかる樹脂成分は、ホモポリマーでもコポリマーでもよい。コポリマーの場合、2種以上のモノマーから構成されるものでもよく、ブロックコポリマー、交互コポリマー、ランダムコポリマー又はグラフトコポリマーのいずれであってもよい。
誘導体としては、上述した水酸基、アミノ基、カルボキシル基、エポキシ基、ビニル基、チオール基又は光架橋基及びこれらの組合せに係る基を有するものが好ましい。
なお、かかる各種添加材、顔料や光輝材などについては、補修という観点から補修対象の塗膜と同一の成分とするのが好ましく、補修対象に応じて適宜変更することができる。
よって、本発明の塗膜補修用ワックスは、補修対象である塗膜が透明(着色透明も含む)塗膜の場合には透明ワックスとし、補修対象である塗膜が着色塗膜の場合には着色ワックスとするのが望ましい。
更に、上記光輝剤の具体例としては、アルミ顔料、マイカ顔料などを挙げることができる。
また、本発明の塗膜補修用ワックスは、通常の補修用ワックスの塗布と同様の作業性で目的の外観を得ることが可能である。
下記の操作を行い、図3に示すように、補修対象とする積層塗膜を形成した。
図3において、この積層塗膜は、下塗り塗膜層10と中塗り塗膜層20とクリヤー塗膜層30とを積層して形成されている。なお、クリヤー塗膜層30には、下記の修飾基を有するポリロタキサンが配合してあり、耐擦傷性が向上している。
Zalipskyらの手法(Zalipsky et al., Eur.Polym.J.1989,19,1177−1183)に従い、トルエン中でPEG−monostearate(TCI社製)にヘキサメチレンジイソシアネートを結合させたのち、エーテルによる再結晶で精製した。得られたイソシアネート化PEG−monostearate15gをDMSO(ジメチルスルホキシド)中に溶かしたPR(ポリロタキサン)(約500mg)と室温下一晩反応させた後、エーテルによる再析出で精製し乾燥させ、修飾したポリロタキサンを得た。
修飾基を有するポリロタキサンをトルエンを用いてその濃度が10%になるように溶解した。日本油脂株式会社製のベルコートNo.6200(商品名;アクリル・メラミン硬化型クリヤー塗)料に、溶解したポリロタキサンを撹拌しながら添加し、ポリロタキサンを含有するクリヤー塗料を得た。
リン酸亜鉛処理した厚み0.8mm、70mm×150mmのダル鋼板に、カチオン電着塗料(商品名「パワートップU600M」、日本ペイント社製カチオン型電着塗料)を乾燥膜厚が20μmとなるように電着塗装した後、160℃で30分間焼き付けた。
次いで、日本油脂社製のグレーの中塗り(商品名:ハイエピコNo.500)を30μm塗装し、140℃で30分間焼き付けた。
更に、日本油脂株式会社製のベルコートNo.6010シルバーメタリックを10μm塗装し、ウエットオンウエットでポリロタキサンを含有するクリヤー塗料を30μm塗装し、140℃で30分間焼き付け、図3に示す積層塗膜を得た。
上述の如くして得られた積層塗膜のクリヤー塗膜層を#1500のサンドペーパーで研磨して補修部位を形成し、この補修部位を有する積層塗膜を下記の性能評価に供した。
表1に示すように、所定のポリロタキサンをケロシンで溶解させ、この規定量をカルナバロウに添加し、乳鉢で混合し、各実施例の塗膜補修用ワックスを得た。
所定のポリロタキサンを用いない以外は、実施例1〜8と同様の操作を繰り返し、本例の塗膜補修用ワックスを得た。
以上のようにして得られた実施例1〜8及び比較例1の塗膜補修用ワックスを下記の試験に供した。
各例の補修用ワックスを上記積層塗膜のクリヤー塗膜層(補修部位)に塗布し、傷の消失程度を目視により評価した。得られた結果を表1に併記する。なお、表1中の記号の意味は下記の通りである。
○:傷が目立たない。
△:少し傷が見える。
×:多くの傷が見える。
補修後の積層塗膜に対し、洗車機を用いて5回洗車を行い傷付きの程度を目視評価した。なお、表1中の記号の意味は下記の通りである。
○:傷が目立たない。
△:少し傷が見える。
×:多くの傷が見える。
3 透明樹脂
3’透明樹脂
5 ポリロタキサン
6 直鎖状分子
7 環状分子
8 封鎖基
9 架橋点
10 下塗り塗膜層
20 中塗り塗膜層
30 クリヤー塗膜層
Claims (7)
- 環状分子と、この環状分子を串刺し状に包接する直鎖状分子と、この直鎖状分子の両末端に配置され上記環状分子の脱離を防止する封鎖基とを有するポリロタキサンを含有する塗膜補修用ワックスであって、
上記ポリロタキサンが、ポリエチレングリコールモノステアリン酸エステルがヘキサメチレンジイソシアネートを介して結合する基を有する親油性ポリロタキサンであることを特徴とする塗膜補修用ワックス。 - 上記親油性ポリロタキサンの直鎖状分子が、ポリエチレングリコール及び/又はポリカプロラクトンであることを特徴とする請求項1に記載の塗膜補修用ワックス。
- 上記親油性ポリロタキサンの環状分子の包接量が、上記直鎖状分子が環状分子を包接する最大量である最大包接量を1とすると、0.06〜0.61であることを特徴とする請求項1又は2に記載の塗膜補修用ワックス。
- 上記環状分子が、α−シクロデキストリン、β−シクロデキストリン及びγ−シクロデキストリンから成る群より選ばれた少なくとも1種のシクロデキストリンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つの項に記載の塗膜補修用ワックス。
- 上記親油性ポリロタキサンをワックス固形分に対して1〜30質量%の割合で含有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つの項に記載の塗膜補修用ワックス。
- 固形、ペースト状又は液状をなすことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つの項に記載の塗膜補修用ワックス。
- 透明ワックス又は着色ワックスであることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つの項に記載の塗膜補修用ワックス。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005298572A JP4379735B2 (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | ポリロタキサン含有塗膜補修用ワックス |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2005298572A JP4379735B2 (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | ポリロタキサン含有塗膜補修用ワックス |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2007106866A JP2007106866A (ja) | 2007-04-26 |
| JP4379735B2 true JP4379735B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=38032988
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2005298572A Expired - Fee Related JP4379735B2 (ja) | 2005-10-13 | 2005-10-13 | ポリロタキサン含有塗膜補修用ワックス |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4379735B2 (ja) |
-
2005
- 2005-10-13 JP JP2005298572A patent/JP4379735B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2007106866A (ja) | 2007-04-26 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4376848B2 (ja) | 硬化型溶剤系クリア塗料 | |
| KR101031144B1 (ko) | 경화형 용제계 상도 도료용 재료, 이것을 이용한 도료 및도막 | |
| EP2397527A1 (en) | Microparticle/polyrotaxane-containing coating, microparticle/polyrotaxane-containing coating film and coated article | |
| JP4376849B2 (ja) | 常温乾燥型溶剤系クリア塗料及び塗膜並びにポリロタキサン | |
| CN101278022B (zh) | 用于可固化溶剂类面涂料的材料以及包含其或由其形成的涂料和涂膜 | |
| JP2007099992A (ja) | 常温乾燥型溶剤系上塗り塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜 | |
| JP2007099991A (ja) | 硬化型溶剤系ソフトフィール塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜 | |
| JP2007099990A (ja) | 硬化型溶剤系下塗り塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜 | |
| JP2007099994A (ja) | 常温乾燥型溶剤系下塗り塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜 | |
| JP5140047B2 (ja) | 硬化型溶剤系クリア塗膜 | |
| JP2009287031A (ja) | 硬化型溶剤系塗料 | |
| JP4420887B2 (ja) | 車体に形成された硬化型溶剤系ストーンガードコート | |
| JP4379735B2 (ja) | ポリロタキサン含有塗膜補修用ワックス | |
| JP4420883B2 (ja) | 積層塗膜 | |
| JP4376846B2 (ja) | 焼付け硬化型水系クリヤー塗料 | |
| JP4671118B2 (ja) | 補修積層塗膜及び補修積層塗膜の作製方法 | |
| JP4420889B2 (ja) | 車体に形成された焼付け乾燥型溶剤系ストーンガードコート | |
| JP5176086B2 (ja) | ポリロタキサン含有自動車用着色プラスチック | |
| JP2007106870A (ja) | メタリック塗膜の下地形成塗料用材料、これを用いた塗料及び塗膜 | |
| WO2007043434A1 (ja) | 硬化型水系上塗り塗料用材料及びこれを用いた塗料 | |
| JP2007106861A (ja) | ポリロタキサン含有自動車用透明プラスチック | |
| JP4379734B2 (ja) | 焼付け硬化型水系ソフトフィール塗料 | |
| JP4424505B2 (ja) | 車体に形成された硬化型水系ストーンガードコート | |
| JP4420884B2 (ja) | 積層塗膜 | |
| CN101278021A (zh) | 用于常温干燥型水性面涂料的材料和使用其的涂料 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080826 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A132 Effective date: 20090618 |
|
| A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090814 |
|
| TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20090908 |
|
| A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
| A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20090909 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002 Year of fee payment: 3 |
|
| R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4379735 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131002 Year of fee payment: 4 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |