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JP4381990B2 - 通信回線制御システム - Google Patents
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Description

本発明は一定の数の通信回線と通信手段によって多数の通信を送る通信システムにおいて、通信の要求を各通信手段に分散して要求することにより、全体の通信の効率化を図った通信回線制御システムに関する。
なお、本発明が適用可能な上記「一定の数の通信回線と通信手段によって多数の通信を送る通信システム」としては、並列的な複数の通信回線を有する通信システム、クライアントサーバーシステム、複数のファクシミリ等の通信機器を備えた通信システム、光ケーブル等の高速送受信を行うに媒体にバッチ式にデータを送受信するシステム、等がある。
一定の数の通信回線と通信手段に多数の通信を送る通信システムにおいては、特定の通信回線や通信手段に通信の要求が集中し、その通信回線や通信手段に一旦送られた通信データがなかなか通信相手に送られないことがしばしば発生する。
このような現象が発生する通信システムの具体例としては以下のようなものがある。
(a) 並列的な複数の通信回線(電話回線、コンピュータの通信回線等)を有する通信システムにおいて、特定の通信回線に通信が集中する場合がこれに該当する。
この場合には、使用しようとする回線が使用できず、通信ができない、ということが生じる。
(b) 一つのセンターサーバーに複数の分散サーバーが接続され、これらの分散サーバーに多数のクライアントが接続されたクライアントサーバーシステムにおいて、多数のクライアントが特定の分散サーバーにセンターサーバーへの通信リクエストが送った場合がこれに該当する。
この場合には、通信リクエストが集中した分散サーバーはフル稼動の状態にも関わらず、他の分散サーバーはアイドリングの状態になる。クライアント側から見ると、通信リクエストがなかなか処理されず、通信をすることができない、ということが起こる。
(c) 複数のファクシミリを備えた通信システムにおいて、特定のファクシミリに送信データが集中し、他のファクシミリが送信可能にも関わらず、データをなかなか送信できない場合がこれに該当する。
上記(a)〜(c)の例で説明したような通信の集中による障害を回避する方法として、通信回線や通信手段ごとに特定の種類の通信を担当させることが考えられていた。
この従来の方法の一例として、証券会社における株式注文用の通信システムの例を用いて、上記「特定の通信回線や通信手段に特定の通信を担当させる従来の方法」について説明する。
図8に特定の通信回線や通信手段に特定の通信を担当させた株式注文用の通信システムの構成を示す。
この株式注文用の通信システムでは、取引所50に複数のラインL1〜L4が接続されている。各ラインL1〜L4には通信手段T1〜T4が設けられている。通信手段T1〜T4は、ラインL1〜L4を介して取引所50との間の通信プロトコルを制御し、データを送受信する装置である。
各通信手段T1〜T4には専用注文端末TM1〜TM5が接続されている。専用注文端末TM1〜TM5とは、図8に示すように、バスケット注文を行う端末、シングル注文を行う端末、委託注文を行う端末、のように特定の種類の注文を行う注文端末である。なお、バスケット注文とは、複数銘柄の株式を組み合わせて注文する株式注文方法をいい、シングル注文とは、単一銘柄の株式を注文する株式注文方法をいう。委託注文とは、証券会社が顧客の委託を受けて株式を注文する株式注文方法をいう。
この株式注文用の通信システムによれば、株式注文の種類に応じて専用注文端末TM1〜TM5を使い分け、取引所50に株式注文を行うことができる。
しかしながら、上記「特定の通信回線や通信手段に特定の種類の通信を担当させる従来の方法」では、ある通信回線に負荷が集中したときに、他の負荷が低い通信回線を利用することができないため、全体としての通信効率は低かった。
また、上記従来の方法では、ある通信回線が通信不能になったときに、その担当している種類の通信は送受信することができなくなった。これでは、データを確実に通信相手に送る信頼性が低かった。
また、光ケーブル等の高速送受信を行うに媒体を用いる通信システムのように、実際にデータを送受信する時間より、送受信をするためのプロトコルを成立させるための時間の方が多くかかる通信システムでは、種類ごとに複数の通信データをまとめて送受信をする方が通信効率が高い。
ところが従来は、一本の高速回線で、送られてきた通信リクエストを通信の種類によってグループ分けして貯めておき、それぞれの通信種類について一定数の通信リクエストがまとまった段階で送受信するシステムがなかった。
そこで、本発明が解決しようとする課題は、通信リクエストの相互の干渉による通信の非効率を避け、かつ、通信回線全体を使用して通信でき、通信障害を他の通信回線によってバックアップすることができる通信回線制御システムを提供することにある。
本願請求項1に係る通信回線制御システムは、
一箇所の通信相手に接続された複数本の通信回線と、前記通信回線にそれぞれ接続された通信手段と、前記通信手段の複数個に接続された負荷分散制御手段と、一つの負荷分散制御手段に複数個接続された通信端末とを有する通信回線制御システムにおいて、
前記通信手段は、少なくとも1つの通信チャネルを有し、前記通信チャネルに対して通信の種類によって分類した通信IDを宣言または解除することができ、通信IDを宣言された通信チャネルは、宣言された通信IDと同一の通信IDを有する通信データのみを通し、宣言された通信IDと同一の通信IDを有する通信データを待ち行列にして保持でき、
前記負荷分散制御手段は、前記通信端末から通信IDを付した通信リクエストとデータを受け取り、前記通信リクエストの通信IDと同一の通信IDを宣言された通信チャネルを予め定められた優先順序で検索し、使用可能な状態の通信チャネルのうち優先順位が最も高い通信チャネルに前記通信リクエストのデータを送信する、ことを特徴とするものである。
本願請求項2に係る通信回線制御システムは、請求項1の通信回線制御システムにおいて、
前記負荷分散制御手段は、前記通信端末から通信IDを付した通信リクエストを受け取り、前記通信リクエストの通信IDと同一の通信IDを通す通信チャネルを予め定められた優先順序で検索し、使用可能な状態の通信チャネルのうち優先順位が最も高い通信チャネルに前記通信リクエストのデータを送信するとともに、リクエスト元の通信端末の情報を保持し、応答通信のデータを前記リクエスト元の通信端末に送信する、ことを特徴とするものである。
本願請求項3に係る通信回線制御システムは、請求項2の通信回線制御システムにおいて、
前記負荷分散制御手段は、
前記通信手段を、通信IDと、通信手段を特定する情報と、によって管理する通信手段管理部と、
前記通信端末の通信リクエストの発生、処理、返信までを管理する通信リクエスト管理部と、
リクエスト元の通信端末を、通信リクエストごとに管理するリクエスト元通信端末管理部と、
通信リクエストや応答通信リクエストを入力し、前記リクエストの処理を前記各管理部に振り分ける主制御部と、
を有していることを特徴とするものである。
本願請求項4に係る通信回線制御システムは、請求項3の通信回線制御システムにおいて、
前記通信手段管理部は、
通信リクエストを発した通信端末とその通信リクエストの通信を行う通信手段との間の交信を保持するための通信経路ごとに、通信経路および通信手段に関する情報を管理する通信手段インフォメーション管理手段と、
通信手段とそれらの通信IDとを登録した通信手段マネージメントテーブルを有し、前記通信手段インフォメーション管理手段を管理する通信手段マネージメントテーブル管理手段と、
を有していることを特徴とするものである。
本願請求項5に係る通信回線制御システムは、請求項3の通信回線制御システムにおいて、
前記通信リクエスト管理部は、
通信IDごとに、通信を行う通信手段の情報を管理し、通信リクエストのデータを保持する通信リクエストキュー管理手段と、
通信IDごとに、前記通信リクエストキュー管理手段を管理する通信リクエストキューマネージャー手段と、
通信IDごとに、通信リクエストに対する応答を監視し、応答があった場合の応答データの送信を管理するリプライウォッチャー手段と、
を有していることを特徴とするものである。
本願請求項6に係る通信回線制御システムは、請求項3の通信回線制御システムにおいて、
前記通信手段は、通信に障害が発生したときは、その通信手段の通信IDと通信手段を特定する情報を前記負荷分散制御手段に送り、
前記負荷分散制御手段は、前記通信手段管理部と前記通信リクエスト管理部とから、前記通信手段から送られた通信IDと同一の通信IDを有する通信手段を検索し、通信不能になった前記通信手段に関する情報を削除することにより、通信障害をバックアップすることを特徴とするものである。
以上の説明から明らかなように、本発明の通信回線制御システムによれば、一定の数の通信回線と通信手段によって多数種類の通信を行う場合に、通信種類によって通信手段の使用の優先順序を定め、使用可能な状態の通信手段であってその時点で最も優先順序が高い通信手段によって送受信を行うので、使用可能な通信手段を用いて流動的に通信を行うことができる。これにより、特定の回線が過負荷の状態になって通信ができない不都合を防止することができる。
また、特定の通信手段に通信障害が発生したときは、次の使用優先順序の通信手段によって通信を行うことができるので、円滑に通信障害をバックアップすることができる。
次に、本発明の実施形態について添付の図面を参照して以下に説明する。
最初に、本発明による通信回線制御システムのシステム構成例を図1に示して説明する。
図1において、全体を符号1で示す通信回線制御システムは、通信相手2に接続された複数本の通信回線L1〜L4と、通信回線L1〜L4にそれぞれ接続された通信手段T1〜T4と、通信手段T1〜T4に接続された負荷分散制御手段3と、負荷分散制御手段3に接続された通信端末TM1〜TM5とを有する。
また通信手段T1〜T4は、通信IDに対応した通信チャネル10〜30,50を有している。ここで、通信IDとは、図1にも示すように「通信ID10」、「通信ID20」、…、というように通信種類によって分類した通信の識別子であって、通信に付すものである。
通信IDを分類するための通信の種類は、ユーザーの通信回線制御システムの使用方法によって、ユーザーが自由に定めることができる。たとえば、通信データの内容によって通信IDを付し、通信種類ごとに異なる通信回線を優先的に使用するようにしてもよい。あるいは、通信の優先度によって通信をランク分けして通信IDを付し、優先度の高い通信IDの通信を優先的に通すようにしてもよい。
通信相手2は、単一の通信相手でもよいし、複数の通信相手でもよい。人の他、コンピュータ、通信機器であってもよい。
通信回線L1〜L4は、有線、無線、搬送電流を問わず、通信を通す通信路をいうものとする。
通信手段T1〜T4は、通信回線L1〜L4に対して通信データを入出力する手段であって、後述する通信チャネル10〜30の通信IDを宣言したり、解除したりの処理を行うことができる情報処理機能を有し、通信チャネル10〜30に一定数の通信リクエストのデータを待行列にして保持しておくことができるものである。好ましくは、通信手段T1〜T4はコンピュータからなる。
また、通信手段T1〜T4は、同一種類の通信を所定数まとめて送受信することができる。すなわち、通信手段T1〜T4は、送られてきた通信リクエストを通信種類によってグループ分けして貯めておき、それぞれの通信種類について一定数の通信リクエストがまとまったことを条件に通信可能と判断し、送信することができるのである。
負荷分散制御手段3は、通信端末TM1〜TM5から通信リクエストを受け取り、通信リクエストに付された通信IDと同一の通信IDを通す通信チャネル10〜30,50を予め定められた優先順序で検索し、使用可能な状態の通信チャネル10〜30,50のうちの優先順位が最も高いものにその通信リクエストのデータを送信する手段である。負荷分散制御手段3は、上記処理を行うための情報処理装置であり、固定的に上記処理を行うように作り込んだ情報処理装置でもよいが、好ましくはソフトウェアによって制御されたコンピュータである。
なお、通信回線制御システム1は、応答通信のデータの送信をも行うものであっても、一方的に送信のみを行うものであってもよい。
通信回線制御システム1が応答データの送信をも行うものである場合は、負荷分散制御手段3は、リクエスト元の通信端末TM1〜TM5の情報を保持し、応答通信のデータをそのリクエスト元の通信端末に送信する。
通信端末TM1〜TM5は、通信のリクエストを入出力する装置であり、電話、専用端末、コンピュータ等である。通信端末TM1〜TM5は、通信リクエストを送るときに、前記通信IDを付して送る。
上記構成の通信回線制御システム1による通信は以下のようにして行われる。通信端末TM1〜TM5は通信リクエストに通信IDを付して個別に負荷分散制御手段3に送る。負荷分散制御手段3は、通信端末TM1〜TM5からの通信リクエストを受け取り、通信リクエストに付された通信IDを読み取り、同一通信IDの送受信を行う通信チャネル10〜30,50を有する通信手段T1〜T4を一定優先順序に従ってサーチする。ここで「サーチ」とは、通信手段の通信チャネルにすでに格納されている通信リクエストが一定数に達したか否かをチェックし、一定数に達している場合には次の優先順位の通信手段の通信チャネルをチェックすることをいう。
上記サーチの結果、負荷分散制御手段3は、使用可能な状態の通信チャネル10〜30,50のうち優先順位が最も高いものにその通信リクエストのデータを送信する。通信手段T1〜T4は、各通信チャネルの待行列に入っている通信リクエストを逐次通信相手2に送信する。
この場合、先に述べたように通信手段T1〜T4は、送られてきた通信リクエストを通信種類によってグループ分けして貯めておき、それぞれの通信種類について一定数の通信リクエストがまとまったことを条件に通信可能と判断し、送信する。これにより、一定量のデータをまとめて送ることができ、通信プロトコルの確立等に費やされる時間を節約して高効率の通信を行うことができる。
図1に示した例では、通信手段T1〜T3は、それぞれ通信チャネル10〜30を有し、複数種類の通信を送受信することができる。これに対し、通信手段T4は、通信チャネル50のみの送受信をすることができるので、従来の専用回線と同一のものになっている。
これにより、通信ID10の通信リクエストは、通信手段T1〜T3の空いている通信チャネル10に送られる。通信ID20〜30についても同じである。通信ID50は常に通信チャネル50に送られる。
これにより、通信リクエストは不特定の空いている通信手段に送られることになり、通信回線制御システム1は全体として効率の高い通信を行うことができる。具体的な通信の負荷分散制御の方法は後にまた説明する。
次に、本発明の特徴的な部分である負荷分散制御手段3の構成とその処理について以下に説明する。
図2は、負荷分散制御手段3のクラスオブジェクトの構造を示している。
なお、「オブジェクト」とは、ある属性によってクラス分けし、データと手続とを一体化したものである。オブジェクトは、以下の特徴を有している。
(1)同じ属性を有するオブジェクト(クラスオブジェクト)は、基本的に同じメソッド(所定の処理を行う手段)を有している。
(2)あるクラスオブジェクトの属性やメソッドは、他のクラスオブジェクトでも継承できる。
(3)他のオブジェクトにそのオブジェクトが有するメソッドによる処理を依頼することができる。
本明細書でいう「オブジェクト」は、上記データと手続を一体化したソフトウェアと、オブジェクトを実行するためのハードウェアとを含むものとする。
本実施形態の負荷分散制御手段3の構成手段は、「オブジェクト」からなる。各処理手段を「オブジェクト」とすることにより、本発明のシステムは、種々の処理に柔軟に対応できるようになる。しかし、これは本発明をオブジェクト指向の枠組みに限る意味ではない。つまり、オブジェクトと同一の機能を通常の手続型プログラムによって制御された処理装置によって負荷分散制御手段3を実現するようにしてもよい。
図2において、負荷分散制御手段3を構成する各オブジェクトは4角形の線で囲み、上段にオブジェクト名、中段に属性、下段にそのオブジェクトのメソッドを記している。
図2に示すように、全体を符号3で示すコアーノードは、主制御部4と、通信手段管理部5と、通信リクエスト管理部6と、リクエスト元通信端末管理部7とを有している。
通信手段管理部5は、通信手段インフォメーション管理手段5aと、通信手段マネージメントテーブル管理手段5bとからなる。
通信手段インフォメーション管理手段5aは、所定の通信リクエストとその通信リクエストを処理する通信手段との交信を維持する通信経路ごとに、その通信経路に関する情報と、通信手段に関する情報とを管理する手段である。通信経路は、所定の通信リクエストに対して所定の通信手段が送受信の処理を行うが、その情報の流れの交信経路である。通信手段インフォメーション管理手段5aは、通信経路ごとに通信手段の情報(通信手段を特定する情報)や、その他の通信経路に関する情報(たとえば、通信プロトコル等)を管理するのである。
通信手段マネージメントテーブル管理手段5bは、全システムで1個存在し、通信手段マネージメントテーブルを有し、前記通信手段インフォメーション管理手段5aを管理する。なおここで、オブジェクト間の「管理」とは、たとえば、通信手段マネージメントテーブル管理手段5bは、通信手段インフォメーション管理手段5aに依頼し、所定の通信手段の情報を検索させ、回答を得る等の制御を行うことをいう。オブジェクト間の「管理」については以下に同じとする。
通信手段マネージメントテーブルとは、本発明による通信回線制御システム1に接続される各通信手段の情報を登録したテーブルをいう。ここで、通信手段マネージメントテーブルに登録する通信手段の情報は、各通信手段を特定する情報、通信ID等である。
通信リクエスト管理部6は、リプライウォッチャー手段6aと、通信リクエストキュー管理手段6bと、通信リクエストキューマネージャー手段6cとからなる。
リプライウォッチャー手段6aは、通信リクエストIDごとに存在し、応答待ちの通信端末の情報を登録し、応答を監視し、応答があった場合にはその応答データを送信する手段である(応答通信のデータを送信するシステム)。通信リクエストIDは、通信リクエストを特定するために通信リクエストごとに付された識別子である。
通信リクエストキュー管理手段6bは、通信IDごとに存在し、対応する通信IDの送受信を行う通信手段の情報を管理し、通信リクエストの通信データを保持する。
通信リクエストキュー管理手段6bは、通信リクエストがあった場合に、対応する通信IDの通信手段をサーチし、通信リクエストの通信データを転送し、応答があるまで前記通信リクエストを登録しておくものである。
通信リクエストキューマネージャー手段6cは、通信IDごとに存在し、前記通信リクエストキュー管理手段6bを管理する。
リクエスト元通信端末管理部7は、通信リクエストIDごとに通信リクエスト送信元の通信端末の情報を管理する。
以上が負荷分散制御手段3の各構成手段の説明であったが、次ぎに通信における各構成手段の作用について以下に説明する。なお、以下の説明では図2に示した負荷分散制御手段3の構成を参照することにより、構成手段間の関係がより明らかとなる。
最初に、本発明の通信回線制御システム1を構成するには、システムに通信手段を接続しなければならない。この通信手段の接続の処理の流れを図3に示す。なお、図3のフローチャートにおいて、各処理ステップの処理を行う処理手段を括弧を付して示す。
図3に示すように、本発明の通信回線制御システム1に通信手段T1〜T4を接続するには、接続を要求する通信手段T1〜T4が負荷分散制御手段3の主制御部4に通信手段の接続を要求するイベントを送信する。
この接続要求のイベントを受けた主制御部2(ステップS100)は、通信手段接続受付用チャネルに通信手段を接続するためのイベントを発生する(ステップS110)。このイベントは、次のように処理される。
まず、接続を要求する通信手段について、新たな通信手段インフォメーション管理手段5aが作成され、通信経路情報やその通信手段に関する情報等が登録される(ステップS120)。
次に、この新たな通信手段は、通信手段マネージメントテーブルに登録される(ステップS130)。
以上の処理で通信手段がシステムに接続される。次に、接続された通信手段は、どのような通信IDの送受信を行うかの通信ID宣言をしなければならない。通信ID宣言の処理の流れを図4に示す。なお、図4のフローチャートにおいて、各処理ステップの処理を行う処理手段を括弧を付して示す。
図4に示すように、通信ID宣言をする通信手段は、通信ID宣言の要求を負荷分散制御手段3の主制御部4に送信する(ステップS200)。
主制御部4は上記通信ID宣言のイベントを受け、通信手段マネージメントテーブル管理手段5bにメッセージを送り、通信手段マネージメントテーブル管理手段5bによりその通信手段についての通信手段インフォメーション管理手段5aを作成し、通信ID、通信手段特定情報を通信手段マネージメントテーブルに登録する(ステップS210)。
次に、通信リクエスト管理部6に通信手段の登録を行う。
まず、通信手段インフォメーション管理手段5aが、同一の通信IDを有する通信リクエストキューマネージャー手段6cが存在するか否かを検索する(ステップS220)。同一の通信IDの通信リクエストキューマネージャー手段6cがなければ、新たに作成する。
次に、通信手段インフォメーション管理手段5aは、前記ステップS220により検索あるいは作成された通信リクエストキューマネージャー手段6cに、通信ID宣言を行っている通信手段の情報を登録する(ステップS230)。
最後に、上記通信リクエストキューマネージャー手段6cは、対応する通信リクエストキュー管理手段6bを取得し、通信ID宣言をしている通信手段を送受信可能な通信手段として登録する(ステップS240)。ここで、「取得」とは、所定のオブジェクトを検索し、リンクを介して種々のメッセージを送れる状態にすることをいうものとする。
以上が通信ID宣言とその処理についての説明であったが、通信障害によって所定の通信手段が通信不能になったときは、通信手段が通信ID解除の宣言を行う。通信ID解除の宣言は、上記通信ID宣言と同一のオブジェクトを辿り、登録してあった通信手段、通信IDに関する情報を削除することによって達成される。
通信手段が接続され、通信手段が通信ID宣言をした通信回線制御システム1は、以下に説明するように通信処理を行う。以下、応答データの送信まで行う通信処理の流れを説明する。
上記通信には、通信端末から通信手段への通信リクエストの送信と、通信手段から通信端末への応答通信データの送信とがある。これらの送信は、すべて負荷分散制御手段3を介して行われる。
図5に、通信端末から通信手段への通信リクエストの送信の流れを示す。なお、図5のフローチャートにおいて、各処理ステップの処理を行う処理手段を括弧を付して示す。
通信リクエストは、通信端末から発せられ、図5の最初に示すように、負荷分散制御手段3の主制御部4に通信リクエストのイベントとして入力される(ステップS300)。
上記通信リクエストのイベントを受けた主制御部4は、通信経路ごとに通信手段インフォメーション管理手段5aを生成する(ステップS310)。
次に、上記ステップS310によって生成された通信手段インフォメーション管理手段5aは、通信リクエストの通信IDに対応する通信IDの通信リクエストキューマネージャー手段6cを取得する(ステップS320)。
上記ステップS320によって取得された通信リクエストキューマネージャー手段6cは、同一の通信IDの通信リクエストキュー管理手段6bを取得する(ステップS330)。通信リクエストキューマネージャー手段6cは、取得した通信リクエストキュー管理手段6bに通信リクエストに関する情報(通信データ)を渡す(ステップS340)。
上記通信リクエストキュー管理手段6bは、上記通信リクエストに関する情報をその通信リクエストキュー、つまり通信リクエストの待行列に登録する(ステップS350)。
次に、通信リクエストキュー管理手段6bはリプライウォッチャー手段6aを取得し、これに通信リクエスト元の通信端末を応答待ち通信端末として登録する(ステップS360)。
上記ステップS360で取得されたリプライウォッチャー手段6aは、その通信リクエストに対して応答待ちタイマを設定し、応答を監視する(ステップS370)。
次に、通信リクエストキュー管理手段6bは、所定の優先順位に従って通信を行う通信手段(具体的には通信チャネル)をサーチし、使用可能な状態の通信手段のうち優先順位が最も高い通信チャネルである通信手段インフォメーション管理手段5aを取得する(ステップS380)。
次に、上記通信手段インフォメーション管理手段5aが、上記負荷が低い通信手段に対し、通信データを送信する(ステップS390)。これにより、通信リクエストと通信データが所定の通信手段を介して通信相手に送られることになる。
以上が通信端末から通信手段への通信リクエストの送信であるが、ステップS380,S390において通信リクエストキュー管理手段6bが通信可能な通信手段のうち優先順位が最も高いものを検索して、それに通信データを送信する処理により、本発明の通信回線制御システム1は通信回線の負荷分散を行うことができるのである。
次に、通信相手から通信手段を介して通信端末へ応答通信データを送信する処理について説明する。
図6に通信手段から通信端末への応答通信データの送信の流れを示す。図6のフローチャートにおいて、図5と同様に各処理ステップの処理を行う処理手段を括弧を付して示す。
応答通信データの送信のイベントは、通信を行った通信手段から送信され、図6の最初に示すように、通信回線制御システム1の主制御部4に入力される(ステップS400)。
上記応答送信のイベントを受けた主制御部4は、応答送信を行った通信手段の通信手段インフォメーション管理手段5aを取得する(ステップS410)。
次に、上記ステップS410によって取得された通信手段インフォメーション管理手段5aは、対応する通信IDの通信リクエストキューマネージャー手段6cを取得する(ステップS420)。
上記ステップS420によって取得された通信リクエストキューマネージャー手段6cは、同一の通信IDの通信リクエストキュー管理手段6bを取得する(ステップS430)。
上記ステップS430によって取得された通信リクエストキュー管理手段6bは、通信リクエストをその通信リクエストキューから削除する(ステップS440)。
次に、リプライウォッチャー手段6aは、通信リクエスト元の通信端末に関するデータを応答待ち通信端末のデータから削除する(ステップS450)。
以上のステップS420〜S450の処理により、通信リクエスト管理部6から通信リクエストが削除される。
次に、リプライウォッチャー手段6aは、通信手段マネージメントテーブル管理手段5bにアクセスし、これを取得する(ステップS460)。
通信手段マネージメントテーブル管理手段5bは、通信手段の情報から、対応する通信手段インフォメーション管理手段5aを取得し、この通信手段インフォメーション管理手段5aとリクエスト元通信端末管理部7により、リプライウォッチャー手段6aはリクエスト元の通信端末の情報を得ることができる(ステップS470)。
最後に、リプライウォッチャー手段6aは、上記のように得られたリクエスト元通信端末に処理結果を送信する(ステップS480)。
以上が、通信処理における通信リクエストの送信と応答通信データの返信に関する負荷分散制御手段3の処理の流れである。
次に、負荷分散制御手段3による「一定の優先順序に従って通信手段の通信チャネルをサーチし、使用可能な状態の通信チャネルのうち優先順位が最も高いものに通信リクエストのデータを送信する」処理と、「通信障害があったときに通信不能になった通信手段の他の通信手段によって通信をバックアップする」処理について、具体例を用いて以下に説明する。
図7は、本発明を適用した株式注文用の通信システムを示している。図7において、取引所8(通信相手2に相当する)には、複数のラインL1〜L4が接続されている。ラインL1〜L4には、注文データを送信する通信手段T1〜T4がそれぞれ接続されている。通信手段T1〜T4には、注文リクエストを送信する負荷分散制御手段3が接続されている。負荷分散制御手段3には、複数の注文端末OTM1〜OTM3(通信端末TM1〜TM5に相当する)が接続されている。
この株式注文用の通信システムでは、バスケット注文とシングル注文という注文の種類によって分類した通信ID10,20によって注文リクエストの処理をするものとする。念のために、バスケット注文とは、複数銘柄の株式を組み合わせて注文する方法をいい、シングル注文とは、単一銘柄の株式を注文する方法をいう。バスケット注文は大量のデータを送信する一例であり、シングル注文は優先的に少量のデータを送信する一例である。なお、通信IDは、このほかに適宜に委託注文と自己注文というように、注文の主体によって分類することもできる。
通信手段T1〜T4は、それぞれ取引所8とのプロトコル確立を行うプロトコル制御部と、通信チャネルを管理し、通信チャネルに保持された注文データを適当な数ブロッキングし、取引所8に送信するラインマネージャーLM1〜LM4が設けられている。
ラインマネージャーLM1〜LM3は、バスケット注文を受け付けるバスケット注文チャネルと、シングル注文を受け付けるシングル注文チャネルとを有している。ラインマネージャーLM4は、シングル注文チャネルのみを有している。すなわち、ラインL1〜L3は、バスケット注文とシングル注文とを行う複数用途回線であり、ラインL4はシングル注文のみを行う専用回線である。
バスケット注文チャネルとシングル注文チャネルは、使用される優先順序を予め付されている。図7のバスケット注文チャネルとシングル注文チャネルの下に記した数字は、それぞれの注文チャネルの優先順序を示している。つまり、バスケット注文であれば、通信手段T1→T2→T3の順で通信手段の使用状態が検索され、シングル注文であれば、通信手段T4→T3→T2→T1の順で検索される。
上記構成の株式注文用の通信システムにおいて、注文端末OTM1〜OTM3がバスケット注文やシングル注文のリクエストを発すると、各注文リクエストは以下のように処理される。なお、各注文リクエストには、バスケット注文かシングル注文かを識別する通信ID10,20が付されている。
最初に、注文リクエストは負荷分散制御手段3に送られる。負荷分散制御手段3は、注文端末OTM1〜OTM3からの注文リクエストを通信IDによってバスケット注文かシングル注文かを識別する。
次に、負荷分散制御手段3は、注文リクエストがバスケット注文であれば、通信手段T1→T2→T3の順でバスケット注文チャネルの使用状態を検索し、シングル注文であれば、通信手段T4→T3→T2→T1の順でシングル注文チャネルの使用状態を検索する。上記各注文チャネルは、予め待行列にして保持しておける注文リクエストの数を宣言している。負荷分散制御手段3は、注文チャネルの待行列の注文リクエストの数が予め宣言した数に達しているときは、その注文チャネルが使用中であるとして次の注文チャネルを検索する。
このようにして、負荷分散制御手段3は、使用可能な注文チャネルのうちで最も優先順位が高い注文チャネルに注文リクエストを送信する。全注文チャネルが使用中である場合は、負荷分散制御手段3は注文リクエストを保持したまま、ラインマネージャーLM1〜LM4のいずれかから応答通信データの送信があった時に再度注文チャネルを検索する。
通信手段T1〜T4のラインマネージャーLM1〜LM4は、注文チャネルを交互にチェックし、到着した注文リクエストのデータを取り出し、取引所8が規定する数を最大値としてブロッキング処理を行い、取引所8に注文電文を送信する。ラインマネージャーLM1〜LM4は、取引所8から注文受付通知を受信すると、負荷分散制御手段3を介してその応答通信を注文元の注文端末OTM1〜OTM3に送信する。
通信手段T1〜T4のいずれかに通信障害が発生したときは、通信手段T1〜T4が負荷分散制御手段3に対して通信ID解除宣言を行う。この通信ID解除宣言は、上述したように、通信可能な通信手段や通信チャネルのリストから通信障害のあった通信手段や通信チャネルの情報を削除することによって実現される。通信IDが解除されると、負荷分散制御手段3は、その通信手段や通信チャネルが無いものとして次の通信手段や通信チャネルをサーチするので、結局通信が他の通信手段によってバックアップされる。
上述のようにして本発明による通信回線制御システムは、複数の通信手段を一定の優先順序にしたがって使用し、通信手段が使用中である場合は次の通信手段を使用するので、回線が特定の種類の通信に固定されず、ある種類の通信がその時点で空いている回線を通じて送られる。これにより、ある特定種類の通信回線が過負荷の状態によってその種類の通信のみが送信されない弊害を解消することができる。
また、上記例のように、各通信チャネルの優先順序を通信回線に対して順不同に設定することにより、通信回線が全体的に使用されることになり、回線全体としての通信効率を向上させることができる。
また、通信チャネルは通信手段の通信ID宣言によって設定されるが、通信チャネルを適当に設定することにより、上記例のラインL4のように特定の回線を適宜に専用回線とすることもできる。たとえば、ラインL4にシングル注文の通信IDを設定すれば該ラインをシングル注文の専用回線とすることができる。
さらに、本発明による通信回線制御システムによれば、通信手段のいずれかに通信障害が発生したときは、他の通信回線が使用するので、流動的に通信障害をバックアップすることができる。
以上で「一定の優先順序に従って通信手段の通信チャネルをサーチし、使用可能な状態の通信チャネルのうち優先順位が最も高いものに通信リクエストのデータを送信する」処理と、「通信障害があったときに通信不能になった通信手段の他の通信手段によって通信をバックアップする」処理についての説明を終了する。次に、本発明による通信回線制御システムの適用例について説明する。
本発明による通信回線制御システムは、要するに「一定の数の通信回線と通信手段によって多数の通信を送る通信システム」であって、広汎な通信システムに適用することができる。このような適用可能な通信システムとしては、(a)並列的な複数の通信回線を有する通信システム、(b)クライアントサーバーシステム、(c)光ケーブル等の高速送受信を行うに媒体にバッチ式にデータを送受信するシステム、等がある。
(a) 並列的な複数の通信回線を有する通信システムについては、既に説明した株式注文用の通信システムや、複数のファクシミリを備えた通信システムにおいて、ファクシミリと通信端末の間に本発明による負荷分散制御手段を介在させ、通信負荷を分散し通信障害でバックアップするようにした通信システム、等が考えられる。
(b) クライアントサーバーシステムでは、たとえば一つのセンターサーバーに複数の分散サーバーが接続され、これらの分散サーバーに多数のクライアントが接続されたクライアントサーバーシステムにおいて、クライアントと分散サーバーの間に本発明による負荷分散制御手段を介在させ、分散サーバーの負荷を分散し、処理に障害が発生したときに他の分散サーバーによってバックアップするようにしたクライアントサーバーシステム、等が考えられる。
(c) 光ケーブル等の高速送受信を行うに媒体にバッチ式にデータを送受信するシステムについては、高速回線にデータを流す複数の通信手段と通信端末とを設け、通信手段と通信端末の間に本発明による負荷分散制御手段を介在させ、1本の高速回線によって多目的の通信を行うようにした高速通信システムが考えられる。
この場合、通信手段は同一種類のデータを一定のデータ量をまとめて送るようするのが好ましい。これは、光ケーブル等の高速送受信を行うに媒体については、通信プロトコル確立のための時間を少なくすることができ、高速で大量のデータの送受信を可能にする効果を有する。
本発明による通信回線制御システムの一例の構成とその処理の流れを示したブロック図。 本発明の通信回線制御システムの負荷分散制御手段の構成とその処理の流れを示したブロック図。 本発明の通信回線制御システムへの通信手段の接続の処理を示したフローチャート。 本発明の通信回線制御システムにおける通信ID宣言の処理を示したフローチャート。 本発明の通信回線制御システムにおける通信端末から通信手段への通信リクエストの送信の流れを示したフローチャート。 本発明の通信回線制御システムにおける通信手段から通信端末への応答通信の送信の流れを示したフローチャート。 本発明の通信回線制御システムを適用した株式注文用通信システムの構成と処理の流れを示したブロック図。 従来の株式注文用通信システムの構成と処理の流れを示したブロック図。
符号の説明
1 通信回線制御システム
2 通信相手
3 負荷分散制御手段
4 主制御部
5 通信手段管理部
5a 通信手段インフォメーション管理手段
5b 通信手段マネージメントテーブル管理手段
6 通信リクエスト管理部
6a リプライウォッチャー手段
6b 通信リクエストキュー管理手段
6c 通信リクエストキューマネージャー手段
7 リクエスト元通信端末管理部
L1 通信回線
L2 通信回線
L3 通信回線
L4 通信回線
LM1 ラインマネージャー
LM2 ラインマネージャー
LM3 ラインマネージャー
LM4 ラインマネージャー
OTM1 注文端末
OTM2 注文端末
OTM3 注文端末
T1 通信手段
T2 通信手段
T3 通信手段
T4 通信手段
TM1 通信端末
TM2 通信端末
TM3 通信端末
TM4 通信端末
TM5 通信端末

Claims (6)

  1. 一箇所の通信相手に接続された複数本の通信回線と、前記通信回線にそれぞれ接続された通信手段と、前記通信手段の複数個に接続された負荷分散制御手段と、一つの負荷分散制御手段に複数個接続された通信端末とを有する通信回線制御システムにおいて、
    前記通信手段の少なくとも一部は複数の通信チャネルを有し、前記通信手段は前記通信チャネルに対して通信の種類によって分類した通信IDを宣言または解除することができ、通信IDを宣言された通信チャネルは、宣言された通信IDと同一の通信IDを有する通信データのみを通し、宣言された通信IDと同一の通信IDを有する通信データを待ち行列にして保持でき、
    前記負荷分散制御手段は、前記通信端末から通信IDを付した通信リクエストとデータを受け取り、前記通信リクエストの通信IDと同一の通信IDを宣言された通信チャネルを予め定められた優先順序で検索し、使用可能な状態の通信チャネルのうち優先順位が最も高い通信チャネルに前記通信リクエストのデータを送信する、ことを特徴とする通信回線制御システム。
  2. 前記負荷分散制御手段は、前記通信端末から通信IDを付した通信リクエストを受け取り、前記通信リクエストの通信IDと同一の通信IDを通す通信チャネルを予め定められた優先順序で検索し、使用可能な状態の通信チャネルのうち優先順位が最も高い通信チャネルに前記通信リクエストのデータを送信するとともに、リクエスト元の通信端末の情報を保持し、応答通信のデータを前記リクエスト元の通信端末に送信する、ことを特徴とする請求項1記載の通信回線制御システム。
  3. 前記負荷分散制御手段は、
    前記通信手段を、通信IDと、通信手段を特定する情報と、によって管理する通信手段管理部と、
    前記通信端末の通信リクエストの発生、処理、返信までを管理する通信リクエスト管理部と、
    リクエスト元の通信端末を、通信リクエストごとに管理するリクエスト元通信端末管理部と、
    通信リクエストや応答通信リクエストを入力し、前記リクエストの処理を前記各管理部に振り分ける主制御部と、
    を有していることを特徴とする請求項2記載の通信回線制御システム。
  4. 前記通信手段管理部は、
    通信リクエストを発した通信端末とその通信リクエストの通信を行う通信手段との間の交信を保持するための通信経路ごとに、通信経路および通信手段に関する情報を管理する通信手段インフォメーション管理手段と、
    通信手段とそれらの通信IDとを登録した通信手段マネージメントテーブルを有し、前記通信手段インフォメーション管理手段を管理する通信手段マネージメントテーブル管理手段と、
    を有していることを特徴とする請求項3記載の通信回線制御システム。
  5. 前記通信リクエスト管理部は、
    通信IDごとに、通信を行う通信手段の情報を管理し、通信リクエストのデータを保持する通信リクエストキュー管理手段と、
    通信IDごとに、前記通信リクエストキュー管理手段を管理する通信リクエストキューマネージャー手段と、
    通信IDごとに、通信リクエストに対する応答を監視し、応答があった場合の応答データの送信を管理するリプライウォッチャー手段と、
    を有していることを特徴とする請求項3記載の通信回線制御システム。
  6. 前記通信手段は、通信に障害が発生したときは、その通信手段の通信IDと通信手段を特定する情報を前記負荷分散制御手段に送り、
    前記負荷分散制御手段は、前記通信手段管理部と前記通信リクエスト管理部とから、前記通信手段から送られた通信IDと同一の通信IDを有する通信手段を検索し、通信不能になった前記通信手段に関する情報を削除することにより、通信障害をバックアップすることを特徴とする請求項3記載の通信回線制御システム。
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