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JP4382017B2 - 画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびにプログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents
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JP4382017B2 - 画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびにプログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

画面作成装置、画面作成プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体、ならびにプログラマブル表示器、制御プログラムおよびそのプログラムを記録した記録媒体 Download PDF

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Description

本発明は、画面に表示されているディレイスイッチ部品をいつまで操作すればよいかを確認するためのウインドウを表示するプログラマブル表示器および上記画面を作成するための画面作成装置に関するものである。
機械などの操作においては、オペレータによる意図しない動作などで誤操作が生じないように様々な工夫が施されている。例えば、遅延スイッチ(ディレイスイッチ)を用いた操作では、遅延スイッチへの操作が予め設定された期間持続されるとその操作を有効にすることが行われている(特許文献1)。
操作盤としての機能を有するプログラマブル表示器では、表示された画面にタッチスイッチ部品として設けられるディレイスイッチが、オペレータによって一定時間タッチ操作されることにより、その操作(ONまたはOFF操作)を有効にするように動作する。タッチ操作を持続する一定時間は、通常、プログラマブル表示器内のタイマーによって計時される。
特開平5−274962号公報(1993年10月22日公開)
ところが、プログラマブル表示器は、上記のようなディレイスイッチを操作するとき、ディレイスイッチをいつまで操作すれば有効になるのかを画面上で表示させる機能を備えていなかった。
また、パーソナルコンピュータなどの分野においては、動作が完了するまでの時間経過をタイムグラフバーなどによって表示して、動作の進行状況をユーザに報知する技術が知られている。
しかしながら、プログラマブル表示器において、ディレイスイッチが操作されてから、そのようなウインドウを表示させて、ディレイスイッチの操作が有効になるまでの状況を画面に表示させるには、専用のプログラムを必要とする。例えば、ディレイスイッチのタッチ操作開始と同時にタイマーが作動するとタイマーの作動状況を表示するプログラムをプログラマブル表示器内で起動することが考えられる。このようなプログラムは、通常、プログラマブル表示器に標準で装備されておらず、ユーザが独自に開発する必要がある。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであり、ディレイスイッチをタッチ操作しているときのタイマーの作動状況を画面に表示させることを専用のプログラムを必要とすることなく容易に行うことを目的としている。
本発明に係る画面作成装置は、タイマーが予めセットされた所定時間を計時するまでタッチ操作を持続することによってタッチ操作が有効となるディレイスイッチ部品を含み、プログラマブル表示器に表示される画面を作成する画面作成装置において、上記の課題を解決するために、前記画面において前記ディレイスイッチ部品がタッチ操作されたときに、前記プログラマブル表示器において作動するタイマーの作動状況を示すタイマー作動状況ウインドウを表示することを当該ディレイスイッチ部品の属性として設定するウインドウ表示設定手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成では、ウインドウ表示設定手段によって、タイマー作動状況ウインドウを表示することがディレイスイッチ部品の属性として当該ディレイスイッチ部品に設定される。これにより、プログラマブル表示器は、そのディレイスイッチ部品を含む画面を表示している状態で、当該ディレイスイッチ部品が操作されると、上記の設定に基づいてタイマー作動状況ウインドウを表示することができる。それゆえ、専用のプログラムを用いることなくタイマー作動状況ウインドウを表示することが可能となる。
この画面作成装置において、前記ウインドウ表示設定手段は、前記タイマー作動状況ウインドウの仕様を変更することが好ましい。これにより、ユーザの好みやユーザが作成した独自の画面に合わせてタイマー作動状況ウインドウの仕様を変更することができる。
本発明の画面作成プログラムは、前記画面作成装置のいずれかを動作させるプログラムであって、コンピュータを前記ウインドウ表示設定手段として機能させる。また、この画面作成プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、専用のプログラムを用いることなくタイマー作動状況ウインドウを表示することを可能とする。
本発明のプログラマブル表示器は、予めセットされた所定時間を計時するタイマーと、画面に設けられたディレイスイッチ部品へのタッチ操作が開始すると前記タイマーを作動させるとともに、前記タイマーが前記所定時間を計時するまで前記ディレイスイッチ部品へのタッチ操作が持続されると前記ディレイスイッチ部品のタッチ操作を有効にするスイッチ操作制御手段とを備え、前記画面作成装置によって作成された画面を表示するプログラマブル表示器であって、前記ディレイスイッチ部品が操作されたときに、当該ディレイスイッチ部品に設定された前記タイマー作動状況ウインドウを表示するとともに、前記タイマーの作動が停止したときに前記タイマー作動状況ウインドウの表示を停止するウインドウ表示制御手段を備えていることを特徴としている。
上記の構成では、表示された画面上のディレイスイッチがオペレータによって操作されると、スイッチ操作制御手段によってタイマーが作動するとともに、ウインドウ表示制御手段によって、タイマー作動状況ウインドウが表示される。オペレータによるディレイスイッチ部品へのタッチ操作が、タイマーが前記所定時間を計時するまで持続されると、スイッチ操作制御手段によって、ディレイスイッチ部品のタッチ操作が有効になるとともに、ウインドウ表示制御手段によって、タイマー作動状況ウインドウの表示が停止される。
タイマー作動状況ウインドウが表示されている間、タイマー作動状況ウインドウにはタイマーの作動状況が示されているので、オペレータは、これからどの程度ディレイスイッチ部品へのタッチ操作を持続すればよいのかを画面上で確認することができる。それゆえ、ディレイスイッチ部品の操作性を向上させることができる。
本発明の制御プログラムは、前記プログラマブル表示器を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記スイッチ操作制御手段およびウインドウ表示制御手段として機能させる。また、この制御プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。これにより、ディレイスイッチ部品の操作性を向上させることができる。
本発明に係る画面作成装置は、画面においてディレイスイッチ部品がタッチ操作されたときに、プログラマブル表示器において作動するタイマーの作動状況を示すタイマー作動状況ウインドウを表示することを当該ディレイスイッチ部品の属性として設定するウインドウ表示設定手段を備えている。それゆえ、専用のプログラムを用いることなくタイマー作動状況ウインドウを表示することが可能となる。したがって、そのような専用プログラムの開発に要する手間を省いて、プログラマブル表示器に関するシステム開発を効率的に行うことができるという効果を奏する。
本発明の実施形態を図1ないし図8に基づいて説明すると、以下の通りである。
図1に示すように、本実施形態に係る制御システム1は、プログラマブル表示器2と、PLC3と、デバイス4と、シリアルケーブル5とを備えている。
また、プログラマブル表示器2は、画面転送ケーブル6を介してパーソナルコンピュータ7と接続されている。画面転送ケーブル6は、後述するようにパーソナルコンピュータ7で作成された画面データをプログラマブル表示器2に転送するためのケーブルであり、USBケーブルなどが用いられる。パーソナルコンピュータ7は、作画ソフトウエアがインストールされており、後述するようにして作成した画面データを転送するときに画面転送ケーブル6を介してプログラマブル表示器2と接続されるが、通常、プログラマブル表示器2とPLC3とが通信を行う制御システム1の運転時には、プログラマブル表示器2と切り離される。
一方、プログラマブル表示器2およびPLC3は、シリアルケーブル5を介して接続されている。シリアルケーブル5は、PLC3に固有の通信プロトコルで通信を行うことが可能なケーブルである。通信プロトコルは、PLC3がシーケンサから発達してきた経緯もあって、製造会社毎、あるいは、同一会社であっても製品毎など、PLC3の機種毎に異なっていることが多い。
PLC3は、ユーザが作成したシーケンスプログラム(ラダープログラムなど)にしたがって、入力ユニットを介して入力用のデバイス4から出力される出力データを取り込むとともに、出力用のデバイス4に制御データを与える。入力用のデバイス4としては、センサ(温度センサ、光センサなど)、スイッチ(押ボタンスイッチ、リミットスイッチ、圧力スイッチなど)のような機器が用いられる。出力用のデバイス4としては、アクチュエータ、リレー、電磁弁、表示器などが用いられる。これらのデバイス4…は、製造ラインなどの各種のターゲットシステムの所要各部に配置される。また、デバイス4は、後述するタッチパネル24などの入力装置から手動で入力されたデータを格納するための後述するメモリ部22における特定の領域であってもよい。また、デバイス4は、PLC3内のメモリ3aにおける特定の領域であってもよい。
PLC3内のメモリ3a(デバイスメモリ)は、デバイス4の状態(デバイス4からの出力値やデバイス4への設定値)を示すデータ(ワードデータやビットデータ)を、デバイスアドレスで特定される領域に格納している。メモリ3aにおいて、ワードデバイスは、入出力されるデータが数値のようなワードデータを格納する領域として設定され、ワードアドレス(デバイスアドレス)で指定される。また、ビットデバイスは、オン・オフ状態のようなビットデータを格納する領域として設定され、ビットアドレス(デバイスアドレス)で設定される。このような設定により、メモリ3a内の任意のワードデバイスまたはビットデバイスをデバイスアドレスを指定してアクセスするだけでデバイス4…を制御し、またはその状態に関する情報を個別に取り出すことができる。
以降の説明では、デバイスアドレスを適宜、アドレスと称する。
プログラマブル表示器2は、CPUなどの演算処理装置を備えており、ユーザが作成した入力操作および表示用の画面データを表示することによりプログラマブル表示器特有の操作機能および表示機能を実現する専用コンピュータである。制御システム1のHMIとして好適に使用されるプログラマブル表示器2は、後述する処理指示語(タグ)を組み合わせて決定される画面データに基づいて、デバイス4の状態を画面表示する際の動作や、画面への操作に応じてデバイス4の状態を制御する際の動作を特定する。このプログラマブル表示器2は、シリアルケーブル5を介したPLC3との通信により、PLC3を介して表示画面に状態を表示する各デバイス4の状態を取得し、例えば、後述のディスプレイ24に各デバイス4の状態を表示する機能を有する。また、プログラマブル表示器2は、後述のタッチパネル23への操作に応じて、デバイス4へデバイスの状態制御を指示する機能を有する。
なお、デバイス4の状態の取得/変更は、その都度指示してもよいし、プログラマブル表示器2内にキャッシュを用意し、取得/変更時には、キャッシュへアクセスするとともに、所定の時間間隔毎や所定のイベント毎に通信してアドレスの実体と同期を取ってもよい。
プログラマブル表示器2は、上記の機能を実現するために、HMI処理部21と、メモリ部22と、タッチパネル23、ディスプレイ24およびインターフェース部(図中、I/F)25,26を備えている。以下、プログラマブル表示器2の主要各部について詳細に説明する。
タッチパネル23は、ディスプレイ24の表示画面上で入力を行うために設けられている入力装置である。ディスプレイ24は、プログラマブル表示器2を薄型に構成するために、液晶ディスプレイやELディスプレイのような平板型ディスプレイが好適に用いられる。
インターフェース部25は、プログラマブル表示器2がパーソナルコンピュータ7との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。一方、インターフェース部26は、プログラマブル表示器2がPLC3との間のシリアル通信を行うための通信制御部であり、シリアルケーブル5に接続されている。
HMI処理部21は、後述するユーザ画面の表示制御、ユーザ画面を介した入力操作の制御、PLC3などの接続機器との通信の制御、音声出力の制御といった処理を行う。なお、これらの処理については、後に詳しく説明する。
メモリ部22は、DRAM22a、FEPROM(Flash Erasable and Programmable ROM)22b、SRAM22c等のメモリを含んでいる。
DRAM22aは、主に、表示制御などの演算処理時の作業用に用いられる他、PLC3との間でやり取りされるデータの一時的な記憶に用いられる。特に、DRAM22aは、PLC3のメモリ3aにおいてアドレスによって特定される領域に格納されるデバイス4の状態を示すデータ(以降、このデータを「アドレスの内容」と称する)をデバイスメモリとの間で受け渡しするための状態メモリ領域を有している。
なお、上記のデータを格納するのは、PLC3のメモリ3aに限定されない。例えば、プログラマブル表示器2がPLCの制御機能を備えていれば、当然として、上記のデータを格納するのは、プログラマブル表示器2のメモリ部22のいずれかの領域ということになる。
SRAM22cは、PLC3から得られたデータをロギングしたり、PLC3に与える設定値データ(レシピデータ)を記憶したりするために用いられる。
FEPROM22bは、書き替え可能な読み出し専用のフラッシュメモリであり、一般のパーソナルコンピュータにおけるハードディスクドライブの役割を果たす。フラッシュメモリは、可動部を持たず、かつ衝撃に強いので、劣悪な周囲環境でも安定して動作する。
また、上記のFEPROM22bは、図2に示すように、HMI処理プログラムと、通信プロトコルと、画面データとをそれぞれ格納するエリアを有している。
HMI処理プログラム(制御プログラム)は、上記の表示制御、入力操作制御、通信制御などのプログラマブル表示器2が動作するための基本機能を実現するためのプログラムである。このHMI処理プログラムがHMI処理部21において実現する機能については、後に詳しく説明する。
通信プロトコルは、PLC3との通信処理で用いられるプロトコルであり、PLC3の機種(メーカ)に応じて固有に定められている。この通信プロトコルには、PLC3へのデータの読み出しを指示するコマンドコードが含まれている。このコマンドコードは、PLC3の制御機能に対応付けられているアドレスと組み合わされることによって、所望の制御機能についてのデータをPLC3に送信することができる。
画面データは、プログラマブル表示器2に表示される画面(ユーザ画面)のデータであり、ディスプレイ25に表示すべきベース画面や部品のデータおよび各部品に付与された処理指示語Wなどを含んでいる。
図3に示すように、画面データに含まれる処理指示語(タグ)Wは、ベース画面上で実行されるべき事象毎に作成されている。この処理指示語Wは、基本的には、表示制御動作を実行すべきベース画面のファイル番号Fと、このベース画面上で実行すべき動作内容を特定する事象名Tと、各実行事象毎に参照される1または複数のデータからなる参照情報Iとを一組として備えている。
本実施形態に係るプログラマブル表示器2では、上記のタグとして、表示タグ、タッチ入力タグ、タイマーウインドウ表示タグなどが規定されている。
表示タグは、ベース画面上の領域(表示範囲)とその領域への表示に対応するアドレスとの関連を示す。タッチ入力タグは、画面上の領域(入力範囲)とその領域へのタッチ入力に対応するアドレスとの関連を示す。さらに、本実施形態では、各タグは、複数の単位画面の少なくとも1つと関連付けることができる。
表示タグは、アドレスの内容の変化などの事象(イベント)の発生と連動して、ベース画面上における対応位置に所定のオブジェクト(表示要素)を表示可能とする。すなわち、表示タグは、ファイル番号Fとしてベース画面のファイル番号を含み、事象名Tとして表示対象となるオブジェクトの表示を特定する事象名を含み、参照情報Iとして表示対象の表示座標範囲、呼び出す表示対象を特定するファイル番号、および表示対象の表示時に参照するアドレスを含んでいる。
また、タッチ入力タグは、例えば、タッチパネル23に対するタッチ操作と連動して、DRAM22a内に設けられた前述の状態メモリ領域内の所定アドレスに設定したビットデバイスを反転したり、ワードデバイスの値を書き替えたりする。すなわち、入力タグは、ファイル番号Fとして単位画面のファイル番号を含み、事象名Tとしてタッチパネル23の操作を特定する事象名を含み、参照情報Iとしてタッチパネル23からの入力操作を有効とする入力座標範囲、およびタッチパネル23のタッチ操作と連動してデータを書き替えるべきアドレスを含んでいる。
また、タイマーウインドウ表示タグは、タッチ入力領域(ディレイスイッチ部品)が設けられるベース画面にタイマーウインドウ301を表示することを可能とする。すなわち、タイマーウインドウ表示タグは、ファイル番号Fとしてベース画面のファイル番号を含み、事象名Tとしてタッチパネル23の操作を特定する事象名を含み、参照情報Iとして、タッチパネル23からの入力操作を有効とする入力座標範囲、およびベース画面に呼び出されるタイマーウインドウ301のファイル番号を含んでいる。
上記の画面データは、後述する作画エディタ部73によって作成され、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bにファイル形式でFEPROM22bに保存される。この画面ファイルは、図形データやアドレスデータを含んでいる。図形データは、円や四角形などの図形データ、部品のデータ、文字列、処理指示語Wなどを含んでいる。アドレスデータは、図形データにおける部品のデータや処理指示語Wなどのアドレスに対応付けられるデータについて、作画エディタ部73で設定された前記のアドレスおよびアドレスに対応するコメント(アドレスに付与された名称)を含んでいる。
コメントとしては、デバイス4の動作状態のような事象名や、スイッチに対応するSWやランプに対応するLAMPのようなデバイス4に対応する符号や、操作指示などが挙げられる。
HMI処理部21のHMI(Human Machine Interface)機能は、画面データの表示、ユーザ画面への各種のデータの設定、設定されたデータのPLC3への送信およびPLC3から受信したデータのユーザ画面への表示などである。このような機能は、前述のHMI処理プログラムをプログラマブル表示器2が備えるCPUなどの演算処理手段に実行させることにより図4に示すシステム制御部21aとして実現される。
このシステム制御部21aは、画面データから、現在表示中の単位画面に関連する表示タグを抽出するとともに、各表示タグに関連するアドレスの内容をそれらの表示タグについて所定の周期毎にアドレスを指定してPLC3のメモリ3aから読み出し、表示タグで指定された表現形式の部品などを読み出した内容に応じた形態で画面上の指定された領域へ表示する。一方、システム制御部21aは、タッチパネル23への入力操作を受け付けると、現在表示中の単位画面に対応し、その入力操作にマッチする入力タグを画面データから検索し、入力タグが示すアドレスの内容をメモリ3aにおいてアドレスを指定して入力結果に応じて書き替える。これにより、プログラマブル表示器2は、画面データが示すデバイス4の状態を、画面データが示す表現形式で画面データが示す表示位置(部品など)に、データ表示用の部品(メータ表示器、数値表示器、グラフ表示器など)、図形、グラフなどのオブジェクト(表示要素)を用いて表示したり、表示した画面において部品などの操作用のオブジェクトを介した入力操作に応じてデバイス4の状態を変更したりできる。
また、HMI処理部21は、スイッチ操作制御部21bおよびウインドウ表示制御部21cを含んでいる。
スイッチ操作制御部21b(スイッチ操作制御手段)は、図8に示すように、画面401に設けられたディレイスイッチDSW(ディレイスイッチ部品)がユーザによってタッチ操作されると、HMI処理部21に設けられたタイマー21dを作動させ、タイマー21dが予めセットされている時間まで計時して動作を停止するまでタッチ操作が持続されると、ディレイスイッチDSWのタッチ操作を有効にする。また、スイッチ操作制御部21bは、タイマー21dにセットされている時間に達する前にユーザによるタッチ操作が解除されると、タイマー21dをリセットして、ディレイスイッチDSWのタッチ操作を無効にする。
ウインドウ表示制御部21c(ウインドウ表示制御手段)は、スイッチ操作制御部21bおよびタイマー21dの動作に応じてタイマーウインドウ301(タイマー作動状況ウインドウ)の表示を制御する。
具体的には、ウインドウ表示制御部21cは、スイッチ操作制御部21bがタイマー21dを作動させるのと同時に、前述のタイマーウインドウ表示タグに基づいて、後述するようにディレイスイッチDSWに設定されたタイマーウインドウ301を、対応する画面401(ベース画面)に呼び出してディレイスイッチDSWの近傍にポップアップ表示するとともに、タイマー21dの計時時間をタイマー表示部301bの表示形態に応じて表示する。また、ウインドウ表示制御部21cは、タイマー21dが予めセットされている時間まで計時して動作を停止するとタイマーウインドウ301を閉じる(表示停止する)。また、ウインドウ表示制御部21cは、タイマー21dにセットされている時間に達する前にユーザによるタッチ操作が解除されて、スイッチ操作制御部21bによってタイマー21dがリセットされたときもタイマーウインドウ301を閉じる。
上記のHMI制御部21は、FEPROM22bに格納されるHMI処理プログラム(制御プログラム)がCPUなどの演算処理部によって実行されることで実現される機能ブロックの部分である。このHMI処理プログラムは、プログラマブル表示器2と分離可能に構成される記録媒体に記録可能であり、その記録媒体からプログラマブル表示器2にインストールされてもよい。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、本制御システム1は、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能に構成されていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
続いて、パーソナルコンピュータ7について説明する。パーソナルコンピュータ7は、CPU、メモリ(RAM、ROMなど)、外部記憶装置(ハードディスクドライブ、MOドライブなど)、表示装置および入力装置(キーボード、マウスなど)を有している。また、パーソナルコンピュータ7は、図1に示すように、制御部71、インターフェース部(図中、I/F)72、作画エディタ部73およびデータ記憶部74を備えている。
インターフェース部72は、プログラマブル表示器2との間の通信を行うための通信制御部であり、画面転送ケーブル6に接続されている。
制御部71は、ハードウエア(CPUやメモリなど)およびソフトウエア(オペレーティングシステムなど)によって実現される演算処理を行う部分である。また、制御部71は、アプリケーションプログラムである作画ソフトウエアを実行することにより、作画エディタ部73を実現する。作画エディタ部73は、パーソナルコンピュータ7と分離可能に構成される記録媒体に記録され、この記憶媒体からパーソナルコンピュータ7にインストールすることが可能である。また、パーソナルコンピュータ7は、作画エディタ部73を備えることにより画面作成装置として機能する。
上記の記録媒体(プログラムメディア)は、コンピュータに読み取り可能な記録媒体であり、磁気テープやカセットテープなどのテープ系、フレキシブルディスクやハードディスクなどの磁気ディスク系、CD−ROM、MO、MD、DVDなどの光ディスク系、ICカード(メモリカードを含む)、光カードなどのカード系が好適である。その他、上記のプログラムメディアは、マスクROM、EPROM、EEPROM、フラッシュROMなどによる半導体メモリを含めた固定的にプログラムを担持する媒体であってもよい。
また、パーソナルコンピュータ7が、インターネットを含む通信ネットワークと接続可能な環境に置かれていれば、通信ネットワークからプログラムをダウンロードするように流動的にプログラムを担持する媒体であってもよい。ただし、このように通信ネットワークからプログラムをダウンロードする場合には、そのダウンロード用プログラムは予めパーソナルコンピュータ7に格納されるか、あるいは別な記録媒体からインストールされるものであってもよい。
作画エディタ部73は、ユーザ独自の画面であるユーザ画面を作成できるように、スイッチ、ランプ、テンキー、各種表示器(例えば、数値表示器、メータ表示器およびグラフ表示器)などの部品、各種のタグ設定機能、描画機能、テキスト入力機能などを備えている。部品としては、単一の機能を有する部品だけでなく、複数の機能を有する、複合スイッチ、カウンタ、タイマといった複合機能を有する部品が用意されている。表示要素としての部品は、ユーザが容易に選択できるようにライブラリ形式で登録されており、部品の機能に応じた入力タグや表示タグなどが予め付与されている。描画機能は、直線や曲線の線図形(表示要素)を描画したり、各種のグラフ(表示要素)、円、四角形、三角形などの基本図形(表示要素)の描画および図形内の指定色や模様による塗りつぶしを行ったりするための機能である。
このような作画エディタ部73を用いてユーザ画面を作成する際、ユーザがディスプレイに表示されたベース画面上で部品を所定の操作手順にしたがって配置位置を指定することにより、ベース画面上に部品が配置されていく。
作画エディタ部73は、属性設定部73aを有している。
属性設定部73a(ウインドウ表示設定手段)は、例えば図5(a)および(b)に示すようなディレイスイッチ部品についての属性設定用のダイアログボックス101をユーザインターフェースとして提供し、そのダイアログボックス101によって入力された各項目の設定内容をディレイスイッチ部品に設定する。ディレイスイッチは、タッチ操作が所定時間持続するとアドレスのビット(“0”,“1”)を切り替えるためのスイッチである。
図5(a)に示すように、ダイアログボックス101は、「情報」のタブに、コメント表示欄102と、部品表示欄103と、操作ビットアドレス指定欄104と、モニタビットアドレス指定欄105と、ビット動作指定欄106とを有している。また、図5(b)に示すように、ダイアログボックス101は、「タイマーウインドウ」のタブに、タイマー表示機能使用/非使用選択欄111と、ウインドウカスタムボタン112とを有している。
コメント表示欄102は、前述のコメントを入力して設定するために設けられている。部品表示欄103は、選択されたディレイスイッチDSWの画像を表示するために設けられている。
操作ビットアドレス指定欄104は、ディレイスイッチDSWについてディレイスイッチDSWの操作状態を反映させるビットを指定するアドレスとしてのビットアドレスを指定するために設けられる。例えば、前述のシステム処理部21aは、ディレイスイッチDSWの操作が有効になると、設定された後述のビット動作に応じてビットアドレスのビットの状態を変化させる。
属性設定部73aは、ダイアログボックス101に設けられた図示しないポップアップキーボードアイコンがクリックされると、ポップアップキーボードを表示し、ユーザがこのポップアップキーボードを用いて入力したアドレスを部品表示欄103に表示された部品に対応付けて設定する。
モニタビットアドレス指定欄105は、ビットスイッチ部品が操作されて設定された操作ビットアドレスの内容(“On”または“Off”)が変化すると、On状態またはOff状態の銘板や背景色等を指定するためのアドレスを設定入力するために設けられる。属性設定部73aは、ダイアログボックス101に設けられた図示しない他のポップアップキーボードアイコンがクリックされると、ポップアップキーボードを表示し、ユーザがこのポップアップキーボードを用いて入力したアドレスを部品表示欄103に表示された部品に対応付けてモニタビットアドレスとして設定する。なお、上記のOn状態またはOff状態は、部品表示欄103の上に設けられた「ステート」部で選択される。
ビット動作指定欄106は、ビット動作を行うスイッチ部品について用意されている前述の「セット」、「リセット」、「モーメンタリ」、「反転」、「比較」からいずれか1つを選択するラジオボタンを有している。
「リセット」は、スイッチが操作されると、PLC3のメモリ3aにおいて指定したビットアドレスの内容がOFFとなり、操作が解除されてもOFF状態を保持する動作である。「モーメンタリ」は、スイッチが操作されている間だけ、メモリ3a内の指定ビットアドレスの内容がONとなり、操作が解除されると指定ビットアドレスの内容がOFFとなる動作である。「反転」は、スイッチが操作されるごとに、メモリ3a内の指定ビットアドレスの内容がON状態とOFF状態との間で切り替えるオルタネート動作である。
タイマー表示機能使用/非使用選択部111は、プログラマブル表示器2のタイマー表示機能の使用または非使用を選択するためのラジオボタンを有している。ウインドウカスタムボタン112は、タイマーウインドウの仕様を変更する(タイマーウインドウをカスタマイズする)後述のカスタマイズダイアログボックス201(図6参照)を表示するために設けられている。
また、属性設定部73aは、前述のウインドウカスタムボタン112がタッチされたときに、例えば図6に示すカスタマイズダイアログボックス201をユーザーインターフェースとして表示する。また、属性設定部73aは、タイマー機能使用/非使用選択部111でタイマー機能(タイマーウインドウ)の使用が選択されたときに、図7に示すようなタイマーウインドウ301を標準の確認ウインドウとして提供する。このタイマーウインドウ301は、ウインドウ本体301aと、タイマー表示部301bとを有している。ウインドウ本体301aは方形をなしている。ウインドウ本体301aには、タイマーウインドウ301が何を表示するウインドウであるかを示すための文字列に付記されている。
カスタマイズダイアログボックス201は、上記のタイマーウインドウ301をカスタマイズするために設けられている。
このカスタマイズダイアログボックス201には、外形指定欄202、背景色指定欄203、文字列入力欄204、フォント指定欄205、文字色指定欄206、文字列位置指定欄207、タイマー表示タイプ指定欄208、ライブラリ表示ボタン209およびプレビュー欄210が設けられている。
外形指定欄202は、予め用意されている外形種から外形を選択するためのラジオボタンを有している。外形種としては、長方形、正方形、円および楕円が用意されているが、これらに限定されない。
背景色指定欄203は、ウインドウ本体301aの背景色を指定するために設けられており、予め用意された複数の色のブロックからなるカラーパレットにおいて所望のブロックをクリック操作などで指示することにより色指定を行うように構成されている。
文字列入力欄204は、ウインドウ本体301aに付記される上記の文字列を入力するために設けられている。この文字列入力欄204に文字列を入力するには、パーソナルコンピュータ7のキーボードで直接入力操作する。
フォント指定欄205は、文字列入力欄204に入力される文字列のフォントを指定するために設けられている。このフォント指定欄205は、プログラマブル表示器2で表示可能なフォントが予め用意されており、そこから1つを選択するスピンボックスで構成されている。
文字色指定欄206は、文字列入力欄204に入力される文字列の色を指定するするために設けられている。具体的には、文字色指定欄206は、「文字列の色」の横に設けられたボタンをクリック操作すると、前述のカラーパレットのような色選択のための手段を表示する。文字列位置指定欄207は、ウインドウ本体301aにおける文字列の位置を所望に設定するために設けられており、ウインドウ本体301aの左上角部を基準とした座標値を横方向および縦方向に指定するスピンボックスによって構成されている。
タイマー表示タイプ指定欄208は、前記のタイマー表示部301bの表示形態(タイプ)を選択指定するために設けられている。このタイマー表示タイプ指定欄208は、「グラフ」、「数値表示」および「アニメーション」の表示形態から1つを選択するラジオボタンを有している。
「グラフ」は、予め用意されているグラフであり、例えば、図7のタイマー表示部301bのようなバーグラフ(棒グラフ)である。「数値表示」は、タッチ操作をしている経過時間の数値による表示である。「アニメーション」は、予め用意されているアニメーション画像(砂時計や時計など)による表示である。「部品」は、作画エディタ部73が備えている部品であり、例えば、時間経過の表現が可能なメータ部品である。
タイマー表示タイプ指定欄208は、図示はしないが、上記のようなラジオボタンの形態以外にスピンボックスで予め用意されている表示形態から1つを選択するように設けられていてもよい。このようなタイマー表示タイプ指定欄208では、複数種の「グラフ」や「アニメーション」を「数値表示」や「部品」と同列に選択できるようにしておくことができる。
ライブラリ表示ボタン209は、タイマー表示タイプ指定欄208で表示形態として「部品」が選択されたときに操作がアクティブとなる。属性設定部73aは、アクティブ時にライブラリ表示ボタン209が操作されると、図示しない「部品」の一覧(ライブラリ)を表示し、そのなかからユーザによって1つが選択されると、表示形態として使用する部品を決定する。
プレビュー欄210は、上記の各欄202〜208で指定された内容をタイマーウインドウ301に反映させた縮小画像を表示するために設けられている。ユーザは、各欄202〜208での指定がどのように反映されるかをその縮小画像によって確認することができる。
なお、カスタマイズダイアログボックス201によって指定できるカスタマイズ(仕様変更)の項目は、上記の例に限定されないのは勿論である。例えば、カスタマイズの項目は、ウインドウ本体301aのパターン(模様)を予め用意されたものから選択指定したり、文字列に予め用意された装飾(網かけなど)を選択指定したりする項目であってもよい。
また、作画エディタ部73が有する図形編集機能を利用して、スイッチ操作確認ウインドウ301の外形などを変更してもよい。例えば、図形編集モードで表示させたスイッチ操作確認ウインドウ301の外形線をドラッグ&ドロップの操作を行うことにより変形させることができる。
属性設定部73aは、ダイアログボックス101およびカスタマイズダイアログボックス201における「OK」ボタンがタッチ操作されると、各項目の設定内容を、ダイアログボックス101で指定したディレイスイッチに対して設定する。また、属性設定部73aは、ダイアログボックス101による設定の一部をタイマーウインドウ表示タグの情報として当該タグに設定する。さらに、属性設定部73aは、必要に応じてカスタマイズされたタイマーウインドウ301を対応するディレイスイッチが設けられる画面に呼び出し可能となるように、当該画面に対応付けられたウインドウ番号をタイマーウインドウ301に付与し、このウインドウ番号をタイマーウインドウ表示タグの参照情報Iとして設定する。
データ記憶部74は、作画エディタ部73によって作成された、タイマーウインドウ301を含むユーザ画面のデータ(画面データ)を記憶する記憶装置である。データ記憶部74は、ハードディスク装置のような大容量記憶装置で構成される。データ記憶部74に記憶されている画面データは、実行環境にダウンロードするために、プログラマブル表示器2に転送されてFEPROM22bに保存される。
ここで、上記のように構成される制御システム1におけるスイッチ操作時の動作について説明する。
まず、プログラマブル表示器2のディスプレイ24には、図8に示す画面401が表示されている。この画面401には、ディレイスイッチDSW(ディレイスイッチ部品)が設けられている。この状態で、ディレイスイッチDSWをON操作させる場合、ディレイスイッチDSWがオペレータによってタッチ操作されると、タイマー21dに作動指令を与える。タイマー21dは、スイッチ操作制御部21bの作動指令を受けて計時動作を開始する。
また、ウインドウ表示制御部21cは、ディレイスイッチDSWがオペレータによってタッチ操作されたときにスイッチ操作制御部21bが発する指令を受けて、タイマーウインドウ301をディレイスイッチDSWの付近にポップアップ表示する。このとき、ウインドウ表示制御部21cは、ディレイスイッチDSWについてのタイマーウインドウ表示タグを参照して、ウインドウ番号を基に画面401のベース画面からFEPROM22bのタイマーウインドウデータを呼び出して、そのタイマーウインドウデータをタイマーウインドウ301として表示する。
タイマーウインドウ301の表示中は、タイマー21dの計時時間がタイマー表示部301bの表示形態に応じて表示される。図8に示す例では、タイマー表示部301bがバーグラフであり、タイマー21dの計時時間がバーグラフ(黒い部分)の推移(矢印方向)によって表される。具体的には、タイマー21dの計時時間がセットされた時間の半分に達したときにはバーグラフが目盛り“1”に達し、タイマー21dがタイムアップしたときにはバーグラフが目盛り“2”に達する。
ウインドウ表示制御部21cは、このような計時時間と一致しないスケールを有するタイマー表示部301bについては、セットされた時間をタイマー表示部301bの表示変化の割合に換算してタイマー表示部301bの表示を変化させる。具体的には、ウインドウ表示制御部21cは、タイマー表示部301bを所定の時間毎にブロックを追加表示することによってタイマー表示部301bの表示を変化させており、セットされた時間を上記の所定の時間で除することによって、ブロック数を決定している。例えば、上記のバーグラフの場合、バーグラフを0.5秒ごとに追加表示されるブロックで表示させようとすると、セットされた時間が3秒であれば、ウインドウ表示制御部21cは、6個のブロックによってタイマー表示部301bをフルスケールで表示させる。
他の表示形態が選択設定された場合は、それに応じてタイマー表示部301dが表示される。例えば、前述のカスタマイズダイアログボックス201で表示タイプとして「数値」が選択された場合、タイマー21dの計時時間が数値としてタイマー表示部301bに表示される。また、表示タイプとして「アニメーション」が選択された場合は、タイマー21dの計時時間が砂時計や時計などの予め用意されたアニメーション画像の表示形態に応じて表示される。また、表示タイプとして「部品」が選択された場合は、タイマー21dの計時時間が円メータや半円メータなどの選択された部品の表示形態に応じて表示される。ウインドウ表示制御部21cは、メータの場合、上記のバーグラフと異なり、予め目盛りの数が決まっているので、セットされる時間を目盛りで区切られるブロック数で除して得られた単位時間毎にメータの針を次の目盛りに移動するように変化させる。
オペレータによるタッチ操作が持続されることにより、タイマー21dが予めセットされている時間まで計時すると、その動作を停止する。スイッチ操作制御部21bは、タイマー21dの作動停止を受けて、ディレイスイッチDSWのタッチ操作を有効にする。具体的には、スイッチ操作制御部21bは、入力タグによって示されるアドレスの内容をメモリ3aのアドレス(操作ビットアドレス)に反映させるように、システム制御部21aに指示する。これにより、システム制御部21aは、アドレスの内容を前述の状態メモリ領域に書き込み、状態メモリ領域に書き込まれたアドレスの内容をPLC3とのやり取りによって該当するアドレスに書き込む。これによって、当該アドレスのビットが“0”(OFF状態)から“1”(ON状態)に変化する。
一方、ウインドウ表示制御部21cは、タイマー21dが予めセットされている時間まで計時すると、タイマーウインドウ301を閉じる。これにより、画面401の表示状態は、ディレイスイッチDSWがON状態を示す形態(例えば色の変化)で表示されることを除いて、ディレイスイッチDSWがタッチ操作される前の状態に戻る。
なお、上記の動作は、ディレイスイッチDSWをONディレイ操作するときについての動作であるが、ディレイスイッチDSWをOFFディレイ操作するときについても同様にして動作する。
このように、ディレイスイッチDSWがタッチ操作されている間に、タイマーウインドウ301を表示させることにより、タイマー21dが作動していることを視覚化することができる。それゆえ、オペレータは、これらかどの程度ディレイ部品Pへのタッチ操作を持続すればよいのかを画面401上で確認することができる。
また、タイマーウインドウ301を表示すること、およびタイマーウインドウ301の詳細が、前述の属性設定部73aによって、ディレイスイッチDSWにその属性の1つとして設定されている(関連付けられている)ので、ディレイスイッチDSWの一部として扱うことができる。換言すれば、ディレイスイッチDSWとタイマーウインドウ301とを一体に扱うことができる。これにより、従来のようにタイマーの作動状況を表示させるためのプログラムを作成する必要がなくなる。それゆえ、ユーザのシステム開発に要する負担が軽減される。
また、属性設定部73bにより、上記のようにタイマーウインドウ301をディレイスイッチDSWに設定するので、カスタマイズされたタイマーウインドウ301をライブラリウインドウとして登録しておくことにより、そのタイマーウインドウ301を異なるディレイスイッチに共通して設定することができる。具体的には、登録する操作が行われることにより、属性設定部73bが、カスタマイズされたタイマーウインドウ301をライブラリに登録し、登録したタイマーウインドウ301を確認できるように一覧ウインドウによって表示する。このような一覧ウインドウによってタイマーウインドウ301をディレイスイッチに設定するには、一覧ウインドウに表示されたウインドウ番号を前述のダイアログボックス101における「タイマー表示」のタブで指定できるようにすればよい。
さらに、作画エディタ部73に設けられた属性設定部73aによって、タイマーウインドウ301のカスタマイズを自在に行うことができる。それゆえ、画面にマッチしたタイマーウインドウ301を作成することができる。
本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能である。すなわち、請求項に示した範囲で適宜変更した技術的手段を組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明のプログラマブル表示器は、ディレイスイッチをタッチ操作している間に作動するタイマーの作動状況をウインドウ表示することにより、ディレイスイッチ操作の確実性を高めることができるので、プログラマブル表示器の操作性を向上させることに好適に利用できる。
本発明の実施形態に係る制御システムの構成を示すブロック図である。 上記制御システムにおけるプログラマブル表示器のFEPROMに格納されるプログラム構成を示す説明図である。 上記プログラマブル表示器で表示されるユーザ画面の画面データに含まれる指示処理語の基本的フォーマットを示す説明図である。 上記プログラマブル表示器の制御の中心部であるHMI処理部を含む要部の構成を示すブロック図である。 (a)および(b)は上記プログラマブル表示器に表示される画面を作成する作画エディタ部の属性設定部が提供するディレイスイッチの属性設定用のダイアログボックスを示す図である。 上記属性設定部が提供する属性設定用のダイアログボックスの一部であって、ディレイスイッチの操作によって表示させるタイマーウインドウのカスタマイズのためのダイアログボックスを示す図である。 上記タイマーウインドウの一例を示す図である。 上記プログラマブル表示器に表示された画面上でディレイスイッチが操作されたときに上記タイマーウインドウがポップアップ表示された状態を示す図である。
符号の説明
2 プログラマブル表示器
3a メモリ
7 パーソナルコンピュータ(画面作成装置)
21 HMI処理部
21a システム制御部
21b スイッチ操作制御部(スイッチ操作制御手段)
21c ウインドウ表示制御部(ウインドウ表示制御手段)
73 作画エディタ部(画面作成プログラム)
73b 属性設定部(ウインドウ表示設定手段)
101 ダイアログボックス
201 カスタマイズダイアログボックス
301 タイマーウインドウ(タイマー作動状況ウインドウ)
DSW ディレイスイッチ(ディレイスイッチ部品)

Claims (7)

  1. タイマーが予めセットされた所定時間を計時するまでタッチ操作を持続することによってタッチ操作が有効となるディレイスイッチ部品を含み、プログラマブル表示器に表示される画面を作成する画面作成装置において、
    前記画面において前記ディレイスイッチ部品がタッチ操作されたときに、前記プログラマブル表示器において作動するタイマーの作動状況を示すタイマー作動状況ウインドウを表示することを当該ディレイスイッチ部品の属性として設定するウインドウ表示設定手段を備えていることを特徴とする画面作成装置。
  2. 前記ウインドウ表示設定手段は、前記タイマー作動状況ウインドウの仕様を変更することを特徴とする請求項1に記載の画面作成装置。
  3. 請求項1または2に記載の画面作成装置を動作させる画面作成プログラムであって、コンピュータを前記ウインドウ表示設定手段として機能させるための画面作成プログラム。
  4. 請求項3に記載の画面作成プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  5. 予めセットされた所定時間を計時するタイマーと、画面に設けられたディレイスイッチ部品へのタッチ操作が開始すると前記タイマーを作動させるとともに、前記タイマーが前記所定時間を計時するまで前記ディレイスイッチ部品へのタッチ操作が持続されると前記ディレイスイッチ部品のタッチ操作を有効にするスイッチ操作制御手段とを備え、請求項1または2に記載の画面作成装置によって作成された画面を表示するプログラマブル表示器であって、
    前記ディレイスイッチ部品が操作されたときに、当該ディレイスイッチ部品に設定された前記タイマー作動状況ウインドウを表示するとともに、前記タイマーの作動が停止したときに前記タイマー作動状況ウインドウの表示を停止するウインドウ表示制御手段を備えていることを特徴とするプログラマブル表示器。
  6. 請求項5に記載のプログラマブル表示器を動作させる制御プログラムであって、コンピュータを前記スイッチ操作制御手段およびウインドウ表示制御手段として機能させるための制御プログラム。
  7. 請求項6に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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