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JP4385481B2 - 表示装置 - Google Patents
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JP4385481B2 - 表示装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、表示装置及びその作製方法に関し、特に発光ダイオード素子を用いた表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年の急速な技術の発達により、大量の情報データを処理することが可能となり、これに伴い、大量な画像情報を処理及び表示可能なフルカラー表示装置に対する要求が高まっている。このような表示装置の一つとして発光ダイオード(Light-emitting diode、以下LEDと呼ぶ)素子を利用したものがある。即ち、高輝度低電圧で駆動可能なLED素子をマトリクス状など所望の形状に配置し、個々のLED素子をそれぞれ駆動させることにより、所望の画像が得られる表示装置を作ることができる。そして、特開昭56−1738号公報、特開平5−53511号公報、特開平7−335942号公報、特開平9−197979号公報、特開平10−22529号公報、JP8306961号公報、JP7335942号公報、JP7129097号公報、JP6232456号公報、JP6045660号公報等に記載されているように、LED素子をマトリクス状に配置した多くの表示装置が提案されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、このような表示装置を製造する工程においては、大画面上にLEDを1個ずつ実装配線することが必要となるが、この工程には非常に多くの時間を要し、製造歩留まりも低くなるという問題がある。
【0004】
また、LED表示装置を作製する際に、LED素子の発光面側から取り出す電極に配線された導線は、例えばLED素子が形成されているウエハや他の電極と接触して誤動作を引き起こす可能性がある。そこで、へき開する前に酸化物等の絶縁膜を成膜し、リフトオフで電極に窓あけすることで、配線された導線との接触を防ぐことができる。これらの酸化膜は、蒸着法、スパッタリング法、化学蒸着(chemical vapor deposition:以下、CVDと呼ぶ。)法等の方法で成膜することができるが、蒸着法やスパッタリング法では、pn接合の露出しているLED素子の側面に十分成膜できないため、絶縁が十分でない。また、CVD法では、LED素子の側面にも成膜されるが、リフトオフのために電極上に残っているレジストの側面にまで成膜されるため、リフトオフができなくなる。また、何れの成膜法でもハンドリングを考慮すると、成膜後にへき開を行わなければならないため、へき開の際に部分的に剥がれるという問題がある。
【0005】
したがって、本発明は、上述した従来の問題点に鑑みて創案されたものであり、LED素子の実装及び電極配線が容易で生産効率が良く、高画質画像が表示可能な表示装置を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る表示装置は、複数の発光ダイオード素子が直線状に配列形成された棒状基板を基本単位とし、第1の支持基板に当該棒状基板がその幅方向に複数配列されることにより、上記発光ダイオード素子がマトリクス状に配列された小ユニットと、上記第1の支持基板が実装される第2の支持基板を有し、上記小ユニットがマトリクス状に配列された中ユニットと、上記第2の支持基板が実装される第3の支持基板を有し、上記中ユニットがマトリクス状に配列されていることを特徴とするものである。
【0007】
本発明に係る表示装置は、基本単位としての複数の発光ダイオード素子が直線状に配列形成された棒状基板が、当該棒状基板がその幅方向に複数配列されることにより発光ダイオード素子がマトリクス状に配列されている。
【0008】
したがって、本発明に係る表示装置は、発光ダイオード素子の実装工数及び電極の配線数が大幅に削減されるため生産効率の優れたものとなり、また、視認性の良い高画質画像を表示することができる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を図面を用いて具体的に説明する。なお、本発明は、以下の例に限定されることはなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
【0013】
図1は、本発明を適用したLED表示装置の構造を示した部分縦断面図である。LED表示装置は、第1の基板1と、第1の基板1上に実装されたLED素子の中ユニット2(以下中ユニット2と呼ぶ。)と、中ユニット2上に実装されたLED素子の小ユニット3(以下、小ユニット3と呼ぶ。)とを備えて構成される。
【0014】
第1の基板1は、中ユニット2を実装するためのものであり、絶縁性を有する材料より構成されている。第1の基板1に用いる材料としては、具体的には、樹脂等を用いることができる。第1の基板1には、所定の数の中ユニット2を実装できるように構成されており、例えば縦3個×横3個の9個の中ユニット2を実装できるように構成される。第1の基板1の底部上面の各中ユニット2が実装される部分は、中ユニット2の下部と嵌合する形状とされており、また、後述する中ユニット2に設けられた位置決めピンポスト4を嵌合させる位置決め孔が設けられている。そして、中ユニット2同士が隣り合う部分には、中ユニット2同士を離間させ、かつ固定するための隔壁5が設けられている。また、各中ユニット2が実装される部分の中心部には、後述する中ユニット2の固定ボルト6を貫通させる固定ボルト孔7が設けられている。中ユニット2は、第1の基板1に実装された際、固定ボルト6を固定ボルト孔7に貫通させ、かつ、ナット8により第1の基板1に固定される。一方、第1の基板1の外周部には、中ユニット2を固定するための外周壁9が設けられている。したがって、上記のような構成とすることにより、中ユニット2は、第1の基板1に確実に固定される。
【0015】
中ユニット1は、小ユニット3を実装するためのものであり、小ユニット3と、第2の基板10と、ドライバチップ11と、支持ケース12とを備えて構成される。そして、中ユニット2は、所定の数の小ユニット3を実装できるように構成されており、例えば縦3個×横3個の9個の中ユニット2を実装できるように構成される。図2は、中ユニット2の構成を示す縦断面図である。
【0016】
第2の基板10は、小ユニット3を実装するためのものであり、絶縁性を有する材料より構成される。この第2の基板10に用いる材料としては、具体的には、ガラスエポキシ樹脂等を用いることができる。第2の基板10の表面、即ち小ユニット3が実装される側の主面には、例えば図3に示すように金電極によるパターンが印刷されており、また、所定の位置にスルーホール13が設けられており、これらにより実装された小ユニット3と後述するドライバチップ11とが電気的に接続される。
【0017】
ドライバチップ11は、LED素子を駆動するためのものであり、第2の基板10の裏面、即ち小ユニット3が実装される側と反対側の主面に配置される。このように、中ユニット2毎に専用のドライバチップ11を配置して所定の数量のLED表示を独立して制御することにより、システムクロック周波数を低くすることが可能となる。
【0018】
また、ドライバチップ11を用いる代わりに第2の基板10の裏面、即ち小ユニット3が実装される側と反対側の主面に、例えば図4に示すようにコネクタ取り付け用の電極パターンを形成し、コネクタを取り付け、別途配置したドライブ回路に接続するような構造としても良い。
【0019】
支持ケース12は、ドライバチップ11等を保護し、かつ、中ユニット2を第1の基板1に精度良実装するためのものであり、第2の基板10の側面及び下部を覆うように構成される。支持ケース12の下部には、ユニットの位置を識別するためのユニット位置識別電極14や、電源15や信号バスライン16等が設けられている。また、支持ケース12の下部中央部には、中ユニット2を第1の基板1に固定するための固定ボルト6が設けられている。この固定ボルト6を用いることにより、中ユニット2は、確実に第1の基板1に固定される。また、支持ケース12の下部外周部には、上述した第1の基板1に設けられた位置決め孔と嵌合する位置決めピンポスト4が設けられている。中ユニット2は、この位置決めピンポスト4と第1の基板1に設けられた位置決め孔とを嵌合させることにより精度良く、かつ簡便に第1の基板1上の所定の位置に配置されることとなり、品質、生産性ともに優れたものとなる。
【0020】
小ユニット3は、LED棒状基板を実装するためのものであり、LED棒状基板と、第3の基板とを備えて構成される。
【0021】
ここで、LED棒状基板とは、図5、図6に示すように、LED素子が、当該LED素子の結晶成長に用いた基板上に、直線状に複数配置された棒状の基板をいう。図5は、LED棒状基板の平面図であり、図6は、LED棒状基板の部分拡大斜視図である。ここで、LED棒状基板の裏面、即ちLED素子が形成された側と反対の主面には、LED棒状基板上の素子全てに共通の共通n電極が設けられている。このように、LED棒状基板16上のLED素子全てに共通のn電極を形成することにより複雑な配線を要せず簡便な配線構造を取ることができる。また、LED素子1個ずつに配線が施されていないため、配線の電気的接続の信頼性の高いものとなる。
【0022】
第3の基板17は、小ユニット3を実装するためのものであり、絶縁性を有する材料より構成される。この第3の基板17に用いる材料としては、具体的には、ガラスエポキシセラミックス樹脂等を用いることができる。
【0023】
第3の基板17は、図7、図8に示すように所定の数のLED棒状基板16を実装できるように構成されており、例えば縦1本×横30本の計30本のLED棒状基板16を実装できるように構成される。第3の基板17のLED棒状基板16を実装する側の主面の各LED棒状基板16が実装される部分には、図9に示すようにLED棒状基板16を実装するためにLED棒状基板16の幅と略等しい幅を有する案内溝20が形成されている。そして、LED棒状基板16は、導電性を有する接続手段22を用いて当該案内溝20に実装されている。
【0024】
ここで、案内溝20の深さは、上述した導電性を有する接続手段22、例えば粘着性フィルムの厚みとLED棒状基板16の厚みの合計よりも浅く、かつ接続手段22の厚みよりも深く設定される。案内溝20の深さが、接続手段22の厚みとLED棒状基板16の厚みの合計よりも深い場合には、LED素子19上に形成された後述するp電極の導通が取れなくなる、若しくはp電極の導通を取ることが困難になる虞があるためである。また、案内溝20の深さが導電性を有する接続手段22の厚みよりも浅い場合には、LED棒状基板16を実装した際に接続手段22が案内溝20からはみ出してしまい隣接するLED素子19と導通してしまう虞があるためである。
【0025】
そして、図10に示すように案内溝20の底部には、LED素子19を駆動するためのn電極端子21が案内溝20の形状に沿って形成されており、当該n電極端子21上にLED棒状基板16が実装される。
これにより、LED棒状基板16の裏面、即ちLED素子19が形成された側と反対の主面に設けられた共通のn電極と、案内溝20上に設けられたn電極端子21とは導電性を有する接続手段22を介して導通することとなる。即ち、各LED素子19と第3の基板17とが導通することとなる。
【0026】
また、各n電極端子21の所定の位置には、第3の基板17も貫通するスルーホール23が形成されている。スルーホール23を形成することにより第3の基板17の裏面、即ち第3の基板17のLED棒状基板16を実装する面と反対側の主面においてn電極の電気的接続を一括して取ることができる。これにより、LED素子19の1つずつに配線を施してn電極の電気的接続を取る場合に比べて信頼性に優れたものとされる。このスルーホール23は、一つのLED棒状基板16に付き1個形成されれば良いが、より電気的接続の信頼性を高めるために複数個形成しても良い。
【0027】
また、LED棒状基板16同士が隣り合う部分には、LED棒状基板16の長手方向の側面に沿って、LED棒状基板16同士を離間させ、かつ固定するための隔壁24が設けられている。そして、この隔壁24は、所定の数のLED棒状基板16置きに、例えばLED棒状基板163本置きに幅の広い隔壁25とされ、各幅の広い隔壁25の間に位置する隔壁は幅の狭い隔壁26とされる。また、幅の広い隔壁25上には、それぞれp電極端子27が形成され、図11に示すように各p電極端子27と各p電極端子27間に挟まれたLED素子19とをワイヤで接続することにより、各LED棒状基板16のp電極の電気的接続が行われている。
【0028】
また、本発明においては、小ユニット3の第1の変形例として、図12、図13に示すように、導電性材料によりp電極配線30を形成した透明基板29をLED棒状基板16を実装した第3の基板17上に載置してp電極の電気的接続を行う構造としても良い。ここで、本明細書においては、透明基板29とは可視光が透過可能な基板を意味する。図12は、小ユニット3の第1の変形例の平面図であり、図13は、図12のX1−X2における縦断面図である。即ち、第1の変形例は、LED棒状基板16が実装された第3の基板上17に、導電性材料により直線状のp電極配線30を一主面上に形成した透明基板29が載置された構造とされる。このとき、幅の広い隔壁25上及び各LED棒状基板16上には、各p電極端子27が形成されており、当該p電極端子27は、LED棒状基板16の幅方向に一直線に並ぶように形成されている。そして、これらのp電極端子27上にp電極配線30が接するように透明基板29が載置されている。こうした構造とすることにより、各LED棒状基板16のp電極端子27は、透明基板29上に形成されたp電極配線30により電気的に接続されることとなる。そして、LED素子19上に載置する基板として透明基板29を用いることにより、LED素子19からの発光を妨げることなく、良好な状態で取り出すことができる。
【0029】
また、更に小ユニット3の第2の変形例として、図14、図15に示すように上述した第一の変形例において、透明基板29の代わりに不透明基板31を使用して、LED素子19上の部分に光取り出し窓32を設けた構造としても良い。ここで、本明細書においては、不透明基板31とは、可視光が透過不可能な基板を意味する。図14は、小ユニット3の第2の変形例の平面図であり、図15は、図14のX3−X4における縦断面図である。即ち、第2の変形例は、LED棒状基板16が実装された第3の基板17上に、導電性材料により直線状のp電極配線30を形成した不透明基板31が載置された構造とされる。このとき、幅の広い隔壁25上及び各LED棒状基板16上には、各p電極が形成されており、当該p電極は、LED棒状基板16の幅方向に一直線に並ぶように形成されている。そして、これらのp電極上に導電性の接続手段22を介してp電極配線30が接するように不透明基板32が載置される。更に、不透明基板31は、LED素子19に重畳する所定の部分に光取り出し窓32を設けた構造とされる。こうした構造とすることにより、各LED棒状基板16のp電極は、不透明基板31に形成されたp電極配線30により電気的に接続されることとなる。そして、不透明基板31には、光取り出し窓32を設けてあるため、透明基板を用いなくてもLED素子19からの発光を光取り出し窓32により良好な状態で取り出すことができる。
【0030】
また、この場合、図16に示すように光取り出し窓32に光拡散のために、光学レンズ33や拡散板を設けた構造としても良い。このように、光取り出し窓32に、光学レンズ33や拡散板を設けた構造とすることによりLED素子19から発光された光の回折を防止することができ、より良好な状態で光を取り出ることが可能となるため、より良好な画像を得ることが可能となる。
【0031】
また、更に小ユニット3の第3の変形例として、図17、図18に示すようにp電極配線30として導電性材料よりなる棒状配線34を、LED素子19上に配した構造としても良い。図17は、小ユニット3の第3の変形例の平面図であり、図18は、図17のX5−X6における縦断面図である。
【0032】
即ち、幅の広い隔壁25上及び各LED棒状基板16上には、上記第1及び第2の変形例と同様にp電極端子27が形成されており、当該p電極端子27は、LED棒状基板16の幅方向に一直線に並ぶように形成されている。そして、これらのp電極端子27を結ぶ直線上にp電極配線30として導電性材料よりなる棒状配線34を、当該棒状配線34と各p電極端子27とが接するように配する。これにより、各p電極端子27間において電気的接続を取ることができる。そして、このとき、導電性材料よりなる棒状配線34の両端には弾性体よりなる固定具35が取り付けられており、この固定具35の弾性力により棒状配線を第3の基板17に固定する構造とされる。ここで、固定具35としては、バネ等を好適に用いることができる。
【0033】
以上のように構成されたLED表示装置は、LED素子19の結晶成長に使用した基板に所定の数のLED素子19をLED素子19の長手方向に並べてLED棒状基板16を形成される。そして、このLED棒状基板16を並べることにより小ユニット3を形成する。これにより、LED素子19を1個ずつ並べる必要がないため、生産効率に優れたものとなる。
【0034】
また、電極の配線に関しては、n電極において、LED棒状基板16の裏面、即ちLED素子19が形成された側と反対側に共通のn電極を設けるため、配線数が大幅に削減され、配線の構成が簡潔化され生産効率及び配線の信頼性に優れたものとなる。
【0035】
そして、電極の配線をスルーホール23を用いて各基板の裏面で電極の集約を行い、表示画面の表面には最小限の電極配線のみが存在する構造としているため、各ユニット間の境界が目立つことにより画像情報が表示できない等の不具合が発生することがなく、良好で、視認性の良い高画質の画像が表示可能となる。
【0036】
以上のように構成されたLED表示装置は、次にようにして作製することができる。
【0037】
まず、分子線エピタキシャル成長(Molecular beam epitaxy、以下MBEと呼ぶ。)法等により、エピウエハを作製する。
【0038】
次に、エピウエハ上に以下のような方法で、LED素子を作製し、LED棒状基板を作製する。
【0039】
まず、エピウエハ上に電極パッドを形成する。上記エピウエハを洗浄し、カップリング剤等により前処理を施す。次に、エピウエハのLED素子を形成する側の主面にスピンコーターでレジストを塗布し、電極パッドの大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行う。そして、現像後、例えばTiとAuとをそれぞれ膜厚10nm及び200nmに蒸着法により成膜し、アセトンでリフトオフを行うことにより電極パッドを形成する。
【0040】
次に、透明電極を形成する。上記電極パッドを形成したエピウエハを洗浄し、カップリング剤等により前処理を施す。次に、スピンコーターでエピウエハのLED素子を形成する側の主面にレジストを塗布し、形成する透明電極の大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行う。そして、現像後、例えばAuを膜厚10nmに蒸着法により成膜し、アセトンでリフトオフを行ことにより透明電極を形成する。
【0041】
次に、素子分離を行う。透明電極を形成したエピウエハを洗浄し、カップリング剤等により前処理を施す。次に、スピンコーターでエピウエハのLED素子を形成する側の主面にレジストを塗布し、形成するLED素子の大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行う。そして、現像後、例えばリン酸過酸化水素水混合液中でエッチングを行うことにより素子分離を行う。
【0042】
次に、絶縁膜を形成する。素子分離を行ったエピウエハを洗浄し、カップリング剤等による前処理を施す。次に、スピンコーターでエピウエハのLED素子を形成する側の主面にレジストを塗布し、形成する透明電極の大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行う。そして、現像後、スパッタリング法により例えばSiO2膜を膜厚200nmに成膜し、アセトンでリフトオフを行うことにより絶縁膜を形成する。
【0043】
次に、エピウエハの裏面研磨を行う。絶縁膜を形成したエピウエハの電極パッド等を形成した側の表面に、保護膜としてスピンコーターでフォトレジストを塗布する。そして、研磨機等を用いてLED素子19の厚みが例えば100μm程度になるまでエピウエハの裏面、即ち電極パッド等を形成した側と反対側の主面の研磨を行う。
【0044】
次に、n電極を形成する。裏面研磨を施したエピウエハの裏面、即ち研磨を施した側の主面に形成された酸化膜をウエットエッチング等により除去する。次に、エピウエハの表面、即ち上記電極パッド等を形成した側の表面に保護膜として形成したフォレジストをアセトン等により除去し、エピウエハの裏面、即ちウエットエッチングを施した側の主面に例えばPd、AuGe合金、Ti、Auをそれぞれ膜厚10nm、150nm、50nm、400nm程度に蒸着法により成膜する。次に、合金化のために例えば水素を24%程度含有する不活性ガス雰囲気中で180℃の温度において5分間の熱処理を施し、n電極を形成する。
【0045】
次に、へき開を行う。n電極を形成したエピウエハに、けがき装置を用いて、LED素子19の長手方向においてはLED素子191個置きにけがき線を入れ、LED素子19の幅方向においては、例えばLED素子10個置きにけがき線を入れてへき開を行い、図5に示すようなLED棒状基板16を作製する。
【0046】
次に、LED素子19の小ユニットを作製する。まず、絶縁性を有する材料を用いて、図10に示すような第3の基板17を作製する。この第3の基板17に用いる材料としては、具体的には、ガラスエポキシ樹脂等を用いることができる。
【0047】
第3の基板17を作製するには、まず、所定の厚みの基板材料を例えば縦1cm×横1cmの大きさに切り出す。そして、第3の基板17のLED棒状基板16を実装する側の主面に各LED棒状基板16を実装するためにLED棒状基板16の幅と略等しい幅を有する案内溝20、及び隣り合うLED棒状基板16同士を離間させ、かつ固定するための隔壁を実装されるLED棒状基板16の長手方向に沿って形成する。そして、案内溝20の底部には、LED素子19を駆動するためのn電極端子を案内溝20の形状に沿って形成する。そして、各n電極端子の所定の位置に、第3の基板17も貫通するスルーホール23を形成する。このようにスルーホール23を形成することにより、第3の基板17の裏面、即ち第3の基板17のLED棒状基板16を実装する面と反対側の主面においてn電極の電気的接続を一括して取ることができる。これにより、LED素子16の1つずつに配線を施してn電極の電気的接続を取る場合に比べて配線数を大幅に削減することができ、生産効率を特段に向上させることが可能となる。また、電気的接続の信頼性に優れたものとすることができる。このとき、スルーホール23は、一つのLED棒状基板16に付き1個形成されれば良いが、より電気的接続の信頼性を高めるために複数個形成しても良い。また、スルーホール23を用いることにより、簡便に第3の基板17の裏面から中ユニットを経由してドライブ回路へ接続する構造を取ることができる。
【0048】
また、隔壁24は、所定の数のLED棒状基板16置きに、例えばLED棒状基板3本置きに幅の広い隔壁25として形成し、各幅の広い隔壁25の間に位置する隔壁は幅の狭い隔壁26として形成する。そして、幅の広い隔壁25上に、次のようにしてそれぞれp電極端子27を形成する。
【0049】
まず、所望のメタルマスクを用いて銅を18μm蒸着する。
次に、同じマスクを用いてNi、金をそれぞれ0.4μm、0.3μmの膜厚に順次蒸着してp電極端子27を形成する。また、p電極端子27は、幅の広い隔壁25上に形成されたp電極端子27とLED素子19上に形成されたp電極端子27とを結ぶ直線が、LED素子16の幅方向に平行となるように形成する。
【0050】
そして、p電極端子27の所定の位置に、第3の基板17も貫通するスルーホール23を形成する。このようにスルーホール23を形成することにより第3の基板17の裏面、即ち第3の基板17のLED棒状基板16を実装する面と反対側の主面においてn電極の電気的接続を一括して取ることができる。これにより、LED素子191つずつに配線を施してn電極の電気的接続を取る場合に比べて生産効率を特段に向上させることが可能となり、また、電気的接続の信頼性に優れたものとすることができる。このとき、スルーホール23は、一つのLED棒状基板16に付き1個形成されれば良いが、より電気的接続の信頼性を高めるために複数個形成しても良い。また、スルーホール23を用いることにより、簡便に第3の基板17の裏面から中ユニットを経由してドライブ回路へ接続する構造を取ることができる。
【0051】
次に、上記において作製したLED棒状基板16を導電性を有する接続手段22を用いて第3の基板17の案内溝20に実装する。導電性を有する接続手段22としては、例えば導電性粘着フィルム、銀ペースト、クリームはんだ等を好適に用いることができる。そして、第3の基板17にLED棒状基板16を実装することでn電極の配線が完了する。
【0052】
次にp電極の配線を行う。p電極の配線を行うには、まず、図19に示すように、幅の広い隔壁25上に形成した隣り合うp電極端子27同士をワイヤボンディングで配線を行う。
【0053】
次に、図20に示すようにその間にあるLED素子19上のp電極上に端針36を用いてワイヤ28を押し当て、所定の温度の加熱、LED棒状基板16の壁開強度以下の加圧、及び所定の周波数の超音波の印加を同時に行うことによりワイヤ28とLED素子19上のp電極端子19とを接続することができる。ここで、加熱温度、加圧力、及び超音波の周波数は、ワイヤ28及びLED棒状基板16の材質、寸法等により適宜設定されれば良い。更に、銀ペーストを用いて補強を行うことにより、より確実に接続することができる。
【0054】
また、上述した小ユニット3の第1の変形例の場合は、以下のようにしてp電極の配線を行うことができる。
【0055】
まず、第3の基板17と略同寸法を有する透明基板29の一主面上の所定の位置に、p電極配線30として例えば幅100μ、ピッチ1.0mmのAuストライプをリフトオフ法で形成する。ここで、透明基板29としては、例えば透明ガラス基板等を好適に用いることができる。
【0056】
次に、透明基板29上にスピンコーターを用いてポジ型フォトレジストを例えば10μm程度の膜厚に塗布し、所定の温度において熱処理を施す。その後、所望のパターンのフォトマスクを用いて露光し、現像を行う。ここで、透明基板29として透明ガラス基板を用いる場合は、ガラスとAuとは密着性が悪いため、例えばTi、Cr等を下地層として透明ガラス基板上に膜厚5nm程度に成膜し、当該下地層上にAuを電子ビーム蒸着法等により成膜することにより密着性を高めることができる。
【0057】
次に、アセトン中でリフトオフを行うことによりAuストライプ、即ちp電極配線30を形成することができる。
【0058】
次に、透明基板29上のAuストライプと、LED素子19上の電極パッド及び第3の基板17のp電極端子19と接続すべき所定の部分にクリームはんだを配置する。そして、透明基板29のAuストライプを形成した側の主面とLED棒状基板16とが対向するようにフリップチップボンダを用いて小ユニット基板に透明基板を載せ、リフローでこれらを接続する。
【0059】
また、上述した小ユニットの第2の変形例の場合は、以下のようにしてp電極の配線を行うことができる。
【0060】
まず、第1の変形例と同様にして、第3の基板17と略同寸法を有する不透明基板31の一主面に、p電極配線30として例えば幅100μ、ピッチ1.0mmのAuストライプをリフトオフ法で形成する。ここで、不透明基板31としては、樹脂等を好適に用いることができる。
【0061】
次に、不透明基板31上にスピンコーターを用いてポジ型フォトレジストを例えば10μm程度の膜厚に塗布し、所定の温度において熱処理を施す。その後、所望のパターンのフォトマスクを用いて露光し、現像を行う。
【0062】
次に、アセトン中でリフトオフを行うことによりAuストライプ、即ちp電極配線を形成することができる。
【0063】
次に、不透明基板31上のAuストライプと、LED素子19上の電極パッド及び第3の基板17のp電極端子27と接続すべき所定の部分にクリームはんだを配置する。そして、不透明基板31のAuストライプを形成した側の主面とLED棒状基板16とが対向するようにフリップチップボンダを用いて小ユニット基板に不透明基板31を載せ、リフローでこれらを接続する。
次に、不透明基板31のLED素子19上の部分に光取り出し窓32を形成する。光取り出し窓32の形成は、所望の金型を用意して、射出成形することにより不透明基板のLED素子上の部分に光取り出し窓を形成することができる。
そして、上記において形成した光取り出し窓32に光学レンズ33や拡散板を取り付けることで、より良好な状態でLED素子19からの光を取り出すことが可能となる。
また、上述した小ユニットの第3の変形例の場合は、以下のようにしてp電極配線を行うことができる。
【0064】
即ち、幅の広い隔壁25上及び各LED棒状基板16上には、上記第1及び第2の変形例と同様にp電極端子27が形成されており、当該p電極端子27は、幅の広い隔壁25上に形成されたp電極端子27とLED素子19上に形成されたp電極端子27とを結ぶ直線がLED素子19の幅方向と平行となるように形成されている。そして、これらのp電極端子27を結ぶ直線上にp電極配線30として導電性材料よりなる棒状配線34を、当該棒状配線34と各p電極端子27とが接するように配する。これにより、各p電極端子27間において電気的接続を取ることができる。そして、このとき、導電性材料よりなる棒状配線34の両端には弾性体よりなる固定具35が取り付ける。そして、この固定具35の弾性力により棒状配線34と第3の基板にとの間に圧力を印加し、接触させて固定する構造とする。ここで、固定具35としては、バネ等を好適に用いることができる。
【0065】
次に、保護膜を形成する。LED棒状基板16の実装とp電極の配線が施された小ユニット3を、小ユニット3と同形状であり、小ユニット3のLED棒状基板16が実装された側の主面以外を覆う構造とされた鋳型に挿入する。そして、小ユニット3のLED棒状基板16が実装された側の主面の表面のみに、保護膜材料を塗布し、硬化させることにより保護膜を形成する。鋳型の材料としては、アクリル等を好適に用いることができる。また、保護膜としては、絶縁性を有し、透明性を有し、また硬化収縮が少なく、かつ200℃程度の耐熱性を有する材料を用いることができる。このような条件を満たすものとしては、エポキシ樹脂等を好適に用いることができる。そして、保護膜が硬化した後、鋳型を剥がすことにより小ユニット3のLED棒状基板16が実装された主面のみに保護膜を形成することができる。
【0066】
次に、小ユニット3を中ユニット2に実装する。上記においてLED棒状基板16の実装、配線、保護膜形成が施された小ユニット3を第2の基板10にリフローにより実装する。
【0067】
第2の基板10には予め、小ユニット3を実装する側の主面に図3に示すようなパターンを形成する。このパターンと小ユニット3の裏面、即ちLED棒状基板16を実装した面と反対側の面に引き出されたn電極及びp電極を接触されることにより小ユニット3と中ユニット2とを電気的に接続することができる。
【0068】
また、第2の基板10には、上記パターンに対応して、第2の基板10の裏面、即ち小ユニット3が実装された側と反対側の主面に導通するスルーホール13を形成する。スルーホール13を形成することにより、第2の基板10の表面、即ち小ユニットを実装した側の面と裏面、即ち小ユニット3を実装した側と反対側の面とを導通させることができる。
次に、第2の基板10の小ユニット3を実装する側の主面上に例えばクリームはんだを配置し、フリップチップボンダで小ユニット3を中ユニット基板に実装する。そして、所定の温度例えば200℃程度の温度で熱処理を施し、小ユニットと中ユニット2とを接続する。これにより、小ユニット3と中ユニット2とが電気的に接続される。
【0069】
次に、第2の基板10の裏面、即ち小ユニット3が実装された側と反対側の主面にドライバチップ11を装着する。これにより、小ユニット3は、中ユニット2及び上述したスルーホール13を介してドライバチップ11と電気的に接続される。また、このとき、ドライバチップ11を装着する代わりに、第2の基板10の裏面、即ち小ユニット3を実装する側の主面とは反対側の主面に、図4に示すようなコネクタ取り付けの電極パターンを形成し、コネクタを取り付け、別途配置したドライブ回路に接続するような構造として作製しても良い。
【0070】
次に、第2の基板10の側面及び下部を覆うように支持ケース12を装着する。そして、支持ケース12の下部には、ユニットの位置を識別するためのユニット位置識別電極14や、電源15や信号バスライン16等を設ける。
【0071】
また、支持ケース12の下部外周部には、第1の基板1に設けられた位置決め孔と嵌合する位置決めピンポスト4を形成する。
【0072】
また、支持ケース12の下部中央部には、中ユニット2を第1の基板1に固定するための固定ボルト6を設ける。この固定ボルト6を用いることにより、中ユニット2を確実に第1の基板1に固定することができる。
【0073】
したがって、支持ケース12を装着することにより、ドライバチップ11等を保護し、かつ、中ユニット2を第1の基板1に簡便に精度良実装することができる。
【0074】
次に、中ユニット3を第1の基板1に実装する。このとき、第1の基板1の所定の位置には、上述した位置決めピンポスト4と嵌合する位置決め孔を形成する。また、第1の基板1の各中ユニット2を実装する部分の中央部には、上述した固定ボルト6を貫通させる固定ボルト孔7を設ける。また、中ユニット2を実装した際、中ユニット2同士が隣り合う部分には、中ユニット2同士を離間させ、かつ固定するための隔壁5を形成する。一方、第1の基板1の外周部には、中ユニット2を固定するために外周壁9を設ける。
【0075】
そして、中ユニット3に形成した位置決めピンポスト4と第1の基板1に設けた位置決め孔とを嵌合させることにより精度良く、かつ簡便に第1の基板1上の所定の位置に中ユニット3を実装することができる。また、このとき、固定ボルト6を固定ボルト孔7に貫通させ、かつ、ナット8により第1の基板1に固定することにより、中ユニット2を第1の基板1に確実に固定することができる。
【0076】
以上により、大画面のLED表示装置を作製することができる。
【0077】
以上において得られるLED表示装置は、LED素子の結晶成長に使用した基板に所定の数のLED素子をLED素子の長手方向に並べてLED棒状基板を形成している。そして、このLED棒状基板を並べることにより小ユニットを形成している。これにより、LED素子を1個ずつ並べる必要がないため、LED素子の実装を効率的に、かつ簡便に行うことが可能となる。
【0078】
また、電極の配線に関しては、n電極において、LED棒状基板の裏面、即ちLED素子が形成された側と反対側に共通のn電極を設けるため、配線数を大幅に削減し、電極の配線を効率的に、かつ簡便に行うことができ、生産効率及び配線の信頼性を著しく向上させることが可能となる。
【0079】
そして、電極の配線をスルーホールを用いて各基板の裏面で電極の集約を行い、表示画面の表面には最小限の電極配線のみが存在する構造としているため、各ユニット間の境界が目立つことにより画像情報が表示できない等の不具合の発生を防止することができ、良好で、視認性の良い高画質の画像が表示可能な表示装置を得ることができる。
【0080】
また、上記においてはLED素子のpn接合部やLED素子間等のショートを防ぐために、LED棒状基板を作製する工程中において、へき開を行う前にLED素子上に絶縁膜を形成しているが、次のような手法により絶縁膜を形成し、ショートを防ぐこともできる。
【0081】
まず、上記の製造方法においてLED棒状基板16を案内溝20に実装し、n電極の配線が終了した状態で、第3の基板17のLED棒状基板16を実装した側の主面にフォトレジストをスピンコーターで塗布する。
【0082】
次に、LED素子19の電極パッド上を光ビームを用いて露光する。露光は、例えば図21に示す光直接描画装置37を用いてレーザビームにより電極上を直接描画することにより行うことができる。光直接描画装置37について簡単に説明すると、光直接描画装置37は、レーザビーム発信器38と、ガルバノミラー39と、XYステージ40とを備えて構成され、LED棒状基板16は、XYステージ40上の所定の位置に固定される。レーザビーム発信器37から発振されたレーザビームは、ガルバノミラー39を介してXYステージ40上に載置されたLED棒状基板16の所定の位置に照射され、露光が行われる。レーザビームのスキャンは、X方向、即ちLED棒状基板16の幅方向のスキャンは、ガルバノミラー39により行い、Y方向、即ちLED棒状基板16の長手方向のスキャンは、LED棒状基板16を載置したXYステージ40を移動させることにより行う。ここで、光ビームとしては、発振波長413nmのKrレーザ等を好適に用いることができる。そして、所定の現像液により現像を行うことにより第3の基板のLED棒状基板16を実装した側の主面上に絶縁膜41を形成する。
【0083】
このようにして、第3の基板17のLED棒状基板16を実装した側の主面上に絶縁膜41を形成することにより、LED素子19上での絶縁効果のみでなく、第3の基板17のLED棒状基板16を実装した側の主面上の配線間の絶縁効果も得ることができる。
【0084】
また、第3の基板17上においてLED棒状基板16間の溝が絶縁膜41で埋められるため、LED棒状基板16の側面まで絶縁効果を得ることができるため、LED素子19の、pn接合部ショートを防止することができる。
【0085】
また、第3の基板17上においてLED棒状基板16間の溝が絶縁膜41で埋められるため、p電極の配線を行う際に、スクリーン印刷による配線を行うことが可能となり、生産効率を向上させることができる。なお、p電極の配線は、ワイヤボンディングにより行っても良い。
【0086】
また、光直接描画装置37を用いて光ビームでの直接描画により露光を行うため、第3の基板17上においてLED棒状基板16の位置ずれが生じている場合や、LED棒状基板16の厚みにばらつきが生じている場合等においても影響を受けることなく、良好な精度で露光を行うことができ、生産歩留まりを著しく向上させることができる。
【0087】
また、LED棒状基板16の位置ずれや、LED棒状基板16の厚みのばらつき等が少ない場合には、フォトマスクを用いて露光を行うことにより、短時間で効率良く露光を行うことが可能となり、生産効率を向上させることができる。
【0088】
したがって、上記の方法を用いることにより、生産歩留まり及び生産効率を向上させることが可能となる。
【0089】
また、上記においては、光ビームを用いた直接描画により露光を行っているが、フォトマスクを用いて、フォトマスクを透過した光により露光を行うこともできる。
【0090】
また、絶縁膜を分解するために必要な、十分に高いエネルギーを有する光ビームを絶縁膜に照射して絶縁膜を除去し、電極を絶縁膜から露出させることもできる。
【0091】
【実施例】
以下、具体的な実施例を用いて説明する。
【0092】
実施例1
上述した実施の形態に基づきLED表示装置を作製した。
【0093】
まず、MBE法により下記に示すようなエピウエハを作製した。
基板:GaAs(100) Siドープ1〜2×1018cm-3
バッファ層:GaAsSiドープ 100〜200nm
バッファ層:MEエピタキシャル(Zn/Sn25ピリオド)
バッファ層:ZnSe:Cl 10nm 濃度1×1018 〜2×1018
クラッド層:ZnMgSSe:C l1μm 濃度2×1017cm-3
MQW活性層:ZnCdSe3QW 2nmアンドープ/ZnSSe
バリア層:アンドープ5nm程度2W
クラッド層:ZnMgSSe:N 0.8nm 濃度5×1017cm-3
Na−Nd=1×1017cm-3程度
コンタクト層:ZnSSe:N 150nm 濃度2×1018cm-3
Na−Nd=5×1017cm-3程度
コンタクト層:ZnSe:N 130nm 濃度2×1018cm-3
Na−Nd=1×1017cm-3程度
コンタクト層:ZnSe:N 5nm/ZnTe:N 5nm SLグレード構造 濃度Na−Ndは、上記ZnNdまたはZnTeと同じ
コンタクト層:ZnTe:N 8nm 濃度1×1019〜1×1020cm-3
p濃度=2×1019cm-3程度
上記において、活性層のZnCdSeの組成は、波長460〜540nm(2.695〜2.295eV)の発光波長に対応するように制御した。また、クラッド層であるZnMgSSeのバンドギャップは、室温で2.88eV程度であった。そして、コンタクト付近ではキャリア濃度を下げないように成長条件を適宜調整した。
【0094】
次に、上記で作製したエピウエハに、以下のようなプロセスを用いてLED素子を形成した。LED素子1つの形状は、150×910μm、電極パッドの大きさは100×860μmとし、図1に示すような60×175μmの窓を形成した。LED素子は、1枚のウエハ上において縦横両方向に並べた状態で複数個形成した。
【0095】
電極パッド形成
上記エピウエハを洗浄し、カップリング剤により前処理を施した。次に、エピウエハのLED素子を形成する側の主面にスピンコーターでレジストを塗布し、電極パッドの大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行った。そして、現像後、TiとAuとをそれぞれ膜厚10nm及び200nmに蒸着法により成膜し、アセトンでリフトオフを行い、電極パッドを形成した。
【0096】
透明電極形成
次に、電極パッドを形成したエピウエハを洗浄し、カップリング剤により前処理を施した。そして、エピウエハのLED素子を形成する側の主面にスピンコーターでレジストを塗布し、透明電極の大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行った。そして、現像後、Auを膜厚10nmに蒸着法により成膜し、アセトンでリフトオフを行ことにより透明電極を形成した。
【0097】
素子分離
次に、透明電極を形成したエピウエハを洗浄し、カップリング剤等により前処理を施した。次に、スピンコーターでエピウエハのLED素子を形成する側の主面にレジストを塗布し、作製するLED素子の大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行った。そして、現像後、リン酸過酸化水素水混合液中でエッチングを行うことにより素子分離を行った。
【0098】
絶縁膜形成
次に、素子分離を行ったエピウエハを洗浄し、カップリング剤による前処理を施した。そして、スピンコーターでエピウエハのLED素子を形成する側の主面にレジストを塗布し、形成する透明電極の大きさ及び形状に対応したフォトマスクを用いて露光、現像を行った。そして、現像後、スパッタリング法により膜厚200nmのSiO2膜を成膜し、アセトンでリフトオフを行うことにより絶縁膜を形成した。
【0099】
裏面研磨
次に、絶縁膜を形成したウエハの電極パッド等を形成した側の表面に、保護膜としてスピンコーターでフォトレジストを塗布した。そして、研磨機等を用いてLED素子の厚みが100μm程度になるまでエピウエハの裏面、即ち電極パッド等を形成した側と反対側の主面の研磨を行った。
【0100】
n電極の形成
次に、裏面研磨を施したエピウエハの裏面、即ち研磨を施した側の主面に形成された酸化膜をウエットエッチング等により除去した。そして、エピウエハの表面、即ち上記電極パッド等を形成した側の表面に保護膜として形成したフォレジストをアセトン等により除去し、エピウエハの裏面、即ちウエットエッチングを施した側の主面にPd、AuGe合金、Ti、Auをこの順でそれぞれ膜厚10nm、150nm、50nm、400nmに蒸着法により成膜した。更に、合金化のために水素を24%程度含有する不活性ガス雰囲気中で180℃の温度において5分間の熱処理を施し、n電極を形成した。
【0101】
へき開
次に、n電極を形成したエピウエハに、けがき装置を用いて、LED素子の長手方向においてはLED素子1個置きにけがき線を入れ、LED素子の幅方向においては、例えばLED素子10個置きにけがき線を入れてへき開を行い、図5に示すようなLED棒状基板を作製した。
【0102】
小ユニットの作製
図7に示すような縦1cm×横1cmの小ユニット基板を作製し、上記において作製したLED棒状基板を導電性粘着フィルムを用いて基板の案内溝に実装した。案内溝底部には、図10に示すようにn電極端子を形成し、n電極端子端部にスルーホールを形成した。そして、当該スルーホールから小ユニット基板の裏面、即ちLED棒状基板を実装する側と反対側の主面のn電極端子へと導通させて、小ユニット基板の裏面から中ユニットを経由してドライバチップへと接続できる構造とした。また、LED棒状基板3本置きに幅の広い隔壁、及びp電極端子を形成し、各電極端子にスルーホールを形成した。そして、当該スルーホールから小ユニット基板の裏面、即ちLED棒状基板を実装する側と反対側の主面に形成したp電極端子に導通させて、小ユニット裏面から中ユニットを経由してドライブ回路へ接続できる構造とした。
【0103】
小ユニットの実装及び配線
導電性粘着フィルムを用いて、小ユニット基板にLED棒状基板を実装することで、n電極の配線を完了した。
【0104】
p電極の配線は、図19に示すように、まず、隣り合う幅の広い隔壁上に形成したp電極端子同士をワイヤボンディングで配線を行った。そして、図20に示すようにその間にあるLED素子上のp電極端子上で、探針を用いてワイヤをp電極端子に押し当て、加熱、加重及び超音波を印加することによりワイヤとLED素子上のp電極端子とを接続した。
【0105】
保護膜の形成
上記においてLED素子の実装と電極の配線が施された小ユニットを、小ユニットのLED棒状基板が実装された側の主面以外を覆う構造とされた小ユニットと略同形状のアクリル製の鋳型に挿入し、小ユニットのLED棒状基板が実装された側の表面のみにエポキシ樹脂を塗布した。エポキシ樹脂が硬化した後、アクリル製の鋳型を剥がし、保護膜を形成した。
【0106】
中ユニットの作製
上記において保護膜を形成した小ユニットを中ユニット基板にリフローにより実装した。中ユニット基板のパターン上にクリームはんだを配置し、フリップチップボンダで小ユニットを中ユニット基板に実装し、約200℃の温度で熱処理を施すことにより小ユニットを中ユニット基板に実装した。中ユニット基板には、裏面、即ち小ユニットを実装する側と反対側の主面にコネクタ取り付けの電極パターンが形成されており、ここからドライブ回路に接続する構造とした。
【0107】
中ユニットの実装
上記において作製した中ユニットを大ユニット基板に貼り合わせ、大画面LED表示装置を作製した。
【0108】
以上により作製した大画面LED表示装置を電流駆動により画像情報を表示させたところ、高輝度、高色品質の画像を得ることができた。
【0109】
以上において得られたLED表示装置は、LED素子の結晶成長に使用した基板にLED素子10個をLED素子の長手方向に並べてLED棒状基板を形成している。そして、このLED棒状基板を並べることにより小ユニットを形成している。これにより、LED素子を1個ずつ並べる必要がなくなりLED素子の実装を効率的に、かつ簡便に行うことができた。また、電極の配線に関しても、LED棒状基板毎に行えば良く、LED素子1個ずつ配線する必要がないため、電極の配線を効率的に、かつ簡便に行うことができ、また、配線の信頼性も向上した。そして、電極の配線をスルーホールを用いて各基板の裏面で電極の集約を行い、表示画面の表面には最小限の電極配線のみが存在する構造としているため、各ユニット間の境界が目立つことにより画像情報が表示できない等の不具合は生じることなく、良好で、視認性の良い高画質の画像が表示可能な表示装置を得ることができた。
【0110】
実施例2
実施例1においてへき開により切り出したLED棒状基板を、スピンコーターでポジ型フォトレジストを塗布し、図21に示すような光直接描画装置を用いて露光を行った。
【0111】
光源には、発振波長が413nmであるKrレーザを用いた。レーザビームのスキャンは、X方向、即ちLED棒状基板の幅方向のスキャンは、ガルバノミラーにより行い、Y方向、即ちLED棒状基板の長手方向のスキャンは、LED棒状基板を載置したXYステージを移動させることにより行った。LED棒状基板上におけるレーザビームのパワーは、約0.1mW、レーザビームの径は、約1μmとなるように光直接描画装置の光学系を調整した。
以上の条件により、LED棒状基板に形成された10個のLED素子の露光を行った。
【0112】
露光終了後、現像を行い、露出した電極に絶縁膜としてのフォトレジストがない状態ではLED素子側面のpn接合をショートしてしまう条件で銀ペーストを塗布し、180℃の熱処理を行うことにより硬化させた。
【0113】
以上により作製したLED棒状基板の裏面、即ちLED素子が形成された側と反対側の主面と、銀ペーストとの間に4Vの電圧を加え、電流を流したところ、LED素子からは、緑色の良好な発光を得ることができた。これにより、LED棒状基板のへき開後に、LED素子の表面にフォトレジストを塗布し、レーザビームで露光して電極を露出させることにより、LED素子の側面まで保護できるため、LED素子側面におけるpn接合部のショートを防止することができるといえる。
【0114】
実施例3
まず、実施例1において作製したエピウエハを準備した。
【0115】
次に、それぞれのエピウエハより、n電極の形成をする際にエピウエハの裏面、即ちウエットエッチングを施した側の主面にPd、AuGe合金、Ti、Auをこの順でそれぞれ膜厚10nm、200nm、50nm、200nmに蒸着法により成膜したこと以外は、実施例1に示したプロセスにしたがって、LED素子を形成した。LED素子1つの形状は、150×910μm、電極パッドの大きさは100×860μmとし、図1に示すような60×175μmの窓を形成した。LED素子は、1枚のウエハ上において縦横両方向に並べた状態で複数個形成した。また、LED素子は、エピウエハ毎に、実施例1と同様の緑色発光を示すLED素子と、ZnCdSeを活性層とする青色発光を示すLED素子と、同様に作製したAlGaInpを活性層とする赤色発光を示すLED素子とを作製し、緑色発光用ウエハと、青色発光用ウエハと、赤色発光用ウエハの3種類のウエハを作製した。
【0116】
次に、実施例1と同様にしてそれぞれのウエハに対してへき開を行い、幅200μm、長さ10mm、厚み100μmのLED棒状基板を作製した。
【0117】
次に、図22に示すように小ユニット基板に、LED棒状基板の幅方向に、赤色用LED棒状基板42、緑色用LED棒状基板43、青色用LED棒状基板44を導電性粘着フィルム45を用いて緑色用LED棒状基板、青色用LED棒状基板、赤色用LED棒状基板の順でそれぞれ10本ずつ実装した。
【0118】
次に、絶縁膜となるフォトレジストを小ユニット基板上にスピンコーターで塗布し、図21に示す光直接描画装置を用いて実施例2と同様にして電極パッド上をレーザビームにより直接描画し、露光を行った。そして、露光終了後、現像を行い、絶縁膜を形成した。
【0119】
次に、絶縁膜が形成された小ユニット基板上に、ストライプ状のメタルマスクを用いたスクリーン印刷法によりp電極配線をLED棒状基板の幅方向に隣接する小ユニット上のp電極同士を配線して小ユニットを作製した。
【0120】
次に、小ユニット9個を、縦3個、横3個のマトリクス状に貼り合わせることにより、フルカラー表示が可能な単純マトリクスRGB表示装置を作製した。
【0121】
以上により得られた単純マトリクスRGB表示装置を電流駆動により画像情報を表示させたところ、高輝度、高色品質の画像を得ることができた。
【0122】
また、小ユニット基板上においてLED棒状基板間の溝が絶縁膜で埋められるため、LED棒状基板の側面まで絶縁効果を得ることができるため、LED素子の、pn接合部ショートを防止することができ、高品質の画像を得ることができた。
【0123】
また、小ユニット基板上においてLED棒状基板間の溝が絶縁膜で埋められたため、p電極の配線を行う際に、スクリーン印刷による配線を行うことが可能となり、生産効率を向上させることができた。
【0124】
また、光直接描画装置を用いて光ビームでの直接描画により露光を行ったため、精度良良好な状態で露光を行うことができ、生産歩留まりを向上させることができた。
【0125】
【発明の効果】
以上詳細に説明したように、本発明に係る表示装置は、複数の発光ダイオード素子が直線状に配列形成された棒状基板を基本単位とし、当該棒状基板がその幅方向に複数配列されることにより、発光ダイオード素子がマトリクス状に配列される。
【0126】
したがって、本発明に係る表示装置は、発光ダイオード素子の実装工数及び電極の配線数が大幅に削減されるため生産効率に優れ、また、視認性の良い高画質画像を表示可能な高品質な表示装置となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したLED表示装置の構造を示した部分縦断面図である。
【図2】中ユニットの構成を示す縦断面図である。
【図3】第2の基板の中ユニットが実装される側の主面に印刷されたクリームはんだによるパターンの一例を示す図である。
【図4】第2の基板の中ユニットが実装される側と反対側の主面に印刷されたクリームはんだによるパターンの一例を示す図である。
【図5】LED棒状基板の平面図である。
【図6】LED棒状基板の斜視図である。
【図7】小ユニットの平面図である。
【図8】小ユニットの部分拡大図である。
【図9】小ユニットの要部断面図である。
【図10】小ユニットの要部斜視図である。
【図11】小ユニットの要部断面図である。
【図12】小ユニットの第一の変形例の要部平面図である。
【図13】小ユニットの第一の変形例の要部断面図である。
【図14】小ユニットの第2の変形例の要部平面図である。
【図15】小ユニットの第2の変形例の要部断面図である。
【図16】小ユニットの第2の変形例の要部断面図である。
【図17】小ユニットの第3の変形例の要部平面図である。
【図18】小ユニットの第3の変形例の要部断面図である。
【図19】幅の広い隔壁上のp電極端子同士をワイヤで接続した状態を示す図である。
【図20】幅の広い隔壁上のp電極端子とLED素子上のp電極端子をワイヤで接続した状態を示す図である。
【図21】光直接描画装置の構成を示す概略構成図である。
【図22】小ユニットに形成されたp電極端子をメタルマスクを用いたスクリーン印刷法により接続した状態を示す図である。
【符号の説明】
1 第1の基板、2 中ユニット、3 小ユニット、4 位置決めピンポスト、5 隔壁、6 固定ボルト、7 固定ボルト孔、8 ナット、9 外周壁、10 第2の基板、11 ドライバチップ、12 支持ケース、13 スルーホール、16 LED棒状基板、17 第3の基板、18 結晶成長に用いた基板、19 LED素子、20 案内溝、21 n電極端子、25 幅の広い隔壁、26 幅の狭い隔壁、27 p電極端子、28 ワイヤ、29 透明基板、30p電極配線、31 不透明基板、32 光取り出し窓、33 光学レンズ、34 棒状配線、35 固定具

Claims (13)

  1. 複数の発光ダイオード素子が直線状に配列形成された棒状基板を基本単位とし、
    第1の支持基板に当該棒状基板がその幅方向に複数配列されることにより、上記発光ダイオード素子がマトリクス状に配列された小ユニットと、
    上記第1の支持基板が実装される第2の支持基板を有し、上記小ユニットがマトリクス状に配列された中ユニットと、
    上記第2の支持基板が実装される第3の支持基板を有し、上記中ユニットがマトリクス状に配列されていることを特徴とする表示装置。
  2. 上記各棒状基板の裏面には、上記複数の発光ダイオード素子の共通電極が設けられており、上記第1の支持基板に載置することにより、上記第1の支持基板の上記棒状基板の載置面に設けられた電極と電気的に接続され、
    上記第1の支持基板の上記棒状基板の載置面に設けられた電極は、スルーホールにより上記第1の支持基板の裏面側に導出され、上記第2の支持基板に設けられた駆動回路と接続されていることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
  3. 上記第1の支持基板を1つの駆動単位とし、1つ若しくは複数の駆動単位毎に独立した駆動回路を備えることを特徴とする請求項2記載の表示装置。
  4. 上記第1の支持基板は、上記棒状基板の形状に対応し上記棒状基板の位置決めをする案内溝が形成され、
    上記案内溝の周囲に形成された上記第1の支持基板の凸部に電極が形成され、上記棒状基板上に形成された発光ダイオード素子の個別電極と接続されていることを特徴とする請求項3記載の表示装置。
  5. 上記第1の支持基板の凸部に形成された電極と上記棒状基板上に形成された発光ダイオード素子の個別電極は、一主面上に電極配線が設けられた配線基盤を、当該電極配線と上記棒状基板の発光ダイオード素子が配列された側の主面とを対向させて上記棒状基板上に配置して接続されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 上記配線基盤は、可視光が透過可能であることを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  7. 上記配線基盤は、可視光が透過不可能であり、上記発光ダイオード素子に重畳する所定の部分に、発光ダイオード素子が発した光を取り出すための光取り出し窓が設けられていることを特徴とする請求項5記載の表示装置。
  8. 上記光取り出し窓に、発光ダイオード素子が発した光を拡散させるための光学レンズが配されていることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  9. 上記光取り出し窓に、発光ダイオード素子が発した光を拡散させるための拡散板が配されていることを特徴とする請求項7記載の表示装置。
  10. 上記第1の支持基板の凸部に形成された電極は、上記第1の支持基板の案内溝の裏面側に導出され、駆動回路と接続されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  11. 上記第1の支持基板の凸部に形成された電極は、スルーホールにより上記第1の支持基板の裏面に導出されていることを特徴とする請求項10記載の表示装置。
  12. 上記第1の支持基板の凸部に形成された電極と上記棒状基板上に形成された発光ダイオード素子の個別電極は、棒状配線を上記棒状基板の発光ダイオード素子が配列された側の主面と対向させて上記棒状基板上に配置して接続されていることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  13. 上記棒状配線は、両端に弾性体よりなる固定具を備え、当該固定具の弾性力により上記第1の支持基板に固定されることを特徴とする請求項12記載の表示装置。
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