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JP4392338B2 - データ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置 - Google Patents
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JP4392338B2 - データ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置 - Google Patents

データ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置 Download PDF

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Description

本発明は、データ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置に係り、特に磁気テープ等のハードディスク以外の記録媒体を用いたライブラリ装置のデータを管理するデータ管理方法及び装置、並びにハードディスク装置及びライブラリ装置から階層的に構成されてそのようなデータ管理方法を採用する階層型記憶装置に関する。
従来の大容量の情報ファイル(又は、ストレージ)システムとしては、磁気テープや光ディスク等の記録媒体を用いたライブラリ装置が主流であった。しかしながら、これらのライブラリ装置では、ホストコンピュータとの間の情報のリードやライト処理に時間を要するため、オンラインアクセス用途の情報記憶装置として利用するのではなく、バックアップ装置としての利用が主であった。他方、ハードディスク装置は、高速なアクセスが可能であるが、磁気テープ等と比較するとハードディスクのコストが高く、ハードディスクのみで安価で大容量の情報ファイルシステムを実現することは困難であった。
所謂情報ライフサイクル管理(ILM:Information Lifecycle Management)に基づき、ハードディスク装置と磁気テープを用いたライブラリ装置を接続した階層的な情報ファイルシステムも提案されているが、これらのシステムは、ハードディスクに格納された情報の自動バックアップを目的としており、ユーザは磁気テープを用いたライブラリ装置を意識する必要があった。
又、階層型の情報ファイルシステムをホストコンピュータのマネージメントソフトウェアにより効率的に管理する手法も提案されているが、これらのシステムにおいても、ユーザが磁気テープを用いたライブラリ装置を意識する必要がある。更に、アプリケーションによる情報アクセスがユーザのネットワーク資源を圧迫するという不都合もあった。
例えば、特開平9−26904号公報には、利用頻度の高いデータは、予め蓄積媒体からハードディスクに複写しておき、記録されていないデータが要求された場合には、ライブラリ装置から要求データが直接出力されるのでなく、ハードディスクに複写、保管されてから出力されるようにして、各アプリケーションプログラムからのデータ要求はライブラリ装置と切り離して処理し、あたかも全てのデータがハードディスクに存在しているように制御するライブラリ装置を用いたデータ管理システムが提案されている。このようなデータ管理システムでは、ライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する。
特開平9−26904号公報
ライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する場合、ユーザはライブラリ装置内の各記録媒体、即ち、ボリュームを管理する必要がある。つまり、ライブラリ装置の記録媒体は、ロード及びアンロード(又は、マウント及びデマウント)されるものであるため、ユーザは常にボリュームの管理している必要がある。しかし、ライブラリ装置を用いる場合、1つのボリュームに複数のファイルが記録されるマルチファイルボリュームの場合もあれば、逆に、1つのファイルが複数のボリュームに記録されるマルチボリュームファイルの場合もある。
従来、ライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する場合、ボリュームの管理はユーザが行う必要があるため、管理が煩雑であると共に、ユーザは常にライブラリ装置を意識していなければならないという問題があった。
そこで、本発明は、ライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する場合、ユーザがライブラリ装置を意識することなく、データファイルの記録単位である論理ボリュームの管理を自動的に行うことが可能なデータ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置を提供することを目的とする。
上記の課題は、複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおけるデータ管理方法であって、該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位でデータベースで管理し、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理することを特徴とするデータ管理方法によって達成できる。
上記の課題は、複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおけるデータ管理装置であって、データベースと、該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位で該データベースで管理すると共に、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理する制御手段とを備えたことを特徴とするデータ管理装置によっても達成できる。
上記の課題は、ハードディスク装置と、複数の記録媒体を備え、該ハードディスク装置の一部として仮想的に使用されるライブラリ装置と、データベース及び制御手段とを有する階層制御サーバとを備え、該制御手段は、該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位で該データベースで管理すると共に、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理することを特徴とする階層型記憶装置によっても達成できる。
本発明によれば、ユーザがライブラリ装置を意識することなく、論理ボリュームの管理を自動的に行うことが可能なデータ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置を実現することができる。
以下に、本発明になるデータ管理方法及び装置並びに階層型記憶装置の各実施例を図面と共に説明する。
図1は、本発明になる階層型記憶装置の一実施例を示す図である。階層型記憶装置の本実施例は、本発明になるデータ管理方法の一実施例及び本発明になるデータ管理装置の一実施例を採用する。本実施例では、本発明がライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムに適用されている。又、本実施例では、ライブラリ装置は説明の便宜上、磁気テープを用いるものとするが、記録媒体は磁気テープに限定されるものではなく、光ディスク等のハードディスク以外の記録媒体を用いても良い。
階層型記憶装置は、図1に示す如く接続されたハードディスク装置1、階層制御サーバ3及びライブラリ装置6からなる。ハードディスク装置1は、複数のハードディスク2を有する周知の構成を有する。本実施例では、ハードディスク装置1はRAID(Redundant Arrays of Independent Disks)構成を有する。階層制御サーバ3は、データ管理装置の本実施例を構成する。階層制御サーバ3は、プロセッサ及び記憶部を含む周知の構成の汎用コンピュータで構成されており、専用ソフトウェア4とデータベース5を有する。ライブラリ装置6は、複数の磁気テープカートリッジ(又は、カセット)7を備えると共に、ライブラリ装置6に実装(マウント)される磁気テープカートリッジ7及びライブラリ装置6から排出(デマウント)される磁気テープカートリッジ7を管理するテープ管理機能を備えた周知の構成を有する。本実施例では、破線で示すように、複数の磁気テープカートリッジ7により、データファイルのライブラリ装置6への記録単位である1つの論理ボリューム8が構成されている。尚、論理ボリューム8は、対応するデータファイルにデータが追記されたりデータファイルからデータが削除されることにより、ダイナミックに変化する。
ライブラリ装置6に実装する磁気テープカートリッジ7及び/又はライブラリ装置6から排出される磁気テープカートリッジ7は、テープ保管庫9で保管可能である。図1は、ライブラリ装置6から排出されたテープセット10が保管庫9に排出され、保管庫9で保管されていた別のテープセット10がライブラリ装置6に実装された場合を示す。本実施例では、論理ボリューム8に割り当てられている磁気テープカートリッジ7は、テープセット10の単位でライブラリ装置6に実装されると共に、テープセット10の単位でライブラリ装置6から排出される。テープセット10は、1つの論理ボリューム8を構成する一又は複数の磁気テープカートリッジ7により構成されている。尚、論理ボリューム8に割り当てられていない磁気テープカートリッジ(新規、空等のテープカートリッジ)7は、磁気テープカートリッジ7の単位でライブラリ装置6に実装し、ライブラリ装置6から排出することが可能である。
図1は、一例として、1つの論理ボリューム8が4つの磁気テープカートリッジ7からなるテープセット10により構成されている場合を示す。本実施例では、論理ボリューム8とテープセット10とが1:1に対応しているが、テープセット10のミラーリングを採用する場合には、例えば論理ボリューム8とテープセット10とが1:2に対応していても良い。
階層制御サーバ3の専用ソフトウェア4は、必要に応じてライブラリ装置6内に格納されているデータをハードディスク装置1側に移動することで、ホスト装置(図示せず)はハードディスク装置1にリードアクセスをすることでライブラリ装置6内のデータをアクセス可能とする。ホスト装置は、ハードディスク装置1に接続される。尚、階層制御サーバ3の専用ソフトウェア4は、ホスト装置からのライトアクセスについても、データをハードディスク装置1に格納してからライブラリ装置6側に移動することで、ホスト装置はハードディスク装置1にライトアクセスすることでライブラリ装置6内へデータをライト可能としても良い。
階層制御サーバ3のデータベース5は、ホスト装置からのアクセスに対応するのに必要な情報を、ライブラリ装置6のテープ管理機能により通知されて管理する。本実施例では、データベース5は、論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報 、磁気テープカートリッジ7単位で管理されるメディア情報及びライブラリ装置6単位で管理されるライブラリ情報を管理する。論理ボリューム情報は、論理ボリューム新規作成時に付与される管理用通し番号 (ユニークな値)である論理ボリュームID、排出時は排出直前の論理ボリューム番号である論理ボリューム番号、論理ボリュームの容量を示す論理ボリューム容量、論理ボリュームの作成日時、及びライブラリ装置6より排出され保管状態であるか否かを示すフラグである保管情報を含む。メディア情報は、磁気テープカートリッジ7の新規実装時に各磁気テープカートリッジ7に付与される管理用通し番号 (ユニークな値)であるメディアID、磁気テープカートリッジ7に付けられたラベルのラベル名を示すラベル情報、格納されているライブラリ装置6のIDを示す格納ライブラリID(排出時は排出ライブラリID)、磁気テープカートリッジ7がライブラリ装置6内に実装されているかを示すフラグである実装情報、磁気テープカートリッジ7が論理ボリューム8として使用されているか否かを示すフラグである論理ボリューム割り当て情報、上記論理ボリュームIDと同様の論理ボリュームID(論理ボリューム8として使用されている場合のみ)、論理ボリューム8を構成するテープセット10内の構成番号を示す論理ボリューム構成番号(論理ボリュームとして使用されている場合のみ)、及び各磁気テープカートリッジ7がライブラリ装置6に新規実装された実装日時を含む。ライブラリ情報は、ライブラリ装置6の階層型記憶装置への登録時に付与される管理用通し番号 (ユニークな値)であるライブラリID、及びライブラリ装置6の装置名 (ベンダ名、プロダクト名、シリアル番号等)を示すライブラリ装置名を含む。
これにより、データベース5は、論理ボリューム8をテープセット10に対応させて管理する。
図2は、論理ボリューム構築時の階層制御サーバ3の動作を説明するフローチャートである。図2に示す処理は、専用ソフトウェア4により行われる。新規論理ボリューム構築動作が開始されると、ステップS1は、新規論理ボリューム用データベースをデータベース5内に作成する。新規論理ボリューム用データベースは、論理ボリュームIDの新規割り当て、論理ボリューム番号の新規割り当て、論理ボリューム容量をユーザ指定値に設定、作成日時を現在の日時に設定、及び保管情報をオフに設定することで行われる。ステップS2は、データベース5を参照することで、ライブラリ装置6に実装されている磁気テープカートリッジ7を検索する。ステップS3は、ライブラリ装置6に実装されている磁気テープカートリッジ7の中に、論理ボリューム割り当て用の空き磁気テープカートリッジ7が有るか否かを判定する。ステップS3の判定結果がYESであると、ステップS4は、空き磁気テープカートリッジ7を新規論理ボリューム用に割り当てて、空き磁気テープカートリッジ7に関するデータベース5内の情報を更新する。具体的には、ステップS4は、論理ボリューム割り当て情報をオンに更新し、論理ボリュームIDを設定し、論理ボリューム構成番号に「1」を設定する。ステップS4の後、処理は終了する。
他方、ステップS3の判定結果がNOであると、ステップS5は、新たなテープセット10の実装をユーザに促すメッセージを通知する。このメッセージは、階層制御サーバ3及び/又はライブラリ装置6及び/又はホスト装置の表示部(図示せず)に表示される。尚、メッセージの通知は、表示に限定されず、音声及び/又は表示を用いても良いことは言うまでもない。ステップS6は、テープセット10のライブラリ装置6への実装が完了したか否かを判定し、判定結果がNOであると、処理はステップS5へ戻る。ステップS6の判定結果がYESであると、ステップS7は、新規に実装されたテープセット10の磁気テープカートリッジ7を空き磁気テープカートリッジ7としてデータベース5に登録し、処理は上記ステップS4へ進む。
図3は、論理ボリュームへの追記時の階層制御サーバ3の動作を説明するフローチャートである。図3に示す処理は、専用ソフトウェア4により行われる。図3に示す処理は、ハードディスク装置1内の割り当てられた領域へのデータライト(1つのデータファイルのライト)が完了してホスト装置へ完了通知がなされた後の任意のタイミングでライブラリ装置6の対応する論理ボリューム8へデータライトを行う場合に開始される。ステップS11は、論理ボリューム8を構成しているテープセット10に対するデータ追記処理を開始する。ステップS12は、追記するべき全てのデータを、論理ボリューム8を構成しているテープセット10にライトできるか否かを判定する。ステップS12の判定結果がYESであると、ステップS13は、テープセット10の磁気テープカートリッジ7に追記するべき全てのデータをライトしてデータ追記処理が完了すると処理は終了する。
他方、ステップS12の判定結果がNOであると、ステップS14は、空きテープセット10が有るか否かを判定する。ステップS14の判定結果がNOであると、論理ボリューム8へのデータライトが行えないので、ライブラリ装置6に対するデータライトエラー(即ち、テープセット10への追記失敗)を示すメッセージを通知し、処理は終了する。このメッセージは、階層制御サーバ3及び/又はライブラリ装置6及び/又はホスト装置の表示部(図示せず)に表示される。尚、メッセージの通知は、表示に限定されず、音声及び/又は表示を用いても良いことは言うまでもない。
ステップS14の判定結果がYESであると、ステップS15は、空き磁気テープカートリッジ7を、論理ボリューム8を構成するテープセット10として割り当てて、テープセット10の各磁気テープカートリッジ7に関するデータベース5内の情報を更新する。具体的には、ステップS15は、新規に論理ボリューム8に割り当てられた各磁気テープカートリッジ7に関する論理ボリューム割り当て情報をオンに更新し、論理ボリュームIDを設定し、論理ボリューム構成番号に次番号を設定する。ステップS15の後、処理は上記ステップS13へ進む。
図4は、磁気テープカートリッジ7の排出時の階層制御サーバ3の動作を説明するフローチャートである。図4に示す処理は、専用ソフトウェア4により行われる。図4に示す処理は、ライブラリ装置6のテープ管理機能からの選択された磁気テープカートリッジ7(又はテープセット10)の排出要求が受信されると開始される。ステップS21は、排出要求に含まれる選択された磁気テープカートリッジ7に関する情報に基づいて、選択された磁気テープカートリッジ7に対して論理ボリューム8が割り当てられているか否かを判定し、判定結果がNOであると処理はステップS22へ進み、YESであると処理はステップS24へ進む。選択されたテープセット10に関する情報は、ユーザがホスト装置から入力しても、例えばライブラリ装置6に備えられたバーコードリーダ等の読み取り手段(図示せず)によりテープセット10及び/又はテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に付けられたラベルの情報を読み取ることでライブラリ装置6において自動的に入力しても良い。
ステップS22は、選択された磁気テープカートリッジ7に関するデータベース5内の情報を更新する。具体的には、ステップS22は、選択された磁気テープカートリッジ7に関する実装情報をオフに更新する。ステップS23は、選択された磁気テープカートリッジ7のライブラリ装置6からの排出を、ライブラリ装置6のテープ管理機能からの通知に基づいて確認し、処理は終了する。他方、ステップS21の判定結果がYESであると、ステップS24は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8を構成するテープセット10の全ての磁気テープカートリッジ7に対して、データベース5内の情報を更新し、処理は終了する。具体的には、ステップS24は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8を構成するテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に対して、データベース5内の保管情報をオンに更新し、実装情報をオフに更新する。ステップS24の後、処理はステップS23へ進むが、この場合、ステップS23は、選択された磁気テープカートリッジ7が属するテープセット10(即ち、このテープセット10を構成する全ての磁気テープカートリッジ7)のライブラリ装置6からの排出を、ライブラリ装置6のテープ管理機能からの通知に基づいて確認し、処理は終了する。
図5は、磁気テープカートリッジ7の実装時の階層制御サーバ3の動作を説明するフローチャートである。図5に示す処理は、専用ソフトウェア4により行われる。図5に示す処理は、ライブラリ装置6のテープ管理機能からの選択された磁気テープカートリッジ7(又は、テープセット10)の実装要求が受信されると開始される。ステップS31は、実装要求に含まれる選択された磁気テープカートリッジ7に関する情報から、選択された磁気テープカートリッジ7に関する情報を確認する。ステップS32は、選択された磁気テープカートリッジ7が過去にライブラリ装置6に実装されていたことのない、新たな磁気テープカートリッジ7であるか否かを判定する。選択された磁気テープカートリッジ7に関する情報は、ユーザがホスト装置から入力しても、例えばライブラリ装置6に備えられたバーコードリーダ等の読み取り手段(図示せず)によりテープセット10及び/又はテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に付けられたラベルの情報を読み取ることでライブラリ装置6において自動的に入力しても良い。ステップS32の判定結果がYESであると、ステップS33は、選択された磁気テープカートリッジ7を空き磁気テープカートリッジ7としてデータベース5に新規登録し、処理は終了する。具体的には、ステップS33は、選択された磁気テープカートリッジ7に対する新規登録により、メディアIDを新規に割り当て、実装情報をオンに設定し、論理ボリューム割り当て情報をオフに設定し、格納ライブラリIDを設定する。
ステップS32の判定結果がNOであると、ステップS34は、選択された磁気テープカートリッジ7に論理ボリュームが割り当てられているか否かを判定する。ステップS34の判定結果がNOであると、ステップS35は、選択された磁気テープカートリッジ7を空き磁気テープカートリッジ7としてデータベース5内の情報を更新し、処理は終了する。具体的には、ステップS35は、選択された磁気テープカートリッジ7に対して、データベース5内の実装情報をオンに更新し、格納ライブラリIDを更新する。
ステップS34の判定結果がYESであると、ステップS36は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8を構成するテープセット10の全ての磁気テープカートリッジ7がライブラリ装置6に実装されているか否かを判定する。ステップS34の判定結果がNOであると、ステップS37は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8を構成するテープセット10の全ての磁気テープカートリッジ7がライブラリ装置6に実装されていないことを示すエラーメッセージを通知し、処理は終了する。このメッセージは、階層制御サーバ3及び/又はライブラリ装置6及び/又はホスト装置の表示部(図示せず)に表示される。尚、メッセージの通知は、表示に限定されず、音声及び/又は表示を用いても良いことは言うまでもない。
ステップS36の判定結果がYESであると、ステップS38は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8と、データベース5で管理されている他の論理ボリューム8とで論理ボリューム番号の重複があるか否かを判定する。具体的には、ステップS38は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8に対して過去に付与された論理ボリューム番号と、現在データベース5で管理されている全ての論理ボリューム8の論理ボリューム番号との間で重複があるか否かを判定する。ステップS38の判定結果がNOであると、ステップS39は、既存の論理ボリューム8に属する磁気テープカートリッジ7が再実装されたと判断し、前回と同じ論理ボリューム番号で、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8と、この論理ボリューム8を構成するテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に関するデータベース5内の情報を更新し、処理は終了する。具体的には、ステップS39は、前回と同じ論理ボリューム番号で、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8と、この論理ボリューム8を構成するテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に対して、データベース5内の実装情報をオンに更新し、格納ライブラリIDを更新し、保管情報をオフに更新する。
他方、ステップS38の判定結果がYESであると、ステップS40は、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8に対して、未使用の論理ボリューム番号を割り当て、処理はステップS41へ進む。ステップS41は、既存の論理ボリューム8に割り当てられた磁気テープカートリッジ7が再実装されたと判断し、新規に割り当てた論理ボリューム番号で、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8と、この論理ボリューム8を構成するテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に関するデータベース5内の情報を更新し、処理は終了する。具体的には、ステップS41は、新規に割り当てた論理ボリューム番号で、選択された磁気テープカートリッジ7が割り当てられた論理ボリューム8と、この論理ボリューム8を構成するテープセット10の各磁気テープカートリッジ7に対して、データベース5内の実装情報をオンに更新し、格納ライブラリIDを更新し、保管情報をオフに更新し、論理ボリューム番号を更新する。
図6は、磁気テープカートリッジ7の品質保証期間に応じた階層制御サーバのアラーム通知動作を説明するフローチャートである。図6に示す処理は、専用ソフトウェア4により行われる。図6に示す処理は、全ての磁気テープカートリッジ7がライブラリ装置6に最初に実装される初期状態及びその後に磁気テープカートリッジ7をライブラリ装置6に実装した際に開始される。尚、説明の便宜上、データベース5には、ライブラリ装置6に実装される各種磁気テープカートリッジ7の夫々の品質保証期間が登録されているものとする。
図6において、ステップS51は、ライブラリ装置6のテープ管理機能により通知される、ライブラリ装置6に実装されている磁気テープカートリッジ7に関するメディア情報に基づいて、実装されている全ての磁気テープカートリッジ7の種類に対する品質保証期間がデータベース5に登録済であるか否かを判定する。具体的には、ステップS51は、メディア情報中のラベル情報から実装されている磁気テープカートリッジ7の種類を認識し、認識された種類に対応する品質保証期間がデータベース5に登録済であるか否かを判定する。ステップS51の判定結果がYESであると、処理は後述するステップS54へ進む。
他方、ステップS51の判定結果がNOであると、ステップS52は、品質保証期間がデータベース5に登録されていない種類の磁気テープカートリッジ7について、品質保証期間の入力をユーザに促すメッセージを通知する。このメッセージは、階層制御サーバ3及び/又はライブラリ装置6及び/又はホスト装置の表示部(図示せず)に表示される。尚、メッセージの通知は、表示に限定されず、音声及び/又は表示を用いても良いことは言うまでもない。ステップS53は、ユーザにより入力された品質保証期間をデータベース5に登録し、処理はステップS54へ進む。品質保証期間は、階層制御サーバ3又はライブラリ装置6又はホスト装置の入力部(図示せず)から入力すれば良い。
ステップ54は、メディア情報中のラベル情報から認識した各磁気テープカートリッジ7の種類の品質保証期間をデータベース5から読み出し、メディア情報中の実装日時と現在の日時との間の期間が品質保証期間を超えているか否か、即ち、品質保証期限が切れているか否かを判定し、判定結果がNOであると、ステップS54は繰り返される。ステップS54の判定結果がYESになると、ステップS55は、品質保証期間を超えている磁気テープカートリッジ7がある旨を示すメッセージを、ラベル名等と共にユーザに通知し、処理はステップS54へ戻る。このメッセージも、階層制御サーバ3及び/又はライブラリ装置6及び/又はホスト装置の表示部(図示せず)に表示される。尚、メッセージの通知は、表示に限定されず、音声及び/又は表示を用いても良いことは言うまでもない。
上記の如く、本実施例では、階層制御サーバ3の専用ソフトウェア4が、テープセット10の各磁気テープカートリッジ7の論理ボリューム情報及びメディア情報を、ライブラリ装置6のライブラリ情報と共にデータベース5で管理する。又、データベース5は、論理ボリューム情報を論理ボリューム8の単位で管理し、メディア情報を磁気テープカートリッジ7の単位で管理し、ライブラリ情報をライブラリ装置6の単位で管理する。テープライブラリ装置6からの磁気テープカートリッジ7の排出は、論理ボリューム8に割り当てられた磁気テープカートリッジ7の場合は、論理ボリューム8を構成するテープユニット10の単位でのみ可能とする。論理ボリューム8に割り当てられた磁気テープカートリッジ7をライブラリ装置6に実装又は再実装する場合も、テープセット10の単位で行い、実装漏れの磁気テープカートリッジ7(又は、テープセット10)がある場合には、論理ボリューム8としてライブラリ装置6に実装されておらず不足している磁気テープカートリッジ7(又は、テープセット10)があることをユーザに通知する。
又、ライブラリ装置6から排出されたテープセット10(又は、磁気テープカートリッジ7)により構成される論理ボリューム8を管理した状態で、この論理ボリューム8と同一論理ボリューム番号を新規に作成することが可能である。この状態で、排出されたテープセット10をライブラリ装置6に再実装すると、この再実装されたテープセット10が構成する論理ボリューム8に対しては別の論理ボリューム番号が新規に割り当てられるので、両方の論理ボリューム8とも使用可能となる。ライブラリ装置6からテープセット10を排出後に同機能を持つ他のライブラリ装置にテープユニット10を再実装した場合も、テープセット10(各磁気テープカートリッジ7)にライトされた論理ボリューム情報を読み込むことで、排出前と同様の論理ボリューム8をこの他のライブラリ装置においても構成して対応する階層制御サーバ内のデータベースに新規に登録可能である。又、論理ボリューム8内のデータに対しては、この他のライブラリ装置を含む階層型記憶装置においても図1に示す階層型記憶装置の場合と同様にアクセス可能である。
更に、データベース5には、テープセット10の磁気テープカートリッジ7により構成された論理ボリューム8が生成された時刻論理ボリュームの作成日時が記録されているので、排出されたテープセット10(又は、磁気テープカートリッジ7)を含めて、各磁気テープカートリッジ7の品質保証期間を超える前に交換を指示するアラームを通知することもできる。
このように、階層型記憶装置において、論理ボリューム8の単位で、ライブラリ装置6から排出されたものも含めてテープセット10(又は、磁気テープカートリッジ7)を管理する機構を持つことにより、テープセット10がライブラリ装置6に再実装された場合に容易に論理ボリューム8を再構築可能であり、又、ライブラリ装置6の容量以上の論理ボリューム8を構成することも可能である。又、磁気テープカートリッジ7が品質保証期限を越える前にユーザにアラームを通知する機構を持つことにより、経年劣化による磁気テープカートリッジ7に起因する故障を未然に防ぐことも可能である。更に、ユーザが磁気テープカートリッジ7の管理に要する時間及びコストの削減を実現することが可能となる。今後、ライブラリ装置6に格納するデータ容量が増大する中で、管理するべき磁気テープカートリッジ7の個数も大幅に増加することが予想されるが、本実施例によれば、大容量のデータ管理装置を低コストで構築可能である。
尚、本発明は、階層制御サーバ3を構成するプロセッサ、即ち、コンピュータに、データ管理方法によりライブラリ装置6に格納されるデータを管理させるプログラム(専用ソフトウェア4に対応)と、そのようなプログラムを格納するコンピュータ読み取り可能な記憶媒体にも関する。この場合、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体は、半導体記憶装置で構成されていても、磁気記録媒体、光記録媒体、光磁気記録媒体等の記録媒体で構成されていても良い。
本発明は、ライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムに適用可能であり、ライブラリ装置では、磁気テープや光ディスク等のハードディスクに比べて安価及び/又はアクセス速度が遅い記録媒体を使用可能である。
尚、本発明は、以下に付記する発明をも包含するものである。
(付記1) 複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおけるデータ管理方法であって、
該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位でデータベースで管理し、
データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理することを特徴とする、データ管理方法。
(付記2) 該データベースで管理される情報は、該論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報 、該記録媒体単位で管理されるメディア情報及び該ライブラリ装置単位で管理されるライブラリ情報を含むことを特徴とする、付記1記載のデータ管理方法。
(付記3) 新規論理ボリューム構築時には、
該メディア情報から該ライブラリ装置内の空き記録媒体の有無を判断し、
空き記録媒体が無ければ該ライブラリ装置への新たな記録媒体の実装を促す通知を行い、
新たな記録媒体の該ライブラリ装置への実装に応じて空き記録媒体を該データベースに登録し、
空き記録媒体が有るか、或いは、新たな記録媒体の実装に応じて空き記録媒体が該データベースに登録されると、空き記録媒体を該新規論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新することを特徴とする、付記2記載のデータ管理方法。
(付記4) 既存の論理ボリュームへの追記時には、
追記するべき全てのデータを該既存の論理ボリュームを構成する記録媒体に記録可能か否かを判断し、
記録不可能の場合は、該ライブラリ装置に空き記録媒体が実装されていれば空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新し、
記録可能であるか、或いは、空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースが更新されると、該追記するべき全てのデータを空き記録媒体にライトすることを特徴とする、付記2記載のデータ管理方法。
(付記5) 記録媒体の該ライブラリ装置からの排出時には、排出する記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられているか否かに応じて該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記2記載のデータ管理方法。
(付記6) 記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、
実装する記録媒体が新規であれば該データベース内のメディア情報を更新し、
実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていなければ空き記録媒体として該データベースに登録し、
実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていれば該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記2記載のデータ管理方法。
(付記7) 該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する際に、該既存の論理ボリュームに過去付与された論理ボリューム番号と現在該データベースで管理されている論理ボリューム番号との間で重複していると、該既存の論理ボリュームに未使用の論理ボリューム番号を付与して該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記2記載のデータ管理方法。
(付記8) 各種の記録媒体の品質保証期間を該データベースで管理し、
該ライブラリ装置に実装されている各記録媒体の実装日時及び種類を含む該メディア情報と、現在の日時と、該種類に対応する該データベース内の品質保証期間とに基づいて、実装日時と現在の日時との間の期間が品質保証期間を超えている記録媒体については品質保証期限が切れていることを通知することを特徴とする、付記7記載のデータ管理方法。
(付記9) 該論理ボリューム情報は、論理ボリューム新規作成時に付与される管理用通し番号である論理ボリュームID、記録媒体排出時は排出直前の論理ボリューム番号である論理ボリューム番号、論理ボリュームの容量を示す論理ボリューム容量、論理ボリュームの作成日時、及びライブラリ装置より排出され保管状態であるか否かを示すフラグである保管情報を含み、
該メディア情報は、記録媒体の新規実装時に各記録媒体付与される管理用通し番号であるメディアID、記録媒体に付けられたラベルのラベル名を示すラベル情報、格納されているライブラリ装置のIDを示す格納ライブラリID、記録媒体がライブラリ装置内に実装されているかを示すフラグである実装情報、記録媒体が論理ボリュームとして使用されているか否かを示すフラグである論理ボリューム割り当て情報、該論理ボリューム情報の該論理ボリュームIDと同様の論理ボリュームID、論理ボリュームを構成するセット内の構成番号を示す論理ボリューム構成番号、及び各記録媒体がライブラリ装置に新規実装された実装日時を含み、
該ライブラリ情報は、ライブラリ装置の階層型仮想ストレージシステムへの登録時に付与される管理用通し番号であるライブラリID、及びライブラリ装置の装置名を示すライブラリ装置名を含むことを特徴とする、付記2〜8のいずれか1項記載のデータ管理方法。
(付記10) 該記録媒体は、磁気テープ又は光ディスクであることを特徴とする、付記
1記載のデータ管理方法。
(付記11) 複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおけるデータ管理装置であって、
データベースと、
該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位で該データベースで管理すると共に、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理する制御手段とを備えたことを特徴とする、データ管理装置。
(付記12) 該データベースで管理される情報は、該論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報 、該記録媒体単位で管理されるメディア情報及び該ライブラリ装置単位で管理されるライブラリ情報を含むことを特徴とする、付記11記載のデータ管理装置。
(付記13) 該制御手段は、新規論理ボリューム構築時には、
該メディア情報から該ライブラリ装置内の空き記録媒体の有無を判断し、
空き記録媒体が無ければ該ライブラリ装置への新たな記録媒体の実装を促す通知を行い、
新たな記録媒体の該ライブラリ装置への実装に応じて空き記録媒体を該データベースに登録し、
空き記録媒体が有るか、或いは、新たな記録媒体の実装に応じて空き記録媒体が該データベースに登録されると、空き記録媒体を該新規論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新することを特徴とする、付記12記載のデータ管理装置。
(付記14) 該制御手段は、既存の論理ボリュームへの追記時には、
追記するべき全てのデータを該既存の論理ボリュームを構成する記録媒体に記録可能か否かを判断し、
記録不可能の場合は、該ライブラリ装置に空き記録媒体が実装されていれば空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新し、
記録可能であるか、或いは、空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースが更新されると、該追記するべき全てのデータを空き記録媒体にライトすることを特徴とする、付記12記載のデータ管理装置。
(付記15) 該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置からの排出時には、排出する記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられているか否かに応じて該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記12記載のデータ管理装置。
(付記16) 該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、
実装する記録媒体が新規であれば該データベース内のメディア情報を更新し、
実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていなければ空き記録媒体として該データベースに登録し、
実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていれば該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記12記載のデータ管理装置。
(付記17) 該制御手段は、該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する際に、該既存の論理ボリュームに過去付与された論理ボリューム番号と現在該データベースで管理されている論理ボリューム番号との間で重複していると、該既存の論理ボリュームに未使用の論理ボリューム番号を付与して該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記12記載のデータ管理装置。
(付記18) 該制御手段は、各種の記録媒体の品質保証期間を該データベースで管理し、
該ライブラリ装置に実装されている各記録媒体の実装日時及び種類を含む該メディア情報と、現在の日時と、該種類に対応する該データベース内の品質保証期間とに基づいて、実装日時と現在の日時との間の期間が品質保証期間を超えている記録媒体については品質保証期限が切れていることを通知することを特徴とする、付記17記載のデータ管理装置。
(付記19) 該論理ボリューム情報は、論理ボリューム新規作成時に付与される管理用通し番号である論理ボリュームID、記録媒体排出時は排出直前の論理ボリューム番号である論理ボリューム番号、論理ボリュームの容量を示す論理ボリューム容量、論理ボリュームの作成日時、及びライブラリ装置より排出され保管状態であるか否かを示すフラグである保管情報を含み、
該メディア情報は、記録媒体の新規実装時に各記録媒体付与される管理用通し番号であるメディアID、記録媒体に付けられたラベルのラベル名を示すラベル情報、格納されているライブラリ装置のIDを示す格納ライブラリID、記録媒体がライブラリ装置内に実装されているかを示すフラグである実装情報、記録媒体が論理ボリュームとして使用されているか否かを示すフラグである論理ボリューム割り当て情報、該論理ボリューム情報の該論理ボリュームIDと同様の論理ボリュームID、論理ボリュームを構成するセット内の構成番号を示す論理ボリューム構成番号、及び各記録媒体がライブラリ装置に新規実装された実装日時を含み、
該ライブラリ情報は、ライブラリ装置の階層型仮想ストレージシステムへの登録時に付与される管理用通し番号であるライブラリID、及びライブラリ装置の装置名を示すライブラリ装置名を含むことを特徴とする、付記12〜18のいずれか1項記載のデータ管理装置。
(付記20) 該記録媒体は、磁気テープ又は光ディスクであることを特徴とする、付記
11記載のデータ管理装置。
(付記21) ハードディスク装置と、
複数の記録媒体を備え、該ハードディスク装置の一部として仮想的に使用されるライブラリ装置と、
データベース及び制御手段とを有する階層制御サーバとを備え、
該制御手段は、該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位で該データベースで管理すると共に、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理することを特徴とする、階層型記憶装置。
(付記22) 該データベースで管理される情報は、該論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報 、該記録媒体単位で管理されるメディア情報及び該ライブラリ装置単位で管理されるライブラリ情報を含むことを特徴とする、付記21記載の階層型記憶装置。
(付記23) 該制御手段は、新規論理ボリューム構築時には、
該メディア情報から該ライブラリ装置内の空き記録媒体の有無を判断し、
空き記録媒体が無ければ該ライブラリ装置への新たな記録媒体の実装を促す通知を行い、
新たな記録媒体の該ライブラリ装置への実装に応じて空き記録媒体を該データベースに登録し、
空き記録媒体が有るか、或いは、新たな記録媒体の実装に応じて空き記録媒体が該データベースに登録されると、空き記録媒体を該新規論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新することを特徴とする、付記22記載の階層型記憶装置。
(付記24) 該制御手段は、既存の論理ボリュームへの追記時には、
追記するべき全てのデータを該既存の論理ボリュームを構成する記録媒体に記録可能か否かを判断し、
記録不可能の場合は、該ライブラリ装置に空き記録媒体が実装されていれば空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新し、
記録可能であるか、或いは、空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースが更新されると、該追記するべき全てのデータを空き記録媒体にライトすることを特徴とする、付記22記載の階層型記憶装置。
(付記25) 該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置からの排出時には、排出する記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられているか否かに応じて該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記22記載の階層型記憶装置。
(付記26) 該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、
実装する記録媒体が新規であれば該データベース内のメディア情報を更新し、
実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていなければ空き記録媒体として該データベースに登録し、
実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていれば該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記22記載の階層型記憶装置。
(付記27) 該制御手段は、該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する際に、該既存の論理ボリュームに過去付与された論理ボリューム番号と現在該データベースで管理されている論理ボリューム番号との間で重複していると、該既存の論理ボリュームに未使用の論理ボリューム番号を付与して該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新することを特徴とする、付記22記載の階層型記憶装置。
(付記28) 該制御手段は、各種の記録媒体の品質保証期間を該データベースで管理し、
該ライブラリ装置に実装されている各記録媒体の実装日時及び種類を含む該メディア情報と、現在の日時と、該種類に対応する該データベース内の品質保証期間とに基づいて、実装日時と現在の日時との間の期間が品質保証期間を超えている記録媒体については品質保証期限が切れていることを通知することを特徴とする、付記27記載の階層型記憶装置。
(付記29) 該論理ボリューム情報は、論理ボリューム新規作成時に付与される管理用通し番号である論理ボリュームID、記録媒体排出時は排出直前の論理ボリューム番号である論理ボリューム番号、論理ボリュームの容量を示す論理ボリューム容量、論理ボリュームの作成日時、及びライブラリ装置より排出され保管状態であるか否かを示すフラグである保管情報を含み、
該メディア情報は、記録媒体の新規実装時に各記録媒体付与される管理用通し番号であるメディアID、記録媒体に付けられたラベルのラベル名を示すラベル情報、格納されているライブラリ装置のIDを示す格納ライブラリID、記録媒体がライブラリ装置内に実装されているかを示すフラグである実装情報、記録媒体が論理ボリュームとして使用されているか否かを示すフラグである論理ボリューム割り当て情報、該論理ボリューム情報の該論理ボリュームIDと同様の論理ボリュームID、論理ボリュームを構成するセット内の構成番号を示す論理ボリューム構成番号、及び各記録媒体がライブラリ装置に新規実装された実装日時を含み、
該ライブラリ情報は、ライブラリ装置の階層型仮想ストレージシステムへの登録時に付与される管理用通し番号であるライブラリID、及びライブラリ装置の装置名を示すライブラリ装置名を含むことを特徴とする、付記22〜28のいずれか1項記載の階層型記憶装置。
(付記30) 該記録媒体は、磁気テープ又は光ディスクであることを特徴とする、付記21記載の階層型記憶装置。
(付記31) 複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおいてコンピュータにデータ管理を行わせるプログラムであって、
該コンピュータに、該ライブラリ装置に対する記録媒体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位でデータベースで管理させ、
該コンピュータに、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理させることを特徴とする、プログラム。
(付記32) 付記31記載のプログラムを格納したことを特徴とする、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
以上、本発明を実施例により説明したが、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、種々の変形及び改良が可能であることは、言うまでもない。
本発明になる階層型記憶装置の一実施例を示す図である。 論理ボリューム構築時の階層制御サーバの動作を説明するフローチャートである。 論理ボリュームへの追記時の階層制御サーバの動作を説明するフローチャートである。 磁気テープカートリッジの排出時の階層制御サーバの動作を説明するフローチャートである。 磁気テープカートリッジの実装時の階層制御サーバの動作を説明するフローチャートである。 磁気テープカートリッジの品質保証期間に応じた階層制御サーバのアラーム通知動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1 ハードディスク装置
2 ハードディスク
3 階層制御サーバ
4 専用ソフトウェア
5 データベース
6 ライブラリ装置
7 磁気テープカートリッジ
8 論理ボリューム
9 テープ保管庫
10 テープセット

Claims (8)

  1. 複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおけるデータ管理方法であって、
    前記階層型仮想ストレージシステム内のサーバにおいて、該ライブラリ装置に対する記録媒体単体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体単体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位でデータベースで管理し、
    前記サーバにおいて、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理
    該データベースで管理される情報は、該論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報、該記録媒体単位で管理されるメディア情報及び該ライブラリ装置単位で管理されるライブラリ情報を含み、
    記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、実装する記録媒体に割り当てられた論理ボリュームに対して過去に付与された論理ボリューム番号と現在該データベースで管理されている全ての論理ボリューム番号との間で重複があると、前記実装する記録媒体に割り当てられた論理ボリュームに対して該データベースで管理されていない未使用の論理ボリューム番号を新たに付与して該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する、データ管理方法。
  2. 複数の記録媒体を備えたライブラリ装置をハードディスク装置の一部として仮想的に使用する階層型仮想ストレージシステムにおけるデータ管理装置であって、
    データベースと、
    該ライブラリ装置に対する記録媒体単体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体単体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位で該データベースで管理すると共に、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理する制御手段とを備
    該データベースで管理される情報は、該論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報、該記録媒体単位で管理されるメディア情報及び該ライブラリ装置単位で管理されるライブラリ情報を含み、
    該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、実装する記録媒体に割り当てられた論理ボリュームに対して過去に付与された論理ボリューム番号と現在該データベースで管理されている全ての論理ボリューム番号との間で重複があると、前記実装する記録媒体に割り当てられた論理ボリュームに対して該データベースで管理されていない未使用の論理ボリューム番号を新たに付与して該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する、データ管理装置。
  3. 該制御手段は、新規論理ボリューム構築時には、
    該メディア情報から該ライブラリ装置内のデータライトが可能な空きを有する空き記録媒体の有無を判断し、
    空き記録媒体が無ければ該ライブラリ装置への新たな記録媒体の実装を促す通知を行い、
    新たな記録媒体の該ライブラリ装置への実装に応じて空き記録媒体を該データベースに登録し、
    空き記録媒体が有るか、或いは、新たな記録媒体の実装に応じて空き記録媒体が該データベースに登録されると、空き記録媒体を該新規論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新する、請求項記載のデータ管理装置。
  4. 該制御手段は、既存の論理ボリュームへの追記時には、
    追記するべき全てのデータを該既存の論理ボリュームを構成する記録媒体に記録可能か否かを判断し、
    記録不可能の場合は、該ライブラリ装置にデータライトが可能な空きを有する空き記録媒体が実装されていれば空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースを更新し、
    記録可能であるか、或いは、空き記録媒体を該既存の論理ボリュームに割り当てて該データベースが更新されると、該追記するべき全てのデータを空き記録媒体にライトする、請求項記載のデータ管理装置。
  5. 該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置からの排出時には、排出する記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられているか否かに応じて該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する、請求項記載のデータ管理装置。
  6. 該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、
    実装する記録媒体が新規であれば該データベース内のメディア情報を更新し、
    実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていなければデータライトが可能な空きを有する空き記録媒体として該データベースに登録し、
    実装する記録媒体が新規でなく、且つ、記録媒体が既存の論理ボリュームに割り当てられていれば該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する、請求項記載のデータ管理装置。
  7. 該制御手段は、各種の記録媒体の品質保証期間を該データベースで管理し、
    該ライブラリ装置に実装されている各記録媒体の実装日時及び種類を含む該メディア情報と、現在の日時と、該種類に対応する該データベース内の品質保証期間とに基づいて、実装日時と現在の日時との間の期間が品質保証期間を超えている記録媒体については品質保証期限が切れていることを通知する、請求項記載のデータ管理装置。
  8. ハードディスク装置と、
    複数の記録媒体を備え、該ハードディスク装置の一部として仮想的に使用されるライブラリ装置と、
    データベース及び制御手段とを有する階層制御サーバとを備え、
    該制御手段は、該ライブラリ装置に対する記録媒体単体の実装及び該ライブラリ装置からの記録媒体単体の排出を、複数の記録媒体からなるセット単位で該データベースで管理すると共に、データファイルの該ライブラリ装置への記録単位である論理ボリュームを一又は複数の記録媒体で構成し、該論理ボリュームを該セットに対応させて該データベースで管理
    該データベースで管理される情報は、該論理ボリューム単位で管理される論理ボリューム情報、該記録媒体単位で管理されるメディア情報及び該ライブラリ装置単位で管理されるライブラリ情報を含み、
    該制御手段は、記録媒体の該ライブラリ装置への実装時には、実装する記録媒体に割り当てられた論理ボリュームに対して過去に付与された論理ボリューム番号と現在該データベースで管理されている全ての論理ボリューム番号との間で重複があると、前記実装する記録媒体に割り当てられた論理ボリュームに対して該データベースで管理されていない未使用の論理ボリューム番号を新たに付与して該データベース内の論理ボリューム情報及びメディア情報を更新する、階層型記憶装置。
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