JP4395856B2 - 衣料品保管具 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、衣料品保管具に関するものであり、特に、クリーニング店やクリーニング取次店等において有用な衣料品保管具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
クリーニング店等において、クリーニングが完了したシャツ等を保管する従来の方法を図14を用いて説明する。
【0003】
図14は従来におけるクリーニングが完了したシャツの保管状態を示す説明図である。
【0004】
図において、Aは棚、Bはクリーニングが完了したシャツである。図に示すように、従来は、クリーニングが完了したシャツB等を一点づつ紙テープ等で軽く縛ったり、紙で包んだり、透明な合成樹脂製の袋に入れたりして、お客が受け取りに来るまでの間、棚Aに積んで保管していた。この棚はお客にも見える場所に置かれる場合が多い。また、ズボン等の丈の長い衣料品とシャツとネクタイとをセットでクリーニングの依頼を受けた場合には、クリーニングが完了したときそれぞれを別の場所に保管することになるので、集めて来店したお客に渡すのに時間がかかっていた。このような問題点を解決しようとする従来技術として、特開昭62−201113号公報に掲載されたハンガー吊持部材がある。このハンガー吊持部材は、ハンガー本体の中央部から吊下体を吊り下げ、この吊下体の下端に設けられている挟着部によりズボン等を挟持できるようにしたものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
図14に示す従来の保管方法においては、下の方に積まれているものは押し潰されないまでも、取り出しが面倒であり、来店したお客の品物がたまたま下積みになっていると、お客に好感をもたれない場合もあった。また、お客は、全部のクリーニング完了品の中で、自分のものが何番目位に或いはどの程度に古くから保管されているかが全く分らなかったので、受取りに来るのが非常に遅くなっても、お客があまり気にしないという問題点があった。また、特開昭62−201113号公報に掲載されているハンガー吊持部材においては、衣類を挟持するので、衣類に挟んだ跡が付くこともあり、挟む力を弱くすると挟んだ衣類が重いと落下しやすいということも予測される。
【0006】
更に、図14に示す従来の棚にクリーニングが完了したシャツ等を保管する場合には、最初に受付け番号順に格納しても引渡しの繰返しによって、その順序が不明になってしまう。殊に、2/3程度のシャツ等をお客に引渡した後、棚を変更するには、受付け番号順の整理の作業量が多くなり、担当者の作業負担量が増加する。しかし、受付け番号順の整理作業を怠ると、お客が来店してから該当するものを探すに時間が係り、引渡すまでの引渡時間が長くなり、担当者の精神的な負担が大きくなる。そして、複数の担当者が特定時間を担当すると、その交代の際に仔細な打合せを行わないと後任者がわからなくなる場合もある。
【0007】
本発明は、このような問題点を解決するためになされたものであり、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、省スペース化できる衣料品保管具の提供を課題とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に係る衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の第1掛部と、前記第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0009】
請求項2に係る衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の第1掛部と、前記第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部とを有する第1支持体と、略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部と、その第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0010】
請求項3に係る衣料品保管具はの前記第2支持体の前記第1掛部には、係止部を固着したものである。
【0011】
請求項4に係る衣料品保管具の第2掛部は、柔軟体が着脱可能としたものである。
【0012】
請求項5に係る衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0013】
請求項6に係る衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有する第1支持体と、略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部と、その掛部に平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0014】
請求項7に係る衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有する第1支持体と、略直線状の掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0015】
請求項8に係る衣料品保管具は、横方向の一端が解放してなる略横U字状に形成され、前記略横U字状の一方の略直線状の略中央を略逆U字状に形成した吊り部と、前記略横U字状の他方を略直線状に形成した掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0016】
請求項9に係る衣料品保管具の前記掛部の先端部には、柔軟体の移動を防止する着脱自在なキャップが設けられているものである。
【0017】
請求項10に係る衣料品保管具は、前記第1支持体及び第2支持体の前記略横U字状の構成体側部と前記掛部の先端部に取付けられ、前記掛部と所定距離離れて直線部分が平行する補助部材を有するものである。
【0018】
請求項11に係る衣料品保管具は、第1掛部、第2掛部、掛部には、その一部または全部に変形を防止するリブを形成したものである。
【0019】
請求項12に係る衣料品保管具の前記柔軟体は、その両端部に、前記掛部または第2掛部が挿通される筒部を形成したものである。
【0020】
請求項13に係る衣料品保管具の前記筒部は、接着、縫製、スナップ釦、接着布のいずれか1つによって形成したものである。
【0021】
請求項14に係る衣料品保管具の前記第1支持体または第2支持体は、色彩で区別できるように形成したものである。
【0022】
請求項15に係る衣料品保管具の前記第1支持体または第2支持体には、識別のための表示部を設けたものである。
【0023】
請求項16に係る衣料品保管具の前記柔軟体には、識別のための表示部を設けたものである。
【0024】
請求項17に係る衣料品保管具の前記柔軟体は、綿布で形成したものである。
【0025】
請求項18に係る衣料品保管具の前記柔軟体には、紐体を取付け、開口側の開きを拘束するものである。
【0026】
【発明の実施の形態】
発明の実施の形態1.
図1は本発明の実施の形態1による衣料品保管具の斜視図である。
【0027】
図において、1及び2はそれぞれ合成樹脂製の第1支持体及び第2支持体である。本実施の形態においては、第1支持体1及び第2支持体2は便宜的に区別するが、基本的に全く同一である。3は一端が第1支持体1に吊り下げられ、他端が第2支持体2に吊り下げられる長方形の柔軟体、例えば、長方形の布であり、織布、不織布が使用される。合成樹脂も使用できるが、静電気等によって誇りを付着させない特性のものが必要である。通常、綿布が好適である。
【0028】
3a及び3b及び3cはそれぞれ表面に微細な突起物が多量に設けられている接着布(商標名『マジックテープ』と呼称されている)である。周知のように、この接着布3a,3b,3cには2種類があり、種類の異なる対の接着布4a,5aを押し付けると互いに張り付き、張り付いても所定の外力以上で簡単に剥される。布3の第2支持体2寄りの外側において、図の向って右寄りに接着布3a、向って左寄りに接着布3b、中央付近に接着布3cがそれぞれ縫着または接着されている。4及び5はそれぞれ一端が布3の第1支持体1寄りに取り付けられた第1紐体及び第2紐体である。例えば、所定の幅を有するテープ状の紐である。第1紐体4の一端が図の向って左寄りのところで布3に取り付けられているのに対し、第2紐体5の一端は向って右寄りのところで布3に取り付けられている。なお、この第1紐体4及び第2紐体5は一本で形成してもよい。第1紐体4の他端には接着布4aが縫着または接着されており、第2紐体5の他端には接着布5aが縫着または接着されている。この接着布5aが取り付けられている裏側には接着布3a,3b,3cと同じ種類の接着布5bが取り付けられている。第1紐体4側の接着布4aは布3側の接着布3bに張り付き、第2紐体5側の接着布5aは布3側の接着布3aに張り付く。第2紐体5側の接着布5bは第1紐体4側の接着布4aに張り付き、第2紐体5側の接着布5aは布側の接着布3cにも張り付く。1000は図1の全体により示される衣料品保管具である。
【0029】
図2は図1の衣料品保管具の使用例を示す図である。
【0030】
図において、300はクリーニングが完了し、ビニール等のに格納されたシャツであり、一端が第1支持体1に、他端が第2支持体2にそれぞれ吊り下げられた布3により保持されている。400はクリーニングが完了し、透明なビニール等の袋に入れられているネクタイであり、第2支持体2に設けられている水平な棒状の第1掛部2eの中央付近に掛けられている。更に、ネクタイ400の外側において第1紐体4側の接着布4aと第2紐体5側の接着布5bとを張り付け、第1支持体1と第2支持体2とが大きく離れて膨らんだり、シャツ300やネクタイ400が移動したりしないように軽く締め付けている。同じお客からシャツ300とネクタイ400のクリーニングを依頼された場合は、クリーニングの完了後、客単位に図2のように1つにまとめて保管することができる。
【0031】
図3は、図1による衣料品保管具の別の使用例を示す図である。
【0032】
図において、500はズボンである。このズボン500は、第2支持体2に設けられている水平な棒状の第1掛部2eの中央付近に掛けられ、水平な棒状の第1掛部2eから垂れ下がった一方は布3の間に収納され、他方は布3の外側に垂れ下っている。更に、その外側において第1紐体4側の接着布4aと第2紐体5側の接着布5bとが張り付けられている。したがって、第1支持体1と第2支持体2とが大きく離れて膨らんだり、ズボン500が移動したりしないように第1紐体4及び第2紐体5により全体を軽く締め付けている。なお、ズボン500は丈の長い他の衣料品であってもよい。
【0033】
図1に示す衣料品保管具は、図2のようにシャツ等の保管専用に使用した場合に有用であるが、図2及び図3のように衣服を掛けて使用するか、また、一般に使用されている従来の衣類用ハンガーとして、同時に上着を掛けて使用することもできる。また、図1に示す衣料品保管具によれば、クリーニングが完了したシャツ等の服飾品の仕上り状態が保管中に損われるのが防止されるとともに、それらの保管、及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれないで済み、お客の見えるところにクリーニング完了順に保管することにより全体から見た、受取り遅れの程度をお客が理解できるようにすることも可能になり、更に、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合において、クリーニング完了品をお客別にまとめて保管し易くし、まとめて取り出し易くすることができる。
【0034】
なお、第1紐体4、第2紐体5やこれを留める接着布3a、3b、3c、4a、5aがなくても、衣料品の保持は可能である。
【0035】
図4は、図1に示す衣料品保管具において、接着布3a,3b,3c,4a,5aの代わりにスナップ釦3d,3e,3f,4b,5cを用いた場合を示す斜視図である。 図において、3d、3e、及び3fはそれぞれスナップ釦であり、布3の他端寄りの外側において、図の向って右寄りにスナップ釦3d、向って左寄りにスナップ釦3e、中央付近にスナップ釦3fがそれぞれ圧着等により取り付けられている。4、5は、上述のようにそれぞれ一端が布3の一端寄りに取り付けられた紐であり、第1紐体4が図の向って左寄りのところで布3に取り付けられているのに対し、第2紐体5は向って右寄りのところで布3に取り付けられている。第1紐体4の他端にはスナップ釦4bが、第2紐体5の他端にはスナップ釦5cがそれぞれ圧着等により取り付けられている。更に、このスナップ釦5c裏側にはスナップ釦5dが取り付けられている。2000は、図4の全体により示される衣料品保管具である。第1紐体4側のスナップ釦4bは布3側のスナップ釦3eに留められ、第2紐体5側のスナップ釦5cは布3側のスナップ釦3dに留められる。第2紐体5側のスナップ釦5dは第1紐体4側のスナップ釦4bに留められ、第2紐体5側のスナップ釦5cは布3側のスナップ釦3fに留めることもできる。このような図4に示す衣料品保管具を用いても、図1に示す衣料品保管具を用いた場合と同様の効果が得られる。
【0036】
更に、衣料品保管具の構成部分の仔細について説明する。
【0037】
図5は、布3の一端を第1支持体1に留める方法を示す説明図である。布3の他端を第2支持体2に留める方法も同様である。図5(a)はそのうちの1つの方法を示している。
【0038】
図において、1aは第1支持体1の吊り部である。吊り部1aは略逆U字状の曲がり部を有する鉤状の形状をしている。1bは吊り部1aの一端から斜め下方両側に延在するものであり、逆にみれば、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部であり、構成体上部1bで吊り部1aの一端から人の両肩の輪郭線状に延在する部分を形成している。1cは構成体上部1bの下端から下方に所定距離延在する構成体側部、1dは構成体上部1bの下端から下方に所定距離延在する他方の構成体側部、1eは構成体側部1cの上部寄りと構成体側部1dの上部寄りとを水平につなぐ第1掛部、1fは構成体側部1cの下端部と構成体側部1dの下端部とを水平につなぐ第2掛部である。第1支持体1は吊り部1a、構成体上部1b、構成体側部1c、構成体側部1d、第1掛部1e、第2掛部1fから構成されている。
【0039】
図5(a)に示す構成においては、布3の一端を第1支持体1の第2掛部1fに回し(即ち、第2掛部1fに縫代を確保して1回巻付け)、第2掛部1fを中に入れて布3同士を重ねて縫製されている。第2支持体2も第1支持体1と同様に構成されており、布3の他端は第2支持体2に同様に取り付けられている。なお、図5において、第1支持体1の吊り部1aは第2支持体2の吊り部2a、第1支持体1の構成体上部1bは第2支持体2の構成体上部2b、第1支持体1の構成体側部1cは第2支持体2の構成体側部2c、第1支持体1の構成体側部1dは第2支持体2の構成体側部2d、第1支持体1の第1掛部1eは第2支持体2の第2掛部2e、第1支持体1の第2掛部1fは第2支持体2の第2掛部2fに相当しており、それぞれ全体が棒状で形成されている。
【0040】
図5(b)は布3同士を縫い付けずに、布3の一端付近において、互いに所定距離だけ離れた状態で布3の端部と平行に接着布3g,3hを縫着しておき、布3の一端を第1支持体1の第2掛部1fに回し、接着布3gを接着布3hに張り付けるようにした場合を示す図である。
【0041】
図5(c)は接着布3g,3hによらず、布3同士を複数のスナップ釦3jにより留めるようにした場合を示す図である。これらの複数のスナップ釦3jが布3に取り付けられる位置は、図5(b)で接着布が縫着されている辺りに相当する。
【0042】
図において、スナップ釦3jは頻繁に分離・一体化を繰返すことが可能なものではなく、十数回の分離・一体化が保証されたもので、図5(c)にはスナップ釦3jを4個用いた場合が示されている。即ち、図5(a)、図5(b)、図5(c)に示す衣料品保管具においては、布3の両端には筒状の部分が形成された状態になり、一方の筒状の部分に第1支持体1の第2掛部1fが貫通し、他方の筒状の部分に第2支持体2の第2掛部2fが貫通した状態で使用される。
【0043】
図6(a)、図6(b)及び図6(c)は他の支持体の例を示す図である。
【0044】
図6(a)において、10は第1支持体、11は第1支持体10に着脱可能に支持される所定長の棒状体で、、それを取付けることにより第2掛部10fとなる。10aは鉤状の形状の吊り部、10bは吊り部10aの一端から斜め下方に延在する構成体上部で、吊り部10aの一端から斜め両下方に延在し、人の両肩の輪郭線状に延在する部分を形成している。10cは構成体上部10bの下端から下方に所定距離延在する構成体側部であり、下端には取付部10c1 が設けられている。10dは構成体上部10bの下端から下方に所定距離延在する他方の構成体側部であり、その下端には取付部10d1 が設けられている。10eは構成体側部10cの上部寄りと構成体側部10dの上部寄りとを水平につなぐ第1掛部である。取付部10c1 には穴10c11が設けられ、取付部10d1 には穴10d11が設けられている。第1支持体10は吊り部10a、構成体上部10b、構成体側部10c、構成体側部10d、第1掛部10e、第2掛部10fから構成されており、全体が略棒状に形成されている。
【0045】
棒状体11は一端が穴10c11に他端が穴10d11に嵌め込まれて第1支持体10に支持される。このような第1支持体10によれば、布3が図5(a)の場合のように最初から縫製加工されていても、布3が第2掛部10fへの着脱が容易にでき、布3の洗濯が容易に行える。また、図5(b)、図5(c)のように接着布3g,3hやスナップ釦3jを用いた場合に比べて、布3への加工が容易に行え、接着布3g,3hやスナップ釦3jがないので布3の洗濯が容易であり、見栄えもよく、製造コスト的にも有利である。
【0046】
なお、棒状体11は穴10c11,10d11に接着剤で固着してもよいし、或いは捩子(一端が右捩子で他端が左捩子)により、螺止し、棒状体11を取外し自在としてもよい。
【0047】
図6(b)は更に他の第1支持体20の例を示す図である。この第1支持体20は着脱可能に支持される所定長の棒状体21を具備している。
【0048】
図において、20aは鉤状の形状の吊り部、20bは吊り部20aの一端から斜め両下方に延在する構成体上部であり、人の両肩の輪郭線状に延在する部分を形成している。更に、構成体上部20bの下端から下方に所定距離延在しその上部寄りに穴20c1 が、下部寄りに穴20c2 がそれぞれ設けられている構成体側部20cと、構成体上部20bの下端から下方に所定距離延在しその上部寄りに穴20d1 が、下部寄りに穴20d2 がそれぞれ設けられている構成体側部20dと、一端が穴20c1 に他端が穴20d1 にそれぞれ取外し不能に嵌め込まれた棒状体からなる第1掛部20eとが設けられている。棒状体21は、一端が穴20c2 に他端が穴20d2 にそれぞれ嵌め込まれた状態で第2掛部20fとなる。このような第1支持体20によっても、図6(a)に示される支持体と同様の効果が得られる。
【0049】
なお、棒状体21は穴20c2 ,20d2 に接着剤で固着してもよいし、或いは捩子(一端が右捩子で他端が左捩子)により、螺止し、棒状体21を取外し自在としてもよい。
【0050】
図6(c)は更に他の第1支持体30を示す図である。この第1支持体30は図6(b)に示す第1支持体20において、第1掛部20eも着脱可能にしたものであり、第1支持体30として着脱可能に支持される所定長の棒状体31と、着脱可能に支持される所定長の棒状体32とを具備している。
【0051】
図において、30aは鉤状の形状の吊り部、30bは吊り部30aの一端から斜め下方に延在する構成体上部であり、人の両肩の輪郭線状に延在する部分を形成している。更に、構成体上部30bの下端から下方に所定距離延在しその上部寄りに穴30c1 が、下部寄りに穴30c2 がそれぞれ設けられている構成体側部30cと、構成体上部30bの他方の下端から下方に所定距離延在しその上部寄りに穴30d1 が、下部寄りに穴30d2 がそれぞれ設けられている構成体側部30dとが設けられている。棒状体31は、一端が穴30c1 に嵌め込まれ他端が穴30d1 に嵌め込まれた状態で第1掛部30eとなっており、また、棒状体32は一端が穴30c2 に嵌め込まれ他端が穴30d2 に嵌め込まれた状態で第2掛部30fとなっている。このような第1支持体30によっても、図6aに示される支持体と同様の効果が得られる。
【0052】
なお、棒状体31,32は穴30c1 ,30c2 ,30d1 ,30d2 に接着剤で固着してもよいし、或いは捩子(一端が右捩子で他端が左捩子)により、螺止し、棒状体31,32を取外し自在としてもよい。
【0053】
図7は、他の第1支持体40の例を示す図である。この第1支持体40は図5(a)に示す第1支持体1において、構成体側部1cの下部から構成体側部1dの下部までに至る第2掛部1fを設けずに、構成体側部1dの下部から構成体側部1cの下部に向って構成体側部1cに至る少し前まで延在する第2掛部40fを設けるようにしたものである。即ち、第1支持体40は、鉤状の形状の吊り部40aと、吊り部40aの一端から斜め両下方に延在する構成体上部40bと、構成体上部40bの下端から下方に所定距離延在する構成体側部40c及び構成体側部40dと、構成体側部40cの上部寄りと構成体側部40dの上部寄りとを水平につなぐ第1掛部40eと、構成体側部40dの下端部から構成体側部40cの下端部に向って構成体側部40cに至る少し前まで延在する第2掛部40fとを有し、構成体上部40bによって人の両肩の輪郭線状に延在する部分が形成されている。このような第1支持体40によっても、図6(a)、図6(b)に示される第1支持体10,20と同様の効果が得られる。
【0054】
なお、第2掛部40fは、構成体側部40cより延在し、第1掛部40eと所定距離離れた第1掛部40eと平行に設けてもよい。
【0055】
図8は、衣料品保管具に、掛けられている衣類がいずれのお客のものか等を示す識別片の貼付けを可能にする表示部が設けられている例を示す図である。
【0056】
図8(a)は、図1または図5(a)に示す第1支持体1において、表示部1mの長手方向が縦になるように、構成体上部1bと第1掛部1eとの間に固定されている例を示す図である。
【0057】
図において、1mは表示部で、金属板からなり、その両端部が構成体上部1bと第1掛部1eに巻き付けらている。勿論、これは合成樹脂で第1支持体1と一体成形してもよいし、別部品として組付けてもよい。
【0058】
図8(b)は表示部1mが長手方向が横になるように、構成体上部1bに固定されている例を示す図である。
【0059】
図において、1mは表示部で、金属板からなり、その両端部が構成体上部1bとに巻き付けらている。勿論、これは合成樹脂で第1支持体1と一体成形してもよいし、別部品として組付けてもよい。
【0060】
この表示部1mは図1または図5(a)に示す第1支持体1に限らず、上述のいずれの支持体にも取り付けることができる。識別片は、ネームカード(Name Card)或いはIDタグ(Identification Tag)、整理伝票とも呼ばれる。
【0061】
図9(a)は、図1に示す衣料品保管具1000を例にとり、布3に識別片の貼り付けを可能にする表示部9aが設けられている様子を示す斜視図である。
【0062】
図において、9aは板状の表示部で、直接記載したり、または貼着したり、またはカード等を挿着できるものである。表示部9aは、布3の左隅付近または右隅付近に長手方向が縦になるように取付けられている。この衣料品保管具においては、衣服の上着を支持体に掛けずに使用した場合に、特に、識別片が見やすい。図9(b)は、このような衣料品保管具1000が収納箱90内に多数吊り下げられている様子を示す図である。
【0063】
図において、90は収納箱、90a,90bは収納箱90内において上下に所定距離だけ離れてそれぞれ横方向に走り、両端が収納箱90に固定されている金属管である。図に示すように、それぞれの衣料品保管具1000はその吊り部1a,2aが金属管90aまたは金属管90bに掛けられ、表示部9aが手前に来るように吊り下げられている。図に示されるように、衣料品保管具1000が近接して多数吊り下げられていてもそれぞれの識別片が見やすくなる。クリーニング店等において、このような収納箱90をお客が見えるところに置き、クリーニング完了順に並ぶように吊り下げれば、識別片の有無とは無関係に、全体から見た受取り遅れの程度をお客が容易に理解することができる。また、衣料品保管具1000はその吊り部1a,2aで金属管90aまたは金属管90bに密に掛けることができるので、省スペースとなることが理解できる。
【0064】
なお、表示部1m、表示部9aとは、張付けに使用されるベースのみを意味するものではなく、カード等を装着するもの等を含むものである。
【0065】
発明の実施の形態2.
図10は本発明の実施の形態2による衣料品保管具の第1支持体50を示す図である。
【0066】
図において、50は第1支持体、50aは第1支持体50の略逆U字状に曲がっている吊り部である。50bは吊り部50aの一端から図10の向かって左右の方向に延在する構成体上部、50fは構成体上部50bから更に延在し、図10において横U字状に彎曲させた構成体側部50cを介して形成した掛部である。第1支持体50を2つと、布3とから衣料品保管具2000が構成され、布3は一端が一方の第1支持体50の掛部50fから吊りさがり、他端が他方の図示しない第1支持体50と同一形状の支持体の掛部(50f)から吊り下がる。この衣料品保管具2000はそれぞれの第1支持体50が吊り部50aにより吊り下げられて使用される。
【0067】
図10において、50f1 は第1支持体50の掛部50fの先端に設けられるキャップである。第1支持体50が傾いてもこのキャップ50f1 があれば布3が移動したり落下したりするのを防止することができる。このキャップ50f1 は取り外し可能に掛部50fの先端に単に螺合または係合していてもよいが、接着されていてもよい。本実施の形態のキャップ50f1 は、取り外し可能に掛部50fの先端に螺合されている。なお、キャップ50f1 は掛部50fから延在したものであってもよい。即ち、掛部50fの先端に単に突起している形状の突起部を設けるようにしてもよく、同様の効果が得られる。
【0068】
なお、図10において、リブ58は布3で挟まれた物品の重量によって、構成体側部50cが延び、構成体上部50bと掛部50fとが平行を維持できなくなるのを防止するための補強である。
【0069】
図11は別の衣料品保管具2000を示す図であり、リブ68a,68b,68c以外は図10に示したものと基本的に同様のものである。
【0070】
図において、60は第1支持体、60aは第1支持体60の略逆U字状に曲がっている吊り部である。60bは吊り部60aの一端から図11の向かって左右方向に延在する構成体上部、60fは構成体上部60bから更に延在し、図11において横U字状に構成体側部60cを介して形成した掛部である。第1支持体60を2つと、布3とから衣料品保管具2000が構成され、布3は一端が一方の第1支持体60の掛部60fから吊りさがり、他端が他方の図示しない第1支持体60と同一形状の支持体の掛部(60f)から吊り下がる。この衣料品保管具2000はそれぞれの第1支持体60が吊り部60aにより吊り下げられて使用される。
【0071】
なお、図11において、リブ68a,68b,68cは、布3で挟まれた物品の重量によって、構成体側部60cが延び、構成体上部60bと掛部60fとが平行を維持できなくなるのを防止するため補強である。図に示すように、断面がリブ68a,68b,68cによる突起を有するから、この断面形状により、重力や外力による変形が防止される。
【0072】
図12は、更に別の衣料品保管具2000を示す図であり、次の事項以外は図10に示したものと同様のものである。
【0073】
図において、70は第1支持体、70aは吊り部、70bは構成体上部、71は補助部材である。この第1支持体70は図10の第1支持体50に補助部材71を設けるようにしたものである。図示のように、補助部材71の一端は構成体側部70cに係合され、他端は第2掛部70fの先端部に取付けられている。それによって第1掛部70eを形成している。この衣料品保管具2000においては、補助部材71、即ち、第1掛部70eにネクタイ400等を掛けることができる。補助部材71は着脱可能でなく、構成体側部70cから延在し第2掛部70fの先端部に至る第1掛部として形成してもよい。また、第1支持体70として図11の支持体60のようにリブ68a,68b,68cを設けてもよいし、またはリブ68a,68b,68cを設けてもよい。
【0074】
ところで、図10乃至図12に示す吊り部50a,60a,70aは、略逆U字状として形成せず、直線状とすることができる。即ち、図9に示す金属管90a,90bを複数本、例えば、2本または3本とすれば、吊り部50a,60a,70aを形成する必要がなくなる。この種の実施の形態では、第1支持体50,60,70を金属管の曲げ加工によって簡単に形成でき、廉価となる。
【0075】
発明の実施の形態3.
図13は、更に別の衣料品保管具3000を示す図である。この衣料品保管具3000は、図13(a)に示すように、図1に示す第1支持体1と、この第1支持体1の第1掛部1eや、第2掛部1fに係止可能な、全体略長方形の第2支持体100と、布3とを有し、第2支持体100は、第1支持体1の第1掛部1eや、第2掛部1fに係止可能な鉤部100m及び鉤部100nを有する第1掛部100eと、第1掛部100eの各端部から延在し、略逆U字状に曲がる鉤部100m及び鉤部100nを有している。そして、第2支持体100が第1支持体1に係止された状態で、第1支持体1の吊り部1aにより第1支持体1が吊り下げられ、図13(b)に示すように、布3の一端側は第1支持体1の第2掛部1fから吊り下がり、他端側は次に説明する第2支持体100の第2掛部100fから吊り下がる。即ち、本実施の形態の第2支持体100は、略長方形に形成され、第1掛部100e、構成体側部100c、第2掛部100f、構成体側部100d、鉤部100m及び鉤部100nから構成されている。このような図13(a)に示す構成により、衣料品の保持が可能であるが、更に、図1に示される第1紐体4、第2紐体5、接着布3a、3b、3cを図1の場合と同様に図13(a)に示す布3に取付ければ図1に示す衣料品保管具1000と同様の機能が得られ、同様の効果が得られる。
【0076】
発明の実施の形態4.
図10、図11、図12において、第1支持体50,60,70に対向する支持体は他方の第1掛部100e及び第2掛部100fを具備する第2支持体100とすることができる。第2支持体100は図13に示されるものと同様のものであってもよい。この種の衣料品保管具においては、布3の一端は第1支持体50,60,70の掛部50f,60f、第2掛部70fから吊り下がり、他端は係止体の上部100fから吊り下がることになる。
【0077】
また、図1乃至図7の第1支持体1,10,20,30,40及び第1支持体1,10,20,30,40に対向する第2支持体は、第1掛部1e,10e,20e,30e,40eを省略してもよい。このとき、最もシンプルな構成となり、廉価となる。
【0078】
そして、図13の第1掛部100e及び第2掛部100fを具備する第2支持体100は、第1掛部100eを省略してもよい。このとき、第2支持体100は、最もシンプルな構成となり、廉価となる。
【0079】
発明の実施の形態5.
ところで、上記実施の形態の吊り部1a,10a,20a,30a,40a,50a,60a,70aは略逆U字状の曲がっているものとしたが、本発明を実施する場合には、これに限らず、吊ることのできる形状であればよく、例えば、釣針状に曲がっているものであってもよい。
【0080】
また、上記実施の形態では、例えば、図7において、第2掛部40fの先端には図10の場合と同様に、キャップ50f1 設けるようにしてもよい。図10の場合と同様の効果が得られる。また、図1乃至図13の実施の形態においては、支持体の全体を図11の場合と同様の断面形状にしてもよく、図11の場合と同様の効果が得られる。
【0081】
また、図1、図4、図5、図6、図7、図8(b)及び図13において第1掛部1e,2e,10e,20e,30e,40eはなくてもよく、ネクタイ400等を掛けるのがやや行いにくくなるが同様の効果が得られる。この場合は、図13の略逆U字状に曲がる鉤部100m及び鉤部100nは、第2掛部1f,2f,10f,20f,30fまたは構成体上部40b等に係止する。また、この場合は、構成体側部1c,1d,10c,10d等はなくてもよい。
【0082】
更に、構成体上部1bは、衣服の上着が掛けられる両肩の輪郭線状の部分が形成されていないものであってもよい。
【0083】
本発明の実施の形態3または実施の形態4において、第2支持体100は構成体側部100cが彎曲でなく、略コ字状になっていてもよく、布3の着脱が容易に行えるものであればよい。また、布3の第2支持体100への留め方も図5と同様の手段が使用可能である。また、図6(a)、図6(b)等と同様の構造にし、第2掛部100fの着脱を可能にすることにより布3の着脱を可能にすることもできる。また、図7の場合と同様に、第2掛部100fは構成体側部100cから構成体側部100dに至るまで延在せずに、その直前ま延在する形状にしても布3の着脱が可能になる。
【0084】
また、本発明の実施の形態3または本発明の実施の形態4において、第2支持体100は、第1掛部100eがなく、鉤部100mが第2掛部100fの一端またはその近くに、鉤部100nが第2掛部100fの他端またはその近くに設けられているようにしてもよい。
【0085】
例えば、第1支持体1または第2支持体2または第2支持体100への布3の取り付けは、図5(a)または図13のように構成することなく、布3の端部を、例えば、第1支持体1または第2支持体2または第2支持体100に接着または縫着等によって行ってもよい。また、接着や縫着によらず、布3に接着布3g,3hまたはスナップ釦3jを取付け、例えば、第1支持体1、第2支持体2または第2支持体100と取付けてもよい。
【0086】
そして、第1紐体4、第2紐体5の一端は布3に縫着せずに、例えば、第1支持体1、第2支持体2または係止体100に接着または縫着等により取付けてもよい。
【0087】
上記実施の形態においては、布3は長方形であるものとして説明したが、長方形に限定されるものではなく、略台形等にすることもできる。
【0088】
更に、上記実施の形態においては、柔軟体としての布3として説明したが、本発明を実施する場合には、これに限らず、合成樹脂の柔軟なフィルム状のものでもよく、また、ネット、複数本の紐であってもよい、特に、柔軟体が合成樹脂等の柔軟なフィルムである場合は、上記実施の形態において縫着したところは、溶着するのが好ましい。
【0089】
更にまた、この発明による衣料品保管具1000,2000,3000は、クリーニング店等の業務用に限らず一般家庭においても使用可能であり、このような用途においてもシャツ等の服飾品が保管中にその形態が損われるのが防止されるとともに、それらの保管及び取出しが容易であり、更に、個人別に複数点の服飾品をセットにしての保管が容易となる。
【0090】
発明の実施の形態のまとめ
上記実施の形態の衣料品保管具は、図1の実施の形態に示すように、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部1bと、構成体上部1bの略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部1aと、構成体上部1bの両端に接続してなる略直線状の第1掛部1eと、第1掛部1eに平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部1fとを有し、対をなす第1支持体1及び第2支持体2と、第1支持体1の第2掛部1fと第2支持体2の第2掛部2fとの間を連結し、第1支持体1と第2支持体2とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な布3からなる柔軟体とを具備する実施の形態を含む発明とすることができる。しかし、本発明を実施する場合には、図1乃至図7の実施の形態及び図11に示す実施の形態としても対応できる。
【0091】
この実施の形態では、第1支持体1の第1掛部1eと第2支持体2の第1掛部2eにシャツ以外のネクタイ、ズボン等を掛けることができ、依頼者単位の管理が容易になる。
【0092】
また、上記実施の形態の衣料品保管具は、図13に示すように、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部1bと、構成体上部1bの略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部1aと、構成体上部1bの両端に接続してなる略直線状の第1掛部1eと、第1掛部1eに平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部1fとを有する第1支持体1と、略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部100eと、その第1掛部100eに平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部100fと、第1支持体1に対して係止可能な鉤部100m及び鉤部100nを所定数配設した第2支持体100と、第1支持体1の第2掛部1fと第2支持体100の第2掛部100fとの間を連結し、第1支持体1に対して第2支持体100を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な布3からなる柔軟体とを具備する実施の形態を含む発明とすることができる。
【0093】
しかし、本発明を実施する場合には、第1支持体1としては図1乃至図7の実施の形態及び図11に示す実施の形態としても対応できる。
【0094】
この実施の形態では、第1支持体1の第1掛部1eにシャツ以外のネクタイ、ズボン等を掛けることができ、依頼者単位の管理が容易になる。また、吊り部1aが1個であるから、金属管90a,90bに引掛け易くなる。
【0095】
上記実施の形態の衣料品保管具は、第2支持体100の第1掛部100eに、鉤部100m及び鉤部100nを固着したものであるから、第1支持体1の第1掛部1eと第2掛部1fと同様の機能を持つことができる。
【0096】
上記実施の形態の衣料品保管具の図6及び図7及び図10乃至図12に示す第2掛部10f,20f,30f,40f,70f及び掛部50f,60fは、第2掛部10f,20f,30f,40f,70f及び掛部50f,60fに対して柔軟体としての布3が着脱可能であるから、柔軟体としての布3の端部を縫製することができ、安価に製造でき、柔軟体としての布3のみの洗濯も可能である。
【0097】
図1乃至図7の衣料品保管具は、第1掛部1e,10e,20e,30e,40eは省略しても、基本的機能が低下するものではない。即ち、上記実施の形態の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部1bと、構成体上部1bの略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部1aと、構成体上部1bの両端に接続してなる略直線状の掛部1fとを有し、対をなす第1支持体1及び第2支持体2と、第1支持体1の掛部1fと第2支持体2の掛部2fとの間を連結し、第1支持体1と第2支持体2とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な布3からなる柔軟体とを具備する実施の形態を含む発明とすることができる。
【0098】
図1乃至図7の衣料品保管具は、第1掛部1e,10e,20e,30e,40eは省略したものと、図13の第2支持体100とを組合せることもできる。即ち、上記実施の形態の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部1bと、構成体上部1bの略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部1aと、構成体上部1bの両端に接続してなる略直線状の掛部1fとを有する第1支持体1と、略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部100eと、その第1掛部100eに平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部100fと、第1支持体1に対して係止可能な鉤部100m及び鉤部100nを所定数配設した第2支持体100と、第1支持体1の第2掛部1fと第2支持体100の第2掛部100fとの間を連結し、第1支持体1に対して第2支持体100を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備する実施の形態を含む発明とすることができる。この場合にも、基本的機能が低下するものでははない。
【0099】
図1乃至図7の衣料品保管具は、第1掛部1e,10e,20e,30e,40eを省略したものと、図13の第2支持体100の第1掛部100eを省略したものとを組合せることもできる、即ち、上記実施の形態の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部1bと、構成体上部1bの略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部1aと、構成体上部1bの両端に接続してなる略直線状の掛部1fとを有する第1支持体1と、略直線状の掛部100fと、第1支持体1に対して係止可能な鉤部100m,100nを所定数配設した第2支持体100と、第1支持体1の掛部1fと第2支持体100の掛部100fとの間を連結し、第1支持体1に対して第2支持体100の鉤部100m,100nを係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な布3からなる柔軟体とを具備する実施の形態を含む発明とすることができる。この場合にも、基本的機能が低下するものではない。
【0100】
上記実施の形態の衣料品保管具は、図10乃至図12に示すように、横方向の一端が解放してなる略横U字状に形成され、前記略横U字状の一方の略直線状の略中央を略逆U字状に形成した吊り部50a,60a,70aと、前記略横U字状の他方を略直線状に形成した掛部50f,60f、第2掛部70fとを有し、対をなす第1支持体50,60,70及び第2支持体(50,60,70と同一のもの)と、第1支持体50,60,70の掛部50f,60f、第2掛部70fと第2支持体(50,60,70と同一のもの)の掛部及び第2掛部(50f,60f,70fと同一のもの)との間を連結し、第1支持体50,60,70及び第2支持体(50,60,70と同一のもの)とを重ね合せたときに、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備する実施の形態を含む発明とすることができる。
【0101】
この実施の形態では、金属管90a,90bに吊り部50a,60a,70aに直接掛けるものでなく、横方向の一端が解放してなる略横U字状に金属管90a,90bを導き入れれば、吊り部50a,60a,70aに引掛るものであるから、引掛けが極めて容易である。
【0102】
図10に示す上記実施の形態の衣料品保管具の掛部50fの先端部には、布3からなる柔軟体の移動を防止する着脱自在なキャップ50f1 が設けられているものであるから、布3からなる柔軟体の抜け止めとして機能する。
【0103】
図12に示す上記実施の形態の衣料品保管具は、第1支持体70及び第2支持体(70)の略横U字状の構成体側部70cと掛部70fの先端部に取付けられ、前記掛部70fと所定距離離れて直線部分が平行する補助部材71を有するものであるから、補助部材71が掛部として機能し、クリーニング等の依頼者単位、セット単位にまとめ易くなる。
【0104】
図10乃至図12の衣料品保管具は、第1掛部70e、第2掛部70f、掛部50f,60fには、その一部または全部に変形を防止するリブ58,68a,68b,68cを形成したものであるから、機械的強度が増し、インサートを挿入して成形することなく、合成樹脂のみでも必要な強度が得られる。
【0105】
上記実施の形態の衣料品保管具の布3からなる柔軟体は、その両端部に、前記掛部または第2掛部が挿通される筒部を形成し、離脱自在としたものでは、布3からなる柔軟体自体の洗濯が可能となる。
【0106】
上記実施の形態の衣料品保管具の布3からなる柔軟体の端部に形成された筒部は、接着、縫製、スナップ釦、接着布のいずれか1つによって形成したものであり、布3からなる柔軟体が独立して形成でき、製造効率が良くなる。
【0107】
上記各実施の形態の衣料品保管具の第1支持体1,10,20,30,40,50,70または第2支持体2(10,20,30,40,50,70と同一のもの)は、色彩で区別できるように形成すると、色彩によってクリーニングの仕上り等が表示でき、引渡しの管理が容易になる。
【0108】
図8に示したように、上記実施の形態の衣料品保管具の第1支持体1,10,20,30,40,50,70または第2支持体2(10,20,30,40,50,70と同一のもの)には、識別のための表示部1mを設けたものであるから、従来からのクリーニングの取次ぎのシステムを維持することもできる。また、色彩によってクリーニングの仕上り等が表示でき、引渡しの管理が容易になる。
【0109】
上記実施の形態の衣料品保管具の布3からなる柔軟体には、表示部9aを設けるものであるから、従来からのクリーニングの取次ぎのシステムを維持することもできる。また、色彩によってクリーニングの仕上り等が表示でき、引渡しの管理が容易になる。
【0110】
上記実施の形態の衣料品保管具の布3からなる柔軟体には、綿布で形成したものであるから、静電気等によって、誇が付着し難く、かつ、洗濯が容易である。
【0111】
上記実施の形態の衣料品保管具の布3からなる柔軟体には、紐体4,5を取付け、開口側の開きを拘束するものであるから、布3からなる柔軟体で保持する量の大小に対応できる。
【0112】
なお、本実施の形態の衣料品保管具は、第1支持体及び第2支持体に直接上着を掛けることもできる。このとき、図10乃至図12に示す実施の形態のものは、吊り部50a,60a,70a側が両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた形状となるが、略横U字状に形成された一方の略直線状の略中央を略逆U字状に形成した吊り部50a,60a,70aを有する側の略直線状の概念に含まれるものとする。
【0113】
【発明の効果】
以上に説明したように、請求項1の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の第1掛部と、前記第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。したがって、クリーニングが完了したシャツ等の保管及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれるのが防止されるとともに、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめて保管でき、容易にまとめて取り出すことができる効果がある。よって、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、かつ、クリーニングが完了したシャツ等が縦に管理できるから、省スペース化できる効果がある。
【0114】
請求項2の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の第1掛部と、前記第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部とを有する第1支持体と、略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部と、その第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0115】
したがって、クリーニングが完了したシャツ等の保管及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれるのが防止されるとともに、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめて保管でき、容易にまとめて取り出すことができる効果がある。また、吊り部が1個所となるから、その引掛け操作が不慣れな人にも簡単である。よって、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、かつ、クリーニングが完了したシャツ等が縦に管理できるから、省スペース化できる効果がある。
【0116】
請求項3の衣料品保管具の前記第2支持体の前記第1掛部には、鉤部を固着したものであるから、請求項2記載の効果に加えて、重心位置が下になり安定した係止状態が維持できる。
【0117】
請求項4の衣料品保管具の前記第2掛部は、第2掛部に対して柔軟体が着脱可能であるものであるから、請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の効果に加えて、柔軟体が独立して製造でき、かつ、洗濯等が容易である。
【0118】
請求項5の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0119】
したがって、クリーニングが完了したシャツ等の保管及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれるのが防止されるとともに、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめて保管でき、かつ、その状態が目視でき、容易にまとめて取り出すことができる効果がある。よって、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、かつ、クリーニングが完了したシャツ等が縦に管理できるから、省スペース化できる効果がある。
【0120】
請求項6の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有する第1支持体と、略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部と、その掛部に平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0121】
したがって、クリーニングが完了したシャツ等の保管及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれるのが防止されるとともに、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめて保管でき、かつ、その状態が目視でき、容易にまとめて取り出すことができる効果がある。よって、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、かつ、クリーニングが完了したシャツ等が縦に管理できるから、省スペース化できる効果がある。
【0122】
請求項7の衣料品保管具は、両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有する第1支持体と、略直線状の掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0123】
したがって、クリーニングが完了したシャツ等の保管及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれるのが防止されるとともに、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめて保管でき、かつ、その状態が目視でき、容易にまとめて取り出すことができる効果がある。そして、全体の軽量化が可能になり製造コストを低減できる効果がある。よって、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、かつ、クリーニングが完了したシャツ等が縦に管理できるから、省スペース化できる効果がある。
【0124】
請求項8の衣料品保管具は、横方向の一端が解放してなる略横U字状に形成され、前記略横U字状の一方の略直線状の略中央を略逆U字状に形成した吊り部と、前記略横U字状の他方を略直線状に形成した掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体とを具備するものである。
【0125】
したがって、クリーニングが完了したシャツ等の保管及び取り出しが容易であり、お客に見えるところにクリーニングの完了したシャツを保管しても、下積み、上積みの問題が発生せずお客に不快感を持たれるのが防止されるとともに、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめて保管でき、容易にまとめて取り出すことができる効果がある。そして、全体の軽量化が可能になり製造コストを低減でき、また、製造する材料が合成樹脂、金属、木材等の選択自由度が高くなる効果がある。よって、クリーニングが完了したシャツ等の衣類の取り出しが容易であり、下積み、上積みの問題によるお客に不快感を持たれるのが防止され、クリーニング完了順に保管が可能であり、かつ、クリーニングが完了したシャツ等が縦に管理できるから、省スペース化できる効果がある。
【0126】
請求項9の衣料品保管具の前記掛部の先端部には、柔軟体の移動を防止する着脱自在なキャップが設けられているものであるから、請求項8に記載の効果に加えて、取り扱い中に柔軟体が移動し、見苦しい状態になったり、保持したものが落下したりするのを防止できる効果がある。
【0127】
請求項10の衣料品保管具は、前記第1支持体及び第2支持体の前記略横U字状の構成体側部と前記掛部の先端部に取付けられ、前記掛部と所定距離離れて直線部分が平行する補助部材を有するものであるから、請求項8または請求項9に記載の効果に加えて、複数点の服飾品をセットでクリーニング依頼を受けた場合においても、クリーニングが完了したこれらの品をまとめての保管ができ、かつ、その状態が目視できる効果がある。
【0128】
請求項11の衣料品保管具の第1掛部、第2掛部、掛部には、その一部または全部に変形を防止するリブを形成したものであるから、請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の効果に加えて、機械的強度を増大させ、合成樹脂等で成形しても、柔軟体で保持できる重量を大きくできる効果がある。
【0129】
請求項12の衣料品保管具の前記柔軟体は、その両端部に、前記掛部または第2掛部が挿通される筒部を形成したものであるから、請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の効果に加えて、柔軟体が独立して縫製等で製造でき、かつ、洗濯等が容易である。
【0130】
請求項13の衣料品保管具の前記筒部は、接着、縫製、スナップ釦、接着布のいずれか1つによって形成したものであるから、請求項12に記載の効果に加えて、比較的簡単に掛部または第2掛部に接続することができ、意図しない外力により簡単に外れることがない。
【0131】
請求項14の衣料品保管具の前記第1支持体または第2支持体は、色彩で区別できるように形成したものであるから、請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の効果に加えて、クリーニングの取次ぎする場合の日程管理が色ででき、店側だけでなく、客側に日程管理の重要性を教える(見せる)ことができる。
【0132】
請求項15の衣料品保管具の前記第1支持体または第2支持体には、識別のための表示部を設けたものであるから、請求項1乃至請求項14のいずれかに記載の効果に加えて、クリーニングの取次ぎする場合の日程管理が色ででき、店側だけでなく、客側に日程管理の重要性を教える(見せる)ことができる。また、従来のクリーニングの取次店としてのシステムを固執することができる。
【0133】
請求項16の衣料品保管具の前記柔軟体には、識別のための表示部を設けるものであるから、請求項1乃至請求項14のいずれか1つに記載の効果に加えて、クリーニングの取次ぎする場合の日程管理が色ででき、店側だけでなく、客側に日程管理の重要性を教える(見せる)ことができる。また、従来のクリーニングの取次店としてのシステムを固執することができる。
【0134】
請求項17の衣料品保管具の前記柔軟体は、綿布で形成したものであるから、請求項1乃至請求項16のいずれか1つに記載の効果に加えて、静電気によって埃が付着することなく、かつ、洗濯が簡単にでき、繰返しの洗濯に対しても長寿とすることができる。
【0135】
請求項18の衣料品保管具の前記柔軟体には、紐体を取付け、開口側の開きを拘束するものであるから、請求項1乃至請求項14のいずれか1つに記載の効果に加えて、前記柔軟体で保持する量に対応でき、前記柔軟体からクリーニングの仕上り品が落下することがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1はこの発明の実施の形態1による衣料品保管具の斜視図である。
【図2】 図2は図1に示す衣料品保管具の使用例を示す説明図である。
【図3】 図3は図1に示す衣料品保管具の他の使用例を示す説明図である。
【図4】 図4は図1の接着布に代わりスナップ釦を用いた場合の実施の形態1の衣料品保管具の斜視図である。
【図5】 図5は図1に示す衣料品保管具において、支持体と柔軟体との接続方法を示す図である。
【図6】 図6はこの発明の実施の形態1による衣料品保管具の支持体の他の例を示す図である。
【図7】 図7はこの発明の実施の形態1による衣料品保管具の支持体の、更に、他の例を示すとともに、この支持体と柔軟体との関係を示す図である。
【図8】 図8はこの発明の実施の形態1による衣料品保管具の表示部が設けられた支持体を示す図である。
【図9】 図9は図1に示す衣料品保管具の柔軟体に表示部が設けられた図である。
【図10】 図10はこの発明の実施の形態2による衣料品保管具の説明図である。
【図11】 図11はこの発明の実施の形態2の衣料品保管具にかかる他の事例の説明図である。
【図12】 図12はこの発明の実施の形態2の衣料品保管具にかかる更に、他の衣料品保管具の説明図である。
【図13】 図13はこの発明の実施の形態3による衣料品保管具の斜視図である。
【図14】 図14は従来におけるクリーニングが完了したシャツの保管状態を示す説明図である。
【符号の説明】
1,10,20,30,40,50,60,70 第1支持体
2(10,20,30,40,50,70と同一のもの),100第2支持体
1a,10a,20a,30a,40a,50a,60a,70a 吊り部
1e,2e,10e,20e,30e,40e,70e,100e第1掛部
1f,2f,10f,20f,30f,70f,100f 第2掛部
50f,60f 掛部
1b,10b,20b,30b,40b,50b,60b,70b構成体上部
1c,1d,10c,10d,70c,100c,100d 構成体側部
3 布(柔軟体)
4,5 紐体
9a 表示部
50f1 キャップ
58,68a,68b,68c リブ
71 補助部材
90a,90b 金属管
100m,100n 鉤部
Claims (18)
- 両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の第1掛部と、前記第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、
前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体と
を具備することを特徴とする衣料品保管具。 - 両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の第1掛部と、前記第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離して形成した第2掛部とを有する第1支持体と、
略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部と、その第1掛部に平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、
前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体と
を具備することを特徴とする衣料品保管具。 - 前記第2支持体の前記第1掛部に、鉤部を固着したことを特徴とする請求項2記載の衣料品保管具。
- 前記第2掛部は、第2掛部に対して柔軟体が着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至請求項3の何れか1つに記載の衣料品保管具。
- 両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、
前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体と
を具備することを特徴とする衣料品保管具。 - 両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有する第1支持体と、
略長方形状に形成し、略直線状の第1掛部と、その掛部に平行し、かつ、所定の距離を離した第2掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、
前記第1支持体の前記第2掛部と前記第2支持体の前記第2掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体と
を具備することを特徴とする衣料品保管具。 - 両端から中央にむかって滑かな山状に突出させた構成体上部と、前記構成体上部の略中央に一端を接続してなる略逆U字状に形成された吊り部と、前記構成体上部の両端に接続してなる略直線状の掛部とを有する第1支持体と、
略直線状の掛部と、前記第1支持体に対して係止可能な鉤部を所定数配設した第2支持体と、
前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体に対して第2支持体を係止したときに2つ折り自在となり、かつ、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体と
を具備することを特徴とする衣料品保管具。 - 横方向の一端が解放してなる略横U字状に形成され、前記略横U字状の一方の略直線状の略中央を略逆U字状に形成した吊り部と、前記略横U字状の他方を略直線状に形成した掛部とを有し、対をなす第1支持体及び第2支持体と、
前記第1支持体の前記掛部と前記第2支持体の前記掛部との間を連結し、第1支持体と第2支持体とを重ね合せたときに、両者間で形成された面相互間の内側に衣料品を載せることが自在な柔軟体と
を具備することを特徴とする衣料品保管具。 - 前記掛部の先端部には、柔軟体の移動を防止する着脱自在なキャップが設けられていることを特徴とする請求項8に記載の衣料品保管具。
- 前記第1支持体及び第2支持体の前記略横U字状の構成体側部と前記掛部の先端部に取付けられ、前記掛部と所定距離離れて直線部分が平行する補助部材を有することを特徴とする請求項8または請求項9に記載の衣料品保管具。
- 第1掛部、第2掛部、掛部には、その一部または全部に変形を防止するリブを形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項10のいずれか1つに記載の衣料品保管具。
- 前記柔軟体は、その両端部に、前記掛部または第2掛部が挿通される筒部を形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項11のいずれか1つに記載の衣料品保管具。
- 前記筒部は、接着、縫製、スナップ釦、接着布のいずれか1つによって形成したことを特徴とする請求項12に記載の衣料品保管具。
- 前記第1支持体または第2支持体は、色彩で区別できるように形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の衣料品保管具。
- 前記第1支持体または第2支持体には、識別のための表示部を設けたことを特徴とする請求項1乃至請求項13のいずれかに記載の衣料品保管具。
- 前記柔軟体には、識別のための表示部を設けることを特徴とする請求項1乃至請求項15のいずれか1つに記載の衣料品保管具。
- 前記柔軟体は、綿布で形成したことを特徴とする請求項1乃至請求項16のいずれか1つに記載の衣料品保管具。
- 前記柔軟体には、紐体を取付け、開口側の開きを拘束することを特徴とする請求項1乃至請求項17のいずれか1つに記載の衣料品保管具。
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