JP4396967B2 - 筆記具用キャップとクリップとの取付構造 - Google Patents
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Description
そこで、本発明はキャップからのクリップの外れを防止しつつ、外観を損なわない筆記具用キャップとクリップとの固定構造を提供することを課題とする。
キャップとクリップとの取付は、後述する実施形態のように、クリップを開放部側から閉塞部側に向かって挿入する方法に限られず、閉塞部側から開放部側に向かって挿入する方法であってもよい。また、内方折曲部とクリップ上面とを結ぶ側壁部を弾性変形を利用して拡開させ、取付部の上方から挿入溝に内方折曲部を嵌入させる方法であってもよい。
この第1の手段のように、挿入溝を、キャップの閉塞部方向に進むにしたがいキャップ軸心方向へ傾斜して形成させることで、閉鎖部側の顎部の肉厚を十分に確保しつつ、キャップ外周面からの突出部の高さを抑えることができる。この結果、外観を損なわずにクリップの外れを防止できる筆記具用キャップとクリップとの取付構造を提供することができる。
開放部側における顎部の厚みも確保することが可能となり、顎部の破損、変形などによるクリップの外れをより防止できるようになる。
クリップ上面の閉塞部側の端部において、クリップの上面と突出部上面との間に形成される隙間を小さくし、キャップ軸中心からクリップの前方開口部におけるクリップ上面までの距離を小さくすることができ、外観を損なわないキャップとすることができる。
挿入溝が、キャップの閉塞部方向に進むにしたがいキャップ軸心方向へ傾斜しているため、基部の肉厚が閉塞部方向に進むに従って、小さくなる傾向にある。基部の肉厚が小さいと、基部の閉塞部側が変形、破損するおそれもある。キャップの閉塞部側の肉厚を厚くすることで、基部の周辺の変形等を防止し、クリップの外れ等を防止する。
以下、本明細書において、キャップ10のうち、天冠12などが設けられることで閉塞された方向を閉塞部側といい、閉塞部側とは反対側であって、筆記具の抜き差しが行われる側を開放部側という。なお、天冠12に誤ってキャップ10を飲み込んだときに通気を行わせる、通気部を形成することもできるが、この場合も天冠12側を閉塞部側という。
一方、キャップ本体11の閉塞部側にも、クリップ取付部13が形成され、この取付部13には鋸刃状の被係合部14が形成されており、この被係合部14と前述の係合部42が係合することでキャップ本体11にクリップ40が固定される。
前記係合部42と被係合部14は、クリップ40をキャップ本体11に開放部側から閉塞部側に向かって挿入する際に抵抗を小さくし、挿入とは逆方向に荷重がかかった際には、抵抗が大きくなるような形状となっている。より具体的には、キャップ閉塞部側に向かって鋸刃の山を漸次高くするとともに、ある高さに到達したら、一段落とし、更に、この一段落ちた点から再度鋸刃の山を高くするというものである。そして、係合部42と被係合部14にはこの形状が連続して形成されている。
そして、クリップ40は図3に示したように、クリップ取付部13にキャップ10の開放部側から閉塞部側に向かって挿入した際に係合される構造となっている。
クリップ取付部13は、基部15から外方に向かって突出部16が形成されている。突出部16の両側面には、周方向の両側に突出した顎部17が形成されている。また、上面から各顎部17に向かってテーパー面19が形成されている。各顎部17と基部15との間には、挿入溝18が形成され、挿入溝18の底部には被係合部14が形成されている。
よって、クリップ40を、クリップ取付部13にキャップ10の開放部側から閉塞部側に向かって挿入した際に係合される構造である場合は、前記挿入溝上面18aと突出部上面16aとの距離は、キャップ開放部側の方がキャップ閉塞部側よりも小さいようにしておくことが望ましくなる。
挿入溝18が、キャップ10の閉塞部方向に進むにしたがいキャップ軸心方向へ傾斜しているため、基部15の肉厚が閉塞部方向に進むに従って、小さくなる傾向にある。基部15の肉厚が小さいと、基部15の閉塞部側が変形、破損するおそれもある。キャップ10の閉塞部側の肉厚を厚くすることで、基部15の周辺の変形等を防止し、クリップ40の外れ等を防止する。なお、キャップ本体11の肉厚を厚くするためには、キャップ内周面を漸次キャップ閉塞部方向に向かって縮径するようにしてもよい。
2 突出部
2a 突出部上面
3 クリップ
3a クリップ頂部
4a 溝
4b 溝
5 溝上面
10 キャップ
11 キャップ本体
12 天冠
13 クリップ取付部
14 被係合部
15 基部
16 突出部
16a 突出部上面
17 顎部
18 挿入溝
18a 挿入溝上面
19 テーパー面
20 段部
21 開放部側端面
40 クリップ
41 内方折曲部
42 係合部
43 収納部
44 開口部
45 クリップ上面
45a クリップ上面閉塞部側端部
46 側壁部
50 隙間
A 溝上面と突出部上面との距離
B 突出部の突出量
C クリップ頂部の突出量
X キャップ閉塞部側における挿入溝上面と突出部上面との距離
Y キャップ開放部側における挿入溝上面と突出部上面との距離
S クリップの閉塞部側の開口部の寸法
T 突出部の開放部側端面における挿入溝上面と突出部上面との距離
E クリップ上面の閉塞部側の端部におけるキャップ中心軸から突出部上面までの距離
F 突出部の開放部側端面におけるキャップ中心軸から突出部上面との距離
G キャップ中心軸からクリップの前方開口部におけるクリップ上面までの距離
Claims (4)
- 一方に開放部と他方に閉塞部とが形成された筆記具用キャップと、クリップとの取付構造であって、前記キャップには、前記クリップが取り付けられるクリップ取付部が設けられ、
該クリップ取付部は、
基部と、
基部から外方に向かって突出した突出部とからなり、
該突出部の両側には、周方向に向かって突出するとともにキャップの長手方向に沿って顎部が形成され、前記基部と顎部との間には、クリップの折曲部が挿入される挿入溝が形成されるとともに、
該挿入溝の底部にクリップの係合部が係合される被係合部が形成され、
クリップの一方端には、
両側面を内方に折り曲げられた内方折曲部と、
内方折曲部の内部に形成され内部に前記顎部を収容する収容部と、
収容部の少なくとも一方端に形成された開口部と、
内方折曲部の先端に形成され、クリップ取付部に設けられた被係合部と係合する係合部とが設けられ、
前記挿入溝は、キャップの閉塞部方向に進むにしたがいキャップ軸心方向へ傾斜して形成されていることを特徴とする筆記具用キャップとクリップとの取付構造。 - キャップ開放部側の前記突出部上面のキャップ中心軸からの距離を、キャップ閉塞部側の前記突出部上面のキャップ中心軸からの距離よりも大きくしたことを特徴とする請求項1記載の筆記具用キャップとクリップとの取付構造。
- 前記係合部と被係合部は、クリップを、クリップ取付部にキャップの開放部側から閉塞部側に向かって挿入した際に係合される構造であって、
前記挿入溝上面と突出部の上面との距離は、キャップ開放部側の方がキャップ閉塞部側よりも小さいことを特徴とする請求項1又は2に記載の筆記具用キャップとクリップとの取付構造。 - 前記基部が設けられた箇所におけるキャップの肉厚は、開放部側よりも閉塞部側の方が大きいことを特徴とする請求項1、2、又は、3に記載の筆記具用キャップとクリップとの取付構造。
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| JP2003308421A JP4396967B2 (ja) | 2003-09-01 | 2003-09-01 | 筆記具用キャップとクリップとの取付構造 |
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2003
- 2003-09-01 JP JP2003308421A patent/JP4396967B2/ja not_active Expired - Lifetime
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| Publication number | Publication date |
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