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JP4397803B2 - 空気調和機 - Google Patents
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本発明は空気調和機に係り、特に室内ユニットに設けられ前面パネル開口モード状態を表示する表示装置の目に見える明るさを変えられるようにした空気調和機に関する。
一般に空気調和機の室内ユニットの前面部に、空気調和機の運転状態を使用者に知らせるためのLEDなどを用いた表示装置が設けられることが多い。
この表示装置はかなりの明るさであるため、夜間や就寝時などまぶしすぎ、睡眠の妨げになる場合があった。
そこで、特許文献1には、運転モードに応じたLEDを点灯し、安眠モード運転時には、その明るさを減じる空気調和機が提案され、特許文献2には、LEDの駆動電流の制御によって、その明るさを制御する空気調和機が提案されている。
しかし、特許文献1及び特許文献2に記載の空気調和機は、運転モードに応じて表示装置の明るさを変えるために、別個のLED駆動制御装置を設ける必要があり、また、運転モードを実行させる機構と光学系に連動していないため明るさ変更の確実さに欠ける。
実開平7−18146号公報 特開2003−74951号公報
本発明は上述した事情を考慮してなされたもので、前面パネルの開口モード状態に応じて移動され風量を制御する前面パネルを活用し、運転モードを実行させる機構と光学系に連動して、表示装置の光の目に見える明るさを確実に変えられるようにした空気調和機を提供することを目的とする。
上述した目的を達成するため、本発明に係る空気調和機は、前面および上面に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設けられたユニット本体と、前記吸込口と前記吹出口を連通するように前記ユニット本体内に形成された送風路内に設けられた熱交換器および送風機と、前記吹出口に設けられ熱交換空気の上下方向の風向を設定するルーバと、前記ユニット本体の前面吸込口を覆いかつ前記前面吸込口の閉成及び開放を行うように前後方向に可動自在に取付けられ、前記前面吸込口に当接させた状態で、下端部が前記吹出口の上側前面を覆う位置に延出する構成の前面パネルと、前記前面吸込口下端辺部と前記吹出口の上端辺部の間に横方向に配置させ運転状態を発光体の点灯により表示する表示装置とを備え、前記前面パネルは、この前面パネルを前記前面吸込口に当接させて閉じると共に、前記前面パネル下端部を前記吹出口の上側前面を覆うように延出して配置した前面パネル全閉モードと、前面パネルを前記前面吸込口より前方斜め上方に大きく移動させ、前面パネル下端部を前記吹出口より上方に位置するように配置した前面パネル全開モードと、前面パネルを前記前面吸込口より前方に全開モードより小さく移動させた半開状態とし、前面パネル下端部を前記吹出口の上側前面を覆うように延出して配置した前面パネル半開モードとを備え、前記表示装置は、前記前面パネルが前面パネル全開モードの状態のとき、前面に露出した状態となり、前記前面パネルが前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態のとき、この前記前面パネル裏側に位置するように構成し、前記前面パネルは、少なくとも前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態のときに前記表示装置が対向する部位を光が透過する半透明としたことを特徴とする。
本発明に係る空気調和機によれば、前面吸込口の開口モード状態に応じて移動され風量を制御する前面パネルを活用し、運転モードを実行させる機構と光学系に連動して、表示装置の光の目に見える明るさを確実に変えられるようにした空気調和機を提供することができる。
以下、本発明に係る空気調和機の一実施形態について添付図面を参照して説明する。
図1は本第1実施形態の空気調和機の室内ユニットの前面パネル全開時の斜視図、図2はその縦断面図である。
図1及び図2に示すように、本実施形態に係る空気調和機1は、圧縮機、室外熱交換器等(いずれも図示せず)を備えた通常の室外ユニットに冷媒が循環可能に配管接続された室内ユニット2を有している。
この室内ユニット2はユニット本体3を有し、このユニット本体3にはその前面部3aに前面吸込口4aが、上面部3bに上面吸込口4bが各々設けられ、さらに、前面部3aの下部には吹出口5が設けられている。
ユニット本体3内には、両吸込口4a、4bと吹出口5を連通するように送風路6が形成されており、この送風路6内に両吸込口4a、4bと対向して熱交換器7が設けられ、さらに、この熱交換器7後流側には送風機8が設けられている。
また、吹出口5には熱交換空気の上下方向の風向を設定する吹出用の上側ルーバ9a、下側ルーバ9bが設けられている。この上側ルーバ9a、下側ルーバ9bは、奥行寸法を上側に位置する上側ルーバ9aより下側に位置する下側ルーバ9bを大きく構成させている。
さらに、ユニット本体3の前面部3aには、ユニット本体3の前面を構成する前面パネル3cが前後方向に可動自在に取付けられており、この前面パネル3cは平滑面をなし、制御モータ(図示せず)を備えたリンク機構10を用いて、前面吸込口4aの閉成及び開放を行うようになっており、前面吸込口4aに当接させた状態で、その下端部3cが吹出口5の上側前面を覆う位置に延出するようになっている。
これにより、前面パネル3cは、図4に示す、この前面パネル3cを前面吸込口4aに当接させて閉じると共に、下端部3cを吹出口5の上側前面を覆うように延出して位置させた状態の前面パネル全閉モードと、図2に示す、前面パネル3cを前面吸込口4aより前方斜め上方に大きく移動させ、下端部3cを吹出口5より上方に位置させた状態の前面パネル全開モードと、図3に示す、前面パネル3cを前面吸込口4aより前方に前面パネル全開モードより小さく移動させた半開状態とし、前面パネル3cの下端部3cを吹出口5の上側ルーバ9aの前面側に対向するよう前記吹出口5の上側前面を覆うように延出して配置させた状態の前面パネル半開モードを備える。
上記のような各モードに応じて、上述の上側ルーバ9a、下側ルーバ9bの動きは異なる。
図2に示す前面パネル全開モードでは、両ルーバ9a、9bを水平位置に設定して、吹出空気が前方に吹出すようにし、吹出口5から室内空間に向かって冷却除湿した空気を送風する冷房運転モードおよび吹出口5から室内空間に向かって除湿したほぼ室内温度に近い空気を送風する再熱除湿運転モードと、両ルーバ9a、9bを斜め下方位置に設定して、吹出空気が前方下方に吹出すようにし、吹出口5から室内空間に向かって加熱した空気を送風する暖房運転モードとに適用される。
図3に示す前面パネル半開モードでは、両ルーバ9a、9bを斜め上方位置に設定して吹出方向が上向きになるように設定する。上側ルーバ9aから吹出した風を前面パネル3cの裏側に当てて前面パネル3cの裏側表面に沿って吸込側に流れる送風路を構成し、下側ルーバ9bから吹出した風を前面パネル3cの前面の表側表面に沿って吸込側に流れる送風路を構成し、これら2つの送風路から吸込み側に風が流れるようにショートサーキット運転を行うようにし、ショートサーキット運転時の風量を高めることができる構成となっている。この前面パネル半開モードは、室内に直接風を当てないで室内の空調運転を行う人にやさしい気流冷房運転モード、および人にやさしい気流再熱除湿運転モードに適用される。
この運転モードでは、吹出口5から吸込側へ直接風を循環させる冷房、除湿運転などの運転効率を大幅に上げることができる。下側ルーバ9bを大きくしたことで、下側ルーバ9bの先端を前面パネル3cの下端近傍に近づけることができ、前面パネル3cの前面の表面への風のガイド作用を向上できる。
図4に示す前面パネル全閉モードでは、下側ルーバ9bを下方位置に設定して吹出空気が下方向に向かうようにし、吹出口3より室内に加熱した空気を吹出す暖房運転モードに適用される。
また、図1、図2および図5に示すように、前面吸込口4aの下端辺部4a1と吹出口5の上端辺部5aの間に、横方向に配置し、運転状態をLEDの点灯などにより表示する表示装置11が設けられている。この表示装置11は、前面パネル3cが図2に示す前面パネル全開モードの状態のとき、前面に露出した状態となり、前面パネル3cが図3及び図4に示す前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態のとき、この前面パネル3cの裏側に位置するようになっており、この前面パネル3cは、少なくとも前面パネル3cが前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態のとき、表示装置11に対向する部位3cを光が透過する半透明としてある。
図6に示すように、表示装置11は、横長に形成する表示装置11全体がプリズムを使用した表示部を構成し、全体が運転モードで色が変化する構成となっており、たとえば、表示装置11全体が冷房時は水色、暖房運転時は薄い橙色、除湿運転時は薄い緑色に光るように構成し、この表示装置の中に、さらにポイント的に点灯する表示部、例えば5個のLED11a、11b、11c、11d、11eを備え、LED11aは緑色であって室内の除菌乾燥を行うクリーン運転を表示し、LED11bは橙色であって換気運転を表示し、LED11cは青色であって空気清浄運転を表示し、LED11dは黄色であって人にやさしい気流運転を表示し、LED11eは橙色であってタイマー運転を表示する。
なお、表示装置11は、前面パネル半開モード及び全閉モードにおいて、その輝度を上げることができるような輝度調整機能を備えるのが好ましい。これにより、昼間など、明るい状態での使用の場合には、表示灯の光を明るく表示して、認識性を高めることができる。
本実施形態の空気調和機は、前面パネル3cが前面パネル全閉モード時において、吹出口5の上側ルーバ9aの前面側まで延出するようになっている。このため、運転停止時は、吹出口5が前面から遮蔽され、前面吹出口5の外側への埃の付着を減少できる。
また、暖房運転時における下方向吹出時においても、前面パネル3cの下端部3cが、下方向への風向ガイドとして機能して、暖房効果を高めることができる。
さらに、前面パネル半開モード状態では、吹出口5の上側ルーバ9aから吹出した風を前面パネル3cの裏側に当てて前面パネル3cの裏面に沿って吸込側に導かれる送風路を構成し、下側ルーバ9bを上向きにして前面パネル3cの表側表面に沿って吸込側に導かれる送風路と合わせて、ショートサーキット運転時の風量を高めることが出来、吹出口5から前面吸込口4a側へ直接風を循環させる人にやさしい気流の冷房運転、除湿運転などの運転効率を大幅に上げることができる。このため、室内が、所定の温度に安定した後の、室内に気流を生じさせない人にやさしい気流運転が行える。特に、夜間や、就寝時などには、室内を温度変動の少ない快適な状態を維持できる。
前面パネル全開モードでは、吹出口5前面が大きく開口するため、吹出口5から前方へ送風が行われ、室内の迅速な空調を行える。
このとき、表示部は、前面に露出した状態となり、直接表示灯により運転状態を確認できる。このような状態は、昼間など、明るい状態の場合が多いため、表示灯の光が明るく表示されることで、認識性が高められる。
また、前面パネル半開モード及び全閉モードでは、吹出口5の上側前面まで前面パネル3cが延出するため、表示部11の光は、運転モードを実行させる機構と光学系に連動すなわち、前面パネル3cの半透明部位3cを透過して、使用者に達する。このため、使用者に達する光は減光されるためソフトな表示となる。このような運転状態は夜間や就寝時などであるため、表示装置11の点灯がまぶしすぎることがなく、その運転状態を確認できる。
上述のように本実施形態の空気調和機によれば、前記前面パネルが前面パネル全開モードの状態のパワフル運転時は、表示装置を直接前面に露出して、使用者に達する光はより明るく、前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態の人にやさしい気流運転の時は、運転モードを実行させる機構と光学系に連動して、前面パネルを介したソフトな明るさとなり、空気調和機の機能に合わせた表示が、表示装置自体の照度を変えなくとも簡単に実現できる。
本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面パネル全開時の斜視図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面パネル全開時の縦断面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面パネル半開時の縦断面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面パネル全閉時の縦断面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットの前面パネル全開時の正面図。 本発明の一実施形態に係る空気調和機の室内ユニットに用いられる表示装置の概念図。
符号の説明
1…空気調和機、2…室内ユニット、3…ユニット本体、3a…前面部、3b…上面部、3c…前面パネル、3c…下端部、4a…前面吸込口、4b…上面吸込口、5…吹出口、6…送風路、7…熱交換器、8…送風機、9a…上側ルーバ、9b…下側ルーバ、10…リンク機構、11…表示装置。

Claims (2)

  1. 前面および上面に吸込口が設けられ、前面下部に吹出口が設けられたユニット本体と、
    前記吸込口と前記吹出口を連通するように前記ユニット本体内に形成された送風路内に設けられた熱交換器および送風機と、
    前記吹出口に設けられ熱交換空気の上下方向の風向を設定するルーバと、
    前記ユニット本体の前面吸込口を覆いかつ前記前面吸込口の閉成及び開放を行うように前後方向に可動自在に取付けられ、前記前面吸込口に当接させた状態で、下端部が前記吹出口の上側前面を覆う位置に延出する構成の前面パネルと、
    前記前面吸込口下端辺部と前記吹出口の上端辺部の間に横方向に配置させ運転状態を発光体の点灯により表示する表示装置とを備え、
    前記前面パネルは、この前面パネルを前記前面吸込口に当接させて閉じると共に、前記前面パネル下端部を前記吹出口の上側前面を覆うように延出して配置した前面パネル全閉モードと、前面パネルを前記前面吸込口より前方斜め上方に大きく移動させ、前面パネル下端部を前記吹出口より上方に位置するように配置した前面パネル全開モードと、前面パネルを前記前面吸込口より前方に全開モードより小さく移動させた半開状態とし、前面パネル下端部を前記吹出口の上側前面を覆うように延出して配置した前面パネル半開モードとを備えて、これらのモードのいずれかに前面パネルを切換え制御されるように構成し、
    前記表示装置は、前記前面パネルが前面パネル全開モードの状態のとき、前面に露出した状態となり、前記前面パネルが前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態のとき、この前記前面パネル裏側に位置するように構成し、
    前記前面パネルは、少なくとも前面パネル半開モードおよび前面パネル全閉モードの状態のときに前記表示装置が対向する部位を光が透過する半透明としたことを特徴とする空気調和機。
  2. 前記表示装置は、前面パネル半開モード及び全閉モードにおいて、輝度を上げる輝度調整機能を備えたことを特徴とする請求項1に記載の空気調和機。
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