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JP4400487B2 - ポンプ用モータ - Google Patents
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Description

本発明は、モータ、特に自動車等の車両に搭載されるポンプに好適なポンプ用モータに関する。
近年、例えば自動車では、油圧源を構成する電動ポンプを搭載して、このポンプを適宜動作させることにより、省エネルギーを図ることが考えられている。また、電動ポンプを用いることにより、アイドルストップ等でエンジンが停止しているときも、トランスミッション等の駆動系への油圧供給を行って当該駆動系の動作を支援することができる。このような車載用の電動ポンプに対してはコンパクト化・低コスト化の要請があり、そのため、例えば下記特許文献1に記載されているように、ポンプとモータとを一体化してコンパクトにするとともに、部品点数を減らすことが提案されている。すなわち、従来のポンプ用モータは、シャフトを有するロータと、ステータコア及びこのコアに巻回されたステータ巻線とを備えたモータ本体を有し、シャフトの一端部側にポンプのロータ部を一体的に組み付けることにより、そのコンパクト化及び部品点数の削減が図られている。
特開2002−31065号公報(第3〜4頁、図1)
ところで、上記のような従来のポンプ用モータでは、そのモータ本体の駆動制御を行うコントローラをモータ本体側に組み込んで、これらのコントローラとモータ本体とを一体化することにより、自動車等への組付作業を容易に行うことができ、しかもモータ本体とコントローラとを繋ぐワイヤハーネスを省略した、部品点数がより少なくてコスト安価なモータを構成することが検討されている。
ところが、上記のような従来のポンプ用モータは、一般的に、三相ブラシレスモータが使用されており、各相のステータ巻線毎にコントローラとの電気的な接続を行う必要がある。このため、各ステータ巻線とコントローラとの接続スペースをモータに確保することが要求されて、コンパクトなモータを構成することが難しいという問題点があった。特に、上記のような車載用途のポンプ用モータの場合、モータの径方向寸法の制限が非常に厳しく、三相分の上記接続スペースを確保することができずに、モータ本体とコントローラとを一体化することが困難であった。
上記のような従来の問題点に鑑み、本発明は、径方向寸法を大きくすることなく、モータ本体とコントローラとを一体化することができ、よって自動車等への組付作業を容易に行え、かつコンパクトでコスト安価なポンプ用モータを提供することを目的とする。
本発明は、シャフトを有するロータと、ステータコア及びこれに巻回されたステータ巻線とを備えたモータ本体を具備し、当該モータ本体の軸方向の一端側に設けられるポンプを、前記シャフトによって駆動するポンプ用モータであって、
前記軸方向の他端側に設けられ、基板を有し、前記モータ本体の駆動制御を行うコントローラと、
前記モータ本体の軸周りに枠状の形状を成す基部、当該基部上に設けられた複数の取付部、及び、前記ステータコアと前記ステータ巻線との間に配置されるボビン部を有する合成樹脂製のインシュレータと、
前記複数の取付部のうち、前記ステータ巻線の相数に対応する数の取付部にそれぞれ固定され、前記コントローラと前記ステータ巻線とを電気的に互いに接続する導電性部材と、を備え、
前記導電性部材に対して前記基板が前記軸方向にねじ止めされることにより、前記コントローラは前記インシュレータに取り付けられ、かつ、前記ステータ巻線との電気的な接続を成すことを特徴とするものである。
上記のように構成されたポンプ用モータでは、取付部にモータ本体の駆動制御を行うコントローラの基板が取付可能に構成されるとともに、当該コントローラは導電性部材によりステータ巻線に電気的に接続される。これにより、モータの軸方向にコントローラをポンプ及びモータ本体と直列に並べた状態で、上記導電性部材にて電気的に接続することが可能となり、モータの径方向寸法を大きくすることなく、当該コントローラをモータ本体と一体化することができる。
また、インシュレータのボビン部をステータコアとステータ巻線との間に配置したときに、当該インシュレータの取付部に固定された導電性部材にコントローラの基板を取り付けることができるので、モータの部品点数が増加するのを抑えつつ、コントローラのモータ本体との一体化を容易に行うことができる。
また、これにより、インシュレータはコントローラの取付部材になるので、当該取付部材を別途設ける場合に比べてモータの部品点数を削減し、かつモータをコンパクトに構成することができる。しかも、導電性部材に対して基板が軸方向にねじ止めされることにより、コントローラはステータ巻線との電気的な接続を成すので、モータとコントローラとの接続作業を簡単に行って、当該コントローラのモータへの組付作業を簡略化することができる。
また、上記ポンプ用モータにおいて、前記モータ本体は、三相のブラシレスモータであり、かつ前記インシュレータの前記他端部側の外形形状を四角形に構成し、この四角形の四隅のうち三隅に、三相の前記ステータ巻線がそれぞれ接続される三個の前記導電性部材を配置してもよい。
この場合、インシュレータの外形形状を四角形に構成して、この四角形の三隅に、ブラシレスモータの三相のステータ巻線がそれぞれ接続される三個の導電性部材を配置しているので、十分な接続スペースを確保した状態でステータ巻線と導電性部材とを電気的に接続することができる。
本発明によれば、モータの径方向寸法を大きくすることなく、モータ本体とコントローラとを一体化することができるので、自動車等への組付作業を容易に行えるとともに、コンパクトでコスト安価なポンプ用モータを構成することができる。
以下、本発明のポンプ用モータの好ましい実施の形態について、図面を参照しながら説明する。尚、以下の説明では、自動車等の車両に搭載される車載用途のポンプ用モータに適用した場合を例示して説明する。
図1は、本発明の一実施の形態に係るポンプ用モータの断面図である。図1において、本実施の形態のポンプ用モータ1は、三相スター結線のDCブラシレスセンサレスモータによって構成されたモータ本体2を具備しており、このモータ本体2の軸方向の一端部側及び他端部側には、ポンプ3及びコントローラ4がそれぞれ組み付けられている。
上記モータ本体2は、インナーロータタイプのものであり、モータケース5内にロータ6と、このロータ6の外周外方に設けられたステータ7とを有している。モータケース5は、略四角形の外形形状を有する後述のインシュレータ16を収納可能なように角筒状に形成されている。また、このモータケース5は、モータ本体2を収容するモータ室を構成する第1筒状部5aと、コントローラ4を収容するコントローラ室を構成する第2筒状部5bと、これらの第1及び第2筒状部5a、5bの間で当該ケース内側に設けられ、上記モータ室とコントローラ室とを区画する区画部5cとを備えている。
上記ロータ6は、ロータコア6aと、このロータコア6aからモータ本体2の軸方向に延ばされたシャフト6bと、上記コア6aに外嵌固定された永久磁石からなるロータ磁石6cとを備えている。
また、上記ステータ7には、ステータコア7aと、このコア7aに巻回されたステータ巻線7bとが設けられている。詳細にいえば、ステータコア7aは、モータ本体2の軸心周りに等間隔に配設された複数、例えば六つのティースを備えており、各ティースには、インシュレータ15、16のボビン部15a、16aを介在させて、U、V、W相のいずれかのステータ巻線7bが巻回されている。つまり、上記モータ本体2は、U、V、W相の各相について各々二つのティースを有する三相のモータであり、各相の二つのティースはモータ本体2の軸心に関し互いに点対称の位置に設けられている。
また、シャフト6bの他端部側に配置されたインシュレータ16には、後に詳述するように、上記コントローラ4をモータ1に取り付ける取付機能が付与されており、さらにはコントローラ4から各相のステータ巻線7bへの電力供給用ラインを構成する導電性部材が当該インシュレータ16に一体化されている。
上記ポンプ3は、内接ギヤポンプの一種であるトロコイドポンプであり、上記シャフト6bの一端部側に一体的に組み付けられたロータ部8と、このロータ部8を収容したポンプケース9と、このポンプケース9の軸端面に取り付けられたポンププレート10とを備えている。
上記ロータ部8には、外周に歯部が形成されたインナーギヤ8aと、このインナーギヤ8aの歯部と噛み合う歯部が内周に形成されたアウターギヤ8bとが設けられている。インナーギヤ8aは、シャフト6bに一体回転可能に取り付けられている。一方、アウターギヤ8bはポンプケース9内に回転自在に設けられており、インナーギヤ8aがシャフト6bの回転に応じて回転すると、これらのインナーギヤ8aとアウターギヤ8bとの間でポンプ作用が生じる。そして、このポンプ作用により、ポンププレート10に形成された吸入口(図示せず)から上記ギヤ8a、8b間に入れられた油が、同プレート10に設けられた図示しない吐出口を介して上記車両の各部に供給される。このように、モータ本体2とポンプ3とはシャフト6bを共有して一体化されており、これにより、コンパクト化及び部材点数の低減化を達成している。
また、ポンプケース9は、上記モータケース5の第1筒状部5aに圧入されることにより、当該モータケース5に取り付けられている。また、ポンプケース9とポンププレート10との間には、シール部材11が設置されており、ポンプ3内の油が外部に漏れ出るのを防いでいる。さらに、ポンプケース9とシャフト6bとの間には、シール部材12が設けられており、ポンプ3内の油がモータ本体2側に漏れ出るのを防いでいる。また、ポンプケース9には、シャフト6bの一端部側を支承する玉軸受13が取り付けられており、モータケース5の区画部5cに設置されてシャフト6bの他端部側を支承する玉軸受14とともに、この玉軸受13は当該シャフト6bを回転自在に支持している。
上記コントローラ4は、モータ本体2の駆動制御を行うものであり、モータケース5の第2筒状部5b及び区画部5cと、第2筒状部5bの開口端に取り付けられ、この開口端部側を施蓋する蓋部材17とに囲まれた上記コントローラ室の内部に設置されたプリント回路基板18を有している。また、このコントローラ4では、そのプリント回路基板18がモータケース5の側面に取り付けられたコネクタシェル22内部のコネクタピン23に接続されており、コントローラ4はコネクタピン23に接続される図示しないハーネスにて、ECUやバッテリ等の上記車両側の電気機器(図示せず)に接続可能になっている。
また、上記プリント回路基板18上には、図1に例示するように、ICやマイクロコンピュータ等により構成されるとともに、上記車両のECUからの制御指令(電流値指令)を入力するモータ制御部19と、MOSFET等の電力用スイッチング素子を用いたブリッジ回路を含んで構成されたモータドライバ(モータ駆動部)20とが実装されている。そして、コントローラ4では、モータ制御部19が入力した電流値指令に基づいて、上記ブリッジ回路の各スイッチング素子をオン/オフ動作させることにより、モータドライバ20は、モータ本体2のU相、V相、及びW相の各ステータ巻線7bに対して、バッテリ(図示せず)からの電圧を印加する。これにより、モータ本体2では、各ステータ巻線7bに電流が流れて、当該モータ本体2はポンプ3を回転駆動する。
上記インシュレータ15、16は、電気絶縁性を有する合成樹脂(例えば、ポリフェニレンサルファイド(PPS)や66ナイロン)にて成形により作製されたものであり、モータ本体2の相異なる軸方向側に上記ボビン部15a、16aが形成されている。
詳細にいえば、インシュレータ15では、そのボビン部15aがリング状の基部からモータ本体2の軸方向の他端部側に延ばされており、当該ボビン部15aはモータ本体2の軸方向の一端部側からステータコア7aに被せられている。
一方、インシュレータ16は、図2及び図3も参照して、そのボビン部16aが略四角形の外形形状を有する枠状(額縁状)の基部16bからモータ本体2の軸方向の一端部側に延ばされている。そして、このボビン部16aは、上記モータケース5の区画部5cに形成された貫通孔(図示せず)を通して、モータ本体2の軸方向の他端部側からステータコア7aに被せられており、ボビン部15a、16aの各端部がステータコア7aの軸方向の中央部で互いに挿嵌されることにより、上記ティース毎のステータ巻線7bの巻枠を構成している。また、このように、ボビン部15a、16aにて巻枠が構成されているので、ステータコア7aとステータ巻線7bとの間の絶縁耐力を高めるとともに、耐熱絶縁被覆導線にて構成された当該ステータ巻線7bの被覆がステータコア7aにて傷付けられるのを確実に防げるようになっている。なお、インシュレータ16は一体型としてステータコア7aに被せられた上にステータ巻線7bが巻かれるようにしてもよい。
また、インシュレータ16には、その基部16bからモータ本体2の軸方向の他端部側に突出するように延設されたブロック状の取付部16cが基部16bの略四角形の四隅に形成されている。そして、各取付部16cではその軸方向他端部側の端面が平坦に形成され、この端面には上記プリント回路基板18(図1)がボルト21(図1)によって着脱可能に取り付けられている。
さらに、インシュレータ16では、上記四隅に設けられた取付部16cのうち、三隅の取付部16cに上記導電性部材としてのバスバー24が埋込成形によって一体的に構成されている。そして、インシュレータ16にプリント回路基板18が取り付けられたときに、当該回路基板18に実装されたモータドライバ20とステータ巻線7bとが三隅に設けられたバスバー24によって相毎に電気的に接続されるようになっている。つまり、図2の右上、右下、及び左下のバスバー24には、例えばU、V、及びW相のステータ巻線7bがそれぞれ繋げられており、各相のステータ巻線7bは対応するバスバー24を介してモータドライバ20に電気的に接続されている。
具体的には、上記の各バスバー24は、図4も参照して、取付部16cの端面と同一面上に設けられ、モータドライバ20(図1)に繋げられた配線部分18a(図1)に接続される接続面24aと、この接続面24aに連続的に設けられ、かついずれかの相のステータ巻線7bに接続される端部24b1が形成された略J字状の接続片24bとを具備している。また、各バスバー24は、図3に示すように、その接続面24aと端部24b1を除く、ほとんどの部分が取付部16c内に埋め込まれた状態で、インシュレータ16に一体成形されている。
また、接続面24aは、矩形状に形成されており、その中央部分にはボルト21(図1)が挿通される孔部が設けられている。また、この接続面24aの裏側には、ボルト21が螺着されるナット24cが予め固着され、バスバー24と一体化されており、ボルト21をナット24cに連結したときに、上記配線部分18aが接続面24aに当接した状態で、プリント回路基板18(図1)がインシュレータ16に取り付けられる。尚、図2の左上の取付部16cには、ナット25だけが埋設されており、プリント回路基板18は、インシュレータ16の四隅で固定されるようになっている。
また、上記接続片24bでは、その端部24b1に、対応するステータ巻線7bの先端部が固着されている。つまり、ステータ巻線7bの先端部は上記区画部5cに形成された貫通孔及び枠体状の基部16bの径方向内側の開口部分を通して、上記コントロール室の内部に引き出された後、さらに、被覆が剥がされた状態で、当該先端部は上記基部16bの一辺上で当該一辺の表面から突出形成された端部24b1に巻回されている。そして、これらの先端部と端部24b1とは、TIG溶接等の溶接あるいは超音波接合等を用いて互いに固着されることにより、三相のステータ巻線7bが三個のバスバー24にそれぞれ接続されて、モータドライバ20に繋がれている。
なお、上記の溶接あるいは接合の代わりに、先端をU字形に形成してヒュージングによって接続してもよい。
以上のように、本実施の形態では、インシュレータ16の軸方向他端部側に、コントローラ4のプリント回路基板18を取付可能な取付部16cを設けている。また、この取付部16cにバスバー(導電性部材)24を一体的に構成して、当該バスバー24によってプリント回路基板18と各相のステータ巻線7bとを電気的に接続している。これにより、ポンプ用モータ1の径方向寸法を大きくすることなく、ポンプ3、モータ本体2、及びコントローラ4をこの順番でモータ本体2の軸方向に直列に配置して、コントローラ4を三相のモータ本体2と一体化することができ、自動車等への組付作業を容易に行えるポンプ用モータ1を構成することができる。また、インシュレータ16に一体的に構成されたバスバー24を用いて、モータ本体2とコントローラ4とを電気的に接続して一体化しているので、コントローラ4をモータ本体2側に取り付けるための構成部材をポンプ用モータ1に別途設ける必要がなく、さらにはこれらのモータ本体とコントローラとをワイヤハーネスにて接続した従来例に比べて、当該ワイヤハーネスを省略して部品点数を削減することができ、コスト安価でコンパクトなポンプ用モータを構成することができる。
また、本実施の形態では、インシュレータ16の基部16bの外形形状を、略四角形に構成するとともに、この四角形の三隅に、三相のステータ巻線7bがそれぞれ接続される三個のバスバー24を配置しているので、十分な接続スペースを確保した状態で、各相のステータ巻線7bをバスバー24の端部24b1に容易に接続することができる。しかも、バスバー24を上記三隅に分散配置しているので、その接続面24aの大きさ、つまりコントローラ4(プリント回路基板18)との電気的な接触面積を十分に確保することができる。また、基部16bを枠体状に構成することにより、モータ本体2の軸方向寸法を大きくすることなく、当該基部16b、ひいてはインシュレータ16をモータケース5の区画部5cに取り付けることが可能となるとともに、各相のステータ巻線7bの先端部を、基部16bの径方向内側の開口部分の自由な位置で上記コントロール室の内部側に引き出すことができ、バスバー24の端部24b1との接続作業を簡単化することができる。
尚、上記の説明では、車載用途のポンプ用モータに適用した場合について説明したが、本発明は、モータ本体の駆動制御を行うモータドライバがシャフトの他端部側に設けた取付部に取付可能に構成され、かつモータ本体の軸方向端面に導電性部材を設けて、この導電性部材を使用してモータドライバとステータ巻線とを電気的に接続したものであればよく、結線方式、相数や極数等のモータ形式やその用途等は上記のものに何等限定されない。また、モータのシャフトに直結されるポンプは、トロコイドポンプに限定されない。但し、前記のようなトロコイドポンプやインボリュート、パラコイド、ハイポサイクロイド等の内接ギヤポンプを用いる場合の方が、他のポンプ形式のものに比べて、モータを内蔵したポンプユニットを容易に低騒音のものに構成することができる点で好ましい。
また、上記の説明では、インシュレータにコントローラのプリント回路基板が取り付けられる取付部を設けるとともに、この取付部とバスバーとを一体的に構成した場合について説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば取付部とは、異なる位置で基部に設けた導電性部材にてステータ巻線とコントローラとを電気的に接続する構成でもよい。但し、上記実施の形態のように、取付部とバスバーとを一体的に構成するとともに、バスバーのコントローラ側との接続面を取付部の端面と同一面上に露出させる場合の方が、モータ本体に本来的に設けられている上記インシュレータをコントローラ及び上記導電性部材の取付部材として兼用させることができ、モータの部品点数が増加するのを抑えることができる点で好ましい。さらに、インシュレータとコントローラとを連結したときに、導電性部材の接続面がコントローラに電気的に接続されるので、これら導電性部材とコントローラとの電気的な接続作業を省略することができ、当該コントローラのモータへの組付作業をより簡略化することができる点でも好ましい。
また、上記の説明では、略四角形の外形形状の基部を有するインシュレータと、これを収納する角筒状のモータケースを用いた場合について説明したが、インシュレータ及びモータケースの形状は上記のものに何等限定されない。例えばインシュレータの基部の外形形状を正四角形に形成するとともに、この正四角形に外接する外接円状の断面形状を有する円筒状のモータケースを用いることもできる。
本発明の一実施の形態に係るポンプ用モータの断面図である。 図1に示したコントローラ側から見たときのインシュレータの平面図である。 図2のIII−III線断面図である。 図2に示したバスバーの拡大斜視図である。
符号の説明
1 ポンプ用モータ
2 モータ本体
3 ポンプ
4 コントローラ
6 ロータ
6b シャフト
7a ステータコア
7b ステータ巻線
8 (ポンプの)ロータ部
16 インシュレータ
16a ボビン部
16c 取付部
24 バスバー(導電性部材)
24a 接続面

Claims (2)

  1. シャフトを有するロータと、ステータコア及びこれに巻回されたステータ巻線とを備えたモータ本体を具備し、当該モータ本体の軸方向の一端側に設けられるポンプを、前記シャフトによって駆動するポンプ用モータであって、
    前記軸方向の他端側に設けられ、基板を有し、前記モータ本体の駆動制御を行うコントローラと、
    前記モータ本体の軸周りに枠状の形状を成す基部、当該基部上に設けられた複数の取付部、及び、前記ステータコアと前記ステータ巻線との間に配置されるボビン部を有する合成樹脂製のインシュレータと、
    前記複数の取付部のうち、前記ステータ巻線の相数に対応する数の取付部にそれぞれ固定され、前記コントローラと前記ステータ巻線とを電気的に互いに接続する導電性部材と、を備え、
    前記導電性部材に対して前記基板が前記軸方向にねじ止めされることにより、前記コントローラは前記インシュレータに取り付けられ、かつ、前記ステータ巻線との電気的な接続を成すことを特徴とするポンプ用モータ。
  2. 前記モータ本体は、三相のブラシレスモータであり、かつ
    前記インシュレータの前記他端側の外形形状を四角形に構成し、この四角形の四隅のうち三隅に、三相の前記ステータ巻線がそれぞれ接続される三個の前記導電性部材を配置した請求項1に記載のポンプ用モータ。
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