JP4402107B2 - 超音波式汚泥濃度測定装置 - Google Patents
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Description
また、超音波方式は、測定対象の汚泥の色度の影響を受けにくく、しかもマイクロ波方式のものよりも安価であるという大きな利点がある反面、その汚泥中に気泡が多く含まれていると、その影響を受け、測定値が実際よりも大きな値を示したり、最悪、測定不能に陥る欠点があった。これは、超音波が、汚泥中の気泡に衝突するとそこで超音波が拡散してしまい、減衰してしまったり、受信部まで超音波が伝播しなかったりすることに起因している。
(2)開閉弁を閉じて、汚泥濃度測定室を汚泥本管から遮断し、汚泥を密閉状態にする。
(3)エアコンプレッサー等で加圧室に加圧空気を供給して加圧室を加圧する。
(4)加圧室が加圧されることより、ダイヤフラムが汚泥濃度測定室側へ押し込まれ、これによって汚泥濃度測定室内の汚泥を加圧する。
(5)加圧することにより、汚泥中に存在する気泡をその汚泥の水分中に溶存させて、消泡する。
(6)濃度センサによって、汚泥の汚泥濃度を計測する。
この発明は、汚泥配管から本管部を経て測定室に汚泥とともにガス溜まりが流入してくることに起因して、弾性部材で測定室内を加圧しても汚泥中の気泡が溶存しない現象が発生することを防止でき、また、弾性部材の凸面が測定室側に反転してしまう反転現象を防止できる超音波式汚泥濃度測定装置を提供することを目的とする。
この発明は、汚泥配管内が負圧状態になりやすい環境の場合、弾性部材が測定室側に吸引されてしまい、弾性部材の反転現象が発生することを防止できる超音波式汚泥濃度測定装置を提供することを目的とする。
この発明は、測定室内の清掃等のメンテナンスを行うときの外覆部材を測定室から取り外す際、外覆部材から突出している漏洩検知器や端子収納箱が邪魔になり、作業時間が掛かってしまうということを防止することができる超音波式汚泥濃度測定装置を提供することを目的とする。
汚泥が流通する本管部に連通口を設け、
該連通口に制御弁を介して測定室を配設し、
前記制御弁を閉弁して前記測定室内の汚泥を加圧手段で加圧し、
前記測定室に設けられた超音波送受信器によって汚泥に対して超音波を送受信して減衰量を測定し、該減衰量から汚泥濃度を算出する超音波式汚泥濃度測定装置において、
前記測定室に設けられた開口を覆う弾性部材と、
該弾性部材の外側を覆い、加圧室を形成する外覆部材と、
前記加圧室側の弾性部材を覆う保護カバーと
を備えたことを特徴とする。
本発明の請求項2の超音波式汚泥濃度測定装置は、前記保護カバーは空気流通孔を有することを特徴とする。
また、本管部および/または測定室の上部に設けられた気体排出口および排出制御弁とを備えてもよい。
本発明の請求項3の超音波式汚泥濃度測定装置は、前記加圧手段は、空気供給源からの圧縮空気を加圧室へ供給する空気制御弁が設けられた空気供給管を有することを特徴とする。
本発明の請求項4の超音波式汚泥濃度測定装置は、前記外覆部材を分割可能としたことを特徴とする。
図1は、実施の形態1における超音波式汚泥濃度測定装置の正面図であり、図2は、図1の超音波式汚泥濃度測定装置のA−A線断面図である。この実施の形態1における超音波汚泥濃度測定装置1は、本管部2と、制御弁3と、測定室4と、超音波送受信器5と、加圧室6と、保護カバー7と、制御器8で主に構成されている。
(1)制御器8で、流路切換弁48,49を制御して制御弁3を開いて本管部2から汚泥を測定室4に導入する。
(2)制御器8で、流路切換弁48,49を制御して制御弁3を閉じて測定室4を本管部2から遮断し、測定室4内で汚泥を密閉状態にする。
(3)制御器8で、流路切換弁40を制御してエアタンク39から加圧室6に圧縮空気を供給して加圧室6内を加圧する。
(4)加圧室6内が加圧されることより、弾性部材24が測定室4側へ押し込まれ、これによって測定室4内の汚泥が加圧される。
(5)所定時間、汚泥を加圧することにより、汚泥中に存在する気泡が水分中に溶存し、気泡が消滅する。
(6)制御器8から、変換器30に汚泥濃度を計測する命令を送信する。変換器30では、一方の超音波送受信子5aに所定量の電流を流して超音波を送信し、他方の超音波送受信子5aで減衰した超音波を受信して電流に変換されて変換器30がそれを受け取ってその電流値から汚泥濃度の測定値に変換する。
(7)汚泥濃度の測定値は、変換器30に搭載された図示しない表示パネルから表示する。あるいは、変換器30から制御器8に測定値を電気信号で送信し、制御器8で電気信号を受信し、制御器8が備える表示パネルで測定値を表示したり、内蔵されたデータロガーに記憶させたり、プリンタで印字する構成としても良い。
図3は、実施の形態2の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である。正面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である図1と同一である。この実施の形態2では、実施の形態1の保護カバー7に空気流通孔33を設けることに代えて、外覆部材25の加圧部31の内壁に切欠部50を設けて、加圧室6と弾性部材24との間の圧縮空気の流通路としている点が相違している。実施の形態1では、保護カバー7の外周面は、外覆部材25の内周面と接着剤等で固定されており、加圧室6内に流入する圧縮空気が流通する隙間がほとんどなく、圧縮空気の圧力が弾性部材24に伝わりにくい、特に保護カバー7の外周面全周を接着固定した場合は、圧縮空気が弾性部材24にまで到達できないことから、空気流通孔33を設けて圧縮空気を通過させて弾性部材24に到達するようにしている。この実施の形態2では、外覆部材25の内壁面に曲面に沿った方向(連通口29側からフランジ部26側に向かって)に溝状の切欠部50を1箇所あるいは複数箇所設け、切欠部50に接着剤等が入らないように保護カバー7を接着固定した構成としている。
図4は、実施の形態3における超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図であり、図5は実施の形態3の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である。この実施の形態3の超音波式汚泥濃度測定装置1は、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1とは、リペアゲート11を設けていない点と、流路制御弁48,49および空気管39a,39bに代えて、流路制御弁48bおよび空気管39c,39d,39eを設けた点が相違する。すなわち、実施の形態3の超音波式汚泥濃度測定装置1は、本管部2の側壁部の連通口10の外部に図1のようなリペアゲート11が設置されておらず、連通口10の外側縁部に制御弁3の弁箱3aが取り付けられている。また、5つの接続口481,482,483,484,485が配置されている弁箱と磁力によって弁箱内を直動する弁体とからなる直動型電磁弁である流路制御弁48bが設けられている。
図6は、実施の形態4における超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図であり、図7は超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である。この実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置1は、測定室4の周壁部材13の上部に気体排出管51を立ち上げ、上端を大気開放してガス溜まり排出用の気体排出口52とし、気体排出管51にガス溜まりの排出を制御する排出制御弁53を設けた点と、保護カバー7を設けない点が、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1と相違する。排出制御弁53は制御器8によって開閉が制御される。その他の構成は実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1の構成と同様であるのでその説明を援用して詳細な説明を省略する。
図8は実施の形態5にかかる超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図7と同一である。この実施の形態5の超音波式汚泥濃度測定装置1は、実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置1と異なっており、本管部2の管壁上部に気体排出管54を立ち上げ、気体排出管54の上端を大気開放してガス溜まり排出用の気体排出口55とし、気体排出管54にガス溜まりの排出を制御する排出制御弁56を設け、排出制御弁56を電気配線で制御器8に接続した点が相違する。その他の構成は、実施の形態4と同様であるのでその説明を援用して詳細な説明を省略する。また、排出制御弁56の構造や開閉制御については、実施の形態4の排出制御弁53の開閉制御と同様であり、気体排出管54については、実施の形態4の気体排出管51と同様である。
図9は実施の形態6にかかる超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置のA−A線断面図である図7と同一である。この実施の形態6の超音波式汚泥濃度測定装置1では、測定室4上部の気体排出管51に圧力測定器57を設けた点において、実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置1とは相違している。すなわち、実施の形態6の超音波式汚泥濃度測定装置1では、気体排出管51に圧力測定器57を設け、この圧力測定器57の検出値を制御器8に送信する構成とされている。
図10は、実施の形態7の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置のA−A線断面図である図7と同一である。図10の超音波式汚泥濃度測定装置1では、本管部2から立ち上げられた気体排出管54に圧力測定器58を設けた点が、実施の形態5(図8参照)の超音波式汚泥濃度測定装置1と相違する。その他の構成は実施の形態5の超音波式汚泥濃度測定装置1の構成と同様であるので、その説明を用いて詳細な説明を省略する。
図11は、実施の形態8における超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図であり、図12はそのA−A線断面図である。この実施の形態8の超音波式汚泥濃度測定装置1は、エアタンク39から加圧室6へ圧縮空気を供給する空気供給管37に流路の開閉を行う空気制御弁59を新たに設けた点が、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1と相違する。実施の形態8の超音波式汚泥濃度測定装置1では、流路切換弁40と加圧室6との間の空気供給管37に空気制御弁59を設け、制御器8が、流路切換弁40と空気制御弁59の開閉を制御する構成とされている。
図13は、実施の形態9における超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図であり、図14はそのA−A線断面図である。また、図15は、外覆部材25部分のA−A線断面図であり、図16は、同じく外覆部材25部分のB−B線方向から見た側面図である。この実施の形態9から後述する実施の形態11までの超音波式汚泥濃度測定装置1は、外覆部材25が分割可能とされた実施の形態を示す。実施の形態9の超音波式汚泥濃度測定装置1は、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1における外覆部材25が加圧部66と電極収納部63とで分割して形成され、加圧部66と電極収納部63が、ハウジング継ぎ手60で接続されている点が相違する。
この実施の形態10の超音波式汚泥濃度測定装置1においても、実施の形態9の場合と同様に外覆部材25を分割形成しており、正面図は、図13の正面図と概ね同じ構成であり、A−A線断面図も、図14のA−A線断面図と概ね同じ構成となっている。ただし、図17および図18に示す通り、外覆部材25の構成については、実施の形態9の外覆部材25とは大きく異なっている。図17、図18は実施の形態10の超音波式汚泥濃度測定装置1における外覆部材25のA−A線断面図及びB−B線方向から見た側面図である。この実施の形態10では、外覆部材25を加圧部66と電極収納部63に分割形成している点や加圧部66および電極収納部63の構造に関する点については実施の形態9と同様であるが、その両者をクリップ74で挟み込んで接続している点が実施の形態9と相違する。
(1)実施の形態9の場合と同様に、加圧室側接続口68と収納部側接続口69とを接続する。
(2)このとき、フランジ部68a、シール材73、フランジ部69aによって三層のフランジが形成される。
(3)クリップ74の連結部材74d,74e同士を押し広げてクリップ74のリング内に挿入し、前記の三層のフランジを両側の開口部77に嵌め込む。
(4)連結部材74d,74eを押し広げるのを止めると、クリップ74自体の付勢力によって、連結部材74d,74eが再度接近し、半割リング74b,74cが三層のフランジを挟み込み、電極収納部63と加圧部66が気密状態で接続される。
この実施の形態11の超音波式汚泥濃度測定装置1においても、実施の形態9の場合と同様に外覆部材を分割形成しており、正面図は、図13の正面図と概ね同じ構成であり、A−A線断面図も、図14のA−A線断面図と概ね同じ構成となっている。ただし、図20および図21に示す通り、外覆部材25の構成については、実施の形態9の外覆部材とは大きく異なっている。図20および図21は実施の形態11の超音波式汚泥濃度測定装置1における外覆部材25のA−A線断面図及びB−B線方向から見た側面図である。この実施の形態11では、実施の形態9,10のものと同様に、外覆部材25を加圧部78と電極収納部79によって分割形成した構成とされているが、その両者をコネクタ80で固定している点において、実施の形態9,10のものと相違する。
図22は実施の形態12の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、エアドライヤ138を備えている点以外は実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図2と概ね同一であるのでこれを援用する。この実施の形態12の超音波式汚泥濃度測定装置1は、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1と比較して、空気圧縮機38とエアタンク39との間にエアドライヤ138が配設されているところに特徴がある。その他の構成は実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置と同様であるので、エアドライヤ138が設けられている点について説明し、その他の構成の説明は実施の形態8のものを援用する。
図23は実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図2と概ね同一であるのでこれを援用する。この実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1は、測定室4に給水管93を接続し、その給水管93に給水制御弁94を、ドレン管43にドレン制御弁95をそれぞれ配設し、給水制御弁94およびドレン制御弁95を制御器8で開閉制御することにより、測定室4の内壁や超音波送受信子5aの送受信面の洗浄を定期的に自動で行えるようにした点が、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1と相違する。
(1)制御弁3を開いて本管部2から汚泥を測定室4に導入する。
(2)制御弁3を閉じて測定室4を本管部2から遮断し、測定室4内で汚泥を密閉状態にする。
(3)流路切換弁40をエアタンク39と加圧室6とを結ぶ流路に切り換える。このとき、圧縮空気が加圧室6内に流入して弾性部材24を測定室4の内部側に押し、測定室4内の汚泥を加圧する。
(4)測定室4内の汚泥中の気泡が消滅するだけの時間経過後、超音波送受信器5で汚泥濃度を測定する。
(5)流路切換弁40を加圧室6が大気開放となる流路に切り換え、加圧室6内の圧縮空気を系外に排出する。
(6)ドレン制御弁95を開弁して測定室4内の汚泥を自然流下で系外に排出する。
(7)給水制御弁94を開弁して、洗浄水を測定室4内に供給して測定室4内を水洗浄する(このときもドレン制御弁95は開弁したままとし、洗浄水を系外に排水する。)。
(8)ドレン制御弁95を閉弁し、測定室4内を洗浄水で満水にする。
(9)測定室4内が洗浄水で満水になった後、給水制御弁94を閉弁。次回の汚泥濃度測定行程を開始するまで、測定室4内を洗浄水で満水にしておく。
図24は実施の形態14の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。この実施の形態14の超音波式汚泥濃度測定装置1は、ドレン管43に圧力測定器96を配設し、ドレン管43が接続される測定室4内の圧力を測定するように構成した点が、実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1と相違する。
図25は実施の形態15の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である。正面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である図1と概ね同一である。この実施の形態15の超音波式汚泥濃度測定装置1は、測定室4の内壁や超音波送受信子5aの送受信面を超音波によって洗浄する超音波発振器97を測定室4に設けている点が、実施の形態4の超音波式汚泥濃度測定装置1と相違する。一般に、超音波洗浄に使用される超音波の周波数は低周波である。一方、本願発明もそうであるが、一般に超音波による汚泥濃度測定に使用する超音波の周波数は前記の超音波洗浄の超音波よりも高い。よって、超音波送受信子5aから発信される超音波では、測定室4内に付着する汚泥を除去することはできない。そこで、この実施の形態15の超音波式汚泥濃度測定装置1では、超音波送受信子5aから送信される超音波の周波数よりも低く、超音波洗浄に適した周波数の超音波を照射可能な超音波発振器97が周壁部材13を貫通して設置されている。超音波発振器97は制御器8の制御によって洗浄用の低周波の超音波を発振可能とされている。その他の構成は実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1の構成と同様であるのでその説明を用い詳細な説明を省略する。
図26は実施の形態16の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図2と概ね同一であるのでこれを援用する。この実施の形態16の超音波式汚泥濃度測定装置1は、実施の形態13のそれとは、ドレン管43の測定室4に接続している端部とは反対側の端部を超音波式汚泥濃度測定装置1の設置箇所よりも下流側の汚泥配管98に接続し、移送手段99でドレン管43に流入する汚泥や洗浄水を強制的に下流の汚泥配管98に圧送するようにした点が、実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1とは相違する。その他の構成は実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1の構成と同様であるのでその説明を用い詳細な説明を省略する。
図27は実施の形態17の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図2と概ね同一であるのでこれを援用する。この実施の形態17の超音波式汚泥濃度測定装置1は、測定室4から汚泥を排出するドレン排水口41を測定室4の上方、すなわち周壁部材31の上部に設け、ドレン管43を接続し、汚泥を測定室4の上部から取り出して下流側の汚泥配管98に強制的に圧送させる構成とした点が実施の形態16とは相違する。ドレン管43には実施の形態16のドレン管43の場合と同様に移送手段99としてのチューブポンプ100、ドレン弁42、ドレン制御弁95及び開閉弁105が配備されている。チューブポンプ100、ドレン弁42、ドレン制御弁95及び開閉弁105の構成は実施の形態16のものと同一であるので、その説明を用いる。また、その他の構成は実施の形態13と同様であるのでその説明を用いて詳細な省略する。実施の形態17の超音波式汚泥濃度測定装置1の構成は、他の実施の形態1乃至実施の形態15にも適用可能である。また、移送されている汚泥が大きな正圧状態にならないような汚泥配管に超音波式汚泥濃度測定装置1を配設する場合においては、図7のA−A線断面図に示したように、弾性部材24を保護する保護カバー7を不要としてもよい。
図28は実施の形態18の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図2と概ね同一であるのでこれを援用する。この実施の形態18の超音波式汚泥濃度測定装置1は、移送手段99を空気圧で作動するピストンポンプ106とした点が、実施の形態16の超音波式汚泥濃度測定装置1と異なっている。すなわち、測定室4の下部に接続されたドレン制御弁95の下流側にピストンポンプ106が配備されている。ピストンポンプ106はドレン室107と、ドレンピストン108と、空気室109と、空気ピストン110と、連結シャフト111と、空気管112,113と、流路切換弁114,115を備えている。空気管112,113はエアタンク39に接続されており、圧縮空気を空気室109の空気ピストン110の前後の室内に供給可能とされている。空気室109の内部に配設された空気ピストン110は流路切換弁114,115の開閉制御により空気室109内部を長手方向に往復運動可能とされている。空気ピストン110は、連結シャフト111を介してドレンピストン108に接続されており、空気ピストン110の往復動作がドレンピストン108に伝達されてドレン室107内への汚泥の搬入搬出が行われるという構成とされている。
図29は実施の形態19の超音波式汚泥濃度測定装置1の正面図である。A−A線断面図に関しては、実施の形態1の超音波式汚泥濃度測定装置1のA−A線断面図である図2と概ね同一であるのでこれを援用する。この実施の形態19の超音波式汚泥濃度測定装置1は、測定室4内の汚泥を移送するための移送手段99をエアリフト117によって構成したものであり、超音波式汚泥濃度測定装置1の最寄りに汚泥貯留槽等の汚泥や洗浄水を貯留可能な水槽(図示せず)がある場合に、ドレン管43に流入する測定室4の汚泥や洗浄水を、エアリフト117を使用して、当該水槽に移送可能とした点が、実施の形態16と大きく異なる。その他の構成は実施の形態16と同様であるのでその説明を用いて詳細な説明を省略する。
図30は上述の実施の形態1から実施の形態19までのいずれかの超音波式汚泥濃度測定装置1を用いた汚泥移送システムを示す。また、図31は、この図30の汚泥移送システムをC−C線方向から見た断面図である。図30の汚泥システムは、汚泥貯留槽124に貯留されている汚泥を移送ポンプ125で他の水槽等へ移送する場合の汚泥移送システムの一例を示している。図30に示すように、この汚泥移送システムでは、複数の移送ポンプ125で汚泥を移送するためにヘッダー管126が組まれており、ヘッダー管126にフランジ126aを配設して複数の分岐部が設けられ、各分岐部には汚泥吸引管127がフランジ126aとフランジ127aによって接続され、その他端にはそれぞれ移送ポンプ125が接続している。そして、超音波式汚泥濃度測定装置1は、このヘッダー管126の汚泥吸引管127が接続する分岐部よりも汚泥貯留槽124側に配設されている。ヘッダー管126の上流側の端部は水槽124の側壁下部の汚泥流出管130に接続されている。汚泥貯留槽124の天井部には貯留槽124内を大気と通じさせる通気口124aが設けられている。
この状態においては、このヘッダー管126と同径の本管部2を有する超音波式汚泥濃度測定装置1にも、ガス溜まり141が滞留していることになり、ガス溜まり141が測定室4に流入してしまうと、超音波式汚泥濃度測定装置1の汚泥加圧行程に不具合が発生してしまう。
図32は実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1の応用例の正面図であり、図33は図32のA−A方向断面図である。図32,33に示す超音波式汚泥濃度測定装置1は、実施の形態13で示された超音波式汚泥濃度測定装置1から、弾性部材24および外覆部材25を取り外し、外覆部材25の代わりにフランジ蓋133(図33参照)をシール材135を介して測定室4の開口23にボルト131で取付け、制御弁3に代えて、手動の測定室開閉弁132を設置したものである。また、給水管93から給水制御弁94を取り除き、手動の開閉弁92のみとし、ドレン管43からドレン制御弁95を取り外している。さらに空気供給管37や、エアタンク39、空気圧縮機38等の圧縮空気供給関連の機器を取り外した構成が、実施の形態13の超音波式汚泥濃度測定装置1と大きく異なる。
2 本管部
3 制御弁
4 測定室
5 超音波送受信器
5a 超音波送受信子
6 加圧室
7 保護カバー
8 制御器
10 連通口
13 周壁部材
11 リペアゲート
16a,16b 汚泥流入口
17 突出部
23 開口
24 弾性部材
25 外覆部材
27 固定ボルト
29 連通口
30 変換器
31 加圧部
32 電極収納部
32a 空気流入口
33 空気流通孔
34 漏洩検知器
35 端子収納箱
37 空気供給管
38 空気圧縮機
39 エアタンク
40 流路切換弁
41 ドレン排水口
42 ドレン弁
43 ドレン管
44 閉塞蓋
45 気体排出口
48 流路制御弁
49 流路制御弁
50 切欠部
51,54 気体排出管
52,55 気体排出口
53,56 排出制御弁
57,58 圧力測定器
59 空気制御弁
60 ハウジング継ぎ手
63 電極収納部
63a,79a 空気流入口
630,790 開口
631,791 筒部
63b,79b シール材
63c,79c 蓋
630c,790c 開口
631c,791c 凸部
66 加圧部
74 クリップ
93 給水管
94 給水制御弁
95 ドレン制御弁
96 圧力測定器
97 超音波発振器
99 移送手段
100 チューブポンプ
106 ピストンポンプ
116 排出制御弁
117 エアリフト
Claims (4)
- 汚泥が流通する本管部に連通口を設け、
該連通口に制御弁を介して測定室を配設し、
前記制御弁を閉弁して前記測定室内の汚泥を加圧手段で加圧し、
前記測定室に設けられた超音波送受信器によって汚泥に対して超音波を送受信して減衰量を測定し、該減衰量から汚泥濃度を算出する超音波式汚泥濃度測定装置において、
前記測定室に設けられた開口を覆う弾性部材と、
該弾性部材の外側を覆い、加圧室を形成する外覆部材と、
前記加圧室側の弾性部材を覆う保護カバーと
を備えることを特徴とする超音波式汚泥濃度測定装置。 - 保護カバーは、空気流通孔を有する
ことを特徴とする請求項1記載の超音波式汚泥濃度測定装置。 - 加圧手段は、
空気供給源からの圧縮空気を加圧室へ供給する
空気制御弁が設けられた空気供給管である
ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載の超音波式汚泥濃度測定装置。 - 外覆部材は、分割可能である
ことを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の超音波式汚泥濃度測定装置。
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