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JP4405466B2 - 表示装置 - Google Patents
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Description

本発明は、表示装置に関し、特に、ウインドウを表示するための表示エリアを有する表示手段と、前記表示エリアにウインドウを表示する表示制御手段とを備える表示装置に関する。
パーソナルコンピュータで複数のアプリケーションプログラムを起動することにより、パーソナルコンピュータの表示画面に複数のウインドウが表示される。各ウインドウには、アプリケーションプログラムに応じた様々なデータが表示される。ウインドウのサイズは、マウス等の入力手段の操作に応じて、拡大あるいは縮小される。
一定の条件が成立したときに、ウインドウのサイズを自動的に変更する手法が提案されている。
特許文献1には、画面上に表示されている2つのウインドウのうちの一方を拡大することによって、他方のウインドウに拡大領域がかかる場合には、その他方のウインドウを縮小することが記載されている。
特許文献2には、画面上に複数のウインドウが開かれている状態において、あるウインドウ上でクリック動作が行なわれたときに、クリック動作対象のウインドウを最上層に配置させるとともに、その他のウインドウが新たに最上層に配置されたウインドウによって隠れてしまうことのないように、その他のウインドウのサイズを自動的に調整することが記載されている。
特開平9−106334号公報 特開平10−11259号公報
複数のウインドウが表示された表示エリアにおいて、一つのウインドウをクローズすると、そのウインドウで占められていた表示エリア部分は、他のウインドウの表示に利用可能になる。ところが、従来の表示装置は、1つのウインドウをクローズしたときに、他のウインドウのサイズを自動調整することがなかった。このため、クローズしたウインドウに対応する表示エリア部分をウインドウの表示に有効に利用できていなかった。特に、表示エリアサイズの制限が厳しい携帯端末において、表示エリアを有効的に使えないことは、大きな問題となる。
本発明は、係る実情に鑑み考え出されたものであり、その目的は、表示エリアをウインドウの表示に有効に利用可能な表示装置を提供することである。
上記目的を達成するために、本発明のある局面に従うと、表示装置は、ウインドウを表示するための表示エリアを有する表示手段と、前記表示エリアにウインドウを表示する表示制御手段とを備え、該表示制御手段は、前記表示エリアに表示している複数のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示する残りのウインドウのサイズを変更して、当該残りのウインドウによって前記表示エリアの全てが占められた状態にする。
好ましくは、前記表示装置は、ウインドウを表示するための表示エリアを有する表示手段と、前記表示エリアにウインドウを表示する表示制御手段とを備え、該表示制御手段は、前記表示エリアに表示している複数のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示する残りのウインドウのサイズを変更して、当該残りのウインドウによって前記表示エリアの全てが占められた状態にする。
好ましくは、前記表示制御手段は、ウインドウによって前記表示エリアの全てが占められた状態で、前記表示エリアに新たなウインドウを開くときに、既に開いているウインドウのサイズを変更して、当該既に開いているウインドウと、新たなウインドウとによって前記表示エリアの全てが占められた状態にする。
好ましくは、前記表示制御手段は、新たに開くウインドウのサイズを、既に開いているウインドウのサイズよりも大きいサイズとする。
好ましくは、前記表示装置は、ウインドウのサイズ別にフォントサイズを記憶するフォントサイズ記憶手段をさらに備え、前記表示制御手段は、ウインドウのサイズを変更したときに、当該ウインドウ内に表示するデータのフォントサイズを変更する。
好ましくは、前記表示装置は、前記表示エリアを複数のウインドウで分割するときの各ウインドウの配置パターンを分割数別に記憶するウインドウパターン記憶手段をさらに備え、前記表示制御手段は、前記表示エリアに表示している3以上のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示する残りのウインドウの数に応じた各ウインドウの配置パターンを前記ウインドウパターン記憶手段から読出す配置パターン読出手段と、該配置パターン読出手段が読出した各ウインドウの配置パターンに基づいて、前記表示エリアを各ウインドウで分割する分割手段とを含む。
好ましくは、前記表示制御手段は、ウインドウによって前記表示エリアの全てが占められた状態で、前記表示エリアに新たなウインドウを開くときに、当該新たなウインドウを含めて前記表示エリアに表示するウインドウの数に応じた各ウインドウの配置パターンを前記ウインドウパターン記憶手段から読出す配置パターン読出手段と、該配置パターン読出手段が読出した各ウインドウの配置パターンに基づいて、前記表示エリアを各ウインドウで分割する分割手段とを含む。
好ましくは、前記表示装置は、複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と、前記複数のアプリケーションプログラム別に、アプリケーションプログラムに使用するウインドウのサイズを他のアプリケーションプログラムに使用するウインドウのサイズよりも大きくするか否かを示す優先順位データを記憶する優先順位データ記憶手段とをさらに備え、前記分割手段は、前記表示エリアに表示している3以上のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示している残りのウインドウの各々に対応するアプリケーションプログラムの優先順位データと、前記配置パターン読出手段が読出した各ウインドウの配置パターンとに基づいて、前記表示エリアを各ウインドウで分割する。
本発明によれば、表示エリアに表示している複数のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示する残りのウインドウのサイズが変更されて、当該残りのウインドウによって前記表示エリアの全体が占められた状態になる。その結果、表示エリアをウインドウの表示に有効に利用可能となる。
以下、図面を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明する。なお、以下の説明においては、“通信”は、通話を含む各種データの送信または受信、あるいは送受信を意味する。
図1は、携帯電話機1の斜視図である。携帯電話機1は、主に、第1の筐体2と第2の筐体4とから構成される。
第1の筐体2には、ヒンジ部3が軸A1を回転軸として回動可能に取付けられている。ヒンジ部3には、第2の筐体4が、当該ヒンジ部3に対して軸A2を回転軸として回動可能に取付けられている。
第1の筐体2には、その主面に、ユーザが電話番号等の情報を入力するための機能ボタン群6および入力ボタン群9が設けられ、さらに、マイク11(図4参照)に音声を入力するためのマイク孔11Aが設けられている。
第2の筐体4には、その主面に、ほぼ長方形状の第1表示部14およびレシーバ孔15が備えられている。
図2は、携帯電話機1が折り畳まれた状態を示す図である。携帯電話機1は、図1の状態に比較して、ヒンジ部3が軸A1に沿って回動されることにより、第2の筐体4と第1の筐体2とが対向する状態となっている。
また、図3は、携帯電話機1の、図2に示された状態の裏面を示す図である。第1の筐体2の側面には、カメラ18(図4参照)のシャッタボタン12と、外部メモリ39(図4参照)を挿入するためのスロット部38とが設けられている。なお、図2および図3に示された状態に対して、図1に示された携帯電話機1の状態を、「開かれた状態」と呼ぶ。
図2および図3に示されるように、携帯電話機1が折り畳まれた状態では、第1の筐体2と第2の筐体4とは、その主面同士が当接している。
そして、特に図3に示されるように、第1の筐体2の主面の裏面には、第2表示部20、カメラ18(図4参照)の撮影レンズ18A、当該カメラの撮影に利用されるフラッシュ19、および、スピーカ孔21が設けられている。
図4は、携帯電話機1の構成を示すブロック図である。図4を参照して、携帯電話機1は、当該携帯電話機1の動作を全体的に制御する制御部10を備える。制御部10は、制御用プログラムに基づいて携帯電話機1を制御するCPU101(Central Processing Unit)、制御用プログラムを予め記憶するROM(Read only memory)102、CPU101による演算結果を一時記憶するRAM(Random Access Memory)103を備える。
さらに、携帯電話機1は、アンテナ30と、アンテナ30を介して携帯電話用の基地局との無線通信を行なう無線通信部31と、アンテナ40と、アンテナ40を介して受信したTV中継局(図示せず)からのTV信号を復調し、TVベースバンド信号にするチューナ部41と、スピーカ22と、マイク11と、写真あるいは動画撮影のためのカメラ18と、第1表示部14と、第2表示部20と、傾き検出部5と、方位検出部37と、機能ボタン群6と、入力ボタン群9と、第1の筐体2内に内蔵され着信時に第1の筐体2を振動させるためのバイブレータ35と、地図情報その他のデータを格納する内部メモリ107と、外部メモリ39を収容するスロット部38とを備える。
傾き検出部5は、携帯電話機1の傾き度合い(重力ベクトル)を検出する。具体的には、傾き検出部5は、3次元空間上の基準姿勢に対して携帯電話機1がどの程度傾いているかを検出する。傾き検出部5は、たとえば、3軸加速度センサである。
方位検出部37は、方位(地磁気ベクトル)を検出する。具体的には、方位検出部37は、携帯電話機1が予め定めた方向に対してどの程度ずれているかを検出する。方位検出部37は、たとえば、3軸磁気センサである。
傾き検出部5および方位検出部37の検出信号によって、絶対方位を含めた携帯電話機1のすべての姿勢状態を検出できる。
スピーカ22は、アンテナ30を介して受信した音声(電話における通話相手から送られる音声等)、および、ROM102に記憶された音声データに基づいた音声(着信音等)を出力する。前者の音声は、主に、レシーバ孔15を介して出力され、後者の音声は、主に、スピーカ孔21を介して出力される。
図5は、制御部10の表示制御機能を説明するための機能ブロック図である。制御部10は、システム制御部111と、描画部112と、アプリケーション記憶部113と、優先順位記憶部114と、ウインドウデータ記憶部115とを含む。
描画部112は、第1表示部14の表示エリアに、アプリケーションプログラムに応じたウインドウを表示する。描画部112は、表示エリアに表示している複数のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、表示エリアに表示する残りのウインドウのサイズを変更して、その残りのウインドウによって表示エリアの全てが占められた状態にする機能を備える。さらに、描画部112は、ウインドウによって表示エリアの全てが占められた状態で、表示エリアに新たなウインドウを開くときに、既に開いているウインドウのサイズを変更して、その既に開いているウインドウと、新たなウインドウとによって表示エリアの全てが占められた状態にする機能を備える。
本実施の形態では、説明を容易にするために、最大、3つのアプリケーションプログラムを同時に起動し、これによってウインドウが最大3つ表示されるものとする。なお、アプリケーションプログラムを同時に起動できる数およびウインドウを同時に表示できる数は、これに限定されるものではない。すなわち、アプリケーションプログラムを同時に起動できる数およびウインドウを同時に表示できる数は、2であっても、3以上であってもよい。
図5には、1つのウインドウW1によって表示エリアが占められるウインドウパターンと、2つのウインドウW2,W3によって表示エリアが占められるウインドウパターと、3つのウインドウW4,W5,W6によって表示エリアが占められるウインドウパターンとが示されている。各々のウインドウパターンデータ115Aが、ウインドウデータ記憶部115に記憶されている。
W1は、全画面表示用のウインドウパターンである。これは、1種類である。W1のウインドウ高さは、ウインドウを表示するための表示エリアの全長に対応するHである。
W2,W3は、2分割用のウインドウパターンである。W2が表示エリアの上段に表示するウインドウのサイズを、W3が表示エリアの下段に表示するウインドウのサイズを、各々、規定する。W2のウインドウ高さh2=aH/(a+b)とW3のウインドウ高さh3=bH/(a+b)との和がHとなる。W2,W3から成る2分割用の表示パターンとして、a,bが異なる複数種類のパターンが記憶されている。たとえば、W2とW3との組合せデータとして、(W21,W31),(W22,W33)など、その他の図示しない組み合わせデータがウインドウデータ記憶部115に記憶されている。
W4,W5,W6は、3分割用の表示パターンである。W4が表示エリアの上段に表示するウインドウのサイズを、W5が表示エリアの中段に表示するウインドウのサイズを、W6が表示エリアの下段に表示するウインドウのサイズを、各々、規定する。W4のウインドウ高さh4=xH/(x+y+z)とW5のウインドウ高さh5=yH/(x+y+z)とW6のウインドウ高さh6=zH/(x+y+z)との和がHとなる。W4〜W6から成る3分割用の表示パターンとして、x,y,zが異なる複数種類のパターンが記憶されている。たとえば、W4とW5とW6との組合せデータとして、(W41,W51,W61),(W42,W52,W62),(W43,W53,W63)など、その他の組み合わせデータがウインドウデータ記憶部115に記憶されている。
なお、第1表示部14の画面のうち、四方のいずれかに電波の受信状況や充電量、あるいは操作手順を表示するための情報表示エリアを設け、それ以外の画面部分をウインドウを表示するための表示エリアとして確保してもよい。あるいは、全画面について、ウインドウを表示するための表示エリアとして確保してもよい。
ウインドウデータ記憶部115には、さらに、各ウインドウデータとフォントサイズとの関係を示すテーブル115Bが記憶されている。この実施の形態では、表示されるウインドウサイズが小さくなるほど、そのウインドウ内に表示される文字などのフォントサイズが小さくなる。図5に示されるように、W1に対応してフォントサイズデータF1が記憶されている。W21に対応してフォントサイズデータF21が記憶されている。W22に対応してフォントサイズデータF22が記憶されている。W31に対応してフォントサイズデータF31が記憶されている。W32に対応してフォントサイズデータF32が記憶されている。W41に対応してフォントサイズデータF41が記憶されている。W42に対応してフォントサイズデータF42が記憶されている。W43に対応してフォントサイズデータF43が記憶されている。W51〜W53、およびW61〜W63とフォントサイズデータとの関係も、図5に示されるとおりである。
システム制御部111は、アプリケーションプログラムの起動要求および終了要求を受ける。アプリケーション記憶部113には、メーラーやブラウザソフト、動画像再生用ソフト等の複数種類のアプリケーションプログラムが記憶されている。
優先順位記憶部114には、アプリケーションの種類とウインドウのサイズに関する優先順位データとの関係を示すテーブル114Aが記憶されている。この優先順位データが示す優先順位が高いアプリケーションほど、並行して起動している他のアプリケーションプログラムに対応するウインドウよりも、大きなウインドウサイズが確保される。
たとえば、3つのウインドウが開いている状態で、1つのウインドウを閉じたときには、残る2つのウインドウのうち、ウインドウを閉じたことによって空いたスペース部分に対して拡張される範囲が、優先順位が高い方のウインドウの方が、優先順位の低いウインドウよりも広い。あるいは、優先順位が高い方のウインドウのみが、ウインドウを閉じたことによって空いたスペース部分に対して拡張される。その結果、たとえば、3つのウインドウのうちの1つを閉じたときに残る2つのウインドウが、動画表示用のアプリケーションプログラムに対応するウインドウと、メモ表示用のアプリケーションプログラムに対応するウインドウとであって、前者の方が後者よりも優先順位が高い場合には、前者のほうが、後者よりも広いウインドウサイズが確保される。
ただし、新たに起動したアプリケーションプログラムについては、その優先順位データの如何にかかわらず、既に起動しているアプリケーションプログラムのウインドウのいずれよりも大きなサイズのウインドウで起動される。このため、起動している複数のアプリケーションプログラムのうち、その時点で必要性が最も高いアプリケーションプログラムについて、広いウインドウ領域が確保される。
システム制御部111は、アプリケーションプログラムの起動要求を受けたときに、要求に対応するアプリケーションプログラムをアプリケーション記憶部113から読出して起動する制御を行なう。また、システム制御部111は、アプリケーションプログラムの終了要求を受けたときに、対応するアプリケーションプログラムを終了する制御を行なう。さらに、システム制御部111は、アプリケーションプログラムの起動要求または終了要求を受けたときに、優先順位記憶部114からそのアプリケーションプログラムに対応する優先順位データを読み出し、起動または終了させるアプリケーションプログラムを示すアプリケーション番号と優先順位データとを描画部112に通知する。
描画部112は、第1表示部14の表示エリアに表示するウインドウを管理する。描画部112は、使用するウインドウパターン、ウインドウサイズ、ウインドウに対するフォントサイズ、ウインドウに割り当てるアプリケーション番号、およびウインドウの優先順位データを管理する管理用テーブル112Aを記憶している。管理用テーブル112Aのデータは、システム制御部111からアプリケーションプログラムの起動および終了の際に通知されるアプリケーション番号および優先順位データに基づいて更新される。
図5には、第1表示部14の表示エリアを2つのウインドウW2,W3によって2分割するときの管理用テーブル112Aが示されている。より詳しくは、W2はウインドウサイズがW21でフォントサイズがF21、W3はウインドウサイズがW31でフォントサイズがF31である。また、W2にはアプリケーション番号1のアプリケーションプログラム1が対応し、W3にはアプリケーション番号2のアプリケーションプログラム2が対応している。さらに、アプリケーション番号1に対応する優先順位データはAであり、アプリケーション番号2に対応する優先順位データはBである。
たとえば、このような状態で、システム制御部111から、アプリケーション番号1に対応するアプリケーションプログラムを終了させる通知があったとき、描画部112は、アプリケーション番号1に対応するW2の全データを管理用テーブル112Aから削除する。さらに、描画部112は、アプリケーション番号2に対応するW3のデータのうち、アプリケーション番号および優先順位データをW1へシフトさせる。そして、W1のフォントサイズF1をウインドウデータ記憶部115から読出して管理用テーブル112AのW1のフォントサイズデータとして記憶する。描画部112は、このように更新した管理用テーブル112Aに基づいて、表示エリアを更新する。その結果、表示エリアの全範囲にアプリケーション番号1に対応するアプリケーションプログラム1のウインドウが広がった状態となる。
あるいは、図5に示す管理用テーブル112Aの状態で、システム制御部111からアプリケーション番号3に対応するアプリケーションプログラム3を起動させる通知があったとき、描画部112は、管理用テーブル112Aを以下のように更新する。
W4の対応する領域にアプリケーション番号3とアプリケーション番号3に対応する優先順位データとを記憶する。W5の対応する領域にアプリケーション番号1とアプリケーション番号1に対応する優先順位データとを記憶する。W6の対応する領域にアプリケーション番号2とアプリケーション番号2に対応する優先順位データとを記憶する。W2およびW3のデータを削除する。
これにより、W4に、新たに起動するアプリケーションプログラム3が対応付けられる。また、W5およびW6に、すでに起動しているアプリケーションプログラム1および2が対応付けられる。
さらに、W4、W5、W6のウインドウサイズが規定される。このとき、新たに起動するアプリケーションプログラム3に対応するW4のウインドウサイズが、その優先順位データにかかわらず最も大きいサイズに設定される。すでに起動している2つのアプリケーションプログラムに対応するW5,W6については、優先順位データによっていずれを大きなウインドウサイズとするかが決定される。たとえば、アプリケーションプログラム2よりもアプリケーションプログラム1のほうが優先順位が高い場合には、ウインドウサイズの大きさは、W4>W5>W6となる。
そして、このような関係に対応するウインドウデータがテーブル115Bから選択されて管理用テーブル112Aのウインドウサイズ部分に設定される。また、設定されたウインドウデータに対応するフォントサイズのデータがテーブル115Bから選択されて管理用テーブル112Aのフォントサイズ部分に設定される。描画部112は、このように更新した管理用テーブル112Aに基づいて、表示エリアを更新する。その結果、表示エリアの上段にアプリケーションプログラム3のウインドウW4が位置し、中段にアプリケーションプログラム1のウインドウW5が位置し、下段にアプリケーションプログラム2のウインドウW6が位置し、W4〜W6で表示エリアの全体が占められた状態となる。
もし、このようにアプリケーションプログラム1〜3が起動した状態で、アプリケーションプログラム1を終了させたときには、管理用テーブル112Aのアプリケーション番号3に対応するW4のデータのうち、アプリケーション番号および優先順位データがW2にシフトされ、アプリケーション番号2に対応するW6のデータのうち、アプリケーション番号および優先順位データがW3にシフトされる。その上で、W4〜W6のすべてのデータが削除される。W2,W3のいずれのウインドウサイズを大きくするかは、W2の優先順位データ(この場合はアプリケーションプログラム3の優先順位データ)とW3の優先順位データ(この場合はアプリケーションプログラム2の優先順位データ)とによって決定される。さらに、決定されたウインドウサイズに対応するウインドウデータが設定されるとともに、そのウインドウデータに対応するフォントサイズデータが設定される。その結果、表示エリアの上段にアプリケーションプログラム3のウインドウW2が位置し、下段にアプリケーションプログラム2のウインドウW3が位置し、W2とW3とで表示エリアの全体が占められた状態となる。
システム制御部111と描画部112とは、図4に示したCPU101とRAM103とによって実現される機能である。アプリケーション記憶部113と優先順位記憶部114とウインドウデータ記憶部115とは、図4に示したROM102によって実現される機能である。
図6は、第1表示部14の表示エリアに表示されるウインドウの具体例を示す図である。図6(A)には、テレビ放送を表示するウインドウ501が表示エリア全体に表示されれた状態が示されている。ウインドウ501は、テレビ画面用のエリア501Aと操作案内用のエリア501Bとに区画されている。操作案内用のエリア501Bには、たとえば、チャンネル切替操作、音量操作などを携帯電話機1の機能ボタン群6などを用いてどのように行なうかを示す操作案内が表示される。
図6(A)の表示状態で、さらにメールその他のアプリケーションプログラムを起動したときに新たに表示されるウインドウ502と、ウインドウ501との関係が図6(B)に示されている。新たに表示されたウインドウ502は、ウインドウ501よりも大きなサイズで表示される。一方、ウインドウ501は、そのサイズが縮小される。また、テレビ画面表示用のエリア501A内の表示対象物自体も縮小表示される。また、操作案内用のエリア501Bは、第1表示部14の画面には見えなくなる。ただし、操作案内用のエリア501Bは、スクロールバー501Cを上方に繰り上げる操作をすることによって、画面に表示させることが可能となる。
図6(B)の表示状態で、さらにその他のアプリケーションプログラムを起動したときに新たに表示されるウインドウ503と、ウインドウ502、503との関係が図6(C)に示されている。新たに表示されたウインドウ503は、ウインドウ501、502よりも大きなサイズで表示される。一方、ウインドウ501,502は、そのサイズが縮小される。さらに、ウインドウ501,502内の表示対象物自体も縮小表示される。また、操作案内用のエリア501Bは、第1表示部14の画面には見えなくなる。
図6(B)と図6(C)とを比較すると、図6(C)のウインドウ502内の文字の方が、図6(B)のウインドウ502内の文字よりも小さいサイズに変更されていることがわかる。
図6(C)に示される表示状態で、ウインドウ503を閉じたときには、たとえば、図6(B)の状態に戻る。ただし、ウインドウ501に対応するアプリケーションプログラムの優先順位データがウインドウ502に対応するアプリケーションプログラムの優先順位データよりも、高い優先順位を示すときには、ウインドウ502よりもウインドウ501のサイズの方が大きくなる。
図6(B)に示される表示状態で、ウインドウ502を閉じたときには、図6(A)の状態に戻る。このように、第1表示部14の表示エリアは、ウインドウが開いているときには、そのウインドウによって全体が占められる。また、複数のウインドウのうちの1つを閉じると、その閉じたウインドウ部分に残りのウインドウが自動的に拡張される。
図7は、本実施の形態として適用可能なウインドウパターンのさまざまな具体例を示す図である。(A−1)は、アプリケーションプログラム1のウインドウ14Aが開いている状態である。(A−2)は、その状態で、アプリケーションプログラム2を起動したときの状態である。上段にアプリケーションプログラム1のウインドウ14Bが、下段にアプリケーションプログラム2のウインドウ14Cが、各々位置している。(A−3)は、その状態で、アプリケーションプログラム2を終了したときの状態である。アプリケーションプログラム2を終了した結果、(A−1)と同じ状態に戻っている。
(B−1)は、アプリケーションプログラム1のウインドウ14Bと、アプリケーションプログラム2のウインドウ14Cとが開いている状態である。(B−2)は、その状態で、アプリケーションプログラム3を起動したときの状態である。上段にアプリケーションプログラム1のウインドウ14Dが、中段にアプリケーションプログラム2のウインドウ14Eが、下段にアプリケーションプログラム3のウインドウ14Fが、各々位置している。(B−3)は、その状態で、アプリケーションプログラム2を終了したときの状態である。アプリケーションプログラム2を終了した結果、(B−1)と同じ状態に戻っている。
(C−1)は、アプリケーションプログラム1〜Nの各ウインドウが開いている状態である。(C−2)は、その状態で、アプリケーションプログラムN+1を起動したときの状態である。(C−3)は、その状態で、アプリケーションプログラムN+1を終了したときの状態である。アプリケーションプログラムN+1を終了した結果、(C−1)と同じ状態に戻っている。
(D−1)は、アプリケーションプログラム1のウインドウ14Xと、アプリケーションプログラム2のウインドウ14Yとが開いている状態である。この例では、2つのウインドウが第1表示部14の表示エリアを分割する方向が他の例と異なっている。(D−2)は、その状態で、アプリケーションプログラム3を起動したときの状態である。上段にアプリケーションプログラム1のウインドウ14Zが、下段の左側にアプリケーションプログラム2のウインドウ14Xが、下段の右側にアプリケーションプログラム3のウインドウ14Yが、各々位置している。(D−3)は、その状態で、アプリケーションプログラム3を終了したときの状態である。アプリケーションプログラム3を終了した結果、(D−1)と同じ状態に戻っている。
図8は、描画部112およびシステム制御部111を含む制御部10のウインドウ処理手順を説明するためのフローチャートである。図5を用いて説明した制御は、以下に説明するフローチャートに基づいて実行される。
最初に、アプリケーションプログラムの起動要求があったか否かが判断される(S1)。起動要求があれば、起動するアプリケーションプログラムが特定される(S2)。次に、特定したアプリケーションプログラムに対応する優先順位データが優先順位記憶部114(図5参照)から読出される(S3)。次に、新たに起動するアプリケーションプログラムと、その優先順位データとに基づいて、管理用テーブル112A(図5参照)が更新される(S4)。具体的には、ウインドウ数、ウインドウサイズ、文字サイズなどのデータが更新される。続いて、更新された管理用テーブル112Aに基づいて、第1表示部14の表示画面が更新される(S5)。次に、新たに開かれるウインドウに新たなアプリケーションプログラムが起動表示される(S6)。これにより、処理が終了する。
S1において、起動要求がないと判断されたときには、アプリケーションプログラムの終了要求があるか否かが判断される(S7)。終了要求がないと判断されたときには、処理が終了する。終了要求があると判断されたときには、終了するアプリケーションプログラムが特定される(S8)。次に、特定されたアプリケーションプログラムに基づいて、管理用テーブル112A(図5参照)が更新される(S9)。具体的には、ウインドウ数、ウインドウサイズ、文字サイズなどのデータが更新される。次に、終了対象のアプリケーションプログラムのウインドウにおいて、アプリケーションプログラムが終了表示される(S10)。続いて、更新された管理用テーブル112Aに基づいて、第1表示部14の表示画面が更新される(S11)。これにより、処理が終了する。
以上、説明したように、本実施の形態では、ウインドウを閉じたときに、残りのウインドウが表示エリアにフル表示される。そのため、ウインドウを極力、大きな画面で見ることができる。その結果、一覧性も向上する。さらに、ウインドウを閉じたことで空いたスペースに残りのウインドウを拡張する操作の手間が省ける。
なお、図8に示すアルゴリズムをコーディングして、生成されたプログラムを提供することも可能である。このようなプログラムは、コンピュータ読取り可能な記録媒体に記録して、プログラム製品として提供することも可能である。なお、この種の記録媒体としては、CD−ROMに限られるものではなく、コンピュータに付属するフレキシブルディスク、CD−ROM、あるいはメモリカードなどであってもよい。また、ネットワークを介したダウンロードによって、このようなプログラムを提供することもできる。
上記実施の形態では、1つの制御部10がシステム制御部111および描画部112として機能する。しかしながら、システム制御部111と描画部112とを各々別個独立したマイクロコンピュータで構成してもよい。
また、本実施の形態では、表示装置の一例として、携帯電話機1を挙げた。しかしながら、本実施の形態は、これに限られず、パーソナルコンピュータの表示装置や通話機能を有しない携帯端末(ナビゲーション装置など)など、様々な表示装置にも適用可能である。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
携帯電話機の斜視図である。 携帯電話機が折り畳まれた状態を示す図である。 携帯電話機の裏面を示す図である。 携帯電話の構成を示すブロック図である。 制御部の表示制御機能を説明するための機能ブロック図である。 第1表示部の表示エリアに表示されるウインドウの具体例を示す図である。 本実施の形態として適用可能なウインドウパターンのさまざまな具体例を示す図である。 制御部のウインドウ処理手順を説明するためのフローチャートである。
符号の説明
1 携帯電話機、10 制御部、111 システム制御部、112 描画部、113 アプリケーション記憶部、114 優先順位記憶部、115 ウインドウデータ記憶部。

Claims (5)

  1. ウインドウを表示するための表示エリアを有する表示手段と、
    前記表示エリアにウインドウを表示するとともに、前記表示エリアに表示している複数のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示する残りのウインドウのサイズを変更して、当該残りのウインドウによって前記表示エリアの全体が占められた状態にする表示制御手段と、
    前記表示エリアを複数のウインドウで分割するときの各ウインドウの配置パターンを分割数別に記憶するウインドウパターン記憶手段と、
    複数のアプリケーションプログラムを記憶するアプリケーションプログラム記憶手段と、
    前記複数のアプリケーションプログラム別に、アプリケーションプログラムに使用するウインドウのサイズを他のアプリケーションプログラムに使用するウインドウのサイズよりも大きくするか否かを示す優先順位データを記憶する優先順位データ記憶手段とを備え、
    前記表示制御手段は、
    前記表示エリアに表示している3以上のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示する残りのウインドウの数に応じた各ウインドウの配置パターンを前記ウインドウパターン記憶手段から読出す配置パターン読出手段と、
    前記配置パターン読出手段が読出した各ウインドウの配置パターンに基づいて、前記表示エリアを各ウインドウで分割する分割手段とを含み、
    前記分割手段は、前記表示エリアに表示している3以上のウインドウのうちのいずれかを閉じるときに、前記表示エリアに表示している残りのウインドウの各々に対応するアプリケーションプログラムの優先順位データと、前記配置パターン読出手段が読出した各ウインドウの配置パターンとに基づいて、前記表示エリアを各ウインドウで分割する、表示装置。
  2. 前記表示制御手段は、ウインドウによって前記表示エリアの全体が占められた状態で、前記表示エリアに新たなウインドウを開くときに、既に開いているウインドウのサイズを変更して、当該既に開いているウインドウと、新たなウインドウとによって前記表示エリアの全体が占められた状態にする、請求項1に記載の表示装置。
  3. 前記表示制御手段は、新たに開くウインドウのサイズを、既に開いているウインドウのサイズよりも大きいサイズとする、請求項2に記載の表示装置。
  4. ウインドウのサイズ別にフォントサイズを記憶するフォントサイズ記憶手段をさらに備え、
    前記表示制御手段は、ウインドウのサイズを変更したときに、当該ウインドウ内に表示するデータのフォントサイズを変更する、請求項1〜請求項3のいずれかに記載の表示装置。
  5. 前記配置パターン読出手段は、ウインドウによって前記表示エリアの全体が占められた状態で、前記表示エリアに新たなウインドウを開くときに、当該新たなウインドウを含めて前記表示エリアに表示するウインドウの数に応じた各ウインドウの配置パターンを前記ウインドウパターン記憶手段から読出す請求項2に記載の表示装置。
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