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JP4406592B2 - デバイス検査装置及びデバイス検査方法 - Google Patents
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Description

本発明は、デバイス検査装置及びデバイス検査方法に関し、特に一度に多数のデバイスを検査することのできるデバイス検査装置及びこのデバイス検査装置を用いたデバイス検査方法に関する。
従来の部材の受け渡し装置では、ICデバイスを吸着及び押圧することが可能なコンタクトハンドを2個有する可動部が2つ設けられており、2つの可動部がICデバイスを交互にシャトルから検査用ソケットに搬送して、ICデバイスの検査を行っていた(例えば、特許文献1参照)。
特開平10−82830号公報(図1〜図4)
従来の部材の受け渡し装置では、2つの可動部に設けられたすべてのコンタクトハンドがICデバイスを吸着及び押圧できるため、検査の終了したICデバイスを検査用ソケットから取り出してから、次に測定するICデバイスを検査用ソケットに装着し、このICデバイスの外部端子を検査用ソケットに対して安定したコンタクト状態にするまでの時間(いわゆる、インデックスタイム)を短くすることができる。
しかし、例えば検査ソケットにおける検査時間が比較的長いICデバイスの検査処理能力を向上させようとした場合、一度に検査できるICデバイスの数を増やす必要がある。この場合、従来の部材の受け渡し装置では、可動部のコンタクトハンドの数を増やすこととなるが、コンタクトハンドには真空チャック等の機構が必要であり、コンタクトハンドを増設するのに高いコストがかかるという問題点があった。
また、既存の部材の受け渡し装置にICデバイスの吸着及び押圧が可能なコンタクトハンドを増設しようとすると、装置の大幅な改良が必要となるため、既存の部材の受け渡し装置にICデバイスの吸着及び押圧が可能なコンタクトハンドを増設するのは困難であるという問題点があった。
本発明は、一度に多数のデバイスを検査することができ、また既存のものから一度に検査できるデバイスの数を容易に増設できるデバイス検査装置及びこのデバイス検査装置を用いた検査処理能力の高いデバイス検査方法を提供することを目的とする。
本発明に係るデバイス検査装置は、デバイスを検査する2n個(nは自然数)の検査ソケットと、デバイスを供給及び排出するための2つのシャトルと、シャトルと検査ソケットの間を移動可能に構成され且つn個の吸着兼押圧機構を有する2つの測定ハンドとを備え測定ハンドに、吸着兼押圧機構と同数n個の、押圧のみを行う押圧機構が設けられているものである。
測定ハンドに、1又は複数の吸着兼押圧機構が設けられ、この吸着兼押圧機構と同数の押圧機構が設けられているため、例えば吸着兼押圧機構によって検査ソケットにデバイスを充填した後に、吸着兼押圧機構及び押圧機構でデバイスを検査ソケットに押圧して検査をすることができる。これにより、一度に検査できるデバイスの数が従来のデバイス検査装置の2倍となり、検査処理能力を向上させることができる。また既存のデバイス検査装置に単純な押圧機構を増設し、検査ソケットの検査できる個数を増やすだけで本発明のデバイス検査装置を実現することができ、低コストで検査処理能力を上げることができる。
シャトルが2つで、測定ハンドが2つのデバイス検査装置において、本発明の検査処理能力の高いデバイス検査装置を典型的な形で実現することができる。
また本発明に係るデバイス検査装置は、検査ソケットにおいてデバイスを検査する際に、測定ハンドのいずれかが、吸着兼押圧機構及び押圧機構によってデバイスを押圧するものである。
検査ソケットにおいてデバイスを検査する際に、測定ハンドのいずれかが、吸着兼押圧機構及び押圧機構によってデバイスを押圧するため、一度の検査において従来のデバイス検査装置の2倍のデバイスを検査することができる。
また本発明に係るデバイス検査装置は、上記の2つの測定ハンドが、シャトルから検査ソケットへのデバイスの供給を行い、測定ハンドの一方が検査ソケットへのデバイスの供給を行った後に、測定ハンドの他方が検査ソケットへのデバイスの供給を行うものである。
本発明のデバイス検査装置では、1つの測定ハンドに、検査ソケットで検査できるデバイスの半分の吸着兼押圧機構しかないため、1回の検査で検査ソケットへのデバイスの供給が2回必要となる。ここで、測定ハンドの一方が検査ソケットへのデバイスの供給を行った後に、測定ハンドの他方が検査ソケットへのデバイスの供給を行うようにすれば、検査ソケットへのデバイスの供給効率が高くなる。
また本発明に係るデバイス検査装置は、測定ハンドの他方が検査ソケットへのデバイスの供給を行った後に、測定ハンドの他方がデバイスを押圧して、デバイスの検査を行うものである。
1つの測定ハンドに吸着兼押圧機構とこれと同数の押圧機構があるため、測定ハンドの一方が検査ソケットへのデバイスの供給を行い、測定ハンドの他方が検査ソケットへのデバイスの供給を行った後に、測定ハンドの他方がデバイスを押圧してデバイスを検査することにより、効率的にデバイスの検査を行うことができる。
また本発明に係るデバイス検査装置は、上記の2つの測定ハンドは、検査ソケットからデバイスの排出を行い、測定ハンドの一方が検査ソケットからデバイスの排出を行った後に、測定ハンドの他方が前記検査ソケットからデバイスの排出を行うものである。
本発明のデバイス検査装置では、1つの測定ハンドに、検査ソケットで検査できるデバイスの半分の吸着兼押圧機構しかないため、1回の検査で検査ソケットからのデバイスの排出が2回必要となる。ここで、測定ハンドの一方が検査ソケットからデバイスの排出を行った後に、測定ハンドの他方が検査ソケットからデバイスの排出を行うようにすれば、検査ソケットへのデバイスの排出効率が高くなる。
また本発明に係るデバイス検査装置は、上記の2つの測定ハンドが、同一方向及び同一速度で動作するように単一の駆動系に取付けられているものである。
2つの測定ハンドを、同一方向及び同一速度で動作するように単一の駆動系に取付けるようにすれば、この駆動系の単純な往復運動によりデバイスの供給及び排出が可能となり、検査処理能力が向上する。
本発明に係るデバイス検査方法は、上記のいずれかのデバイス検査装置を用いてデバイスの検査を行うデバイス検査方法であって、一方のシャトルから未検査のデバイスを測定ハンドの一方のn個の吸着兼押圧機構で吸着保持し、吸着保持したn個のデバイスを検査ソケット上に供給する工程と、測定ハンドの他方のn個の吸着兼押圧機構により他方のシャトルからn個の未検査のデバイスを吸着保持し、吸着保持したn個のデバイスを、測定ハンドの一方が検査ソケットへデバイスの供給を行った後に検査ソケット上に供給する工程と、検査ソケット上に2n個のデバイスが供給された状態において、他方の測定ハンドのn個の吸着兼押圧機構とn個の押圧機構とにより2n個のデバイスを押圧して検査を行う工程とを有するものである。
上記のデバイス検査装置では、一度の検査で従来の2倍のデバイスを検査できるため、検査処理能力の高いデバイス検査方法である。
実施形態1.
図6は、本発明の実施形態1に係るデバイス検査装置の全体構成を示す上面模式図である。なお図6では、本実施形態1に係るデバイス検査装置1の全体構成について説明するが、本実施形態1に係るデバイス検査装置1はテストサイト2の部分に特徴があり、テストサイト2の部分については後に詳述する。
図6に示すデバイス検査装置1は、テストサイト2においてICデバイス等のデバイスの電気的特性を検査するものである。テストサイト2には、デバイスの外部端子が嵌め込まれて検査が行われる検査ソケット3、検査ソケット3に未検査のデバイスを供給し、また検査ソケット3から検査済みのデバイスを排出するための2つのシャトル4が備えられている。なお図6に示すように本実施形態1では、2つのシャトル4が検査ソケット3の両側に設けられている。またそれぞれのシャトル4には例えばレールに沿って、図6の紙面左右方向に移動可能な給材ステージと徐材ステージが設けられている。
さらにテストサイト2には、シャトル4と検査ソケット3の間を移動可能で、デバイスを吸着及び押圧することのできる吸着兼押圧機構(図6において図示せず)と、吸着兼押圧機構と同数の押圧機構(図6において図示せず)が設けられた測定ハンド5が2つ備えられている。
デバイス検査装置1のテストサイト2以外の部分には、供給ロボットハンド7、回収ロボットハンド8、供給ロボットY軸9、回収ロボットY軸10、ロボットX軸11が設けられている。またデバイス検査装置1には、テストサイト2に未検査のデバイスを供給するためのトレイローダ13、テストサイト2から検査済みのデバイスを回収するための3つのトレイアンローダ14、トレイローダ13の空トレイを排出するための空トレイアンローダ15、デバイスの温度テストに使用され、デバイスを加熱するためのホットプレート16、補助的に使用される固定トレイ17が設けられている。
ここで本実施形態1に係るデバイス検査装置1の動作について簡単に説明する。なお供給ロボットハンド7は、供給ロボットY軸9に沿って移動可能となっており、供給ロボットY軸9はロボットX軸11に沿って移動可能となっている。このため供給ロボットハンド7は図6の紙面上下左右方向に移動が可能となっている。また供給ロボットハンド7と同様に、回収ロボットハンド8は回収ロボットY軸10に沿って移動可能となっており、回収ロボットY軸10はロボットX軸11に沿って移動可能となっている。
トレイローダ13は、未検査のデバイスが入れられたトレイをセットすると図6の矢印の方向(図6の紙面上方向)に移動するようになっている。供給ロボットハンド7はトレイローダ13のトレイ内のデバイスをピックアップして、2つのシャトル4の給材ステージにデバイスを移送する。なお2つのシャトル4の給材ステージは、シャトル4の紙面左側に描かれた四角形である。またデバイスの温度テストを行うときは、ホットプレート16でデバイスを加熱してから、シャトル4の給材ステージにデバイスを移送する。
デバイスがシャトル4の給材ステージに移送されて給材ステージ内に入れられた後、シャトル4の給材ステージ及び徐材ステージが例えばレールに沿って移動し、給材ステージがいずれか一方の測定ハンド5の直下に来るようにする。
2つの測定ハンド5は、それぞれが一方のシャトル4と検査ソケット3の間を移動可能であり、図6の紙面上下方向に移動する。一方の測定ハンド5は、一方のシャトル4の給材ステージからデバイスを吸着兼押圧機構で吸着して、検査ソケット3にデバイスを供給する。その後他方の測定ハンド5は、他方のシャトル4の給材ステージからデバイスを吸着兼押圧機構で吸着して検査ソケット3にデバイスを供給した後、そのまま吸着兼押圧機構及び押圧機構でデバイスを検査ソケット3に押圧して検査を行う。
それから、吸着兼押圧機構及び押圧機構でデバイスを検査ソケット3に押圧していた測定ハンド5は、吸着兼押圧機構で吸着されている検査済みのデバイスを他方のシャトル4の徐材ステージに移送する。その後、一方の測定ハンド5が吸着兼押圧機構によって残りの検査済みデバイスをピックアップして、一方のシャトル4の徐材ステージに移送する。なお2つのシャトル4の徐材ステージは、シャトル4の紙面右側に描かれた四角形である。
次に、2つのシャトル4の給材ステージ及び徐材ステージは例えばレールに沿って図6の紙面右側に移動して、回収ロボットハンド8がシャトル4の徐材ステージから検査済みのデバイスをピックアップする。回収ロボットハンド8は、検査済みのデバイスを品質別にトレイアンローダ14に収容し、トレイアンローダ14は図6の矢印の方向(図6の紙面下側)に移動して検査済みデバイス回収場所(図6において図示せず)に検査済みデバイスを積み上げる。なお固定トレイ17は、比較的数の少ない不良品のデバイス等を回収するのに用いられる。また空トレイアンローダ15は、トレイローダ13の空になったトレイを空トレイ移送装置(図6において図示せず)によって移送されて、図6の矢印の方向(図6の紙面下側)に空トレイを排出する。
ここでは、デバイス検査装置1でのデバイス検査の流れを大まかに説明したが、テストサイト2におけるシャトル4や測定ハンド5のシーケンス(動作手順)については、後に詳述する。
図1及び図2は、本実施形態1に係るデバイス検査装置1のテストサイト2の周辺部を示した斜視図である。なお図1及び図2では、図6のテストサイト2におけるデバイスの受け渡し機構についての1つの具体例を示すが、デバイスの受け渡し機構は図1及び図2に示されるものに限られない。
本実施形態1に係るデバイス検査装置1のテストサイト2(図6参照)には、図1及び図2に示すデバイスの受け渡し機構が設けられている。このデバイスの受け渡し機構においては、フレーム30に固定されたサーボモータ21が図1の紙面左右方向(以下、A方向という)に伸びるボールネジ22を回転駆動するように構成されている。フレーム30には図1のA方向に伸びる2本の案内レール30aが固定されており、この案内レール30aにA駆動部32がA方向に移動自在に案内されるように取付けられている。A駆動部32はボールネジ22に係合して、ボールネジ22の回転によってA方向に移動するようになっている。
A駆動部32には、図1の図面上下方向(以下、B方向という)に移動自在に左右一対の可動部27が取付けられている。これらの可動部27には、それぞれ測定ハンド5a、5bが取付けられており、測定ハンド5a、5bは下面側に吸着兼押圧機構及びこれと同数の押圧機構を有する。なお吸着兼押圧機構及び押圧機構については後に説明する。
上記の可動部27に対しては、A方向に摺動自在にB駆動部26が取付けられている。このB駆動部26はボールネジ24に係合し、このボールネジ24は、フレーム30に固定されたサーボモータ23に接続されている。サーボモータ23によってボールネジ24が回転するとB駆動部26は図1の上下方向に移動し、可動部27を昇降させるようになっている。
以下の説明においては、図1の左側にある可動部27、B駆動部26、ボールネジ24及びサーボモータ23からなる機構をa軸駆動系、図1の右側にある可動部27、B駆動部26、ボールネジ24及びサーボモータ23からなる機構をb軸駆動系と呼ぶ。
上記の各機構の下方には、中央部に検査ソケット3が配置されている。なおこの検査ソケット3は、片方の測定ハンド5a(又は5b)に設けられた吸着兼押圧機構及び押圧機構を合計した数のデバイスを同時に検査できるようになっている。また検査ソケット3は、ICデバイス等の個々のデバイスの外部端子に対応した検査パットを備えており、検査ソケット3の検査パットにデバイスの外部端子が接触すると、デバイスの電気的特性を検査できるようになっている。なお図1は、測定ハンド5aが吸着兼押圧機構及び押圧機構によってデバイスを検査ソケット3に押圧して検査している状態を示し、図2は、測定ハンド5bが吸着兼押圧機構及び押圧機構によってデバイスを検査ソケット3に押圧して検査している状態を示している。
一方、検査ソケット3の図1及び図2の左右(A方向)の両側には、それぞれシャトル4a、4bが配置され、それぞれ図1及び図2の前後方向に往復運動できるように構成されている。検査ソケット3は、シャトル4aとシャトル4bのちょうど中間位置に配置されている。シャトル4a、4bには、それぞれ給材ステージ43及び徐材ステージ44が備えられている。給材ステージ43及び徐材ステージ44のいずれにおいても、可動部27に取付けられた測定ハンド5a、5bの吸着兼押圧機構に対応した数のデバイスを収容できるようになっている。給材ステージ43は、例えば未検査のデバイスを8個収容し、測定ハンド5a、5bに8個のデバイスを供給する。また徐材ステージ44は、測定ハンド5a、5bから検査済みのデバイスを受け取り、排出するためのものである。
上記のa軸駆動系及び測定ハンド5aは、シャトル4aと検査ソケット3との間でデバイスを移送するようになっており、b軸駆動系及び測定ハンド5bは、シャトル4bと検査ソケット3との間でデバイスを移送するように構成されている。A方向にA駆動部32が移動し、例えば、測定ハンド5aがシャトル4aから検査ソケット3に移動すると、測定ハンド5bは検査ソケット3からシャトル4bへと移動する。なお図6で説明したように、シャトル4a及び4bの給材ステージ43には供給ロボットハンド7から未検査のデバイスが供給され、シャトル4a及び4bの徐材ステージ44からは回収ロボットハンド8によって検査済みのデバイスが回収される。
図3は、本実施形態1の2つの測定ハンド5a、5bと検査ソケット3を説明するための模式図である。なお図3では、シャトル4a、4bの給材ステージ43と徐材ステージ44も示している。また図3では、測定ハンド5a、5bについては測定ハンド5a、5bの下面側を示し、検査ソケット3とシャトル4a、4bの給材ステージ43及び徐材ステージ44については、これらの上面側を示している。なおシャトル4a、4bの給材ステージ43及び徐材ステージ44は、便宜上位置をずらして示している。
図3に示す測定ハンド5a、5bは、それぞれ8個の吸着兼押圧機構50と、8個の押圧機構51を備えている。なお吸着兼押圧機構50は、例えば真空チャックを備えデバイスを吸着することができ、またデバイスを検査ソケットの検査部52に押圧することができるようになっている。一方押圧機構51は、例えばゴム等の弾性体から構成され、デバイスを検査ソケットの検査部52に押圧することのみができるようになっている。
検査ソケット3には、測定ハンド5a、5bの吸着兼押圧機構50及び押圧機構51に対応した位置に合計16個の検査部52を備えている。またシャトル4a、4bの給材ステージ43及び徐材ステージ44(合計4つ)には、それぞれ8個の収納部53が備えられている。
測定ハンド5aは、吸着兼押圧機構50によって、シャトル4aの給材ステージ43から検査ソケット3の検査部52に8個のデバイスを供給できるようになっている。また測定ハンド5bは、吸着兼押圧機構50によって、シャトル4bの給材ステージ43から検査ソケット3の残りの検査部52に8個のデバイスを供給できるようになっている。なおデバイスの検査の際は、測定ハンド5a又は測定ハンド5bのいずれか一方の吸着兼押圧機構50と押圧機構51によって、すべてのデバイスを検査ソケット3の検査部52に押圧して検査が行えるようになっている。
デバイスの排出の場合も供給の場合と同様に、測定ハンド5aが8個のデバイスを検査ソケット3からシャトル4aの徐材ステージ44に排出し、測定ハンド5bが残りの8個のデバイスを検査ソケット3からシャトル4bの徐材ステージ44に排出する。
なお、測定ハンド5a、5bの吸着兼押圧機構50の数をn個(nは自然数)、押圧機構51の数をn個、検査ソケット3の検査部52の数を2n個とすることができる。
図4は、本実施形態1のデバイス検査装置1でデバイスの検査を行う際のシーケンスを示した図である。なお図4のTEST SITEで示された点線内は、テストサイト2の内部にあることを示し、シャトル4a、4bの給材ステージ43、徐材ステージ44が給排位置にあることを意味している。また図4では、シーケンスの半サイクルを示し、残りの半サイクルは、測定ハンド5a、5b等が逆の動きをすることにより行われるものとする。
図4の最初の状態では、測定ハンド5b(HAND5b)が吸着兼押圧機構50及び押圧機構51によってデバイスを検査ソケット3に押圧して検査を行っており、測定ハンド5a(HAND5a)は、シャトル4aの上で待機(WAITING)している。なおこのとき、検査ソケット3のすべての検査部52にデバイスが入っており、また測定ハンド5bの吸着兼押圧機構50は、デバイスを吸着したままの状態で検査を行っているものとする。また、図6に示す供給ロボットハンド7によって、シャトル4aの給材ステージ43に未検査のデバイスが供給(UNTEST DEVICE LOADING)されており、供給ロボットハンド7によって、シャトル4bの給材ステージ43に未検査のデバイスが供給されている。
その後、検査ソケット3におけるデバイスの検査が終わると、図1のA駆動部32が移動し、測定ハンド5bは吸着兼押圧機構50に吸着された検査済みのデバイスをシャトル4bに移送し、シャトル4bの徐材ステージ44に排出(RELEASE)する。このとき測定ハンド5aは検査ソケット3の位置に移動して、検査ソケット3に残ったデバイスを吸着(CHUCK)する。そして、シャトル4bの給材ステージ43がテストサイト2の供給位置に来て、測定ハンド5bは、シャトル4bの給材ステージ43からデバイスを吸着する。このとき、図6の回収ロボット8によって、シャトル4bの徐材ステージ44から検査済みデバイスの回収(TESTED DEVICE UNLOADING)が開始される。
それからA駆動部32が移動し、測定ハンド5bが検査ソケット3の位置に来て、吸着していたデバイスを検査ソケット3に供給する(DROP)。このとき、測定ハンド5aはシャトル4aの上に来て、シャトル4aの徐材ステージ44に吸着していた検査済みのデバイスを排出する。
そして、シャトル4aの給材ステージ43がテストサイト2の供給位置に来て、測定ハンド5aは未検査のデバイスをシャトル4aの給材ステージ43から吸着する。このとき、回収ロボット8によって、シャトル4aの徐材ステージ44から検査済みデバイスの回収が開始される。
その後、A駆動部32が移動して測定ハンド5aが検査ソケット3の位置に来て、吸着していた未検査のデバイスを検査ソケット3に供給した後、そのまま、既に測定ハンド5bによって供給されていた未検査のデバイスと供給したデバイスを、吸着兼押圧機構50及び押圧機構51によって検査ソケット3に押圧して検査を行う。このとき測定ハンド5bは、シャトル4bの上で待機している。
図5は、本実施形態1のデバイスの受け渡し機構の他の例を示した図である。本実施形態1に係るデバイス検査装置1の構造は、測定ハンド5a、5bがA駆動部32と共に直線的に動くものだけでなく、図5(a)に示すような測定ハンドが回転するデバイスの受け渡し機構を有するデバイス検査装置にも適用することができる。また図5(b)に示すような、測定ハンドが2つ以上(図5(b)では3個)で、回転する受け渡し機構を有するデバイス検査装置にも応用することができる。
本実施形態1では、2つの測定ハンド5a、5bに、複数の吸着兼押圧機構50が設けられ、この吸着兼押圧機構50と同数の押圧機構51が設けられているため、例えば吸着兼押圧機構50によって検査ソケット3にデバイスを充填した後に、吸着兼押圧機構50及び押圧機構51でデバイスを検査ソケット3に押圧して検査をすることができる。これにより、一度に検査できるデバイスの数が従来のデバイス検査装置の2倍となり、検査処理能力を向上させることができる。この効果は、特に比較的検査時間の長いデバイスにおいて顕著である。また既存のデバイス検査装置に単純な押圧機構51を増設し、検査ソケット3の検査部52の数を増やすだけで本発明のデバイス検査装置1を実現することができ、低コストで検査処理能力を上げることができる。
実施形態1のデバイス検査装置のテストサイトの周辺部を示した斜視図。 実施形態1のデバイス検査装置のテストサイトの周辺部を示した斜視図。 実施形態1の2つの測定ハンドと検査ソケットを説明するための模式図。 実施形態1のデバイス検査装置で検査を行う際のシーケンスを示した図。 本実施形態1のデバイスの受け渡し機構の他の例を示した図。 本発明の実施形態1に係るデバイス検査装置の全体構成を示す上面模式図。
符号の説明
1 デバイス検査装置、2 テストサイト、3 検査ソケット、4 シャトル、5 測定ハンド、7 供給ロボットハンド、8 回収ロボットハンド、9 供給ロボットY軸、10 回収ロボットY軸、11 ロボットX軸、13 トレイローダ、14 トレイアンローダ、15 空トレイアンローダ、16 ホットプレート、17 固定トレイ、21 サーボモータ、22 ボールネジ、23 サーボモータ、24 ボールネジ、26 B駆動部、27 可動部、30 フレーム、30a 案内レール、32 A駆動部、43 給材ステージ、44 徐材ステージ、50 吸着兼押圧機構、51 押圧機構、52 検査部、53 収納部。

Claims (7)

  1. デバイスを検査する2n個(nは自然数)の検査ソケットと、
    前記デバイスを供給及び排出するための2つのシャトルと、
    該シャトルと前記検査ソケットの間を移動可能に構成され且つn個の吸着兼押圧機構を有する2つの測定ハンドとを備え
    前記測定ハンドに、前記吸着兼押圧機構と同数n個の、押圧のみを行う押圧機構が設けられていることを特徴とするデバイス検査装置。
  2. 前記検査ソケットにおいて前記デバイスを検査する際に、前記測定ハンドのいずれかが、前記吸着兼押圧機構及び前記押圧機構によって前記デバイスを押圧することを特徴とする請求項1記載のデバイス検査装置。
  3. 前記2つの測定ハンドは、前記シャトルから前記検査ソケットへのデバイスの供給を行い、前記測定ハンドの一方が前記検査ソケットへのデバイスの供給を行った後に、前記測定ハンドの他方が前記検査ソケットへのデバイスの供給を行うことを特徴とする請求項1又は2記載のデバイス検査装置。
  4. 前記測定ハンドの他方が前記検査ソケットへのデバイスの供給を行った後に、前記測定ハンドの他方がデバイスを押圧して、デバイスの検査を行うことを特徴とする請求項3記載のデバイス検査装置。
  5. 前記2つの測定ハンドは、前記検査ソケットからデバイスの排出を行い、前記測定ハンドの一方が前記検査ソケットからデバイスの排出を行った後に、前記測定ハンドの他方が前記検査ソケットからデバイスの排出を行うことを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のデバイス検査装置。
  6. 前記2つの測定ハンドは、同一方向及び同一速度で動作するように単一の駆動系に取付けられていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のデバイス検査装置。
  7. 請求項1乃至請求項6の何れかに記載のデバイス検査装置を用いてデバイスの検査を行うデバイス検査方法であって、
    一方のシャトルから未検査のデバイスを前記測定ハンドの一方のn個の吸着兼押圧機構で吸着保持し、吸着保持したn個のデバイスを前記検査ソケット上に供給する工程と、
    前記測定ハンドの他方のn個の吸着兼押圧機構により他方のシャトルからn個の未検査のデバイスを吸着保持し、吸着保持したn個のデバイスを、前記測定ハンドの一方が前記検査ソケットへデバイスの供給を行った後に前記検査ソケット上に供給する工程と、
    前記検査ソケット上に2n個のデバイスが供給された状態において、前記他方の測定ハンドのn個の吸着兼押圧機構とn個の押圧機構とにより2n個のデバイスを押圧して検査を行う工程と
    を有することを特徴とするデバイス検査方法。
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