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JP4409466B2 - 画像処理装置及び画像処理プログラム - Google Patents
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Description

本発明は、画像処理装置及び画像処理プログラムに関し、特に画像の複写を制限する画像処理装置及び画像処理プログラムに関する。
近年、画像処理技術、画像形成技術の向上によって、デジタルカラー複写機を用いて紙幣や有価証券等を複写した場合、その複写物と原本である本物とが容易に区別できないほど忠実な複写が可能となってきている。このため、紙幣や有価証券等のような特殊原稿については、複写を全く行なうことができないようにするか、あるいは、正しく複写を行なうことができないようにする措置をとることが必要である。
また、例えば企業においては、紙幣や証券など特殊原稿以外の一般文書の場合であっても、文書内容の機密保持の観点から複写等の出力が禁止されている機密文書が多数存在する。このような機密文書についても、複写を全く行なうことができないようにするか、あるいは、正しく複写を行なうことができないようにする措置をとることが必要である。このようなことから、従来、特殊原稿や機密文書等を複写することに規制力を及ぼすことを目的とする種々の技術が提案されている。以下、そのような発明の具体的な例を紹介する。
まず、複写を制限する技術について特許文献1から4に記載されている。例えば、特許文献1又は2に記載された技術によれば、入力された画像データを予め登録してある特定のマーク(パターンデータ)とパターンマッチング法で比較し、合致した場合に複写を禁止することで、紙幣や有価証券等の特殊原稿の複写を防止することができる。しかし、特許文献1、2に記載された技術では、複写を禁止したい原稿のパターンデータを全て予め登録しておかなければならない。したがって、紙幣や有価証券等の特殊原稿に対しては有効であるとしても、不特定多数の一般原稿、例えば機密文書に対して適用することは極めて困難である。
特許文献3及び4には、機密文書に付された機密文書であることを示すマークを検知する旨が記載されている。これは、複写禁止された機密文書には、一般的に、マル秘の印鑑や複写禁止のマーク等からなる機密文書であることを示すマークが押印されていることを利用するものである。こうして、原稿が機密文書であると判定された場合には、その複写を禁止する、つまり、複写しないようにすることができる。しかし、特許文献3又は4に記載された技術では、マル秘マーク等のような機密文書であることを示すマークの部分を紙などで覆い隠して画像読み取り動作が実行された場合には、当然のことながら機密文書であることを示すマークの存在を判定することができない。したがって、複写を禁止すべき機密文書であってもその複写を防止することができないという問題がある。
このようなことから、特許文献9には、特定の情報を意味するパターン、一例としてドットパターンを原稿画像記録用の原稿面に重畳し、その原稿画像が画像読み取りされた場合、そのようなドットパターン等のパターンを検知したらその原稿画像の出力を禁止する等のような制御を行う旨が記載されている。
また、複写禁止文書であることを複写物に記録する技術について特許文献5及び6に記載されている。すなわち、特許文献5や特許文献6には、複写を禁止したい原稿画像に地紋を埋め込むことにより複写を抑制する技術が提案されている。これは、原稿画像に用いる用紙の背景にベース領域とメッセージ領域とをもつ地紋パターンが作成された用紙を用いるというものである。地紋パターンは、原稿画像においてはそれほど目立たず、原稿画像に含まれている情報の判読等に支障を及ぼさない。しかしながら、このような地紋パターンが埋め込まれた原稿画像が複写されると、例えばメッセージ領域の模様が浮かび上がる、というものである。そこで、メッセージ領域の模様として、例えば「複写禁止」というような文字を与えておくことにより、その複写物が複写禁止の機密書類であったことが一目瞭然となり、心理的に、複写に対する規制力を生じさせることができる。しかしながら、このような地紋パターンによる手法では、複写抑制効果が得られるに過ぎず、複写行為そのものを規制することができるわけではない。
更に、原稿のコピー回数を制限する技術について特許文献7及び8に記載されている。すなわち、特許文献7は、ユーザの利便性を向上するために、機密レベルを画像データに埋め込んでセキュリティレベルをコントロールする技術に関するものである。利用者名、日付、コピー番号、世代番号等を不可視な情報として画像に埋め込んでおいて不正コピーを判別しようというものである。また、特許文献8には、ディスクなどのデジタル著作物に対して、コピーワンス属性からノーモアコピー属性の書き換えに関する技術が開示されている。
特開平6−125459号公報 特開2001-86330号公報 特開平7−36317号公報 特開平7−87309号公報 特開平9−164739号公報 特開2001−197297号公報 特開平11−355557号公報 特開2000−251395号公報 特開2004−274092号公報
しかしながら、特許文献7はユーザの利便性を向上するためにセキュリティレベルをコントロールする方法が述べられているが、スキャンとほぼ同時に印刷を開始するような高速の複写機においては、リアルタイム処理は不可能である。
また、特許文献8にもコピー回数を制限する方法が述べられているが、コピーの対象はデジタル媒体で紙文書ではない。
本発明は、上記の点に鑑みてなされたものであって、紙文書の複写回数を柔軟に制限することのできる画像処理装置及び画像処理プログラムの提供を目的とする。
そこで上記課題を解決するため、本発明は、請求項1に記載されるように、印刷される原稿画像に対して情報を埋め込む画像処理装置であって、前記原稿画像の印刷物に対して許可される複写の回数に応じて前記複写の際の所定の画像処理によって消えるパターンと消えないパターンとを前記原稿画像に重畳させた出力画像を生成するパターン重畳手段を有することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明は、請求項7に記載されるように、原稿の複写の許否を前記原稿の原稿画像に含まれているパターンに応じて判定する画像処理装置であって、前記複写の際の所定の画像処理によって消えるパターンが前記原稿画像に含まれているかを判定する第一の判定手段を有し、前記原稿画像に前記消えるパターンが含まれている場合は前記複写を許可することを特徴とする。
また、上記課題を解決するため、本発明は、上記画像処理装置における処理手順をコンピュータに実行させるための画像処理プログラムとしてもよい。
本発明によれば、紙文書の複写回数を柔軟に制限することのできる画像処理装置及び画像処理プログラムを提供することができる。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態を説明する。図1は、本発明の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。図1において画像処理システム1は、LAN(Local Area Network)又はインターネット等のネットーワーク(有線又は無線の別は問わない)を介して相互に接続された複合機100とPC(Personal Computer)200とによって構成されている。
複合機100は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等を備える画像形成装置であり、スキャナ101、プリンタ102、CPU103、SIMD(Single Instruction/Multiple Data)104、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)105、HDD(Hard Disk Drive)106、ROM107、RAM108、NIC(Network Interface Card)109、及びオペレーションパネル110等を有する。
スキャナ101は、スキャン処理により原稿から画像を取得する装置である。プリンタ102は、プリント処理により用紙に画像を印刷する装置である。CPU103は、種々の情報処理用のプロセッサである。SIMD104は、種々の並列処理用のプロセッサである。本実施の形態においてSIMD104は、後述する検知用プログラムを実行する。
ASIC105は、種々の画像処理用の集積回路である。HDD106は、オペレーティングシステムやアプリケーション等が格納されている記憶装置である。オペレーティングシステムとしては例えば、UNIX(登録商標)が格納されている。アプリケーションとしては例えば、スキャンデータのプリント処理用のアプリケーション、スキャンデータのファクシミリ送信処理用のアプリケーション、スキャンデータのデータ保存処理用のアプリケーション、スキャンデータのメール配信処理用のアプリケーション等の様々な画像出力形式の画像出力処理に対応するアプリケーションが格納されている。複合機100では、各画像出力形式の画像出力処理は、各画像出力形式に対応するアプリケーションにより制御される。
ROM107は、不揮発性メモリである。本実施の形態では、ROM107に検知用プログラムが保存されている。RAM108は、各種プログラムが処理される際に作業用に用いられるメモリ(揮発性メモリ)である。NIC109は、ネットワーク30に接続するためのネットワークインタフェースとなる通信装置である。オペレーションパネル110は、ユーザに対して情報を表示すると共に、ユーザからの入力を受け付ける操作表示装置である。
PC200は、ディスプレイ201、入力装置202、CPU203、NIC204、HDD205、ROM206及びRAM207等を有している。
ディスプレイ201は、表示装置である。入力装置202は、キーボードやマウス等、ユーザからの入力を受け付ける装置である。CPU203は、種々の情報処理用のプロセッサである。HDD205は、オペレーティングシステム、アプリケーションやプリンタなどのドライバ等が格納されている記憶装置である。オペレーティングシステムとしては例えば、UNIX(登録商標)が格納されている。アプリケーションとしては例えば、文書作成用のアプリケーション、画像レタッチ用のアプリケーションなどが格納されている。
ROM206は、例えばBIOS(Basic Input/Output System)プログラムが記録されたメモリ(不揮発性メモリ)である。RAM207は、各種プログラムが処理される際に作業用に用いられるメモリ(揮発性メモリ)である。NIC204は、ネットワーク30に接続するためのネットワークインタフェースとなる通信装置である。
以下、図1の画像処理システム1の処理手順について説明する。まず、世代に渡る複写の回数が制限される文書(以下「複写制限文書」)の生成処理について説明する。ここで、世代とは、原本の複写、更にその複写物の複写といったように、複写の積み重ねをいう。したがって、世代に渡る複写の回数の制限とは、複写の積み重ねの回数が制限されることをいう。
図2は、複写制限文書の生成処理を説明するためのフローチャートである。本実施の形態において複写制限文書は、PC200のCPU203が図2に示される処理を実行することにより生成される。但し、同様の処理を複合機100のCPU103に実行させてもよい。
ユーザが、PC200において任意のアプリケーションによって既成の文書データの編集、又は新規文書の作成を行っているときに(S101)、その文書データの印刷を指示すると印刷処理が開始される(S102)。
図3は、本発明の実施の形態における文書データの文書画像の初期状態を示す図である。すなわち、本実施の形態では文書画像301に係る文書データの印刷が指示されたものとする。なお、本実施の形態において文書データとは、アプリケーション又は所定の規格(標準規格等)等に応じたデータ形式によるデータをいう。したがって、必ずしもラスター形式のデータに限定されず、アプリケーション固有のコマンドの集合であったり、単なるテキスト情報であったりする。一方、文書画像又は画像とは、文書データが表示又は印刷等されることにより表れる抽象的な情報又はイメージをいう。文書画像に含まれる描画要素は、文字だけに限定されず、各種の符号、記号、図系等が含まれ得る。
ユーザからの印刷指示に応じ、プリンタドライバは印刷設定画面をディスプレイ201に表示させる(S103)。ユーザは、表示された印刷設定画面において一般的な印刷条件を設定すると共に、複写を許可する回数等のセキュリティ情報を設定する(S104)。
図4は、第一の実施の形態における印刷設定画面の表示例を示す図である。図4において、印刷設定画面40のセキュリティタブ41には、印刷対象とされている文書データの印刷物の複写の制限に関するレベル(以下「セキュリティレベル」という。)の選択を行わせるためのトグルボタン411、412及び413が配置されている。
トグルボタン411は、複写を無制限に許可する際に選択される。トグルボタン412は、一回(一世代)だけ複写を許可する際に選択される。トグルボタン413は、複写を全く許可しない場合に選択される。
セキュリティタブ41においてセキュリティレベルが選択され、更に印刷の実行が指示されると、プリンタドライバは、設定された印刷条件に基づいて印刷対象とされている文書画像の展開処理を行う(S105)。更に、プリンタドライバは、セキュリティタブ41において選択されたセキュリティレベルに応じて所定のパターンを文書画像に重畳させた出力画像を生成し、その出力画像に係る印刷データを生成する(S106)。印刷データとは、PDL(Page Description Language)等によって記述された、複合機100のプリンタ102によって解釈可能なデータをいう。印刷データは、複合機100に送信され、複合機100のプリンタ102によって出力される。
上記のステップS106において文書画像に対して重畳されるパターンについて説明する。重畳されるパターンはセキュリティレベルに応じて、すなわち、許可される複写の回数に応じて異なる。
図5は、第一の実施の形態におけるセキュリティレベルごとに重畳されるパターンの例を示す図である。図5に示されるように、複写が許可される場合は、パターンは重畳されない。したがって、この場合、図3に示された文書画像301が印刷用紙に印刷される。
一方、一回だけ複写が許可される場合は、「消えないドット」と「消えるドット」からなるパターンが重畳される。また、複写が許可されない場合は「消えないドット」のみからなるパターンが重畳される。
ここで、「消えないドット」とは、複写機によって複写された際に複写物に再現されるドットをいう。また、「消えるドット」とは、複写機によって複写された際に複写物に再現されないドットをいう。すなわち、一般的な複写機によって複写が実行される際は、ノイズ等を除去するための画像処理が行われるが、「消えないドット」は、この画像処理によってノイ等として除去されないような大きさを持つ。一方、「消えるドット」は、この画像処理によってノイズ等として除去されてしまう程度の大きさしか持たない。
図6は、消えないドットからなるパターンの例を示す図である。図6において、パターンAは、四つの消えないドット(ドットa1、a2、a3及びa4)から構成されている。
図7は、消えるドットからからなるパターンの例を示す図である。図7において、パターンBは、三つの消えるドット(ドットb1、b2及びb3)から構成されている。
図8は、消えないドットからなるパターンに消えるドットを付加したパターンの例を示す図である。図8おいて、パターンCは、消えないドットからなるパターンA(図6)に、消えるドットc1を付加したものである。
図9は、消えないドットからなるパターンと消えるドットからなるパターンとを組み合わせたパターンの例を示す図である。図9において、パターンDは、消えないドットからなるパターンA(図6)と、消えるドットからなるパターンB(図7)とを組み合わせたものである。
パターンCやパターンDのように、消えないドットからなるパターンと消えるドットからなるパターンとを組み合わせたパターンを利用する場合、両パターンの相対的な位置関係は所定のものとすることが望ましい。後述するように、両パターンの相対的な位置関係が所定のものであれば、パターンの検知処理を高速化できると共に、検知精度を高めることができるからである。
PC200には、予めパターンA〜Dに関するパターン情報(例えば、画像情報又は座標情報等)がHDD205に保存されており、プリンタドライバは、そのパターン情報を用いて文書画像301にパターンを重畳させる(すなわち、情報を埋め込む)。
複写が許可されない場合は、消えないドットのみからなるパターンを重畳させるのであるから(図5)、プリンタドライバは、例えば、パターンAを文書画像301に重畳させる。したがって、図10に示されるような出力画像が得られる。
図10は、パターンAが重畳された画像の例を示す図である。図10において、画像302は、文書画像301にパターンAが繰り返し重畳されたものである。
一回だけ複写が許可される場合は消えないドットと消えるドットからなるパターンを重畳させるのであるから(図5)、プリンタドライバは、例えば、パターンC又はパターンDを文書画像301に重畳させる。また、パターンAとパターンBとの両方を重畳させてもよい。結果的に消えないドットと消えるドットからなるパターンを重畳させたことになるからである。したがって、図11、図12、又は図13に示されるような出力画像が得られる。
図11は、パターンA及びBが重畳された画像の例を示す図である。図11において、画像303は、文書画像301にパターンA及びBが繰り返し重畳されたものである。
また、図12は、パターンCが重畳された画像の例を示す図である。図12において、画像304は、文書画像301にパターンCが繰り返し重畳されたものである。
また、図13は、パターンDが重畳された画像の例を示す図である。図11において、画像305は、文書画像301にパターンDが繰り返し重畳されたものである。
次に、複合機100における原稿の複写処理について説明する。図14は、第一の実施の形態における複写処理を説明するためのフローチャートである。
ユーザによって原稿がスキャナ101に載置され、オペレーションパネル110より複写の開始が指示されると、画像形成処理用の画像を入力する画像入力処理が実行される(S151〜S153)。すなわち、スキャナ101によって原稿から画像(原稿画像)を取得する画像取得処理(S151)、CCDセンサのバラツキを補正するシェーディング補正処理(S152)、カラースキャンデータのカラーのズレを補正するライン補正処理(S153)等が行われる。
続いて、ASIC105によって画像処理が実行される(S154〜S160)。すなわち、地肌除去処理(S154)、像域分離処理(S155)、γ補正処理(S156)、フィルタ処理(平滑処理や強調処理)(S157)、孤立点除去処理(S158)、色補正処理(S159)、画像加工処理(ミラーリング処理や拡大縮小処理)(S160)等が行われる。消えるドットは、この画像処理、特に孤立点除去処理(S158)によって除去される。また、消えるドットの態様によっては、地肌除去処理(S154)によって除去されることも有りうる。裏を返せば、消えるドットは、これらの画像処理(特に孤立点除去処理)によって除去される程度のものである必要がある。また、消えないドットは、これらの画像処理によって除去されない程度のものである必要がある。
続いて、画像出力処理として、プリンタ102によって階調処理(S162)、及び画像の印刷(S163)が実行される。以上で一般的な原稿の複写が終了する。なお、原稿画像に消えるドットが含まれていた場合は、消えるドットは上記の画像処理によって除去されているため、印刷結果としては現れない。
また、プリンタ102への出力ではなく、その他のアプリケーション処理として、原稿画像をファクシミリとして送信するファクシミリ送信処理、原稿画像を画像データとしてHDD106に保存するデータ保存処理、原稿画像をメールに添付して配信するメール配信処理等を行ってもよい(S164)。各アプリケーションによって、画像処理のパラメータが異なったり、処理がスキップされたりすることがある。
本実施の形態における複写処理には、ライン補正処理(S153)の出力画像に対し、所定のパターンが含まれているかを検知する特定画像検知処理が含まれている(S165)。但し、消えるドットが、地肌除去処理(S154)によって除去されない程度のものであれば、地肌除去処理の出力画像に対して特定画像検知処理を行ってもよい。
特定画像検知処理によって所定のパターンが検知された場合は、プリンタ102に画像破壊信号が出力され、画像出力処理(S162、S163)が実行される前に画像破壊処理が実行される(S161)。画像破壊処理は、原稿画像の内容が読み取れないように画像を破壊する処理である。具体的には、原稿画像の黒塗り潰し、白抜け、「複写不可」等の文字列等による置換等の処理である。
すなわち、原稿画像のプリンタ102からの出力やHDD13への蓄積開始前であればエラー終了させることも可能であるが、高速なモノクロの複写機では原稿画像の読み取りとほぼ同時に印刷も開始される。このような場合は、所定パターンが検知された位置から原稿画像を破壊するようにしておけば、コピー処理の高速性を保てるというわけである。HDD13に画像データを蓄積する場合も同様に原稿画像を破壊して蓄積させてもよいし、蓄積後、画像削除命令や画像全破壊命令を発行することにより、画像データをHDD106より削除してもよい。
ステップS165の特定画像検知処理について説明する。図15は、第一の実施の形態における特定画像検知処理を実行する特定画像検知処理部の機能構成例を示す図である。図15において、特定画像検知処理部14は、ROM107に格納されている検知用プログラムがSIMD104によって処理されることにより実現される機能であり、二値化部141、第一ドット抽出部142、第一パターンマッチング部143、第一判定部144、第二ドット抽出部145、第二パターンマッチング部146、第二判定部147及び第三判定部148等より構成される。
ここではパターンA(図6)とパターンB(図7)とを検知対象とする場合について説明する。
二値化部141は、ライン補正処理又は地肌除去処理の出力画像を(以下、「対象画像」という。)を二値化し、対象画像におけるドットを抽出する。第一ドット抽出部142は、消えないドットを抽出するためのマスクを用いて二値化部141によって抽出されたドットから消えないドットを抽出する。
図16は、消えないドットを抽出するためのマスクの例を示す図である。図16のマスク1421において「B」は黒画素、「W」は白画素を示す。またいずれでもない画素は、どのような値でもよい画素を示す。すなわち、マスク1421における黒画素の領域は、少なくとも消えるドットより大きく、かつ、消えないドットより小さくされている。第一ドット抽出部142は、対象画像の端から端まで、一画素ずつずらしながらマスク1421を当てはめ、そのたびごとにマスク1421が当てはめられた領域がマスク1421に一致するか否かを判定する。一致する場合は、当該領域より消えないドットが抽出される。
第二ドット抽出部145は、消えるドットを抽出するためのマスクを用いて二値化部141によって抽出されたドットから消えるドットを抽出する。
図17は、消えるドットを抽出するためのマスクの例を示す図である。図17のマスク1451において「B」は黒画素、「W」は白画素を示す。第二ドット抽出部145は、対象画像の端から端まで、一画素ずつずらしながらマスク1451を当てはめ、そのたびごとにマスク1451が当てはめられた領域がマスク1451に一致するか否かを判定する。一致する場合は、当該領域より消えるドットが抽出される。
続いて、ドット抽出結果を用いてパターンマッチングが行われる。第一パターンマッチング部143は、第一ドット抽出部142によるドット抽出結果に基づき、パターンAを抽出するためのマスクを用いてパターンAを抽出する。
図18は、パターンAを抽出するためのマスクの例を示す図である。図18のマスク1431において、「B」、「W」及び空の画素の意味は上記と同じである。マスク1431では、パターンAを構成するドットa1、a2、a3及びa4の相対的な位置関係を満たすように黒画素が配置されている。
第二パターンマッチング部146は、第二ドット抽出部145によるドット抽出結果に基づき、パターンBを抽出するためのマスクを用いてパターンBを抽出する。
図19は、パターンBを抽出するためのマスクの例を示す図である。図19のマスク1461において、「B」、「W」及び空の画素の意味は上記と同じである。マスク1461では、パターンBを構成するドットb1、b2及びb3及び相対的な位置関係を満たすように黒画素が配置されている。
第一判定部144は、所定面積内にパターンAが所定個数以上抽出されたらパターンAを検知したと判定する。第二判定部147は、所定面積内にパターンBが所定個数以上抽出されたらパターンBを検知したと判定する。第三判定部148は、第一判定部144と第二判定部147との検知結果より最終的な判定を行う。
図20は、第一の実施の形態における第三判定部の判定例を示す図である。図20においては、第一判定部144の判定結果と第二判定部147との判定結果に応じて第三判定部148がどのような判定を行うかが表形式で示されている。
図20によれば、第三判定部148は、第一判定部144がパターンAを検知し、かつ、第二判定部147がパターンBを検知した場合(表の一行目)は画像破壊信号を出力しない(複写を許可する)。また、第一判定部144がパターンAを検知しない場合(表の三行目)、第三判定部147は、第二判定部147の判定結果がいずれであっても画像破壊信号を出力しない(複写を許可する)。したがって、以上の場合は正常に複写処理が実行される。
一方、第一判定部144がパターンAを検知し、かつ、第二判定部147がパターンBを検知しなかった場合(表の二行目)、第三判定部148は、画像破壊信号を出力する(複写を許可しない)。したがって、この場合、複写処理は正常に行われない。
すなわち、図20は、原稿画像にパターンA、すなわち、消えないドットからなるパターンのみが検知された場合は画像破壊が行われることを示す。
上記より、例えば、画像303(図11)を有する原稿が複合機100において複写(読み取りデータ保存、メール配信、FAX送信等も含む)されると、一回目の複写では、図21に示されるような出力画像が得られる。
図21は、パターンAとパターンBとが重畳された原稿が複写された際の複写結果として得られる画像の例を示す図である。図21において、画像501は、画像破壊は行われていない。画像303には、パターンAだけでなくパターンBも含まれておりその旨が検知されるからである。但し、パターンBは画像処理によって除去されてしまう。したがって、画像501は、パターンAのみが含まれている。
ここで、複写結果としての画像501を有する原稿を更に複写しようとすると、画像破壊が行われる。すなわち、原稿にはパターンA(消えないパターン)が含まれている一方でパターンB(消えるパターン)は含まれていないからである。
ところで、特定画像検知処理部14は次のような構成にしてもよい。図22は、第一の実施の形態における特定画像検知処理を実行する特定画像検知処理部の第二の機能構成例を示す図である。図22中、図15と同一部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。
図22においては、対象画像からパターンC(図8)を検知する例について説明する。
まず、二値化部141は、対象画像を二値化し、ドットを抽出する。ドット抽出部142は、マスク1421(図16)を用いて二値化部141によって抽出されたドットから消えないドットを抽出する。ドット抽出部145は、マスク1451(図17)を用いて二値化部141によって抽出されたドットから消えるドットを抽出する。
続いて、ドット抽出結果を用いてパターンマッチングが行われる。第一パターンマッチング部143は、パターンCの消えないドット(ドットa1、a2、a3及びa4)から構成されるパターン(パターンA)を抽出するためのマスクを用いてパターンAを抽出する。また、第二パターンマッチング部146は、パターンCの消えるドット(ドットc1)から構成されるパターンを抽出するためのマスクを用いてパターンCの消えるドットから構成されるパターンを抽出する。
図23は、パターンCを抽出するためのマスクの例を示す図である。図23において、マスク1432は、パターンCのうちのパターンAを抽出するためのマスクである。また、パターン1462は、パターンCの消えるドットから構成されるパターンを抽出するためのマスクである。図中において、二つのマスク間を結ぶ矢印は両マスクの相対的な位置関係を示している。
すなわち、第一パターンマッチング部143は、パターンAを抽出するとその抽出情報(現在のマスク1432の位置情報等)を第二パターンマッチング部146に出力する。第二パターンマッチング部146は、抽出情報に基づいてマスク1432との所定の相対的位置においてマスク1462を適用し、パターンCの消えるドットから構成されるパターンの抽出を試みる。このように、消えないパターンと消えるパターンとの相対的な位置関係を所定なものとしておくことにより、一方が検知されたときだけ他方を検知すればよく、パターンの検知処理の高速化を図ることができ、また検知精度を高めることができる。
第一判定部144は、パターンAが所定面積内に所定個数以上抽出されたら当該パターンを検知したと判定する。第二判定部147は、消えるドットから構成されるパターンが所定面積内に所定個数以上抽出されたら当該パターンを検知したと判定する。第三判定部148は、第一判定部144と第二判定部147との判定結果より最終的な判定を行う。その判定の仕方は、図20において説明した通りである。
上記より、例えば、画像304(図12)を有する原稿が複合機100において複写(読み取りデータ保存、メール配信、FAX送信等も含む)されると、一回目の複写では消えるドットが検知されるため画像破壊は行われない。但し、消えるドットは画像処理によって除去されてしまうため、複写結果として画像302(図10)が得られる。
ここで、複写結果としての画像302を有する原稿を更に複写しようとすると、画像破壊が行われる。すなわち、原稿には消えるドットからなるパターンAが含まれている一方で消えるドットが含まれていないからである。なお、パターンDが重畳された原稿について複写が実行される場合も、同様に一回だけの複写が許可される。但し、この場合、第一パターンマッチング部143及び第二パターンマッチング部146によって使用されるマスクが異なる。
図24は、パターンDを抽出するためのマスクの例を示す図である。すなわち、第一パターンマッチング部143は、マスク1433を用いてパターンDの消えないドットから構成されるパターン(パターンA(図6))を抽出する。また、第二パターンマッチング部146は、マスク1463を用いて、パターンD消えるドットから構成されるパターン(パターンB(図7))を、パターンAとの所定の相対位置において抽出する。
上述したように、第一の実施の形態における画像処理システム1によれば、原稿の複写回数を0回又は1回に制限することができる。
ところで、複写の回数を制限する場合、許可される複写の回数(世代)を二回以上としてもよい。以下、許可される複数の回数を二回以上とした例を第二の実施の形態として説明する。第二の実施の形態においてPC200で実行される複写制限文書の生成処理の手順は、図2において説明したものと同様である。但し、印刷設定画面と、ドットの重畳処理(S106)が異なる。
図25は、第二の実施の形態における印刷設定画面の表示例を示す図である。図25において、印刷設定画面50のセキュリティタブ51には、セキュリティレベルの選択を行わせるためのトグルボタン511、512、513、514及び515が配置されている。
トグルボタン511は、複写を無制限に許可する際に選択される。トグルボタン512は、一回(一世代)だけ複写を許可する際に選択される。トグルボタン513は、二回(二世代)だけ複写を許可する際に選択される。トグルボタン514は、三回(三世代)だけ複写を許可する際に選択される。トグルボタン515は、複写を全く許可しない場合に選択される。
この場合、ステップS106においてセキュリティレベルごとに重畳されるドットパターンは以下のようになる。図26は、第二の実施の形態におけるセキュリティレベルごとに重畳されるパターンの例を示す図である。
図26に示されるように、複写が無制限に許可される場合と全く許可されない場合とは、図5の場合と同様であるので説明は省略する。
複写が許可される回数に一回、二回又は三回と制限がある場合は、いずれも消えないドットと消えるドットからなるパターンが重畳される。ただし、複写が許可される回数に応じて、消えるドットが配置される位置が異なる。
図27は、複写が一回だけ許可される場合に重畳されるパターンの例を示す図である。図27において、パターンEは、消えないドットa1、a2、a3及びa4と、消えるドットb1との五つのドットから構成される。すなわち、パターンEは、パターンD(図9)よりドットb2及びb3を除去したものに相当する。
また、図28は、複写が二回だけ許可される場合に重畳されるパターンの例を示す図である。図28において、パターンFは、消えないドットa1、a2、a3及びa4と、消えるドットb2との五つのドットから構成される。すなわち、パターンFは、パターンD(図9)よりドットb1及びb3を除去したものに相当する。
また、図29は、複写が三回だけ許可される場合に重畳されるパターンの例を示す図である。図29において、パターンGは、消えないドットa1、a2、a3及びa4と、消えるドットb3との五つのドットから構成される。すなわち、パターンGは、パターンD(図9)よりドットb1及びb2を除去したものに相当する。
図27〜図29に示される三つのパターンは、それぞれ消えないドットの位置が異なる。これによって、パターンE、F及びGの別が識別される。
これらのパターンが重畳された出力画像の例を図30〜図32に示す。
図30は、パターンEが重畳された画像の例を示す図である。図30において、画像306は、文書画像301にパターンEが繰り返し重畳されたものである。
図31は、パターンFが重畳された画像の例を示す図である。図31において、画像307は、文書画像301にパターンFが繰り返し重畳されたものである。
図32は、パターンGが重畳された画像の例を示す図である。図32において、画像308は、文書画像301にパターンGが繰り返し重畳されたものである。
次に、複合機100における原稿の複写処理について説明する。図33は、第二の実施の形態における複写処理を説明するためのフローチャートである。図33中、図14と同一ステップには同一符号を付し、その説明は適宜省略する。
図33においては、階調処理(S162)と印刷処理(S163)との間にドット追加処理(S201)が追加されている。また、その他のアプリ処理(S164)の前にもドット追加処理(S201)が追加されている。また、特定画像検知処理(S165)の内容が図15及ぶ図22と異なる。
図34は、第二の実施の形態における特定画像検知処理を実行する特定画像検知処理部の機能構成例を示す図である。図34中、図22と同一部分には同一符号を付し、その説明は適宜省略する。図34においては、パターンE、F又はG(図27、図28、図29)を検知する例について説明する。
まず、二値化部141は、対象画像を二値化し、ドットを抽出する。ドット抽出部142は、マスク1421(図16)を用いて二値化部141によって抽出されたドットから消えないドットを抽出する。ドット抽出部145は、マスク1451(図17)を用いて二値化部141によって抽出されたドットから消えるドットを抽出する。
続いて、ドット抽出結果を用いてパターンマッチングが行われる。第一パターンマッチング部143は、マスク1433(図24)を用いてパターンAを抽出する。また、第二パターンマッチング部146は、マスク1463を用いてパターンBを構成するいずれかのドットを抽出する。
ここで、第一パターンマッチング部143は、パターンAを抽出するとその抽出情報(現在のマスク1433の位置情報等)を第二パターンマッチング部146に出力する。第二パターンマッチング部146は、抽出情報に基づいてマスク1433との相対的位置においてマスク1466を適用し、パターンBの抽出を試みる。
第一判定部144は、パターンAが所定面積内に所定個数以上抽出されたら当該パターンを検知したと判定する。第二判定部147は、パターンBを構成するドットが所定面積内に所定個数以上抽出されたら当該パターンを検知したと判定する。
第三判定部148は、第一判定部144と第二判定部147との判定結果より最終的な判定を行う。
図35は、第二の実施の形態における第三判定部の判定例を示す図である。図35においては、第一判定部144の判定結果と第二判定部147との判定結果に応じて第三判定部148がどのような判定を行うか、また、ドット追加処理(S201)において、どのような位置にドットが追加されるのかが表形式で示されている。
図35によれば、第三判定部148は、第一判定部144がパターンAを検知し、第二判定部147がパターンを検知しない場合(図35の4行目)に画像破壊信号を出力し、それ以外は画像破壊信号は出力しない。
但し、第二判定部147によって、パターンBを構成するドットのうちドットb2又はドットb3が検知された場合は、ドット追加処理(S201)が実行される。ここで、ドット追加処理とは、対象画像に対して第三判定部148によって判定された位置(以下「追加ドット位置」という。)に消えるドットを新たに付加する処理をいう。
図35より、第三判定部148は、ドットb2が検知された場合(この場合は、パターンF(図28)が検知された場合に相当する。)は、ドットb1の位置を追加ドット位置として判定する。また、ドットb3が検知された場合(この場合は、パターンG(図29)が検知された場合に相当する。)は、ドットb2の位置を追加ドット位置として判定する。なお、ドットb1が検知された場合(この場合はパターンE(図27)が検知された場合に相当する。)は、ドットの追加は行われない。
上記のような複写処理によって、例えば、画像308(図32)を有する原稿が複合機100において複写(読み取りデータ保存、メール配信、FAX送信等も含む)されると、消えるドットb3が検知されるため画像破壊は行われない。また、ドットb3は画像処理によって除去されてしまう。但し、ドット追加処理によってドットb2が新たに付加された画像(すなわち画像307(図31))が複写結果として得られる。
更に、画像307を有する原稿が複写されると、消えるドットb2が検知されるため画像破壊は行われない。また、ドットb2は画像処理によって除去されてしまう。但し、ドット追加処理によってドットb1が新たに付加された画像(すなわち画像306(図30))が複写結果として得られる。
更に、画像306を有する原稿が複写されると、消えるドットb1が検知されるため画像破壊は行われない。また、ドットb1は画像処理によって除去されてしまう。そして、この場合、ドット追加処理は行われない。したがって、画像302(図10)が複写結果として得られる。
更に、画像302を有する原稿が複写されると、消えないドットからなるパターンAのみが検知されるため、画像破壊が行われる。
このように、パターンGが重畳された原稿は3回、パターンFが重畳された原稿は2回、パターンEが重畳された原稿は1回だけ複写が許可される。
なお、上記においては、複写回数を0〜3回までに制限する例について説明したが、消えないドットを付加する位置又は数等に更なるバリエーションを持たせることにより、複写の制限回数を容易に増加させることができる。
また、上記においては、複写を行うユーザの情報を使用していないが、複合機100においてユーザ情報を取得し、そのユーザの属性に応じて第三判定部148の判定結果を変化させてもよい。例えば、管理職クラスには3回目までの複写を許可するが、一般社員については最大で2回、派遣社員については最大で1回目までの複写しか許可しないようにするといった具合である。この場合、一般社員が、パターンGが重畳された原稿を複写しようとした場合は、b2ではなくb1を追加ドットとすればよい。また、派遣社員が、パターンG又はパターンFが重畳された原稿を複写しようとした場合は、ドット追加処理は行わなければよい。
上述したように、本実施の形態における画像処理システム1によれば、原稿の複写回数を柔軟に制限することができる。なお、本実施の形態では、消えるパターン及び消えないパターン共に、ドットによって構成されている例について説明したが、パターンは、必ずしもドットによって構成されている必要はなく、線分等の図系によって構成されているものであってもよい。但し、ドットは、その形状から用紙の向きによる影響を受け難いという特性を有する。かかる点においてドットによるパターンを用いることは望ましい。
以上、本発明の実施例について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
本発明の実施の形態における画像処理システムの構成例を示す図である。 複写制限文書の生成処理を説明するためのフローチャートである。 本発明の実施の形態における文書データの文書画像の初期状態を示す図である。 第一の実施の形態における印刷設定画面の表示例を示す図である。 第一の実施の形態におけるセキュリティレベルごとに重畳されるパターンの例を示す図である。 消えないドットからなるパターンの例を示す図である。 消えるドットからからなるパターンの例を示す図である。 消えないドットからなるパターンに消えるドットを付加したパターンの例を示す図である。 消えないドットからなるパターンと消えるドットからなるパターンとを組み合わせたパターンの例を示す図である。 パターンAが重畳された画像の例を示す図である。 パターンA及びBが重畳された画像の例を示す図である。 パターンCが重畳された画像の例を示す図である。 パターンDが重畳された画像の例を示す図である。 第一の実施の形態における複写処理を説明するためのフローチャートである。 第一の実施の形態における特定画像検知処理を実行する特定画像検知処理部の機能構成例を示す図である。 消えないドットを抽出するためのマスクの例を示す図である。 消えるドットを抽出するためのマスクの例を示す図である。 パターンAを抽出するためのマスクの例を示す図である。 パターンBを抽出するためのマスクの例を示す図である。 第一の実施の形態における第三判定部の判定例を示す図である。 パターンAとパターンBとが重畳された原稿が複写された際の複写結果として得られる画像の例を示す図である。 第一の実施の形態における特定画像検知処理を実行する特定画像検知処理部の第二の機能構成例を示す図である。 パターンCを抽出するためのマスクの例を示す図である。 パターンDを抽出するためのマスクの例を示す図である。 第二の実施の形態における印刷設定画面の表示例を示す図である。 第二の実施の形態におけるセキュリティレベルごとに重畳されるパターンの例を示す図である。 複写が一回だけ許可される場合に重畳されるパターンの例を示す図である。 複写が二回だけ許可される場合に重畳されるパターンの例を示す図である。 複写が三回だけ許可される場合に重畳されるパターンの例を示す図である。 パターンEが重畳された画像の例を示す図である。 パターンFが重畳された画像の例を示す図である。 パターンGが重畳された画像の例を示す図である。 第二の実施の形態における複写処理を説明するためのフローチャートである。 第二の実施の形態における特定画像検知処理を実行する特定画像検知処理部の機能構成例を示す図である。 第二の実施の形態における第三判定部の判定例を示す図である。
符号の説明
1 画像処理システム
100 複合機
101 スキャナ
102 プリンタ
103 CPU
104 SIMD
105 ASIC
106 HDD
107 ROM
108 RAM
109 NIC
110 オペレーションパネル
200 PC
201 ディスプレイ
202 入力装置
203 CPU
204 NIC
205 HDD
206 ROM
207 RAM
14、14a、14b 特定画像検知処理部
141 二値化部
142 第一ドット抽出部
143 第一パターンマッチング部
144 第一判定部
145 第二ドット抽出部
146 第二パターンマッチング部
147 第二判底部
148 第三判定部

Claims (23)

  1. 印刷される原稿画像に対して情報を埋め込む画像処理装置であって、
    前記原稿画像の印刷物に対して許可される複写の回数に応じて前記複写の際の所定の画像処理によって消えるドットパターンと消えないドットパターンとを前記原稿画像に重畳させた出力画像を生成する重畳手段を有し、
    前記重畳手段は、前記許可される複写の回数に応じて、前記消えるドットパターンの中で重畳させるドットを異ならせることを特徴とする画像処理装置。
  2. 前記重畳手段は、前記消えるドットパターンと前記消えないドットパターンとが所定の相対的な位置関係を有するように組み合わされたドットパターンを前記原稿画像に重畳させることを特徴とする請求項1記載の画像処理装置。
  3. 前記重畳手段は、前記印刷物に対して少なくとも一回の前記複写が許可される場合は、前記消えないドットパターンと共に前記消えるドットパターンを重畳させることを特徴とする請求項1又は2記載の画像処理装置。
  4. 前記重畳手段は、前記印刷物に対して前記複写が許可されない場合は、前記消えないドットパターンを重畳させ、前記消えるドットパターンは重畳させないことを特徴とする請求項1乃至3いずれか一項記載の画像処理装置。
  5. 前記重畳手段は、前記印刷物に対して許可される複写の回数に制限が無い場合は前記消えないドットパターンを重畳させないことを特徴とする請求項1乃至4いずれか一項記載の画像処理装置。
  6. 前記原稿画像の印刷指示に応じ、前記出力画像を印刷装置に印刷させる印刷制御手段を有することを特徴とする請求項1乃至5いずれか一項記載の画像処理装置。
  7. 原稿の複写の許否を前記原稿の原稿画像に含まれているドットパターンに応じて判定する画像処理装置であって、
    前記複写の際の所定の画像処理によって消えるドットパターンの少なくとも一部のドットが前記原稿画像に含まれているかを判定する第一の判定手段
    前記ドットが前記原稿画像に含まれている場合に、前記消えるドットパターンにおける当該ドットの位置に応じ、前記所定の画像処理が行われた前記原稿画像に、前記消えるドットパターンにおいて当該ドットとは異なる位置の消えるドットを重畳させて出力画像を生成するドットパターン追加手段とを有し、
    前記原稿画像に前記消えるドットパターンの少なくとも一部のドットが含まれている場合は前記複写を許可することを特徴とする画像処理装置。
  8. 前記所定の画像処理によって消えないドットパターンが前記原稿画像に含まれているかを判定する第二の判定手段を有し、
    前記原稿画像に前記消えないドットパターンが含まれており、前記消えるドットパターンが含まれていない場合は前記複写を許可しないことを特徴とする請求項7記載の画像処理装置。
  9. 前記第一の判定手段は、前記第二の判定手段によって前記消えないドットパターンが前記原稿画像に含まれていると判定された場合に、該消えないドットパターンに対する所定の相対的な位置関係に基づいて前記消えるドットパターンの少なくとも一部のドットが含まれているかを判定する請求項8記載の画像処理装置。
  10. 前記原稿画像に前記消えないドットパターンが含まれていない場合は前記複写を許可することを特徴とする請求項7乃至いずれか一項記載の画像処理装置。
  11. 前記複写を許可しないときは、前記原稿画像を破壊した画像を複写結果として出力させることを特徴とする請求項7乃至10いずれか一項記載の画像処理装置。
  12. 前記画像処理装置は、複写機を含むことを特徴とする請求項7乃至11いずれか一項記載の画像処理装置。
  13. 印刷される原稿画像に対する情報の埋め込みをコンピュータに実行させる画像処理プログラムであって、
    前記原稿画像の印刷物に対して許可される複写の回数に応じて前記複写の際の所定の画像処理によって消えるドットパターンと消えないドットパターンとを前記原稿画像に重畳させた出力画像を生成する重畳手順を有し、
    前記重畳手順は、前記許可される複写の回数に応じて、前記消えるドットパターンの中で重畳させるドットを異ならせることを特徴とする画像処理プログラム。
  14. 前記重畳手順は、前記消えるドットパターンと前記消えないドットパターンとが所定の相対的な位置関係を有するように組み合わされたドットパターンを前記原稿画像に重畳させることを特徴とする請求項13記載の画像処理プログラム。
  15. 前記重畳手順は、前記印刷物に対して少なくとも一回の前記複写が許可される場合は、前記消えないドットパターンと共に前記消えるドットパターンを重畳させることを特徴とする請求項13又は14記載の画像処理プログラム。
  16. 前記重畳手順は、前記印刷物に対して前記複写が許可されない場合は、前記消えないドットパターンを重畳させ、前記消えるドットパターンは重畳させないことを特徴とする請求項13乃至15いずれか一項記載の画像処理プログラム。
  17. 前記重畳手順は、前記印刷物に対して許可される複写の回数に制限が無い場合は前記消えないドットパターンを重畳させないことを特徴とする請求項13乃至16いずれか一項記載の画像処理プログラム。
  18. 前記原稿画像の印刷指示に応じ、前記出力画像を印刷装置に印刷させる印刷制御手順を有することを特徴とする請求項13乃至17いずれか一項記載の画像処理プログラム。
  19. 原稿の複写の許否を前記原稿の原稿画像に含まれているドットパターンに応じて判定する画像処理プログラムであって、
    前記複写の際の所定の画像処理によって消えるドットパターンの少なくとも一部のドットが前記原稿画像に含まれているかを判定する第一の判定手順と、
    前記ドットが前記原稿画像に含まれている場合に、前記消えるドットパターンにおける当該ドットの位置に応じ、前記所定の画像処理が行われた前記原稿画像に、前記消えるドットパターンにおいて当該ドットとは異なる位置の消えるドットを重畳させて出力画像を生成するドットパターン追加手順とを有し、
    前記原稿画像に前記消えるドットパターンの少なくとも一部のドットが含まれている場合は前記複写を許可することを特徴とする画像処理プログラム。
  20. 前記所定の画像処理によって消えないドットパターンが前記原稿画像に含まれているかを判定する第二の判定手順を有し、
    前記原稿画像に前記消えないドットパターンが含まれており、前記消えるドットパターンが含まれていない場合は前記複写を許可しないことを特徴とする請求項19記載の画像処理プログラム。
  21. 前記第一の判定手順は、前記第二の判定手順によって前記消えないドットパターンが前記原稿画像に含まれていると判定された場合に、該消えないドットパターンに対する所定の相対的な位置関係に基づいて前記消えるドットパターンの少なくとも一部のドットが含まれているかを判定する請求項20記載の画像処理プログラム。
  22. 前記原稿画像に前記消えないドットパターンが含まれていない場合は前記複写を許可することを特徴とする請求項19乃至21いずれか一項記載の画像処理プログラム。
  23. 前記複写を許可しないときは、前記原稿画像を破壊した画像を複写結果として出力させることを特徴とする請求項19乃至22いずれか一項記載の画像処理プログラム。
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