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JP4410026B2 - 電子部品複合体,電子部品のテスト方法,および電子部品の製造方法 - Google Patents
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電子部品複合体,電子部品のテスト方法,および電子部品の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、半導体ウェーハ、半導体チップ、BGA(Ball Grid Allay)パッケージ、受動素子などの電子部品をテストするためのコンタクトシート、コンタクトシートを備えたテスト装置及びこのテスト装置を用いたテスト方法及び電子部品の製造方法、及び電子部品に関するものである。
半導体パッケージの小型化・簡略化に伴い、MCM(Multi Chip Module)のように一つのパッケージの中に多数のチップが搭載される場合やCOB(Chip On Board)のベアダイ供給などのためには、個々のチップの良不良を知るKGD(Known Good Die)技術が必要である。
従来は半導体チップをパッケージ基板に実装した後のOLB端子又は半導体チップやウェハの電極に固いテスト用の多層基板などのテスト基板を押し付けることによって電気的に接触させてテストを実施している。その際、半導体チップや半導体ウェハなどの電子部品の電極は、テスト基板の基板電極に接触される。テスト装置は、テスト基板及びテスト回路を有し、さらにテスト基板/テスト回路間を電気的に接続する配線を備えている。また、BGAパッケージをバーンインテストなどのテストをする場合、BGAボール付パッケージをテスト回路に電気的に接続された専用ソケットに入れて加圧によりコンタクトしてテストを行なう。また、ウェハ状の場合は、プローブをウェハの電極に押し当てることでコンタクトしてテストをする。
テスト装置としては、例えば、高温バイアステストがある。これは、デバイスを電圧印加しながら高温雰囲気中にさらすテストである。このテストは、実使用状態を模擬した加速テストで劣化原因を物理的、時間的に加速し、短時間で結果を出すことができ、初期不良除去を目的とするスクリーニング(もしくはバーンイン)や信頼性テストにおける寿命テストの一部として用いられる。
また、ウェハレベルのバーンイン試験において、土台の上に電極が形成された素子面を上にしてウェハが保持され、このウェハの電極と相対する位置に突起電極を持つ多層のシートと、この電極と相対する位置に導電性を持つ柔軟な部材と、テスト回路への配線が形成された高い平坦性を持つバーンイン基材ユニットと、圧力を加える機構とを有するテスト装置が知られている(特許文献1)。
なお、半導体パッケージの絶縁性基板と半導体チップとの間に多孔質性の樹脂を介在させて両者間の接合状態を良好に維持する従来技術も知られている(特許文献2)。また、ポリテトラフルオロエチレンやポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなど絶縁材料の多孔質体の内部にビアや配線を形成する技術が知られている(特許文献3、4)。
特開平10−284556号公報 特開平11−163203号公報(第9頁及び図1) 特開2001−345537号公報 特開2001−83347号公報
固いテスト基板に半導体チップなどの電極(例えば、はんだバンプ)をはんだ接合した場合、テスト基板から半導体チップを取り外す際に、半導体チップやテスト基板の電極が破壊されたり、はんだバンプの任意の箇所で破断するといったことが発生してしまい、ダメージをコントロールすることが困難である。そのため、パッケージやチップの電極もしくは端子をテスト基板に押し付けてバーンインテストなどのテストを行なう。この場合、テスト装置には位置合わせ機構の他に半導体チップなどの電子部品を加圧・保持するための仕組みが必要となる。
本発明は、このような課題を解決するためになされたものであり、コンタクトシートやテスト基板の電極に電子部品の電極であるはんだバンプなどをはんだ接合することによってテストをすることが容易であり、また、テスト後にテスト基板から半導体チップなどの電子部品を取り外す場合、はんだ量の減少といったバンプなどの電極のダメージをコントロールすることが可能であり、また、半導体チップのリペアやテスト基板の再利用に有効な電子部品のテスト用コンタクトシートを提供し、このコンタクトシートを利用した加圧・保持のための仕組みが不要なテスト装置を提供し、このようなコンタクトシート及びテスト装置を用いたテスト方法及び電子部品の製造方法を提供し、多孔質体層から引き剥がされた電子部品を提供するものである。
本発明の一の態様によれば、絶縁性多孔質体層と、前記絶縁性多孔質体層に配設され、電子部品の電極もしくは端子とテスト装置の端子との間を電気的に接続する接続電極とを備え、前記接続電極は、前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一方の主面より下に埋め込まれていることを特徴とする電子部品のテスト用コンタクトシートが提供される。
本発明の他の態様によれば、電子部品の電極もしくは端子とテスト装置の端子との間を電気的に接続する接続電極が埋め込まれた絶縁性ビア層と、前記絶縁性ビア層の対向する2つの主面に形成された絶縁性多孔質体層とを備えていることを特徴とする電子部品のテスト用コンタクトシートが提供される。
本発明の他の態様によれば、絶縁性多孔質体層と、Sn又はSnを含む合金から構成され、前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填され、電子部品の電極もしくは端子を誘導するはんだ誘導体層とを具備することを特徴とする電子部品のテスト用コンタクトシートが提供される。
本発明の他の態様によれば、テスト回路と、前記テスト回路と電気的に接続された請求項1乃至請求項6のいずれかに記載の電子部品のテスト用コンタクトシートとを備え、前記接続電極又は前記はんだ誘導体層は、テスト時に載置される電子部品の電極もしくは端子と溶融接続され、前記電子部品の電極もしくは端子は、はんだバンプ又はボールであることを特徴とする電子部品のテスト装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、テスト回路と、前記テスト回路内部と電気的に接続されたテスト基板と、前記テスト基板上に形成された基板電極と、前記基板電極を被覆するように前記テスト基板上に形成されたコンタクトシートとを備え、前記コンタクトシートは、前記絶縁性多孔質体層からなり、テスト時に載置される電子部品の電極もしくは端子は、はんだバンプ又はボールであることを特徴とする電子部品のテスト装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、テスト回路と、前記テスト回路内部と電気的に接続されたテスト基板と、前記テスト基板上に形成された基板電極と、請求項7に記載の電子部品のテスト用コンタクトシートとを備え、前記基板電極又は前記テスト用コンタクトシートの前記はんだ誘導体層は、テスト時に載置される電子部品の電極もしくは端子と溶融接続され、前記電子部品の電極もしくは端子は、はんだバンプ又はボールであることを特徴とする電子部品のテスト装置が提供される。
本発明の他の態様によれば、請求項8に記載の電子部品のテスト装置の前記テスト用コンタクトシート上に被テスト用電子部品を搭載させ、前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記絶縁性多孔質体層を介して前記接続電極又は前記はんだ誘導体層に接触させ、加熱溶融して接合させる工程と、前記電子部品の前記はんだバンプ又はボールを前記接続電極又は前記はんだ誘導体層に接合させて前記テスト回路に電気的に接続させてからこのテスト回路により前記電子部品をテストする工程と、前記テストが終了してから前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程とを具備することを特徴とする電子部品のテスト方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、請求項10に記載の電子部品のテスト装置の前記テスト用コンタクトシート上に被テスト用電子部品を搭載させ、前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記基板電極又は前記はんだ誘導体層に接触させ、加熱溶融して接合させる工程と、前記電子部品の前記はんだバンプ又はボールを前記基板電極又は前記はんだ誘導体層に接合させて前記テスト回路に電気的に接続させてからこのテスト回路により前記電子部品をテストする工程と、前記テストが終了してから前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程と具備することを特徴とする電子部品のテスト方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、請求項8に記載の電子部品のテスト装置における前記テスト用コンタクトシート上に被テスト用電子部品を搭載させ、前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記絶縁性多孔質体層を介して前記接続電極又は前記はんだ誘導体層に接触させ、加熱溶融して接合させる工程と、前記電子部品の前記はんだバンプ又はボールを前記接続電極又は前記はんだ誘導体層に接合させて前記テスト回路に電気的に接続させてからこのテスト回路により前記電子部品をテストする工程と、前記テストが終了してから前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程と、前記テスト基板から離したテスト用コンタクトシートの内、前記テストにより良品と判定された電子部品が搭載されているテスト用コンタクトシートと前記電子部品との間及び前記テスト用コンタクトシートを構成する多孔質体層に樹脂を含浸させる工程と、前記テスト用コンタクトシート裏面において、前記接続電極に端子として用いられるはんだボールを取り付ける工程とを備えたことを特徴とする電子部品の製造方法が提供される。
本発明の他の態様によれば、複数の電極もしくは端子を有する電子部品であって、前記電子部品の電極もしくは端子の先端が略平面であり、かつ高さがほぼ均一であることを特徴とする電子部品が提供される。
本発明の一の態様による電子部品用コンタクトシート、電子部品のテスト装置、電子部品のテスト方法及び電子部品の製造方法、及び電子部品によれば、以下の効果が得られる。
(1)コンタクトシートの基材を多孔質とし、コンタクトシート内部にある接続電極からコンタクトシート表面までのギャップ量を持たせることにより、コンタクトシートの接続電極と半導体チップなどの電子部品の電極であるはんだバンプを溶融接続することができる。このはんだ接合によって電子部品のテストが容易になる。
(2)多孔質体層の内部に接続電極を設けることにより、半導体チップなどの電子部品とコンタクトシートとをはんだ溶融接続した後も電極へのダメージや電極として用いるはんだバンプのはんだ量にバラツキを生じさせることなく、コンタクトシートから半導体チップなどの電子部品を取り外すことができる。これにより半導体チップなどの電子部品のリペアが容易となる。
(3)多孔質体層の孔径を0.01〜20μm程度とすることにより、コンタクトシートから半導体チップなどの電子部品を取り外すときのはんだ破断面を限定することができる。その結果リペア後の半導体チップなどの電子部品の電極であるバンプのはんだ量をコントロールすることができる。
(4)本発明の接続構造を用いることによりテスト装置の簡略化及び半導体チップなどの電子部品のリペアが容易となる。
以下、図面を参照して発明の実施の形態を説明する。なお、以下には本発明の実施の形態を図面に基づいて説明するが、それらの図面は図解のために提供されるものであり、本発明はそれらの図面に限定されるものではない。
まず、図1乃至図3及び図8乃至図11を参照しながら第1の実施の形態を説明する。図1は、この実施の形態において用いられる電子部品のテスト用コンタクトシート(以下、コンタクトシートという)の部分断面図、図2は、コンタクトシートと電子部品との接続構造を示す工程断面図、図3は、電子部品をコンタクトシートから取り外した状態を説明するコンタクトシートと電子部品との断面図、図8は、コンタクトシートを介して電子部品とテスト回路とを電気的に接続した状態を説明するテスト装置の概略断面図、図9は、コンタクトシートの斜視図、図10は、電子部品の一例であるBGAパッケージの断面図、図11は、コンタクトシートを介して電子部品とテスト回路とを電気的に接続した状態を説明する他のテスト装置の概略断面図である。
図1に示すように、コンタクトシート1は、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなどの絶縁材料から構成された絶縁性多孔質体層(以下、多孔質体層という)1´とこの多孔質体層1´に少なくとも部分的に埋め込まれた接続電極2もしくは接続電極2とこの接続電極2に接続された配線3から構成されている。多孔質体層1´の孔径は、0.01〜20μm程度であることが望ましい。多孔質体層1´の孔径が20μmを超えると、電子部品の電極である後述するはんだバンプ11が多孔質体層1´の表面で剥がれ難くなり、また多孔質体層1´の孔径が0.01μm未満であると、はんだ接続に必要な後述するフラックス4を接続電極2まで浸透させることが困難になるからである。このように多孔質体層の内部にビアや配線を形成する技術としては、特許文献3、4などがある。また、この多孔質体層の孔は、三次元的に連続している。接続電極2は、多孔質体層1´の上面以下に埋め込まれており、多孔質体層1´の上面から埋め込まれた接続電極2の上面間のギャップgは、10μm以下、より好ましくは0.01〜5μm以下になっている。ギャップgが10μmを超えると、はんだの染み込みが困難になってしまうからである。このギャップgの深さは、後に述べるように電子部品の電極もしくは端子などに用いられるはんだバンプの染み込み易さにより決められる。接続電極2もしくは内部の配線3が接続された接続電極2は、コンタクトシート1の中央部分に縦横に配列されている。接続電極2の上面は多孔質体層1´に埋め込まれており、接続電極2の下面は、内部の配線3の下面も含めて多孔質体層1´の下面から露出している(図9参照)。
そして、電子部品をテスト装置に搭載するに際して、このコンタクトシート1の接続電極2は、半導体チップ、半導体ウェハ、BGAパッケージ、或いは受動素子などの電子部品の電極もしくは端子と相対するように配置されている。電子部品の電極もしくは端子としては、例えば、はんだボール、及びはんだバンプが挙げられる。内部の配線が形成されたコンタクトシートは、テスト基板を用いないテスト装置に用いられる。
テスト装置を動作させるために、電子部品は、図2に示すようにその電極又は端子をコンタクトシート1の接続電極2に接続される。この実施の形態では電子部品は、半導体チップ又はウェハ10を用い、その電極もしくは端子にははんだバンプ11を用いる。図2は、このコンタクトシート1に半導体チップ又はウェハ10をフリップチップ接続する場合を示している。まず、コンタクトシート1上のチップ搭載面にフラックス4等を塗布する。フラックス4は、コンタクトシート1を構成する多孔質体層1´に染み込んで埋め込まれた接続電極2に到達する(図2(a))。
フラックスは、はんだ溶融時には液状となるので塗布する段階では必ずしも液状である必要はない。これに半導体チップ又はウェハ10をマウントし(図2(b))、はんだバンプ11を多孔質体層1´表面に近接させてこれを溶融させると、はんだの一部が多孔質体層1´内に染み込んでいき、接続電極2とはんだバンプ11がはんだ接続される。はんだバンプ11は、多孔質体層1´内を浸透していくので多孔質体層内に染み込んだ部分11´を有している(図2(c))。このとき接続電極2の表面からコンタクトシート1の表面までのギャップ(g)量(図1参照)を所定の値に決めて置くと、はんだバンプ11が多孔質体層内に染み込む量を正確に制御することができる。
次に、図8を参照して電子部品をテスト装置に搭載後、電子部品をテストする動作を説明する。この実施の形態ではバーンインテストなどを実施する。この接続構造及びテスト方法は、BGAタイプの半導体パッケージ(BGAパッケージ)にも適用できる。コンタクトシート1と半導体チップ又はウェハ10とはそれぞれの接続電極2及びはんだバンプ11が対向するように配置して図2に示すように両者をはんだ接続する。テスト装置の主たる構成は、テスト回路23、テスト基板20及びコンタクトシート1である。テスト基板20には、例えば、多層回路が積層された多層回路基板を用いる。コンタクトシートに接続電極と電気的に接続された配線が形成されている場合(図9(c)及び図1(b)参照)は、この配線を直接テスト回路と接続された外部配線に接続するので、テスト基板は省略できる。テスト回路23とテスト基板20とは多層回路に電気的に接続された配線22により電気的に接続されている。テスト基板20の主面上には、多層回路に電気的に接続された基板電極21が形成されている。半導体チップ又はウェハ10を搭載したコンタクトシート1を各接続電極2が各基板電極21に接するようにテスト基板20上に載置してからテストを実施する。
テスト終了後に半導体チップ又はウェハ10を取り外すと、図3に示すように、はんだバンプ11は、多孔質体層1´の表面において、多孔質体層内に染み込んだ部分11´と染み込まなかった部分の界面で破断するので、半導体チップ又はウェハ10は機械的に取り外される。多孔質体層1´から取り外された半導体チップ又はウェハ10のはんだバンプ11の形状は、はんだバンプ11の直径からギャップgの高さ分(10μm以下)を差し引いた高さにほぼ均一になっている。このような形状のはんだバンプを有する半導体チップ又はウェハ10は、多孔質体層1´から引き剥がした結果得られるものである。また、液体に浸せきして超音波をかけても取り外すことができ、このときフラックスの洗浄も同時に行なうようにすると工程としてより効率的である。さらに、前述のように、コンタクトシートの表面から埋め込まれた接続電極の表面までのギャップ量を所定の値に決めて置くと、はんだバンプが多孔質体層内に染み込む量を正確に制御することができる。
以上のように、多孔質体層の内部に電極があるようなコンタクトシートと半導体チップなどをはんだ接続する場合、テスト後に電極破壊や同一半導体チップ内で引き剥がし後のバンプはんだ量のバラツキが拡大するのを防止しながら半導体チップをコンタクトシートから取り外すことができる。したがって、テスト後に良品チップを別のパッケージ基板に実装するチップのリペアやテスト基板の再利用も可能となる。
また、半導体チップなどのはんだバンプやBGAパッケージのはんだボールとコンタクトシートの接続電極をはんだ接続することによってテスト時に半導体チップやパッケージに加わる機械的な荷重を少なくし、テスト装置を機械的動作部の少ないシンプルな構成にすることができる。
前述のBGAパッケージは、例えば、図10に示されるものを用いる。シリコンなどの半導体チップ12は、外部接続端子としてはんだバンプを備えている(図示しない)。また、半導体チップを支持する基板は、多層回路基板などの配線基板14であり下面にはんだボール(BGAボール)15が取り付けられている。上面には内部の多層回路を介してはんだボールと電気的に接続された接続電極(図示しない)が形成されている。半導体チップ12は、配線基板14に搭載され、半導体チップ12のはんだバンプは、配線基板14の接続電極にそれぞれ接続される。はんだバンプが配置された半導体チップ12と配線基板14との間にはエポキシ樹脂などのアンダーフィル樹脂13が封止され、配線基板14上の半導体チップ12は、エポキシ樹脂などの樹脂封止体16により封止されている。このBGAパッケージをテスト装置によりテストする際に、BGAパッケージは、前述のコンタクトシートに搭載される。
なお、この実施の形態で使用したテスト装置は、図8に示す構造を有しており、テスト基板を用いている。すなわち、コンタクトシートをテスト基板上に搭載すると共にそれぞれの電極を直接接触させてテスト回路と電気的に接続するようにしている。したがって、内部の配線が不要な図1(a)に示すコンタクトシートを用いる。これに対して、図11に示すように、テスト基板を用いないテスト装置も知られている。このテスト装置の主たる構成は、テスト回路23及びコンタクトシート1である。コンタクトシート1には接続電極2と、この電極と電気的に接続された内部の配線3とが形成されている。このコンタクトシートは、図1(b)に示されている。テスト回路23とコンタクトシート1とは接続電極2に繋がる内部の配線3に電気的に接続された配線22により電気的に接続されている。そして、半導体チップ又はウェハ10をコンタクトシート1に搭載してからバーンインテストなどを実施する。
次に、図5を参照して、第2の実施の形態を説明する。
この実施の形態では、接続電極が内部に完全に埋め込まれているコンタクトシートを説明する。図5は、コンタクトシートの部分断面図である。図5(a)の場合、コンタクトシート24は、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなどの絶縁材料から構成された多孔質体層24´とこの多孔質体層24´に埋め込まれた接続電極25から構成されている。多孔質体層24´の孔径は、0.01〜20μm程度であることが望ましい。この多孔質体層の孔は、三次元的に連続している。接続電極25は、多孔質体層1´の上面以下に埋め込まれており、多孔質体層24´の上面及び下面から埋め込まれた接続電極25の表面間のギャップg1、g2は、10μm以下、より好ましくは0.01〜5μm以下になっている。このギャップg1、g2の深さは、半導体チップなどの電子部品の電極もしくは端子などに用いられるはんだバンプの染み込み易さにより決められる。接続電極25は、コンタクトシート24の中央部分に縦横に配列されている。接続電極25全体は、多孔質体層24´に埋め込まれている。そして、電子部品をテスト装置に搭載するに際して、このコンタクトシート24の接続電極25は、半導体チップ又はウェハあるいはBGAパッケージなどの電子部品の電極もしくは端子と相対するように配置されている。
図5(b)の場合、接続電極となる導電性ビアが形成された絶縁性ビア層(ビア層という)上に薄い多孔質体層を貼り付ける構造になっている。すなわち、コンタクトシート29は、接続電極(導電性ビアともいう)25が埋め込まれた絶縁性のビア層26と、ビア層26の両面に露出した接続電極25を被覆するようにその両面に形成された薄い多孔質体層27、28とから構成されている。多孔質体層27、28の厚さは、図5(a)に示されるギャップg1、g2に相当する。多孔質体層の材料も多孔質の孔径も図5(a)の例と同じである。
図5(a)、(b)とも、テスト装置は、例えば、図8に示すものを用い、半導体チップ10を搭載したコンタクトシート24、25を各接続電極が各基板電極に接するようにテスト基板上に載置してからバーンインなどのテストを実施する。
テスト終了後に半導体チップをコンタクトシートから取り外すと、図3に示すように、はんだバンプは、多孔質体層の表面において、多孔質体に染み込んだ部分と染み込まなかった部分の界面で破断するので、半導体チップは、機械的に取り外される。また、液体に浸せきして超音波をかけても取り外すことが可能であり、このときフラックスの洗浄も同時に行うようにすると工程としてより効率的である。さらに、前述のように、コンタクトシートの表面から埋め込まれた接続電極の表面までのギャップ量(図5(b)の場合は、多孔質体層の厚さ)を所定の値に決めて置くと、はんだバンプが多孔質体層内に染み込む量を正確に制御することができる。
以上のように、多孔質体層の内部に電極があるようなコンタクトシートと半導体チップなどをはんだ接続する場合、テスト後に電極破壊や同一半導体チップ内で引き剥がし後のバンプはんだ量のバラツキが拡大するのを防止しながら半導体チップをコンタクトシートから取り外すことができる。したがって、テスト後に良品チップを別のパッケージ基板に実装するチップのリペアやテスト基板の再利用も可能となる。
また、半導体チップのはんだバンプとコンタクトシートの接続電極をはんだ接続することによってテスト時に半導体チップやパッケージに加わる機械的な荷重を少なくし、テスト装置を機械的動作部の少ないシンプルな構成にすることができる。
次に、図6を参照して第3の実施の形態を説明する。
この実施の形態では、メッキ層を利用してコンタクトシートをテスト基板に固定する工程を説明する。図6は、コンタクトシートをテスト基板に固定する工程断面図である。図6に示すように、コンタクトシート30は、例えば、PTFEやポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなどの絶縁材料から構成された多孔質体層30´とこの多孔質体層30´に一面が埋め込まれ、他面が露出した接続電極31から構成されている。多孔質体層30´の孔径は、0.01〜20μm程度であることが望ましい。この多孔質体層の孔は、三次元的に連続している。接続電極31は、多孔質体層30´の上面以下に埋め込まれており、多孔質体層30´の上面(半導体チップを搭載する面)から埋め込まれた接続電極31の上面間のギャップgは、10μm以下、より好ましくは0.01〜5μm以下になっている。このギャップgの深さは、電子部品の電極もしくは端子などに用いられるはんだバンプの染み込み易さにより決められる。接続電極31は、コンタクトシート30の中央部分に縦横に配列されている。そして、電子部品をテスト装置に搭載するに際して、このコンタクトシート30の接続電極31は、半導体チップなど電子部品の電極もしくは端子と相対するように配置されている。
次に、接続電極31が露出した面をテスト装置のテスト基板20に対向させ、接続電極31を基板電極21に位置を合わせて搭載する(図6(a))。次に、電解めっきなどにより多孔質体層30´内部の接続電極31表面にめっき処理を行ってテスト基板と多孔質体層30´とを一体化させる。この後、半導体チップなどの電子部品をコンタクトシートにはんだ溶融接続してテストを行う。
テスト終了後に半導体チップをコンタクトシートから取り外すと、図3に示すように、はんだバンプは、多孔質体層の表面において、多孔質体に染み込んだ部分と染み込まなかった部分の界面で破断するので、半導体チップは、機械的に取り外される。また、液体に浸せきして超音波をかけても取り外すことが可能であり、このときフラックスの洗浄も同時に行うようにすると工程としてより効率的である。さらに、コンタクトシートの表面から埋め込まれた接続電極の表面までのギャップ量を所定の値に決めて置くと、はんだバンプが多孔質体層内に染み込む量を正確に制御することができる。
以上のように、多孔質体層の内部に電極があるようなコンタクトシートと半導体チップなどをはんだ接続する場合、テスト後に電極破壊や同一半導体チップ内で引き剥がし後のバンプはんだ量のバラツキが拡大するのを防止しながら半導体チップをコンタクトシートから取り外すことができる。したがって、テスト後に良品チップを別のパッケージ基板に実装するチップのリペアやテスト基板の再利用も可能となる。
また、半導体チップのはんだバンプとコンタクトシートの接続電極をはんだ接続することによってテスト時に半導体チップやパッケージに加わる機械的な荷重を少なくし、テスト装置を機械的動作部の少ないシンプルな構成にすることができる。
さらに、テスト後の被検査電子部品の引き剥がしでは、めっき処理により、はんだ接続側よりもテスト基板側の方の接続強度が強くなるため、電子部品側のみを引き剥がすことが可能になる。
次に、図7を参照して第4の実施の形態を説明する。
この実施の形態では、テスト基板に密着して形成されたコンタクトシートを説明する。図7は、テスト基板上に形成されたコンタクトシートの断面図である。例えば、図8に示すテスト装置を構成するテスト基板20は、表面に基板電極21が形成されている。この基板電極21を被覆するように厚さ5μm以下の薄い多孔質体層40´が貼り付け形成されている。ここで用いるコンタクトシート40には接続電極が設けられていないので、多孔質体層そのものがコンタクトシートである。半導体チップ又はウェハのはんだバンプをテスト基板20の基板電極21に位置合わせして搭載し、リフローすることにより半導体チップ又はウェハ側のはんだが基板電極と溶融接続される。
他の実施の形態とは異なり、ここではテスト基板の基板電極がコンタクトシートの接続電極の役割をしているので、半導体チップ又はウェハとコンタクトシート及びテスト基板とが同時に固定される。
コンタクトシート40は、例えば、PTFEやポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなどの絶縁材料から構成された多孔質体層40´から構成されている。多孔質体層40´の孔径は、0.01〜20μm程度であることが望ましい。この孔は、三次元的に連続している。基板電極21は、多孔質体層40´の上面以下に被覆されており、多孔質体層40´の上面から基板電極21の表面間のギャップgは、10μm以下、より好ましくは0.01〜5μm以下になっている。このギャップgの深さは、半導体チップなどの電子部品の電極もしくは端子などに用いられるはんだバンプの染み込み易さにより決められる。
半導体チップ又はウェハをテスト装置に搭載するに際して、このコンタクトシート40が被覆する基板電極21は、半導体チップ又はウェハなど電子部品の電極もしくは端子と相対するように配置されている。
テスト終了後に半導体チップをコンタクトシートから取り外すと、はんだバンプは、多孔質体層の表面において、多孔質体に染み込んだ部分と染み込まなかった部分の界面で破断するので、半導体チップは、機械的に取り外される。また、液体に浸せきして超音波をかけても取り外すことが可能であり、このときのフラックスの洗浄も同時に行うようにすると工程としてより効率的である。
さらに、コンタクトシートの表面から基板電極の表面までのギャップ量を所定の値に決めて置くと、はんだバンプが多孔質体層内に染み込む量を正確に制御することができる。
以上のように、コンタクトシートと半導体チップなどをはんだ接続する場合、テスト後に電極破壊や同一半導体チップ内で引き剥がし後のバンプはんだ量のバラツキが拡大するのを防止しながら半導体チップをコンタクトシートから取り外すことができる。したがって、テスト後に良品チップを別のパッケージ基板に実装するチップのリペアやテスト基板の再利用も可能となる。
また、半導体チップのはんだバンプとコンタクトシートの接続電極をはんだ接続することによってテスト時に半導体チップやパッケージに加わる機械的な荷重を少なくし、テスト装置を機械的動作部の少ないシンプルな構成にすることができる。
次に、図4を参照して第5の実施の形態を説明する。
以上説明したように、本発明において、コンタクトシートと半導体チップなどをはんだ溶融接続する場合、テスト後に電極破壊や同一半導体チップ内で引き剥がし後のバンプはんだ量のバラツキが拡大するのを防止しながら半導体チップなどをコンタクトシートから取り外すことができる。したがって、テスト後に良品チップを別のパッケージ基板に実装する半導体チップのリペアが可能となる。
図4は、テストの結果良品であると判定された半導体ウェハが搭載されてパッケージ化されたコンタクトシートの部分断面図である。例えば、第1の実施の形態による方法で、電子部品であるシリコンなどの半導体ウェハにバーンインなどのテスト実施した後、良品チップを有する半導体ウェハが搭載されたコンタクトシートについて、半導体ウェハ50に設けられた電極であるはんだバンプ51の周囲と、コンタクトシート52を構成する多孔質体層52´部分に樹脂54を含浸させる。この後、接続電極53にBGAボールを取り付け、コンタクトシート52を裁断するといった組立工程を実施して半導体パッケージを作成する。この実施の形態では、テスト工程と接続工程を同時に行うことにより、工程を削減することができる。
次に、図12乃至図16を参照して第6の実施の形態を説明する。
この実施の形態では、多孔質体層の一部にはんだ誘導体層が充填されたコンタクトシートを説明する。図12乃至図14は、コンタクトシートの部分断面図、図15は、コンタクトシートの一部を拡大した部分断面図、図16は、はんだ誘導体層を形成する工程を模式的に示した図である。図12に示すように、コンタクトシート60は、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなどの絶縁材料から構成された多孔質体層60´とこの多孔質体層60´に埋め込まれた接続電極61と多孔質体層60´の一部に充填されたはんだ誘導体層62から構成されている。多孔質体層60´の孔径は、0.01〜20μm程度であることが望ましい。この多孔質体層60´の孔は、三次元的に連続している。接続電極61は、多孔質体層60´の上面以下に埋め込まれており、多孔質体層60´の上面から埋め込まれた接続電極61の表面間のギャップgは、5μm以上、より好ましくは10μm以上になっている。なお、ギャップgは、例えばはんだ誘導体層62としてSnを用いるとともに直径が100μmの接続電極61を作成する場合、電気抵抗値の許容範囲から400μm以下が好ましい。また、はんだ誘導体層62が充填されている部分以外の多孔質体層60´の部分には、樹脂が含浸されていてもよい。接続電極61は、コンタクトシート60の中央部分に縦横に配列されている。接続電極61の上面は多孔質体層60´に埋め込まれており、接続電極61の下面は、多孔質体層60´の下面から露出している。
はんだ誘導体層62は、多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分及び接続電極61の側面付近の多孔質体層60´の部分に充填されている。はんだ誘導体層60は、少なくとも多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分に充填されていればよく、図12に示されるものの他、図13(a)に示されるようにはんだ誘導体層62が多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分のみに充填されたもの、或いは図13(b)に示されるようにはんだ誘導体層62が多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間及び多孔質体層60´の下面と接続電極61の下面との間の多孔質体層60´の部分及び接続電極61の側面付近の多孔質体層60´の部分に充填されたものであってもよい。また、図14(a)及び図14(b)に示されるようにはんだ誘導体層62を多孔質体層60´上に盛り上がるように形成してもよい。ここで、図13(b)及び図14(b)の場合において、多孔質体層60´の上面及び下面から埋め込まれた接続電極61の表面間のギャップg1,g2は、5μm以上、より好ましくは10μm以上になっている。また、図13(a)及び図14(a)において、多孔質体層60´上面からのはんだ誘導体層62の高さhは、約20μm以下であることが好ましい。高さhが20μmを超えると、はんだ誘導体層62をはんだバンプ11の組成に近いSn又はSnを含む合金から構成した場合であっても、Sn又はSnを含む合金がはんだバンプ11に許容できないほど拡散してしまい、はんだバンプ11の組成が変化してしまうからである。
また、はんだ誘導体層62が充填されているとは、はんだ誘導体層62を構成している物質が、例えば、図15(a)に示されるように多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分に分散している場合、図15(b)に示されるようにその部分の多孔質体の表面をコートしている場合、図15(c)に示されるようにその部分に敷き詰められている場合等が挙げられる。
はんだ誘導体層62は、Sn、又はSn−Pb、Sn−Ag等のSnを含む合金、その他300℃以下の融点を有する金属等から構成することが可能である。ここで、融点が300℃以下の金属としたのは、検査する電子部品や検査用基板の耐熱性からである。なお、図15(a)及び図15(b)の場合には、はんだ誘導体層62を上記のものの他、はんだバンプ11に対してぬれ性の良い樹脂等から構成してもよい。ここで、はんだ誘導体層62は、ギャップ全てが、図15(a)、(b)、および(c)の一形態によってのみ構成される必要は無く、例えば、図15(c)のような層と図15(a)のような層の2層構造や、それぞれの層から構成される多層構造をとっていても良い。
このようなはんだ誘導体層62は、例えば、次のようにして形成することができる。まず、図16(a)に示されるように多孔質体層60´に接続電極61が埋め込まれたものの下面にカソード電極63を取り付ける。カソード電極63には、多孔質体層60´の厚みよりも高い柱状部63´が形成されており、柱状部63´を接続電極61が埋め込まれた部分と接触するように多孔質体層60´に取り付ける。ここで、柱状部63´の高さを多孔質体層60´の厚みよりも高くしたのは、柱状部63´以外のカソード電極63の部分上に位置する多孔質体層60´の部分にめっきが埋め込まれるのを抑制するためである。また、カソード電極63と対向するように、かつカソード電極63との間に多孔質体層60´が配置されるようにアノード電極64を配置する。そして、図16(b)に示されるようにこれらのものを例えば電解Snめっき液のような電解めっき液に浸漬させるとともにアノード電極64とカソード電極63との間に電圧を印加して、電解めっきを施す。これにより、多孔質体層60´内にめっきが入り込んで、接続電極61の周囲にめっきが施され、図12に示されるはんだ誘導体層62が形成される。なお、無電解めっきによりはんだ誘導体層62を形成することも可能である。この場合、例えば、多孔質体層60´に接続電極61が埋め込まれたものを無電解めっき液に浸漬させることによりはんだ誘導体層62を形成することができる。
次に、電子部品をテスト装置に搭載後、電子部品をテストする動作を説明する。テスト装置は、例えば、図8に示すものを用い、半導体チップ又はウェハ10を搭載したコンタクトシート60を各接続電極61が各基板電極21に接するようにテスト基板20上に載置してからバーンインテストなどのテストを実施する。ここで、半導体チップ又はウェハ10をコンタクトシート60に搭載する際には、コンタクトシート60と半導体チップ又はウェハ10とをそれぞれの接続電極61及びはんだバンプ11が対向するように配置し、接続電極61又ははんだ誘導体層62とはんだバンプ11とをはんだ接続する。具体的には、例えば、はんだ誘導体層62を構成する物質が、図15(a)のように多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分に分散している場合及び図15(b)のようにその部分の多孔質体の表面をコートしている場合には、はんだバンプ11は接続電極61に溶融接続され、はんだ誘導体層62を構成する物質が、図15(c)のように多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分に敷き詰められている場合には、はんだバンプ11ははんだ誘導体層62に溶融接続される。
本実施の形態では、第1の実施の形態で説明した効果に加えて、以下のような効果を有する。はんだ誘導層62を構成している物質が多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分に分散している場合及びその部分の多孔質体の表面をコートしている場合には、多孔質体層60´内におけるはんだバンプ11のぬれ性を向上させることができるので、はんだバンプ11が多孔質体層60´内に染み込み易くなる。これにより、ギャップg,g1,g2が5μm以上であっても、はんだバンプ11を接続電極62に接続させることができる。また、ギャップg,g1,g2が5μm以上であるので、接続電極62を構成する物質が多孔質体層60´上のはんだバンプ11の部分に拡散し難くなり、コンタクトシート60から引き剥がした後の半導体チップ又はウェハ10側のはんだバンプ11の組成変化を抑制することができる。
はんだ誘導体層62を構成する物質がSn又はSnを含む合金であり、かつ多孔質体層60´の上面と接続電極61の上面との間の多孔質体層60´の部分に敷き詰められている場合には、はんだバンプ11がはんだ誘導体層62を介して接続電極61に電気的に接続されるので、接続電極61を構成する物質がはんだバンプ11内に拡散し難くなり、はんだバンプ11の組成変化を抑制することができる。ここで、はんだ誘導体層62を構成するSn又はSnを含む合金がはんだバンプ11内に拡散することが考えられるが、Sn又はSnを含む合金ははんだバンプ11と近い組成を有しているために、はんだバンプ11内にSn又はSnを含む合金が拡散した場合であっても、はんだバンプ11の組成変化は許容することができるほど小さい。
はんだ誘導体層62を形成することにより、はんだバンプ11をコンタクトシート60から引き剥がした後の半導体チップ又はウェハ10側のはんだバンプ11の平坦性を向上させることができ、はんだバンプ11の体積変動を低減させることができる。
次に、図17乃至図19を参照して第7の実施の形態を説明する。
この実施の形態では、接続電極が設けられておらず、かつ多孔質体層の一部にはんだ誘導体層が充填されたコンタクトシートを説明する。図17及び図18は、コンタクトシートの部分断面図、図19は、はんだ誘導体層を形成する工程を模式的に示した図である。図17に示されるように、コンタクトシート70は、例えば、PTFE(ポリテトラフルオロエチレン)やポリイミド、アラミドを含む液晶性ポリマーなどの絶縁材料から構成された多孔質体層70´と多孔質体層70´の一部に充填されたはんだ誘導体層71から構成されている。多孔質体層70´の孔径は、0.01〜20μm程度であることが望ましい。この多孔質体層70´の孔は、三次元的に連続している。多孔質体層70´の厚さdは、例えばはんだ誘導体層71としてSnを用いるとともに直径が100μmのはんだ誘導体層71を作成する場合、電気抵抗値の許容範囲から400μm以下が好ましい。また、はんだ誘導体層71が充填されている部分以外の多孔質体層70´の部分には、樹脂が含浸されていてもよい。
はんだ誘導体層71は、多孔質体層70´の一部に、かつ多孔質体層70´の上面から下面まで充填されている。はんだ誘導体層71は、少なくとも多孔質体層70´の一部に充填されていればよく、図18に示されるようにはんだ誘導体層71を多孔質体層70´上に盛り上がるように形成してもよい。図18において、多孔質体層70´上面からのはんだ誘導体層71の高さhは、約20μm以下であることが好ましい。高さhが20μmを超えると、はんだ誘導体層71をはんだバンプ11の組成に近いSn又はSnを含む合金から構成した場合であっても、Sn又はSnを含む合金がはんだバンプ11に許容できないほど拡散してしまい、はんだバンプ11の組成が変化してしまうからである。また、はんだ誘導体層71が充填されているとは、第6の実施の形態と同意義である。
はんだ誘導体層71は、Sn、又はSn−Pb、Sn−Ag等のSnを含む合金、その他300℃以下の融点を有する金属等から構成することが可能である。ここで、融点が300℃以下の金属としたのは、検査する電子部品や検査用基板の耐熱性からである。なお、はんだ誘導層71を構成している物質が多孔質体層70´内に分散している場合及び多孔質体の表面をコートしている場合には、はんだ誘導体層62を上記のものの他、はんだバンプ11に対してぬれ性の良い樹脂等から構成してもよい。さらに、はんだ誘導体層71は、ギャップ全てが、一形態によってのみ構成される必要は無く、例えば、多孔質体層70´内に分散している層と充填されている層との多層構造といった構成をとっても構わない。
このようなはんだ誘導体層71は、例えば、次のようにして形成することができる。まず、多孔質体層70´の上面又は下面にカソード電極72を取り付ける。カソード電極72には、多孔質体層70´の厚みよりも高い柱状部72´が形成されており、柱状部72´に多孔質体層70´を取り付ける。ここで、柱状部72´の高さを多孔質体層70´の厚みよりも高くしたのは、柱状部72´以外のカソード電極72の部分上に位置する多孔質体層70´の部分にめっきが埋め込まれるのを抑制するためである。また、カソード電極72と対向するように、かつカソード電極72との間に多孔質体層70´が配置されるようにアノード電極73を配置する。そして、図19(b)に示されるようにこれらのものを例えば電解Snめっき液のような電解めっき液に浸漬させるとともにアノード電極73とカソード電極72との間に電圧を印加して、電解めっきを施す。これにより、多孔質体層70´内にめっきが入り込み、図17に示されるはんだ誘導体層71が形成される。なお、無電解めっきによりはんだ誘導体層71を形成することも可能である。
次に、電子部品をテスト装置に搭載後、電子部品をテストする動作を説明する。テスト装置は、例えば、図8に示すものを用い、基板電極21上にはんだ誘導体層71が位置するようにコンタクトシート70をテスト基板20上に載置し、その後、それぞれの基板電極21とはんだバンプ11が対向するように配置して基板電極21又ははんだ誘導体層71とはんだバンプ11をはんだ接続してからバーンインテストなどのテストを実施する。ここで、基板電極21又ははんだ誘導体層70とはんだバンプ11をはんだ接続する際には、例えば、はんだ誘導体層71を構成する物質が、多孔質体層70´内に分散している場合及び多孔質体の表面をコートしている場合には、はんだバンプ11は基板電極21に溶融接続され、はんだ誘導体層71を構成する物質が、多孔質体層70´内に敷き詰められている場合には、はんだバンプ11ははんだ誘導体層62に溶融接続される。
本実施の形態では、第4の実施の形態で説明した効果に加えて、以下のような効果を有する。はんだ誘導層71を構成している物質が多孔質体層70´内に分散している場合及び多孔質体の表面をコートしている場合には、多孔質体層70´内におけるはんだバンプ11のぬれ性を向上させることができるので、はんだバンプ11が多孔質体層70´内に染み込み易くなる。これにより、厚さdが5μm以上であっても、はんだバンプ11を基板電極21に接続させることができる。また、厚さdが5μm以上であるので、基板電極21を構成する物質が多孔質体層70´上のはんだバンプ11の部分に拡散し難くなり、コンタクトシート70から引き剥がした後の半導体チップ又はウェハ10側のはんだバンプ11の組成変化を抑制することができる。
はんだ誘導体層71を構成する物質がSn又はSnを含む合金であり、かつ多孔質体層70´内の少なくとも一部に敷き詰められている場合には、はんだバンプ11がはんだ誘導体層71を介して基板電極21に電気的に接続されるので、基板電極21を構成する物質がはんだバンプ11内に拡散し難くなり、はんだバンプ11の組成変化を抑制することができる。ここで、はんだ誘導体層71を構成するSn又はSnを含む合金がはんだバンプ11内に拡散することが考えられるが、Sn又はSnを含む合金ははんだバンプ11と近い組成を有しているために、はんだバンプ11内にSn又はSnを含む合金が拡散した場合であっても、はんだバンプ11の組成変化は許容することができるほど小さい。
はんだ誘導体層71を形成することにより、はんだバンプ11をコンタクトシート71から引き剥がした後の半導体チップ又はウェハ10側のはんだバンプ11の平坦性を向上させることができ、はんだバンプ11の体積変動を低減させることができる。
次に、本発明において用いられる多孔質体を説明する。
多孔質体としては、具体的にはポリマー材料等のシートに三次元連続空孔が形成された多孔質シートやポリマー繊維やセラミックス繊維を三次元網目状に絡めたクロスや不織布等が用いられる。具体的には、例えば、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン等の結晶性ポリマーのシートを延伸して製作したものや、ポリマーのスピノーダル分解やミクロ相分離等の相分離現象を利用して形成したポリイミド等の多孔質体でも良い。クロスや不織布としてはセラミック繊維やポリマー繊維から製作したものが用いられる。
セラミック繊維としては、例えば、シリカガラス繊維、アルミナ繊維、シリコンカーバイト繊維、チタン酸カリウム繊維等が用いられる。ポリマー繊維としては、例えば、芳香族ポリアミド繊維、芳香族ポリエステル繊維等の液晶性ポリマーや高Tgポリマー繊維や、PTFE繊維等のフッ素系ポリマー繊維、ポリパラフェニレンスルフィド繊維、芳香族ポリイミド繊維、ポリベンゾオキサゾール誘導体繊維等が用いられる。上記セラミック繊維とポリマー繊維を混ぜても良いしセラミックスとポリマーの複合繊維でも良い。
クロスよりも不織布の方が三次元的に繊維が絡み合って、空孔径が均一であることから好ましい。更に不織布としては、例えば、メルトブロー法によって製作したポリマー繊維の不織布や芳香族ポリアミド等の液晶性ポリマーの繊維を細かく粉砕して得られる直径が0.1〜0.3μm程度の微細な繊維を漉いた不織布などが繊維径が微細で空孔径も均一であることから好ましい。これらの不織布は寸法安定性を向上させるために、繊維同士を溶着させたり、ポリマー等をコーティングすることによって、繊維同士がずれたりしないようにするのが良い。
これらの多孔質体の中でも、ポリテトラフルオロエチレンを延伸した多孔質体や相分離現象を利用して形成したポリイミド等の多孔質体や液晶性ポリマーの微細繊維の不織布が三次元的に均質で異方性が少ない多孔質構造を有し、空孔径が均一なことから好ましい。
本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトシートと電子部品との接続構造を示す工程の部分断面図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子部品をコンタクトシートから取り外した状態を説明するコンタクトシートと電子部品の部分断面図。 本発明の第5の実施の形態に係るテストの結果良品であると判定された半導体ウェハが搭載されてパッケージ化されたコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第2の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第3の実施の形態に係るコンタクトシートをテスト基板に固定する工程部分断面図。 本発明の第4の実施の形態に係るテスト基板上に形成されたコンタクトシートの断面図。 本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトシートを介して電子部品とテスト回路とを電気的に接続する状態を説明するテスト装置の概略断面図。 本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトシートの斜視図。 本発明の第1の実施の形態に係る電子部品の一例であるBGAパッケージの断面図。 本発明の第1の実施の形態に係るコンタクトシートを介して電子部品とテスト回路とを電気的に接続する状態を説明するテスト装置の概略断面図。 本発明の第6の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第6の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第6の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第6の実施の形態に係るコンタクトシートの一部を拡大した部分断面図。 本発明の第6の実施の形態に係るはんだ誘導体層を形成する工程を模式的に示した図。 本発明の第7の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第7の実施の形態に係るコンタクトシートの部分断面図。 本発明の第6の実施の形態に係るはんだ誘導体層を形成する工程を模式的に示した図。
符号の説明
1,24,29,30,40,52,60,70…コンタクトシート、1´,24´,27´,28,30´,40´,52´,60´,70´…多孔質体層、2,25,31,53,61…接続電極、3…内部の配線、4…フラックス、10,12,50…半導体チップ又はウェハ、11,51…はんだバンプ、11´…多孔質体層内に染み込んだはんだ部分、13…アンダーフィル樹脂、14…配線基板、15…はんだボール(BGAボール)、16…樹脂封止体、21…テスト基板、22…配線、23…テスト回路、32…めっき層、54…樹脂、62,71…はんだ誘導体層。

Claims (10)

  1. 電子部品と,
    絶縁性多孔質体層と,前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一方の主面より下に埋め込まれる接続電極と,前記絶縁性多孔質体層の前記少なくとも一方の主面と前記接続電極との間の前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填されるはんだ誘導体と,を有するテスト用コンタクトシートと,
    前記電子部品の電極もしくは端子と前記はんだ誘導体との間を電気的に接続する,はんだと,
    を具備することを特徴とする電子部品複合体
  2. 前記絶縁性多孔質体層の前記少なくとも一方の主面から前記接続電極までのギャップ量は,10μm以下であることを特徴とする請求項1に記載の電子部品複合体
  3. 前記はんだ誘導体は,Sn又はSnを含む合金から構成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の電子部品複合体
  4. 電子部品と,
    続電極が埋め込まれた絶縁性ビア層と,前記絶縁性ビア層の対向する2つの主面に形成された絶縁性多孔質体層と,前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填されるはんだ誘導体と,を有するテスト用コンタクトシートと,
    前記電子部品の電極もしくは端子と前記はんだ誘導体との間を電気的に接続する,はんだと,
    を具備することを特徴とする電子部品複合体
  5. 電子部品と,
    絶縁性多孔質体層と,Sn又はSnを含む合金から構成され,前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填されるはんだ誘導体と,を有するテスト用コンタクトシートと,
    前記電子部品の電極もしくは端子と前記はんだ誘導体との間を電気的に接続する,はんだと,
    を具備することを特徴とする電子部品複合体
  6. テスト回路と,前記テスト回路と電気的に接続されるテスト用コンタクトシートと,を有し,
    このテスト用コンタクトシートが,絶縁性多孔質体層と,前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一方の主面より下に埋め込まれる接続電極と,前記絶縁性多孔質体層の前記少なくとも一方の主面と前記接続電極との間の前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填されるはんだ誘導体と,を備える,
    電子部品のテスト装置を用いる電子部品のテスト方法であって,
    前記電子部品のテスト装置の前記テスト用コンタクトシート上に被テスト用電子部品を搭載させ,前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記はんだ誘導体に接触させ,加熱溶融して接合させる工程と,
    前記電子部品の前記はんだバンプ又はボールを前記はんだ誘導体に接合させて前記テスト回路に電気的に接続させてからこのテスト回路により前記電子部品をテストする工程と,
    前記テストが終了してから前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程と,
    を具備することを特徴とする電子部品のテスト方法。
  7. 前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程において,前記はんだバンプ又はボールを多孔質体層を含む部分と含まない部分との界面において破断させて分離することを特徴とする請求項に記載の電子部品のテスト方法。
  8. 前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記絶縁性多孔質体層を介して前記接続電極又は前記はんだ誘導体に接触させ,加熱溶融して接合させる工程において,前記はんだバンプ又はボールを前記接続電極又は前記はんだ誘導体に接触させる前に,前記絶縁性多孔質体層と前記接続電極又は前記はんだ誘導体の界面及びその近傍にフラックスを染み込ませ,その後前記はんだバンプ又はボールを加熱溶融し接合させることを特徴とする請求項又は請求項に記載の電子部品のテスト方法。
  9. テスト回路と,前記テスト回路と電気的に接続されるテスト基板と,前記テスト基板上に形成される基板電極と,テスト用コンタクトシートと,を有し,
    このテスト用コンタクトシートが,絶縁性多孔質体層と,Sn又はSnを含む合金から構成され,前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填されるはんだ誘導体と,を備える,
    電子部品のテスト装置を用いる電子部品のテスト方法であって,
    前記電子部品のテスト装置の前記テスト用コンタクトシート上に被テスト用電子部品を搭載させ,前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記基板電極又は前記はんだ誘導体に接触させ,加熱溶融して接合させる工程と,
    前記電子部品の前記はんだバンプ又はボールを前記基板電極又は前記はんだ誘導体に接合させて前記テスト回路に電気的に接続させてからこのテスト回路により前記電子部品をテストする工程と,
    前記テストが終了してから前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程と,
    具備することを特徴とする電子部品のテスト方法。
  10. テスト回路と,前記テスト回路と電気的に接続されるテスト用コンタクトシートと,を有し,
    このテスト用コンタクトシートが,絶縁性多孔質体層と,前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一方の主面より下に埋め込まれる接続電極と,前記絶縁性多孔質体層の前記少なくとも一方の主面と前記接続電極との間の前記絶縁性多孔質体層の少なくとも一部に充填されるはんだ誘導体と,を備える,
    電子部品のテスト装置を用いる電子部品の製造方法であって,
    前記電子部品のテスト装置における前記テスト用コンタクトシート上に被テスト用電子部品を搭載させ,前記電子部品の電極であるはんだバンプ又はボールを前記絶縁性多孔質体層を介して前記接続電極又は前記はんだ誘導体に接触させ,加熱溶融して接合させる工程と,
    前記電子部品の前記はんだバンプ又はボールを前記接続電極又は前記はんだ誘導体に接合させて前記テスト回路に電気的に接続させてからこのテスト回路により前記電子部品をテストする工程と,
    前記テストが終了してから前記はんだバンプ又はボールを前記テスト用コンタクトシートから分離する工程と,
    前記テスト基板から離したテスト用コンタクトシートの内,前記テストにより良品と判定された電子部品が搭載されているテスト用コンタクトシートと前記電子部品との間及び前記テスト用コンタクトシートを構成する多孔質体層に樹脂を含浸させる工程と,
    前記テスト用コンタクトシート裏面において,前記接続電極に端子として用いられるはんだボールを取り付ける工程とを備えたことを特徴とする電子部品の製造方法。
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