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JP4411268B2 - キーテレホンシステムおよび緊急番号呼び返し着信方法 - Google Patents
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JP4411268B2 - キーテレホンシステムおよび緊急番号呼び返し着信方法 - Google Patents

キーテレホンシステムおよび緊急番号呼び返し着信方法 Download PDF

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Description

本発明は、ダイヤルイン着信機能を有するキーテレホンシステムに利用する。特に、110番(警察)や119番(消防)などの緊急番号からの呼び返し着信の制御技術に関する。
メタル回線を利用するアナログ電話システムの場合には、110番や119番に電話をかけると、発信者(通報者)の電話機と着信者(警察や消防)の電話機との間の回線は着信者側の電話システムによっていったん保留される。この間は、発信者が電話機をオンフックさせても回線の保留は開放されず、必要に応じて着信者側からの呼び返しが行われる。メタル回線の場合には、電話機間の回線の電気的接続状態を保持することにより、回線の保留を行うことができる。
これに対し、ISDN回線またはIP回線などのディジタル回線を利用するディジタル電話システムの場合には、電話機間には、仮想的なパスが設定されるだけであり、メタル回線のように電気的接続状態を保持することによっては回線を保留することはできない。
よって、このようなディジタル回線では、回線を保留するのではなく、発信者側から通知された発番号情報により発信者の電話番号を利用して折り返し発信を行う(例えば、特許文献1〜8参照)。
特開2001−320749号公報 特開2001−186259号公報 特開平11−55742号公報 特開平6−334744号公報 特開平4−290364号公報 特開平4−288758号公報 特開平3−40550号公報 特開平1−298849号公報
ダイヤルイン着信機能を有するキーテレホンシステムでは、ダイヤルイン専用の回線キーのみを有し、外線に直接割り付けられている回線キーを有していない内線電話機がある。
このような内線電話機から110番や119番(以下では、これらを総称して緊急番号と呼ぶ)に発信した場合には、キーテレホンシステムにおいて、その時点で空いている外線を適当に選択し、内線電話機から外線への発信を可能とする。
ダイヤルイン専用の回線キーのみを有する内線電話機で緊急番号に発信した場合に、この内線電話機が受話器をオンフックさせて電話を切った場合には、着信側からの呼び返しに対し、この内線電話機には外線に直接割り付けられている回線キーが無いために着信表示不可となる。
このような問題点を解決するために、内線電話機から外線への発信の記録を保持しておき、外線からの呼び返しを当該内線電話機に着信表示させる技術がある(例えば、特許文献1、特許文献4、特許文献5、特許文献6参照)。
このような従来の技術は、発信を行った1台の内線電話機への緊急番号からの呼び返し着信を想定しているが、キーテレホンシステムが使用される環境は、主に会社や工場などであり、内線電話機の利用者は、1ヶ所に留まることなく、忙しく動き回っている場合が多い。
そのような内線電話機の使用環境を考慮したときに、緊急性の高い着信を確実に受け取るためには、発信を行った内線電話機だけではなく、その周囲の多数の内線電話機にも等しく着信が行われることが望ましいが、従来の技術では、そのような複数の内線電話機に対する着信は想定されていない。
また、将来のサービスとして、単なる緊急番号への発信に対する呼び返し着信ではなく、緊急番号から、例えば、地震発生に伴う津波警報の発令などのような突発的な緊急事態の発生を知らせる情報の着信があった場合に、この着信を多数の内線電話機が等しく受け取ることができることが望ましいが、従来の技術では、そのようなサービスへの対応は想定されていない。
本発明は、このような背景に行われたものであって、緊急番号からの外線着信を本来外線着信が想定されていない内線電話機着信させることができるキーテレホンシステムおよび緊急番号呼び返し着信方法を提供することを目的とする。
本発明の第一の観点は、それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する交換制御手段を含む主装置とを備えたキーテレホンシステムである。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記主装置は、外線から到来する着信情報を分析する着信分析手段と、この着信分析手段の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示手段と、前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集手段と、この統計情報収集手段により収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納手段と、を備え、前記臨時着信表示手段は、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、前記臨時着信回線キー候補情報格納手段に記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる手段を備えたところにある。
これにより、例えば、緊急番号からの折り返し着信を本来外線着信が想定されていない内線電話機着信させることができる。
これによれば、日常の回線キーの使用頻度に応じて着信を臨時に表示させる回線キーを選択することができ、最も使用頻度が低い回線キーを、あらかじめ臨時着信回線キーの候補として記憶しておくことができるので、臨時着信表示の際の空き回線キーの検索時間を短縮することができる。さらに、もし、最も使用頻度が高い回線キーに臨時着信表示が行われると、当該回線キーに着信しようとするその他の一般の呼が着信不可となり、通常業務に支障を来す可能性があるが、最も使用頻度が低い回線キーに臨時着信表示が行われることにより、通常業務への影響を最小に抑えることができる。
本発明の第二の観点は、それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する主装置とを備えたキーテレホンシステムが実行する緊急番号呼び返し着信方法である。
ここで、本発明の特徴とするところは、前記主装置は、外線から到来する着信情報を分析する着信分析ステップと、この着信分析ステップの分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示ステップと、前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集ステップと、この統計情報収集ステップにより収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納ステップとを実行し、前記臨時着信表示ステップとして、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、前記臨時着信回線キー候補情報格納ステップにより記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させるところにある。
本発明の第三の観点は、それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する交換制御手段を含むキーテレホンシステムの主装置である。
ここで、本発明の特徴とするところは、外線から到来する着信情報を分析する着信分析手段と、この着信分析手段の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示手段と、前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集手段と、この統計情報収集手段により収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納手段と、を備え、前記臨時着信表示手段は、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、前記臨時着信回線キー候補情報格納手段に記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる手段を備えたところにある
本発明の第四の観点は、それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する交換制御手段を含むキーテレホンシステムの主装置に適用されるプログラムであって、情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、外線から到来する着信情報を分析する着信分析機能、この着信分析機能の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示機能、前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集機能、この統計情報収集機能により収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納機能、のそれぞれの機能を実現させるプログラムである。
本発明によれば、緊急番号からの外線着信を本来外線着信が想定されていない内線電話機着信させることができる。
(第一実施例)
本発明第一実施例のキーテレホンシステムの構成を図1を参照して説明する。図1は本実施例のキーテレホンシステムの全体構成図である。
第一実施例は、図1に示すように、それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機T1およびT2と、この内線電話機T1およびT2を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機T1またはT2の該当する回線キー♯1〜♯4に当該着信を表示させ、当該回線キー♯1〜♯4の押下に応じて当該着信を当該内線電話機T1またはT2に接続する交換制御部10を含む主装置Mとを備えたキーテレホンシステムである。
ここで、第一実施例の特徴とするところは、主装置Mは、外線から到来する着信情報を分析する着信分析部11を備え、交換制御部10は、着信分析部11の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機T1およびT2が有する回線キー♯1〜♯4のうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示手段を備えたところにある。
本実施例における「所定の条件」とは「緊急番号からの呼び返し着信」であるという条件である。着信分析部11は、緊急番号テーブル12を有し、着信情報に含まれる発番号と緊急番号テーブル12に記録されている緊急番号(110番、119番など)とが一致する場合に「所定の条件」を満たすとする分析結果を出力する。
図2は内線電話機T1における回線キー毎のデータ設定内容と使用状況とを示す図である。図2の例では、回線キー♯2が使用中であり、他の回線キー♯1、♯3、♯4は空き状態であることがわかる。前記臨時着信表示手段は、空き状態の回線キーのいずれかをランダムに選択する手段を備える。
次に、第一実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を図3を参照して説明する。図3は第一実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を示すフローチャートである。主装置Mの着信分析部11は、外線から着信があると(S1)、着信情報を分析する(S2)。交換制御部10は、この着信分析ステップ(S2)の分析結果により着信情報にダイヤルインデータ設定が有れば(S3)、ダイヤルインデータ設定先回線キーへ着信表示を行う(S9)。ダイヤルインデータ設定が無くても(S3)、着信分析ステップ(S2)により緊急番号からの呼び返し着信であることが判明した場合には(S4)、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し(S5)、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択し(S6、S7)、当該外線の着信を臨時に表示させる(S8)。なお、第一実施例では、空き状態の回線キーのいずれかをランダムに選択する(S7)。
(第二実施例)
第二実施例のキーテレホンシステムを図4を参照して説明する。図4は第二実施例のキーテレホンシステムのブロック構成図である。
第二実施例は、図4に示すように、第一実施例の構成に加えて、内線電話機T1およびT2が有する回線キー♯1〜♯4のそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集部13と、この統計情報収集部13により収集された各回線キー♯1〜♯4の使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キー♯1〜♯4に当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納部14とを備え、交換制御部10の臨時着信表示手段は、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、臨時着信回線キー候補情報格納部14に記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる手段を備える。
図5は臨時着信回線キー候補情報格納部14の記憶内容を示す図である。図5の例では、回線キー♯1が最も使用頻度が高く(30回/1日)、回線キー♯3が最も使用頻度が低い(3回/1日)ことがわかる。この使用頻度の情報は、所定期間使用頻度を計測した統計情報であり、所定期間は、例えば、1週間である。
このようにして収集された統計情報を用い、使用頻度に反比例した回線キー選択優先順位を設定する。回線キー選択優先順位を使用頻度に反比例させることにより、日常、空いている確率が高い回線キーを臨時着信させる回線キーの候補とすることができるため、空き回線キーの検索時間を短縮することができると共に、使用頻度が低い回線キーに臨時着信させることにより、臨時着信中に着信不可となる一般着信の呼数を最小とすることができる。
次に、第二実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を図6および図7を参照して説明する。図6は第二実施例の回線キー選択優先順位設定手順を示すフローチャートである。図7は第二実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を示すフローチャートである。
第二実施例は、統計情報収集部13により内線電話機T1およびT2が有する回線キー♯1〜♯4のそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集ステップと、この統計情報収集ステップにより収集された各回線キー♯1〜♯4の使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キー♯1〜♯4に当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して臨時着信回線キー候補情報格納部14に記憶する臨時着信回線キー候補情報格納ステップとを実行し、臨時着信表示ステップとして、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、臨時着信回線キー候補情報格納ステップにより記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる。
すなわち、図6に示すように、主装置Mの交換制御部10は、所定期間内の各回線キーの使用頻度を計測し(S20、S21)、使用頻度の統計情報として1日の平均値を算出する(S22)。この統計情報は、統計情報収集部13に記憶される(S23)。続いて、交換制御部10は、この統計情報と反比例した回線キー選択優先順位を設定する(S24)。この回線キー選択優先順位は、臨時着信回線キー候補情報格納部14に記憶される(S25)。
このようにして、交換制御部10は、臨時着信の際の回線キー選択優先順位をあらかじめ設定しておき、図7に示すように、主装置Mの着信分析部11は、外線から着信があると(S30)、着信情報を分析する(S31)。交換制御部10は、この着信分析ステップ(S31)の分析結果により着信情報にダイヤルインデータ設定が有れば(S32)、ダイヤルインデータ設定先回線キーへ着信表示を行う(S39)。ダイヤルインデータ設定が無くても(S32)、着信分析ステップ(S31)により緊急番号からの呼び返し着信であることが判明した場合には(S33)、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し(S34〜S37)、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択し、当該外線の着信を臨時に表示させる(S41〜S44)。
すなわち、図7に示すように、交換制御部10は、臨時割付優先順位1番目の回線キー♯3は使用中か否か検索し(S34)、回線キー♯3が使用中であれば臨時割付優先順位2番目の回線キー♯4は使用中か否か検索し(S35)、回線キー♯4が使用中であれば臨時割付優先順位3番目の回線キー♯2は使用中か否か検索し(S36)、回線キー♯2が使用中であれば臨時割付優先順位4番目の回線キー♯1は使用中か否か検索し(S37)、使用中でない回線キーの内で優先順位が最も高い回線キーに着信を表示する。
なお、図6のステップS22では「1日の平均値」を統計情報として算出したが、1日の中でも時間帯による使用頻度の変化を算出し、ステップS24では時間帯毎に回線キー選択優先順位の設定を変化させることもできる。
(第三実施例)
第三実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を図8および図9を参照して説明する。図8は第三実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を示すフローチャートである。図9は臨時着信表示する候補のリストの例を示す図である。なお、主装置Mの構成は、図1と同じであるとする。
第三実施例では、主装置Mの交換制御部10は、着信分析部11の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのリスト(図9参照)を作成するリスト作成手段を備え、交換制御部10の臨時着信表示手段は、このリスト作成手段により作成されたリストに基づき所定のルールに従って空き状態の回線キーを検索する手段を備える。
すなわち、図8に示すように、主装置Mの着信分析部11は、外線から着信があると(S50)、着信情報を分析する(S51)。交換制御部10は、この着信分析ステップ(S51)の分析結果により着信情報にダイヤルインデータ設定が有れば(S52)、ダイヤルインデータ設定先回線キーへ着信表示を行う(S60)。ダイヤルインデータ設定が無くても(S52)、着信分析ステップ(S51)により緊急番号からの呼び返し着信であることが判明した場合には(S53)、臨時着信表示する候補となる回線キーのリストを作成する(S54)。
ここで、回線3に緊急番号からの呼び返し着信が到来したとして内線電話機T1を例に説明すると、内線電話機T1の回線キー♯1〜♯4は、いずれも回線3に直接には対応しておらず、全ての回線キー♯1〜♯4が臨時着信表示する候補となる。よって、図9に示すように、キー番号♯1〜♯4が全てリストアップされたリストが作成される。
図9に示すようなリストが作成されると(S54)、最初の検索位置が設定される。図8の例では、リストの先頭であるキー番号♯1が最初の検索位置(N=1)として設定される(S55)。
当該回線キー♯1は空き状態であるか否かを判定し(S56)、空き状態であれば当該回線キー♯1を臨時着信表示する回線キーとして決定する(S62)。回線キー♯1が使用中であれば(S56)、検索位置Nを+1することにより、今度は、回線キー♯2を検索位置とする(S57)。
当該回線キー♯2は空き状態であるか否かを判定し(S56)、空き状態であれば当該回線キー♯2を臨時着信表示する回線キーとして決定する(S62)。回線キー♯2が使用中であれば(S56)、検索位置Nを+1することにより、今度は、回線キー♯3を検索位置とする(S57)。
当該回線キー♯3は空き状態であるか否かを判定し(S56)、空き状態であれば当該回線キー♯3を臨時着信表示する回線キーとして決定する(S62)。回線キー♯3が使用中であれば(S56)、検索位置Nを+1することにより、今度は、回線キー♯4を検索位置とする(S57)。
当該回線キー♯4は空き状態であるか否かを判定し(S56)、空き状態であれば当該回線キー♯4を臨時着信表示する回線キーとして決定する(S62)。回線キー♯4が使用中であれば(S56)、着信不可とする(S59)。
第三実施例の手順によれば、緊急番号からの呼び返し着信が到来しない平常時には、回線キー♯1〜♯4の使用状況(空きまたは使用中)を把握する処理を行っていないため、平常時には無効となる処理を省くことができ、演算リソースおよびメモリリソースを有効利用することができる。
例えば、第一または第二実施例で用いた図2または図5のリストにおける「状態(空き、使用中)」のエントリについても緊急番号からの呼び返し着信が到来した後に、図8で示したステップS54〜S58を利用して作成することにより、平常時においては無効となる処理を省くことができる。
なお、ステップS54〜S58では、キー番号を若番から昇順に検索したが、キー番号を老番から降順に検索したり、あるいは、回線キー番号をランダムに選択して検索したり、あるいは、第二実施例で説明したような予め定められた優先順位に従って検索する、といったこともできる。
(第四実施例)
汎用の情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に第一ないし第三実施例の主装置Mに相応する機能を実現させるプログラムを第四実施例とする。
このプログラムは、記録媒体に記録されて情報処理装置にインストールされ、あるいは通信回線を介して情報処理装置にインストールされることにより当該情報処理装置に、交換制御部10、着信分析部11、緊急番号テーブル12、統計情報収集部13、臨時着信回線キー候補情報格納部14にそれぞれ相応する機能を実現させることができる。
これにより、汎用の情報処理装置を用いて第一ないし第三実施例の主装置Mを実現することができる。
(第五実施例)
本実施例における以上の説明は、緊急番号への発信に対する呼び返し着信の例を説明したが、将来のサービスとして、緊急番号への発信に対する呼び返し着信ではなく、緊急番号から、例えば、地震発生に伴う津波警報の発令などのような突発的な緊急事態の発生を知らせる情報の着信サービスが実現した場合に、本実施例で説明した回線キーの臨時着信表示技術をそのまま転用することにより、平常時には、このような着信に対応していない多数の内線電話機が非常時には等しく当該着信を受け取ることができる。
本発明によれば、緊急番号からの呼び返し着信を複数の内線電話機に等しく着信させることができるので、緊急番号へ発信を行った内線電話機の利用者が呼び返し着信を受け漏らすことを回避することができ、利用者の利便性を向上させることができる。
また、将来のサービスとして、緊急番号から、例えば、地震発生に伴う津波警報の発令などのような突発的な緊急事態の発生を知らせる情報の着信サービスが実現した場合に、平常時には、このような着信に対応していない多数の内線電話機が非常時には等しく当該着信を受け取ることができるので、災害対策に利用することができる。
第一実施例のキーテレホンシステムのブロック構成図。 内線電話機T1における回線キーのデータ設定内容および使用状況を示す図。 第一実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を示すフローチャート。 第二実施例のキーテレホンシステムのブロック構成図。 第二実施例の統計情報収集を説明するための図。 第二実施例の統計情報収集手順を示すフローチャート。 第二実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を示すフローチャート。 第三実施例の緊急番号呼び返し着信方法の手順を示すフローチャート。 臨時着信表示する候補となる回線キーのリストの例を示す図。
符号の説明
1〜3 回線
♯1〜♯4 回線キー
10 交換制御部
11 着信分析部
12 緊急番号テーブル
13 統計情報収集部
14 臨時着信回線キー候補情報格納部
M 主装置
T1、T2 内線電話機

Claims (4)

  1. それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する交換制御手段を含む主装置とを備えたキーテレホンシステムにおいて、
    前記主装置は、
    外線から到来する着信情報を分析する着信分析手段と、
    この着信分析手段の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示手段と
    前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集手段と、
    この統計情報収集手段により収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納手段と、
    を備え、
    前記臨時着信表示手段は、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、前記臨時着信回線キー候補情報格納手段に記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる手段を備えた
    ことを特徴とするキーテレホンシステム。
  2. それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する主装置とを備えたキーテレホンシステムが実行する緊急番号呼び返し着信方法において、
    前記主装置は、
    外線から到来する着信情報を分析する着信分析ステップと、
    この着信分析ステップの分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示ステップと
    前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集ステップと、
    この統計情報収集ステップにより収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納ステップと
    を実行し、
    前記臨時着信表示ステップとして、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、前記臨時着信回線キー候補情報格納ステップにより記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる
    ことを特徴とする緊急番号呼び返し着信方法。
  3. それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する交換制御手段を含むキーテレホンシステムの主装置において、
    外線から到来する着信情報を分析する着信分析手段と、
    この着信分析手段の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示手段と
    前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集手段と、
    この統計情報収集手段により収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納手段と、
    を備え、
    前記臨時着信表示手段は、空き状態の回線キーのいずれかを選択する際に、前記臨時着信回線キー候補情報格納手段に記憶された回線キー選択優先順位に基づき空き状態の回線キーの中でその優先順位が最上位の回線キーに着信を臨時に表示させる手段を備えた
    ことを特徴とする主装置。
  4. それぞれにダイヤルイン番号が設定された複数の内線電話機と、この内線電話機を収容し、外線から到来する着信情報に含まれるダイヤルイン番号に応じて該当する内線電話機の該当する回線キーに当該着信を表示させ、当該回線キーの押下に応じて当該着信を当該内線電話機に接続する交換制御手段を含むキーテレホンシステムの主装置に適用されるプログラムにおいて、
    情報処理装置にインストールすることにより、その情報処理装置に、
    外線から到来する着信情報を分析する着信分析機能、この着信分析機能の分析結果が所定の条件を満たすときには、本来当該外線の着信対象ではない内線電話機が有する回線キーのうちで空き状態の回線キーを検索し、空き状態の回線キーが検索できたときにはその回線キーのいずれかを選択して当該外線の着信を臨時に表示させる臨時着信表示機能、前記内線電話機が有する回線キーのそれぞれについてその使用頻度に関する統計情報を収集する統計情報収集機能、この統計情報収集機能により収集された各回線キーの使用頻度に関する統計情報に基づき各回線キーに当該使用頻度と反比例した回線キー選択優先順位を設定して記憶する臨時着信回線キー候補情報格納機能、
    のそれぞれの機能を実現させることを特徴とするプログラム。
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