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JP4414875B2 - 常時給電装置 - Google Patents
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JP4414875B2 - 常時給電装置 - Google Patents

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Description

本発明は、プロテクタ内で板ばねに設けたばねホルダにワイヤハーネスを固定し、板ばねの付勢力でワイヤハーネスの余長を吸収させる常時給電装置に関するものである。
図12〜図13は従来の常時給電装置の一形態を示すものである(例えば特許文献1参照)。
この給電装置50は、自動車のスライドドア41に配設され、ワイヤハーネス43を屈曲自在に収容する合成樹脂製のプロテクタ42(図ではベースのみを示し、カバーの図示は省略している)と、プロテクタ内でワイヤハーネス43を上向きに付勢する金属製の板ばね44とを備えたものである。
板ばね44の下端部がワイヤハーネス43と共にプロテクタ42の前端下部側に固定され、板ばね44の先端側がワイヤハーネス43を摺接自在に支持している。板ばね44の先端には合成樹脂製のキャップ49が装着され、キャップ49でワイヤハーネス43が安定に支持される。
ワイヤハーネス43は複数本の電線43aを合成樹脂製のコルゲートチューブ43bで覆って構成され、コルゲートチューブ43bの前端下部がプロテクタ42にテープ巻き等で固定されている。コルゲートチューブ43bは凹溝と凸条とを交互に有して良好な屈曲性を発揮する。
ワイヤハーネス43の一方の電線部分43aがプロテクタ42の前部から導出されてスライドドア側の補機に接続され、ワイヤハーネス43の他方のコルゲートチューブ部分43bがプロテクタ42の長形の下部開口45から渡り空間46を経て車両ボディ47側に揺動自在に配索されている。渡り空間46においてワイヤハーネス43内の電線43aがコルゲートチューブ43bによって外部との干渉や水滴や塵等から安全に保護されている。
図12はスライドドア41の全閉状態、図13は同じく全開間近の半開状態をそれぞれ示している。スライドドア41の全閉状態でワイヤハーネス43は後方へ引っ張られ、スライドドア41の全開状態でワイヤハーネス43は前方へ引っ張られ、特にスライドドア41の半開状態でワイヤハーネス43は下向きに弛もうとするが、板ばね44で上向きに付勢されて弛み(余長)が吸収され、垂れ下がりによる挟み込み等が防止される。
特開2001−354085号公報(第7〜9頁、図4,図7)
しかしながら、上記従来の常時給電装置50にあっては、ワイヤハーネス43の余長吸収量の増加に伴ってプロテクタ42が板ばねの付勢方向すなわち高さ方向に肥大化し、スライドドア内の他の搭載部品のレイアウトの自由度が制限されるという心配があった。また、板ばね44に固定されたばねキャップ(ハーネス保持部品)49が車両の走行中や停止中の振動によってプロテクタ42の垂直なベース壁の内面やカバー壁の内面にぶつかって、異音を発生するという心配があった。
本発明は、上記した点に鑑み、プロテクタの低背化を図ると共に、板ばねに固定したハーネス保持部品がプロテクタの内壁面に干渉して異音を発生することを防止することのできる常時給電装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の請求項1に係る常時給電装置は、互いに平行な基板部を有するプロテクタ内にワイヤハーネスがループ状に屈曲配索され、該基板部に平行な両側壁を有するばねホルダが該ワイヤハーネスのループ部に固定され、該ループ部の内側で湾曲状の板ばねの基端部が該プロテクタの一方の該基板部側に固定され、該ばねホルダに板ばねの先端部が固定され、該板ばねで該ループ部が拡径方向に付勢され、該ばねホルダの該両側壁をそれぞれアーム形状に切欠して各弾性アームが該両側壁と同一面に形成され、各弾性アームの先端部外面に各突起が該両側壁の外面から突出して設けられ、該突起が該プロテクタの該基板部における両側の内壁面に常時接触して該弾性アームが該ばねホルダ内に弾性的に撓み、該ばねホルダの両側壁と該プロテクタの内壁面との干渉による異音が防止されたことを特徴とする。
上記構成により、プロテクタ内でワイヤハーネスがループ状に配索され、そのループ部が拡径しつつワイヤハーネスの弛み(余長)が吸収され、ループ部が縮径しつつワイヤハーネスがプロテクタから引き出される。板ばねはループ部の拡径を行わせる。プロテクタ内でワイヤハーネスをループ状に配索し、このループ部を拡縮させる構造としたことで、プロテクタが高さ方向にコンパクト化される。これらワイヤハーネスの伸縮時や常時給電装置を搭載した車両の振動時等において、ハーネス保持部材であるばねホルダが幅方向に振動した場合に、弾性アームが常にプロテクタの内壁面に弾性的に押接しているから、弾性アームを除くばねホルダ本体がプロテクタの内壁面に衝接することがなく、これにより異音の発生が防止される。
また、突起の先端外面がプロテクタの内壁面に点接触や線接触といった小さな面積で接触し、突起とプロテクタの内壁面との摺接が低摩擦でスムーズに行われる。突起の摺接はワイヤハーネスの伸縮時に行われる。
また、弾性アームが振動吸収時にばねホルダの側壁の板厚の範囲内あるいはばねホルダの側壁の内側に撓んで、弾性アームの占有スペースが小さく抑えられる。弾性アームに突起を設けたことで、突起のみをばねホルダの側壁の外側に突出させて省スペース化を図ることができる。
また、ばねホルダが両側の弾性アームでプロテクタの厚さ方向中央に安定に支持され、ばねホルダの両側面とプロテクタの両内壁面との接触が阻止され、ばねホルダが両側の弾性アームのみでプロテクタの内壁面に低摩擦でスムーズに摺接する。
請求項2に係る常時給電装置は、請求項1記載の常時給電装置において、前記一方の基板部は、その中央部から他方の前記基板部に向けて突出した環状の壁部と、該一方の基板部に一体的に設けられたばね固定部とを有し、該ばね固定部に前記板ばねの基端部が固定されたことを特徴とする。
請求項に係る常時給電装置は、請求項1又は2記載の常時給電装置において、前記弾性アームが前記ばねホルダの両側壁において同一形状で且つ高さ方向の同一位置に配置されたことを特徴とする。
上記構成により、高さ方向同位置の両側の弾性アームでばねホルダがプロテクタ内で倒れなく安定に支持され、プロテクタ等の振動時におけるばねホルダの端部外面とプロテクタの内壁面との干渉が防止され、且つ振動吸収性が高まると共に、ワイヤハーネスの伸縮時にばねホルダが弾性アームのみで確実にプロテクタの内壁面に摺接し、弾性アームを除くばねホルダ本体とプロテクタの内壁面との擦れやそれによる摺動抵抗の増加が防止される。プロテクタの倒れ防止作用は弾性アームの数が多い程良好となるが、摺動抵抗も増加するので、弾性アームの数はばねホルダの大きさにもよるが、片側で一ないし四程度が適当である。
請求項に係る常時給電装置は、請求項1又は2記載の常時給電装置において、前記弾性アームが前記ばねホルダの一側壁の下部と該ばねホルダの他側壁の上部とに配置されたことを特徴とする。
上記構成により、ばねホルダとプロテクタの両側壁との間の隙間が大きい場合は、ばねホルダの一側の下部側の弾性アームと他側の上部側の弾性アームとにより、振動が吸収されつつ、プロテクタの両内壁面に沿ってばねホルダが弾性アームのみで摺動するが、ばねホルダとプロテクタの両側壁との間の隙間が小さい場合は、ばねホルダが倒れ方向に回動して(ばねホルダの一側の上部側と他側の下部側とがプロテクタの内壁面に近接するように回動して)、上下の各弾性アームの変位(撓み)可能量が確保され、各弾性アームが振動を確実に吸収して、ばねホルダとプロテクタの内壁面との干渉とそれによる異音を防止する。上下の各弾性アームの変位(撓み)可能量が確保されることで、各弾性アームとプロテクタの内壁面との押接力が緩和され、摺動抵抗が低減される。
以上の如く、請求項1記載の発明によれば、プロテクタ内でワイヤハーネスをループ状に伸縮させることで、プロテクタが高さ方向にコンパクト化されて、車両のスライドドア等の搭載部品のレイアウトの自由度が高まると共に、車両の振動等でばねホルダが振動した際に、弾性アームがその振動を吸収して、ばねホルダとプロテクタの内壁面との干渉を防止するから、異音の発生が防止されて、商品価値の高い車両が提供される。
また、弾性アームが突起でプロテクタの内壁面に低摩擦で摺動するから、ばねホルダの摺動すなわちワイヤハーネスのループ部の伸縮動作が小さな力でスムーズに行われ、スライドドア等の操作性及び常時給電の信頼性が高まる。
また、ばねホルダの外面よりも内側に弾性アームを収容することで、弾性アームの突出量が小さく抑えられ、ばねホルダ全体の幅方向のコンパクト化が図られ、プロテクタの薄型化が可能となる。
また、両側の弾性アームでばねホルダの両側壁とプロテクタの両内壁面との干渉が防止されつつ、両側の弾性アームで低摩擦でプロテクタの両内壁面にスムーズに摺接して、ばねホルダの摺動性が高まり、スライドドアの開閉操作性や常時給電の信頼性が向上する。
請求項記載の発明によれば、両側の弾性アームでばねホルダが倒れなく安定に支持されて振動吸収性(異音防止性)が高まると共に、ばねホルダの端部とプロテクタの内壁面との摺動が防止されて、ばねホルダの摺動性が向上する。
請求項記載の発明によれば、ばねホルダとプロテクタの両側壁との間の隙間が小さい場合でも、ばねホルダが倒れ方向に回動して上下の各弾性アームの変位量が確保されるから、各弾性アームが振動を確実に吸収して異音を防止すると共に、各弾性アームの押接力が低く抑えられ、摺動抵抗が低減されて、ばねホルダの摺動がスムーズに行われる。
図1〜図2は、本発明に係る常時給電装置の一実施形態を示すものである。
この給電装置1は、合成樹脂製のベース2とカバー3とで成るプロテクタ4と、ベース2の内側の環状の壁部5に沿って屈曲自在に設けられた金属製の板ばね6と、板ばねの外側で環状の壁部5に沿ってループ状に屈曲して配索されるワイヤハーネス7と、板ばね6の先端部に固定され、ワイヤハーネス7のループ部8においてワイヤハーネスの外周の保護チューブ25,26を相互に連結固定するハーネス保持部品である合成樹脂製のばねホルダ9とを備え、ばねホルダ9が、プロテクタ4のベース2とカバー3との各基板部10,11の内面に弾性的に常時接触する異音防止用の弾性アーム71を有することを特徴とするものである。この給電装置1は主に自動車のスライドドア(図示せず)に搭載される。
プロテクタ4のベース2とカバー3は、略三角形ないし略台形状の垂直な基板部10,11と、基板部10,11の上側と前後に直交する幅狭な周壁12,13とを備え、周壁12,13はほぼ垂直な前端壁12a,13aと短い水平な上端壁12b,13bと傾斜状の長い後壁12c,13cとで構成され、ベース2の周壁12の外側にカバー3の周壁13が重なりつつベース2とカバー3が合体し、プロテクタ4の下端側にワイヤハーネス7を導出させる長形の開口14が形成されている。
カバー3の下部開口14側には断面湾曲状のハーネスガイド壁15が外向きに形成されている。カバー3の略中央にはベース側の環状の壁部5の内側に係合する環状壁が突設されている。プロテクタ4は従来(図12)のものよりも低背に形成されている。これは、ワイヤハーネス7を環状の壁部5に沿ってループ状に小径に屈曲させつつプロテクタ内に収容する構造によってもたらされるものである。プロテクタ4はブラケット部17で自動車のスライドドア内に縦置きに固定される。
ベース(プロテクタベース)2のほぼ中央に環状の壁部5が一体に設けられ、環状の壁部5の後部側(図で左側)にばね固定部18が一体に設けられ、ばね固定部18の後側に隣接して基板部10にハーネス導出溝19が設けられ、ハーネス導出溝19は上向きに延びる樋状の壁部21の内側に形成され、ハーネス導出溝19と交差するベース2の周壁12にハーネス挿通用の切欠部22が設けられている。ハーネス導出口19の後側に隣接して環状の壁部5の上部から湾曲状のハーネスガイド壁23が略逆「の」の字状に連続して設けられている。なお、給電装置1の前後の方向性は車両の前後と一致する。
ばね固定部18においてスリット孔24に板ばね6の基端部が圧入固定され、板ばね6は図2の如く環状の壁部5に沿って拡径方向の復元力を存しつつ屈曲して位置する。板ばね6は自由状態において真直に伸び、プロテクタ4へのセット時に弾性的に屈曲する。
板ばね6の外側でワイヤハーネス7が環状の壁部5に沿ってループ状に配索されつつ、ワイヤハーネス7の一方7aが導出溝19から上向きに導出され、樋状の壁部21側で固定されてスライドドア内に配索され、パワーウィンドユニットやドアロックユニットやドアミラーユニット等の各補機(図示せず)に接続され、ワイヤハーネス7の他方7bがガイド壁23から下部開口14を経て車両ボディ側に配索される。ワイヤハーネス7は導出溝19内のハーネス部分に干渉することなく、基板部10の内面に沿ってスムーズに揺動自在である。
板ばね6の先端部にばねホルダ9が固定され、ばねホルダ9の一方にワイヤハーネス7の外周のコルゲートチューブ25が固定され、ばねホルダ9の他方にワイヤハーネス7の外周の網チューブ(編みチューブ)26が固定されている。プロテクタベース2の導出溝19から環状の壁部5に沿ってばねホルダ9までの範囲で網チューブ26が用いられ、ばねホルダ9から下部開口14を経て車両ボディまでの範囲でコルゲートチューブ25が用いられている。網チューブ26とコルゲートチューブ25とがばねホルダ9を介して連結されている。
網チューブ26は柔軟でコルゲートチューブ25よりも屈曲性に富み、コルゲートチューブ25は網チューブ26よりも硬質で剛性及び防水性を有してワイヤハーネス7内の電線27を外部との干渉や浸水等から安全に保護する。コルゲートチューブ7は凹溝と凸条とを交互に配設したものであり、本例のコルゲートチューブ7は断面長円形に形成され、断面縦長に配置される。ワイヤハーネス7は各保護チューブ25,26とその内側に収容された複数本の電線27とで構成される。
ばねホルダ9は環状の壁部5の外周面に沿って摺動自在であり、環状の壁部5の接線方向に略くの字状に屈曲形成されている。ばねホルダ9の前半部28と後半部29とにそれぞれ異音防止用の弾性アーム71が設けられている。
各弾性アーム71は図3にも示す如く、ばねホルダ9の高さ方向中央において前半部28と後半部29との各側壁73を略U字状に切欠して、切欠スリット74の内側に側壁73の外面とほぼ同一面に形成されている。前半の弾性アーム71は前向きに先端部を有し、後半の弾性アーム71は後向きに先端部を有して、相互に線対称に配置されている。ここで前半とは板ばね6の先端部の延長方向を言う。
各弾性アーム71は先端部の外面に押接用の略半球状の突起72を有し、突起72はばねホルダ9の側壁73の外面から外側に突出し、突起72を除くアーム本体は側壁73の外面とほぼ同一面に位置している。各突起72はばねホルダ9の高さ方向中央に位置している。各突起72がプロテクタ4のベース2やカバー3の各内壁面である基板部10,11の内面に弾性的に常時接触して、ばねホルダ9とプロテクタ4の内壁面との干渉を防止する。弾性アーム71のアーム本体(符号71で代用)は各基板部10,11の内面には接触しない。
ばねホルダ9は、コルゲートチューブ25を固定する前半の第一の固定部28と、網チューブ26を固定する後半の第二の固定部29とを有し、両固定部28,29の側壁73に弾性アーム71が一体に設けられている。
図2は車両左側のスライドドアの全開時の状態であり、スライドドアは給電装置1と共に車両後方に移動し、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25がプロテクタ4の下部開口14から前方(車両ボディのハーネス固定部側)に引き出され、ワイヤハーネス7の網チューブ部分26とばねホルダ9に続くコルゲートチューブ部分25の一部とが環状の壁部5とガイド壁23に沿ってループ状に縮径しつつ、ばねホルダ9の底面が環状の壁部5の外周面に沿って摺動し、板ばね6はワイヤハーネス7の網チューブ部分26の内面にほぼ接しつつ環状の壁部5に沿って最小径で略環状に縮径される。
図2においてばねホルダ9には板ばね6の復元力によって外方向の戻り力が作用し、且つ板ばね6の長手方向中間部には板ばね6の復元力によってワイヤハーネス7のループ部8を外方向に拡げようとする力が作用している。
図1はスライドドアの半開時の状態であり、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25が車両ボディとスライドドアとの間で大きく垂れ下がろうとするが、板ばね6によるばねホルダ9の戻り力と板ばね6の拡げ力とによって、ワイヤハーネス7のループ部8がハーネス導出溝19の入口を支点として環状の壁部5の外側で大きく拡径し、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25が下部開口14からプロテクタ4内に確実に引き戻されて、余長が確実に吸収されている。
板ばね6の先端部をばねホルダ9を介してワイヤハーネス7のループ部8側で各保護チューブ25,26に固定したことで、板ばね6の付勢力がワイヤハーネス7の保護チューブ25,26に直接作用し、ループ部8の伸縮動作、特に板ばね6の付勢力による伸長(拡径)動作が滑り等なく正確に行われ、ワイヤハーネス7の余長(弛みや垂れ下がり)が確実に吸収される。
図1の状態からスライドドアを全閉にすることで、スライドドアは給電装置1と共に車両前方に移動し、ワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25がプロテクタ4の下部開口14から車両ボディ側のハーネス固定部(図示せず)に向けて後方に引き出され、ワイヤハーネス7のループ部8は図2のドア全開時よりもやや大径に拡径しつつ、板ばね6がループ部8と一体的に引っ張られて縮径する。スライドドアの移動に伴ってワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25が下部開口14内を後方に揺動する。
スライドドアの全閉状態からスライドドアを開くに従って上記とは逆の作用で図1から図2の状態となるが、このスライドドアの開き過程における板ばね6やばねホルダ9やワイヤハーネス7等の作用は上記スライドドアの閉じ過程におけると同様である。
スライドドアの開閉動作に伴って上記の如くワイヤハーネス7のループ部8が拡縮し、それに伴ってばねホルダ9が少なくとも弾性アーム71の突起72でプロテクタ4の内壁面(基板部10,11の内面)に小さな接触面積で低摩擦力でスムーズに摺接しつつ、突起72は常にプロテクタ4の内壁面から離れることなく内壁面に弾性的に接触し、ばねホルダ9の側壁面73とプロテクタ4の内壁面との干渉を防止し、干渉による異音(カタカタ音等)の発生を確実に防止する。
ばねホルダ9とプロテクタ4の内壁面との干渉はスライドドアの開閉操作時のみならず、全閉時における車両停止時のエンジンの振動や車両走行時の振動等によっても起こるものであり、これらの場合においても、弾性アーム71の突起72が常にプロテクタ4の内壁面に弾性的に接触しているから、ばねホルダ9が左右幅方向に振動(移動)しても、弾性アーム71が撓んで振動を吸収しつつ、突起72がプロテクタ4の内壁面に弾性的に押接して、ばねホルダ9(弾性アーム71を除くばねホルダ本体)とプロテクタ4の内壁面との干渉を確実に防止する。
図3(分解正面図)は、本発明の常時給電装置1におけるばねホルダ9とそれを用いたワイヤハーネス7の各保護チューブ25,26の連結構造の一形態を示すものである。
ばねホルダ9は合成樹脂製のホルダベース(分割ホルダ)31とホルダカバー(分割ホルダ)32とで左右分割式に構成され、ホルダベース31とホルダカバー32とはほぼ対称に略半環状ないし略コの字状に形成され、それぞれ中央で略くの字状に屈曲されて、一方にワイヤハーネス7のコルゲートチューブ25に対する第一の固定部28、他方にワイヤハーネス7の網チューブ26に対する第二の固定部29をそれぞれ有している。
各第一の固定部28は断面半長円形状の内周面の前端部と中間部とに、コルゲートチューブ25の凹溝25aに係合する複数(本例で二本)の突条33を並列に有し、後端部に太めの突条75を有している。第一の固定部28と第二の固定部29との間には扇状の空間69が設けられている。扇状の空間69内にはワイヤハーネス7のコルゲートチューブ部分25と網チューブ部分26との間の複数本の電線27が露出した状態で挿通される。
各第二の固定部29は断面半長円形の内周面に、網チューブ26のインサート部材34を内側に保持する前後一対の太めの突条35を有している。突条33のピッチはコルゲートチューブ25の凹溝25aのピッチのn倍(nは1,2,3等の整数)に等しく、突条35のピッチはインサート部材34の長さよりも若干大きく設定されている。コルゲートチューブ25の凹溝25aは両側に隣接する凸条25bの間に位置している。
網チューブ26のインサート部材34は、網チューブ26の端末部を樹脂成形型内で合成樹脂材の内部にインサート成形することで構成される断面長円形の樹脂部材であり、インサート部材34の内側に網チューブ26の端末部が一体的に固定されている。
ホルダベース31とホルダカバー32とは係止突起36と可撓性の係合枠片37といった係止手段で相互に接合固定され、内面が断面略長円形で外面が略長方形状の筒状部材となる。ばねホルダ9は断面長円形の内周面と略長方形状の外周面を有している。係止手段は係止突起36と係合枠片37に限らず、図示しない係止アームと係合凹部等を用いることも可能である。
ホルダベース31の第一の固定部28において、前端と後端の各突条33,75の間で弾性アーム71が中間の突条33を横断して設けられている。弾性アーム71の基端71aは後端の突条75の手前に位置し、弾性アーム71の先端71bは前端の突条33のやや後方に位置している。また、ホルダベース31の第二の固定部29において、前端と後端の各突条35の間で弾性アーム71が設けられている。弾性アーム71の基端71aは前端の突条35の後方に位置し、弾性アーム71の先端71bは後端の突条35の手前に位置している。
各弾性アーム71の長手方向は各突条33,33の長手方向に直交している。各弾性アーム71は略U字状のスリット74でホルダベース31の側壁73から切欠形成され、弾性アーム71の先端71bは半円状に形成され、先端部の外面に略半球状の突起72が一体に設けられている。各弾性アーム71は基端71aでホルダベース31の側壁73に一体に続き、基端71aを支点としてアーム板厚方向に弾性的に撓み自在である。
ホルダカバー32においても各弾性アーム71は上記ホルダベース31におけると同様に設けられている。従って詳細な説明を省略する。ホルダベース31とホルダカバー32との各弾性アーム71は同一形状で面対称(高さ方向の同一位置)に配置されている。
ホルダベース31の底部側には板ばね固定部51が一体に設けられ、板ばね固定部51の底面側がプロテクタ4の環状の壁部5に対する摺接面となっている。ホルダカバー32の第二の固定部29の底部70に板ばね固定部51が合体する。板ばね固定部51には板ばね6を挿入係止させるスリット孔66とスリット孔内の略円形の係止突起40とが設けられている。
図4は、ばねホルダ9の組立状態(平面図)を示すものであり、ばねホルダ9の左右両側壁73の外面から外向きに前後左右の各弾性アーム71の突起72が突出して位置している。図4で符号6は板ばね、53は板ばね固定部51の底面に形成された窓部、40は板ばねを係止する突起、36はばねホルダ9の係止突起、37は同じく係合枠片、25はコルゲートチューブをそれぞれ示している。
複数本の電線27にコルゲートチューブ25と網チューブ26とを外挿させた状態で、コルゲートチューブ25の端末部をホルダベース31の第一の固定部28に係合させ、網チューブ26のインサート部材34を第二の固定部29に係合させ、ホルダカバー32を閉めつつホルダベース31に係合させることで、ばねホルダ9の組立状態を得る。コルゲートチューブ25と網チューブ26とはばねホルダ9を介して作業性良く簡単に且つ引張力等に抗して強固に連結される。
なお、上記実施形態においては、保護チューブとしてコルゲートチューブ25と網チューブ26とを用いたが、網チューブ26に代えてコルゲートチューブ又は屈曲性の良好な薄肉のビニルチューブ等(図示せず)を用いたり、保護チューブ26を用いずに電線27を露出させて配索することも可能である。
また、断面長円形のコルゲートチューブ25はプロテクタ4の厚さ方向のコンパクト化を図ったものであり、厚さ方向のスペースに余裕のある場合は断面円形のコルゲートチューブ(図示せず)を用いることが可能である。この場合、ばねホルダ9の内周面は断面円形に形成する。網チューブ26の断面形状はコルゲートチューブ25の断面形状に応じて(コルゲートチューブ25の断面形状と同じに)適宜設定可能である。
また、前記実施形態においては、コルゲートチューブ25と網チューブ26とをばねホルダ9に別々に固定したが、例えばコルゲートチューブ25の端末部と網チューブ26の端末部とを重ね合わせた状態でばねホルダ9で挟んで固定することも可能である。
また、上記給電装置1においてはプロテクタ4をスライドドア(スライド構造体)に縦置きに搭載したが、例えば車両ボディ(固定構造体)にプロテクタ4を横置きに搭載し、ワイヤハーネス7を長形の開口14からスライドドアに向けて配索し、プロテクタ内のハーネス導出溝19から車両ボディ側に配索することも可能である。また、上記各給電装置1は自動車のスライドシートや、自動車以外のスライドドア等においても適用可能である。
また、上記実施形態においては、ばねホルダ9を環状の壁部5に沿って略くの字状に屈曲させたが、例えばばねホルダ9の長さが短いものであったり、環状の壁部5の屈曲半径が図1の形態よりも大きい場合には、ばねホルダを屈曲させずに真直な形態で使用可能であり、その場合はばねホルダの長手方向に一列に前後の弾性アーム71が配置される。また、スライドドアの開閉時にワイヤハーネス7のループ部8の最小径がある程度大きめに規定されている場合は、環状の壁部5を廃除して、板ばね6の基端部をプロテクタ4の基板部10に設けた突出壁(18)に固定することも可能である。
図5〜図6は、ばねホルダ9における弾性アーム71の配置構造の他の実施形態を示すものである。
図5の例は、ばねホルダ91の前半の高さ方向中央に一つの弾性アーム711を設け、ばねホルダ91の後半に上下二つの弾性アーム712を並列に設けたものである。図5ではホルダカバー32側のみ示しているが、裏側のホルダベース31にもホルダカバー32におけると同様な弾性アーム711,712が同様の位置に設けられている。弾性アーム71(711,712)の数はばねホルダ91の一側面に三つ、他側面に三つで計六つである。
前半の弾性アーム711はばねホルダ91の前半部28の上辺及び下辺と平行に位置し、後半の弾性アーム722はばねホルダ91の後半部29の上辺及び下辺と平行に位置している。各弾性アーム71やばねホルダ91の形状は図3におけると同様であるので、同突起72や板ばね固定部51等は同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図6の例は、ばねホルダ92の前半に上下二つの弾性アーム711を並列に設けると共に、ばねホルダ92の後半に上下二つの弾性アーム712を並列に設けたものである。図6ではホルダカバー32側のみ示しているが、裏側のホルダベース31にもホルダカバー32におけると同様な弾性アーム711,712が同様の位置に設けられている。弾性アーム71(711,712)の数はばねホルダ92の一側面に四つ、他側面に四つで計八つである。
前半の弾性アーム711はばねホルダ92の前半部28の上辺及び下辺と平行に位置し、後半の弾性アーム712はばねホルダ92の後半部29の上辺及び下辺と平行に位置し、前半の弾性アーム711と後半の弾性アーム712との中心線の交差角度はばねホルダ92の屈曲角度に等しい。各弾性アーム71等の形状は図3におけると同様であるので、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
図7〜図9は、図2のA−A断面位置における、ばねホルダ9の弾性アーム71の突起72とプロテクタ4の内壁面10a,11aとの接触状態を、プロテクタ4とばねホルダ9とのなす隙間の大小で比較して示すものである。
図7の例は、プロテクタ4のベース2の内壁面10aとカバー3の内壁面11aとの間隔L1がばねホルダ9の両側壁73のなす外幅寸法に対して設計寸法公差の中間値にある場合、すなわちプロテクタ4の内壁面10a,11aとばねホルダ9の両側壁73との間の隙間が中程度である場合の弾性アーム71の突起72の突出状態を示すものである。
各弾性アーム71の突起72はプロテクタ4の各内壁面10a,11aに押圧されて、弾性アーム71と共に少しばねホルダ9内に少し沈み込んでいる(弾性アーム71は内向きに少し撓んでいる)。ばねホルダ9は弾性アーム71の突起72のみでプロテクタ4の内壁面10a,11aに接触している。
この状態でプロテクタ4やばねホルダ9が横方向の振動力を受けた場合でも、弾性アーム71がその振動を受け止めて、ばねホルダ9の振動を抑止し、プロテクタ4の内壁面10a,11aとの干渉を防止する。プロテクタ4が横方向の強い振動を受けた場合には、弾性アーム71が内向きに撓んでその振動を吸収し、ばねホルダ9(弾性アーム71を除くばねホルダ本体)とプロテクタ4の内壁面10a,11aとの干渉(衝接)を防止する。さらに強い振動でばねホルダ9が横方向に振られた場合でも、弾性アーム71がばねホルダ9をプロテクタ4の内壁面10a,11aに対して弾性的に支持しているから、ばねホルダ9が衝撃的にプロテクタ4の内壁面10a,11aに干渉することがなく、異音の発生は起こらない。
図7で、符号76はプロテクタ内のハーネス挿通空間、5は環状の壁部、77はプロテクタ固定用の孔部、13a,13bはプロテクタの外周壁をそれぞれ示している。これらの構成は後述の図8〜図11においても同様である。
図8の例は、図2のA−A断面におけるプロテクタ4のベース2の内壁面10aとカバー3の内壁面11aとの間隔L2がばねホルダ9の両側壁73のなす外幅寸法に対して例えば設計寸法のマイナス公差内にある場合、すなわちプロテクタ4の内壁面10a,11aとばねホルダ9の側壁73との間の隙間が小さい場合の弾性アーム71の突起72の突出状態を示すものである。
各弾性アーム71の突起72はプロテクタ4の各内壁面10a,11aに強く押圧されて、アーム本体と共にばねホルダ9内に深く沈み込んでいる(弾性アーム71は内向きに大きく撓んでいる)。ばねホルダ9は少なくとも弾性アーム71の突起72でプロテクタ4の内壁面10a,11aに接触している。たとえ、ばねホルダ9の一部(側壁73)がプロテクタ4の内壁面10a,11aに接触した場合でも、突起72が常に弾性的にプロテクタ4の内壁面10a,11aに接触しているから、ばねホルダ9の側壁73が衝撃的に内壁面10a,11aに干渉することがなく、異音は確実に防止される。
図9の例は、図2のA−A断面におけるプロテクタ4のベース2の内壁面10aとカバー3の内壁面11aとの間隔L3がばねホルダ9の両側壁73のなす外幅寸法に対して例えば設計寸法のプラス公差内にある場合、すなわちプロテクタ4の内壁面10a,11aとばねホルダ9の側壁73との間の隙間が大きい場合の弾性アーム71の突起72の突出状態を示すものである。
各弾性アーム71は殆ど内向きに撓むことなく、突起72は大きく外向きに突出して、プロテクタ4の各内壁面10a,11aに弾性的に常時接触している。この状態でプロテクタ4又はばねホルダ9が横方向の振動力を受けた場合でも、弾性アーム71が内向きに大きく撓んでその振動を吸収するから、ばねホルダ9とプロテクタ4の内壁面10a,11aとの干渉が防止され、異音の発生が防止される。
図10〜図11の例は、図7〜図9の例とは異なり、ばねホルダ93の一側壁73と他側壁73とで弾性アーム713,714を一対角線上に配置し、例えば一側壁73の下側と他側壁73の上側とに弾性アーム713,714を配置したことを特徴とするものである。例えば図6のばねホルダ92の例を用いて説明すると、ばねホルダ92の一側壁73の前半と後半との下部に一対の弾性アーム711,712が設けられ、ばねホルダ92の他側壁の前半と後半との上部に一対の弾性アーム711,712が設けられたことになる。
図10の例は、図9と同様にプロテクタ4のベース2の内壁面10aとカバー3の内壁面11aとの間隔L3がばねホルダ9の両側壁73のなす外幅寸法に対して例えば設計寸法のプラス公差内にある場合、すなわちプロテクタ4の内壁面10a,11aとばねホルダ93の側壁73との間の隙間が大きい場合の弾性アーム713,714の突起72の突出状態を示すものである。弾性アーム713,714の形状自体は前例の弾性アーム71と同様である。
ばねホルダ93は倒れなく一側壁73の下部側の弾性アーム713の突起72と他側壁73の上部側の弾性アーム714の突起72とでプロテクタ4の内壁面10a,11aに弾性的に当接して支持されている。プロテクタ4やばねホルダ93に横方向の振動力が加えられると、上記図9の例と同様に、プロテクタ4の内壁面(10a又は11a)に押し付けられた側の弾性アーム(713又は714)が内向きに撓んで振動を吸収し、ばねホルダ93とプロテクタ4の内壁面10a,11aとの干渉を防止する。
図11の例は、図8の例と同様にプロテクタ4のベース2の内壁面10aとカバー3の内壁面11aとの間隔L2がばねホルダ93の両側壁73のなす外幅寸法に対して例えば設計寸法のマイナス公差内にある場合、すなわちプロテクタ4の内壁面10a,11aとばねホルダ93の側壁73との間の隙間が小さい場合のばねホルダ93の状態を示すものである。
ばねホルダ93は通常の状態で横幅方向に斜めに傾いて(回動して)位置し、一側の下側の弾性アーム713の突起72と他側の上側の弾性アーム714の突起72とでプロテクタ4の内壁面10a,11aに接触している。たとえばねホルダ93の一側の上端73aと他側の下端73bとがプロテクタ4の内壁面10a,11aに接触していても問題はない。
プロテクタ4やばねホルダ93に横方向の振動力が加えられると、プロテクタ4の内壁面(10a又は11a)に押し付けられた側の弾性アーム(713又は714)が内向きに撓んで振動を吸収しつつ、ばねホルダ93の倒れがなくなってばねホルダ93が垂直に起立し、左右の弾性アーム713,714の突起72による点接触でプロテクタ4の内壁面10a,11aに接して、ばねホルダ93とプロテクタ4の内壁面10a,11aとの干渉とそれに伴う異音が防止される。
なお、上記各実施形態のばねホルダ9においては、弾性アーム71のアーム本体(突起72を除く部分)を自由状態でばねホルダ9の側壁73とほぼ同一面位置に設けたが、例えば弾性アーム71を略くの字状に屈曲形成し、弾性アームの基端側の傾斜部(図示せず)をばねホルダ9の側壁73から外向きに立ち上げて、傾斜部に続く弾性アームの真直部(図示せず)をばねホルダ9の側壁73から外向きに突出させて側壁73とほぼ平行に位置させ、真直部の先端に押接用の突起72を設けたり、あるいは突起72を設けることなく、真直部を短く形成して、真直部全体をプロテクタ4の内壁面10a,11aに弾性的に接触させることが可能である。これらの場合、弾性アームが外向きに突出した分だけばねホルダ9が幅方向にやや肥大化するが、弾性アームの内向きの撓み代やばね力を大きく設定できて、上記例よりも強い振動に対応可能となる。
また、上記各弾性アーム71はばねホルダ9の側壁73をアーム形状に切欠して形成したが、弾性アーム71を側壁73から切欠形成することなく、側壁73の外面を基端にして外向きに突出形成することも可能である。但し、この場合は弾性アームを含むばねホルダの横幅寸法が肥大化することは否めない。
また、上記各実施形態においてはばねホルダ9の幅方向両側に弾性アーム71を設けたが、例えばばねホルダの一側壁73にのみ大きめの弾性アーム(図示せず)を設け、ばねホルダの他側壁73は弾性アームの付勢力で常時プロテクタ4の内壁面(10a又は11a)に接触させておくことも可能である。但し、この場合は、接触面積が増大して、ばねホルダの摺動抵抗が増加するという懸念はある。
また、上記各実施形態においてはばねホルダ9の前後に各弾性アーム71を設けたが、ばねホルダ9の全長が短い場合は、ばねホルダの両側に一つづつ弾性アーム71を設けたり、ばねホルダの両側に各一対の弾性アーム71を上下に並列に設けたり、あるいは上下一対の弾性アーム71を前後逆に設ける(突起72を前後に配置する)ことも可能である。
また、弾性アーム71の突起72の形状は略半球状に限らず、角錐状や矩形状等のものであってもよい。略半球状の突起72は断面円弧状の突起と同等のものである。
本発明に係る常時給電装置の一実施形態を示す要部を切欠した正面図である。 同じく常時給電装置におけるワイヤハーネス縮径状態を示す正面図である。 同じく給電装置のばねホルダの組立前の状態を示す分解正面図である。 同じくばねホルダの組立状態を示す平面図(板ばね側から見た図)である。 ばねホルダの一変形例を示す正面図である。 ばねホルダの他の変形例を示す正面図である。 ばねホルダの弾性アームとプロテクタとの接触状態を示す図2のA−A断面図である。 同じくばねホルダとプロテクタとの隙間が小さい場合の断面図である。 同じくばねホルダとプロテクタとの隙間が大きい場合の断面図である。 ばねホルダのその他の変形例を用いた場合の弾性アームとプロテクタとの接触状態を示す断面図である。 同じくその他の変形例におけるばねホルダとプロテクタとの隙間が小さい場合の断面図である。 従来の常時給電装置の一形態を示す斜視図である。 同じく給電装置の作用を示す斜視図である。
符号の説明
1 常時給電装置
4 プロテクタ
6 板ばね
7 ワイヤハーネス
8 ループ部
9,91,92,93 ばねホルダ
10a,11a 内壁面
71,711,712,713 弾性アーム
72 突起
73 側壁
74 切欠スリット

Claims (4)

  1. 互いに平行な基板部を有するプロテクタ内にワイヤハーネスがループ状に屈曲配索され、該基板部に平行な両側壁を有するばねホルダが該ワイヤハーネスのループ部に固定され、該ループ部の内側で湾曲状の板ばねの基端部が該プロテクタの一方の該基板部側に固定され、該ばねホルダに板ばねの先端部が固定され、該板ばねで該ループ部が拡径方向に付勢され、該ばねホルダの該両側壁をそれぞれアーム形状に切欠して各弾性アームが該両側壁と同一面に形成され、各弾性アームの先端部外面に各突起が該両側壁の外面から突出して設けられ、該突起が該プロテクタの該基板部における両側の内壁面に常時接触して該弾性アームが該ばねホルダ内に弾性的に撓み、該ばねホルダの両側壁と該プロテクタの内壁面との干渉による異音が防止されたことを特徴とする常時給電装置。
  2. 前記一方の基板部は、その中央部から他方の前記基板部に向けて突出した環状の壁部と、該一方の基板部に一体的に設けられたばね固定部とを有し、該ばね固定部に前記板ばねの基端部が固定されたことを特徴とする請求項1記載の常時給電装置。
  3. 前記弾性アームが前記ばねホルダの両側壁において同一形状で且つ高さ方向の同一位置に配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の常時給電装置。
  4. 前記弾性アームが前記ばねホルダの一側壁の下部と該ばねホルダの他側壁の上部とに配置されたことを特徴とする請求項1又は2記載の常時給電装置。
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