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JP4418482B2 - 検出装置 - Google Patents
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JP4418482B2 - 検出装置 - Google Patents

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本発明は、撮像装置で用いられる技術に関し、特に、ファインダ光学系を通して捉えた被写体像を、撮像光学系を通して撮像素子の表面に結像させて撮影を行なう撮像装置で用いられる技術に関する。
ファインダ光学系と撮像光学系とを備え、ファインダ光学系を通して捉えた被写体像を、撮像光学系を通して撮像素子の表面に結像させて撮影を行なうデジタルカメラが知られている。このようなカメラにおいては、ファインダ光学系で設けられる視野枠内で視認される範囲と実際に記録される撮影画像の範囲とは限りなく同一であることが望ましい。ここで、(視野枠内の範囲)÷(撮影画像の範囲)を百分率で示したものを視野率と定義すれば、この視野率は100%であることが理想である。
しかしながら、実際にはデジタルカメラの製造工程において視野枠及び撮像素子のセッティングに微妙な位置ずれが生じてしまう。そこで、この位置ズレに起因する視野枠内の画像の一部が記録されない場合の発生を未然に防止するため、予めその位置ズレを見込んだサイズに視野枠を狭く設定しておくことが行なわれていた。そのため、このような視野枠が用いられているデジタルカメラで得られる視野率は高々95%程度に留まっていた。
この視野率を向上させるために、デジタルカメラの製造工程で視野枠と撮像素子との位置関係を細かく調整するという手法が考えられる。しかしながらこの手法では位置調整の実施により製造コストが上昇してしまう。しかも、撮像素子として例えばCCD(Charge Coupled Device )を使用する場合、CCD素子自体の部品パッケージでの固定位置にも精度誤差が存在し(±0.15mm程度)、更に部品パッケージの外形にも同程度の精度誤差が存在するため、位置調整のための基準位置の特定が難しいので、この調整はきわめて困難な作業となる。
以上の問題を鑑み、理想的な視野率を確保できる高品位なファインダ光学系を容易に提供することが本発明が解決しようとする課題である。
本発明の態様のひとつである検出装置は、被写体像を撮像して光電変換する撮像素子及び該被写体像を観察する一眼レフタイプのファインダ光学系を有する撮像装置と、該ファインダ光学系に取り付けられる調整用のカメラと、検出装置とからなる撮像システムにおける検出装置であって、前記撮像素子によって撮像された撮像画像内の領域であって前記ファインダ光学系にて示されている撮影範囲に対応する該領域の位置を検出する検出手段と、前記検出手段によって検出された位置を前記撮像画像において特定する情報を生成する情報生成手段と、を有し、前記検出手段は、前記ファインダ光学系に取り付けられた調整用のカメラによって得られる画像から撮影範囲の内部の領域の画像を演算対象画像として抽出する抽出手段と、前記撮像画像から抽出される部分画像と前記演算対象画像との相関演算を行なう相関演算手段と、前記相関演算手段による相関演算の結果、前記演算対象画像との相関が最も高かった前記部分画像の位置を検出する部分画像位置検出手段と、を有し、前記情報生成手段は、前記部分画像位置検出手段によって検出された部分画像の位置から前記情報を生成し、前記抽出手段は、前記ファインダ光学系にて示されている撮影範囲を規定する四角形の視野枠の隅部分の画像を前記演算対象画像として抽出し、前記部分画像位置検出手段は、前記隅部分の画像に対する部分画像における少なくとも1 つの頂点に対応する画素の位置を前記撮像画像から検出する、ように構成することによって前述した課題を解決する。
この構成によれば、撮像装置の撮像素子で撮像された撮像画像の一部の領域の抽出を行なうときの該抽出の位置を示す情報として、その撮像画像内における撮像装置のファインダ光学系の視野を示す情報を生成する。従って、この情報を撮像装置に与えることにより、撮像装置はその視野に対応する領域の画像を撮像画像から抽出して記録画像とすることが可能となる。この結果、ファインダ光学系の視野と記録画像に含まれる領域との整合がなされるので、煩雑な調整を行なうことなく撮像装置の視野率が向上する。
また、この構成によれば、撮像装置の撮像素子によって撮像された撮像画像から撮像装置のファインダ光学系にて示されている撮影範囲に対応する領域の部分画像を検出することが可能となり、その部分画像の位置を特定する情報を撮像装置に与えることによって、ファインダ光学系にて示される撮影範囲と記録画像に含まれる領域との整合を撮像装置で行なうことが可能となり、撮像装置の視野率が向上する。
この構成によれば、撮像画像から抽出される領域のサイズ及び形状が予め限定されているので、その領域の位置のみが特定できれば該抽出が可能となる。従って、ファインダ光学系にて示される撮影範囲と記録画像に含まれる領域との整合を行なわせるために撮像装置に与える情報を少なくすることができる。
また、前述した本発明に係る検出装置において、前記情報生成手段は、前記撮像画像を構成する画素についての情報が格納される前記撮像装置の有するメモリのアドレスを示す情報を生成し、該アドレスを以って前記領域の位置を特定する情報とするように構成することもできる。
この構成によれば、この情報生成手段が生成したこのような情報を撮像装置に与えるようにすれば、撮像装置では撮像画像の画素の情報が格納されているメモリからそのアドレスに基づいてその情報を読み出すだけで撮影画像の一部の領域の画像の抽出が行なえるようになるので、撮像装置での記録画像の生成のための処理負担を軽減させることができる。
また、前述した本発明に係る検出装置において、前記撮像装置の有する撮像素子によって撮像された撮像画像を示す信号を受信する受信手段と、前記情報生成手段によって生成された前記位置を特定する情報を前記撮像装置へ送信する送信手段と、を更に有し、前記検出手段は、前記受信手段によって受信された撮像画像から前記領域の位置を検出するように構成することもできる。
この構成によれば、撮像装置の有する撮像素子によって撮像された撮像画像の取得、及び情報生成手段によって生成された情報の撮像装置への付与が円滑に行なえるようになる。
以上のように、本発明は、検出装置が撮像装置の撮像素子で撮像された撮像画像内の領域であって撮像装置のファインダ光学系にて示されている撮影範囲に対応する該領域の位置を検出してその位置を撮像画像から特定する情報を生成し、撮像装置が撮像素子によって撮像された撮像画像の一部の領域をその情報に基づいて抽出してその領域の画像を記録画像として生成するように構成する。
本発明の有する上述した構成により、ファインダ光学系の視野と記録画像に含まれる領域との整合がなされるので、煩雑な調整を行なうことなく良好な視野率を有するファインダ光学系が提供できるようになるという効果を奏する。
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。
図1は本発明を実施するシステムの構成を示す図である。同図に示すシステムはデジタルカメラ100、ビデオカメラ200、及びパーソナルコンピュータ(PC)300を有して構成されており、このシステムはデジタルカメラ100の製造工程における検査・調整工程で構築される。
デジタルカメラ100は被写体の撮影を行なうものであり、撮影レンズ111を通して得られる被写体像を光学ファインダで観察することのできる一眼レフカメラである。
以下、デジタルカメラ100の構成について説明する。
撮影レンズ111は被写体像を撮像素子131の受光面に結像させる。
シャッタ112は、開口部の広さを変化させて撮影レンズ111を通過した光の量の調節を行なう。
ハーフミラー113はシャッタ112を通過した光をファインダ光学系へ進むものと撮像光学系へと進むものとに分割する。
視野枠マスク114は、光学ファインダで観察される像に、このデジタルカメラ100で撮影し得る画像の範囲を表示する視野枠を重畳させる中空のマスクである。
ファインダ光学系へ進む光は視野枠マスク114を通過した後、レンズA115を通過し、ミラー116によってその進路を変更され、更にレンズB117を通過するように進み、その結果、ビデオカメラ200において被写体像が結像する。
システムコントローラ121はCPU(Central Processing Unit :中央演算装置)を有し、このデジタルカメラ100全体の動作制御を司る。
フラッシュROM122は、システムコントローラ121の有するCPUにこのデジタルカメラ100全体の動作制御を行なわせるための制御プログラムが予め記録されている。CPUはこの制御プログラムをフラッシュROM122から読み出して実行することによってデジタルカメラ100全体の制御処理が可能となる。
ワークメモリ123は、システムコントローラ121の有するCPUがフラッシュROM122に格納されている制御プログラムを実行するために必要となる作業用メモリである。
スイッチ(SW)部124は、デジタルカメラ100のユーザがデジタルカメラ100に各種の指示を行なうために操作されるスイッチ群を総称したものである。
USBインタフェース125は、シリアル方式によるデータ伝送の規格のひとつであるUSB(Universal Serial Bus)に則ったインタフェースを提供して他の機器とのデータの授受を可能とするものであり、図1に示す構成においてはパーソナルコンピュータ300との間でのデータの授受の制御を行なう。
シャッタ制御回路126はシステムコントローラ121からの指示に基づいてシャッタ112の開口の程度を制御する。撮像素子131はその受光面に結像している被写体像を光電変換してその被写体像が表されている画像を示すアナログ信号を出力する。
デジタルプロセス回路132は、撮像素子131から出力されたアナログ信号に含まれるリセット雑音の除去や信号レベルの調節等を行ない、これらの処理が行なわれた後のアナログ信号をデジタルデータである画像データへと変換する。また、画像データで表現されている画像に対するγ補正やホワイトバランス等の画像補正処理や、RGBの光の3原色の輝度で表現されている画像データのYC(輝度−色差)成分による表現への変換処理なども行なう。
フレームメモリ133は、デジタルプロセス回路132から出力された画像データを一時的に蓄えるバッファメモリとして使用される他、圧縮伸張回路135による処理のための作業用の記憶領域としても使用されるメモリである。
画像情報表示部134は、LCD(Liquid Crystal Display)を有し、撮影画像の再生表示や各種情報の表示などを行なう。
圧縮伸張回路135は、画像データの記録・再生のための画像データ伸張処理及び画像データ圧縮処理を行なう。なお、本実施形態においては、圧縮伸張回路135はJPEG(Joint Photographic Experts Group)方式に沿った画像データ伸張処理及び画像データ圧縮処理を行なうものとする。
カードインタフェース回路136は、メモリカード137に対するデータの書き込み及び読み出しを行なう。
メモリカード137は、画像データの記録を行なう半導体記録媒体であり、デジタルカメラ100に対して着脱可能に構成されている。
デジタルカメラ100は以上のように構成されている。
ビデオカメラ200は、デジタルカメラ100のファインダ光学系を通して得られる被写体像を撮像し、撮像した画像をPC300に送信する。
PC300は、ビデオカメラ200によって撮像された画像とデジタルカメラ100の撮像光学系を通して撮像素子131の表面に結像した画像との比較を行なって比較結果をデジタルカメラ100へ出力する。
PC300の構成について説明すると、制御プログラムを実行することで各構成要素を制御するCPU301、CPU301に各構成要素を制御させる基本制御プログラムが予め格納されているROM302、CPU301が制御プログラムを実行する際のワークエリアとして用いられるRAM303、ビデオカメラ200から送られてくる撮像画像を取得するビデオカメラインタフェース(I/F)304、後述する制御プログラムや各種データの記憶領域として使用されるハードディスク装置(HDD)305、及びUSB規格に則ったインタフェースを提供して他の機器とのデータの授受を可能とするものであって図1に示す構成においてはデジタルカメラ100との間でのデータの授受の制御を行なうUSBインタフェース(I/F)306が、CPU301によって管理されているバス307を介して接続されて相互にデータの授受が可能なように構成されており、標準的なコンピュータの構成を有するものである。
次に図2について説明する。同図は本発明の原理構成を示している。
図2(A)において、デジタルカメラ100は画像データ送信部101、アドレス受信部102、アドレス記憶部103、及び記録画像生成部104を有して構成されている。なお、これらの構成要素はフラッシュROM122に予め格納されている制御プログラムを実行することによってシステムコントローラ121により行なわれる制御処理によって実現される。
画像データ送信部101は撮像素子131で撮像された画像を表現する画像データをPC300に送信する。
PC300ではこの画像データを受信してその画像データで表現されている画像と、ビデオカメラ200で撮像される、視野枠マスク114で視野が制限されているファインダ光学系を通して得られる被写体画像との相関係数を求める。そして、この相関係数が最大となるときの画像データの切り出し位置を特定し、この位置を示すアドレス(先頭アドレスと最終アドレス)をデジタルカメラ100へ送信する。
アドレス受信部102はPC300から送信されたこのアドレスを受信する。
アドレス記憶部103はアドレス受信部102によって受信されたアドレスを記憶する。
記録画像生成部104は、撮像素子131で撮像された画像を表現する画像データに対し、アドレス記憶部103に記憶されているアドレスに従って画像の切り出しを行ない、切り出された画像についての画像データを撮影画像として記録する。記録画像生成部104はこのデジタルカメラ100でユーザによる新たな撮影が行なわれる度に上述した動作を行なう。
このように、デジタルカメラ100は、視野枠マスク114で視野が制限されているファインダ光学系の画像との相関が最大となる画像を撮像素子131で撮像された画像から切り出し、その切り出された画像を撮影画像とするので、CCD素子の部品パッケージの外形やその固定位置に生じ得る精度誤差等を考慮することなく、ファインダ光学系の画像と撮影画像とを近づけることが可能となり、理想的な視野率をこのファインダ光学系で確保できることとなる。
なお、上述した(A)の構成では、画像データの切り出し位置を示すアドレスとして先頭アドレスと最終アドレスとをPC300から送信し、デジタルカメラ100のアドレス受信部102でそのアドレスを受信してアドレス記憶部103で記憶するようにしていた。ここで、撮影画像として記録する画像が四角形であってその縦横のサイズが既知であれば、図2(B)に示すように、その既知の画像サイズを記録画像サイズ記憶部105に予め記憶させておくようにすることで、画像データの切り出し位置を示すアドレスとして先頭アドレスと最終アドレスとのうちのどちらか一方のみをPC300から送信し、デジタルカメラ100のアドレス受信部102でそのアドレスを受信してアドレス記憶部103で記憶するようにしても、撮像素子131で撮像された画像を表現する画像データに対する画像の切り出しを記録画像生成部104で行なうことができ、PC300からデジタルカメラ100へ伝送する情報の量が少なくなる。
次に図3について説明する。同図はアドレス設定処理の処理内容を示すフローチャートである。アドレス設定処理は、上述した画像データの切り出し位置を示すアドレスを得るための処理である。
図3において、(A)はデジタルカメラ100のシステムコントローラ121によって行なわれる処理であり、(B)はPC300のCPU301によって行なわれる処理である。
まず(A)について説明する。この処理はフラッシュROM122に格納されている制御プログラムを読み出して実行することによってシステムコントローラ121によって行なわれ、アドレス設定処理の開始の指示がSW部124等から入力されると開始される。
まず、S101において、撮像素子13で撮像された画像を表現する画像データがデジタルプロセス回路132から取得され、フレームメモリ133に一旦格納される。
S102では、フレームメモリ133に格納されている画像データの表現形式を、RGBの光の3原色の輝度によるものからYC成分によるものへと変換する処理をデジタルプロセス回路132に行なわせる。YC成分による表現とされた画像データはフレームメモリ133に一旦格納される。
フレームメモリ133の利用状況を図4に示す。
前述したS101の処理によってデジタルプロセス回路132から取得された画像データは、まず、フレームメモリ133における「IS Bayer Buffer」エリアにいわゆるRGBベイヤデータのままで格納される。その後、S102の処理によって画像データはYC成分により表現されたものへと変換され、その変換されたデータは「YC Buffer」エリアに格納される。このYC成分(YCbCr)により表現された画像データは、その後、圧縮伸張回路135でのJPEG方式による画像データ圧縮処理の対象とされ、また画像情報表示部134で画像を表示するためのビデオ信号の生成のためにも使用される。
S103では、前ステップの処理によってフレームメモリ133に格納されているYC成分による表現とされた画像データにおけるY(輝度)成分のみのデータが取り出され、このY成分データをPC300へ送信する処理をUSBインタフェース125に行なわせる。
S104では、PC300から送られてくる、前述した画像の切り出し位置を特定するためのアドレスを受信する処理をUSBインタフェース125に行なわせる。
S105では、USBインタフェース125によって受信されたアドレスをフラッシュROM122に記憶させる処理が行なわれる。
この処理を終えた後には、図3(A)の処理が終了し、デジタルカメラ100に対する前述した画像の切り出し位置を特定するためのアドレスの設定は完了し、デジタルカメラ100は流通市場へと出荷される。
次に(B)について説明する。この処理はHDD305に格納されている制御プログラムを読み出して実行することによってCPU301によって行なわれ、アドレス設定処理の開始の指示がPC300に対して行なわれると開始される。
まず、S201において、ビデオカメラ200から送られてくるデジタルカメラ100のファインダ光学系を通して得られる被写体像を表現する画像データ(ファインダ画像データ)を取得する処理をビデオカメラI/F304に行なわせる。
S202では、前ステップの処理によって取得されたファインダ画像データで表現される画像(ファインダ画像)のうち、視野枠マスク114によって形成される視野枠に隣接している部分の部分画像が切り出される。
S202の処理を図5(a)を用いて説明すると、このS202の処理では、ファインダ画像のうちの視野枠に隣接している、同図では「A」とされている左上部の部分画像と、同図では「B」とされている右下部の部分画像とが切り出される。これらの画像を「マスク隣接エリアの画像」と称することとする。
S203では、前述したS103の処理によってデジタルカメラ100から送られてくるY成分のみの画像データを取得する処理をUSBI/F306に行なわせる。この画像データで表現されている画像は撮像光学系を通して得られた画像であり、視野枠マスク114の作用によって、図5(b)に示すように、ファインダ画像に比べて広い範囲が得られるようになっている。
S204では、マスク隣接エリアの画像についての相関演算が実行される。
このS204の処理によって行なわれる相関演算は、撮影画像についての横方向と縦方向との2方向に分けて行なわれる。
まず、図5(c)に示すように、マスク隣接エリアAと同一の面積の部分画像を縦方向に1画素単位でずらしながら撮影画像から抽出し、抽出された部分画像とマスク隣接エリアAの画像との相関係数を算出する。そして、この相関係数が最大となったとき、すなわち抽出された部分画像とマスク隣接エリアAの画像との相関が最大となったときの抽出部分画像の上端の画素についての縦方向の位置を取得する。
次に、図5(d)に示すように、マスク隣接エリアAと同一の面積の部分画像を横方向に1画素単位でずらしながら撮影画像から抽出し、抽出された部分画像とマスク隣接エリアAの画像との相関係数を算出する。そして、この相関係数が最大となったとき、すなわち抽出された部分画像とマスク隣接エリアAの画像との相関が最大となったときの抽出部分画像の左端の画素についての横方向の位置を取得する。
そして、予めPC300側に用意されているフレームメモリ133の「YCBuffer」エリアについてのアドレス情報より、上述したようにして得られた縦方向の位置と横方向の位置との交点に位置する画素についてのデータが格納されているアドレスが求められる。こうして得られたアドレスが画像データの切り出し位置を特定する先頭アドレスとなる。
次に、マスク隣接エリアBに対する相関係数が最大となる部分画像の位置が撮影画像から同様にして求められ、フレームメモリ133の「YC Buffer」エリアにおいて、求められた部分画像における右下端の画素についてのデータが格納されているアドレスが求められ、こうして得られたアドレスが画像データの切り出し位置を特定する最終アドレスとなる。
なお、このときの被写体像としてはある程度複雑な模様である方が相関係数の最大点を明確に検出できるので好ましい。
図3(B)のS205では、以上のようにして求められた先頭アドレス及び最終アドレスをデジタルカメラ100へ送信する処理をUSBI/F306に行なわせる。これらのアドレスを示すデータは、前述した図3(A)におけるS104及びS105の処理によってフラッシュROM122に記憶される。
この処理を終えた後には、図3(B)の処理が終了し、デジタルカメラ100に対する前述した画像の切り出し位置を特定するためのアドレスの設定は完了し、デジタルカメラ100は流通市場へと出荷される。
その後、デジタルカメラ100による撮影が行なわれたときには、システムコントローラ121は、フレームメモリ133の「YC Buffer」エリアに格納されている画像データのうち、先頭アドレス及び最終アドレスで特定される2つの画素の画像上の位置を対角の頂点とする四角形内に含まれる画像を表現するものについてのデータのみを圧縮伸張回路135に読み込ませるようにし、これらのデータによって作成される画像データをメモリカード137に記録させるようにする。こうすることにより、理想的な視野率がデジタルスカメラ100のファインダ光学系で確保される。
なお、図2(B)に示すように、記録画像の形状及びサイズが予め設定されていてその設定内容がフラッシュメモリ122等に示されているのであれば、相関演算をマスク隣接エリアA若しくはBのいずれか一方のみについて行なうようにし、画像データの切り出し位置を示すアドレスとして先頭アドレスと最終アドレスとのうちのどちらか一方のみをPC300から送信し、デジタルカメラ100でそのアドレスを受信してフラッシュROM122に記憶させるようにしても撮像素子131で撮像された画像を表現する画像データに対する画像の切り出しを行なうことができる。そのためには、フレームメモリ133の「YC Buffer」エリアに格納されている画像データのうち、先頭アドレス若しくは最終アドレスで特定される画素を頂点とし、画像サイズでその形状が特定される四角形内に含まれる画像を表現するものについてのデータのみを圧縮伸張回路135に読み込ませるようにすればよい。
また、視野枠マスク114の開口部分の縦横のサイズは、図6に示すように、撮像素子131として使用されるCCDユニットのセルサイズに8の倍数を乗じた値としておくと有益である。これは、JPEG方式では8×8のブロック単位で圧縮を行なうため、視野枠マスク114をこのサイズにしておくことにより、視野枠内の範囲とJPEG伸張処理後の記録画像の範囲とを画素単位で一致させることが可能となり、100%の視野率をも確保し得るようになるからである。
なお、図3(B)にフローチャートで示した処理をコンピュータで実行させるための制御プログラムを、例えば、フレキシブルディスク、MO(光磁気ディスク)、CD−ROM、DVD−ROMなどといったコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録させ、そのプログラムを記録媒体からコンピュータに読み出させて実行させることによって本発明をコンピュータで実施することも可能である。また、このような記録媒体としては、通信ネットワークを介してコンピュータと接続されるプログラムサーバシステムが備えている記憶装置であってもよい。この場合には、制御プログラムを表現するデータ信号で搬送波を変調して得られる伝送信号を、プログラムサーバシステムから通信ネットワークを通じて伝送するようにし、コンピュータでは受信した伝送信号を復調して制御プログラムを再生することで当該制御プログラムを実行できるようになる。
その他、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、種々の改良・変更が可能である。
本発明を実施するシステムの構成を示す図である。 本発明の原理構成を示す図である。 アドレス設定処理の処理内容を示すフローチャートである。 フレームメモリの利用状況を示す図である。 PCで行なわれる処理を説明する図である。 視野枠マスクの作成例を示す図である。
符号の説明
100 デジタルカメラ
101 画像データ送信部
102 アドレス受信部
103 アドレス記憶部
104 記録画像生成部
105 記録画像サイズ記憶部
111 撮影レンズ
112 シャッタ
113 ハーフミラー
114 視野枠マスク
115 レンズA
116 ミラー
117 レンズB
121 システムコントローラ
122 フラッシュROM
123 ワークメモリ
124 スイッチ部
125、306 USBインタフェース
126 シャッタ制御回路
131 撮像素子
132 デジタルプロセス回路
133 フレームメモリ
134 画像情報表示部
135 圧縮伸張回路
136 カードインタフェース回路
137 メモリカード
200 ビデオカメラ
300 パーソナルコンピュータ
301 CPU
302 ROM
303 RAM
304 ビデオカメラインタフェース
305 ハードディスク装置
307 バス

Claims (3)

  1. 被写体像を撮像して光電変換する撮像素子及び該被写体像を観察する一眼レフタイプのファインダ光学系を有する撮像装置と、該ファインダ光学系に取り付けられる調整用のカメラと、検出装置とからなる撮像システムにおける検出装置であって、
    前記撮像素子によって撮像された撮像画像内の領域であって前記ファインダ光学系にて示されている撮影範囲に対応する該領域の位置を検出する検出手段と、
    前記検出手段によって検出された位置を前記撮像画像において特定する情報を生成する情報生成手段と、を有し、
    前記検出手段は、
    前記ファインダ光学系に取り付けられた調整用のカメラによって得られる画像から撮影範囲の内部の領域の画像を演算対象画像として抽出する抽出手段と、
    前記撮像画像から抽出される部分画像と前記演算対象画像との相関演算を行なう相関演算手段と、
    前記相関演算手段による相関演算の結果、前記演算対象画像との相関が最も高かった前記部分画像の位置を検出する部分画像位置検出手段と、を有し、
    前記情報生成手段は、前記部分画像位置検出手段によって検出された部分画像の位置から前記情報を生成し、
    前記抽出手段は、前記ファインダ光学系にて示されている撮影範囲を規定する四角形の視野枠の隅部分の画像を前記演算対象画像として抽出し、
    前記部分画像位置検出手段は、前記隅部分の画像に対する部分画像における少なくとも1 つの頂点に対応する画素の位置を前記撮像画像から検出する、
    ことを特徴とする検出装置。
  2. 前記情報生成手段は、前記撮像画像を構成する画素についての情報が格納される前記撮像装置の有するメモリのアドレスを示す情報を生成し、該アドレスを以って前記領域の位置を特定する情報とする
    ことを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記撮像装置の有する撮像素子によって撮像された撮像画像を示す信号を受信する受信手段と、
    前記情報生成手段によって生成された前記位置を特定する情報を前記撮像装置へ送信する送信手段と、を更に有し、
    前記検出手段は、前記受信手段によって受信された撮像画像から前記領域の位置を検出する、
    ことを特徴とする請求項1または2に記載の検出装置。
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