JP4422740B2 - Actuator - Google Patents
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Description
本発明は、車両の走行状況に応じてヘッドライトの照射方向を追従変化させる適応型照明システム(AFS)に用いられるアクチュエータに関するものである。 The present invention relates to an actuator used in an adaptive illumination system (AFS) that changes the headlight irradiation direction in accordance with the traveling state of a vehicle.
従来より、図4に示すように、車両のハンドル(図示せず)の切り角に応じてモータ64を駆動し、灯体(図示せず)を左右に回動させるAFS用のアクチュエータ60があった。このアクチュエータ60は、灯体が連結されモータ64の回転に応じて灯体を回動させる出力軸61と、出力軸61に一体に設けられた第1歯車62と、モータ64の回転軸64aに連結されモータ64の回転を伝達する第3歯車65と、第1歯車62及び第3歯車65にそれぞれ噛合し第3歯車65から伝達されたモータ64の回転を第1歯車62に伝達する第2歯車63と、出力軸61の回転角に応じた電圧値を出力する非接触式のホールIC66及びマグネット67とを備えている。マグネット67は第1歯車62に取付けられており、ホールIC66が第1歯車62の回動に応じた磁界の変化を検出し、変化に応じた電圧値を出力することで第1歯車62の回転角、すなわち灯体の回転角を検出している。
Conventionally, as shown in FIG. 4, there is an AFS actuator 60 that drives a
このアクチュエータ60では、ハンドルの切り角に応じて電子制御ユニット(以下、ECUという。)がモータ64を駆動し、第1〜第3歯車62、63、65からなる伝達機構を介してモータ64の回転を出力軸61に伝達して灯体を左右に回動させる。尚、ECUには、ホールIC66から出力される出力軸61の回転角に応じた電圧値が入力され、灯体の位置(角度)をフィードバック制御している。
In this actuator 60, an electronic control unit (hereinafter referred to as ECU) drives the
また、モータを構成するロータの回転角に応じてホール素子からパルス信号を発生させ、灯体の位置(角度)を検出するアクチュエータも提案されている(例えば特許文献1参照)。このアクチュエータは、モータに連結された第1歯車と、モータの回転を伝達する第2、3歯車と、出力軸に連結され第3歯車から伝達されたモータの回転を出力軸に伝達する第4歯車とを備えており、モータの回転は第1〜第4歯車で減速されて出力軸に伝達され、灯体を左右に回動させる。
上述した前者のアクチュエータ60では、第1歯車62の回動範囲は狭く磁界の変化が小さいので、モータ64で発生する電磁界や電気的ノイズなどの影響により灯体の回転角が正確に検出できない虞があった。さらに、本従来例では左右の灯体にそれぞれアクチュエータ60を設けており、ホールIC66の感度やマグネット67の磁束密度に個体差があると回転角に対するホールIC66からの電圧値にばらつきが生じる。そのため、このばらつきを吸収するために、各アクチュエータ毎に回動範囲における所定のポイントでホールIC66から出力される電圧値をECUに初期設定する必要があり、したがって初期設定に手間がかかっていた。
In the former actuator 60 described above, since the rotation range of the
また、後者のアクチュエータでは、ホール素子がモータ近傍に設けられているため、モータで発生する電磁界や電気的ノイズの影響を受け易く誤動作する虞があり、さらにモータと出力軸との間に4個の歯車が介在しているため、バックラッシの影響により灯体の回転角が正確に検出できない虞があった。 In the latter actuator, since the Hall element is provided in the vicinity of the motor, the actuator is easily affected by an electromagnetic field generated by the motor and electrical noise, and may malfunction. Since the individual gears are interposed, there is a possibility that the rotation angle of the lamp cannot be accurately detected due to the influence of backlash.
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、ヘッドライトの回転角の検出精度を向上させた安価なアクチュエータを提供することにある。 The present invention has been made in view of the above problems, and an object of the present invention is to provide an inexpensive actuator with improved detection accuracy of the rotation angle of the headlight.
請求項1の発明は、モータと、ヘッドライトが連結されモータの正逆転に応じてヘッドライトを回動させる出力軸と、モータの回転を出力軸に伝達する伝達機構と、出力軸の回転角に応じた大きさの出力信号を発生する角度センサとを備え、伝達機構は、出力軸に設けられた第1歯車と、第1歯車に噛合しモータの回転を第1歯車に伝達する第2歯車とを少なくとも有し、第2歯車の回動範囲が第1歯車の回動範囲よりも大きくなるように第1歯車と第2歯車の減速比を設定するとともに、第2歯車に角度センサを設けたことを特徴とする。 According to the first aspect of the present invention, a motor, an output shaft connected to the headlight and rotating the headlight in accordance with forward / reverse rotation of the motor, a transmission mechanism for transmitting the rotation of the motor to the output shaft, and a rotation angle of the output shaft An angle sensor that generates an output signal having a magnitude corresponding to the first gear, and a transmission mechanism that engages with the first gear and a second gear that meshes with the first gear and transmits the rotation of the motor to the first gear. A reduction ratio between the first gear and the second gear so that the rotation range of the second gear is larger than the rotation range of the first gear, and an angle sensor is provided on the second gear. It is provided.
請求項2の発明は、第2歯車の回動範囲が360°よりも小さくなるように減速比を設定したことを特徴とする。
The invention of
請求項3の発明は、角度センサは、第2歯車の回動に応じて抵抗値が変化し、当該抵抗値に応じた電圧値を出力するロータリーポジションセンサからなることを特徴とする。 According to a third aspect of the present invention, the angle sensor includes a rotary position sensor that changes a resistance value according to the rotation of the second gear and outputs a voltage value corresponding to the resistance value.
請求項1の発明によれば、第2歯車の回動範囲が第1歯車の回動範囲よりも大きくなるように減速比を設定するとともに角度センサを第2歯車に設けることによって、第1歯車の回転角、すなわち出力軸の回転角を減速比倍に拡大して検出できるので、出力軸の単位角度変化に対する角度センサの電気的変化量を拡大でき、したがって角度センサの感度が向上するのでヘッドライトの回転角を精度よく検出できるという効果がある。 According to the first aspect of the present invention, the speed reduction ratio is set so that the rotation range of the second gear is larger than the rotation range of the first gear, and the angle sensor is provided in the second gear, thereby providing the first gear. The rotation angle of the output shaft, that is, the rotation angle of the output shaft can be detected by magnifying it to a reduction ratio, so that the electrical change amount of the angle sensor with respect to the unit angle change of the output shaft can be expanded, and therefore the sensitivity of the angle sensor is improved. There is an effect that the rotation angle of the light can be accurately detected.
請求項2の発明によれば、第2歯車の回動範囲が360°より小さくなるように減速比を設定することによって、角度センサの回動範囲を360°以下、すなわち1回転以下とすることができるので、安価なセンサを用いることができ、さらに角度センサの電気的変化量を回転角に変換する演算処理が簡単になるので、演算回路が安価なものでよく、したがって安価なアクチュエータを実現できるという効果がある。
According to the invention of
請求項3の発明によれば、角度センサとしてロータリーポジションセンサを用いることによって、第2歯車の回動に応じて抵抗値を変化させて抵抗値に応じた電圧値を出力できるので、ヘッドライトの回転角をさらに精度よく検出できるという効果があり、また請求項1、2と比較してさらに安価なセンサとすることができるので、アクチュエータの製造コストをさらに低減できるという効果がある。さらに、第2歯車の回動に応じて抵抗値を変化させて抵抗値に応じた電圧値を出力しているので、モータで発生する電磁界や電気的ノイズの影響を低減できるという効果もある。
According to the invention of
本発明の実施形態を図1〜図3に基づいて説明する。本発明に係るアクチュエータ3は、図3に示すようにランプシステムAを構成し、例えば車両の走行状況に応じてヘッドライト1の照射方向を追従変化させる適応型照明システム(AFS)に用いられる。
An embodiment of the present invention will be described with reference to FIGS. The
ランプシステムAは、図3に示すように車両の前方を照らすヘッドライト1と、ヘッドライト1を回動自在に支持するブラケット2と、ブラケット2に取付けられヘッドライト1を回動させるアクチュエータ3と、アクチュエータ3を制御する電子制御ユニット(以下、ECUという。)4とを備えている。尚、このランプシステムAは、車両1台に対して2個1組で用いられる。
As shown in FIG. 3, the lamp system A includes a headlight 1 that illuminates the front of the vehicle, a
ヘッドライト1は、両端が開口し内部に光源(図示せず)が内装された略円筒状の灯体5を有し、灯体5の一端側には開口を閉塞するように略円形状のレンズ7が取着されている。また、灯体5の上側の部位には、ブラケット2に軸支するための軸部9が外側に向かって突設され、灯体5の下側の部位には後述するアクチュエータ3の出力軸37が嵌合する嵌合部10が一体に設けられている。
The headlight 1 has a substantially cylindrical lamp body 5 which is open at both ends and has a light source (not shown) inside, and has a substantially circular shape at one end side of the lamp body 5 so as to close the opening. A
ブラケット2は、横長の略矩形板状の本体部11を有し、本体部11の幅方向に沿う両端縁にはヘッドライト1側に延出する上板13及び下板12が一体に設けられている。上板13の先端側(ヘッドライト1側)には、ヘッドライト1の軸部9を軸支するための軸受穴16が設けられ、下板12においてヘッドライト1の嵌合部10に対応する部位には、嵌合部10を挿通させるための挿通孔15が設けられている。また、下板12の裏面側には、アクチュエータ3を固定するための固定ねじ19が螺合するねじ孔が形成された固定部18が複数(本実施形態では3箇所)設けられている。上記ヘッドライト1は、後部を本体部11に設けた開口部11aに挿入した状態で軸部9をブラケット2の軸受穴16に嵌合するとともに嵌合部10を挿通孔15に挿通させると、ブラケット2に回動自在に支持され、さらにアクチュエータ3の出力軸37の嵌合突起37aを嵌合部10に嵌合させると、出力軸37の回動動作に応じてヘッドライト1が回動する。
The
ECU4は、アクチュエータ3の動作を制御するためのマイクロコンピュータ(図示せず)と、アクチュエータ3との間の制御信号を入出力するためのインターフェース回路(図示せず)とが内蔵されており、図示しないコネクタを介してアクチュエータ3に接続される。また、ECU4にはハンドルの切り角に応じた電気信号を発生させるセンサ(図示せず)が電気的に接続されており、ECU4はセンサからの電気信号に応じてヘッドライト1の目標角を設定する。
The
アクチュエータ3は、図1に示すように上面が開口する横長箱状のボディ22と、ボディ22の開口を覆うようにボディ22に取着されるカバー21と、ボディ22に取付けられヘッドライト1を回動させるための回転力を発生させるモータ42とを備えている。また、ボディ22の内部には、ヘッドライト1に連結されヘッドライト1を回動させる出力軸37と、出力軸37と一体に形成された第1歯車38と、第1歯車38と噛合する小歯車49が一体に形成された第2歯車39と、第2歯車39と噛合する小歯車41が一体に形成された第3歯車40と、モータ42の回転軸43に圧入固定されて第3歯車40と噛合する第4歯車44と、第2歯車39にロータ32bが連結されロータ32bの回転角に応じて抵抗値が変化する半固定抵抗器からなるロータリーポジションセンサ(角度センサ)32とが収納されている。
As shown in FIG. 1, the
ボディ22は例えば合成樹脂製であって、長手方向一端側にはボディ22の幅方向に延出する板状の取付片25、25がそれぞれ一体に設けられ、長手方向他端側にはボディ22の長手方向に延出する板状の取付片25が一体に設けられている。各取付片25の先端側には、アクチュエータ3をブラケット2に取付けるための固定ねじ19を挿通させる挿通孔25aがそれぞれ貫設され、取付片25の長手方向に沿う両端には上方に向かってリブ25b、25bがそれぞれ突設されている。また、ボディ22の側壁22aには、下側に行くほど側壁22aからの突出量が増加するように傾斜する断面三角形状の係合突起26が複数(本実施形態では4個)設けられ、ボディ22の幅方向一端側の側壁22aには断面コ字状の接続部33が突設されている。この接続部33には、ロータリーポジションセンサ(以下、センサという)32に電気的に接続された接続ピン34が複数(図1では3個)配置されており、接続部33にECU4からのケーブルのコネクタを接続することでセンサ32とECU4とが電気的に接続される。
The
さらに、ボディ22の底面22bにおいて長手方向一端側には、出力軸37を軸支するための軸孔27が貫設され、底面22bの長手方向他端側にはモータ42の回転軸43に圧入固定された第4歯車44を挿通させるための挿通孔28が貫設されている。また、ボディ22の底面22bにおいて軸孔27と挿通孔28の間には、第3歯車40を支持する支持軸36が軸支される軸受穴30と、第2歯車39を支持する支持軸35が軸支される軸受穴51(図2(b)参照)とがボディ22の長手方向に沿って横並びに設けられている。さらに、ボディ22には、モータ42を固定するための固定ねじ57が螺合するねじ孔を有する固定部29、29が挿通孔28を間にして対角の位置に設けられている。尚、軸孔27、挿通孔28、軸受穴30及び軸受穴51は、これらの中心がボディ22の長手方向において一直線上に配置されるようにそれぞれ設けられている。
Further, a
カバー21はボディ22と同じ合成樹脂製であって、ボディ22と略同形状に形成されており、ボディ22の各取付片25に対応する部位には、対応する取付片25の延出方向と同方向にそれぞれ延出する側面視略L字状の取付片23が設けられている。各取付片23の先端側には、カバー21をボディ22に取付けた状態において取付片25の挿通孔25aと連通する挿通孔23aがそれぞれ貫設されている。また、カバー21においてボディ22の側壁22aに設けた係合突起26に対応する部位には、ボディ22側に向かって突設され係合突起26と係合する正面視U字状の係合突片24がそれぞれ一体に設けられている。さらに、カバー21においてボディ22の軸孔27、軸受穴30及び軸受穴51に対応する部位には、回転軸37の背面側の軸部53を軸孔27とともに軸支する軸受穴54、支持軸35を軸受穴51とともに軸支する軸受穴55、支持軸36を軸受穴30とともに軸支する軸受穴56がそれぞれ設けられている(図2(b)参照)。尚、各取付片23の幅寸法は、取付片25の両側に設けたリブ25b、25b間の寸法と略同寸法に形成されており、カバー21をボディ22に取付けた状態において各取付片23は両リブ25b、25bにより位置が規制される。
The
モータ42は、例えばECU4から出力されるパルス電力に応じて回転するステッピングモータを用いており、略円盤形状の本体部42aを有し、本体部42aにおいてボディ22側の中央部には回転軸43が突設されている。また、本体部42aの外縁には、回転軸43を間にして対角の位置に固定ねじ57を挿通させるための挿通孔45がそれぞれ設けられ、これらの挿通孔45に固定ねじ57を挿通し、ボディ22の固定部29に螺合させるとモータ42がボディ22に取付けられる。
The
出力軸37は合成樹脂製の略円柱状に形成され、先端側には断面略三角形状に形成されヘッドライト1の嵌合部10と嵌合する嵌合突起37aが一体に設けられ、出力軸37において嵌合突起37aと反対側の部位には、カバー21の軸受穴54に軸支される軸部53が突設されている。また、出力軸37においてモータ42側の部位には、円周面に複数の突歯38aが形成された第1歯車38が一体に設けられている。尚、本実施形態では、第1歯車38の回動範囲が20°(図2(a)の状態から左回りに10°、右回りに10°)に設定されている。
The
第2歯車39は合成樹脂製であって略円板状の本体部39aを有し、本体部39aにおいてボディ22側の面には小歯車49が本体部39aと中心が一致するように一体に設けられ、小歯車49には第1歯車38の突歯38aと噛合する突歯49aが全周に渡って設けられている。また、小歯車49において本体部39aと反対側の部位には、軸部52が本体部39a及び小歯車49と中心が一致するように一体に設けられ、本体部39aにおいてモータ42側の外縁には、周方向に沿って複数の突歯39bが一体に設けられている。さらに、本体部39aにおいてカバー21側の面には、周方向に沿って一対のストッパー58が突設されており、カバー21の内側面に設けた当接部(図示せず)にストッパー58を当接させることで第2歯車39の右回り及び左回りの回動を規制している。尚、本実施形態では、第2歯車39に対する第1歯車38の減速比が1/4.5に設定されており、したがって第2歯車39は回動範囲が90°(図2(a)の状態から左回りに45°、右回りに45°)に設定される。また、軸部52にはDカット部(図示せず)が設けられ、後述するロータ32bのDカット面32cに衝合させることで軸部52の回動に応じてロータ32bが回転する。
The
第3歯車40は合成樹脂製であって略円板状の本体部40aを有し、本体部40aにおいてカバー21側の面には小歯車41が本体部40aと中心が一致するように一体に設けられ、小歯車41には第2歯車39の突歯39bと噛合する突歯41aが全周に渡って設けられている。また、本体部40aの外縁には、全周に渡って突歯40bが一体に設けられている。
The
第4歯車44は合成樹脂製であって、モータ42の回転軸43に圧入固定されており、第3歯車40の突歯40bと噛合する突歯44aが全周に渡って形成されている。ここに、第1歯車38、第2歯車39、第3歯車40及び第4歯車44で伝達機構が構成されている。
The
センサ32は矩形板状の本体部32aを有し、本体部32aの略中央位置にはDカット面32cを有するロータ32bが本体部32aに対して回転自在に設けられている。このセンサ32は矩形板状の基板31に実装されており、基板31を介して接続ピン34に電気的に接続される。尚、センサ32は、ロータ32bの回転角に応じて抵抗値が変化し、この抵抗値に応じた電圧値(例えば、DC1V〜4Vの電圧値)を出力する。また、本実施形態では、ロータ32bの回動範囲が360°、すなわち1回転以下のものを使用している。
The
ここで、アクチュエータ3の組立てについて説明する。まず、ボディ22の裏面側からモータ42をボディ22に当接させ、固定ねじ57を挿通孔45を通してボディ22の固定部29に螺合させるとモータ42がボディ22に取付けられる。尚、この状態において第4歯車44は、ボディ22の挿通孔28を通してボディ22内部に配置される。次に、センサ32が実装された基板31を固定ねじ50を用いてボディ22の底面22bに取付ける。尚、この状態において基板31は、センサ32のロータ32bの中心が軸受穴51の中心と一致するように配置される。さらに、支持軸35をロータ32bの中心孔を通して軸受穴51に圧入固定するとともに、支持軸36を軸受穴30に圧入固定する。次に、嵌合突起37aを軸孔27を通してボディ22の裏面側に露出させた状態で出力軸37をボディ22内に収納するとともに、第3歯車40の中心孔に支持軸36を挿通して第3歯車40をボディ22内に収納する。その後、第2歯車39の中心孔に支持軸35を挿通し、軸部52の先端のDカット部をロータ32bのDカット面32cに衝合させるとともに、第1歯車38の突歯38a及び第3歯車40の突歯41aと噛合させた状態で第2歯車39をボディ22内に収納する。最後に、各係合突片24を対応する係合突起26にそれぞれ係合してカバー21をボディ22に取着すると、アクチュエータ3が組立てられる。
Here, the assembly of the
尚、ボディ22の底面22bには、位置決めピン(図示せず)を挿入するための位置決め穴46が設けられており、第1、2歯車38、39をボディ22内に収納する際に、第1、2歯車38、39に設けた挿通孔47、48に位置決め穴46に挿入した位置決めピンを挿通させることで、第1歯車38及び第2歯車39の初期位置、すなわちセンサ32の零点調整がなされる。この位置決めピンは、ボディ22にカバー21を取付けた後、カバー21に設けた挿通孔59から抜き取られる。
Note that a positioning hole 46 for inserting a positioning pin (not shown) is provided on the
次に、アクチュエータ3の動作について説明する。まず、ハンドルの切り角に応じて図示しないセンサからECU4に電気信号が入力され、ECU4では電気信号に応じたヘッドライト1の目標角を設定する。それと同時に、現状の出力軸37の回転角(ヘッドライト1の回転角)に対応した電気信号がコネクタを介してセンサ32からECU4に入力される。ECU4では、設定した目標角と現状の出力軸37の回転角から実際に回転させるべき角度を設定し、モータ42に対して回転角に応じたパルス電力を供給する。モータ42は供給されたパルス電力に応じて回転し、モータ42の回転力が第4歯車44、第3歯車40、第2歯車39、第1歯車38の順に伝達され、出力軸37が回転する。そして、出力軸37に連結されたヘッドライト1が回転し、光の照射方向がハンドルの切り角に追従する。また、ヘッドライト1の回転後において、ECU4にはセンサ32から現状の出力軸37の回転角に対応した電気信号が入力され、設定した目標角に一致しない場合には、モータ42にパルス電力が供給され角度補正が行われる。
Next, the operation of the
尚、本実施形態では、第2歯車39に対する第1歯車38の減速比を1/4.5に設定しているので、第2歯車39に伝達されたモータ42の回転力は、1/4.5に減速され第1歯車38に伝達される。したがって、第2歯車39が45°回転した場合には、第1歯車38は10°回転することになる。
In this embodiment, since the reduction ratio of the
このアクチュエータ3では、センサ32のロータ32bを第2歯車39と一体に回転させることによって、第1歯車38の回転角、すなわち出力軸37の回転角を減速比倍(本実施形態では4.5倍)に拡大して検出できる。したがって、例えば第2歯車39における角度誤差を±0.5°とした場合、第1歯車38の角度誤差は±0.11°となるので、第2歯車39における誤差範囲を規制することによって出力軸37の回転角を精度よく検出できる。また、第2歯車39の回動範囲(本実施形態では90°に設定)が360°より小さく且つ第1歯車38の回動範囲(本実施形態では20°に設定)よりも大きくなるように減速比を設定することによって、センサ32の回動範囲を360°以下、すなわち1回転以下とすることができるので、安価なセンサを用いることができ、さらにセンサ32として回動範囲が1回転以下のものを用いることによって、センサ32の電気的変化量を回転角に変換する演算処理が簡単になるので、用いる演算回路が安価なものでよく、したがって安価なアクチュエータ3を実現できる。
In the
さらに、センサ32として回転角に応じて抵抗値が変化するロータリーポジションセンサを用い、抵抗値に応じた電圧値を信号として出力しているので、モータ42で発生する電磁界や電気的ノイズの影響を低減できる。また、センサ32を第2歯車39に設けることによって、第3歯車40以降の歯車にセンサ32を設けた場合に比べて、センサ32と出力軸37の間に介在する歯車の数が少ないので、歯車同士のバックラッシの影響を低減することができ、出力軸37の回転角を精度よく検出することができる。
Further, since a rotary position sensor whose resistance value changes according to the rotation angle is used as the
尚、本実施形態では、第2歯車39に対する第1歯車38の減速比を1/4.5に設定し、第1歯車38の回動範囲を20°とした場合を例に説明したが、減速比及び第1歯車38の回動範囲は本実施形態に限定されるものではなく、使用態様などに応じて適宜設定すればよい。また、第2歯車39において、右回りの回転角と左回りの回転角を同角度(すなわち、左右の回転角が対称)とした場合を例に説明したが、回転角は本実施形態に限定されるものではなく、カバー21の当接部と第2歯車39のストッパー58の位置関係を変更して左回りの回転角と右回りの回転角を非対称としてもよい。
In the present embodiment, the reduction ratio of the
さらに、本実施形態では、センサ32として検出角度範囲が360°以下、すなわち1回転以下のものを用いた場合を例に説明したが、用いるセンサは本実施形態に限定されるものではなく、検出角度範囲が360°以上、すなわち1回転以上のものであってもよい。また、センサはロータリーポジションセンサに限定されるものではなく、角度を検出できるものであればよい。
Further, in the present embodiment, the case where the
また、本実施形態では、4個の歯車を用いた場合を例に説明したが、歯車は少なくとも2個あればよく、3個であっても5個以上であってもよい。 In the present embodiment, the case where four gears are used has been described as an example. However, at least two gears are sufficient, and there may be three or five or more gears.
1 ヘッドライト
3 アクチュエータ
32 ロータリーポジションセンサ(角度センサ)
37 出力軸
38 第1歯車
39 第2歯車
42 モータ
1
37
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| CN101875327A (en) * | 2010-06-21 | 2010-11-03 | 佛山市王氏车灯制造有限公司 | Steering drive device for automobile headlight |
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