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JP4424255B2 - 電子メール文書表示システムおよび電子メール文書表示プログラム - Google Patents
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JP4424255B2 - 電子メール文書表示システムおよび電子メール文書表示プログラム - Google Patents

電子メール文書表示システムおよび電子メール文書表示プログラム Download PDF

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Description

本発明は、引用された文章を明示して表示する電子メール文書表示システムおよび電子メール文書表示プログラムの改良に関する。
従来の電子メール文書表示システムの一例が特許文献1に開示されている。図22に示すように、この従来の電子メール文書表示システムは、電子メール文書中の引用部分を容易に判別できる表示を可能とするために、文章中の引用部分を特定するための引用符と呼ばれる文字列を入力して文字列記憶部101に記憶させる入力部102と、入力部102を介して入力された任意指定の引用符を記憶する文字列記憶部101と、電子メール機能によって受信した電子メール文書を記憶するメール記憶部103と、メール記憶部103に記憶された電子メール文書を表示する際に行頭の引用符の連続回数つまり引用回数を計数する回数計算部104と、回数計算部104によって計数された連続回数に応じて各行の表示色を表示制御部105に指定する表示色切換部106と、引用符の連続回数と表示色との対応関係を登録した表示色記憶部107と、指定された表示色で電子メール文書の各行の表示を制御する表示制御部105と、表示制御部105の制御の下で電子メール文書の表示を行う表示部108とから構成されている。
このような構成を有する従来の電子メール文書表示システムは次のように動作する。例えば、引用符として「>」のみを使用する場合、ユーザは、入力部102を介して「>」を引用符として使用することを電子メール文書表示システムに宣言し、この「>」が文字列記憶部101に記憶される。電子メール文書の表示に際しては、回数計算部104が、メール記憶部103に記憶されている電子メール文書から1行分の文書データを読み込み、その先頭部分に文字列記憶部101に記憶された引用符つまり「>」があるか否かを判別する。そして、「>」がある場合には、回数計算部104が其の連続回数を計数して、例えば、行頭に「>」があれば数値「1」を、また、行頭に「>>」があれば数値「2」を表示色切換部106に通知し、表示色切換部106が、当該連続回数に対応する表示色を表示色記憶部107から求め、表示制御部105に各行の表示色を指示し、この指示に従って表示制御部105が各行を引用回数に応じた表示色で表示部108に表示する。
特開平10−198660号公報
しかし、表示色の違いで引用回数の相違を示す方式では、色覚障害者が電子メール文書中の引用部分を容易に判別できなくなる弊害が生じる。
また、複数の表示色を使い分けることが前提であるため、表示色が限定されるシステム上での利用が制限されるといった不都合がある。
更に、度重なる電子メールの遣り取りによって引用符が重複して使用されるようになると、1回目の引用,2回目の引用,3回目の引用,・・・といったように多数の表示色が錯綜するようになり、引用回数や引用の順序が容易に判別できなくなるといった欠点がある。
そこで、本発明の目的は、前記従来技術の不都合を改善し、表示色が限定された利用環境下でも電子メール文書の引用部分を容易に判別できる電子メール文書表示システムおよび電子メール文書表示プログラムを提供することにある。
また、引用部分が複雑に重複するような状況下にあっても電子メール文書中での引用の順序を容易に把握できるようにすることも目的の一部である。
本発明の電子メール文書表示システムは、データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示システムにおいて、前記目的を達成するため、特に、
電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符のと電子メールの表示に際して昇冪順の数値で電子メールの引用回数を降冪順に指定する電子メールの往復回数とに基づいて、
前記電子メール文書のうち前記往復回数で指定された引用回数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行および引用符を先頭部分に備えない行を削除し、前記往復回数で指定された引用回数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行に強調を施すと共に、前記往復回数で指定された引用回数に相当する数の引用符を行頭から削除することにより、前記往復回数で指定された時点の状態に前記電子メール文書を復元することを特徴とした構成を有する。
電子メール文書中に記述された各文章の先頭にある引用符を分析することで、これらの文章が電子メールの往復過程のどの時点で生成されたものであるかを特定できるので、電子メールの表示に際してユーザが指定する電子メールの往復回数に基いて、この時点より以前の文章を引用文として抽出して強調表示することが可能である。
本発明は、このように、指定された往復回数よりも前に引用された文章を個々の文章の引用回数とは関わりなく一括して強調表示する構成であり、引用文と非引用文の二種のみを識別すれば済むので、文章の色分け等のように多種多様の選択肢を有する表現形式を必要としない。
従って、文字の反転表示,囲み表示,下線,太字等による形状認識可能な強調表示が適用でき、色覚障害者であっても電子メール文書中の引用部分を容易に判別できるようになり、また、表示色が限定されるシステム上でも支障なく利用することができる。
更に、電子メールの往復回数を特定することによって度重なる電子メールの遣り取りにおけるどの時点を基準として引用文と非引用文を見分けるべきかをシステムに指示できるので、電子メール文書の引用回数や引用の順序を容易に把握することが可能となる。
より具体的には、前記目的を達成するため、電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段と、
電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、前記指定された往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出するメール加工手段と、
前記メール加工手段により抽出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段とを備えたことを特徴とする構成を採用する。
以上の構成において、引用符抽出手段が電子メール文書を読み込み、この電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符を抽出し、引用符の数を昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて一時記憶する。
メール加工手段は、電子メールの表示に際し、指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前述の引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、指定された往復回数に対応する引用符のを特定する。そして、この数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出する。
最終的に、メール表示方式制御手段が、メール加工手段により抽出された文章に形状認識可能な強調を施して表示装置に出力する。
指定された往復回数よりも前に引用された文章を個々の文章の引用回数とは関わりなく一括して強調表示する構成であり、引用文と非引用文の二種のみを識別すれば済むので、文章の色分け等のように多種多様の選択肢を有する表現形式を必要としない。
従って、文字の反転表示,囲み表示,下線,太字等による形状認識可能な強調表示が適用でき、色覚障害者であっても電子メール文書中の引用部分を容易に判別できるようになり、また、表示色が限定されるシステム上でも支障なく利用することができる。
更に、度重なる電子メールの遣り取りにおけるどの時点を基準として引用文と非引用文を見分けるべきかを電子メールの往復回数によってシステムに指示できるので、電子メール文書の引用回数や引用の順序を容易に把握することが可能となる。
更に、前記メール加工手段は、指定された往復回数に対応する引用符の数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除するように構成することが望ましい。
往復回数で指定された時点の文章のみを非引用文として明確に表示できるので、電子メール文書の引用順序の把握が更に容易化される。
また、このメール加工手段を、引用符抽出手段によって抽出された引用符の数と電子メールの往復回数との対応関係に基づいて、往復回数毎に、該往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出し、電子メールの往復回数に対応させて記憶手段に記憶させるメール加工手段とすると共に、
電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数に基いて、表示すべき文章を記憶手段から読み出す加工メール切換手段を併設し、
メール表示方式制御手段により、加工メール切換手段で読み出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力させるようにしてもよい。
このような構成を適用した場合、予め、メール加工手段が電子メールの往復回数に応じた表示データを一括して作成して記憶手段に記憶させるので、往復回数の指定を変更する度に表示データを生成する内部処理を行う必要がなくなる。つまり、加工メール切換手段に電子メールの往復回数を指示するだけで、表示すべきデータが瞬時に記憶手段から読み出されるので、往復回数の指定の変更により円滑に表示を切り換えることができる。
前記と同様、このメール加工手段には、指定された往復回数に対応する引用符の数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除する機能を持たせることが望ましい。
往復回数で指定された時点の文章のみを非引用文として明確に表示できるので、電子メール文書の引用順序の把握が更に容易化され、また、高速化される。
更に、メール表示方式制御手段には、外部からの指令に基づいて、予め定められた幾つかの強調形式から文章の強調に使用する強調形式を選択する強調形式選択機能を設けることができる。
文字の反転表示,囲み表示,下線,太字等の強調表示をユーザの好みに応じて使い分けることが可能となる。
本発明の電子メール文書表示プログラムは、データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示プログラムであり、前記目的を達成するため、特に、
電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段、
電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、前記指定された往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出するメール加工手段、および、
前記メール加工手段により抽出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段として機能させることを特徴とする構成を有する。
この電子メール文書表示プログラムをインストールしたデータ処理装置は、前述の引用符抽出手段,メール加工手段(但し、指定された電子メールの往復回数に基いて其の都度に引用文を抽出するもの),表示方式制御手段を備えた電子メール文書表示システムとして機能する。
更に、この電子メール文書表示プログラムは、データ処理装置のマイクロプロセッサを、指定された電子メールの往復回数に対応する引用符の数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除するメール加工手段として機能させるものであることが望ましい。
往復回数で指定された時点の文章のみを非引用文として明確に表示できるので、電子メール文書の引用順序の把握が更に容易化される。
また、この電子メール文書表示プログラムは、電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
電子メールの往復回数と前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数との対応関係に基づいて、電子メールの往復回数毎に、該往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出し、電子メールの往復回数に対応させて記憶手段に記憶させるメール加工手段、
電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数に基いて、表示すべき文章を前記記憶手段から読み出す加工メール切換手段、
前記加工メール切換手段で読み出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段として機能させるものであってもよい。
このような構成を適用した場合、予め、メール加工手段が電子メールの往復回数に応じた表示データを一括して作成して記憶手段に記憶させるので、往復回数の指定を変更する度に表示データを生成する内部処理を行う必要がなくなる。つまり、加工メール切換手段に電子メールの往復回数を指示するだけで、表示すべきデータが瞬時に記憶手段から読み出されるので、往復回数の指定の変更により円滑に表示を切り換えることができる。
更に、この電子メール文書表示プログラムにより、電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
指定された電子メールの往復回数に対応する引用符の数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除する機能を有するメール加工手段として機能させるようにしてもよい。
電子メールの往復回数で指定された時点の文章のみを非引用文として明確に表示できるので、電子メール文書の引用順序の把握が更に容易化される。
また、電子メール文書表示プログラムにより、電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
外部からの指令に基づいて、予め定められた幾つかの強調形式から文章の強調に使用する強調形式を選択する強調形式選択手段として機能させてもよい。
文字の反転表示,囲み表示,下線,太字等の強調表示をユーザの好みに応じて使い分けることが可能となる。
本発明の電子メール文書表示システムおよび電子メール文書表示プログラムは、指定された電子メールの往復回数で特定される時点よりも前に引用された文章を個々の文章の引用回数とは関わりなく一括して強調表示する構成であり、引用文と非引用文の二種のみを識別すれば済むので、文章の色分け等のように多種多様の選択肢を有する表現形式を必要としない。
従って、文字の反転表示,囲み表示,下線,太字等による形状認識可能な強調表示が適用でき、色覚障害者であっても電子メール文書中の引用部分を容易に判別できるようになり、また、表示色が限定されるシステム上でも支障なく利用することができる。
更に、電子メールの往復回数の指定によって度重なる電子メールの遣り取りにおけるどの時点を基準として引用文と非引用文を見分けるべきかをシステムに指示できるので、電子メール文書の引用回数や引用の順序を容易に把握することができる。
以上
次に、本発明を実施するための最良の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明を適用した一実施形態の電子メール文書表示システムの構成の概略について示した機能ブロック図である。
この電子メール文書表示システム1は、概略において、引用符抽出手段2およびメール加工手段3とメール表示方式制御手段4によって構成される。
電子メール文書表示システム1には記憶手段5が接続され、記憶手段5の記憶領域の一部である引用符記憶部5aには、引用符として使用される文字、例えば、「>」や「#」等が、入力装置6,入力制御部7,メール表示方式制御手段4を介して行われるユーザの文字入力操作によって予め登録されている。また、記憶手段5の記憶領域の一部であるメール記憶部5dには、受信したメール文書や作成過程にあるメール文書等が保存されるようになっており、記憶手段5の記憶領域の一部である強調形式記憶部5cには、図7に例示されるように、文章の強調に使用する反転表示,囲み表示,下線,太字等の強調形式が予め記憶され、フラグの設定状態によって使用すべき強調形式が選択されるようになっている。なお、フラグの設定の切り換えは入力装置6,入力制御部7,メール表示方式制御手段4を介してユーザの手で行われるようになっており、図7では矩形囲みが選択された状態を示している。
引用符抽出手段2は、記憶手段5のメール記憶部5dに保存されている電子メール文書を1ファイル毎に読み込み、この電子メール文書に含まれる引用符の文字列を電子メールの往復回数に対応させて抽出し、記憶手段5の記憶領域の一部である抽出引用符記憶部5bのデータテーブルに一時記憶させる。
引用符抽出手段2によって抽出された引用符を記憶するデータテーブルの一例を図6に示す。「>」は1回目の引用を示す文字列,「>#」は2回目の引用を示す文字列,「>#>」は3回の引用を示す文字列,・・・であり、「なし」は引用を示す文字列がないことを示している。この実施形態では、引用符の抽出に際し、引用符を構成する文字数の多い順に引用符を抽出し、図6に例示するように、データテーブルのアドレスに相当する引用No「1」から順に対応させて記憶し、また、引用No「0」については「なし」を対応させるようにしているので、引用Noの値と電子メールの往復回数とが必ず一対一に対応する。この引用Noは、電子メールの往復回数を指定するための特定情報である。
具体的には、引用No「1」は最初に電子メールが作成された時点を指示するための特定情報として機能し、引用No「2」は最初に作成された電子メールに対して返信が行われた時点を指示するための特定情報として機能し、引用No「3」は最初に作成された電子メールに対して行われた返信に対して返信が行われた時点を指示するための特定情報とし、また、引用No「0」は最後に返信された電子メールに対する返信を作成する現在の時点を指示するための特定情報として機能する。
メール加工手段3は、電子メールの表示に際して指定される往復回数の特定情報、つまり、前述の引用Noと引用符抽出手段2によって抽出された図6のようなデータテーブルの情報とに基づいて、引用Noで指定された往復回数に対応する引用符の文字列を特定し、この文字列を引用符として備えた文章を基準として、それ以前に引用された文章を一括して引用文として抽出し、それ以降の文章を削除する。
例えば、引用No「0」が指定された場合、図6における「なし」が引用符の文字列として指定されることになるので、現時点で返信のために作成している文章が基準となり、それ以前に引用された全ての文章が一括して引用文として抽出される。また、この場合、それ以降に生成された文章というものは存在しないので、削除の対象となる文章はない。
一方、引用No「1」が指定された場合、図6における「>#>」が引用符の文字列として指定されることになるので、「>#>」の文字列を引用符として備えた文章、要するに、最初に電子メールが作成された時点での文章が基準となる。この場合、それ以前に引用された文章つまり引用文となるものは存在しないので、引用文は抽出されない。また、それ以降に生成された文章には、最初に作成された電子メールに対する返信以降の全ての文章が含まれるので、これらの文章が全て削除の対象となる。
最終的に、強調形式選択機能を有するメール表示方式制御手段4が、記憶手段5の強調形式記憶部5cに記憶されている強調形式の1つ、例えば、その時点で選択されている矩形囲み等の強調形式に従って、メール加工手段3により抽出された文章に形状認識可能な強調を施して表示制御部8に出力し、表示制御部8がこれをモニタ等の表示装置9に表示する。
従って、例えば、引用No「0」が指定された場合においては、現時点で返信のために作成している文章のみが強調なしで表示され、それ以外の全ての文章に囲み等の強調が付された状態で表示装置9に表示されることになる。
一方、引用No「1」が指定された場合では、最初に電子メールが作成された時点での文章のみが強調なしの状態で表示装置9に表示される。
図2は電子メールを扱うデータ処理装置の一種であるパーソナルコンピュータ等によって電子メール文書表示システム1を構成した場合を例にとって示した機能ブロック図である。
電子メール文書表示システム1として機能するパーソナルコンピュータは、演算手段としてのマイクロプロセッサ(以下、単にCPUという)10と、CPU10の基本的な制御プログラムを格納したROM11、演算データの一時記憶等に利用されるRAM12、ハードディスクドライブ等からなる大容量の記憶装置13、インターネット等を始めとするネットワークシステムを介して電子メールの送受信を行うためのインターフェイス14を備え、CPU10の入出力回路15には、マン・マシン・インターフェイスとして機能するキーボード16とモニタ17、更には、プリンタ18等が接続されている。
図2中の入出力回路15は図1中の入力制御部7と表示制御部8に相当し、キーボード16は入力装置6に、また、モニタ17は表示装置9に、そして、記憶装置13は記憶手段5に相当する。
また、CPU10を引用符抽出手段2,メール加工手段3,メール表示方式制御手段4として機能させるための電子メール文書表示プログラムは、記憶装置13に予めインストールされており、必要に応じてRAM12上に展開されるようになっている。記憶装置13の記憶領域には、引用符記憶部5a,抽出引用符記憶部5b,強調形式記憶部5c,メール記憶部5dとして利用される記憶領域が存在する。
図3は電子メール文書表示プログラムのうちCPU10をメール表示方式制御手段4として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャート、図4は電子メール文書表示プログラムのうちCPU10を引用符抽出手段2として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャート、図5は電子メール文書表示プログラムのうちCPU10をメール加工手段3として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。
次に、図3〜図5を参照してメール表示方式制御手段4,引用符抽出手段2,メール加工手段3として機能するCPU10の処理動作について具体的に説明する。
ユーザがキーボード16を操作してハードディスクドライブ13のメール記憶部5dに保存されている電子メールの1つを表示対象として選択すると、CPU10は、まず、この選択操作を検出し(図3のステップa1)、引用符抽出手段2に引用符抽出指令を出力して(ステップa2)、引用符抽出手段2からの登録完了信号の入力を待つ待機状態に入る(ステップa3)。
ここでは、具体例として、図8に示されるように3回の引用が行われた電子メールが表示対象として選択されたものとする。
次いで、引用符抽出手段2として機能するCPU10が引用符抽出指令の入力を検出し(図4のステップb1)、引用符の抽出を開始する。
引用符抽出手段2として機能するCPU10は、まず、読み込みの対象となる行を指定する行指定指標iの値と引用符を構成する文字数の最大値を記憶する最大文字数記憶レジスタkの値を共に0に初期化すると共に、引用符を構成する文字列を記憶する文字列記憶レジスタ$の内容を初期化する(ステップb2)。
次いで、引用符抽出手段2として機能するCPU10は、行指定指標iの値を1インクリメントし(ステップb3)、この電子メールに第i行が存在するか否かを判定し(ステップb4)、第i行が存在すれば、この電子メールから第i行のデータを読み込み(ステップb5)、この第i行を引用符の抽出対象とする。
そして、CPU10は、当該行において読み込みの対象とする文字の順番を指定する列指定指標jに最大文字数記憶レジスタkの現在値(初期値0)を代入し(ステップb6)、列指定指標jの値を1インクリメントしてから(ステップb7)、当該行に第j文字が存在するか否かを判定し(ステップb8)、第j文字が存在すれば、この文字つまり第i行の第j番目の文字を読み込んで(ステップb9)、この文字が引用符であるか否か、要するに、引用符記憶部5aに記憶されている何れかの文字と一致するか否かを判定する(ステップb10)。
ここで、ステップb10の判定結果が偽となった場合、つまり、第i行の第j番目の文字が引用符でない場合には、CPU10は、ステップb3の処理に移行して前記と同様の処理を繰り返し実行しながら、行指定指標iの値のみを次々とインクリメントし、その行の第j列(j=k+1)が引用符となっている第i行を検出し(ステップb10)、検出された第i行第j列の文字を文字列記憶レジスタ$に追加的に記憶すると共に(ステップb11)、引用符を構成する文字数の最大値を記憶する最大文字数記憶レジスタkにjの現在値を更新して設定し(ステップb12)、更に、列指定指標jの値を1インクリメントしてから(ステップb7)、当該行に第j文字が存在するか否かを判定し(ステップb8)、第j文字が存在すれば、この文字を読み込んで(ステップb9)、当該文字が引用符であるか否かを判定する(ステップb10)。
従って、1行の先頭部分に引用符が連続する場合には、その引用符が先頭から順に文字列記憶レジスタ$に記憶され、引用符の連続が終わった時点で最大文字数記憶レジスタkの更新処理が停止されて、改めて、次の行の第j列(j=k+1)から引用符の有無が判定されることになる。
よって、結果的には、電子メールの最終行の読み込みが完了し、当該行に含まれる引用符の検出が完了してステップb4の判定結果が偽となった時点で、文字列記憶レジスタ$には最も長い文字列の引用符の内容が記憶され、また、最大文字数記憶レジスタkには引用符を構成する文字数の最大値が記憶されることになる。
例えば、図8の電子メールの例では、最初に実行されるステップb9の処理で第1行第1列(i=1,k=0,j=1)の文字「山」が読み込まれ、この文字が、引用符記憶部5aに記憶されている引用符「>」および「#」と比較されるが、何れとも一致しないので、最初に実行されるステップb10の判定結果は偽となり、CPU10は、再びステップb3〜ステップb8の処理を繰り返すが、第2行第1列(i=2,k=0,j=1)には文字が存在しないのでステップ8判定結果が偽となり、再度、ステップb3〜ステップb10の処理が繰り返されて、第3行第1列(i=3,k=0,j=1)の文字「>」が読み込まれ、この時点で初めてステップb10の判定結果が真となり、文字列記憶レジスタ$に「>」が記憶され(ステップb11)、最大文字数記憶レジスタkの値がjの現在値つまり1に更新されることになる(ステップb12)。
次いで、指標jの値が1インクリメントされて第3行第2列(i=3,k=1,j=2)の文字「佐」が読み込まれるが(ステップb7〜ステップb9)、この文字は引用符ではないのでステップb10の判定結果は偽となり、次に、第4行第2列(i=4,k=1,j=2)の文字を読み込もうとするが(ステップb3〜b7)、第4行第2列の文字は存在しないのでステップb8の判定結果は偽となり、改めて、第5行第2列(i=5,k=1,j=2)の文字「#」が読み込まれ(ステップb3〜b9)、ステップb10の判定結果が再び真となり、文字列記憶レジスタ$に「>#」が記憶されて(ステップb11)、最大文字数記憶レジスタkの値がjの現在値つまり2に更新されることになる(ステップb12)。
そして、指標jの値が1インクリメントされて第5行第3列(i=5,k=2,j=3)の文字「鈴」が読み込まれるが(ステップb7〜ステップb9)、この文字は引用符ではないのでステップb10の判定結果は偽となり、次に、第6行第3列(i=6,k=2,j=3)の文字を読み込もうとするが(ステップb3〜b7)、第6行第3列の文字は存在しないのでステップb8の判定結果は偽となり、改めて、第7行第3列(i=7,k=2,j=3)の文字「>」が読み込まれ(ステップb3〜b9)、ステップb10の判定結果が再び真となり、文字列記憶レジスタ$に「>#>」が記憶されて(ステップb11)、最大文字数記憶レジスタkの値がjの現在値つまり3に更新される(ステップb12)。
次いで、指標jの値が1インクリメントされて第7行第4列(i=7,k=3,j=4)の文字「鈴」が読み込まれるが(ステップb7〜ステップb9)、この文字は引用符ではないのでステップb10の判定結果は偽となり、次に、第8行第4列(i=8,k=3,j=4)の文字を読み込もうとするが(ステップb3〜b7)、第8行第4列の文字は存在しないのでステップb8の判定結果は偽となり、改めて、第9行第4列(i=9,k=3,j=4)の文字「山」が読み込まれるが(ステップb3〜b9)、この文字は引用符ではないのでステップb10の判定結果は偽となり、次に、第10行第4列(i=10,k=3,j=4)の文字を読み込もうとするが(ステップb3〜b7)、第10行第4列の文字は存在しないのでステップb8の判定結果は偽となり、更に、第11行第4列(i=11,k=3,j=4)の文字「お」が読み込まれるが(ステップb3〜b9)、この文字は引用符ではないのでステップb10の判定結果は偽となる。
このようにして、更に、第12行から最終行(40行)までサーチしても4文字以上の文字が連続する引用符は存在しないので、図8の例では、i=41,k=3,j=4となった時点でステップb4の判定結果が偽となり、文字列記憶レジスタ$には「>#>」が、また、最大文字数記憶レジスタkには3が記憶保持されることになる。
次いで、引用符抽出手段2として機能するCPU10は、記憶装置5の抽出引用符記憶部5bに設けられた図6のデータテーブルの第0行に、引用No「0」,抽出引用符「なし」,「フラグON」を対応させて記憶し(ステップb13)、最大文字数記憶レジスタkの現在値が0であるか否か、つまり、この電子メールから少なくとも1文字以上の長さに亘って連続する引用符の文字列が検出されているか否かを判定することになる(ステップb14)。
ステップb14の判定結果が偽となった場合、つまり、この電子メールから少なくとも1文字以上の長さに亘って連続する引用符の文字列が検出された場合には、引用符抽出手段2として機能するCPU10は、アドレス指定指標nに1をセットし(ステップb15)、抽出引用符記憶部5bに設けられた図6のデータテーブルの第n行に、引用No「nの値」,抽出引用符「$の内容」,「フラグOFF」を対応させて記憶させ(ステップb16)、アドレス指定指標nの値を1インクリメントし(ステップb17)、アドレス指定指標nの現在値が最大文字数記憶レジスタkの値を超えているか否かを判定する(ステップb18)。
そして、指標nの現在値がレジスタkの値を超えていなければ、文字列記憶レジスタ$の最後から1文字を削除し(ステップb19)、再びステップb16の処理に移行して、前記と同様の処理を繰り返し実行し、最終的に、ステップb18の判定結果が真となった時点で、メール表示方式制御手段4に登録完了信号を出力する(ステップb20)。
この結果、ステップb4の判定結果が偽となった時点で文字列記憶レジスタ$の内容が「>#>」となると共に最大文字数記憶レジスタkの値が3となる図8の例では、最終的にステップb18の判定結果が真となった時点で、図6に示されるように、引用No「0」,抽出引用符「なし」,「フラグON」と、引用No「1」,抽出引用符「>#>」,「フラグOFF」と、引用No「2」,抽出引用符「>#」,「フラグOFF」と、引用No「3」,抽出引用符「>」,「フラグOFF」がデータテーブルに記憶されることになる。
これに対し、ステップb14の判定結果が真となった場合、要するに、この電子メールから引用符の文字列が全く検出されなかった場合には、図6のデータテーブルには、単に、引用No「0」,抽出引用符「なし」,「フラグON」が設定されるだけである。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPU10が登録完了信号の入力を検出し(図3のステップa3)、メール加工手段3に文書加工指令を出力して(ステップa4)、メール加工手段3からの加工完了信号の入力を待つ待機状態に入る(ステップa5)。
そして、メール加工手段3として機能するCPU10が文書加工指令の入力を検出し(図5のステップc1)、読み込み対象となっている電子メールの加工処理を開始することになる。
メール加工手段3として機能するCPU10は、まず、読み込み対象となっている電子メールのコピーをRAM12上に展開し(ステップc2)、この時点で選択されている引用Noが「0」であるか否か、つまり、電子メールの往復における現在の工程、即ち、最後に返信された電子メールに対する返信を作成する現在の時点を基準とする特定情報が選択されているか否かを判定する(ステップc3)。
この実施形態では、図6に示されるように、最初の段階で、電子メールの往復回数を指定するための特定情報としてデータテーブルの引用No「0」に対応してフラグがセットされるようになっているので、ステップc3の判定結果は真となり、このままメール表示方式制御手段4に加工完了信号が出力されることになる(ステップc15)。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPU10が加工完了信号の入力を検出し(図3のステップa5)、RAM12上に展開されている電子メール文書のうち、メール加工手段3によって抽出された引用文、即ち、1以上の引用符を備えた文章であり、より具体的には、「>」か「>#」か「>#>」の内の何れかを文頭に備えた文章の全てに対し、記憶装置13の強調形式記憶部5cに現時点で設定されている強調形式、例えば、図7に示されるような矩形囲みによって強調を施す一方、基準となる時点の文章、即ち、文頭に引用符を全く備えない文章はそのままの状態に保持するようにして(ステップa6)、これらのデータを引用Noと共にモニタ17に表示する(ステップa7)。
図9は図8の電子メール文書に対して引用No「0」を指定した場合の表示例であり、強調形式としては矩形囲みが選択されている。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPU10は、強調形式のフラグの設定変更がユーザによって行われているか否か(ステップa8)、別の引用Noが改めてユーザによって指定されているか否か(ステップa9)、更には、加工メールの非表示指令がユーザによって入力されているか否かを判定し(ステップa11)、何れの操作も検出されなければ、現在の表示状態を保持する。
ここで、ユーザ側の操作によって強調形式の選択が切り換えられると、図7におけるフラグの設定位置が切り換えられ、CPU10はステップa8の判定処理でフラグの設定の切り換えを検知し、前述のステップa6およびステップa7の処理を新たに選択された反転表示,囲み表示,下線等の強調形式で再実行し、モニタ17上での表示の強調態様を切り換える(強調形式選択機能,強調形式選択手段)。
また、他の引用Noが改めてユーザによって指定された場合には、メール表示方式制御手段4として機能するCPU10は、ステップa9の判定処理で引用Noの再指定を検出し、RAM12上に展開されている電子メールのコピーを一旦削除し(ステップa10)、メール加工手段3に文書加工指令を改めて出力して(ステップa4)、メール加工手段3からの加工完了信号の入力を待つ待機状態に入る(ステップa5)。
次いで、メール加工手段3として機能するCPU10が文書加工指令の入力を検出し(図5のステップc1)、指定された引用Noに従って、読み込み対象となっている電子メールの加工処理を再実行する。
メール加工手段3として機能するCPU10は、読み込み対象となっている電子メールのコピーをRAM12上に改めて展開し(ステップc2)、この時点で選択されている引用Noが「0」であるか否かを判定するが、この場合、引用Noは「0」ではないので、ステップc3の判定結果は偽となる。
従って、メール加工手段3として機能するCPU10は、図6のデータテーブルを参照し、指定された引用Noに対応する抽出引用符の文字列を求め(ステップc4)、読み込みの対象となる行を指定する行指定指標iの値を一旦0に初期化した後(ステップc5)、該指標iの値を1インクリメントし(ステップc6)、この電子メールに第i行が存在するか否かを判定し(ステップc7)、第i行が存在すれば、この電子メールから第i行のデータを読み込みんで、その文頭がステップc4で求められた抽出引用符の文字列と一致するか否かを判定し(ステップc8)、一致しなければ、この第i行をRAM12上の電子メールのコピーから削除し(ステップc9)、これに合わせて指標iの値を1ディクリメントした後(ステップc10)、該指標iの値を改めて1インクリメントし、次の1行について前記と同様にしてステップc6以降の処理を繰り返し実行する。
また、ステップc8の判定結果が真となった場合、つまり、第i行の文頭がステップc4の処理で求められた抽出引用符の文字列と一致した場合には、この第i行のデータをそのまま保持し、指標iの値を改めて1インクリメントし、次の1行について前記と同様にしてステップc6以降の処理を繰り返し実行する。
従って、最終的に、ステップc7の判定処理が偽となって最後の1行に対する処理が終わった時点では、ステップc4の処理で求められた抽出引用符の文字列よりも少ない数の引用符を先頭に有する行、および、引用符を全く備えない行の全てが削除され、結果的に、ステップc4の処理で求められた抽出引用符の文字列と同じ数の引用符を先頭に有する行と、それよりも多い数の引用符を先頭に有する行のみを残した加工メールがRAM12上に保持されることになる。
例えば、図8に示されるような電子メールに対して引用No「2」が指定されたとすると、図10に示されるように、引用No「2」の欄にフラグがセットされ、引用No「2」に対応する「>#」がステップc4の処理で読み込まれる。そして、ステップc9の処理で、先頭に「>#」を備えていない第1行〜第4行,第16行〜第17行,第24行〜第28行,第35行〜第40行が削除され、RAM12上に残されるコピーデータは図11のような状態となる。
次いで、メール加工手段3として機能するCPU10は、読み込みの対象となる行を指定する行指定指標iの値を一旦0に初期化した後(ステップc11)、該指標iの値を1インクリメントし(ステップc12)、前述の処理で行の削除に関する処理を終了した電子メール、つまり、現時点でRAM12上に存在する電子メールに第i行が存在するか否かを判定し(ステップc13)、第i行が存在すれば、この電子メールから第i行のデータを読み込みんで、その文頭からステップc4で求められた抽出引用符の文字列を削除する(ステップc14)。そして、指標iの値を改めて1インクリメントし、次の1行について前記と同様にしてステップc12以降の処理を繰り返し実行し、ステップc13の判定結果が偽となって最後の1行に対する処理が終わった時点で、メール表示方式制御手段4に加工完了信号を出力する(ステップc15)。
つまり、ステップc13の判定結果が偽となって最後の1行に対する処理が終わると、ステップc4の処理で求められた抽出引用符の文字列が全ての行の行頭から削除され、これにより、指定された引用Noに対応する抽出引用符の文字列を文頭に有する行が、実質的に現時点の文章として取り扱われることになる。
図8に示されるような電子メールに対して引用No「2」が指定された場合では、図11に示されるような状態にある電子メールの各行の先頭から「>#」が削除されることになるので、RAM12上に存在するコピーの電子メールの内容は、図12に示されるようなものに変化し、その内容は、まさしく、最初に作成された電子メールに対して返信が行われた時点の内容と一致する。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPU10が加工完了信号の入力を検出し(図3のステップa5)、前記と同様、RAM12上に展開されている電子メール文書のうち、メール加工手段3によって抽出された引用文、即ち、1以上の引用符を備えた文章であり、より具体的には、「>」か「>#」か「>#>」の内の何れかを文頭に備えた文章の全てに対し、記憶装置13の強調形式記憶部5cに現時点で設定されている強調形式、例えば、図7に示されるような矩形囲みによって強調を施す一方、基準となる時点の文章、即ち、文頭に引用符を全く備えない文章はそのままの状態に保持するようにして(ステップa6)、これらのデータを引用Noと共にモニタ17に表示することになる(ステップa7)。
図13は図8の電子メール文書に対して引用No「2」を指定して矩形囲みで強調した例であり、図14は最終的なモニタ17上での表示例である。
更に、図8の電子メール文書に対して引用No「1」を指定した場合の最終的なモニタ17上での表示例を図15に示し、図8の電子メール文書に対して引用No「3」を指定した場合の最終的なモニタ17上での表示例を図16に示して、各場合の内部処理について簡単に説明する。
最初に電子メールが作成された時点を指示するための特定情報である引用No「1」が指定された場合、図5のステップc4〜ステップc10の繰り返し処理で、図8のような電子メール文書から、まず、引用No「1」に対応する「>#>」を備えない第1行〜第6行,第13行〜第17行,第19行〜第28行,第32行〜第40行が削除されて、第7行〜第12行と第18行および第29行〜第31行がコピーデータ上に残され、更に、図5のステップc11〜ステップc14の繰り返し処理で、第7行〜第12行と第18行および第29行〜第31行の先頭から「>#>」が削除される。結果的に引用符を備えた行は存在しなくなるので、最終的なモニタ17上での表示結果は図15のようなものとなる。これは、最初に電子メールが作成された時点と同じ表示結果である。
また、最初に作成された電子メールに対して行われた返信に対して返信が行われた時点を指示するための特定情報である引用No「3」が指定された場合には、図5のステップc4〜ステップc10の繰り返し処理で、図8のような電子メール文書から、まず、引用No「3」に対応する「>」を備えない第1行〜第2行,第26行〜第28行,第38行〜第40行のみが削除されて、第3行〜第25行,第29行〜第37行がコピーデータ上に残され、更に、図5のステップc11〜ステップc14の繰り返し処理で、残りの第3行〜第25行,第29行〜第37行の先頭から「>」が削除されるので、最終的な表示結果は図16のようなものとなる。この場合、引用符「>」が削除されるだけであるから、引用符「#」と引用符「>#」の付いた文章と引用符「なし」の文章とが混在し、何らかの引用符つまり「#」もしくは「>#」の付いた文章が纏めて引用文として強調表示されることになる。これは、最初に作成された電子メールに対して行われた返信に対して返信が行われた時点と同じ表示結果である。
最終的に、メール表示方式制御手段4として機能するCPU10にユーザから加工メールの非表示指令が入力された時点でモニタ17の表示が消去され(ステップa12)、CPU10は、この時点でRAM12上に展開されているメール文書のデータを削除して(ステップa13)、処理を完了する。
図17は転送メールに添付される電子メールの引用の一例を示した概念図である。転送メールについても、電子メールの引用範囲を指定することで、上記と同様の処理操作が可能である。図17の例では第1行〜第6行が転送時の主文、また、第8行〜第47行が添付の引用文であるので、第8行〜第47行を対象として上記と同様の処理を行うことになる。引用文の特定は、連続する「-------」の記号(第7行,第48行)等で自動認識することが可能であり、あるいは、モニタ17上の表示を参照してユーザが処理の実行範囲を指定するようにしてもよい。
図18は電子メール文書表示システムの他の一実施形態について示した機能ブロック図である。
この実施形態の電子メール文書表示システム19は、前述した実施形態における電子メール文書表示システム1のものと同様の機能を有する引用符抽出手段2,メール表示方式制御手段4,入力装置6,入力制御部7,表示制御部8,表示装置9,記憶手段5(引用符記憶部5a,抽出引用符記憶部5b,強調形式記憶部5c,メール記憶部5d)に加え、更に、加工メール切換手段20を備え、また、記憶手段5には、加工済みの電子メールを記憶するための加工メール記憶部5eが設けられており、メール加工手段3の機能が前述した実施形態のものと異なる。
電子メール文書表示システム19自体は、前記と同様、パーソナルコンピュータ等によって構成することが可能である。
この実施形態のメール加工手段3は、引用符抽出手段2によって抽出された情報に基づいて、電子メールの往復回数を表す引用No毎に、この引用Noに対応する引用符の文字列を特定し、この文字列を引用符として備えた文章を基準として、それ以前に引用された文章を一括して引用文として抽出し、かつ、それ以降の文章を削除して引用Noに対応させて記憶手段5の加工メール記憶部5eに記憶するようになっている。
また、加工メール切換手段20は、電子メールの表示に際して指定された往復回数の特定情報、つまり、前述した引用Noの値に基いて、表示すべき文章を加工メール記憶部5eから読み出し、メール表示方式制御手段4に引き渡す。
最終的に、メール表示方式制御手段4が前記と同様にして当該文章に強調を施し、入力制御部7を介して表示装置9に表示する。
つまり、前述した実施形態との相違点は、前述の実施形態では、引用No「0」を初期値として一連の強調表示を行った後、ユーザが引用Noを再指定する度に当該引用Noに応じた文書の加工処理(図5)を改めて最初から再実行して強調表示を切り換えるようにしていたのに対し、この実施形態では、各引用Noに対応する表示データを予め全て作成して加工メール記憶部5eに記憶させておき、ユーザが引用Noを再指定した段階で当該引用Noに対応する表示データを加工メール記憶部5eから読み出して表示するようにした点である。
この実施形態では引用Noを再指定する度に表示データを生成する必要がないので、引用Noの再指定が頻繁に行われるような状況下での表示時間の短縮に有利である。
図19は電子メール文書表示システム19のマイクロプロセッサ(以下、単にCPUという)をメール表示方式制御手段4および加工メール切換手段20として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャート、図20は同CPUを引用符抽出手段2として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャート、図21は同CPUをメール加工手段3として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。
次に、図19〜図21を参照して本実施形態におけるメール表示方式制御手段4,引用符抽出手段2,メール加工手段3,加工メール切換手段20として機能するCPUの処理動作について簡単に説明する。
図19のステップd1〜ステップd3の処理は図3に示したステップa1〜ステップa3の処理と同様であり、まず、ユーザが入力装置6を操作してメール記憶部5dに保存されている電子メールの1つを表示対象として選択すると、引用符抽出手段2に引用符抽出指令が出力され、CPUは、引用符抽出手段2からの登録完了信号の入力を待つ待機状態に入る。
引用符抽出指令を検出した引用符抽出手段2によって実行される図20のステップe1〜ステップe12の処理は図4に示したステップb1〜ステップb12の処理と同様である。
但し、本実施形態では、ステップe4の判定結果が偽となって文字列記憶レジスタ$に最も長い文字列の引用符の内容が記憶され、かつ、最大文字数記憶レジスタkに引用符を構成する文字数の最大値が記憶された時点で、抽出引用符記憶部5bに設けられた図6のデータテーブルの第0行に、引用No「0」,抽出引用符「なし」,「フラグOFF」を対応させて記憶させるようにしている(ステップe13)。
次いで、引用符抽出手段2は、最大文字数記憶レジスタkの現在値が0であるか否か、つまり、表示対象の電子メールから少なくとも1文字以上の長さに亘って連続する引用符の文字列が検出されているか否かを判定し(ステップe14)、引用符の文字列が検出された場合には、更に、アドレス指定指標nに1をセットし(ステップe15)、抽出引用符記憶部5bに設けられた図6のデータテーブルの第n行に、引用No「nの値」,抽出引用符「$の内容」,「フラグOFF」を対応させて記憶させ(ステップe16)、アドレス指定指標nの値を1インクリメントして(ステップe17)、該指標nの現在値が最大文字数記憶レジスタkの値を超えているか否かを判定する(ステップe18)。
そして、指標nの現在値がレジスタkの値を超えていなければ、文字列記憶レジスタ$の最後から1文字を削除し(ステップe19)、再びステップe16の処理に移行して、前記と同様の処理を繰り返し実行し、最終的に、ステップe18の判定結果が真となった時点で、図6のデータテーブルの第k行、つまり、最も文字数の少ない引用符を記憶した行に「フラグON」を対応させて記憶させ(ステップe20)、メール表示方式制御手段4に登録完了信号を出力する(ステップe21)。
従って、図6のデータテーブルの例で言えば、最も文字数の少ない引用符「>」を記憶した第3行(k=3)にフラグがセットされることになる。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPUが登録完了信号の入力を検出し(図19のステップd3)、メール加工手段3に文書加工指令を出力して(ステップd4)、メール加工手段3からの加工完了信号の入力を待つ待機状態に入る(ステップd5)。
そして、メール加工手段3として機能するCPUが文書加工指令の入力を検出し(図21のステップf1)、読み込み対象となっている電子メールの加工処理を開始することになる。
本実施形態では、メール加工手段3は、まず、引用No生成指標mに最大文字数記憶レジスタkの値を代入し(ステップf2)、該指標mの値が0であるか否か、つまり、この電子メールから少なくとも1文字以上の長さに亘って連続する引用符の文字列が検出されているか否かを判定する(ステップf3)。
ステップf3の判定結果が偽となって引用符の存在が確認された場合、メール加工手段3として機能するCPUは、読み込み対象となっている電子メールのコピーを加工メール記憶部5e上に展開し(ステップf4)、図6のデータテーブルを参照して引用No「mの値」に対応する抽出引用符の文字列を求め(ステップf5)、図5のステップc5〜ステップc14に相当するステップf6〜ステップf15の処理を実行し、ステップf5の処理で求められた抽出引用符の文字列よりも少ない数の引用符を先頭に有する行、および、引用符を全く備えない行の全てを加工メール記憶部5e上の電子メールのコピーから削除し、更に、各行の先頭からステップf5で求められた抽出引用符の文字列を削除して、このコピーデータを引用No「mの値」に対応させて加工メールの1つとして加工メール記憶部5eに保存し(ステップf16)、引用No生成指標mの値を1ディクリメントして(ステップf17)、ステップf3の処理に移行する。
従って、図8の例に倣えば、まず、引用No「3」に対応する抽出引用符「>」に対して求められた図16のような内容のデータが引用No「3」に対応して加工メール記憶部5eに保存されることになる。
その後、mの値をディクリメントして同様の処理が繰り返される結果、更に、引用No「2」に対応する抽出引用符「>#」に対して求められた図14のような内容のデータが引用No「2」に対応して加工メール記憶部5eに保存され、次いで、引用No「1」に対応する抽出引用符「>#>」に対して求められた図15のような内容のデータが引用No「1」に対応して加工メール記憶部5eに保存されることになる。
そして、ステップf3の判定結果が真となって引用No「1」以上の各引用Noに対応する加工メールの生成が全て完了し、これらの加工メールが引用Noに対応して加工メール記憶部5eに保存されたことが確認されると、メール加工手段3からメール表示方式制御手段4に加工完了信号が出力される(ステップf18)。なお、引用No「0」に対応する加工メールは読み込み対象となっている電子メールそれ自体であり、この内容は既にメール記憶部5dに保存されているので、敢えて、このデータを加工メール記憶部5eに再登録する必要はない。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPUが加工完了信号の入力を検出し(図19のステップd5)、引用No生成指標mの現在値である0に対応する引用No「0」の電子メール、つまり、読み込み対象となっている電子メールの元データをメール記憶部5dから読み込み、1以上の引用符を備えた文章であり、より具体的には、「>」か「>#」か「>#>」の内の何れかを文頭に備えた文章の全てに対し、強調形式記憶部5cに現時点で設定されている強調形式、例えば、図7に示されるような矩形囲みによって強調を施す一方、基準となる時点の文章、即ち、文頭に引用符を全く備えない文章はそのままの状態に保持するようにして(ステップd6)、これらのデータを引用Noと共に表示装置9に表示する(ステップd7)。
従って、図8の電子メール文書に対して引用No「0」を指定した場合では、前述した実施形態の場合と同様、図9のような内容が表示されることになる。
次いで、メール表示方式制御手段4として機能するCPUは、強調形式のフラグの設定変更がユーザによって行われているか否か(ステップd8)、別の引用Noが改めてユーザによって指定されているか否か(ステップd9)、更には、加工メールの非表示指令がユーザによって入力されているか否かを判定し(ステップd11)、何れの操作も検出されなければ、現在の表示状態を保持する。
ここで、ユーザ側の操作によって強調形式の選択が切り換えられると、図7におけるフラグの設定位置が切り換えられ、CPUはステップd8の判定処理でフラグの設定の切り換えを検知し、前述のステップd6およびステップd7の処理を新たに選択された反転表示,囲み表示,下線等の強調形式で再実行し、表示装置9上での表示の強調態様を切り換える(強調形式選択機能,強調形式選択手段)。
また、他の引用Noが改めてユーザによって指定された場合には、加工メール切換手段20として機能するCPUは、ステップd9の判定処理で引用Noの再指定を検出し、指定された引用Noに従って、加工メール記憶部5eもしくはメール記憶部5dから引用Noに対応する電子メール文書のコピーデータもしくは元データを読み込み(ステップd10)、前記と同様にしてステップd6,ステップd7の処理を実行し、その結果を表示装置9上に表示する。
従って、例えば、図8の電子メール文書に対して引用No「2」を指定した場合では図14のような内容が加工メール記憶部5eから読み込まれて表示され、また、引用No「1」を指定した場合では図15のような内容が加工メール記憶部5eから読み込まれて表示され、更に、引用No「3」を指定した場合では図16のような内容が加工メール記憶部5eから読み込まれて表示されることとなり、表示結果に関しては、前述した実施形態と全く同様である。
但し、この実施形態では、引用Noが変更される度に図21に示されるような文書の加工処理を繰り返す必要がないので、前述した実施形態と比べると、表示の切り換えに要する時間が短縮されるメリットがある。
以上に述べた通り、これらの実施形態は、特定情報となる引用Noで指定された電子メールの往復回数よりも前に引用された文章を、例えば、図9に示されるようにして、個々の文章の引用回数とは関わりなく一括して矩形囲み等で強調表示する構成であり、引用文と非引用文の二種のみを識別すれば済むので、文章の色分け等のように多種多様の選択肢を必要とせず、文字の矩形囲み,反転表示,下線,太字等による形状認識可能な強調表示が適用できる。このため、色覚障害者であっても電子メール文書中の引用部分を容易に判別でき、また、表示色が限定されるシステム上でも支障なく利用することが可能となる。
また、強調の矩形枠で囲まれた引用文中では「>#>」,「>#」,「>」等の引用符が消去されずに表示されるので、これらの引用符に基づいて強調枠内の文章の引用の順番を詳細に把握することも可能である。
しかも、度重なる電子メールの遣り取りにおけるどの時点を基準として引用文と非引用文を見分けるべきかを引用Noの入力によってシステムに指示できるので、電子メール文書の引用回数や引用の順序を容易に把握することが可能となる。
更に、メール加工手段3は、引用Noの入力により指定された往復回数に対応する文字列を引用符として備えた文章を基準として、それ以降の文章を表示上で削除するように構成しているので、特定情報である引用Noで指定された時点の文章のみを非引用文として強調表示なしで明確に表示でき、電子メール文書の引用順序の把握が非常に容易である。
また、メール表示方式制御手段4には、入力装置6からの指令に基づいて予め定められた幾つかの強調形式(反転表示,囲み表示,下線,太字等)から文章の強調に使用する強調形式を選択する強調形式選択機能があるので、強調表示をユーザの好みに応じて使い分けることが可能である。
本発明は、電子メール機能によって受信または送信する電子メール文書の全部または一部を表示する表示装置や、表示装置をコンピュータに実現するためのプログラムといった用途に適用できる。
本発明を適用した一実施形態の電子メール文書表示システムの構成の概略について示した機能ブロック図である。 データ処理装置の一種であるパーソナルコンピュータによって電子メール文書表示システムを構築した場合の構成を例示したブロック図である。 同実施形態のパーソナルコンピュータのマイクロプロセッサをメール表示方式制御手段として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。 同実施形態のパーソナルコンピュータのマイクロプロセッサを引用符抽出手段として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。 同実施形態のパーソナルコンピュータのマイクロプロセッサをメール加工手段として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。 引用符抽出手段によって抽出された引用符と電子メールの往復回数との対応関係を記憶するデータテーブルの一例を示した概念図である。 文章の強調に使用する強調形式の選択例について示した概念図である。 表示対象として選択された電子メールの一例を示した概念図である。 引用No「0」を選択した場合の画面表示の一例を示した概念図である。 引用No「2」が指定された場合のデータテーブルの設定状態を示した概念図である。 図8の状態から引用No「2」に相当する抽出引用符の文字列よりも少ない数の引用符を先頭に有する行を削除したデータの状態を示した概念図である。 図11のデータの各行から引用No「2」に相当する抽出引用符の文字列を削除した状態を示した概念図である。 引用No「2」を選択した場合の強調表示例を示した概念図である。 引用No「2」を選択した場合の最終的な画面表示の一例を示した概念図である。 引用No「1」を選択した場合の最終的な画面表示の一例を示した概念図である。 引用No「3」を選択した場合の最終的な画面表示の一例を示した概念図である。 転送メールに添付される電子メールの引用の一例を示した概念図である 電子メール文書表示システムの他の一実施形態について示した機能ブロック図である。 同実施形態の電子メール文書表示システムのマイクロプロセッサをメール表示方式制御手段および加工メール切換手段として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。 同実施形態の電子メール文書表示システムのマイクロプロセッサを引用符抽出手段として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。 同実施形態の電子メール文書表示システムのマイクロプロセッサをメール加工手段として機能させるための処理ルーチンの概略について示したフローチャートである。 従来の電子メール文書表示システムの構成の概略を示した機能ブロック図である。
符号の説明
1 電子メール文書表示システム
2 引用符抽出手段
3 メール加工手段
4 メール表示方式制御手段
5 記憶手段
5a 引用符記憶部
5b 抽出引用符記憶部
5c 強調形式記憶部
5d メール記憶部
5e 加工メール記憶部
6 入力装置
7 入力制御部
8 表示制御部
9 表示装置
10 マイクロプロセッサ
11 ROM
12 RAM
13 記憶装置
14 インターフェイス
15 入出力回路
16 キーボード
17 モニタ
18 プリンタ
19 電子メール文書表示システム
20 加工メール切換手段
101 文字列記憶部
102 入力部
103 メール記憶部
104 回数計算部
105 表示制御部
106 表示色切換部
107 表示色記憶部
108 表示部

Claims (11)

  1. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示システムにおいて
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符のと電子メールの表示に際して昇冪順の数値で電子メールの引用回数を降冪順に指定する電子メールの往復回数とに基づいて、
    前記電子メール文書のうち前記往復回数で指定された引用回数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行および引用符を先頭部分に備えない行を削除し、前記往復回数で指定された引用回数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行に強調を施すと共に、前記往復回数で指定された引用回数に相当する数の引用符を行頭から削除することにより、前記往復回数で指定された時点の状態に前記電子メール文書を復元することを特徴とした電子メール文書表示システム。
  2. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示システムにおいて
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段と、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、前記指定された往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出するメール加工手段と、
    前記メール加工手段により抽出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段とを備えたことを特徴とする電子メール文書表示システム。
  3. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示システムにおいて
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段と、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、前記指定された往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出すると共に、該特定された数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除するメール加工手段と、
    前記メール加工手段により引用文として抽出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段とを備えたことを特徴とする電子メール文書表示システム。
  4. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示システムにおいて
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段と、
    前記電子メールの往復回数と前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数との対応関係に基づいて、電子メールの往復回数毎に、該往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出し、電子メールの往復回数に対応させて記憶手段に記憶させるメール加工手段と、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数に基いて、表示すべき文章を前記記憶手段から読み出す加工メール切換手段と、
    前記加工メール切換手段で読み出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段とを備えたことを特徴とする電子メール文書表示システム。
  5. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示する電子メール文書表示システムにおいて
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段と、
    前記電子メールの往復回数と前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数との対応関係に基づいて、電子メールの往復回数毎に、該往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出すると共に、該特定された数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除して電子メールの往復回数に対応させて記憶手段に記憶させるメール加工手段と、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数に基いて、表示すべき文章を前記記憶手段から読み出す加工メール切換手段と、
    前記加工メール切換手段で読み出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段とを備えたことを特徴とする電子メール文書表示システム。
  6. 前記メール表示方式制御手段が、外部からの指令に基づいて、予め定められた幾つかの強調形式から文章の強調に使用する強調形式を選択する強調形式選択機能を備えていることを特徴とする請求項2,請求項3,請求項4または請求項5記載の電子メール文書表示システム。
  7. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示するための電子メール文書表示プログラムであって、
    電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、前記指定された往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出するメール加工手段、および、
    前記メール加工手段により抽出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段として機能させることを特徴とする電子メール文書表示プログラム。
  8. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示するための電子メール文書表示プログラムであって、
    電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数当該電子メールの往復回数に対応して前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数とに基づいて、前記指定された往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出すると共に、該特定された数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除するメール加工手段、および、
    前記メール加工手段により引用文として抽出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段として機能させることを特徴とする電子メール文書表示プログラム。
  9. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示するための電子メール文書表示プログラムであって、
    電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段、
    前記電子メールの往復回数と前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数との対応関係に基づいて、電子メールの往復回数毎に、該往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出し、電子メールの往復回数に対応させて記憶手段に記憶させるメール加工手段、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数に基いて、表示すべき文章を前記記憶手段から読み出す加工メール切換手段、および、
    前記加工メール切換手段で読み出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段として機能させることを特徴とする電子メール文書表示プログラム。
  10. データ処理装置間で送受される電子メールが引用される度に電子メール中の文書の先頭に付加される引用符の数を分析して電子メール文書を加工することにより電子メール中の文書の引用文を識別可能に表示するための電子メール文書表示プログラムであって、
    電子メールを扱うデータ処理装置のマイクロプロセッサを、
    電子メール文書の各行の先頭部分に連続する引用符の昇冪順の電子メールの往復回数に降冪順に対応させて抽出する引用符抽出手段、
    前記電子メールの往復回数と前記引用符抽出手段によって抽出された引用符の数との対応関係に基づいて、電子メールの往復回数毎に、該往復回数に対応する引用符のを特定し、該特定された数よりも多い数の引用符を先頭部分に有する行を一括して引用文として抽出すると共に、該特定された数よりも少ない数の引用符を先頭部分に有する行を削除して電子メールの往復回数に対応させて記憶手段に記憶させるメール加工手段、
    電子メールの表示に際して指定された電子メールの往復回数に基いて、表示すべき文章を前記記憶手段から読み出す加工メール切換手段、および、
    前記加工メール切換手段で読み出された文章に、形状認識可能な強調を施して表示装置に出力するメール表示方式制御手段として機能させることを特徴とする電子メール文書表示プログラム。
  11. 前記マイクロプロセッサを、更に、外部からの指令に基づいて、予め定められた幾つかの強調形式から文章の強調に使用する強調形式を選択する強調形式選択手段として機能させることを特徴とする請求項7,請求項8,請求項9または請求項10記載の電子メール文書表示プログラム。
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