JP4428844B2 - 情報処理装置、データ処理方法及び記録媒体 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、ネットワーク機器に関し、特に、ネットワーク上に接続されるネットワーク機器の接続状況を表示する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、パーソナルコンピュータ(以下、パソコンという)及びその周辺機器が普及すると共に、ローカルエリアネットワーク(以下、LANという)等のネットワークも普及してきている。上記の周辺機器としては、プリンタ、スキャナ、デジタルカメラ等がある。
【0003】
また、ネットワーク上でプリンタ、モデム、又は画像読み取り装置を共有するニーズも増えてきた。プリンタやスキャナなどの周辺機器をネットワーク上で共有することによって、ネットワーク上のあらゆる装置を使用できる環境になってきている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、利用できる全てのパソコンおよびその周辺機器を同一画面上に効率よく表示して、ネットワーク上にどのような機器が接続されているか、また、それぞれのドライバのインストール状況や処理状態を表示したりできるものがなかった。
【0005】
本発明の目的は、ネットワーク上に接続されるネットワーク機器の接続状況を効率よく表示することができるネットワーク機器の表示技術を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明の情報処理装置は、特定の通信媒体を介して第一周辺機器と第二周辺機器に関わる情報を取得する取得手段と、第一周辺機器と第二周辺機器と他の周辺装置を含む複数の周辺機器を示すアイコン情報の中から第一周辺機器を示すアイコン情報を選択し、当該第一周辺機器を示すアイコン情報を第二周辺機器を示すアイコン情報に対してグラフィカルユーザインタフェース上でドロップすることにより、第一周辺機器と第二周辺機器とを指示する指示手段と、前記指示手段におけるドロップ処理に基づく指示に応答して、前記取得手段が取得した、第一周辺機器に関わる情報と第二周辺機器に関わる情報を用いて、前記指示手段が指示した第一周辺機器と第二周辺機器を組み合わせてひとつの処理を遂行可能か否かを判定する判定手段と、前記判定手段が組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能と判定した場合に、前記第一周辺機器から前記第二周辺機器に対してデータを転送して前記ひとつの印刷処理を遂行させるよう処理を制御し、前記判定手段が組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能でないと判定した場合には、処理を終了する制御手段とを備えることを特徴とする。
また、本発明のデータ処理方法は、特定の通信媒体を介して第一周辺機器と第二周辺機器に関わる情報を取得する取得ステップと、第一周辺機器と第二周辺機器と他の周辺装置を含む複数の周辺機器を示すアイコン情報の中から第一周辺機器を示すアイコン情報を選択し、当該第一周辺機器を示すアイコン情報を第二周辺機器を示すアイコン情報に対してグラフィカルユーザインタフェース上でドロップすることにより、第一周辺機器と第二周辺機器とを指示する指示ステップと、前記指示ステップにおけるドロップ処理に基づく指示に応答して、前記取得ステップで取得した、第一周辺機器に関わる情報と第二周辺機器に関わる情報を用いて、前記指示ステップで指示した第一周辺機器と第二周辺機器を組み合わせてひとつの処理を遂行可能か否かを判定する判定ステップと、前記判定ステップで組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能と判定した場合に、前記第一周辺機器から前記第二周辺機器に対してデータを転送して前記ひとつの印刷処理を遂行させるよう処理を制御し、前記判定ステップで組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能でないと判定した場合には、処理を終了する制御ステップとを備えることを特徴とする。
【0008】
上記のように構成した本発明によれば、ネットワーク上に接続されたネットワーク機器及び/又は該ネットワーク機器に接続されている周辺機器を表示画面上に表示する位置を計算することにより、ネットワーク機器及び/又は周辺機器を効率良く表示することができる。
また、本発明の他の目的及び特徴は、以下の明細書及び図面から明らかになろう。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
図1(A)は、本発明の実施形態によるネットワーク構成を示すブロック図である。
通信ネットワーク21は、例えばイーサネット等の通信ネットワークである。通信ネットワーク21には、複数のネットワーク機器22が接続される。ネットワーク機器22は、例えばパソコンである。
【0010】
各ネットワーク機器22には、それぞれ周辺機器23が接続可能である。周辺機器23は、例えばプリンタ、イメージスキャナ、及び/又はデジタルカメラ等である。周辺機器23は、必ずしもネットワーク機器22に接続されている必要はなく、複数の周辺機器23が1つのネットワーク機器22に接続されていてもよい。
【0011】
図1(B)は、各ネットワーク機器22の構成を示すブロック図である。
ネットワーク機器22は、ディスプレイ25、通信インタフェース26、メモリ27、及び処理装置28を有する。
【0012】
ディスプレイ25は、例えばCRTや液晶ディスプレイであり、処理装置28の処理に応じて、図1(A)に示す通信ネットワーク21上に接続されたネットワーク機器22及び/又は該ネットワーク機器22に接続されている周辺機器23の接続状況を表示する。ディスプレイ25の表示画面上には、例えば図4に示すネットワーク接続状況が表示される。以下、この表示を必要に応じてデバイスマップ表示と称する。図4の詳細な説明は後に行う。
【0013】
通信インタフェース26は、通信ネットワーク21(図1(A))を介して、他のネットワーク機器22(図1(A))と通信を行うためのインタフェースである。
【0014】
メモリ27は、例えばRAMであり、動作プログラム(コンピュータプログラム)、接続情報、及びステータス情報等を記憶する。処理装置28は、例えば中央処理装置(CPU)であり、メモリ27内の動作プログラムに従って処理を行う。
【0015】
図2は、本実施形態によるネットワーク機器22及び周辺機器23の具体的な構成を示すブロック図である。
例えば、プリンタ18及び画像読み取り機器1Bが周辺機器23(図1(A))に相当する。その他の構成ブロックがネットワーク機器22(図1(A))に相当する。ネットワーク機器22は、例えばパソコンである。
【0016】
1はシステム・バスであり、これから説明する各構成ブロックはこのシステム・バス1に接続されている。2はCPU(Centrtal Processing Unit)であり、図1(B)の処理装置28に相当する。
【0017】
3はプログラム・メモリ(PMEMと称す)であり、図1(B)のメモリ27に相当する。各種処理のための動作プログラムは、適宜ハード・ディスク10から選択/読み出され、プログラム・メモリ3に格納される。CPU2は、プログラム・メモリ3に格納された動作プログラムを実行する。
【0018】
又、キーボード12から入力されたデータはテキスト・メモリでもあるプログラム・メモリ3にコード情報として格納される。4は、通信制御部であり、通信ポート5に於ける入出力データの制御を行う。通信制御部4及び通信ポート5は、図1(B)の通信インタフェース26に相当する。
【0019】
通信ポート5から出力された信号は、通信回線6(図1(A)の通信ネットワーク21)を経由して、ネットワーク上の他のネットワーク機器7の通信ポートに伝送される。このネットワーク機器22(図1(A))は、通信制御部4により、ネットワーク上で共有されているプリンタや、画像読み取り装置との間で信号の入出力(授受)を行うことができる。
【0020】
また、本実施形態ではLANなどのネットワークに関して記述するが、この通信制御部4に接続される通信ポート5及び通信回線6が一般の公衆回線であっても本実施形態が適用されることは言うまでもない。
【0021】
8は外部記憶装置制御部であり、9及び10はデータファイル用のディスクである。例えば、9はフロッピディスクであり、10はハード・ディスクである。
11は入力制御部である。入力制御部11には、キーボード12及びマウス13等の入力装置が接続される。操作者は、キーボード11を操作することによりネットワーク機器の動作指令等を行う。
【0022】
また、マウス13は、CRT(表示装置)16上で画像情報を加工指示するためのポインティング・デバイスとして機能させることができる。マウス13の代わりに、他のポインティング・デバイスを用いてもよい。
【0023】
マウス13は、CRT16上のカーソルをX方向及びY方向に任意に移動してコマンドメニュー上のコマンド・アイコンを選択して処理の指示を行なうことができる。また、マウス13は、編集対象の指示、及び描画位置の指示等も行うことができる。
【0024】
14はビデオ・イメージ・メモリ(VRAMと称す)である。15は表示出力制御部であり、16はCRTである。CRT16は、図1(B)のディスプレイ25に相当する。CRT16に表示される文字又は画像は、VRAM14上にビットマップデータとして展開されている。
【0025】
17は、プリンタ制御部である。プリンタ制御部17は、自己に接続されているプリンタ18に対してデータの出力制御を行う。
1Aは、画像読み取り機器制御部である。画像読み取り機器制御部1Aは、自己に接続されている画像読み取り機器1Bの制御を行う。
【0026】
ネットワーク上には、画像読み取りサーバ装置と画像読み取りクライアント装置が接続される。このネットワーク機器22(図1(A))が画像読み取りサーバ装置として機能する場合には、画像読み取り機器制御部1A及び画像読み取り機器1Bが必要である。
【0027】
一方、このネットワーク機器22(図1(A))が画像読み取りクライアント装置として機能する場合には、前述のように、ネットワーク機器22(図1(A))は、自己の通信制御部4及び通信ポート5を介して、画像読み取りサーバ装置に備えられている共有の画像読み取り機器制御部1A及び画像読み取り機器1Bを使用することができる。
【0028】
また、図2の構成において、画像読み取り機器制御部1Aと画像読み取り機器1Bが物理的に別々のコンポーネントであってもよいし、画像読み取り機器1Bが、画像読み取り機器制御部1Aを含む1つのコンポーネントであっても同様な機能を有する。
【0029】
外部機器制御部19は、プリンタ制御部17及び画像読み取り機器制御部1Aの制御を行う。
なお、プログラム・メモリ3に記憶されている動作プログラムは、ネットワーク機器22(図1(A))に直接接続されているハードディスク10やフロッピーディスク9などの記憶媒体に記憶させてもよい。
【0030】
また、ネットワークに接続されている他のネットワーク機器上に動作プログラムを記憶させてもよい。また、本実施形態の動作プログラムは、フロッピディスク9やハードディスク10などの記憶媒体やネットワークを介してネットワーク機器に供給できる。
【0031】
<第1の実施形態>
以下、第1の実施形態について説明する。
図3は、本実施形態によるネットワーク機器の処理を示すフローチャートである。
ここでは、周辺機器23が接続されているネットワーク機器(例えばパソコン)22について説明する。まず、パソコン22は、その周辺機器23がCRTに展開表示されていない表示状態であるとする。次に、その表示状態から展開表示の指示がされた場合について説明する。
【0032】
まず、ステップS201において、ネットワーク上の全ての共有されているパソコンおよび周辺機器の接続情報と、それらの機器の処理状態等のステータス情報を取得する。そして、それらの情報をプログラム・メモリ3(図2)に記憶する。
【0033】
次に、ステップS202において、それらの取得した情報に基づいてパソコンおよび周辺機器をCRT16(図2)上に表示する位置を計算する。
そして、ステップS203において、それらの接続情報及びステータス情報を基に全てのパソコンおよび周辺機器をCRT16の同一画面上の所定の位置に表示する。
【0034】
図4は、画面表示の一例である。401はメニュー、402はツールバー、そして403はパソコンおよび周辺機器を表わすアイコンを表示するためのメインウインドウである。
【0035】
ツールバー402には、種々の機能を実行させるためのアイコン402a〜402gが表示される。アイコン402a〜402gの各機能は、パソコン又は周辺機器を操作することにより実行させることができる。
【0036】
例えば、アイコン402aは、選択されたイメージスキャナ(画像読み取り機器)から画像データを読み込み、その画像データを選択されたプリンタに出力するコピー機能を実行するためのアイコンである。
【0037】
アイコン402bは、FAX機能を実行するためのアイコンである。アイコン402cは、画像データの読み込み機能を実行するためのアイコンである。アイコン402dは、画像データを読み込み、OCR処理を行う機能を実行するためのアイコンである。アイコン402eは、FAX受信データおよび配信データを管理する機能を実行するためのアイコンである。アイコン402fは、情報の更新処理を実行するためのアイコンである。アイコン402gは、更新処理を中止するためのアイコンである。
【0038】
次に、上記のステータス情報について説明する。アイコン403a〜403aeは、ネットワーク上で共有されているパソコンおよび周辺機器を示すアイコンである。これらのアイコン403a〜403aeは、パソコン、プリンタ、イメージスキャナ、FAXモデムなどのデバイス種類に応じて、そのデバイス種類のアイコン(表示形態)として表示される。また、アイコン403a〜403aeは、「処理中」又は「エラー発生」などの処理状態によってアイコンが変更されて表示される。
【0039】
アイコン403aは、自己の機器を表わすアイコンである。アイコン403bは、自己のパソコンがログオンしているドメインを表わすアイコンである。自己のパソコンは、特別な機器であるために他のパソコンとは区別して表示される。
また、アイコン403adは、ネットワーク上では共有されているが、ドライバがインストールされていない周辺機器であり、グレー表示される。ドライバがインストールされている周辺機器は、明瞭な色でアイコン表示されるので、ドライバインストールの有無を容易に知ることができる。以上がステータス情報である。
【0040】
アイコン403d及び403e等は、自己のパソコンに接続されている周辺機器があるが、その周辺機器が画面上に展開して表示されていないことを示すために、アイコン403d及び403e等の上に「+」マークが表示されている。
【0041】
アイコン403abは、自己のパソコン(機器)に接続されている周辺機器が画面上に展開されていることを示すため、アイコン403ab上に「−」マークが表示されている。
【0042】
アイコン403c及び403g等は、自己のパソコン(機器)に接続されている周辺機器が何もないことを示すために、アイコン403c及び403g等の上には何もマークが表示されていない。
【0043】
このように、この画面上でネットワーク上の全てのパソコンおよび周辺機器の接続状況およびステータスを確認することができる。この例では、画面の大きさの都合上、全てのアイコンが表示されていないが、画面横に配置されているスクロールバーを使って全てのパソコンおよび周辺機器を確認することができる。
【0044】
次に、図3のステップS204において、表示変更が指示されたかどうかを判定する。表示変更の指示がない場合は処理を終了する。変更指示があった場合は、ステップS205に進む。
【0045】
ここで、変更指示の操作方法としては、例えば、パソコンを示すアイコン403fの上に表示されている「+」マークをマウスでクリックして指示する方法がある。この変更指示を行うと、パソコンを示すアイコン403fに接続されている周辺機器のアイコンが表示される。例えば、アイコン403abのように、その接続されている機器が展開されて表示される。
【0046】
ステップS205では、表示変更指示をされたパソコンに接続されている周辺機器情報と現在の表示位置から、指示されたパソコンのアイコンの表示位置を変更(移動)する必要があるかどうかを判定する。
【0047】
表示位置を変更する必要がない場合は、ステップS209に進む。ステップS209では、自己の機器に接続されている周辺機器の表示位置を計算して求めて表示し、ステップS212に進む。
【0048】
ステップS212では、その他のパソコンおよびそれに接続されている周辺機器の表示位置を移動する必要があるかどうかを判定する。移動する必要がある場合は、ステップS213に進み、その移動後の表示位置を再計算して求め、表示し直す。
【0049】
図5は、その画面表示の一例を示す。例えば、図4のパソコンを示すアイコン403fの上に表示されている「+」マークをマウスでクリックすると、アイコン403fは展開表示される。パソコンのアイコン403fを展開表示した場合、アイコン403fに対応する図5のパソコンのアイコン503fの表示位置は変更されない。
【0050】
その理由を説明する。このアイコン503fの段は、ネットワーク線に対して左方向からパソコンのアイコンが順に並んで表示されている。パソコンのアイコン503fに接続されている周辺機器は、プリンタのアイコン503g及び503hの2つである。そのために、パソコンのアイコン503fの表示位置を変更することなく、パソコンのアイコン503fにプリンタのアイコン503g及び503hが接続されているように表示することが可能であるからである。
【0051】
図3のステップS205において、表示位置を変更(移動)しなければならない場合にはステップS206に進む。
ステップS206では、指示されたパソコン(機器)の表示段を変更しなければならないかどうかを判定する。指示されたパソコン(機器)の表示段を変更しない場合は、ステップS208に進み、そのパソコン(機器)の表示位置を計算して求め、表示する。
【0052】
図6は、その画面表示の一例を示す。例えば、図4のパソコンを示すアイコン403kの上に表示されている「+」マークをマウスでクリックすると、アイコン403kは展開表示される。パソコンのアイコン403kに接続されている周辺機器を展開表示した場合、アイコン403kに対応する図6のパソコンのアイコン703kの表示位置が左に移動して表示される。
【0053】
その理由を説明する。このアイコン703kの段は、ネットワーク線に対して右方向からパソコンが順に並んで表示されている。パソコンのアイコン703kには、イメージスキャナのアイコン703l、703m、703nの3つが接続されている。そのために、パソコンのアイコン703kの表示位置を左方向に移動しなければ、3つのイメージスキャナのアイコン703l、703m、703nを表示することができない。図6に示すように、パソコンのアイコン703kを左に移動させて表示することにより、そのアイコン703kに接続されるイメージスキャナのアイコン703l、703m、703nを表示することが可能になる。
【0054】
図3のステップS206で表示段を変更(移動)しなければならない場合には、ステップS207に進む。
ステップS207では、変更指示されたパソコン(機器)に接続されている周辺機器を一段で表示できるかどうかを判定する。一段で表示できる場合には、ステップS208に進み、それぞれの周辺機器の表示位置を計算して求め、表示する。
【0055】
図7は、その画面表示の一例を示す。例えば、図4のパソコンを示すアイコン403vの上に表示されている「+」マークをマウスでクリックすると、アイコン403vは展開表示される。パソコンのアイコン403vに接続されている周辺機器を展開表示した場合、アイコン403vに対応する図7のパソコンのアイコン603vの表示段が1段下に移動して表示される。
【0056】
その理由を説明する。パソコンのアイコン603vには、プリンタのアイコン603w、603xの2つが接続されている。パソコンのアイコン603vの表示位置を移動させなければ、そのアイコン603vに接続されているプリンタのアイコン603w、603xを表示することができない。パソコンのアイコン603vを下段に押し出して表示することにより、そのアイコン603vに接続されているプリンタのアイコン603w、603xを表示させることが可能になる。
【0057】
図3のステップS207で一段で表示できない場合には、ステップS210に進む。ステップS210では、変更指示されたパソコン(機器)の表示位置を計算して求め、表示する。そして更にステップS211に進む。ステップS211では、変更指示されたパソコン(機器)に接続される周辺機器を複数段で表示するように表示位置を計算して求め、表示する。
【0058】
図8は、その画面表示の一例を示す。例えば、図4のパソコンを示すアイコン403eの上に表示されている「+」マークをマウスでクリックすると、アイコン403eは展開表示される。パソコンのアイコン403eに接続されている周辺機器を展開表示した場合、アイコン403eに対応する図8のパソコンのアイコン803eの表示段は下に移動し、そのアイコン803eに接続されている周辺機器は2段で表示される。
【0059】
その理由を説明する。パソコンのアイコン803eに接続されている周辺機器は、プリンタのアイコン803f、803g、803h、803i、803j、803k、803l、及びイメージスキャナ803mの8つである。この8つの周辺機器のアイコンを表示するためには、画面上の表示ウインドウの幅以上の表示スペースが必要であり、一段では表示しきれない。このような場合には、周辺機器が折り返して接続されているように周辺機器を表示することにより、所定幅の表示ウィンドウ内に8つの周辺機器のアイコンを表示することができる。
【0060】
ステップS212では、上記の変更指示されたパソコンのアイコンの表示位置を計算して決定したことによって、同様にその他の機器(パソコン及び/又は周辺機器)に関して表示位置を移動する必要があるかどうかを判定する。移動する必要がある場合は、ステップS213に進み、その他の機器の表示位置を再計算して求め、再表示して処理を終了する。
【0061】
図9は、本実施形態による縮小表示処理を示すフローチャートである。
このフローチャートでは、パソコンに接続されている周辺機器が展開表示されている表示状態から縮小表示の指示がされた場合について説明する。
【0062】
まず、ステップS301〜S304は、図3のステップS201〜S204と同様である。
次に、ステップS304では、表示変更が指示されたかどうかを判定する。表示変更の指示がない場合は処理を終了する。表示変更の指示があった場合は、ステップS305に進む。
【0063】
ステップS305では、変更指示があったパソコン(機器)の表示位置を変更(移動)しなければならないかどうかを判定する。変更する必要ある場合には、ステップS306に進み、変更指示されたパソコン(機器)の表示位置を計算して求め、表示する。そして、ステップS307に進む。変更する必要がない場合には、何も処理せずに次のステップS307に進む。
【0064】
ステップS307では、変更指示されたパソコン(機器)の表示変更によってその他の機器(パソコン及び/又は周辺機器)の表示位置を変更する必要があるかどうかを判定する。表示位置を変更する必要がある場合には、ステップS308に進み、変更指示された機器以外の機器の表示位置を計算して求め、表示する。その後、処理を終了する。表示位置を変更する必要がない場合には、ステップS308をバイパスして、処理を終了する。
【0065】
上記のフローチャートの処理を行うことにより、例えば、以下に示す表示変更が可能になる。例えば、図5に示すパソコンのアイコン503fの上の「−」マークをマウスでクリックすることにより、図4に示すように、図5のアイコン503fに対応する図4のアイコン403fが縮小表示される。縮小表示により、アイコン403fの上には「+」マークが表示され、アイコン403fに接続されている周辺機器のアイコンは消去される。
【0066】
同様に、図6に示すパソコンのアイコン703kの上の「−」マークをマウスでクリックすることにより、図4に示すように、図6のアイコン703kに対応する図4のアイコン403kが縮小表示される。
【0067】
同様に、図7に示すパソコンのアイコン603vの上の「−」マークをマウスでクリックすることにより、図4に示すように、図7のアイコン603vに対応する図4のアイコン403vが縮小表示される。
【0068】
同様に、図8に示すパソコンのアイコン803eの上の「−」マークをマウスでクリックすることにより、図4に示すように、図8のアイコン803eに対応する図4のアイコン403eが縮小表示される。
【0069】
以上のように、パソコンに周辺機器が接続されている場合には、パソコンのアイコンを縮小表示したり、展開表示することができる。縮小表示のときには、パソコンのアイコン上に「+」マークを表示し、パソコンに接続されている周辺機器のアイコンを表示させない。
【0070】
パソコンのアイコン上の「+」マークをマウスでクリックして表示変更を指示すると、そのアイコンを展開表示させることができる。展開表示のときには、パソコンのアイコン上に「−」マークを表示し、パソコンに接続されている周辺機器のアイコンを展開して表示させる。
【0071】
一方、パソコンのアイコン上の「−」マークをマウスでクリックして表示変更を指示すると、そのアイコンを縮小表示させることができる。
展開表示の際、変更指示されたパソコンに接続されている周辺機器の数に応じて、変更指示されたパソコンのアイコンの表示位置を変更する必要があるか否かを判定する。アイコンの表示位置を変更することにより、周辺機器の数が多くても、適切な位置に効率よく周辺機器を表示させることができる。
【0072】
また、周辺機器の数が少ないときには、パソコンのアイコンの表示段を変更する必要がないが、周辺機器の数が多いときには、パソコンのアイコンの表示位置を例えば1段下に変更することにより、広い表示スペースを確保し、多数の周辺機器を表示することができる。
【0073】
また、周辺機器の数が少ないときには、1段に周辺機器を並べて表示させ、周辺機器の数が多いときには、複数段に折り返して周辺機器を並べて表示させる。周辺機器を複数段に折り返して表示することにより、多数の周辺機器を表示させることができる。
【0074】
また、展開表示すると、その影響で、その下の表示段のパソコン及び/又は周辺機器の表示位置をさらに下に移動しなければならない場合がある。その場合には、それらのパソコン及び/又は周辺機器の表示位置を再計算し、適切な位置に効率よく表示することができる。
【0075】
また、展開表示する際に、画像入力機器(イメージスキャナ)や画像出力機器(プリンタ)のみのアイコンを展開し、その他の機器(例えば記憶装置等)は展開しないようにしてもよいし、ネットワーク上の他の端末に対して共有設定されている周辺機器のみのアイコンを展開表示してもよい。
【0076】
さらに、画像入力機器のみを展開するモードや画像出力機器のみを展開するモード等の展開表示モードをユーザに指定させて、指定されたモードに基づいて展開表示するようにしてもよい。
【0077】
この場合の表示位置計算に用いる周辺機器の数として、接続されている周辺機器のうち上記の展開表示の条件に合致する周辺機器の合計数を用いることになる。
【0078】
パソコンに接続されている周辺機器の数が多い場合にも、パソコンのアイコンを同一画面上に効率よく展開表示又は縮小表示することができ、パソコンや周辺機器の接続状況を容易に知ることができる。
【0079】
また、ネットワークに接続されている各機器のステータス情報を取得し、そのステータス情報に応じて各機器のアイコンを表示することにより、各機器のステータスを容易に知ることができる。
【0080】
<第2の実施形態>
以下、第2の実施形態について説明する。
第2の実施形態では、デバイスマップ表示画面上のPCアイコンにデバイスアイコンをドラッグすることに応じて、該PCアイコンに対応するPCにローカルに接続されているデバイスのアイコンが展開表示し、その展開表示に応じてデバイスマップ上の各アイコンの表示位置を再計算して表示する例を示す。
【0081】
図10は、本実施形態によるネットワーク機器22の処理を示すフローチャートである。以下、ネットワーク機器22がパソコンの場合を例に説明する。
【0082】
まず、ステップS1001において、通信ネットワーク21上の全ての共有されているパソコン(PC)22および周辺機器23の接続情報と、それらの機器の処理状態等のステータス情報を取得する。そして、それらの情報をプログラム・メモリ3(図2)に記憶する。
【0083】
次に、ステップS1002において、それらの取得した情報に基づいてパソコンおよび周辺機器をCRT16(図2)の表示画面上に表示する位置を計算する。
そして、ステップS1003において、それらの接続情報及びステータス情報を基に全てのパソコンおよび周辺機器をCRT16の同一画面上の所定の位置に表示する。
【0084】
図11は、その表示画面の一例を示す。1101はメニュー、1102はツールバー、そして1103はパソコンおよび周辺機器を表わすアイコンを表示するためのメインウインドウである。
【0085】
ツールバー1102には、種々の機能を実行させるためのアイコン1102a〜1102gが表示される。アイコン1102a〜1102gの各機能は、パソコン又は周辺機器を操作することにより実行させることができる。
【0086】
例えば、アイコン1102aは、選択されたイメージスキャナ(画像読み取り機器)から画像データを読み込み、その画像データを選択されたプリンタに出力するコピー機能を実行するためのアイコンである。
【0087】
アイコン1102bは、FAX機能を実行するためのアイコンである。アイコン1102cは、画像データの読み込み機能を実行するためのアイコンである。アイコン1102dは、画像データを読み込み、OCR処理を行う機能を実行するためのアイコンである。アイコン1102eは、FAX受信データおよび配信データを管理する機能を実行するためのアイコンである。アイコン1102fは、情報の更新処理を実行するためのアイコンである。アイコン1102gは、更新処理を中止するためのアイコンである。
【0088】
次に、上記のステータス情報について説明する。アイコン1103a〜1103agは、ネットワーク上で共有されているパソコン、周辺機器及びドメインを示すアイコンである。これらのアイコン1103a〜1103agは、パソコン、プリンタ、イメージスキャナ、FAXモデムなどのデバイス種類に応じて、そのデバイス種類のアイコン(表示形態)として表示される。また、アイコン1103a〜1103agは、「処理中」又は「エラー発生」などの処理状態によってアイコンが変更されて表示される。
【0089】
アイコン1103aは、自己のパソコン(機器)を表わすアイコンである。アイコン1103bは、自己のパソコンがログオンしているドメインを表わすアイコンである。自己のパソコンは、特別な機器であるために他のパソコンとは区別して表示される。
【0090】
また、アイコン1103eは、ネットワーク上では共有されているが、ドライバがインストールされていない周辺機器であり、グレー表示される。ドライバがインストールされている周辺機器は、明瞭な色でアイコン表示されるので、ドライバインストールの有無を容易に知ることができる。以上がステータス情報である。
【0091】
アイコン1103j及び1103k等は、自己のパソコン(ネットワーク機器)に周辺機器が接続されているが、その周辺機器が画面上に展開して表示されていないことを示すために、アイコン1103j及び1103k等の上に「+」マークが付されており、縮小表示として表示されている。
【0092】
アイコン1103c及び1103f等は、自己のパソコン(ネットワーク機器)に接続されている周辺機器が画面上に展開されていることを示すため、アイコン1103c及び1103f等の上に「−」マークが付されており、展開表示として表示されている。
【0093】
自己のパソコンに周辺機器が接続されている場合には、自己のパソコンのアイコンの上に「+」マーク又は「−」マークが表示される。各パソコン毎に、縮小表示又は展開表示のいずれかを選択することができる。
【0094】
アイコン1103s及び1103q等は、自己のパソコン(機器)に周辺機器が接続されていないことを示すために、アイコン1103s及び1103q等の上には何もマークが表示されていない。
【0095】
このように、この画面上でネットワーク上の全てのパソコンおよび周辺機器の接続状況およびステータスを確認することができる。この例では、画面の大きさの都合上、全てのアイコンが表示されていないが、画面横に配置されているスクロールバーを使って全てのパソコンおよび周辺機器を確認することができる。
【0096】
次に、ステップS1004において、周辺機器又はネットワーク機器を例えばマウス13(図2)を使ってドラッグ操作がされたかどうかを判定する。ドラッグ操作は、操作者がマウスボタンを押しながらマウスポインタを移動させる操作である。
【0097】
ドラッグ操作がない場合は処理を終了する。ドラッグ操作があった場合は、ステップS1005に進む。ステップS1005では、ドッラグ操作していた周辺機器又はネットワーク機器をドロップ操作したかどうかを判定する。ドロップ操作は、操作者がマウスボタンを離す操作である。
【0098】
ドロップ操作がなされた場合は、ステップS1006に進む。ステップS1006では、ドロップ操作が有効な処理であるか否かを判断する。有効でなかった場合は処理を終了する。有効であった場合は、ステップS1007に進む。
【0099】
ステップS1007では、上記のドラッグ操作及びドロップ操作に対応する機能を実行する。例えば、図11において、イメージスキャナのアイコン1103iをプリンタのアイコン1103dの位置にドラッグ&ドロップ操作をした場合には、アイコン1103iが示すイメージスキャナから画像データを読み込んで、アイコン1103dが示すプリンタに出力する。すなわち、イメージスキャナからプリンタへのコピー機能が実行される。その後、処理を終了する。
【0100】
図10のステップS1005において、上記のドラッグ操作後にドロップ操作がされていないと判断された場合は、ステップS1008に進む。ステップS1008では、マウス13のマウスポインタの現在位置を基にその現在位置のアイコンの表示形態を変更するかどうかを判断する。表示形態は、例えば展開表示又は縮小表示である。
【0101】
判断方法としては、例えば、図11において、パソコンのアイコン1103fは、自己に接続されている周辺機器のアイコン1103g、1103h、1103iが展開表示されている。このアイコン1103fの位置にマウスポインタが位置する場合には、そのパソコンのアイコン1103fに接続されている全ての周辺機器のアイコン1103g、1103h、1103iに対してドラッグ操作を行うことが可能な状態になっているので、アイコン1103fの表示形態を変更する必要がない。
【0102】
一方、パソコンのアイコン1103j等は、自己に周辺機器が接続されているが、その周辺機器が展開表示されておらず、縮小表示されている。これでは、その周辺機器に対してドラッグ操作を行うことができない。この場合には、アイコン1103jを展開表示するために、表示形態を縮小表示から展開表示に変更する必要がある。パソコンのアイコン1103jに接続されている周辺機器を展開して表示することにより、パソコンのアイコン1103jに接続されている周辺機器に対してドラッグ操作をすることが可能になる。
【0103】
ステップS1008において、表示形態を変更する必要がないと判断された場合は、ステップS1005に戻る。一方、表示形態を変更する必要があると判断された場合は、ステップS1009に進む。
【0104】
ステップS1009では、そのマウスポインタが位置するパソコン(ネットワーク機器)およびそのパソコンに接続されている周辺機器の表示位置を計算して表示する。そして、ステップS1010に進む。
【0105】
ステップS1010では、他のパソコン(ネットワーク機器)及び/又は周辺機器の表示位置を修正(変更)するかどうかを判定する。修正する必要がない場合は、ステップS1005に戻る。
【0106】
図12は、その表示画面の一例を示す。図11に示すイメージスキャナのアイコン1103iをドラッグ操作してパソコンのアイコン1103kの位置にマウス13のマウスポインタを移動させた場合を示す。マウスポインタをその位置に移動させることにより、図11に示す表示形態から図12に示す表示形態に変更される。図11のアイコン1103kに対応する図12のパソコンのアイコン1203k上にイメージスキャナのアイコンが表示される。また、アイコン1103kに対応するアイコン1203kは、展開表示される。すなわち、パソコンのアイコン1203kに接続されているプリンタのアイコン1203lが展開されて表示される。
【0107】
図10のステップS1010において、他のパソコン(ネットワーク機器)及び/又は周辺機器の表示位置を修正する必要があると判断された場合にはステップS1011に進む。ステップS1011では、表示位置を修正する必要があるその他のパソコン及び/又は周辺機器の表示位置を再計算して表示する。
【0108】
図13は、その表示画面の一例である。図13を参照しながら、上記の処理を具体的に説明する。上記と同様に、図11に示すスキャナのアイコン1103iをドラッグ操作してパソコンのアイコン1103aeの位置にマウス13のマウスポインタを移動させる場合を説明する。この場合、図11の表示形態から図13の表示形態に変更される。
【0109】
すなわち、図11に示すパソコンのアイコン1103aeには周辺機器が接続されているが、アイコン1103aeは縮小表示されている。図13では、図11のパソコンのアイコン1103aeに対応するパソコンのアイコン1303aeが展開表示される。すなわち、パソコンのアイコン1303aeに接続されているFAX機器のアイコン1303afとプリンタのアイコン1303agが展開されて表示される。
【0110】
その際に、パソコンのアイコン1303aeに接続されている周辺機器のアイコン1303af及び1303agを表示するため、図11に示すアイコン1103ae、1103af及び1103agを移動する必要がある。すなわち、図11のアイコン1103aeに対応する図13のアイコン1303aeはネットワーク線に沿って左方向に移動して表示される。同様に、図11のアイコン1103afに対応する図13のアイコン1303ahもネットワーク線に沿って左方向に移動して表示される。さらに、図11では表示されていたドメインのアイコン1103agが画面の下方向に移動されるために、図13の表示画面上に表示されなくなる。このような再表示を行った後に、図10のステップS1005に戻る。
【0111】
以上のように、ドラッグ操作によりコピー元の周辺機器又はパソコン(ネットワーク機器)を選択指定することができる。そのドラッグ操作によりマウスポインタを移動させると、そのマウスポインタの位置にあるパソコン(ネットワーク機器)が選択指示される。その選択指示されたパソコンに周辺機器が接続されており、かつそのパソコンが縮小表示されているときには、そのパソコンの表示形態を変更する必要があると判定される。その場合は、そのパソコンは、縮小表示から展開表示に表示形態が変更される。そのパソコンが展開表示されると、そのパソコンに接続されている周辺機器が展開されて表示される。周辺機器が自動的に表示されるので、操作者はその周辺機器の位置でドロップ操作を行うと、コピー先の周辺機器又はパソコンを選択指示することができる。上記のドラッグ操作及びドロップ操作により、コピー元からコピー先へのコピー機能を実行させることができる。例えば、コピー元のイメージスキャナが読み取った画像データを、コピー先のプリンタに印刷(出力)させることができる。
【0112】
上記のように、マウスポインタにより選択指示されたパソコンを自動的に展開表示することにより、そのパソコンに接続されている周辺機器をドロップ操作により容易かつ効率的に選択指示することができる。
【0113】
表示形態を変更する必要があるときには、その表示位置を計算し直して表示する。また、表示形態が変更されたパソコン及びその周辺機器以外のネットワーク上のパソコン及び周辺機器の表示位置を変更する必要があるときには、それらの表示位置を計算し直して再表示する。これにより、ネットワーク上のパソコン及び周辺機器の接続状況を効率的に表示することができる。
【0114】
<第3の実施形態>
以下第3の実施形態を説明する。
上記の第2の実施形態では、デバイスマップ表示画面上のデバイスのアイコンをPCアイコンにドラッグすると、該PCに接続されている全てのデバイスが展開表示される例を説明した。
【0115】
第3の実施形態では、パソコンに接続されているデバイスのうちドラッグしているデバイスと連携して動作可能な周辺機器のみを展開表示する。
例えば、スキャナのアイコンをドラッグしている場合には、プリント機能を有するデバイス(プリンタやマルチファンクション装置)のみを展開表示するようにすれば、展開表示に必要とされるデバイスマップ表示画面上の表示スペースを必要最小限に抑える。これにより、展開表示によりデバイスマップの表示が大幅に変更されて、ユーザが一時的にネットワーク機器の接続状況が判別できなくなるのを防止することができる。
【0116】
なお、これらのデバイスの連携の組み合わせは、ユーザにより予め登録しておけばよい。その他の組み合わせとしては、ドラッグしたスキャナに対して解像度のマッチングの良いプリンタを展開表示してもよいし、ドラッグしたスキャナの原稿読み取りサイズに対応したプリンタを展開表示するようにしてもよい。
【0117】
図14は本発明の第3の実施形態を示すフローチャートである。まず、ステップS1401でネットワーク上の全ての共有されているPCおよびデバイスの接続情報とそれらのデバイスの使用状況およびステータス情報を取得する。そして、それらの情報を記憶する。
【0118】
図15は、ステップS1401にて取得した情報、すなわち、ネットワーク上の各PCおよびそのPCにローカルに接続されているデバイスの情報が記憶されたのデータテーブルの例である。図15の例では、ネットワーク上の各PC(1501、1502)ごとに、そのPCに関する情報1503、および、そのPCにローカルに接続されているデバイスの情報1503〜1509が記憶されている。
【0119】
これらの情報により、PCにローカルに接続されているデバイスの情報を得ることができる。例えば、PCに何台のデバイスが接続されているかが判別でき、更には、そのうちプリンタ機能を有するデバイス、スキャナ機能を有するデバイス、FAX機能を有するデバイスがそれぞれ何台接続されているかを判別するできる。
【0120】
ステップS1402でそれらの取得した情報に基づいてPCおよびそのPCにローカルに接続されているデバイスを表示する位置を計算する。そして、ステップS1403でそれらの情報を元に第1および第2の実施形態と同様のデバイスマップ表示画面を表示する。
【0121】
ステップS1404でデバイスアイコンをマウスポインタ13などを使ってドラッグ指示されたかどうか判定する。指示がない場合は処理を終了し、指示があった場合はステップS1405に進む。
【0122】
ステップS1405では、ドッラグしていたデバイスアイコンをドロップ操作したかどうか判定し、ドロップ操作された場合はS1406に進む。
ステップS1406では、ドロップ操作が有効な処理であるか判断する。有効でなかった場合は処理を終了する。有効であった場合はS1407に進み、対応する機能を実行する。
【0123】
ここで、ステップS1406で有効な処理か否かの判断は、図16に示したデータテーブルに基づいて実行される。
【0124】
図16は、デバイスが有する各機能のうち、有効な機能の組み合わせを記憶したデータテーブルの例である。
例えば、1601には、スキャナ機能とプリンタ機能とが有効な組み合わせであり、スキャナアイコンをプリンタアイコンにドラッグ&ドロップした場合にはそのアイコンに対応するスキャナから画像データを読み込んでそのアイコンに対応するプリンタに出力する、コピー機能が実行されることを示している。
【0125】
また1602には、スキャナ機能とFAX機能とが有効な組み合わせであり、スキャナアイコンをプリンタアイコンにドラッグ&ドロップした場合にはそのアイコンに対応するスキャナから画像データを読み込んでそのアイコンに対応するプリンタに出力する、FAX機能が実行されることを示している。
【0126】
ステップS1405でドロップ操作がされていない場合はステップS1408に進む。
ステップS1408では、ここで、ドラッグ操作によりマウスポインタ13から指示されているアイコンがまだ展開表示されていないPCアイコンであり、かつ、そのアイコンに対応するPCにデバイスが接続されているかどうかを判断し、YESの場合はステップS1410に進む。
【0127】
ステップS1409では、さらに表示形態を変更するかどうか判断する。すなわち、ドラッグ操作によりマウスポインタ13から指示されているアイコンがすでに展開表示されているPCアイコンであり、かつ、その展開表示されているデバイスアイコンを図16に示した有効な機能の組み合わせに基づいて変更すべきか否かを判断する。例えば、スキャナアイコンをPCアイコンにドラッグしている場合には、そのPCアイコンに展開表示されているデバイスアイコンのうちスキャナ機能に対して有効な機能を有するデバイスアイコンのみを展開表示すべきと判断される。
【0128】
判断方法としては、ドラッグ操作しているアイコンに対して有効な機能を実行できるデバイスがあるかどうかを図15に示したデータテーブルと図16に示したデータテーブルに基づいて判断する。
【0129】
ステップS1410では、そのPCおよび接続されているデバイスの表示位置を計算して表示する。その際、ドラッグされているアイコンのデバイス機能に対して有効な機能を有するデバイスの数に基づいて表示位置の計算が行われる。
【0130】
そして、ステップS1411に進み、他のアイコンの表示位置を修正するかどうか判定する。修正する必要がない場合はステップS1405に戻る。ステップS1411で他のアイコンの表示位置を修正する必要がある場合にはステップS1412に進む。ここで指示があったアイコン以外の表示位置を再計算して表示する。このように、再表示を行った後にステップS1405に戻る。
【0131】
以上第1〜第3の実施形態を説明したが、ネットワークに接続されるネットワーク機器は、パソコンに限定されず、ワークステーション等の他のコンピュータでもよいし、デバイスをローカルに接続することが可能な機器であれば、プリンタ、FAXあるいは、複合機(Multi Function Device )であってもよい。
【0132】
上述した実施形態の機能を実現するべく、各ネットワーク機器に対し、上記実施形態の機能を実現するためのソフトウェアのプログラムコードを供給し、そのネットワーク機器のコンピュータ(CPUあるいはMPU)に格納されたプログラムに従って動作させることができる。
【0133】
また、この場合、上記ソフトウェアのプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、そのプログラムコード自体、およびそのプログラムコードをコンピュータに供給するための手段、例えばかかるプログラムコードを格納した記録媒体は本発明を構成する。かかるプログラムコードを記憶する記録媒体としては、例えばフロッピーディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
【0134】
また、コンピュータが供給されたプログラムコードを実行することにより、上述の実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードがコンピュータにおいて稼働しているOS(オペレーティングシステム)あるいは他のアプリケーションソフト等と共同して上述の実施形態の機能が実現される場合にもかかるプログラムコードは本発明の実施形態に含まれることは言うまでもない。
【0135】
さらに、供給されたプログラムコードがコンピュータの機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに格納された後、そのプログラムコードの指示に基づいてその機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部または全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合にも本発明に含まれることは言うまでもない。
【0136】
なお、上記実施形態は、何れも本発明を実施するにあたっての具体化のほんの一例を示したものに過ぎず、これらによって本発明の技術的範囲が限定的に解釈されてはならないものである。すなわち、本発明はその精神、またはその主要な特徴から逸脱することなく、様々な形で実施することができる。
【0137】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、ネットワーク上に接続されたネットワーク機器及び/又は該ネットワーク機器に接続されている周辺機器を表示画面上に表示する位置を計算することにより、ネットワーク機器及び/又は周辺機器を効率良く表示することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施形態によるネットワーク構成を示すブロック図である。
【図2】第1の実施形態によるネットワーク機器及び周辺機器の具体的な構成を示すブロック図である。
【図3】第1の実施形態によるネットワーク機器の処理を示すフローチャートである。
【図4】第1の実施形態のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図5】第1の実施形態の他のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図6】第1の実施形態の他のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図7】第1の実施形態の他のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図8】第1の実施形態の他のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図9】第1の実施形態による縮小表示の処理を示すフローチャートである。
【図10】第2の実施形態によるネットワーク機器の処理を示すフローチャートである。
【図11】第2の実施形態におけるデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図12】第2の実施形態における他のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図13】第2の実施形態における他のデバイスマップ表示画面を示す図である。
【図14】第3の実施形態によるネットワーク機器の処理を示すフローチャートである。
【図15】第3の実施形態によるネットワーク機器が記憶するデータテーブルの構造の一例を示す図である。
【図16】第3の実施形態によるネットワーク機器が記憶するデータテーブルの構造の一例を示す図である。
【符号の説明】
1 システム・バス
2 CPU
3 プログラム・メモリ
4 通信制御部
5 通信ポート
6 通信回線
7 ネットワーク上の他の装置
8 外部記憶装置制御部
9 フロッピー・ディスク
10 ハード・ディスク
11 入力制御部
12 キーボード
13 マウス
14 ディスプレイ・メモリ
15 表示出力制御部
16 CRT
17 プリンタ制御部
18 プリンタ
19 外部機器制御部
1A 画像読み取り機器制御部
1B 画像読み取り機器
21 通信ネットワーク
22 ネットワーク機器
23 周辺機器
25 ディスプレイ
26 通信インタフェース
27 メモリ
28 処理装置
401,501,601,701,801 メニュー
402,502,602,702,802 ツールバー
403,503,603,703,803 パソコン及び周辺機器のアイコン
1101,1201,1301 メニュー
1102,1202,1302 ツールバー
1103,1203,1303 パソコン及び周辺機器のアイコン
Claims (11)
- 特定の通信媒体を介して第一周辺機器と第二周辺機器に関わる情報を取得する取得手段と、
第一周辺機器と第二周辺機器と他の周辺装置を含む複数の周辺機器を示すアイコン情報の中から第一周辺機器を示すアイコン情報を選択し、当該第一周辺機器を示すアイコン情報を第二周辺機器を示すアイコン情報に対してグラフィカルユーザインタフェース上でドロップすることにより、第一周辺機器と第二周辺機器とを指示する指示手段と、
前記指示手段におけるドロップ処理に基づく指示に応答して、前記取得手段が取得した、第一周辺機器に関わる情報と第二周辺機器に関わる情報を用いて、前記指示手段が指示した第一周辺機器と第二周辺機器を組み合わせてひとつの処理を遂行可能か否かを判定する判定手段と、
前記判定手段が組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能と判定した場合に、前記第一周辺機器から前記第二周辺機器に対してデータを転送して前記ひとつの印刷処理を遂行させるよう処理を制御し、前記判定手段が組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能でないと判定した場合には、処理を終了する制御手段と
を備えることを特徴とする情報処理装置。 - 前記第一周辺機器は画像入力装置であって、前記第二周辺機器は画像出力装置であり、前記画像入力装置から入力されるデータを前記画像出力装置に転送させるよう前記制御手段は転送処理を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
- 前記第一周辺機器を示すアイコン情報と、前記第二周辺機器を示すアイコン情報を表示する表示手段と、
前記第一周辺機器を示すアイコン情報を指示して、前記第二周辺機器を示すアイコン情報にドロップする指示に応じて、前記判定手段は第一周辺機器と第二周辺機器を組み合わせてひとつの処理を遂行可能か否かを判定することを特徴とする請求項1又は2に記載の情報処理装置。 - 前記指示手段が第一周辺機器を指示した後、前記第二周辺機器を指示する前に、第一周辺機器と有効な組合せとなる周辺機器を識別可能に表示する表示手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 前記判定手段は、スキャナとプリンタの組合せ、又は、スキャナとファクシミリの組合せは有効と判定することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
- 特定の通信媒体を介して第一周辺機器と第二周辺機器に関わる情報を取得する取得ステップと、
第一周辺機器と第二周辺機器と他の周辺装置を含む複数の周辺機器を示すアイコン情報の中から第一周辺機器を示すアイコン情報を選択し、当該第一周辺機器を示すアイコン情報を第二周辺機器を示すアイコン情報に対してグラフィカルユーザインタフェース上でドロップすることにより、第一周辺機器と第二周辺機器とを指示する指示ステップと、
前記指示ステップにおけるドロップ処理に基づく指示に応答して、前記取得ステップで取得した、第一周辺機器に関わる情報と第二周辺機器に関わる情報を用いて、前記指示ステップで指示した第一周辺機器と第二周辺機器を組み合わせてひとつの処理を遂行可能か否かを判定する判定ステップと、
前記判定ステップで組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能と判定した場合に、前記第一周辺機器から前記第二周辺機器に対してデータを転送して前記ひとつの印刷処理を遂行させるよう処理を制御し、前記判定ステップで組み合わせにかかる前記ひとつの処理を遂行可能でないと判定した場合には、処理を終了する制御ステップと
を備えることを特徴とするデータ処理方法。 - 前記第一周辺機器は画像入力装置であって、前記第二周辺機器は画像出力装置であり、前記画像入力装置から入力されるデータを前記画像出力装置に転送させるよう前記制御ステップは転送処理を制御することを特徴とする請求項6に記載のデータ処理方法。
- 前記第一周辺機器を示すアイコン情報と、前記第二周辺機器を示すアイコン情報を表示する表示ステップと、
前記第一周辺機器を示すアイコン情報を指示して、前記第二周辺機器を示すアイコン情報にドロップする指示に応じて、前記判定ステップは第一周辺機器と第二周辺機器を組み合わせてひとつの処理を遂行可能か否かを判定することを特徴とする請求項6又は7に記載のデータ処理方法。 - 前記指示ステップが第一周辺機器を指示した後、前記第二周辺機器を指示する前に、第一周辺機器と有効な組合せとなる周辺機器を識別可能に表示する表示ステップをさらに備えることを特徴とする請求項6乃至8のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
- 前記判定ステップは、スキャナとプリンタの組合せ、又は、スキャナとファクシミリの組合せは有効と判定することを特徴とする請求項6乃至9のいずれか1項に記載のデータ処理方法。
- 請求項6乃至10のいずれか1項に記載のデータ処理方法の各ステップをコンピュータに実行させるためのプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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