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JP4429283B2 - 通信装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents
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JP4429283B2 - 通信装置、通信方法および通信プログラム - Google Patents

通信装置、通信方法および通信プログラム Download PDF

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Description

本発明は、ファクシミリ装置、パーソナルコンピュータ等の通信装置、これらの盗難の可能性が生じたときに対処可能な通信方法および通信プログラムに関する。
インターネットの普及と、IPv6(Internet Protocol version 6)に沿った各種の家電製品の登場によって、多くの製品がインターネットに接続されるようになってきている。また、最近では、インターネット内に仮想店舗を設け、電子商取引を行うケースも増加してきている。これにより、小規模企業または個人ユーザ等の顧客は、装置購入時に保守センタまたは代理店との保守契約を予め締結することなく、必要な時に単発的に保守サービスを受けることができるようになってきている。製品の販売側の保守網の拡充および購入側の保守契約の手続きの簡略化も可能となってきている。
このような背景の下に、インターネットを介して自動的にファクシミリ装置の保守部品等の発注処理および電子決済処理を行うことが提案されている(たとえば特許文献1参照)。
この提案で、ファクシミリ装置はLAN(Local Area Network)に接続されている。このファクシミリ装置の操作部は、装置の購入側が保守部品および保守サービスの代金を支払うために、クレジット番号および有効期限の買手固有のアカウント情報を入力し、また、販売店を選択し、保守部品の届先を入力するようになっている。また、装置状態監視部は、自端末で使用中の構成部品の動作状態を監視し、予め規定された許容範囲を超えるか、あるいは装置が使用困難な状態になると、修理、交換が必要な保守部品を発注物件として抽出し、それを通知情報生成部に出力するようになっている。通知情報生成部は、装置状態の種別および通知に必要な情報の名称を対応させたテーブルを有しており、操作部から入力された情報および装置状態監視部から得られた情報に加えて、販売店側に通知すべき装置情報としての装置名称、号機番号および設置日を収集し、HTTP(HyperText Transfer Protocol)クライアント部に出力するようになっている。HTTPクライアント部は、通知情報生成部から得た情報を販売店側に送り込む形式に変換し、得た情報をTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコル制御部に出力するようになっている。TCP/IPプロトコル制御部はHTTPクライアント部から得た情報を、TCP/IPプロトコルに従ってネットワーク制御部に出力し、ネットワーク制御部は、TCP/IPプロトコル制御部から得た情報が、ゲートウェイに届くようにデータリンク制御を行うようになっている。ゲートウェイは、装置の購入側ファクシミリ装置から受信した情報に含まれるHTTPサーバを示す情報に従って、売手に届くようにルーティング制御して、装置の購入側のファクシミリ装置からの情報をインターネットに送出するようになっている。
HTTPクライアント部は、通知情報生成部から得た情報を販売店側に送り込む形式に変換し、装置の購入側のアカウント情報は、SSL(Secure Sockets Layer)符号化部に出力し、販売店側へ情報が届く途中の伝送路で装置の購入側のアカウント情報が第三者に盗聴され、情報が盗まれたとしても復号化できないように、販売店側に安全に通知することができるように秘匿化するようになっていてもよい。この場合、SSL符号化部は、秘匿化した装置の購入側のアカウント情報を、HTTPクライアント部に出力し、HTTPクライアント部は、得た情報をTCP/IPプロトコル制御部に出力することになる。
また、このファクシミリ装置に対応した販売店側装置は、操作部、記憶部、通知情報解析部、HTTPサーバ部、TCP/IPプロトコル制御部およびネットワーク制御部により構成され、LANに接続されるようになっていてもよい。この販売店側装置は、インターネットから装置の購入側のファクシミリ装置が送出した情報を受信し、LAN、ネットワーク制御部およびTCP/IPプロトコル制御部を介してHTTPサーバ部へ装置の購入側からの発注情報を出力するようになっている。また、HTTPサーバ部は、TCP/IPプロトコル制御部から得た情報を通知情報解析部に出力し、通知情報解析部は、HTTPサーバ部から得た情報を解析し、構成要素を装置情報、発注物件、装置の購入側のアカウント情報および届先に分解し、装置の購入側のアカウント情報の有効性を確かめるために、銀行、信販会社又は他の金融機関に問合せを行い、有効であれば決済対象とし、無効であれば購入側に対して通知するようになっている。そして通知情報解析部は、購入側のアカウント情報が有効でかつ購入側から得た発注物件が在庫にあるか否かを比較した結果、充分な量が在庫にあれば発送部門に情報を出力し、充分な量が在庫になければ、購買部門に補充を促し、これらの情報は、記憶部および操作部に出力し、装置の購入側のファクシミリ装置が使用困難な状態に陥る前に、予め入力された買手固有のアカウント情報および保守部品の型番を予め選択された販売店側へ通知し、保守部品の発注処理および保守サービスの決済処理を行うようになっている。
特開2004−120233号公報(第0063〜第0069段落、図1)
ところが、この従来の提案では、装置の購入側が販売店側と契約を締結して保守部品や保守サービスを要求するだけであった。このため、装置の購入側が必要とする販売店側の情報が不足していたり、販売店側の新しい情報が欠如するという問題があった。また、装置の購入側は予め決められた販売店側と一方的に契約を結ぶだけなので、必ずしも装置の購入側の事情を考慮した契約が結ばれるとは限らなかった。
更に従来のこの提案では、ファクシミリ装置等の装置自体あるいはその装置内の制御プログラムが格納されたハードディスク等の記憶媒体が盗難にあったとき、装置の購入側が気付くまでその事実が分からず、情報の漏洩による被害が拡大するおそれがあった。
そこで本発明の目的は、装置自体あるいは装置の制御プログラムを格納した記憶媒体に盗難の可能性が生じたとき、これを通知することのできる通信装置、通信方法および通信プログラムを提供することにある。
本発明では、(イ)インターネットを用いて予め設定した特定の通信装置を含む宛先と通信する通信手段と、(ロ)自装置の盗難の可能性が生じた場合の通知先を予め設定しておく通知先設定手段と、(ハ)前記した通信手段が前記した特定の通信装置と通信するたびにその通信先との接続環境を格納する接続環境格納手段と、(ニ)前記した特定の通信装置と通信するたびに前記した接続環境を前記した接続環境格納手段に格納されているそれ以前の接続環境と比較する接続環境比較手段と、(ホ)この接続環境比較手段で接続環境が以前と異なると判別されたとき前記した通知先設定手段で設定した通知先にその旨を通知する通知手段とを通信装置が具備する
また本発明では、(イ)自装置の盗難の可能性が生じた場合の通知先を予め設定しておく通知先設定ステップと、(ロ)インターネットを介して特定の通信装置と通信するたびにその通信先との接続環境を所定の接続環境格納手段に格納する接続環境格納ステップと、(ハ)前記した特定の通信装置と通信するたびに前記した接続環境を前記した所定の接続環境格納手段に格納されているそれ以前の接続環境と比較する接続環境比較ステップと、(ニ)この接続環境比較ステップで接続環境が以前と異なると判別されたとき前記した通知先設定ステップで設定した通知先にその旨を通知する通知ステップとを通信方法が具備する。
更に本発明では、コンピュータに、通信プログラムとして、(イ)自装置の盗難の可能性が生じた場合の通知先を予め設定しておく通知先設定処理と、(ロ)インターネットを介して特定の通信装置と通信するたびにその通信先との接続環境を所定の接続環境格納手段に格納する接続環境格納処理と、(ハ)前記した特定の通信装置と通信するたびに前記した接続環境を前記した所定の接続環境格納手段に格納されているそれ以前の接続環境と比較する接続環境比較処理と、(ニ)この接続環境比較処理で接続環境が以前と異なると判別されたとき前記した通知先設定処理で設定した通知先にその旨を通知する通知処理とを実行させる。
以上説明したように、本発明によれば、ファクシミリ装置等の装置自体あるいはその装置内の制御プログラムが格納されたハードディスク等の記憶媒体に盗難の可能性が生じたとき、その旨の通知が行われる。したがって、装置自体あるいはその装置内の制御プログラムが格納されたハードディスク等の記憶媒体からの情報の漏洩による被害を最小限に抑えることができる。
以下実施例につき本発明を詳細に説明する。
<システムの構成>
図1は、本発明をファクシミリ装置に適用した場合の通信装置の部品対処システムの要部についての構成を表わしたものである。この通信装置の部品対処システム100は、部品の保守および消耗品の供給の対象となるファクシミリ装置101が、これを購入したオフィスに設けられた第1のLAN102に接続されている。第1のLAN102には、たとえば第1のサーバ103の他に、第1のゲートウェイ104の一端が接続されており、他のネットワークとの接続が可能になっている。本実施例では、第1のゲートウェイ104の他端はインターネット105に接続されている。
一方、このファクシミリ装置101の特定の部品の保守や消耗品としての部品の補充についての管理を行う部品管理会社としての代理店のオフィスには、第2のLAN106が配置されている。第2のLAN106は、第2のゲートウェイ107によってインターネット105に接続されている。この第2のLAN106には、顧客のファクシミリ装置101の部品管理を行うファクシミリ部品管理装置108や第2のサーバ109が接続されている。ファクシミリ部品管理装置108は、本実施例ではパーソナルコンピュータで構成しているが、ファクシミリ装置等の他の通信端末に、ソフトウェアあるいはハードウェアによって付加的な機能を付けることで同様の装置を構成することができる。
また、インターネット105には、ファクシミリ装置101の各種保守部品や消耗品の注文を受けてその配送に関する管理を行う部品管理サーバ111が接続されている。部品管理サーバ111は、配送業者の車両等の交通手段112と連絡をとって、必要な保守部品あるいは消耗品を、要請のあったファクシミリ装置101の場所まで配達したり、契約内容によっては修理のためのサービスマンを派遣するようになっている。
図2は、本実施例のファクシミリ購入者側のファクシミリ装置の構成の概要を表わしたものである。ファクシミリ装置101は、画像の送受信と画像の読み取りおよび受信した画像のプリントを行うファクシミリ機能部120の他に、本実施例の前提となる部品契約を実現するための各種の回路部品を配置している。これらの回路部品については次に説明する。ただし、これらの回路部品の少なくとも一部は、図示しないCPU(Central Processing Unit)や制御プログラムを格納した記憶媒体としてのROM(Read Only Memory)および作業用メモリとしてのRAM(Random Access Memory)によってソフトウェア的に実現することができる。また、ファクシミリ機能部120はこれらの回路部品とその一部が共用されていてもよい。
本実施例では、ファクシミリ機能部120の操作にも兼用される操作部121が、複数の代理店に関する情報を格納した代理店情報記憶部122と、顧客に関する情報を格納した顧客情報記憶部123と接続されている。この通信装置の部品対処システム100では、ファクシミリ装置101内の予め定めた幾つかの特定部品のいずれかについて故障したとか寿命が近づいた場合、あるいは消耗品としての部品が残り少なくなったように、それらの継続使用上の問題が生じたとき、予め設定した代理店に対してこの問題を解決するための部品の発注やサービスマンの派遣の要請を行うようになっている。この要請は、ファクシミリ装置101が通知情報をファクシミリ部品管理装置108(図1)に送出する形式で行うようになっている。
図1に示したファクシミリ部品管理装置108に送信する通知情報を生成する通知情報生成部124は、顧客情報記憶部123から顧客情報125の入力を行う一方、装置状態監視部126から要通知情報127を入力するようになっている。ここで、要通知情報127とは、ファクシミリ装置101の図示しないセンサによる各部の動作の監視結果から、その動作が許容範囲を超えていたり、該当する保守部品が使用困難な状態で修理や交換が必要になったとき、あるいは寿命が近づいてこのような問題が発生するおそれがあることが確認されたとき、または消耗品としての交換時期が近づいたといったような継続使用上の問題が生じたとき、図1に示したファクシミリ部品管理装置108にその旨を通知するための情報である。消耗品の中には、トナー供給装置のように自身にセンサを配置しており、交換時期が近づいたことを装置本体側に知らせるものもある。
顧客情報記憶部123には、各種保守部品や消耗品の発注を行った際の通信履歴の記憶および監視を行う通信履歴記憶・監視部128から監視情報129を得るようになっている。通信履歴記憶・監視部128はTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)プロトコル制御部131から通信履歴情報132を取得するようになっている。TCP/IPプロトコル制御部131は、代理店情報記憶部122に図1に示すインターネット105を経由してファクシミリ部品管理装置108から送られてきた代理店情報133を送出するようになっている。すなわち、ファクシミリ部品管理装置108側が提供する代理店情報133が、図1に示す第2のLAN106、インターネット105、第1のゲートウェイ104、第1のLAN102を順に経由し、TCP/IPプロトコル制御部131を通じて受信され、最新の情報に更新されることになる。これにより、ファクシミリ装置101を購入した顧客は、代理店についての最新の情報や消耗品や保守部品の価格の推移を遅滞なく把握することができるようになっている。
通信履歴記憶・監視部128は、また、ファクシミリ部品管理装置108に対して通知情報を送出した際のインターネットの接続環境を通信履歴として記憶するようになっており、また新しく通知情報を送出した際には、そのインターネットの接続環境を過去の履歴と比較するようになっている。ファクシミリ装置101が仮に盗難にあったりすると、その設置環境が異なってくるのでインターネットの接続環境が異なるのが通常である。通信履歴記憶・監視部128はこの比較結果が不一致とされたときにその旨の監視情報129をファクシミリ部品管理装置108あるいは予め定めたインターネット上のアドレスに送出し、異常を通知できるようになっている。電子メールが予め定めた相手先に送信されるものであってもよい。
特定部品の補充や修理または交換を行う代理店についての情報は、1つの代理店に限られるものではない。たとえばメーカは、複数の顧客が過去に選定を希望した複数の代理店(あるいは代理店候補店)を選択し、これらについての情報を1つの代理店のファクシミリ部品管理装置108を通じて顧客側のファクシミリ装置101に配信させるようにしてもよい。また、ファクシミリ装置101を購入した顧客が独自に代理店契約を行って、その情報を代理店情報記憶部122に格納させることも可能である。
通知情報生成部124は、装置内の各部の状態の種別や通知に必要な情報の各名称を表わした図示しないテーブルを備えている。そして、顧客情報記憶部123から得られた顧客情報125および装置状態監視部126から得られた要通知情報127に加えて、ファクシミリ部品管理装置108側に通知すべき装置情報としてのファクシミリ装置101の装置名称、固有の号機番号および設置日を収集して、通知情報を生成するようになっている。
この通知情報135を入力するSSL符号化部136は、TPM暗号部139と接続されている。TPM暗号部139を構成するセキュリティチップによる暗号鍵141によって通知情報137が秘匿化されるようになっている。これは、たとえばファクシミリ部品管理装置108へインターネット105を経由して情報が届く途中の伝送路で、顧客のアカウント情報が第三者に盗聴され、あるいは情報が盗まれたとしても、これらの情報を復号化できないようにするためである。このように本実施例ではTPM暗号部139の存在によって、通知情報137を安全に通知することができる。SSL符号化部136は、秘匿化した顧客のアカウント情報を、TCP/IPプロトコル制御部131に出力する。TCP/IPプロトコル制御部131は、SSL符号化部136から得た通知情報137を、TCP/IPプロトコルに従ってネットワーク制御部138に出力する。
ネットワーク制御部138は、TCP/IPプロトコル制御部131から得られた通知情報142が、図1に示した第1のサーバ103に届くようにデータリンク制御を行うようになっている。第1のサーバ103は、図1に示したファクシミリ部品管理装置108から受信した情報に従って、これがファクシミリ部品管理装置108に届くようにルーティング制御する。これにより、ファクシミリ装置101から送出されたパケットが、図1に示す第1のゲートウェイ104からインターネット105に送出される。このようにしてファクシミリ部品管理装置108の保守管理や消耗品の補給の要請が可能になる。
なお、ファクシミリ装置101の購入を行って、予め定めた特定の部品の保守や消耗品としての部品の補充について、あるいはサービスマンの派遣についての契約を締結したユーザは、消耗品や保守部品の代金を支払ったり、保守サービスの代金を支払う際に、クレジットカードで決済を行うようになっている。操作部121は、この際に必要とされるクレジットカードの番号、有効期限等のユーザのアカウント情報を入力するために用いられるようになっている。また、ユーザは、代理店情報記憶部122に予め格納されている代理店情報を基にして、ローラ、パッド、ヒータあるいは光源等の保守部品や、用紙、トナー、感光体ドラム等の消耗品の販売店としての代理店を選定するときに、操作部121を使用してその選択を行ったり、これらの部品の届け先を入力することができる。
図3は、ファクシミリ部品管理装置の構成の概要を表わしたものである。本実施例のファクシミリ部品管理装置108は代理店の数に対応して用意されているが、ここでは説明を簡単にするためにその1つを代表的に説明する。ファクシミリ部品管理装置108は通信機能を備えたパーソナルコンピュータで構成されている。もちろん、ファクシミリ装置等のそれ以外の通信機器であってもよい。本実施例のファクシミリ部品管理装置108は、図示しないCPU、制御プログラムを格納したハードディスク等の記憶媒体および作業用メモリとしてのRAMを用いることで、その少なくとも一部をソフトウェア的に実現している。
このうちネットワーク制御部151は図1に示す第2のLAN106に接続されており、インターネット105から顧客側のファクシミリ装置101が送出した発注等の通知情報を受信するようになっている。ネットワーク制御部151が受信した通知情報152は、TCP/IPプロトコル制御部153を介してSSL復号化部155に入力されるようになっている。SSL復号化部155はTPM暗号部156と接続されている。TPM暗号部156は、暗号鍵を内蔵したIC(Integrated Circuit)チップを備えている。この結果、暗号化されたデータが保存されたハードディスクから物理的に分離されているので、顧客側のファクシミリ装置101から送られてきた情報を復号化される可能性が極めて低くなる。
SSL復号化部155は、TCP/IPプロトコル制御部153から取得した顧客のアカウント情報を、TPM暗号部156に格納された鍵情報を基にして復号化するようになっている。通知情報解析部157は、この復号化された情報158を解析することで、装置情報、発注した物品、顧客アカウント情報および届先に分解する。そして、これら分解後の情報158を顧客情報記憶部159にそれぞれ格納する。また、通知情報解析部157は分解後の顧客アカウント情報の有効性を確かめる処理も行う。すなわち、銀行、信販会社その他の金融機関に問合せを行い、送られてきた顧客アカウント情報が有効であれば決済の対象とする。無効であれば顧客としてのファクシミリ装置101側に対してこれを通知するようになっている。
通知情報解析部157は、また、顧客のアカウント情報であった場合に、その発注した物品が発注した数量だけ在庫があるかどうかを判別する。必要な在庫があれば、図1に示した部品管理サーバ111に発送のための情報を送出するようになっている。これに対して、発注した数量の在庫がない場合は、図示しない購買部門に該当する物品の補充を促すことになる。
通知情報解析部157は、これらの処理を示す情報も顧客情報記憶部159に送出する。顧客情報記憶部159は、これらの処理情報161を操作部162に出力することになる。操作部162は、図示しないキーボードや、ポインティングデバイスとしてのマウス等の入力装置および視覚情報を表示するためのディスプレイやプリンタ等の出力装置を備えている。
ファクシミリ部品管理装置108の管理者は、この操作部162を使用して自己の代理店の特色や最新情報を入力するようになっている。操作部162から入力された情報163は、代理店情報記憶部164に格納される。ファクシミリ部品管理装置108は、代理店情報記憶部164からたとえば定期的にこれらの情報165を読み出して、顧客側のファクシミリ装置101に送出するようになっている。具体的には、代理店情報記憶部164から読み出された情報165は、TCP/IPプロトコル制御部153、ネットワーク制御部151、第2のLAN106、第2のサーバ109、第2のゲートウェイ107およびインターネット105を経て、顧客側のファクシミリ装置101に送出されることになる。なお、複数の代理店が情報を共有して各顧客に配信する場合には、これらの情報がたとえばメーカ側の図示しないサーバに集積された後、それぞれのファクシミリ装置101に定期的に配信されるものであってもよい。
<システムの運用例>
図4は、本実施例でファクシミリ装置の部品の補充やサービスマンの派遣について顧客が行うための代理店契約モードにおける処理の流れを表わしたものである。ファクシミリ装置101を購入あるいはレンタルした顧客は、購入あるいはレンタルしたその時点だけでなく、その後の任意の時点で代理店契約処理を行うことができる。この処理は、図2に示したファクシミリ装置101の図示しない記憶媒体に格納された制御プログラムを同じく図示しないCPUが実行することによって行われる。代理店契約モードへの設定は、ファクシミリ装置101の操作部121に備えられたディスプレイ(図示せず)にメニュー画面が表示された状態で、その項目の中から「装置管理」の項目を選択し、そのとき表示されるパスワード入力欄に管理者にのみ知らされているパスワードを入力することで行う。
代理店契約モードに移行すると、ディスプレイには代理店について「新規登録」を行うか、あるいは以前登録した内容の確認や変更登録のためのを行うかの選択肢が表示される(ステップS201)。管理者が「新規登録」を選択すると(ステップS202:Y)、ファクシミリ装置101の図示しないCPUが代理店情報記憶部122から代理店情報を読み出して、代理店の一覧をディスプレイに表示する(ステップS203)。このとき、それぞれの代理店の名称だけでなく、これらの代理店が行う業務の範囲や特色が簡単に表示されてもよい。
管理者が1つの代理店を選択すると(ステップS204:Y)、その代理店の契約内容の詳細が代理店情報記憶部122から読み出されてディスプレイに表示される(ステップS205)。たとえばトナー等の消耗品であれば、その価格や納期が物品ごとに表示される。管理者がその代理店に決定をするキー操作を行うと(ステップS206:Y)、その代理店をたとえば消耗品のサービスについて選定するとか、保守部品の寿命が近づいたときにその交換をサービスマンが来て行う等の代理店契約の内容の登録が行われる(ステップS207)。
これに対して、管理者が他の代理店についての詳細情報を検討する場合(ステップS206:N)、次の代理店を表示するキー操作を行う(ステップS208:Y)。この場合には代理店情報記憶部122から次の代理店の情報が読み出され(ステップS209)、その内容がディスプレイに表示される(ステップS205)。代理店の決定操作も次の代理店の検討処理の操作も行っていない間は(ステップS206:N、ステップS208:N)、現在選択している代理店の情報がディスプレイに継続的に表示されることになる。また、管理者が代理店の新規登録の中止をする場合には(ステップS204:N、ステップS210:Y)、代理店契約モードの処理が終了する(エンド)。
一方、管理者が代理店登録の内容を確認したり、場合によっては代理店の変更を行おうとするときには(ステップS211:Y)、現在登録されている代理店の契約内容がディスプレイに表示される(ステップS212)。管理者が代理店を未登録の状態で登録内容の確認を行った場合、ステップS212では未登録であることが表示されることになる。
ディスプレイに現在登録されている代理店の契約内容が表示されている状態で、管理者は代理店を変えるかどうかを検討することができる。このとき、ステップS207で登録した契約内容が、保守部品、消耗部品といったように幾つかの分野について分割して登録していた場合には、分野ごとに登録の変更が可能である。登録の変更を行う場合には(ステップS213:Y)、ステップS203に進んで、すでに説明したようにして代理店の登録処理が行われる。登録の変更を行わずに今の契約内容とする場合には(ステップS213:N、ステップS214:Y)、そのまま処理が終了する(エンド)。
図5は、図4のステップS207で示した契約の登録処理を具体的に表わしたものである。前記したCPUは管理者が操作部121(図2)を使用して、全分野について1つの代理店に一括契約するか、あるいは分野を細かく指定して幾つかの代理店と個別契約を行うかを監視している(ステップS221、ステップS222)。管理者が1つの代理店に対して一括契約を行う操作を行った場合には(ステップS221:Y)、そのファクシミリ装置101に係わる物品の購入や交換、修理およびサービスマンの派遣について、選択した1つの代理店との間で契約が行われ、その内容が代理店情報記憶部164の所定の領域に登録されることになる(ステップS223)。
これに対して、管理者が代理店の個別契約を選択した場合には(ステップS222:Y)、ディスプレイに個別契約の各形態がメニュー表示される(ステップS224)。たとえば、消耗品だけその代理店と契約するとか、保守部品の補充は受けるがサービスマンの派遣は自動的には行わないというように各種の契約の形態が表示され、管理者はその中から所望のものを一度に1項目だけ選択することができる。その選択が行われたら(ステップS225:Y)、選択された分野についてその代理店との契約が登録される(ステップS226)。ここで同一の代理店についての契約が全部終了した場合には(ステップS227:Y)、契約内容の登録処理が終了する(エンド)。
同一の代理店について、他の分野の契約を更に行う場合には(ステップS227:N)、ステップS224に戻って、個別契約のメニューの中から次の分野を選択する(ステップS225:Y)。このようにして同一の代理店についても各種の契約内容に分けた個別契約が可能である。たとえば、トナーはこの代理店から購入するが、ロール紙は他の代理店から購入するというような場合、本実施例では消耗品を一括で指定するのではなく、更に細分化された分野(物品)で契約内容を結ぶことが可能である。
図6は、代理店側のファクシミリ部品管理装置による発注処理の流れを表わしたものである。ファクシミリ部品管理装置108もその図示しないCPUがハードディスク等の記憶媒体に格納された制御プログラムを実行することで、この処理を行うようになっている。すなわち図1に示したファクシミリ装置101から通知情報が送られてきたら(ステップS241:Y)、SSL復号化部155がこれに含まれているアカウント情報を復号化する(ステップS242)。通知情報解析部157は、この復号化された情報158を解析して、装置情報、発注した物品、顧客アカウント情報および届先に分解して顧客情報記憶部159にそれぞれ格納する(ステップS243)。
通知情報解析部157は得られたアカウント情報が有効であるかを判別し(ステップS244)、無効であれば(N)、通知情報を送ってきたファクシミリ装置101に対して無効であることを通知する(ステップS245)。これにより、ファクシミリ装置101の管理者は、訂正された通知情報を再度送信することができる。
アカウント情報が有効な場合には(ステップS244:Y)、物品が発注された場合にはそれらのすべてについて在庫があるかどうかを判別する(ステップS246)。サービスマンを派遣することが要請されている場合には、その人員が直ちに調達できるかの判別が行われることになる。在庫があったり、サービスマンの派遣に問題がなければ(Y)、物品の発送またはサービスマンの派遣の処理が実行される(ステップS247)。これに対して、これらの実行が直ちには不可能な場合(ステップS246:N)、配送または派遣の日時等の遅延に対する対策が制御プログラムの実行によって調べられ、その結果がファクシミリ装置101に対して通知されることになる(ステップS248)。
図7は、顧客側のファクシミリ装置と代理店側のファクシミリ部品管理装置の通信する情報の一例を具体例に示したものである。同図(a)は、図2に示したファクシミリ装置101自体を表わす「装置情報」と、通知情報として発注した物品を示す「発注部品」であり、ここでは保守部品として「ヒータユニット」が発注されている。
同図(b)は、販売や保守を行う「代理店」を表わしたものである。ここには、URL(Uniform Resource Locator)も付記されており、ファクシミリ装置101の管理者は、取り扱う物品やサービスについてのコンテンツ情報を取得することができる。
同図(c)は、「購入者アカウント情報」および図2に示したファクシミリ装置101の設置場所としての「届先」を表わしている。これは、ファクシミリ装置101の管理者が、操作部121(図2)から入力したものである。
図8は、ファクシミリ装置あるいはその一部が盗難されたような場合の警告処理の様子を表わしたものである。図2に示したファクシミリ装置101は、通知情報を図1に示したファクシミリ部品管理装置108に送出するたびに(ステップS261:Y)、そのときのインターネット105に対する接続環境を通信履歴として通信履歴記憶・監視部128に格納するようになっている(ステップS262)。そして、次に通信履歴記憶・監視部128から前回格納した通信履歴を読み出して両者の接続環境を比較する(ステップS263)。
この比較結果が不一致であれば(ステップS264:Y)、ファクシミリ装置101の設置場所が異なっているか、あるいはファクシミリ装置101に配置されている図示しないハードディスク等の記憶媒体が他の機器に使用されている可能性がある。そこで、設置場所が移動したことによる盗難の可能性があることを示す監視情報を作成する(ステップS265)。そして、この作成した監視情報を管理者の指定した方法で指定した宛先に送信する(ステップS266)。たとえばファクシミリ装置101の管理者が電子メールによる送信を指定していた場合には、指定した宛先に監視情報を送信する。管理者が送信の指示を特別に行っていない場合、監視情報はファクシミリ部品管理装置108に送出される。
ファクシミリ部品管理装置108は、監視情報の到来を監視しており、これが来た場合には登録した管理者に対して電話あるいは電子メールで盗難の有無の確認を行う。ファクシミリ装置101自体にその旨の文書を送信して、文書が不達の場合に、登録した管理者に対して電話あるいは電子メールで盗難の有無の確認を行ってもよい。
ステップS265の処理の後、ファクシミリ装置101は自己に固有のアカウント情報をクリアする(ステップS267)。これにより、たとえばファクシミリ装置101を盗んだ者が、今まで設置されていた場所とは異なる場所で、更に継続的にそのファクシミリ装置101の部品の配送を受けようとしても、アカウント情報がクリアされた後にこれを行うことができなくなる。このようにアカウント情報が第三者により詐称されることを防止することができる。しかも、この第三者が部品の届け先やサービスマンの訪問する場所を盗難時点で変更していない限り、第三者がこれにより購入者の利便を継続的に享受することはない。
以上説明した実施例では顧客側の通信装置がファクシミリ装置なので、これを販売したメーカあるいは代理店等の問題解決組織は、顧客に対する情報の伝達手段としてファクシミリ通信を利用することができる。実施例のファクシミリ部品管理装置108が同じくファクシミリ装置であれば、顧客側もファクシミリで情報の伝達が可能である。
なお、実施例では、通信装置としてファクシミリ装置を例に挙げたが、インターネットへの接続機能を備えたパーソナルコンピュータ、テレビジョン、電話機、冷蔵庫等の他の通信端末に対しても本発明を同様に適用することができる。
また実施例では、決済のためのにクレジットカードを使用する場合を例として挙げたが、身元確認が取れれば電子取引のための各種の手法を本発明に適用可能であることは当然である。
更に実施例ではインターネットによるファクシミリ通信を前提として説明を行ったが、何らかの障害発生時にファクシミリ通信網による代替通信も有効な手段であることはいうまでもない。
本発明をファクシミリ装置に適用した場合の通信装置の部品対処システムの要部についてのシステム構成図である。 本実施例のファクシミリ購入者側のファクシミリ装置の構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施例のファクシミリ部品管理装置の構成の概要を表わしたブロック図である。 本実施例でファクシミリ装置が行う代理店契約モードにおける処理を表わした流れ図である。 図4のステップS207で示したファクシミリ装置側における契約の登録処理を具体的に表わした流れ図である。 本実施例で代理店側のファクシミリ部品管理装置による発注処理の流れを表わした流れ図である。 本実施例で顧客側のファクシミリ装置と代理店側のファクシミリ部品管理装置の通信する情報の一例を具体例に示した説明図である。 本実施例でファクシミリ装置あるいはその一部が盗難されたような場合の警告処理の様子を表わした流れ図である。
符号の説明
100 通信装置の部品対処システム
101 ファクシミリ装置
102 第1のLAN
105 インターネット
106 第2のLAN
108 ファクシミリ部品管理装置
111 部品管理サーバ
121、162 操作部
122、164 代理店情報記憶部
123、159 顧客情報記憶部
124 通知情報生成部
126 装置状態監視部
128 通信履歴記憶・監視部
136 SSL符号化部
138、151 ネットワーク制御部
139、156 TPM暗号部
155 SSL復号化部
157 通知情報解析部

Claims (7)

  1. インターネットを用いて予め設定した特定の通信装置を含む宛先と通信する通信手段と、
    自装置の盗難の可能性が生じた場合の通知先を予め設定しておく通知先設定手段と、
    前記通信手段が前記特定の通信装置と通信するたびにその通信先との接続環境を格納する接続環境格納手段と、
    前記特定の通信装置と通信するたびに前記接続環境を前記接続環境格納手段に格納されているそれ以前の接続環境と比較する接続環境比較手段と、
    この接続環境比較手段で接続環境が以前と異なると判別されたとき前記通知先設定手段で設定した通知先にその旨を通知する通知手段
    とを具備することを特徴とする通信装置。
  2. 前記通知先設定手段は、前記特定の通信装置の管理者の電子メールのアドレスを用いて電子メールでその管理者に通知する設定を行っていることを特徴とする請求項1記載の通信装置。
  3. ファクシミリ通信を行うファクシミリ装置としての機能を備えており、前記特定の通信装置はインターネットを介してファクシミリ装置の部品の受注管理を行うを行う者が管理する装置であることを特徴とする請求項1または請求項2記載の通信装置。
  4. 自装置の盗難の可能性が生じた場合の通知先を予め設定しておく通知先設定ステップと、
    インターネットを介して特定の通信装置と通信するたびにその通信先との接続環境を所定の接続環境格納手段に格納する接続環境格納ステップと、
    前記特定の通信装置と通信するたびに前記接続環境を前記所定の接続環境格納手段に格納されているそれ以前の接続環境と比較する接続環境比較ステップと、
    この接続環境比較ステップで接続環境が以前と異なると判別されたとき前記通知先設定ステップで設定した通知先にその旨を通知する通知ステップ
    とを具備することを特徴とする通信方法
  5. 前記通知先設定ステップでは、前記特定の通信装置の管理者の電子メールのアドレスを用いて電子メールでその管理者に通知する設定を行うことを特徴とする請求項4記載の通信方法。
  6. コンピュータに、
    自装置の盗難の可能性が生じた場合の通知先を予め設定しておく通知先設定処理と、
    インターネットを介して特定の通信装置と通信するたびにその通信先との接続環境を所定の接続環境格納手段に格納する接続環境格納処理と、
    前記特定の通信装置と通信するたびに前記接続環境を前記所定の接続環境格納手段に格納されているそれ以前の接続環境と比較する接続環境比較処理と、
    この接続環境比較処理で接続環境が以前と異なると判別されたとき前記通知先設定処理で設定した通知先にその旨を通知する通知処理
    とを実行させることを特徴とする通信プログラム。
  7. 前記通知先設定処理では、前記特定の通信装置の管理者の電子メールのアドレスを用いて電子メールでその管理者に通知する設定を行うことを特徴とする請求項6記載の通信プログラム。
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