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JP4430438B2 - ストリップ階段 - Google Patents
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JP4430438B2 - ストリップ階段 - Google Patents

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本発明は、上下階に渡って斜めに設置されるささら桁と、このささら桁の長手方向に所定間隔で設けられた段板支持部材と、この段板支持部材に支持された複数の段板と、前記ささら桁の四周を覆う桁カバーとを備えたストリップ階段に関する。
建物の室内に設けられるストリップ階段が知られている。このストリップ階段は、2枚のささら桁に複数枚の段板を取り付け、これらの段板に手すりを取り付けて構成されている。段板は、ささら桁の上面に釘打ち等により取り付けられた、例えば三角形状の段板支持部材に取り付けられている(例えば特許文献1参照)。
ところが、前記特許文献1では、2枚のささら桁、複数枚の段板および段板支持部材をそれぞれ別個に製作し、それらを組み立ててストリップ階段を完成させているため、製作の手間が多くかかり、また、段板支持部材の取り付けに多くの手間がかかる。そのため、段板支持部材を、精度よく所定位置に取り付けてささら桁と一体化させることが容易ではないという課題がある。
そこで、本出願人は、特願2003−376556号公報に記載のように、ささら桁と段板支持部材とを、同一材料から切り出し、一体物として形成することによって、容易に製作できるとともに、ささら桁と段板支持部材との位置を精度よく決めることができ、ささら桁と段板支持部材とを容易に一体化できるストリップ階段を提供した。
これは、図13に示すような構造のものである。すなわち、このストリップ階段1は、登り方向に向かって右側および左側の左右2枚のささら桁10、11と、これらのささら桁10、11の上面に、所定間隔で設けられた複数の段板支持部20と、この段板支持部20に取り付けられた複数枚の段板30とを主体として構成されている。
そして、ささら桁は、図14に示すように、内側桁部材12と外側桁部材13との2枚を貼り合わせた後、それぞれの外側にサイドパッキン14、15を貼り合わせ、それらを外装部材である桁カバー16で覆って形成されている。
なお、前記段板30は、図13に示すように、所定厚さの合板等で形成されており、その裏面には所定間隔をあけて、2個の角柱31がその長手方向を段板30の幅方向に沿わせて互いに平行に取り付けられている。
これら角柱31は、前記内側桁部材12と外側桁部材13との高さの差によって構成されるブロック部22の高さ寸法よりわずかに小さな寸法に形成されており、段板支持部材20と係合可能な形状となっている。
また、各内側桁部材12の段板支持部12B、および外側桁部材13の段板支持部13Bのすべてにも、外装部材であるカバー17が被せられるようになっている。
このような構造のストリップ階段1においては、図15に示すように、2枚のささら桁10、11は、上部の取り付け部12D、13Dが上受け材25で連結されるとともに、その上受け材25を被取り付け部50に釘打ち等で取り付けて固定されている。
また、2枚のささら桁10、11の下部の係合溝12E、13Eは、室内Aの床60の所定位置に固定された下受け材26に係合し、かつ釘打ち等により固定されている。
一方、桁カバー16は、合成樹脂、例えばオレフィン製シートを合板に接着して形成された複合合板であるWS(木質シリーズ)オレフィン合板で形成され、図14に示すように、内側桁部材12、外側桁部材13およびサイドパッキン14、15を覆ったとき、断面略コ字形になっており、ささら桁10、11の形状に合わせて加工して被せたものである。また、この桁カバー16の表面には、前記段板支持部20を挿通可能とする複数の穴部16Aがあけられている。
特開平11−303216号公報
ところで、上記のような構造のストリップ階段1では、前記桁カバー16は、内側桁部材12、外側桁部材13およびサイドパッキン14、15を覆ったとき、断面略コ字形になっており、ささら桁10、11の全体を覆う構造ではなかった。このため、例えば、設置されたストリップ階段1を裏側から覗くと、ささら桁10、11の底面が露出することになり、見映えが良くないという問題があった。
なお、前記断面略コ字形の桁カバー16に代えて、ささら桁10の四周を覆うような形態の桁カバー16aとすれば、前述した問題を解決することができるが、図16に示すように、床面60に不陸などがあると、桁カバー16aの底面全体が面に接する形態となるため、不陸の段差分だけ桁カバー16aの前面が浮いてしまい、この桁カバー16aの床側端部と床面60との間にすき間Sが形成されてしまう。このため、ストリップ階段の下端部分の納まりが悪くなり、きれいに仕上げることができなかった。
本発明は、ささら桁四周を覆う形態の桁カバーを採用してストリップ階段の見映えを良くするとともに、桁カバーの一部の床側端部を、床面に対して端縁のみが接する形態とすることで、床面に多少の不陸があっても、桁カバーと床面との間にすき間が形成されずに、見映えの良い仕上がりができるストリップ階段を提供することを目的とする。
請求項1記載の発明は、上下階に渡って斜めに設置するささら桁10、11と、このささら桁10、11の長手方向に所定間隔で設けた段板支持部材20と、この段板支持部材20で支持した複数の段板30と、前記ささら桁10、11の四周を覆う桁カバー18とを備えたストリップ階段1において、
前記ささら桁カバー18を、ささら桁上面を覆う天面カバー部18Bと、ささら桁側面を覆う側面カバー部18Cと、ささら桁下面を覆う底面カバー部18Dとから構成して、
これら各カバー部の床側端部19を、床面60に接する形態で斜めにカットして形成し、しかも底面カバー部18Dの床側端部19Dを床面60に対して端縁のみが接する形態で斜めにカットしていることを前記課題の解決手段とした。
請求項1記載の発明によれば、底面カバー部18Dの床側端部19Dを、床面60に対して端縁のみが接する形態に斜めにカットすることによって、桁カバー18の底面カバー部18Dが縁部のみで床面に接し、桁カバー18の天面カバー部18Bを前側に倒して床面60と接しさせることができ、床面60の不陸を吸収して、不陸によって生じる段差部分のすき間を隠すことができる。
また、この桁カバー18は、天面カバー18B、側面カバー18C、底面カバー18Dによってささら桁10、11の四周を覆うため、ストリップ階段1全体の見映えを良くすることができる。
請求項2記載の発明は、桁カバー18を構成する各カバー部を、折り部Dを介して連結して構成し、かつ、桁カバー18の折り部Dには、折り部Dを挟んで両側に、折り部Dに所定の厚さを残して厚さ方向の一方側から他方側に向かって45°の角度でカットしたVカット部Kを形成していることを前記課題の解決手段とした。
請求項2記載の発明によれば、前記Vカット部Kに沿って、折り部Dを折り曲げるとほぼ90°に折り曲げて各カバー部を組み付けることができ、また、この桁カバー18がある程度の厚みを有していても、容易に折り曲げてささら桁10、11の四周を覆うことができる。
請求項3記載の発明は、桁カバー18の天面カバー部18Bに、段板支持部材20を挿通可能とする複数の穴部18Aを形成していることを前記課題の解決手段とした。
請求項3記載の発明によれば、段板支持部材20と穴部18Aを挿通させるだけで、この桁カバー18をささら桁10、11に被せる際の位置決めがなされ、この天面カバー部18Bから順々に各カバー部を被せていって、ささら桁10、11の四周を覆うことができる。
請求項4記載の発明では、桁カバー18が、合成樹脂製シートを合板に接着して形成された複合合板であることを前記課題の解決手段とした。
請求項4記載の発明によれば、合成樹脂製シートによって耐水性および耐久性に優れ、また、合成樹脂製シートを残して合板を45°のVカット加工ができる。
請求項1記載の発明によれば、底面カバー部18Dの床側端部19Dを、床面60に対して端縁のみが接する形態に斜めにカットすることによって、桁カバー18の底面カバー部18Dが縁部のみで床面に接し、桁カバー18の天面カバー部18Bを前側に倒して床面60と接しさせることができ、床面60の不陸を吸収して、不陸によって生じる段差部分のすき間を隠すことができる。
また、この桁カバー18は、天面カバー18B、側面カバー18C、底面カバー18Dによってささら桁10、11の四周を覆うため、外観に優れた見映えのよい仕上がりとなる。
請求項2記載の発明によれば、Vカット部Kに沿って、折り部Dを折り曲げると、ほぼ90°に折り曲げて各カバー部を組み付けることができ、この桁カバー18がある程度の厚みを有していても、容易に折り曲げてささら桁10、11の四周を覆うことができるので、外観に優れた見映えの良い仕上がりとなる。
請求項3記載の発明によれば、段板支持部材20と穴部18Aを挿通させるだけで、この桁カバー18をささら桁10、11に被せる際の位置決めがなされ、この天面カバー部18Bから順々に桁カバー18を被せていくことによって、桁カバー18でささら桁10、11の四周を覆うことができるので、外観に優れた見映えの良い仕上がりとなる。
請求項4記載の発明によれば、桁カバー18が、合成樹脂製シートを合板に接着して形成した複合合板であることから、耐水性および耐久性に優れるとともに、合成樹脂製シートを残して合板を45°のVカット加工ができるので、外観にも優れたストリップ階段1とすることができる。
以下、図面を参照して、本発明に係るストリップ階段1の実施の形態を詳細に説明する。なお、本実施の形態のストリップ階段1については、前記特願2003−376556号公報に記載されたストリップ階段1と同様の構成部分があるため、説明の便宜上、構成が同じ部分に関しては、同様の符号を用い、構成の異なる部分に関しては、異なる符合を用いて説明する。
本実施の形態のストリップ階段1は、図1に示すように、上下階に渡って斜めに設置されるささら桁10、11と、このささら桁10、11の長手方向に所定間隔で設けられた段板支持部材20と、この段板支持部材20に支持された複数の段板30と、前記ささら桁10、11の四周を覆う桁カバー18とを主体として構成されている。
前記ささら桁10、11は、登り方向に向かって右側、および左側の左右2枚のささら桁10、11が用いられ、左右勝手違いに形成されているのみで、構成はほぼ同じなので、以下には右側のささら桁10で詳細を説明する。
前記ささら桁10は、図2に示すように、内側桁部材12と外側桁部材13との2枚を貼り合わせた後、それぞれの外側にサイドパッキン14、15を貼り合わせ、それらを外装部材である桁カバー18で覆って形成される。
内側桁部材12は、図3に示すように、それぞれ、本体部12Aと、この本体部12Aと一体的に形成された複数の段板支持部12Bとを含み形成されている。これらの本体部12Aおよび段板支持部12Bは、例えば、所定厚さの合板を、ツールホルダー101に取り付けられた鋸刃等の工具100をNC制御等により加工する機械加工により一体的に切り出して形成されている。
段板支持部12Bは、例えば6箇所にわたって設けられている。また、内側桁部材12の上端部には取り付け部12Dが形成され、この取り付け部12Dには、図4に示すように、上受け材25が取り付けられるようになっている。さらに、内側桁部材12の下端部には係合溝12Eが形成され、この係合溝12Eは、下受け材26と嵌合可能となっている。このような取り付け部12D、係合溝12Eも、本体部12Aおよび段板支持部12Bを作る際に、NC加工等の機械加工により一体的に切り出して形成されている。
なお、取り付け部12Dおよび係合溝12Eは、内側桁部材12、外側桁部材13を貼り合わせ、さらに、前記サイドパッキン14、15をそれぞれの外側に貼り合わせたとき、図2に示すように、サイドパッキン14、15で隠されるようになっている。
また、外側桁部材13は、内側桁部材12とほぼ同じような形状となっており、図2に示すように、本体部13A、段板支持部13B、取り付け部12D、および係合溝12Eを有するとともに、それらの各部が、内側桁部材12と同じようにNC加工等の機械加工により一体的に切り出して形成されている。
そして、これらの内側桁部材12と外側桁部材13とが貼り合わされたとき、それぞれの段板支持部12A、13Aの上面12C、13Cは、内側桁部材12の上面12Cが外側桁部材13の上面13Cよりも高くなっており、その内側桁部材12の高くなった部位がブロック部22を構成している。
前記サイドパッキン14、15は、図2に示すように、幾分薄目の(例えば5.5mm程度)、例えば合板で形成され、各桁部材の反対部の幅とほぼ同じ寸法の幅および長さに形成されている。
前記段板30は、図5に示すように、所定厚さの合板等で形成されており、その裏面には所定間隔をあけて、2個の角柱31がその長手方向を段板30の幅方向に沿わせて互いに平行に取り付けられている。これらの角柱31は、例えばラワン合板等の板部材で形成されるとともに、段板30の長さ方向および幅方向のほぼ中央に配置され、ボンド等の接着剤で接着すると同時にビス等によって段板30に固定されている。
これら角柱31は、前記内側桁部材12の上面12Cと外側桁部材13の上面13Cとの高さの差、つまり前記ブロック部22の高さ寸法よりわずかに小さな寸法に形成されており、段板支持部材20と係合可能な形状となっている。
なお、段板30は、図5では直方体形状に記載されているが、平板状であれば、円形や楕円形など、任意の形状とすることができる。
前記桁カバー18は、図6(a)に示すように、ささら桁10の上面を覆う天面カバー部18Bと、ささら桁10の側面を覆う側面カバー部18Cと、ささら桁10の下面を覆う底面カバー部18Dとから構成されている。そして、耐水性および耐久性に優れる合成樹脂、例えばオレフィン製シートを合板に接着して形成された複合合板であるWS(木質シリーズ)オレフィン合板で形成されてなるものである。
また、図6(b)に示すように、裏面から、折り部Dが切り出し形成されているとともに、段板支持部材20を挿通可能とする複数の穴部18Aも形成されている。
なお、これら各カバー部、折り部Dおよび穴部18Aも、内側桁部材12等と同じようにNC加工等の機械加工で加工される。
前記各カバー部は、図7(a)に示すように、WSオレフィン合板を切削して前記折り部Dが形成されると同時に、各カバー部が形成されており、さらに、図7(b)に示すように、これら各カバー部の床側端部19が、床面60に接する形態で斜めにカットされて形成されている。
この時、天面カバー部18Bには、段板支持部材20を挿通可能にする穴部18Aが設けられ、また、底面カバー部18Dの床側端部19Dは床面60に対して端縁のみが接する形態となるように斜めにカットされている。
なお、穴部18Aの穴の周囲寸法は、段板支持部20の周囲寸法よりも大きく設定され、桁カバー18を桁部材12、13に被せる際に、前記段板支持部20を容易に挿通させることができるように形成されている。
前記折り部Dには、図8(a)に示すように、折り線Mを挟んで両側に、折り部Dに所定の厚さを残して厚さ方向の一方側から他方側に向かって45°の角度でカットしたVカット部Kが形成されている。そのため、桁カバー18を折り曲げたとき、折り線Mを挟んだ両側の切欠部Kが接触し合い、これにより、桁カバー18に多少の厚みがあっても、容易に、かつ正確に折り曲げることができる。
このような桁カバー18は、図8(b)に示すように、ささら桁10を覆ったとき、継ぎ目が2枚のささら桁10、11に挟まれた内側に位置するように構成されている。
前記穴部18Aは、図9(a)に示すように、WSオレフィン合板の裏側から表面側にかけて、略円錐状のフライス100Aで切り抜かれて形成される。この際、このフライス100Aの尖端部分によって表面側が切り抜かれるため、図9(b)に示すように、この桁カバー18の表面には、直角状の四隅を備えた穴部18Aが形成されている。
以上のような形態の桁カバー18がささら桁10に被せられることによって、図10に示すように、ささら桁10の四周が覆われ、また、断面視すると、底面カバー部18Dの床側端部19Dが端縁のみで床面60と接する形態となる。
また、この時、桁部材12、13と、桁カバー18とは密着せずに、これらの間にわずかなすき間が形成されている。これは例えば、図11に示すように、床面に不陸がある場合などに、桁カバー18の天面カバー部18Bを前側に倒して床面60と接しさせることができ、床面60の不陸を吸収して、不陸によって生じる段差部分のすき間を隠すことができるように形成されている。
なお、本実施の形態の桁カバー18は、WSオレフィン合板が用いられたが、これに限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、硬質、半硬質、軟質などの感触が可変で、色柄も木目模様、抽象柄、単色などがあり、エンボス加工を施した塩化ビニル樹脂化粧合板などがある。
以上のような構成のストリップ階段1の取り付けは、あらかじめ桁カバー18を被せた2枚のささら桁10、11を、図4に示すように、その上部を上受け材25で連結するとともに、その上受け材25を被取り付け部50に釘打ち等で取り付けて固定する。
また、2枚のささら桁10、11の下部を、室内Aの床60の所定位置に固定した下受け材26に係合し、かつ釘打ち等により固定する。この際、図示しない釘を、ささら桁10、11の、例えば外側桁部材13における下端部の斜めとなった前面から下受け材26に向けて打ち付けて、ささら桁10、11の下部と下受け材26とを固定させ、その後、内側桁部材12の段板支持部12B、および外側桁部材13の段板支持部13Bにもカバー17を被せると、釘打ち箇所を隠すことができる。
次に、前記複数の段板30を段板支持部材20にそれぞれ取り付けて、図1に示すように、上階と下階を行き来できるようにする。また、全ての段板30をささら桁10、11に取り付けたら、必要に応じて手摺り40を取り付ける。手摺り40を設ける場合には、段板30の手摺り40を設けるべき位置に手摺り40取り付け用の穴をあけておく。
そして、このストリップ階段1を取り付けた際に、床面60に多少の不陸があった場合、図11に示すように、底面カバー部18Dの床側端部19Dが、床面60に対して端縁のみが接する形態となっているので、桁カバー18の底面カバー部18Dが縁部のみで床面に接し、桁カバー18の天面カバー部18Bを前側に倒して床面60と接しさせることができ、床面60の不陸を吸収して、不陸によって生じる段差部分のすき間を隠すことができる。
また、天面カバー18B、側面カバー18C、底面カバー18Dによってささら桁10、11の四周を覆うため、ストリップ階段1全体の見映えを良くすることができる。
これらのことによって、外観に優れた見映えのよい仕上がりのストリップ階段1を提供することができる。
なお、上記のような実施の形態のほかに、例えば、不陸の状態によっては、各カバー部18の床側端部19B、19C、19Dを潰して変形させることによって、ストリップ階段1の前面に生じる段差部分のすき間を隠すことができる。
すなわち、各カバー部18の床側端部19B、19C、19Dよりも桁材12(13)を若干引っ込めた構造のささら桁10を用いる。このようなささら桁10を、例えば凹凸が生じたフローリング材61上に設置すると、図12に示すように、桁材12(13)よりも床側端部19B、19C、19Dが、先にフローリング材61に接する。すると、ささら桁10自体の重みで、これら床側端部19B、19C、19Dは潰れて変形し、凹凸の形状に馴染むことが出来る。そして、これら床側端部19B、19C、19Dが凹凸の形状に馴染むことによって、ささら桁10前面のすき間も隠すことが出来るので外観に優れた見映えのよい仕上がりのストリップ階段1を提供することができる。
また、図示はしないが、底面カバー部18Dの床側端部19Dの作用による実施の形態の他に、天面カバー部18Bに形成された穴部18Aの穴周囲の寸法と、段板支持部20の周囲の寸法との寸法差によっても同様の効果を得ることができる。
これは、ささら桁10、11に桁カバー18を容易に被せるために、前記穴部18Aの周囲の寸法を段板支持部20よりも多少大きくなるように設定していることによって、穴部18Aの穴周囲の寸法と、段板支持部20の周囲の寸法との寸法差に余裕ができるので、床面60に多少の不陸があっても、この余裕分の範疇で桁カバー18がずれて、ストリップ階段1の前面に生じる段差部分のすき間を隠すことができる。
本発明に係るストリップ階段の一実施形態を示す斜視図である。 ささら桁の一つを示す分解斜視図である。 ささら桁を構成する内側桁部材を示す側面図である。 ささら桁の取り付け位置を示す分解図である。 2枚のささら桁と段板とを示す分解斜視図である。 桁カバーであって、(a)は表側から見た平面図であり、(b)は裏側からみた平面図である。 桁カバーの加工状態を示し、(a)は折り部を形成したことを示す斜視図であり、(b)は各カバー部を形成したことを示す斜視図である。 桁カバーの被覆状態を示し、(a)は桁カバーの折り部を示す断面図であり、(b)は桁カバーをささら桁に被せたことを示す断面図である。 天面カバーの穴部を示し、(a)は裏側から切削することを示す斜視図であり、(b)は表側から見た穴部を示す斜視図である。 桁カバーをささら桁に被せた際の下端部分を断面とした、本発明の主要部分を示す斜視図である。 桁カバーをささら桁に被せた際の主要部分を示す側断面図である。 フローリング材に生じた凹凸に対応する桁カバーの床側端部の状態を示す側断面図である。 従来の、2枚のささら桁と段板とを示す分解斜視図である。 従来の、ささら桁の一つを示す分解斜視図である。 従来の、ささら桁の取り付け位置を示す分解図である。 ささら桁の四周を覆う形態の桁カバーであって、床面の不陸を吸収できずにすき間が形成されたことを示す側断面図である。
符号の説明
1 ストリップ階段
10 ささら桁(右側)
11 ささら桁(左側)
12 内側桁部材
13 外側桁部材
14、15 サイドパッキン
18 桁カバー
18A 穴部
18B 天面カバー部
18D 底面カバー部
19 床側端部
19D 底面カバー部の床側端部
20 段板支持部材
30 段板
60 床面
61 フローリング材(凹凸)
A 室内
D 折り部
K Vカット部

Claims (4)

  1. 上下階に渡って斜めに設置されるささら桁と、このささら桁の長手方向に所定間隔で設けられた段板支持部材と、この段板支持部材に支持された複数の段板と、前記ささら桁の四周を覆う桁カバーとを備えたストリップ階段において、
    前記ささら桁カバーは、ささら桁上面を覆う天面カバー部と、ささら桁側面を覆う側面カバー部と、ささら桁下面を覆う底面カバー部とからなり、
    これら各カバー部の床側端部は、床面に接する形態で斜めにカットされてなり、しかも底面カバー部の床側端部は床面に対して端縁のみが接する形態で斜めにカットされていることを特徴とするストリップ階段。
  2. 請求項1記載のストリップ階段において、
    桁カバーを構成する各カバー部は、折り部を介して連結されてなり、かつ、桁カバーの折り部には、折り部を挟んで両側に、折り部に所定の厚さを残して厚さ方向の一方側から他方側に向かって45°の角度でカットしたVカット部が形成されていることを特徴とするストリップ階段。
  3. 請求項1または2記載のストリップ階段において、
    桁カバーの天面カバー部には、段板支持部を挿通可能とする複数の穴部が形成されていることを特徴とするストリップ階段。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のストリップ階段において、
    桁カバーは、合成樹脂製シートを合板に接着して形成された複合合板であることを特徴とするストリップ階段。
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