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JP4431428B2 - 収納式着替え台 - Google Patents
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Description

本発明は、収納式着替え台に係り、特に、トイレ、更衣室等に設けられる収納式着替え台に関する。
従来、(靴を履いたまま入って使用する)トイレ、更衣室等に於て、床面と壁面との接続隅部に設置される種々の収納式着替え台が提案されている。これらの収納式着替え台は、靴を脱いで着替えの際の踏み板となるボードを、壁面に収納された状態から床面側に揺動させて使用状態とするものである。そして、この構造により、トイレを簡易的な更衣室として利用したり、更衣室の省スペース化を図ったりしている。
また、従来の収納式着替え台では、ボードが壁面に収納された状態から床面側に揺動するのに伴って、ボードの先端縁から脚部が突出するものが知られている(例えば、特許文献1及び特許文献2参照)。
特許文献1では、自重により揺動する脚部を有し、該脚部の支軸がボードに設けられた長円状の軸受孔を摺動しながら上動して脚部の頭部がボードに設けられた凹部に係合することにより、脚部を垂直状に保持する収納式着替え台が開示されている。
また、特許文献2では、壁面に凹部を有する取付部が固定され、この取付部の凹部にボードが収納される構造となっている。そして、一端が脚部と連結され、他端が取付部と連結されたロッドにより構成されたリンク機構によって、脚部の揺動が行われると共に脚部が垂直状に保持される。
特開2001−190455号公報 特開平9−75264号公報
しかしながら、上記特許文献1に開示された収納式着替え台では、脚部の揺動を抑制する凹部に、脚部に付着したごみが入り込みやすい。凹部にごみが入り込んだ場合、凹部と脚部の頭部との適切な係合が行われにくいという問題点があった。これにより、脚部の揺動を抑制することが困難になるという問題点があった。その結果、特許文献1では、脚部を垂直状に保持する機構の作動信頼性が不十分であるという問題点があった。
また、上記特許文献2に開示された収納式着替え台では、上記特許文献1と異なり、リンク機構を採用しているので、確実に脚部を揺動させることができる。
しかしながら、特許文献2では、脚部と取付部とがロッドにより連結されているので、壁面に固定された取付部の床面に対する高さ位置が変化すると、脚部がロッドに引っ張られて床面に当接している脚部のボードに対する傾きも変化する。これにより、床面に対して脚部の傾きを垂直状にするために、施工時に取付部の床面に対する高さ位置を正確に合わせなければならないという問題点がある。その結果、収納式着替え台の取付作業が煩雑になるという問題点があった。また、特許文献2では、リンク機構を採用するため上記特許文献1の自重により揺動する脚部と比較して、脚部を垂直状に保持する機構が複雑になる。これにより、特許文献2では、部品コストが増大すると共に製造コストも増大するという問題点がある。
そこで、本発明は、脚部の構造を複雑にすることなく、使用状態に於て確実に脚部を垂直状に保持し得る収納式着替え台を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る収納式着替え台は、床面と壁面との接続隅部に固着される取付ベースと、該取付ベースに枢着されたボードと、該ボードの先端縁側に自重にて揺動するように枢着された脚部と、上記床面に上記ボードが接近して該ボードに下方向の外力が作用すると共に上記脚部が該床面に押し付けられたときに該脚部を垂直状に保持するストッパ部材と、を備えた収納式着替え台に於て、上記ストッパ部材は、上記ボードに枢着されると共に受片と押さえ部とを有し、上記ボードに下方向の外力が作用し上記脚部が該床面に押し付けられたときに、該脚部の上端縁が上記受片に接触しつつ上方へ揺動させると共に上記押さえ部を該脚部の側面に当接させて該脚部の揺動を抑制するように構成されているものである
た、上記脚部が上記床面に接近した非接触状態であると共に上記ボードが該床面に近づいた所定の揺動角度にて、上記ボードの自重による下方向回転モーメントと上記ボードを上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントとが釣り合うような弾発手段を備えている。
また、上記ボードを常に上方揺動方向へ弾発付勢する第1弾性体と、上記床面を基準として揺動角度0°から所定の揺動角度までの範囲にて該ボードを上方揺動方向へ弾発付勢するように作用する第2弾性体と、を備える。
また、上記脚部が上記床面に接近した非接触状態であると共に上記ボードが該床面に近づいた所定の揺動角度にて、上記ボードの自重による下方向回転モーメントと上記ボードを上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントとが釣り合うような弾発手段を備え、さらに、上記弾発手段は、上記ボードを常に上方揺動方向へ弾発付勢する第1弾性体と、上記床面を基準として揺動角度0°から所定の揺動角度までの範囲にて該ボードを上方揺動方向へ弾発付勢するように作用する第2弾性体と、を備えている。
本発明に係る収納式着替え台によれば、使用状態に於て確実に脚部を垂直状に保持することができる。従って、ボード上に安定して乗ることで、着替え等を容易に行い得る。また、脚部の構造が複雑になることもない。
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本発明を詳説する。
図1及び図2は、本発明の一実施形態に係る収納式着替え台の全体構成を示した図である。本発明に係る収納式着替え台は、トイレや更衣室やデパートの隅部等の床面Gと壁面Wとの接続隅部に設置されている。この収納式着替え台は、接続隅部に固着される取付ベース1と、取付ベース1に枢着されると共に着替えの際の踏み板となるボード2と、弾発手段25と、脚部3と、ストッパ部材4と、を備えている。図1に於て、Aは、ボード2の収納位置を表し、Bは、ボード2の使用位置を表している。なお、図2に於ては、壁面W及び背板30を省略した。
ボード2が収納された状態でボード2と壁面Wが対向する位置には、図1に示すように、背板30が壁面W上に設けられている。背板30には、ボード2を使用位置から収納位置へ揺動させるときに、ボード2が勢いよく壁面W側にぶつかるのを抑制するためのクッション部31が配設されている。
取付ベース1は、図1及び図2に示すように、床面Gに埋設されたアンカーボルト7を利用して固定されている。
ボード2は、略矩形板状に形成されている。このボード2は、樹脂成形品であって、軽くてかつ人の体重に十分耐えうる強度を有するものが使用される(例えば、ABS樹脂が使用される)。また、ボード2の大きさは、少なくとも人がボード2の上で着替えることができる大きさに形成されている。例えば、横寸法 300mm〜 500mmとし、縦寸法 350mm〜600mm程度に設定する。ボード2の上面2aには、人がボード2上で滑りにくくするために、左右方向の隆起部12が所定間隔を隔てて複数本形成されている。
また、ボード2の先端縁側には、脚部3を収納するための略直方体状の(浅皿状の)凹部10が形成されている。この凹部10を形成する左右内面壁には、ボード2の上面2aに対して垂直方向に延びる長円状のスライド溝部11が形成されている(図6及び図10参照)。
図3は、図2の矢印H方向から見たときの取付ベース1周辺の要部拡大側面図である。
図4は、図2の矢印I方向から見たときの取付ベース1周辺の要部拡大側面図である。
ここで、弾発手段25は、図1に示すように、脚部3が床面Gに接近した非接触状態であると共にボード2が床面Gに近づいた所定の揺動角度θ1 (図1のC位置)にて、ボード2の自重による下方向回転モーメントM0 とボード2を上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントM3 とが釣り合うように構成されている。この弾発手段25は、図2に示すように、第1弾性体5と、第2弾性体6と、から成っている。
なお、実際には、取付ベース1の第1弾性体5及び第2弾性体6は、外部から見えないようにカバーで覆われている(図示省略)。
第1弾性体5は、図2及び図3に示すように、ねじりコイルバネであって、ボード2の正面視左側の揺動軸部13に外嵌されている。第1弾性体5の一方の端部は、揺動軸部13の端部に設けられた掛止部14によって掛止されている。また、第1弾性体5の他方の端部5aは、取付ベース1に設けられた掛止孔8によって掛止されている。これにより、第1弾性体5は、ボード2を常に上方揺動方向へ弾発付勢するように構成されている。
また、第2弾性体6は、図2及び図4に示すように、(第1弾性体5と同様に)ねじりコイルバネであって、ボード2の正面視右側の揺動軸部13に外嵌されている。第2弾性体6のねじりコイルバネのピッチは、第1弾性体5よりも大きいものとなっている。第2弾性体6の一方の端部は、揺動軸部13の端部に設けられた掛止部14によって掛止されている。また、第2弾性体6の他方の端部6aは、側面視略円筒状の第2弾性体本体の外周円接線方向に延びるように形成されている。この端部6aは、ボード2を収納位置から図4の矢印J方向に揺動させた場合、図4の矢印K方向に揺動する。そして、この端部6aの延びる方向は、以下に述べるように設定されている。
即ち、9はストッパピンであるが、ボード2の揺動角度が床面Gを基準として所定の揺動角度θ2 を超えた角度から90°(収納位置)となる範囲に於て、端部6aは上記ストッパピン9に非接触の自由状態となるように設定されている。また、ボード2の揺動角度が床面Gを基準として0°から所定の揺動角度θ2 までの範囲に於て、端部6aは、取付ベース1に設けられたストッパピン9に当接して弾発付勢力が揺動軸部13に作用する。この揺動角度θ2 は、例えば30°に設定されている。これにより、第2弾性体6は、床面Gを基準として揺動角度0°から所定の揺動角度θ2 までの範囲のみ、ボード2を上方揺動方向へ弾発付勢するように作用する。
また、図1及び図2に示すように、ボード2を上方揺動方向へ付勢する第1弾性体5の弾発的回転モーメントをM1 として、ボード2を上方揺動方向へ付勢する第2弾性体6の弾発的回転モーメントをM2 とした場合、所定の揺動角度θ2 を超えると、第2弾性体6の弾発力は作用せず、作用する弾発的回転モーメントM3 は、M1 のみとなる。つまり、M3 =M1 となる。また、床面Gを基準として揺動角度0°から所定の揺動角度θ2 までの範囲に於ては、第1弾性体5及び第2弾性体6による合成弾発的回転モーメントが作用し、M3 =M1 +M2 となる。即ち、図1のDの位置を境として、ボード2を上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントを生じさせるための弾性体の数が変更される。
図5は、(脚部を2点鎖線として省略して示した)ストッパ部材周辺の要部拡大正面図である。
図6は、図5のX−X線要部拡大断面側面図であって、図8と図10は図6の姿勢の変化した状態を示す。また、図7は、図5のY−Y線要部拡大断面側面図であって、図9と図11は図7の姿勢の変化した状態を示す。
脚部3は、樹脂成形品(例えば、ABS樹脂)であって、図2に示すように、正面視略矩形状に形成されている。脚部3の上端には、図6及び図10に示すように、揺動軸部15が設けられている。脚部3の揺動軸部15は、ボード2の凹部10に設けられた長円状のスライド溝部11に、スライド可能にかつ自重にて揺動が可能に枢着されている。脚部3は、側面視で上端より中央付近までは幅が狭く、中央付近から下端までは幅広となる形状となっており、脚部3の重心を揺動軸部15から遠ざけて自重による揺動が容易に行われる形状となっている。また、脚部3は、ボード2が収納位置にあるときは、図6及び図7に示すように、ボード2の凹部10に完全に納まるように構成されている。
ストッパ部材4は、図10及び図11に示すように、床面Gに上記ボード2が接近してボード2に下方向の外力Fが作用すると共に脚部3が床面Gに押し付けられたときに脚部3を垂直状に保持するためのものである。このストッパ部材4は、樹脂成形品(例えば、POM)であって、図5、図10及び図11に示すように、揺動軸部19と受片17と押さえ部18とを有している。
ストッパ部材4は、揺動軸部19によって、ボード2に枢着されている。
受片17は、ストッパ部材4の端部近傍の位置に左右一対配設されている。また、受片17は、矩形板状に形成されると共に先端部は側面視テーパ状となっている。受片17は、脚部3の上端縁16aに接触しており、スライド溝部11に沿っての脚部3の動きと連動するように構成されている。
また、押さえ部18は、左右方向に、所定の間隔を隔てて複数形成されている。押さえ部18は、ボード2に下方向の外力Fが作用して脚部3が床面Gに押し付けられたときに、脚部3の側面に当接(押圧)するように構成されている。
また、押さえ部18が脚部3と当接する面と受片17の延びる方向は、略直交している。押さえ部18と受片17とは樹脂により一体的に成形されているので、押さえ部18と受片17は常に一体に揺動する。
ストッパ部材4とボード2の凹部10の底面との間には、アシストスプリング(圧縮コイルスプリング)20が配設されている。このアシストスプリング20は、受片17が脚部3の上端縁16aに接触した状態を維持するように、ストッパ部材4を付勢している。
次に、図1及び図6〜図11を参照して、ボード2を収納位置(図1のA位置)から使用位置(図1のB位置)へ揺動させるときの脚部3及びストッパ部材4の作動について説明する。
まず、ボード2が収納位置(図1のA位置)にある場合、図6及び図7に示すように、脚部3は、脚部3の側面3aとボード2の下面2bとが略同一平面上に位置するように、完全にボード2の凹部10に収納されている。この際、長円状のスライド溝部11内に於ける脚部3の揺動軸部15の位置は、ボード2の下面2b側に近い方の端部である。
次に、図6及び図7の状態からボード2を揺動させると、それに伴って、脚部3が自重によって揺動し、ボード2の下面2bから突出する。この際、脚部3は、脚部3の下端面16bと床面Gとが略平行な状態を常に維持したまま揺動する。これにより、ボード2が使用位置(図1のB位置)に近づくにつれて、脚部3のボード2の下面2bからの突出量は増大していく。この際、ストッパ部材4は、受片17が脚部3の上端縁16aに接触した状態が維持される。
そして、図1 、図8及び図9に示すように、脚部3が床面Gに接近した非接触状態であって、ボード2の自重による下方向回転モーメントM0 とボード2を上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントM3 とが釣り合った位置(図1のC位置)にて、ボード2の自重による動きが(一旦)停止する。
そして、図10及び図11に示すように、図8及び図9の状態から人が乗る等で外力Fをボード2の上面2aに加えると、脚部3の下端面16bが床面Gに当接すると共に、脚部3は、ボード2に対して相対的に上方へ移動する。この脚部3のボード2に対する相対的な移動は、脚部3の揺動軸部15がボード2の長円状のスライド溝部11内を、ボード2の下面2b側に近い方の端部からボード2の上面2a側に近い方の端部側(図10及び図11の矢印L方向)へ移動することによって行われる。
また、脚部3のボード2に対する相対的な移動に伴って、脚部3の上端縁16aがストッパ部材4の受片17に接触しつつストッパ部材4を上方へ揺動させると共に、ストッパ部材4の押さえ部18を脚部3の側面に(押圧)当接させる。
そして、脚部3は、ボード2の凹部10の側面10aと押さえ部18の面とにより挟持されて、揺動が抑制される。これにより、脚部3は垂直状に保持される。図6と図7に示した収納状態(図1のA位置)於て、ボード2の凹部10内に、脚部3とストッパ部材4とアシストスプリング20等が収納され、ボード2の先端膨出部(2c)にて上方から被覆されているので、塵やホコリが付着することを防止でき、常にスムースに脚部3の揺動突出(起立)作動が行われる。
以上のように、本発明に係る収納式着替え台は、床面Gと壁面Wとの接続隅部に設置される収納式着替え台に於て、接続隅部に固着される取付ベース1と、取付ベース1に枢着されたボード2と、ボード2の先端縁側に自重にて揺動するように枢着された脚部3と、床面Gにボード2が接近してボード2に下方向の外力が作用すると共に脚部3が床面Gに押し付けられたときに脚部3を垂直状に保持するストッパ部材4と、を備えるので、ストッパ部材4により、使用状態に於て確実に脚部3が床面Gに対して垂直な状態を保持することができる。
また、使用状態に於て脚部3が床面Gに対して垂直状に保持されるので、外力Fに対してボード2を安定させることができる。これにより、安心してその上に乗ることができる。また、脚部3は、ボード2の先端縁側に自重にて揺動するように枢着されているので、脚部の構造が複雑になることもない。
また、ストッパ部材4は、ボード2に枢着されると共に受片17と押さえ部18とを有し、床面Gにボード2が接近してボード2に下方向の外力が作用すると共に脚部3が床面Gに押し付けられたときに、脚部3の上端縁16aが受片17に接触しつつ上方へ揺動させると共に押さえ部18を脚部3の側面に当接させて脚部3の揺動を抑制するように構成されているので、受片17により、脚部3の作動とストッパ部材4の作動とを連動させることができる。これにより、確実にストッパ部材4を作動させることができる。
また、ストッパ部材4は、ボード2に枢着されているので、ストッパ部材4の押さえ部18が脚部3の側面に当接する角度は、取付ベース1に対するボード2の揺動角度のみによって定まる。これにより、ボード2を取付ベース1に対して使用位置まで揺動させた状態で、壁面Wに対する取付ベース1の高さ位置をさらに上方へ移動させたとしても、ストッパ部材4の押さえ部18の脚部3への当接状態が解除されることがない。これにより、壁面Wに対する取付ベース1の高さ位置の変化によって脚部3のボード2に対する突出量が大きく変化する従来の収納式着替え台と比較して、壁面Wに対する取付ベース1の取付誤差範囲を大きくすることができる。その結果、従来と比較して、収納式着替え台の施工を容易にすることができる。
また、ストッパ部材4は、ボード2に枢着されると共に脚部3の作動と連動するように構成されているので、脚部を垂直状に保持する機構が複雑になることもない。
また、ストッパ部材4は、従来のリンク機構による脚部3の揺動抑制機構と比較して、可動範囲が小さくでき、かつ確実に作動するので、故障しにくく長寿命とすることができる。
また、脚部3が床面Gに接近した非接触状態であると共にボード2が床面Gに近づいた所定の揺動角度θ1 にて、ボード2の自重による下方向回転モーメントM0 とボード2を上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントM3 とが釣り合うような弾発手段25を備えるので、収納位置から使用位置へボード2を揺動させる場合に、使用位置手前で一旦ボード2の揺動を停止させることができる。これにより、脚部3のボード2に対する突出量が不完全なまま脚部3が床面Gに当接するのを防ぐことができる。
また、ボード2を常に上方揺動方向へ弾発付勢する第1弾性体5と、床面Gを基準として揺動角度0°から所定の揺動角度θ2 までの範囲にてボード2を上方揺動方向へ弾発付勢するように作用する第2弾性体6と、を備えるので、上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメントの大きさをより細かく設定することができる。これにより、ボード2の自重により揺動角度に伴って変化する下方向回転モーメントM0 と上方揺動方向への弾発的回転モーメントM3 とをより容易に釣り合わせることができる。その結果、ボード2を下方へ揺動させる際には、緩やかに床面Gに脚部3を当接させることができると共に、ボード2を上方へ揺動させる際には、ボード2を押し上げるのに必要な力を低減させることができる。
本発明の一実施形態を示す収納式着替え台の説明用側面図である。 一部省略して示した正面図である。 図2の矢印H方向から見たときの取付ベース周辺の要部拡大側面図である。 図2の矢印I方向から見たときの取付ベース周辺の要部拡大側面図である。 脚部及びストッパ部材周辺の要部正面図である。 図5のX−X線に沿ったボード収納状態の要部拡大断面側面図である。 図5のY−Y線に沿ったボード収納状態の要部拡大断面側面図である。 図6の状態からボードを床面に接近させた要部拡大断面側面図である。 図7の状態からボードを床面に接近させた要部拡大断面側面図である。 ボード使用状態の要部拡大断面側面図である。 ボード使用状態の要部拡大断面側面図である。
1 取付ベース
2 ボード
3 脚部
4 ストッパ部材
5 第1弾性体
6 第2弾性体
16a 上端縁
17 受片
18 押さえ部
25 弾発手段
θ1 所定の揺動角度
θ2 所定の揺動角度
0 下方向回転モーメント
3 弾発的回転モーメント
G 床面
W 壁面

Claims (4)

  1. 床面(G)と壁面(W)との接続隅部に固着される取付ベース(1)と、該取付ベース(1)に枢着されたボード(2)と、該ボード(2)の先端縁側に自重にて揺動するように枢着された脚部(3)と、上記床面(G)に上記ボード(2)が接近して該ボード(2)に下方向の外力が作用すると共に上記脚部(3)が該床面(G)に押し付けられたときに該脚部(3)を垂直状に保持するストッパ部材(4)と、を備えた収納式着替え台に於て、
    上記ストッパ部材(4)は、上記ボード(2)に枢着されると共に受片(17)と押さえ部(18)とを有し、上記ボード(2)に下方向の外力が作用し上記脚部(3)が該床面(G)に押し付けられたときに、該脚部(3)の上端縁(16a)が上記受片(17)に接触しつつ上方へ揺動させると共に上記押さえ部(18)を該脚部(3)の側面に当接させて該脚部(3)の揺動を抑制するように構成されていることを特徴とする収納式着替え台。
  2. 上記脚部(3)が上記床面(G)に接近した非接触状態であると共に上記ボード(2)が該床面(G)に近づいた所定の揺動角度(θ 1 )にて、上記ボード(2)の自重による下方向回転モーメント(M 0 )と上記ボード(2)を上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメント(M 3 )とが釣り合うような弾発手段(25)を備えている請求項1記載の収納式着替え台。
  3. 上記ボード(2)を常に上方揺動方向へ弾発付勢する第1弾性体(5)と、上記床面(G)を基準として揺動角度0°から所定の揺動角度(θ 2 )までの範囲にて該ボード(2)を上方揺動方向へ弾発付勢するように作用する第2弾性体(6)と、を備える請求項記載の収納式着替え台。
  4. 上記脚部(3)が上記床面(G)に接近した非接触状態であると共に上記ボード(2)が該床面(G)に近づいた所定の揺動角度(θ 1 )にて、上記ボード(2)の自重による下方向回転モーメント(M 0 )と上記ボード(2)を上方揺動方向へ付勢する弾発的回転モーメント(M 3 )とが釣り合うような弾発手段(25)を備え、
    さらに、上記弾発手段(25)は、上記ボード(2)を常に上方揺動方向へ弾発付勢する第1弾性体(5)と、上記床面(G)を基準として揺動角度0°から所定の揺動角度(θ2 )までの範囲にて該ボード(2)を上方揺動方向へ弾発付勢するように作用する第2弾性体(6)と、を備えている請求項記載の収納式着替え台。
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