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JP4433779B2 - 荷崩れ防止シート - Google Patents
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JP4433779B2 - 荷崩れ防止シート - Google Patents

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Description

本発明は、荷崩れ防止シートに関するものであり、詳しくは、パレット、台車、カーゴ等の運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートに関するものである。
荷崩れ防止シートは、例えば荷役作業において、パレット等の運搬具に積載した段ボール等の荷物の荷崩れを防止するために荷物の周囲に巻回する帯状のシートである。上記の荷崩れ防止シートとしては、帯状のシート本体(シート部材)と、その長手方向の一端に備えられた係着ベルト(第1係着部材)と、シート本体の長手方向の他端に備えられたリング状の帯鉤(D環)とから成り、かつ、係着ベルトに面ファスナーが付設されたものが提案されている。また、支柱を備えたパレットや囲い枠を備えた台車やカーゴに適用する荷崩れ防止シートとしては、上記のリング状の帯鉤に代え、第1係着部材としての係着ベルトと同様の面ファスナー付きの係着ベルトがシート本体の他端に装着されたものが提案されている(例えば特許文献1参照。)。
特開2002−179132公報(図1)
上記の荷崩れ防止シートは、いわゆる平パレットに適用する場合、積載された荷物の全周に亙って巻回され、その両端部は、リング状の帯鉤に係着ベルトを挿通した後、当該係着ベルトを折返して面ファスナーで固定することにより連結される。また、シート本体の両端に係着ベルトが装着された荷崩れ防止シートは、積載された荷物の全周に亙って巻回され、その両端部は、各係着ベルトを支柱や縦枠に巻き付けてそれぞれにファスナーで固定することにより、それぞれに係止される。
ところで、荷役作業においては、物流環境が多様化しているため、各種の運搬具が混在しており、上記の様な荷崩れ防止シートを利用して荷崩れを防止せんとすると、荷崩れ防止シートについても、上記の様な直接巻回式、支柱固定式などの異なる形式のものを準備しなければならない。本発明は、斯かる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、支柱のない構造の運搬具ならびに支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用できる改良された荷崩れ防止シートを提供することにある。また、本発明の目的は、一層強固に荷物を拘束できる様に改良された荷崩れ防止シートを提供することにある。
上記の課題を解決するため、本発明においては、帯状のシート本体の両端部にそれぞれ係着ベルトを付設すると共に、各係着ベルトの特定の面に面ファスナーを取り付けることにより、運搬具上の荷物に巻回する際、係着ベルト同士を連結できる様にし、かつ、各係着ベルトをそれぞれ運搬具の支柱に固定できる様にした。あるいは、シート本体の一端部に係着ベルトを付設すると共に、係着ベルトの特定の面およびシート本体の他端部の特定の面に面ファスナーを取り付けることにより、運搬具上の荷物に巻回する際、係着ベルトとシート本体の他端部を連結できる様にし、かつ、係着ベルトおよびシート本体の他端部をそれぞれ運搬具の支柱に固定できる様にした。また、一層強固に荷物を拘束するため、本発明においては、シート本体の一部を伸縮性のある素材によって構成した。更に、緩みを防止するため、荷物に巻回した後はシート本体の一部の伸びを規制する様にした。
すなわち、本発明は5つの要旨から成り、その第1の要旨は、運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、帯状のシート本体と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルトとから成り、かつ、一方の前記係着ベルトの両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、他方の前記係止ベルトの少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられていることを特徴とする荷崩れ防止シートに存する。
また、本発明の第2の要旨は、運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、帯状のシート本体と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルトとから成り、一方の前記係着ベルトの両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、他方の前記係止ベルトの少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、前記シート本体は、その長手方向において少なくとも2つの本体構成部材に分割され、かつ、前記各本体構成部材は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片によって互いに結合され、しかも、一方の前記本体構成部材の前記接続片側の端部には、雄雌一対の面ファスナーが取り付けられた締付ベルトが設けられ、他方の前記本体構成部材の前記接続片側の端部には、前記締付ベルトを挿通するリング状の帯鉤が設けられていることを特徴とする荷崩れ防止シートに存する。
また、本発明の第3の要旨は、運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、帯状のシート本体と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルトとから成り、一方の前記係着ベルトの少なくとも片面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、他方の前記係止ベルトの少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、前記シート本体は、その長手方向の端部近傍において2つの本体構成部材に分割され、かつ、前記各本体構成部材は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片によって互いに結合され、しかも、前記一方の係着ベルトが付設された前記本体構成部材の前記接続片側の端部には、前記他方の係止ベルトを挿通可能なリング状の帯鉤が設けられていることを特徴とする荷崩れ防止シートに存する。
更に、本発明の第4の要旨は、運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、帯状のシート本体と、当該シート本体の長手方向の一端部に付設された係着ベルトとから成り、当該係着ベルトの少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、前記シート本体は、その長手方向において2つの本体構成部材に分割され、かつ、前記各本体構成部材は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片によって互いに結合され、しかも、前記係着ベルトが付設されていない一方の前記本体構成部材には、雄の面ファスナー(又は雌の面ファスナー)が取り付けられ、前記係着ベルトが付設された他方の前記本体構成部材の前記係着ベルト側の端部には、雌の面ファスナー(又は雄の面ファスナー)が取り付けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
また、本発明の第5の要旨は、運搬具に積載した荷物の荷崩れを防止すべく前記荷物の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、帯状のシート本体と、当該シート本体の長手方向の一端部に付設された係着ベルトとから成り、当該係着ベルトの両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、前記シート本体は、その長手方向の端部近傍において2つの本体構成部材に分割され、かつ、前記各本体構成部材は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片によって互いに結合され、しかも、前記係着ベルトが付設されていない一方の前記本体構成部材の前記接続片と反対側の端部には、前記シート本体と略同等の幅の1つの幅広係着ベルトが前記シート本体の長さ方向に延設され、かつ、前記幅広係着ベルトの少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナーが取り付けられ、そして、前記係着ベルトが付設された前記本体構成部材の接続片側の端部において前記幅広係着ベルトの面ファスナーに対して反対側に相当する面には、前記幅広係着ベルトを挿通可能なリング状の帯鉤が設けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
本発明の第1の要旨に係る荷崩れ防止シートによれば、シート本体の両端部にそれぞれ係着ベルトが付設されると共に、各係着ベルトの特定の面に面ファスナーが取り付けられており、シート本体両端部の係着ベルト同士を連結し、あるいは、各係着ベルト毎に支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。従って、一種類の荷崩れ防止シートによって各種の運搬具に対応でき、物流経費を削減することが出来る。
また、本発明の第2の要旨に係る荷崩れ防止シートによれば、シート本体両端部の係着ベルト同士を連結し、あるいは、各係着ベルト毎に支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。そして、接続片を伸長させて荷物にシート本体を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物の外周部を拘束でき、しかも、巻き付けた後に更に締付ベルトによって2つの本体構成部材を引き寄せる様にして連結できるため、シート本体を増し締め出来、かつ、シート本体の巻回後に接続片が伸びて緩むことがなく、荷物の荷崩れをより確実に防止することが出来る。
また、本発明の第3の要旨に係る荷崩れ防止シートによれば、シート本体両端部の係着ベルト同士を連結し、あるいは、各係着ベルト毎に支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。更に、接続片を伸長させて荷物にシート本体を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物の外周部を拘束でき、しかも、巻き付けた後に更に支柱で折り返した他端の係着ベルトの引張り操作によって接続片をより伸長させ、そして、支柱と帯鉤に亙って架け渡された状態で他方の係着ベルトを固定するため、シート本体によって一層強力に荷物を拘束することが出来、かつ、シート本体の巻回後に接続片が伸びて緩むことがなく、荷物の荷崩れを一層確実に防止することが出来る。
更に、本発明の第4の要旨に係る荷崩れ防止シートによれば、一方の本体構成部材と他方の本体構成部材の端部とを連結し、あるいは、シート本体の一端側の係着ベルトを支柱の1つに固定し且つ一方の本体構成部材と他方の本体構成部材の端部とを連結することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。そして、接続片を伸長させて荷物にシート本体を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物の外周部を拘束でき、しかも、シート本体の一部である一方の本体構成部材の全体を一括して他方の本体構成部材の端部に係着するだけで荷物を拘束できるため、取扱いが極めて容易である。
そして、本発明の第5の要旨に係る荷崩れ防止シートによれば、シート本体の両端部の係着ベルトと幅広係着ベルトとを連結し、あるいは、係着ベルト及び幅広係着ベルトをそれぞれ運搬具の隣接する支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。更に、接続片を伸長させて荷物にシート本体を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物の外周部を拘束でき、しかも、巻き付けた後に更に支柱で折り返した幅広係着ベルトの引張り操作によって接続片をより伸長させ、そして、支柱と帯鉤に亙って架け渡された状態で幅広係着ベルトを固定するため、シート本体によって一層強力に荷物を拘束することが出来、かつ、シート本体の巻回後に接続片が伸びて緩むことがなく、荷物の荷崩れを一層確実に防止することが出来る。また、荷物に巻付けるにあたり、1つの幅広係着ベルトをシート本体の一部として取扱うことが出来、かつ、幅広係着ベルトの支柱への巻付け、帯鉤への挿通などが一度で出来るため、取扱いが極めて容易である。
本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本発明に係る荷崩れ防止シートについては5つの態様を挙げることが出来、本発明に係る荷崩れ防止シートの第1の態様が図1〜図5に示されており、本発明に係る荷崩れ防止シートの第2の態様が図6〜図9に示されている。また、本発明に係る荷崩れ防止シートの第3の態様が図10及び図11に示されており、本発明に係る荷崩れ防止シートの第4の態様が図12及び図13に示されている。更に、本発明に係る荷崩れ防止シートの第5の態様が図14及び図15に示されている。そして、荷崩れ防止シートの各態様におけるより好ましい形態が図16及び図17に示されている。なお、以下の実施形態の説明においては、適宜、荷崩れ防止シートを「シート」と略記する。
先ず、本発明に係る荷崩れ防止シートの第1の態様について、図1〜図5を参照して説明する。図1は、本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シートの一形態を示す平面図および側面図である。図2は、係止ベルトの一面に滑り止め材が貼着された本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。図3は、シート本体が弾性材料によって構成された本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シート、および、シート本体が2分割された荷崩れ防止シートを示す平面図である。図4は、係着ベルトの長さが調節可能に構成された本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シート、および、一対の係着ベルトのベルト間に連結片が架け渡された荷崩れ防止シートを示す平面図である。図5は、本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
本発明のシートは、図5に符号(A1)にて示す様に、パレット、台車またはカーゴ等の運搬具に積載した段ボール箱などの荷物(9)の荷崩れを防止するために荷物(9)の周囲に巻回するシートであり、斯かるシート(A1)は、通常の平坦なパレット(7)、あるいは、囲い枠を有する台車やカーゴの他、図示する様な支柱付パレット(8)の何れにも適用することが出来る。なお、本発明においては、運搬具の囲い枠の縦枠を含めて支柱と言う。
本発明のシート(A1)は、図1に示す様に、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルト(2)とから主に構成され、そして、上記の様な各種の運搬具に適用するため、一方(図中の左側)の係着ベルト(2)の両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、他方(図中の右側)の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられる。
シート本体(1)を構成する材料としては、強度と耐久性を考慮し、ポリエステル樹脂、ナイロン樹脂などの合成樹脂製の肉厚シート又は帆布生地などが使用される。特に、軽量性を確保する観点から、シート本体(1)の材料としては、ナイロン、ポリエステル等のフィラメント又はそれらの双糸(合撚糸)を使用した織布、あるいは、ナイロン、ポリエステル等のステ-プル等を使用した織布が好ましい。更に、耐磨耗性を高めるため、上記の織布の表面にアクリル系樹脂、フッ素系樹脂、ウレタン系樹脂などをコ-ティングしたものでもよい。シート本体(1)の平面寸法は、運搬具の一般的な規格を勘案して設定されるが、例えば、シート本体(1)の長さは200〜700cm程度、幅は20〜150cm程度とされる。
また、本発明のシート(A1)においては、荷物(9)に巻回する際に張力を掛け、荷物(9)に対する拘束力を高めるため、図3(a)に示す様に、シート本体(1)は、伸縮自在な弾性材料によって構成されていてもよい。図3(a)に示すシート本体(1)は、伸縮性の材料によって構成されたものであり、斯かるシート本体(1)の材料としては、天然ゴム、合成ゴム等のゴム繊維をポリエステルやナイロン繊維と混紡して成る織布などが挙げられる。中でも、ポリウレタン繊維(スパンデックス)をポリエステル、ナイロン若しくはポリプロピレンの繊維と混織した織布または編布、あるいは、ポリウレタン繊維をポリエステル、ナイロン若しくはポリプロピレンの繊維と合わせ、カバードヤーン化などを行った繊維から成る織布または編布などが挙げられ、これらの織布や編布は、取扱い性および弾性などの点で優れている。
更に、本発明のシート(A1)は、上記と同様に荷物(9)に対する拘束力を高めるため、図3(b)に示す様に、シート本体(1)は、その長手方向において少なくとも2つの本体構成部材(10,10)に分割され、そして、各本体構成部材(10)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合されていてもよい。図3(b)に示す接続片(11)は、伸縮性のあるベルト状の接続片であり、斯かる接続片(11)は、図3(a)に示すシート本体(1)の構成材料と同様の弾性材料によって構成される。なお、接続片(11)は、ベルト状に限らず、シート本体(1)と同様に幅広のシート状に形成されていてもよい。
本発明において、シート本体(1)の両端の係着ベルト(2)は、当該係着ベルト同士を連結したり、あるいは、支柱付パレット(8)等の運搬具の支柱に固定するために利用される。係着ベルト(2)は、屈曲性を有し且つ折り返し易く、しかも、シート本体(1)や面ファスナー(3a,3b)との接合性の良い材料によって構成される。具体的には、係着ベルト(2)は、通常、ポリエステル、ナイロン又はポリプロピレン等の合成繊維の織布によって構成される。斯かる織布は、シート本体(1)や面ファスナー(3a,3b)との縫製加工性あるいは接着性に優れ、しかも、汚れが付着し難いので好ましい織布である。なお、通常、係着ベルト(2)の長さは10〜100cm程度、幅は3〜20cm程度とされる。
また、図示しないが、本発明のシート(A1)においては、上記と同様に荷物(9)に対する拘束力を高めるため、各係着ベルト(2)が伸縮性自在な弾性材料によって構成されていてもよい。斯かる係着ベルト(2)の材料としては、シート本体(1)と同様の伸縮性材料が挙げられる。更に、各係着ベルト(2)は、滑り止め加工された材料によって構成されていてもよい。斯かる材料としては、ポリエステルやナイロン等の繊維から成る基材織布に対し、ポリウレタン繊維などの合成ゴム繊維を表面に露出する形で編み込んだ織布などが挙げられる。上記の様に、滑り止め加工された材料によって係着ベルト(2)が構成されている場合には、荷物(9)に巻回する際、荷物(9)の隙間に係着ベルト(2)を挟み込んでこれを仮止めすることが出来るため、巻回作業が一層容易になる。
上記の一対の面ファスナー(3a,3b)は、図1〜図4に示す様に、相互に係着し得る雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)とから構成される。斯かる面ファスナー(3a,3b)は、耐汚れ性の観点および係着ベルト(2)に対する縫製加工性や接着加工性の観点から、通常はポリエステルやナイロン等の合成樹脂から成るものが使用される。面ファスナー(3a,3b)としては、雄雌相互の係着力(剪断強度)が2〜15N/cm程度のものが好ましい。
また、本発明のシート(A1)においては、上記の様に、荷物(9)に巻回する際に荷物(9)の隙間に係着ベルト(2)を挟み込んでこれを仮止めし得る様に、図2に示す様に、他方(図中の右側)の係着ベルト(2)には、表面に雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、そして、裏面に面状の滑り止め材(4)が貼着されていてもよい。滑り止め材(4)の材料としては、仮止めするに足る摩擦力を発揮し得るものであれば、各種の材料を使用することが出来るが、例えば、天然ゴムや合成ゴム等から成るゴムシート、または、それらシートに凹凸加工されたものが挙げられる。
更に、図4(a)に示す様に、本発明のシート(A1)においては、積載された荷物(9)の外周長さの相違に対応するため、各係着ベルト(2)の長さが調節可能に構成されていてもよい。図4(a)に示すシート(A1)においては、長さを調節するためのアジャスター(5)が係着ベルト(2)に付設されている。また、図4(b)に示す様に、係着ベルト(2)は、シート本体の各端部にそれぞれ一対付設され、各一対の係着ベルト(2)のベルト間には、細帯状の連結片(2c)がシート本体(1)の幅方向に沿って架け渡されていてもよい。係着ベルト(2)のベルト間に連結片(2c)が架け渡されている場合には、一対の係着ベルト(2)を一体的に取り扱うことが出来るため、係着ベルト(2)が絡まることがなく、巻回操作がより容易になる。
本発明のシート(A1)は、図5(a)に示す様に、支柱などの無い運搬具、例えば平パレットと称する通常のパレット(7)に積載された荷物(9)に使用する場合、例えばシート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を荷物(9)の隙間に挟み込んで仮止めした後、シート本体(1)を荷物(9)の外周に巻き付け、次いで、シート本体(1)を引っ張った状態でシート本体(1)の他端側の係着ベルト(2)と先に仮止めした係着ベルト(2)とを連結する。すなわち、一方の係着ベルト(2)の雄の面ファスナー(3a)と他方の係着ベルト(2)の雌の面ファスナー(3b)とを係着し且つ一方の係着ベルト(2)の雌の面ファスナー(3b)と他方の係着ベルト(2)の雄の面ファスナー(3a)とを係着する。斯かる操作により、荷物(9)の外周部を拘束でき、荷物(9)の荷崩れを防止することが出来る。
また、本発明のシート(A1)は、図5(b)に示す様に、支柱が設けられた運搬具、例えば支柱付パレット(8)に積載された荷物(9)に使用する場合、先ず、シート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を支柱の1つに巻き付け、当該係着ベルトの同一面の雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)を互いに係着することにより、支柱に係着ベルト(2)を固定する。次いで、シート本体(1)を各支柱の外側から荷物(9)の外周に巻き付けた後、シート本体(1)を引っ張った状態でシート本体(1)の他端側の係着ベルト(2)を最初の支柱、すなわち、シート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)が固定された支柱に巻き付け、当該係着ベルトの雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)を互いに係着することにより固定する。斯かる操作により、支柱を含む荷物(9)の外周部を拘束でき、荷物(9)の荷崩れを防止することが出来る。
上記の様に、本発明のシート(A1)は、支柱の無い運搬具に積載された荷物(9)に対してはシート本体(1)の両端の係着ベルト(2)を互い係着することにより荷物(9)を拘束することが出来、また、支柱の有る運搬具に積載された荷物(9)対してはシート本体(1)両端の係着ベルト(2)をそれぞれ支柱に固定することにより荷物(9)を拘束することが出来る。すなわち、本発明のシート(A1)は、シート本体(1)の両端部にそれぞれ係着ベルト(2)が付設されると共に、各係着ベルト(2)の特定の面に面ファスナー(3a,3b)が取り付けられており、シート本体(1)両端部の係着ベルト(2)同士を連結し、あるいは、各係着ベルト(2)毎に支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。
次に、本発明に係る荷崩れ防止シートの第2の態様について、図6〜図9を参照して説明する。図6は、本発明の第2の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図であり、図7は、本発明の第2の態様としての荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。また、図8は、本発明の第2の態様としての更に改良された荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図であり、図9は、本発明の第2の態様としての更に改良された荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
第2の態様に係るシート(A1)は、上記の第1の態様と同様に、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも適用可能なシートであり、かつ、荷物(9)に対する拘束力を一層高めることが出来、荷崩れ防止効果を一層顕著に発揮することが出来る。
すなわち、本発明のシート(A1)は、上記の態様と同様に、運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回するシートであって、図6に示す様に、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、一方(図中の左側)の係着ベルト(2)の両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)ーが取り付けられ、他方(図中の右側)の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられる。
しかも、シート本体(1)は、その長手方向において少なくとも2つの本体構成部材(10,10)に分割され、かつ、各本体構成部材(10)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合される。斯かる構成は、図3(b)に示す構成と略同様であるが、図6に示す本発明のシート(A1)においては、荷物(9)に巻回した状態にいて接続片(11)の伸びを規制し且つ増し締めを可能にするため、一方の本体構成部材(例えば図中の右側の本体構成部材)(10)の接続片(11)側の端部には、雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられた締付ベルト(6)が設けられ、他方の本体構成部材(例えば図中の左側の本体構成部材)(10)の接続片(11)側の端部には、締付ベルト(6)を挿通するリング状の帯鉤(61)が設けられる。
シート本体(1)、係着ベルト(2)、面ファスナー(3a,3b)及び接続片(11)の構成材料は、上記の第1の態様におけるのと同様であり、締付ベルト(6)は、係着ベルト(2)と同様の材料で構成される。また、帯鉤(61)は、締付ベルト(6)を挿通して折り返すための所謂D環や角環と称する環状の部材であり、金属や硬質の樹脂によって作製される。
図6に示す本発明のシート(A1)は、上記の第1の態様と同様に、シート本体(1)の両端部にそれぞれ係着ベルト(2)が付設されると共に、各係着ベルト(2)の特定の面に面ファスナー(3a,3b)が取り付けられており、シート本体(1)両端部の係着ベルト(2)同士を連結し、あるいは、各係着ベルト(2)毎に支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。
しかも、本発明のシート(A1)は、シート本体(1)が2つの本体構成部材(10,10)に分割され、各本体構成部材(10)が伸縮自在な接続片(11)によって結合され、かつ、締付ベルト(6)及び帯鉤(61)を利用して各本体構成部材(10)を連結する様になされているため、荷物(9)に巻回した状態にいて接続片(11)の伸びを規制することが出来、更に増し締めをすることが出来る。
例えば、図7に示す様に、支柱が設けられた支柱付パレット(8)に積載された荷物(9)に使用する場合には、先ず、シート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を支柱の1つに巻き付けて固定した後、シート本体(1)を各支柱の外側から荷物(9)の外周に巻き付ける。その際、シート本体(1)を引張ることにより、接続片(11)を伸長させて荷物(9)に対する巻付け力を高める。そして、シート本体(1)の他端側の係着ベルト(2)を一端側の係着ベルト(2)が固定された最初の支柱に巻き付けて固定した後、締付ベルト(6)を帯鉤(61)に挿通して折返し、2つの本体構成部材(10,10)を引き寄せる様に締付ベルト(6)を強く引っ張り、締付ベルト(6)の同一面にある雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)を相互に係着して締付ベルト(6)を固定する。
すなわち、本発明の本発明のシート(A1)においては、荷物(9)にシート本体(1)を巻付ける際に伸長する接続片(11)が荷物(9)に対するシート本体(1)の拘束力をを高め、また、2つの本体構成部材(10)を連結する締付ベルト(6)が荷物(9)に対するシート本体(1)の増し締めを可能にし且つシート本体(1)巻回後における接続片(11)の伸びを規制する。
換言すれば、本発明のシート(A1)は、接続片(11)を伸長させて荷物(9)にシート本体(1)を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物(9)の外周部を拘束でき、しかも、巻き付けた後に更に締付ベルト(6)によって2つの本体構成部材(10)を引き寄せる様にして連結するため、シート本体(1)を増し締め出来、かつ、シート本体(1)の巻回後に接続片(11)が伸びて緩むことがなく、荷物(9)の荷崩れをより確実に防止することが出来る。
また、上記のシート(A1)においては、シート本体(1)の増し締めの際の操作性を高めるため、図8及び図9に示す様に、締付ベルト(6)は、シート本体(1)と略同等の幅の1つのベルトとされ、シート本体(1)と略同等の幅の1つの帯鉤(61)に挿通する様になされていてもよい。
図8に示す本発明のシート(A1)においては、荷物(9)に巻回した状態にいて接続片(11)の伸びを規制し且つ増し締めを可能にするため、一方の本体構成部材(例えば図中の右側の本体構成部材)(10)の接続片(11)側の端部には、雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられた幅広の締付ベルト(62)が設けられ、他方の本体構成部材(例えば図中の左側の本体構成部材)(10)の接続片(11)側の端部には、締付ベルト(62)を挿通する幅広リング状の帯鉤(63)が設けられる。
すなわち、図8に示す本発明のシート(A1)は、図6に示す様な複数の締付ベルト(6)及びこれらを挿通する複数の帯鉤(61)に代え、シート本体(1)の幅と略同等の幅の1つの一体化された締付ベルト(62)、および、シート本体(1)の幅と略同等の幅の1つの帯鉤(63)を備えている点が図6に示すシート(A1)と相違する。締付ベルト(62)及び帯鉤(63)の構成材料は、図6に示す態様におけるのと同様である。
図8及び図9に示す本発明のシート(A1)は、図6に示す態様と同様に、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来、かつ、荷物(9)に巻回した状態にいて接続片(11)の伸びを規制することが出来、更に増し締めをすることが出来る。しかも、図8及び図9に示す本発明のシート(A1)は、幅広の1つの締付ベルト(62)を1つの帯鉤(63)に挿通するだけで、シート本体(1)を増し締めできるため、第2の態様に比べ、締付け操作が一層容易である。
次に、本発明に係る荷崩れ防止シートの第3の態様について、図10及び図11を参照して説明する。図10は、特に支柱付の運搬具に好適な更に改良された本発明の第3の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。図11は、本発明の第3の態様としての更に改良された荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
第3の態様に係るシート(A1)は、特に支柱を備えた構造の運搬具に好適なシートであり、支柱を備えた構造の運搬具に適用した場合、荷物(9)に対する拘束力を一層高めることが出来、荷崩れ防止効果を一層顕著に発揮することが出来る。
すなわち、本発明のシート(A1)は、上記の態様と同様に、運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シートであって、図10に示す様に、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、一方(図中の左側)の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)ーが取り付けられ、他方(図中の右側)の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられる。特に、支柱を備えた構造の運搬具に適用するには、一方の係着ベルト(2)及び他方の係着ベルト(2)とも、通常、片面に面ファスナー(3a,3b)が取り付けられていればよい。
しかも、シート本体(1)は、その長手方向の端部近傍において2つの本体構成部材(10,12)に分割され、かつ、各本体構成部材(10,12)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合される。斯かる構成は、図6及び図8に示す構成と略同様であるが、図6に示す本発明のシート(A1)においては、一方の係着ベルト(2)が付設された本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部には、他方の係着ベルト(2)を挿通するリング状の帯鉤(61)が設けられる。
シート本体(1)、係着ベルト(2)、面ファスナー(3a,3b)、接続片(11)及び帯鉤(61)の構成材料は、上記の第1の態様および第2の態様におけるのと同様である。シート本体(1)を構成する本体構成部材(12)は、上記の他方の係着ベルト(2)を取り付けるための端部補強片としてシート本体(1)において短い長さ、例えば5〜30cm程度の長さに形成される。すなわち、他方の係着ベルト(2)は、機能上、接続片(11)に直接取り付けることも出来るが、接続片(11)の取付部分の強度およびシート本体(1)の端部の剛性を高めるため、本体構成部材(12)に取り付けられる。
また、本体構成部材(12)に取り付けられる他方の係着ベルト(2)は、これを運搬具の支柱に巻き付けて折返し、更に上記の帯鉤(61)に挿通して折り返すため、上記の第1及び第2の態様に比べ、通常は長く設計される。具体的には、他方の係着ベルト(2)の長さは、5〜500cm程度に設定される、更に、リング状の帯鉤(61)は、荷物(9)の外周部の長さの相違に対応するため、本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部ならびに当該端部から約5〜400cm離間した部位の例えば2箇所に付設されるの好ましい。
図10に示す本発明のシート(A1)は、上記の第1の態様と同様に、シート本体(1)の両端部にそれぞれ係着ベルト(2)が付設されると共に、各係着ベルト(2)の特定の面に面ファスナー(3a,3b)が取り付けられており、シート本体(1)両端部の係着ベルト(2)同士を連結し、あるいは、各係着ベルト(2)毎に支柱に固定することが出来るため、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。そして、本発明のシート(A1)は、特に支柱を備えた構造の運搬具において好適に使用し得る。
例えば、図11に示す様に、支柱付パレット(8)等の運搬具に積載された荷物(9)に使用する場合には、先ず、シート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を支柱の1つに巻き付けて固定した後、シート本体(1)を各支柱の外側から荷物(9)の外周に巻き付ける。その際、シート本体(1)の本体構成部材(12)側を引張ることにより、接続片(11)を伸長させて荷物(9)に対する巻付け力を高める。そして、本体構成部材(12)に取り付けられた他端側の係着ベルト(2)を一端側の係着ベルト(2)が固定された最初の支柱に巻き付けて折り返した後、接続片(11)を更に引き伸ばす様にしながら、他端側の係着ベルト(2)を帯鉤(61)に挿通して更に折返し、次いで、他端側の係着ベルト(2)の同一面にある雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)を相互に係着して当該係着ベルトを固定する。
すなわち、本発明の本発明のシート(A1)においては、荷物(9)にシート本体(1)を巻付ける際に伸長する接続片(11)が荷物(9)に対するシート本体(1)の拘束力をを高め、また、荷物(9)にシート本体(1)を巻き付けた後に支柱付パレット(8)の支柱と帯鉤(61)とに亙って架け渡された他方の係着ベルト(2)がシート本体(1)巻回後における接続片(11)の伸びを規制する。
換言すれば、本発明のシート(A1)は、接続片(11)を伸長させて荷物(9)にシート本体(1)を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物(9)の外周部を拘束でき、しかも、巻き付けた後に更に支柱で折り返した他端の係着ベルト(2)の引張り操作によって接続片(11)をより伸長させ、そして、支柱と帯鉤(61)に亙って架け渡された状態で他方の係着ベルト(2)を固定するため、シート本体(1)によって一層強力に荷物(9)を拘束することが出来、かつ、シート本体(1)の巻回後に接続片(11)が伸びて緩むことがなく、荷物(9)の荷崩れを一層確実に防止することが出来る。
次に、本発明に係る荷崩れ防止シートの第4の態様について、図12及び図13を参照して説明する。図12は、巻付け操作が一層簡便な本発明の第4の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図であり、図13は、本発明の第4の態様としての荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
第4の態様に係るシート(A1)は、上記の各態様と同様に、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも適用可能なシートであり、かつ、荷物に対する拘束力を一層高めることが出来、荷崩れ防止効果を一層顕著に発揮することが出来る。しかも、荷物に巻付ける際の取扱いを一層容易にすることが出来る。
すなわち、本発明のシート(A1)は、図13に示す様に、運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回するシートであって、図12に示す様に、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の一端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)ーが取り付けられる。そして、シート本体(1)は、その長手方向において少なくとも2つの本体構成部材(10,10)に分割され、かつ、各本体構成部材(10,10)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合される。
上記の構成は、図3(b)、図6及び8に示す構成と略同様であるが、図12に示す本発明のシート(A1)においては、荷物(9)に対する巻付け操作を一層容易にするため、係着ベルト(2)が付設されていない一方の本体構成部材(例えば図中の右側の本体構成部材)(10)には、雄の面ファスナー(3a)(または雌の面ファスナー)が取り付けられ、かつ、係着ベルト(2)が付設された他方の本体構成部材(例えば図中の左側の本体構成部材)(10)の端部には、雌の面ファスナー(3b)(または雄の面ファスナー)が取り付けられる。
シート本体(1)、係着ベルト(2)、面ファスナー(3a,3b)及び接続片(11)の構成材料は、上記の各態様におけるのと同様であるが、一方の本体構成部材(図中の右側の本体構成部材)(10)長さは、例えば、当該本体構成部材の幅方向に沿って細長の雄の面ファスナー(3a)を取り付けられる程度に設計され、雄の面ファスナー(3a)は、その短い本体構成部材(10)の裏面に配置される。また、他方の本体構成部材(図中の左側の本体構成部材)(10)に取り付けられる雌の面ファスナー(3b)は、細長に形成され且つ当該本体構成部材の長さ方向に沿わせて例えば表面の幅方向の3箇所に配置される。
図12に示す本発明のシート(A1)は、上記の各態様と同様に、支柱の無い構造の運搬具および支柱を備えた構造の運搬具の何れにも直ちに適用することが出来る。本発明のシート(A1)は、図示しないが、支柱などの無い運搬具に積載された荷物に使用する場合、例えばシート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を荷物の隙間に挟み込んで仮止めした後、シート本体(1)を荷物の外周に巻き付け、次いで、シート本体(1)を引っ張った状態で一方の本体構成部材(図中の右側の本体構成部材)(10)と他方の本体構成部材(図中の左側の本体構成部材)(10)の端部とを連結する。すなわち、一方の本体構成部材(10)の雄の面ファスナー(3a)と他方の本体構成部材(10)の雌の面ファスナー(3b)とを係着する。斯かる操作により、荷物の外周部を拘束でき、荷物の荷崩れを防止することが出来る。
また、本発明のシート(A1)は、図13に示す様に、支柱が設けられた運搬具、例えば支柱付の台車(8B)に積載された米袋などの荷物(9)に使用する場合、先ず、シート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を支柱の1つに巻き付け、当該係着ベルトの同一面の雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)を互いに係着することにより、支柱に係着ベルト(2)を固定する。次いで、シート本体(1)を各支柱の外側から荷物(9)の外周に巻き付けた後、シート本体(1)を引っ張った状態で前述の場合と同様にして一方の本体構成部材(10)と他方の本体構成部材(10)の端部とを連結する。斯かる操作により、支柱を含む荷物(9)の外周部を拘束でき、荷物(9)の荷崩れを防止することが出来る。
上記の様に、本発明のシート(A1)は、荷物を拘束するにあたり、シート本体(1)が2つの本体構成部材(10,10)に分割され、各本体構成部材(10)が伸縮自在な接続片(11)によって結合されているため、荷物(9)に対する拘束力を一層高めることが出来る。しかも、シート本体(1)の一部である一方の本体構成部材(10)の全体を一括して他方の本体構成部材(10)の端部に係着するだけで荷物を拘束できるため、取扱いが極めて容易である。
次に、本発明に係る荷崩れ防止シートの第5の態様について、図14及び図15を参照して説明する。図14は、特に支柱付の運搬具に好適で且つ巻付け操作が一層簡便な本発明の第5の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。図15は、本発明の第5の態様としての一層改良された荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
第5の態様に係るシート(A1)は、特に支柱を備えた構造の運搬具に好適なシートであり、支柱を備えた構造の運搬具に適用した場合、荷物に対する拘束力を一層高めることが出来、荷崩れ防止効果を一層顕著に発揮することが出来る。しかも、しかも、荷物に巻付ける際の取扱いを一層容易にすることが出来る。
すなわち、本発明のシート(A1)は、図15に示す様に、運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シート(A1)であって、図14に示す様に、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の一端部(例えば図中の左側の端部)に付設された係着ベルト(2)とから成り、係着ベルト(2)の両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられる。そして、シート本体(1)は、その長手方向の端部近傍(例えば図中の右側の端部近傍)において2つの本体構成部材(10,12)に分割され、かつ、各本体構成部材(10,12)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合される。斯かる構成は、図10に示す第3の態様と略同様である。
本発明のシート(A1)においては、係着ベルト(2)が付設されていない一方の本体構成部材(12)の接続片(11)と反対側の端部には、シート本体(1)と略同等の幅の1つの幅広係着ベルト(21)がシート本体(1)の長さ方向に延設され、かつ、幅広係着ベルト(21)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられる。そして、係着ベルト(2)が付設された本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部において幅広係着ベルト(21)の面ファスナー(3a,3b)に対して反対側に相当する面には、幅広係着ベルト(21)を挿通可能なリング状の帯鉤(63)が設けられる。
シート本体(1)、係着ベルト(2)、面ファスナー(3a,3b)、接続片(11)及び帯鉤(63)の構成材料、ならびに、シート本体(1)の分割構造は、上記の第3の態様におけるのと同様である。幅広係着ベルト(21)は、これを運搬具の支柱に巻き付けて折返し、更に上記の帯鉤(63)に挿通して折り返すため、上記の第3の態様における他方の係着ベルト(2)と略同様の長さ設計される。幅広係着ベルト(21)において、雄の面ファスナー(3a)は、当該幅広係着ベルトの先端側に幅方向に亙って配置され、また、雌の面ファスナー(3b)は、係着ベルト(2)の雄の面ファスナー(3a)と係着させ得る様に、細長に形成され且つ当該幅広係着ベルトの長さに沿わせて例えば3本配置される。
図14に示す様に、帯鉤(63)は、幅広係着ベルト(21)を挿通するため、シート本体(1)の幅と略同等の幅の扁平なリングとして構成される。斯かる帯鉤(63)は、図10に示すシート(A1)と同様に、荷物(9)の外周部の長さの相違に対応するため、本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部ならびに当該端部から所定距離だけ離間した部位の例えば2箇所に付設される。すなわち、第5の態様に係るシート(A1)は、第3の態様に係るシート(A1)に比べると、複数の係着ベルト(2)に代えて1つの幅広係着ベルト(21)を本体構成部材(12)に取り付けた点、および、複数の帯鉤(61)に代えて幅広の帯鉤(63)を本体構成部材(10)に配置した点が相違する。
図14に示す本発明のシート(A1)は、上記の第3の態様と同様に、シート本体(1)の両端部に係着ベルト(2)及び幅広係着ベルト(21)が付設されると共に、これらの特定の面に面ファスナー(3a,3b)が取り付けられており、シート本体(1)両端部の係着ベルト(2)と幅広係着ベルト(21)を直接連結することにより、支柱の無い構造の運搬具に適用することが出来る。そして、本発明のシート(A1)は、係着ベルト(2)及び幅広係着ベルト(21)をそれぞれ運搬具の隣接する支柱に固定することにより、支柱を備えた構造の運搬具にも適用することが出来る。
例えば、図15に示す様に、支柱付パレット(8)に積載された荷物(9)に使用する場合には、先ず、本体構成部材(10)の一端側の係着ベルト(2)を支柱の1つに巻き付けて固定した後、シート本体(1)を各支柱の外側から荷物(9)の外周に巻き付ける。その際、本体構成部材(12)に取り付けられた幅広係着ベルト(21)を引張ることにより、接続片(11)を伸長させて荷物(9)に対する巻付け力を高める。そして、最初に係着ベルト(2)を固定した支柱に隣接する支柱に対し、幅広係着ベルト(21)を巻き付けて折り返した後、接続片(11)を更に引き伸ばす様にしながら、幅広係着ベルト(21)を帯鉤(63)に挿通して更に折返し、次いで、幅広係着ベルト(21)の同一面にある雄の面ファスナー(3a)と雌の面ファスナー(3b)を相互に係着して当該幅広係着ベルトを固定する。
上記の様に、本発明のシート(A1)においては、荷物(9)にシート本体(1)を巻付ける際に伸長する接続片(11)が荷物(9)に対するシート本体(1)の拘束力をを高め、また、荷物(9)にシート本体(1)を巻き付けた後に支柱付パレット(8)の支柱と帯鉤(63)とに亙って架け渡された幅広係着ベルト(21)がシート本体(1)巻回後における接続片(11)の伸びを規制する。
すなわち、本発明のシート(A1)は、接続片(11)を伸長させて荷物(9)にシート本体(1)を巻付けることが出来るため、より強い力で荷物(9)の外周部を拘束でき、しかも、巻き付けた後に更に支柱で折り返した幅広係着ベルト(21)の引張り操作によって接続片(11)をより伸長させ、そして、支柱と帯鉤(63)に亙って架け渡された状態で幅広係着ベルト(21)を固定するため、シート本体(1)によって一層強力に荷物(9)を拘束することが出来、かつ、シート本体(1)の巻回後に接続片(11)が伸びて緩むことがなく、荷物(9)の荷崩れを一層確実に防止することが出来る。しかも、本発明のシート(A1)は、荷物(9)に巻付けるにあたり、1つの幅広係着ベルト(21)をシート本体(1)の一部として取扱うことが出来、かつ、斯かる幅広係着ベルト(21)の支柱への巻付け、帯鉤(63)への挿通などが一度で出来るため、取扱いが極めて容易である。
また、上記の各態様によって示される本発明のシート(A1)は、図16及び図17に示す様な構造を備えていることにより、荷物(9)の荷崩れをより一層確実に防止することが出来る。図16は、荷物の上面を押え付ける様になされた本発明の荷崩れ防止シートのより好ましい形態を示す平面図および側面図であり、図17は、より好ましい形態の本発明の荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
より好ましい形態を備えた本発明のシート(A1)は、上記の各態様の何れにも適用でき、例えば、図16に示す様に、上記の第4の態様に係るシート(A1)に適用することが出来る。すなわち、図16に例示したシート(A1)は、図12に示すシートの構成を備え、かつ、シート本体(1)の長手方向に沿った一方の縁部(図面の上方の縁部)であって且つ運搬具に積載した荷物(9)の互いに平行な2側面(荷物(9)の全体を例えば略直方体の1つの塊と見た場合の2側面)のうちの一方の側面に相当する部位には、荷物(9)の上面を覆う押えシート(1B)が張出され、押えシート(1B)の先端部には、雄の面ファスナー(3a)(又は雌の面ファスナー)が取り付けられる。
押えシート(1B)は、荷物(9)を上面から押え付けるためのシートであり、平面形状を長方形に形成され、シート本体(1)の上記の縁部に例えば2枚取り付けられる。押えシート(1B)は、シート本体(1)と同様の素材で構成され、各押えシート(1B)の長さ(シート本体(1)の長手方向に直交する方向の長さ)は80〜200cm程度、幅はシート本体(1)と略同様とされる。
また、荷物(9)に対する押圧力を高めるため、各押えシート(1B)は、各々、2つの押えシート構成部材(10B,12B)に分割され、かつ、各押えシート構成部材(10B,12B)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合されているのが好ましい。すなわち、押えシート(1B)は、例えば、比較的長さの長い基端側の押えシート構成部材(10B)と、長さの短い先端側の押えシート構成部材(12B)と、これらを結合する接続片(11)とから構成され、先端側の押えシート構成部材(12B)には、その幅方向に亙って雄の面ファスナー(3a)が取り付けられる。接続片(11)は、シート本体(1)の各本体構成部材(10)を連結する接続片と同様の素材で構成される。
更に、押えシート(1B)の雄の面ファスナー(3a)(又は雌の面ファスナー)に対して反対側(反対面)に相当するシート本体(1)の表面であって且つ荷物(9)の互いに平行な2側面のうちの他方の側面に相当する部位には、雌の面ファスナー(3b)(又は雄の面ファスナー)が取り付けられる。上記のシート本体(1)に取り付けられる例えば雌の面ファスナー(3b)は、押えシート(1B)の先端部、例えば押えシート構成部材(12B)の雄の面ファスナー(3a)を係着するためのファスナーである。
シート本体(1)に取り付けられる例えば雌の面ファスナー(3b)は、細長に形成され、かつ、シート本体(1)の上記の縁部(シート本体(1)の長手方向に沿った一方の縁部)からシート本体(1)の他方の縁部に向け、シート本体(1)の幅に沿って配置される。しかも、上記の雌の面ファスナー(3b)は、使用時の押えシート(1B)の位置ずれに対応し得る様に、シート本体(1)の長手方向に沿って複数枚(図中は6枚)配置される。
押えシート(1B)が張出された本発明のシート(A1)は、上記の第4の態様におけるのと同様に、シート本体(1)の一方の本体構成部材(図中の右側の本体構成部材)(10)と他方の本体構成部材(図中の左側の本体構成部材)(10)の端部とを連結することにより、支柱の無い構造の運搬具に適用することが出来、また、シート本体(1)の一端側の係着ベルト(2)を支柱の1つに固定し、一方の本体構成部材(10)と他方の本体構成部材(10)の端部とを連結することにより、支柱を備えた構造の運搬具、例えば支柱付の台車(8B)にも適用することが出来る。そして、シート本体(1)を巻回した荷物(9)に対し、押えシート(1B)によって上面から更に押え付けることが出来る。
具体的には、本発明のシート(A1)は、荷物(9)を拘束するにあたり、図17に示す様に、荷物(9)の平行な2側面のうちの一方の側面側から他方の側面側に押えシート(1B)を架け渡し、押えシート(1B)の先端部、すなわち、押えシート構成部材(12B)をシート本体(1)に連結する。換言すれば、押えシート(1B)の先端部の雄の面ファスナー(3a)(又は雌の面ファスナー)をシート本体(1)の略中央の雌の面ファスナー(3b)(又は雄の面ファスナー)に係着する。斯かる操作により、運搬具に積載された荷物(9)を上方からも押え付けることが出来、特に荷姿の不定形な荷崩れし易い荷物(9)でも一層強力に拘束することが出来、荷物(9)の荷崩れをより一層確実に防止することが出来る。
また、本発明のシート(A1)において、押えシート(1B)が押えシート構成部材(10B)及び(12B)の分割構造を備えている場合には、押えシート(1B)を架け渡す際、押えシート構成部材(12B)を引張る様にして接続片(11)を伸長させることにより、より強い力で荷物(9)の上面を押え付けることが出来、より一層強力に荷物(9)を拘束することが出来、荷崩れを更に確実に防止することが出来る。
なお、図1〜図17においては、シート本体(1)の端部と係着ベルト(2)の接合部分、本体構成部材(10)及び(12)と接続片(11)との接合部分、本体構成部材(10)と締付ベルト(6)との接合部分などに補強片が示されていないが、本発明のシート(A1)における前記の各接合部分などには、通常、接合強度を高めるための補強片が付設される。
本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シートの一形態を示す平面図および側面図である。 係止ベルトの一面に滑り止め材が貼着された本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。 シート本体が弾性材料によって構成された本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シート、および、シート本体が2分割された荷崩れ防止シートを示す平面図である。 係着ベルトの長さが調節可能に構成された本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シート、および、一対の係着ベルトのベルト間に連結片が架け渡された荷崩れ防止シートを示す平面図である。 本発明の第1の態様としての荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。 本発明の第2の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図であり、 本発明の第2の態様としての荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。 本発明の第2の態様としての更に改良された荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。 本発明の第2の態様としての更に改良された荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。 特に支柱付の運搬具に好適な更に改良された本発明の第3の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。 本発明の第3の態様としての更に改良された荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。 巻付け操作が一層簡便な本発明の第4の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。 本発明の第4の態様としての荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。 特に支柱付の運搬具に好適で且つ巻付け操作が一層簡便な本発明の第5の態様としての荷崩れ防止シートを示す平面図および側面図である。 本発明の第5の態様としての一層改良された荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。 荷物の上面を押え付ける様になされた本発明の荷崩れ防止シートのより好ましい形態を示す平面図および側面図である。 より好ましい形態の本発明の荷崩れ防止シートの使用態様を示す斜視図である。
符号の説明
1 :シート本体
10:本体構成部材
11:接続片
12:本体構成部材(端部補強片)
1B:押えシート
10B:押えシート構成部材
12B:押えシート構成部材
2 :係着ベルト
21:幅広係着ベルト
2c:連結片
3a:面ファスナー(雄)
3b:面ファスナー(雌)
4 :滑り止め材
5 :アジャスター
6 :締付ベルト
61:帯鉤
63:帯鉤
7 :パレット(運搬具)
8 :支柱付パレット(運搬具)
8B:支柱付台車
9 :荷物
A1:荷崩れ防止シート

Claims (9)

  1. 運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シート(A1)であって、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、かつ、一方の係着ベルト(2)の両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、他方の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
  2. シート本体(1)は、その長手方向において少なくとも2つの本体構成部材(10,10)に分割され、かつ、各本体構成部材(10)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合されている請求項1に記載の荷崩れ防止シート。
  3. 運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シート(A1)であって、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、一方の係着ベルト(2)の両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、他方の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、シート本体(1)は、その長手方向において少なくとも2つの本体構成部材(10,10)に分割され、かつ、各本体構成部材(10)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合され、しかも、一方の本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部には、雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられた締付ベルト(6)が設けられ、他方の本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部には、締付ベルト(6)を挿通するリング状の帯鉤(61)が設けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
  4. 締付ベルト(6)は、シート本体(1)と略同等の幅の1つのベルトであり、シート本体(1)と略同等の幅の1つの帯鉤(61)に挿通する様になされている請求項3に記載の荷崩れ防止シート。
  5. 運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シート(A1)であって、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の各端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、一方の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、他方の係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、シート本体(1)は、その長手方向の端部近傍において2つの本体構成部材(10,12)に分割され、かつ、各本体構成部材(10,12)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合され、しかも、一方の係着ベルト(2)が付設された本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部には、他方の係着ベルト(2)を挿通可能なリング状の帯鉤(61)が設けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
  6. 運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シート(A1)であって、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の一端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、係着ベルト(2)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、シート本体(1)は、その長手方向において2つの本体構成部材(10,10)に分割され、かつ、各本体構成部材(10,10)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合され、しかも、係着ベルト(2)が付設されていない一方の本体構成部材(10)には、雄の面ファスナー(3a)(又は雌の面ファスナー)が取り付けられ、係着ベルト(2)が付設された他方の本体構成部材(10)の係着ベルト(2)側の端部には、雌の面ファスナー(3b)(又は雄の面ファスナー)が取り付けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
  7. 運搬具に積載した荷物(9)の荷崩れを防止すべく荷物(9)の周囲に巻回する荷崩れ防止シート(A1)であって、帯状のシート本体(1)と、当該シート本体の長手方向の一端部に付設された係着ベルト(2)とから成り、係着ベルト(2)の両面には、各々、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、シート本体(1)は、その長手方向の端部近傍において2つの本体構成部材(10,12)に分割され、かつ、各本体構成部材(10,12)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合され、しかも、係着ベルト(2)が付設されていない一方の本体構成部材(12)の接続片(11)と反対側の端部には、シート本体(1)と略同等の幅の1つの幅広係着ベルト(21)がシート本体(1)の長さ方向に延設され、かつ、幅広係着ベルト(21)の少なくとも片面には、互いに係着可能な雄雌一対の面ファスナー(3a,3b)が取り付けられ、そして、係着ベルト(2)が付設された本体構成部材(10)の接続片(11)側の端部において幅広係着ベルト(21)の面ファスナー(3a,3b)に対して反対側に相当する面には、幅広係着ベルト(21)を挿通可能なリング状の帯鉤(63)が設けられていることを特徴とする荷崩れ防止シート。
  8. シート本体(1)の長手方向に沿った一方の縁部であって且つ運搬具に積載した荷物の互いに平行な2側面のうちの一方の側面に相当する部位には、荷物の上面を覆う押えシート(1B)が張出され、かつ、押えシート(1B)の先端部には、雄の面ファスナー(3a)(又は雌の面ファスナー)が取り付けられ、押えシート(1B)の雄の面ファスナー(3a)(又は雌の面ファスナー)に対して反対側に相当するシート本体(1)の表面であって且つ前記荷物の互いに平行な2側面のうちの他方の側面に相当する部位には、雌の面ファスナー(3b)(又は雄の面ファスナー)が取り付けられている請求項1〜7の何れかに記載の荷崩れ防止シート。
  9. 押えシート(1B)は、2つの押えシート構成部材(10B,12B)に分割され、かつ、各押えシート構成部材(10B,12B)は、伸縮自在な弾性材料から成る接続片(11)によって互いに結合されている請求項8に記載の荷崩れ防止シート。
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