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JP4433807B2 - 信号合成処理装置及び調光制御システム - Google Patents
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JP4433807B2 - 信号合成処理装置及び調光制御システム - Google Patents

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Description

本発明は、複数の調光卓からの信号を入力して、複数の照明機器の動作を制御する調光制御システム、当該調光制御システムを構成する信号合成処理装置に関する。
従来より、ネットワークを利用した調光制御システムとしては、調光卓により照明制御用標準通信方式に準拠したDMX信号を生成し、調光卓からのDMX信号を送信装置によりイーサネット(登録商標)などのLAN(Local Area Network)信号にプロトコル変換し、受信装置にてLAN信号を受信すると、当該LAN信号をDMX信号に変換して照明機器に送信することにより、照明機器の動作を制御する技術が知られている(下記の特許文献1、特許文献2参照。)。
このような調光制御システムを実現するためのDMX512規格は、RS−485シリアルインタフェースを使って、最大512チャンネルで構成されるフレーム単位で通信することなどを規定している。このDMX512規格は業界標準となっており、DMX512規格に対応した照明機器であれば、どのような照明機器であっても、調光卓から簡便な操作にて制御可能となるシステムを構築することができる。
DMX512信号の1フレームを構成する512個の各チャンネルは、それぞれスタートビット1bit、ストップビット2bitを含む8bitのデータである。このような512個のチャンネルを含むDMXフレームは、フレーム先頭から順番にチャンネル1、チャンネル2、・・・、チャンネル512と配列されて伝送される。そして、調光制御システムは、DMX信号線に接続された各照明機器について、最大512までのチャンネル番号を予め割り当てて、DMXフレームのどのチャンネルの信号を取り出して、どのチャンネルのデータを何の動作パラメータとして扱うかを予め設定することで、1つのDMXフレームによって同時に複数の照明機器を個別に制御することが可能となる。
また、従来において、複数の照明機器を、複数の調光卓によって同時に制御するような調光制御システムを構築する場合、その配線などが煩雑になってしまうことを回避するために、DMX信号の合成処理装置が用いられる。
このDMX信号の合成処理装置は、複数の調光卓が送信する各DMXフレームを、予め指定された合成ルールに従って合成処理して新たなDMXフレームを生成して出力することにより、出力したDMX信号線に繋がる複数の照明機器を制御することを可能としている。
このDMX信号の合成処理装置は、内部の通信コントローラによって、調光卓から送信されたDMXフレームを、バッファ内に全て取り込み終えた後、ソフトウェアによるデータ合成処理をし、合成処理されたDMX信号を、前記通信コントローラによって出力するという動作を行っている。
特開2000−277268号公報 特開2002−289365号公報
しかしながら、DMX512規格に従ったDMXフレームは、250kbps程度の伝送速度で伝送することが規格によって定められているため、例えば、オフィス等のネットワークインフラであるLAN規格の10Mbpsや100Mbpsといった伝送速度よりも低速である。
したがって、上述したDMX信号の合成処理装置において、バッファにフレーム全体を完全に取り込む時間、つまり、調光卓からDMXフレームの先頭を受信してからDMXフレームの合成処理を開始するまでの時間は、無視できないほどの長い時間となってしまう。
例えば、512チャンネルからなるDMXフレームでは、最初の第1チャンネルを受信してから最後の第512チャンネルを受信するまで22msec程度を要するため、その時間はフレーム先頭の第1チャンネルに対する合成処理を開始するまでの遅延時間になってしまう。
そこで、本発明は、上述したような問題を解決するために案出されたものであり、複数の調光卓によって複数の照明機器を制御する場合に、合成処理による遅延時間を低減することができる信号合成処理装置及び調光制御システムを提供することを目的とする。
本発明に係る信号合成処理装置は、所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、複数の照明機器に出力するために、調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、入力手段により予め指定された指定サイズの各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、指定サイズ分の各調光制御信号がリングバッファに記憶完了される度に、当該指定サイズ分の各調光制御信号を、予め設定されたフレームバッファ内のオフセット位置から上書きして記憶させ、次に指定サイズ分の各調光制御信号をフレームバッファに上書きして記憶するオフセット位置を設定するフレーム更新手段と、入力手段により入力した調光制御信号と、照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、フレーム更新手段によりフレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る調光制御システムは、所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、送信装置により通信フレームに変換して送信し、受信装置により受信した通信フレームを複数の調光制御信号に再変換し、当該複数の調光制御信号を合成処理して複数の照明機器に出力するために、前記送信装置は、前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、前記入力手段により予め指定された指定サイズの各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、前記指定サイズ分の各調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、当該記憶完了された調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として調光制御信号に付加して、前記通信フレームに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された通信フレームを送信する送信手段とを備え、前記受信装置は、前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、前記通信フレームが前記受信バッファに記憶完了される度に、通信フレームに含まれる前記指定サイズ分の調光制御信号を、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファに記憶させる再変換手段と、前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記再変換手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る他の調光制御システムにおいては、前記送信装置は、前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、前記入力手段により予め指定された1フレーム分の各調光制御信号を入力完了する度に、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する送信側フレームバッファと、前回に前記受信装置に送信された1フレーム分の調光制御信号を、当該調光制御信号を生成した前期調光卓ごと比較調光制御信号として記憶している比較フレームバッファと、前記1フレーム分の各調光制御信号が前記送信側フレームバッファに記憶完了される度に、前記送信側フレームバッファに格納された1フレーム分の調光制御信号と、前記比較フレームバッファに格納された前記比較調光制御信号とを比較し、前記送信側フレームバッファに格納された前記1フレーム分の調光制御信号が、前記比較フレームバッファに格納された前記比較調光制御信号に対して変化している場合に、前記1フレーム分の調光制御信号に、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報をヘッダ情報として付加して、通信フレームに変換する比較手段と、前記比較手段によって変換された通信フレームを送信する送信手段とを備え、前記受信装置は、前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する受信側フレームバッファと、前記通信フレームが前記受信バッファに記憶完了される度に、通信フレームに含まれる前記1フレーム分の調光制御信号を、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記受信側フレームバッファに記憶させる再変換手段と、前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記再変換手段により前記受信側フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る他の調光制御システムにおいては、前記送信装置は、前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、前記入力手段により予め指定された指定サイズ分の各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、前回に前記受信装置に送信された指定サイズ分の調光制御信号を、当該調光制御信号を生成した前期調光卓ごとに比較調光制御信号として記憶している比較バッファと、前記指定サイズ分の各調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、前記リングバッファに格納された指定サイズ分の調光制御信号と、前記比較バッファに格納された前記比較調光制御信号とを比較し、前記リングバッファに格納された前記指定サイズ分の調光制御信号が、前記比較バッファに格納された前記比較調光制御信号に対して変化している場合に、前記指定サイズ分の調光制御信号に、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として付加して、通信フレームに変換する比較手段と、前記比較手段によって変換された通信フレームを送信する送信手段とを備え、前記受信装置は、前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、前記通信フレームが前記受信バッファに記憶完了される度に、通信フレームに含まれる前記指定サイズ分の調光制御信号を、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファに記憶させる再変換手段と、前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記再変換手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る他の調光制御システムにおいては、前記送信装置は、前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、前記入力手段により予め指定された1フレーム分の各調光制御信号を入力完了する度に、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する送信側フレームバッファと、1フレーム分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する送信側データパターンテーブルと、前記1フレーム分の調光制御信号が前記送信側フレームバッファに記憶完了される度に、前記送信側データパターンテーブルから、記憶完了された1フレーム分の調光制御信号と合致するデータパターンを検索し、合致するデータパターンが検索された場合には、前記合致したデータパターンを特定する識別子に、送信するデータが識別子であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換し、合致するデータパターンが検索されなかった場合には、記憶完了されたされた前記1フレーム分の調光制御信号に、送信するデータが調光制御信号であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を送信した前記調光卓を識別する調光卓情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記通信フレームを送信する送信手段とを備え、前記受信装置は、前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する受信側フレームバッファと、前記送信側データパターンテーブルと同一の、1フレーム分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する受信側データパターンテーブルと、前記通信フレームに含まれる前記送信データ情報から、送信されたデータが識別子であると判定された場合には、当該識別子に対応するデータパターンを前記受信側データパターンから検出し、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、検出されたデータパターンを複製して前記受信側フレームバッファを更新し、前記送信データ情報から、送信されたデータが前記調光制御信号であると判定された場合には、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記通信フレームに含まれる調光制御信号を複製して前記受信側フレームバッファを更新するパターン再変換手段と、前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記パターン再変換手段により前記受信側フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明に係る他の調光制御システムにおいては、前記送信装置は、前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、前記入力手段により予め指定された指定サイズ分の各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、指定サイズ分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する送信側データパターンテーブルと、前記指定サイズ分の調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、前記送信側データパターンテーブルから、記憶完了された指定サイズ分の調光制御信号と合致するデータパターンを検索し、合致するデータパターンが検索された場合には、前記合致したデータパターンを特定する識別子に、送信するデータが識別子であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換し、合致するデータパターンが検索されなかった場合には、記憶完了された指定サイズ分の調光制御信号に、送信するデータが調光制御信号であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を送信した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換する変換手段と、前記変換手段によって変換された前記通信フレームを送信する送信手段とを備え、前記受信装置は、前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、前記送信側データパターンテーブルと同一の、指定サイズ分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する受信側データパターンテーブルと、前記通信フレームに含まれる前記送信データ情報から、送信されたデータが識別子であると判定された場合には、当該識別子に対応するデータパターンを前記受信側データパターンテーブルから検出し、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、検出されたデータパターンを複製して前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファを更新し、前記送信データ情報から、送信されたデータが前記調光制御信号であると判定された場合には、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記通信フレームに含まれる調光制御信号を複製して前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファを更新するパターン再変換手段と、前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記パターン再変換手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段とを備えることにより、上述の課題を解決する。
本発明は、指定サイズ分の調光制御信号が入力されたことに応じて、当該指定サイズ分の調光制御信号のみを更新した1フレーム分の調光制御信号を用いて合成処理を開始し、複数の照明機器を制御する合成調光制御信号を生成するため、1フレーム分の調光制御信号を全て受信してから合成処理をする手法と比較して、合成処理を開始するまでの遅延時間を大幅に抑制することを可能とする。したがって、調光卓からの操作を、複数の照明機器に対して迅速に反映させることが可能となる。
また、本発明は、比較調光制御信号と、入力された調光制御信号とを比較した結果、調光制御信号に変化がない場合には調光制御信号を送信しないようにすることで、調光制御信号の送信量を減少させ、調光制御システムの通信網への負担を低減することを可能とする。
さらに、本発明は、調光制御信号を送信する送信装置と、当該調光制御信号を受信する受信装置とに、調光制御信号のデータパターンと、このデータパターンを一意に特定する識別子とを対応づけて格納したデータパターンテーブルを備え、入力された調光制御信号と一致するデータパターンがある場合には、識別子のみを送信装置から受信装置へと送信することで、調光制御信号の送信量を減少させ、調光制御システムの通信網への負担を低減することを可能とする。
以下、本発明を実施するための最良の形態として、第1実施形態〜第8実施形態について図面を参照して詳細に説明する。
[第1実施形態]
本発明は、図1に示すような第1実施形態に係る調光制御システムに適用される。この調光制御システムは、調光制御用プロトコルとして、例えばDMX512規格を採用し、当該DMX512規格に従って調光制御を行うためのDMX信号を生成して、照明機器1を制御する。なお、以下の説明では、各チャンネルに格納される調光制御のための信号を制御信号と呼び、所定数のチャンネルを含む信号をDMXフレームと呼び、当該DMXフレームを1又は複数含む信号をDMX信号と呼ぶ。
具体的には、調光制御システムは、複数の調光卓11A、調光卓11B、調光卓11C(以下、総称するときには単に調光卓11と呼ぶ。)がユーザに操作され、ユーザの操作に応じたDMX信号をDMX信号線13A,13B,13C(以下、総称するときには単にDMX信号線13と呼ぶ。)、DMXパッチ盤12、DMX信号線14A,14B,14C,14D(以下、総称するときには単にDMX信号線14と呼ぶ。)を介して、DMX信号線14A,14B,14C,14Dにそれぞれ接続された照明機器1A−1〜1A−512,照明機器1B−1〜1B−512,照明機器1C−1〜1C−512,照明機器1D−1〜1D−512(以下、総称するときには、単に照明機器1と呼ぶ。)に送信する。これに応じて、調光制御システムでは、各調光卓11の操作により指定された動作を各照明機器1に実行させることにより、各照明機器1の点灯及び消灯、明るさ調整、照明方向等を制御する。
なお、DMX512規格は、シリアルインタフェースを使って、最大512チャンネルで構成されるフレーム単位のDMXフレームで通信することなどを規定しており、一本のDMX信号線14上に接続される照明機器1の数は最大で512である。
調光卓11は、照明機器1の制御内容を決定するための装置であり、決定した制御内容を示す制御信号を各チャンネルに格納したDMXフレームを生成する。この調光卓11は、例えば、各照明機器1の制御内容や状態などを表示するためのモニタ、ユーザに操作される操作部を備え、操作内容に従って制御信号及びDMXフレームを生成する。具体的には、調光卓11は、操作部としてスイッチやフェーダなどを備え、これらのスイッチやフェーダなどが操作されることにより、照明制御における標準規格であるDMX規格に従ったDMXフレームを生成してDMXパッチ盤12に出力する。
この調光卓11により生成される制御信号は、照明機器1の動作種類を示すコマンド情報、コマンド情報により示される動作種類を行うときの程度を示す信号等が格納されている。具体的には、コマンド情報は点灯動作、消灯動作、明るさ調整動作、明るさ調整動作における明るさの調整程度を示す。また、DMXフレームは、シリアルデータとして伝送され、各照明機器1の制御信号がチャンネル番号別のDMXチャンネルに格納される。
図2に、DMXパッチ盤12の構成を示す。DMXパッチ盤12は、DMX信号線13を介して各調光卓11から出力されたDMX信号を入力し、入力されたDMX信号を合成処理することで、DMX信号線14に接続された各照明機器1を制御するDMX信号を新たに生成する。
DMXパッチ盤12は、各調光卓11と接続された入力部21と、入力リングバッファ22と、フレーム更新部23と、フレームバッファ24と、設定データ部25と、出力データ生成部26と、出力バッファ27と、各DMX信号線14と接続された出力部28とを備えている。
入力部21は、各調光卓11からDMX信号を入力すると、入力したDMX信号線13ごとに、入力リングバッファ22に記憶させることで受信処理を行う。ここで、入力リングバッファ22は、DMX信号線13A,13B,13C毎、すなわち本例では調光卓11毎に独立して領域が区分されたバッファ領域22a,バッファ領域22b,バッファ領域22cからなる。これに対し、入力部21は、入力したDMX信号を送信した調光卓11を識別して、使用するバッファ領域22a,22b,22cを切り替えながら、何れかのバッファ領域22a,22b,22cにDMX信号を記憶させる。
また、この入力部21は、例えばユーザにより指定された所定の指定サイズにDMXフレームを分割して入力リングバッファ22に記憶させる。つまり、入力リングバッファ22には、1フレーム単位のDMX信号ではなく、指定サイズ単位のDMX信号が格納されることになる。
フレームバッファ24は、1フレーム分のDMX信号、つまりDMXフレームごとにデータを格納するバッファである。このフレームバッファ24は、入力部21によって入力リングバッファ22に格納された指定サイズ分のDMX信号を、フレーム更新部23の制御により上書きされることで、バッファ内のデータ更新がなされる。このフレームバッファ24は、入力リングバッファ22と同様に、DMX信号線13A,13B,13C毎、すなわち本例では調光卓11毎に独立して領域が区分されたバッファ領域24a,バッファ領域24b,バッファ領域24cからなる。
フレーム更新部23は、入力部21及び入力リングバッファ22によって指定サイズ分のDMX信号の受信処理が完了する度に、入力リングバッファ22内に格納されたデータ、つまり指定サイズ分のDMX信号を、フレームバッファ24にコピーする。ここで、フレーム更新部23は、次にDMX信号をコピーすべきフレームバッファ24内のバッファ内アドレスで表現されたチャンネルオフセット位置を記憶している。そして、フレーム更新部23は、DMX信号の受信処理が完了すると、現在入力リングバッファ22に記憶されているDMX信号のフレームバッファ24内でのバッファ内アドレスをチャンネルオフセット位置に基づいて認識してフレームバッファ24に指定サイズ分のDMX信号をコピーし、コピーを終えるとチャンネルオフセット位置も記憶し直す。
具体的には、フレーム更新部23は、図3に示すように、バッファ間、つまり、入力リングバッファ22のバッファ領域22aからフレームバッファ24のバッファ領域24aに指定サイズ分のDMX信号をコピーする。この具体例では、例えば入力リングバッファ22のバッファ領域22aが、指定サイズの容量に対応した領域22a−1〜22a−6に区分されており、指定サイズ分のDMX信号が領域22a−1、22b−2の順の受信処理方向で入力リングバッファ22に記憶されるものとし、各領域22a−1〜22a−6の容量がフレームバッファ24の1フレーム分のバッファ領域24aの容量よりも小さいものとする。
そして、図3に示すように、入力部21に入力された指定サイズ分のDMX信号が、バッファ領域22a内のバッファ領域22a−2に記憶完了したとすると、フレーム更新部23は、バッファ領域22a−2内に格納された指定サイズ分のDMX信号を、チャンネルオフセット位置にコピーする。このチャンネルオフセット位置は、先にバッファ領域22a−1に記憶されていたDMX信号がバッファ領域24aに記憶完了された時に更新されたものである。
次に、フレーム更新部23は、バッファ領域22a−2内のDMX信号をバッファ領域24aにコピー完了すると、コピーが完了されたDMX信号に続くバッファ内アドレスを新たなチャンネルオフセット位置として記憶する。これにより、フレーム更新部23は、更新したチャンネルオフセット位置を、次回にバッファ領域22aに格納される指定サイズ分のDMX信号をコピーする際の先頭位置とする。
これにより、フレームバッファ24は、調光卓11から送信される指定サイズ分のDMX信号が、入力部21を介して入力リングバッファ22に記憶完了される度に更新されるため、最新の1フレームのDMXフレームが格納されることになる。DMXパッチ盤12は、このフレームバッファ24に格納されたDMXフレームを用いて合成処理をし、照明機器1に供給する合成DMX信号となるDMX出力データを生成することになる。
設定データ部25は、フレームバッファ24に記憶された複数のDMXフレームに含まれる任意のチャンネルに格納された制御信号を組み合せる合成処理するための合成ルールとなる合成設定情報を記憶している。この合成設定情報は、DMXパッチ盤12で受信する各DMX信号と、各DMX信号線14に送出する各DMX信号との対応関係が設定されている。具体的には、各調光卓11から送信されたDMX信号ごとのチャンネル番号と制御対象となる照明機器1を識別する情報、当該照明機器1が接続されているDMX信号線14を識別する情報、DMX信号線14ごとのDMX出力フレームのチャンネル番号の組み合わせが合成ルールとして設定されている。
出力データ生成部26は、設定データ部25の合成ルールに従って、フレームバッファ24に格納されている複数の最新DMXフレームから制御信号を取り出して、DMX信号線14ごとに、DMX出力フレームとなるチャンネルに格納することで、周期的にDMX出力データを作成する。さらに、出力データ生成部26は、作成したDMX出力データを、設定データ部25の合成設定情報に従って、各DMX信号線14に対応した出力バッファ27に記憶させる。
出力バッファ27は、DMX信号線14A〜14Dに対応した独立したバッファ領域27a,27b,27c,27dに区分されて構成され、出力データ生成部26で作成されたDMX信号線14ごとのDMX出力フレームが格納される。
出力部28は、出力バッファ27のバッファ領域27a〜27dのデータを、対応するDMX信号線14A〜14DにDMX出力フレームとして出力し、各DMX信号線14A〜14Dに接続された照明機器1に供給する。
[第1実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第1実施形態に係る調光制御システムによれば、DMXパッチ盤12により、指定サイズ分のDMX信号を各調光卓11から受信する度に更新されるフレームバッファ24内のDMXフレームを用いてDMX出力フレームを作成する合成処理を行うので、調光卓11からDMXフレームを全て受信してから合成処理を開始する場合と比較して、合成処理を開始するまでの遅延時間を低減することができる。したがって、この調光制御システムによれば、ユーザが調光卓11を操作して各照明機器1の制御内容を決定した時刻から、実際に照明機器1が動作する時刻までの時間を短縮することができ、調光卓11の操作をより短時間で照明機器1の動作に反映させることができる。
[第2実施形態]
つぎに、本発明を適用した第2実施形態に係る調光制御システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については、同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
この調光制御システムは、図4に示すように、複数の調光卓11A、調光卓11B、調光卓11Cがユーザに操作され、ユーザの操作に応じた信号をDMX信号線13A,13B,13C、DMX送信機31、LAN(Local Area Network)信号線32、DMX受信機33、DMX信号線14A,14B,14C,14Dを介して、DMX信号線14A,14B,14C,14Dにそれぞれ接続された照明機器1A−1〜1A−512,1B−1〜1B−512,1C−1〜1C−512,1D−1〜1D−512に送信する。
また、この調光制御システムは、所謂イーサネット(登録商標)等の通信プロトコルに従ったLANパケットを伝送するLAN信号線32で接続されており、調光卓11から送出されたDMXフレームを、DMX送信機31によって、LANフレームに格納してLAN信号線32を介して送信し、DMX受信機33でLANフレームを受信し、当該LANフレーム内のデータを合成処理してDMX出力フレームを各照明機器1に出力する。
DMX送信機31は、各調光卓11からのDMX信号を入力し、当該DMX信号をLANフレームに変換してLAN信号線32に送出する。このDMX送信機31は、図5に示すように、DMX信号線13を介して各調光卓11と接続されたDMX入力部41と、入力リングバッファ42と、変換部43と、LAN送信バッファ44と、LAN信号線32を介してDMX受信機33と接続されたLAN送信部45とを備えている。
このDMX送信機31は、各調光卓11からのDMX信号をDMX入力部41で入力すると、第1実施形態における入力部21と同様に、DMX入力部41により、入力したDMX信号線13ごとに、入力リングバッファ42のバッファ領域42a,バッファ領域42b,バッファ領域42cに記憶させることで受信処理を行う。これにより、入力リングバッファ42は、DMX信号線13A,13B,13C毎にバッファ領域42a,42b,42cを切り替えながら、何れかのバッファ領域42a,42b,42cにDMX信号を記憶させる。また、このDMX入力部41は、例えばユーザにより指定された所定の指定サイズにDMXフレームを分割して入力リングバッファ42に記憶させる。つまり、入力リングバッファ42には、1フレーム単位のDMX信号ではなく、指定サイズ単位のDMX信号が格納されることになる。
変換部43は、調光卓11からのDMX信号をLANフレームに変換する。具体的には、変換部43は、DMX入力部41及び入力リングバッファ42によって指定サイズ分のDMX信号の受信処理が完了する度に、当該指定サイズ分のDMX信号にチャンネルオフセット位置を示す情報及び何れかの調光卓11を識別する調光卓情報をヘッダ情報として付加する。これにより、変換部43は、DMX受信機33で上述の図3に示したような処理を行うことを可能とする。そして、変換部43は、ヘッダ情報を付加したDMX信号をLAN送信バッファ44に格納する。
また、変換部43は、DMX信号にチャンネルオフセット位置を示す情報を付加することに応じて、図3に示したようにチャンネルオフセット位置を移動させた新たなチャンネルオフセット位置を設定する。
LAN送信部45は、LAN送信バッファ44にDMX信号が格納される度に、当該DMX信号をDMX受信機33に送出する。このとき、LAN送信部45は、LAN規格に従って、宛先アドレスをDMX受信機33としたヘッダ情報等をDMX信号に付加することで、チャンネルオフセット位置を示す情報、調光卓情報及び指定サイズ分のDMX信号を含むLANフレームを作成する。
DMX受信機33は、LAN信号線32を介してDMX送信機31で作成されたLANフレームを受信し、照明機器1に送出する。このDMX受信機33は、図6に示すように、LAN信号線32を介してDMX送信機31と接続されたLAN受信部51と、LAN受信バッファ52と、再変換部53と、DMXフレームバッファ54と、設定データ部55と、出力データ作成部56と、DMX出力バッファ57と、DMX信号線14を介して照明機器1と接続されたDMX出力部58とを備えている。
LAN受信部51は、LAN信号線32からLANフレームを受信すると、当該LANフレームが自己を宛先としたLANフレームであると認識し、LAN受信バッファ52に記憶させる。
DMXフレームバッファ54は、1フレーム分のDMX信号、つまりDMXフレームごとにデータを格納するバッファである。このDMXフレームバッファ54は、再変換部53の制御により上書きされることで、バッファ内のデータ更新がなされる。このDMXフレームバッファ54は、調光卓11毎に独立して領域が区分されたバッファ領域54a,バッファ領域54b,バッファ領域54cからなる。
再変換部53は、LANフレームがLAN受信バッファ52に記憶させる受信処理が完了する度に、当該LANフレームをLAN受信バッファ52から取り出し、LANフレームをDMX信号に変換して、DMXフレームバッファ54に記憶させる。このとき、再変換部53は、LAN受信バッファ52から取り出したLANフレームのデータ部分に格納されている調光卓情報から、DMXフレームバッファ54の何れかのバッファ領域54a,54b,54cにDMX信号を記憶させるかを認識し、チャンネルオフセット位置を示す情報から調光卓情報に基づいて認識されたバッファ領域内の記憶位置を認識する。これにより、再変換部53は、指定サイズ分のDMX信号を、調光卓11ごとにチャンネルオフセット位置から上書きする。
設定データ部55、出力データ作成部56、DMX出力バッファ57及びDMX出力部58は、それぞれ、上述の設定データ部25、出力データ生成部26、出力バッファ27及び出力部28と同様の処理を行う。
すなわち、出力データ作成部56は、DMXフレームバッファ54に記憶された最新の複数のDMXフレームに含まれる任意のチャンネルに格納された制御信号を、設定データ部55に記憶された合成設定情報に基づいて組み合わせて、周期的にDMX信号線14ごとのDMX出力フレームを作成する。そして、出力データ作成部56は、各DMX信号線14に対応したDMX出力バッファ57のバッファ領域57a,57b,57c,57dにDMX出力フレームを記憶させる。
DMX出力部58は、DMX出力バッファ57のバッファ領域57a〜57dのデータを、対応するDMX信号線14A〜14DにDMX出力フレームとして出力し、各DMX信号線14A〜14Dに接続された照明機器1に供給する。
[第2実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した第2実施形態に係る調光制御システムによれば、DMX送信機31により、調光卓11から指定サイズ分の制御信号を受信する度にLANフレームを作成してLAN信号線32に送出すると共に、DMX受信機33により、LAN信号線32からLANフレームを受信する度にDMX出力フレームを作成するので、1フレーム分のDMX信号の全てを受信してからLANフレームを作成する場合や照明機器1に送出する場合と比較して、調光卓11でDMX信号を生成した時刻から、実際に照明機器1が動作する時刻までの遅延時間を短縮することができ、調光卓11の操作をより短時間で照明機器1の動作に反映させることができる。
[第3実施形態]
つぎに、本発明を適用した第3実施形態に係る調光制御システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については、同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
第3実施形態に係る調光制御システムは、DMX送信機31により、調光卓11からのDMX信号に変化が発生した場合に、LANフレームを作成してDMX受信機33に送信する点で、第2実施形態に係る調光制御システムとは異なる。すなわち、DMX送信機31は、図7に示すように、入力フレームバッファ61、比較部62及び比較フレームバッファ63を備える。
このDMX送信機31は、各調光卓11からのDMX信号が入力フレームバッファ61の各バッファ領域61a,61b,61cに記憶されて1フレーム分の受信が完了する度に、比較部62により、入力フレームバッファ61に記憶されたDMXフレームを読み出す。
比較フレームバッファ63は、最新のDMXフレームを比較調光制御信号として保存しておくバッファであり、調光卓11ごとに送出されるDMX信号に対応したフレームバッファ63a,63b,63cに区分されている。この比較フレームバッファ63に記憶されているDMXフレームは、比較部62により更新される。
比較部62は、入力フレームバッファ61にDMXフレームが記憶完了される度に、当該DMXフレームと比較フレームバッファ63に記憶されているDMXフレームとを比較する。このとき、比較部62は、各調光卓11に対応した入力フレームバッファ61のDMXフレームと、各調光卓11に対応した比較フレームバッファ63のDMXフレームとを比較する。
比較部62は、比較フレームバッファ63に格納されたDMXフレームが、比較フレームバッファ63に格納されたDMXフレームと一致しない場合には、調光卓11から受信したDMX出力フレームに変化が発生したと判定する。これに応じて、比較部62は、入力フレームバッファ61から読み出したDMXフレームに、当該DMXフレームを作成した調光卓11を識別する調光卓情報を付加してLAN送信バッファ44に書き込む。このとき比較部62は、LAN送信バッファ44に書き込むDMXフレームを、比較フレームバッファ63の対応するバッファ領域に書き込み、比較フレームバッファ63の更新をする。
これに対し、比較部62は、比較フレームバッファ63に格納されたDMXフレームが、比較フレームバッファ63に格納されたDMXフレームと一致した場合には、LAN送信バッファ44へのDMXフレームの書き込み及び比較フレームバッファ63の更新を行わない。
LAN送信部45は、LAN送信バッファ44にDMXフレームの書き込みがある度に、当該DMXフレームにLAN規格に準拠したヘッダ情報等を付加してLANフレームを作成して、LAN信号線32を介してDMX受信機33に送信する。
このようにして、DMX送信機31から送信されたLANフレームは、図6を用いて説明したDMX受信機33で受信される。DMX受信機33は、LAN受信部51でLANフレームを受信すると、当該LANフレームを一旦LAN受信バッファ52に格納した後に、再変換部53でDMXフレーム及び調光卓情報が取り出される。そして、再変換部53は、調光卓情報から送信元の調光卓11を認識して、当該調光卓11に対応したDMXフレームバッファ54のバッファ領域にDMXフレームを書き込む。これにより、DMXフレームバッファ54は、最新のDMXフレームに更新される。
このとき、LAN受信バッファ52に格納されたLANフレームには、1フレーム分のDMX信号が添付されているため、DMXフレームバッファ54内に格納されている1フレーム分のDMX信号は、全て更新されることになる。
そして、DMX受信機33は、出力データ作成部56により、DMXフレームバッファ54が更新される度に、新たに書き込まれたDMXフレームをDMXフレームバッファ54から読み出して合成処理を行って、DMX出力フレームをDMX出力バッファ57に書き込み、DMX出力部58により、何れかのDMX信号線14を介して照明機器1に送出される。
[第3実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第3実施形態に係る調光制御システムによれば、比較フレームバッファ63に格納されているDMXフレームと、調光卓11から受信した最新のDMXフレームとを比較して、調光卓11から送出されたDMXフレームに変化があった場合にのみ、DMX送信機31からDMX受信機33にLANフレームを送信するので、DMX送信機31からDMX受信機33に送信する情報量を抑制することができ、ネットワークの伝送負担を軽減することができる。
[第4実施形態]
つぎに、第4実施形態に係る調光制御システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については、同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
この第4実施形態に係る調光制御システムは、DMX送信機31により、指定サイズ分のDMX信号を受信完了した時点で比較部72による比較を行う点で、第3実施形態に係る調光制御システムとは異なる。
このような調光制御システムは、図8に示すように、入力リングバッファ71に指定サイズ分のDMX信号を記憶完了すると、比較部72により記憶完了したDMX信号を読み出し、当該DMX信号と比較バッファ73に比較調光制御信号として記憶された指定サイズ分のDMX信号とを比較する。ここで、比較バッファ73には、前回にDMX信号を比較バッファ73に書き込んだ時の記憶位置がチャンネルオフセット位置として記憶されている。
そして、比較部72は、比較処理を行う場合に、DMX信号及びチャンネルオフセット位置を読み出して、チャンネルオフセット位置に相当する指定サイズ分のDMX信号と、入力リングバッファ71に記憶された指定サイズ分のDMX信号とを比較する。比較部72は、比較した結果、一致している場合にはLANフレームの送信をせずに、一致していない場合には、入力リングバッファ71から読み出した指定サイズ分のDMX信号をLAN送信バッファ44記憶させると共に、比較バッファ73に記憶されているDMX信号を更新する。
また、比較部72は、指定サイズ分のDMX信号をLAN送信バッファ44に記憶するに際して、DMX受信機33のDMXフレームバッファ54のコピー開始位置を特定するチャンネルオフセット位置を示す情報と、当該指定サイズ分のDMX信号が、どの調光卓11から送出されたのかを示す調光卓情報とをヘッダ情報と付加してLAN送信バッファ44に書き込む。
LAN送信部45は、LAN送信バッファ44にデータの書き込みがある度に、そのデータをLANフレームに変換して、LAN信号線32を介してDMX受信機33に送信する。
このようにして、DMX送信機31から送信されたLANフレームは、図6を用いて説明したDMX受信機33で受信される。DMX受信機33は、LAN受信部51でLANフレームを受信すると、当該LANフレームを一旦LAN受信バッファ52に格納した後に、再変換部53で指定サイズ分のDMX信号、調光卓情報及びチャンネルオフセット位置を示す情報が取り出される。そして、再変換部53は、調光卓情報から送信元の調光卓11を認識して、チャンネルオフセット位置から、当該調光卓11に対応したDMXフレームバッファ54のバッファ領域にDMX信号を書き込む。
ここで、LAN受信バッファ52に格納されたLANフレームには、指定サイズのDMX信号が添付されているため、DMXフレームバッファ54内に格納されている1フレーム分のDMX信号は、チャンネルオフセット位置から始まる一部のデータのみが更新されることになる。
そして、DMX受信機33は、出力データ作成部56により、DMXフレームバッファ54が更新される度に、新たに書き込まれたDMX信号をDMXフレームバッファ54から読み出して合成処理を行って、DMX出力フレームをDMX出力バッファ57に書き込み、DMX出力部58により、何れかのDMX信号線14を介して照明機器1に送出される。
[第4実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第4実施形態に係る調光制御システムによれば、比較バッファ73に格納されている指定サイズ分のDMX信号と、調光卓11から受信した最新の指定サイズ分のDMX信号とを比較して、調光卓11から送出されたDMX信号に変化があった場合にのみ、DMX送信機31からDMX受信機33にLANフレームを送信するので、DMX送信機31からDMX受信機33に送信する情報量を抑制することができ、ネットワークの伝送負担を軽減することができることに加えて、調光卓11でDMX信号を生成してから、DMX送信機31で合成処理を開始するまでの遅延時間を短縮することができる。
[第5実施形態]
つぎに、本発明を適用した第5実施形態に係る調光制御システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については、同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
この第5実施形態に係る調光制御システムは、DMX送信機31によりLANフレームを送信するに際して、調光卓11からのDMXフレームとデータパターンとを比較して、LAN信号線32に送信するLANフレームを作成する点で、上述した実施形態に係る調光制御システムとは異なる。すなわち、DMX送信機31は、図9に示すように、パターン変換部81及びパターンテーブル82を備える。
このDMX送信機31は、各調光卓11からのDMX信号が入力フレームバッファ61の各バッファ領域61a,61b,61cに記憶されて1フレーム分の記憶完了する度に、パターン変換部81により、入力フレームバッファ61に記憶されたDMXフレームを読み出す。
送信側パターンテーブルであるパターンテーブル82は、頻度の高いDMXフレームのデータパターンと、当該データパターンを一意に特定する識別子とを対にして複数登録したテーブルデータである。このパターンテーブル82は、例えば照明機器1の制御内容に対応したデータパターンのうち、調光卓11で生成される頻度が高いデータパターンを優先的に登録している。
パターン変換部81は、入力フレームバッファ61からDMXフレームを読み出すと、当該DMXフレームのデータパターンと合致するデータパターンがパターンテーブル82に登録されているかを検索して、合致するデータパターンが存在するか否かを判定する。
パターンテーブル82に合致するデータパターンが存在する場合には、パターン変換部81は、合致したデータパターンを一意に特定する識別子に、当該データパターンと一致したDMX信号がどの調光卓11から送出されたのかを示す調光卓情報と、データが識別子であることを示す送信データ情報とをヘッダ情報として付加してLAN送信バッファ44に書き込む。これに対し、パターン変換部81は、合致するデータパターンが存在しない場合には、DMXフレームに、データの送信元を示す調光卓11を示す調光卓情報と、データがDMX信号であることを示す送信データ情報とをヘッダ情報として付加してLAN送信バッファ44に書き込む。
LAN送信部45は、LAN送信バッファ44にDMXフレームの書き込みがある度に、当該DMXフレームにLAN規格に準拠したヘッダ情報等を付加してLANフレームを作成して、LAN信号線32を介してDMX受信機33に送信する。
このようにして、DMX送信機31から送信されたLANフレームは、図10に示すDMX受信機33で受信される。DMX受信機33は、LAN受信部51でLANフレームを受信すると、当該LANフレームを一旦LAN受信バッファ52に記憶させる度に、パターン再変換部91で取り出される。
DMX受信機33の受信側パターンテーブルであるパターンテーブル92は、DMX送信機31のパターンテーブル92と同一のテーブルデータであって、DMXフレームのデータパターンと、それを一意に特定する識別子とを対にして複数登録したテーブルデータが記憶されている。
パターン再変換部91は、LAN受信バッファ52にLANフレームが記憶完了する度に、当該LANフレームのデータ部分に格納されているヘッダ情報を取り出す。これにより、パターン再変換部91は、送信データ情報から、送信されたデータが識別子を示していることを検出した場合には、当該データ部分に格納された識別子を用いて、パターンテーブル92を検索し、識別子に対応するデータパターンをコピーする。そして、パターン再変換部91は、コピーしたデータパターンを、ヘッダ情報として付加された調光卓情報が示す調光卓11に対応したDMXフレームバッファ54に上書きする。
また、パターン再変換部91は、送信データ情報から、送信されたデータがDMXフレームそのものを示していることを検出した場合には、DMXフレームを、ヘッダ情報として付加された調光卓情報が示す調光卓11に対応したDMXフレームバッファ54に上書きをする。
そして、DMX受信機33は、出力データ作成部56により、DMXフレームバッファ54が更新される度に、新たに書き込まれたDMXフレームをDMXフレームバッファ54から読み出して合成処理を行って、DMX出力フレームをDMX出力バッファ57に書き込み、DMX出力部58により、何れかのDMX信号線14を介して照明機器1に送出される。
[第5実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、本発明を適用した調光制御システムによれば、DMX送信機31及びDMX受信機33に同一内容のデータパターンと識別子とを対応させたテーブルデータを備え、調光卓11から送出されたDMXフレームと同一のデータパターンがある場合には識別子のみを送受信するので、DMX送信機31からDMX受信機33に送信する情報量を抑制することができ、ネットワークの伝送負担を軽減することができる。
[第6実施形態]
つぎに、本発明を適用した第6実施形態に係る調光制御システムについて説明する。なお、上述の実施形態と同様の部分については、同一符号を付することによりその詳細な説明を省略する。
この第6実施形態に係る調光制御システムは、図11に示すように、DMX送信機31により、指定サイズ分のDMX信号を受信完了した時点でパターン変換部102による変換を行う点で、第5実施形態に係る調光制御システムとは異なる。
このような調光制御システムは、入力リングバッファ101に指定サイズ分のDMX信号を記憶完了すると、パターン変換部102により受信完了したDMX信号を読み出し、当該DMX信号のデータパターンと合致するデータパターンが存在するかをパターンテーブル103から検索する。ここで、パターンテーブル103は、頻度の高い指定サイズ分のDMX信号のデータパターンと、当該データパターンを一意に特定する識別子とを対にして複数登録したテーブルデータである。
パターンテーブル103に合致するデータパターンが存在する場合、パターン変換部102は、合致したデータパターンを一意に特定する識別子に、当該データパターンと一致したDMX信号が、どの調光卓11から送出されたのかを示す調光卓情報、データが識別子であることを示す送信データ情報及びチャンネルオフセット位置を示す情報をヘッダ情報として付加してLAN送信バッファ44に書き込む。
これに対し、パターン変換部102は、合致するデータパターンが存在しない場合、DMX信号に、データの送信元を示す調光卓11を示す調光卓情報、データがDMX信号であることを示す送信データ情報及びチャンネルオフセット位置を示す情報をヘッダ情報として付加してLAN送信バッファ44に書き込む。
また、パターン変換部102は、データを識別子として送信する場合と、DMX信号そのものとして送信する場合とで異なるチャンネルオフセット位置を更新する。
LAN送信部45は、LAN送信バッファ44にDMX信号の書き込みがある度に、当該DMXフレームにLAN規格に準拠したヘッダ情報等を付加してLANフレームを作成して、LAN信号線32を介してDMX受信機33に送信する。
このようにして、DMX送信機31から送信されたLANフレームは、図10に示したDMX受信機33で受信される。DMX受信機33は、LAN受信部51でLANフレームを受信すると、当該LANフレームを一旦LAN受信バッファ52に格納される度に、パターン再変換部91で取り出される。
DMX受信機33のパターンテーブル92は、DMX送信機31のパターンテーブル103と同様のテーブルデータであって、指定サイズ分のDMX信号のデータパターンと、それを一意に特定する識別子とを対にして複数登録したテーブルデータが記憶されている。
パターン再変換部91は、LAN受信バッファ52にLANフレームが記憶完了する度に、送信データ情報から、送信されたデータが識別子を示していることを検出した場合には、当該データ部分に格納された識別子を用いてパターンテーブル92を検索し、識別子に対応するデータパターンを取得する。そして、パターン再変換部91は、取得したデータパターンを、ヘッダ情報として付加された調光卓情報が示す調光卓11に対応したDMXフレームバッファ54に、チャンネルオフセット位置に従って上書きする。
また、パターン再変換部91は、送信データ情報から、送信されたデータがDMX信号そのものを示していることを検出した場合には、DMX信号を、ヘッダ情報として付加された調光卓情報が示す調光卓11に対応したDMXフレームバッファ54に、チャンネルオフセット位置に従って上書きをする。
そして、DMX受信機33は、出力データ作成部56により、DMXフレームバッファ54が更新される度に、新たに書き込まれたDMX信号をDMXフレームバッファ54から読み出して合成処理を行って、DMX出力フレームをDMX出力バッファ57に書き込み、DMX出力部58により、何れかのDMX信号線14を介して照明機器1に送出される。
[第6実施形態の効果]
以上詳細に説明したように、第6実施形態に係る調光制御システムによれば、調光卓11から送出された指定サイズ分のDMX信号と同一のデータパターンがある場合には識別子のみを送受信するので、DMX送信機31からDMX受信機33に送信する情報量を抑制することができ、ネットワークの伝送負担を軽減することができることに加えて、調光卓11でDMX信号を生成してから、DMX送信機31で合成処理を開始するまでの遅延時間を短縮することができる。
[第7実施形態]
第7実施形態に係る調光制御システムは、第5実施形態及び第6実施形態において、DMX送信機31のパターンテーブル及びDMX受信機33のパターンテーブルを、データパターンの検出回数に応じて自動的に更新することを特徴とするものである。
この調光制御システムは、例えばパターン変換部又はパターン再変換部により、一定時間内における検出回数が多いDMX信号を優先的に保持し、データパターンとして自動的に登録するようにする。このとき、検出回数は、カウンタによってカウントするようにする。
これにより、送信側及び受信側のパターンテーブル内のデータパターンのうち、検出回数の多いデータパターンが優先的に残るように、ほぼリアルタイムで更新されていき、パターンテーブルで入力したDMX信号と登録したデータパターンとが合致する率を向上させる。したがって、この調光制御システムによれば、伝送するLANフレームのデータ量を大幅に低減させることができ、ネットワークへの負荷をさらに軽減させることができる。また、データパターンが自動的に作成されるため、あらかじめデータパターンを作成する手間を省くことができる。
[第8実施形態]
第8実施形態に係る調光制御システムは、第5実施形態及び第6実施形態において、DMX送信機31のパターンテーブル及びDMX受信機33のパターンテーブルを、DMX信号との合致時刻に応じて自動的に更新することを特徴とするものである。
この調光制御システムは、例えばパターン変換部又はパターン再変換部により、入力したDMX信号と登録されたデータパターンとが合致したと判定した場合に、パターンテーブルにデータパターンに対応付けて記憶されたタイムスタンプが示す合致時刻を更新する。
そして、調光制御システムは、各データパターンに与えられたタイムスタンプを参照して、最近に合致したDMX信号から優先的に保持し、データパターンとして自動的に登録するようにする。
これにより、送信側及び受信側のパターンテーブル内のデータパターンが、タイムスタンプの最も遅いデータパターン、つまり、直前に合致したデータパターンから順に残るように、ほぼリアルタイムで更新されていき、パターンテーブルで入力したDMX信号と登録したデータパターンとが合致する率を向上させる。したがって、この調光制御システムによれば、伝送するLANフレームのデータ量を大幅に低減させることができ、ネットワークへの負荷をさらに軽減させることができる。また、データパターンが自動的に作成されるため、あらかじめデータパターンを作成する手間を省くことができる。
なお、上述の実施の形態は本発明の一例である。このため、本発明は、上述の実施形態に限定されることはなく、この実施の形態以外であっても、本発明に係る技術的思想を逸脱しない範囲であれば、設計等に応じて種々の変更が可能であることは勿論である。
本発明を適用した第1実施形態に係る調光制御システムの構成について説明するためのブロック図である。 本発明を適用した第1実施形態に係る調光制御システムにおけるDMXパッチ盤の構成を示すブロック図である。 入力リングバッファに記憶された指定サイズ分のDMX信号を、フレームバッファに記憶する処理を説明するための図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る調光制御システムの構成について説明するためのブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX送信機の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第2実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX受信機の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第3実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX送信機の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第4実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX送信機の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第5実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX送信機の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第5実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX受信機の構成を示すブロック図である。 本発明を適用した第6実施形態に係る調光制御システムにおけるDMX送信機の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1 照明機器
11 調光卓
12 DMXパッチ盤
13,14 DMX信号線
21 入力部
22,42,71,101 入力リングバッファ
23 フレーム更新部
24 フレームバッファ
25,55 設定データ部
26 出力データ生成部
27 出力バッファ
28 出力部
31 DMX送信機
32 LAN信号線
33 DMX受信機
41 DMX入力部
43 変換部
44 LAN送信バッファ
45 LAN送信部
51 LAN受信部
52 受信バッファ
52 LAN受信バッファ
53 再変換部
54 DMXフレームバッファ
56 出力データ作成部
57 DMX出力バッファ
58 DMX出力部
61 入力フレームバッファ
62,72 比較部
63 比較フレームバッファ
72 比較部
73 比較バッファ
81,101 パターン変換部
82,103 パターンテーブル
91 パターン再変換部
92 パターンテーブル

Claims (8)

  1. 所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、複数の照明機器に出力する信号合成処理装置において、
    前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により予め指定された指定サイズの各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、
    1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、
    前記指定サイズ分の各調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、当該指定サイズ分の各調光制御信号を、予め設定された前記フレームバッファ内のオフセット位置から上書きして記憶させ、次に指定サイズ分の各調光制御信号を前記フレームバッファに上書きして記憶するオフセット位置を設定するフレーム更新手段と、
    前記入力手段により入力した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記フレーム更新手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、
    前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする信号合成処理装置。
  2. 所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、通信フレームに変換して送信する送信装置と、受信した通信フレームを複数の調光制御信号に再変換し、当該複数の調光制御信号を合成処理して複数の照明機器に出力する受信装置とを備える調光制御システムであって、
    前記送信装置は、
    前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により予め指定された指定サイズの各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、
    前記指定サイズ分の各調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、当該記憶完了された調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として調光制御信号に付加して、前記通信フレームに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された通信フレームを送信する送信手段とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、
    1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、
    前記通信フレームが前記受信バッファに記憶完了される度に、通信フレームに含まれる前記指定サイズ分の調光制御信号を、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファに記憶させる再変換手段と、
    前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記再変換手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、
    前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする調光制御システム。
  3. 所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、通信フレームに変換して送信する送信装置と、受信した通信フレームを複数の調光制御信号に再変換し、当該複数の調光制御信号を合成処理して複数の照明機器に出力する受信装置とを備える調光制御システムであって、
    前記送信装置は、
    前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により予め指定された1フレーム分の各調光制御信号を入力完了する度に、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する送信側フレームバッファと、
    前回に前記受信装置に送信された1フレーム分の調光制御信号を、当該調光制御信号を生成した前期調光卓ごと比較調光制御信号として記憶している比較フレームバッファと、
    前記1フレーム分の各調光制御信号が前記送信側フレームバッファに記憶完了される度に、前記送信側フレームバッファに格納された1フレーム分の調光制御信号と、前記比較フレームバッファに格納された前記比較調光制御信号とを比較し、前記送信側フレームバッファに格納された前記1フレーム分の調光制御信号が、前記比較フレームバッファに格納された前記比較調光制御信号に対して変化している場合に、前記1フレーム分の調光制御信号に、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報をヘッダ情報として付加して、通信フレームに変換する比較手段と、
    前記比較手段によって変換された通信フレームを送信する送信手段とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、
    1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する受信側フレームバッファと、
    前記通信フレームが前記受信バッファに記憶完了される度に、通信フレームに含まれる前記1フレーム分の調光制御信号を、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記受信側フレームバッファに記憶させる再変換手段と、
    前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記再変換手段により前記受信側フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、
    前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする調光制御システム。
  4. 所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、通信フレームに変換して送信する送信装置と、受信した通信フレームを複数の調光制御信号に再変換し、当該複数の調光制御信号を合成処理して複数の照明機器に出力する受信装置とを備える調光制御システムであって、
    前記送信装置は、
    前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により予め指定された指定サイズ分の各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、
    前回に前記受信装置に送信された指定サイズ分の調光制御信号を、当該調光制御信号を生成した前期調光卓ごとに比較調光制御信号として記憶している比較バッファと、
    前記指定サイズ分の各調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、前記リングバッファに格納された指定サイズ分の調光制御信号と、前記比較バッファに格納された前記比較調光制御信号とを比較し、前記リングバッファに格納された前記指定サイズ分の調光制御信号が、前記比較バッファに格納された前記比較調光制御信号に対して変化している場合に、前記指定サイズ分の調光制御信号に、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として付加して、通信フレームに変換する比較手段と、
    前記比較手段によって変換された通信フレームを送信する送信手段とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、
    1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、
    前記通信フレームが前記受信バッファに記憶完了される度に、通信フレームに含まれる前記指定サイズ分の調光制御信号を、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファに記憶させる再変換手段と、
    前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記再変換手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、
    前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする調光制御システム。
  5. 所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、通信フレームに変換して送信する送信装置と、受信した通信フレームを複数の調光制御信号に再変換し、当該複数の調光制御信号を合成処理して複数の照明機器に出力する受信装置とを備える調光制御システムであって、
    前記送信装置は、
    前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により予め指定された1フレーム分の各調光制御信号を入力完了する度に、1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する送信側フレームバッファと、
    1フレーム分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する送信側データパターンテーブルと、
    前記1フレーム分の調光制御信号が前記送信側フレームバッファに記憶完了される度に、前記送信側データパターンテーブルから、記憶完了された1フレーム分の調光制御信号と合致するデータパターンを検索し、合致するデータパターンが検索された場合には、前記合致したデータパターンを特定する識別子に、送信するデータが識別子であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換し、合致するデータパターンが検索されなかった場合には、記憶完了されたされた前記1フレーム分の調光制御信号に、送信するデータが調光制御信号であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を送信した前記調光卓を識別する調光卓情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された前記通信フレームを送信する送信手段とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、
    1フレーム単位で各調光制御信号を記憶する受信側フレームバッファと、
    前記送信側データパターンテーブルと同一の、1フレーム分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する受信側データパターンテーブルと、
    前記通信フレームに含まれる前記送信データ情報から、送信されたデータが識別子であると判定された場合には、当該識別子に対応するデータパターンを前記受信側データパターンから検出し、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、検出されたデータパターンを複製して前記受信側フレームバッファを更新し、前記送信データ情報から、送信されたデータが前記調光制御信号であると判定された場合には、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記通信フレームに含まれる調光制御信号を複製して前記受信側フレームバッファを更新するパターン再変換手段と、
    前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記パターン再変換手段により前記受信側フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、
    前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする調光制御システム。
  6. 所定のチャンネル数の制御信号からなる1フレームを通信単位とする調光制御プロトコルに従った調光制御信号を複数の調光卓から入力し、通信フレームに変換して送信する送信装置と、受信した通信フレームを複数の調光制御信号に再変換し、当該複数の調光制御信号を合成処理して複数の照明機器に出力する受信装置とを備える調光制御システムであって、
    前記送信装置は、
    前記調光卓のそれぞれから、調光制御信号を入力する入力手段と、
    前記入力手段により予め指定された指定サイズ分の各調光制御信号を入力完了する度に、指定サイズ単位で各調光制御信号を記憶するリングバッファと、
    指定サイズ分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する送信側データパターンテーブルと、
    前記指定サイズ分の調光制御信号が前記リングバッファに記憶完了される度に、前記送信側データパターンテーブルから、記憶完了された指定サイズ分の調光制御信号と合致するデータパターンを検索し、合致するデータパターンが検索された場合には、前記合致したデータパターンを特定する識別子に、送信するデータが識別子であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を生成した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換し、合致するデータパターンが検索されなかった場合には、記憶完了された指定サイズ分の調光制御信号に、送信するデータが調光制御信号であることを示す送信データ情報と、前記調光制御信号を送信した前記調光卓を識別する調光卓情報と、前記受信装置で調光制御信号を記憶するオフセット位置を示すオフセット情報とをヘッダ情報として付加して通信フレームに変換する変換手段と、
    前記変換手段によって変換された前記通信フレームを送信する送信手段とを備え、
    前記受信装置は、
    前記送信装置から送信された通信フレームを受信する受信手段と、
    前記受信手段により1フレーム分の通信データを受信完了する度に、1フレーム単位で通信フレームを記憶する受信バッファと、
    1フレーム単位で各調光制御信号を記憶するフレームバッファと、
    前記送信側データパターンテーブルと同一の、指定サイズ分の調光制御信号のデータパターンと、前記データパターンを識別する識別子とを対にして複数保持する受信側データパターンテーブルと、
    前記通信フレームに含まれる前記送信データ情報から、送信されたデータが識別子であると判定された場合には、当該識別子に対応するデータパターンを前記受信側データパターンテーブルから検出し、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、検出されたデータパターンを複製して前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファを更新し、前記送信データ情報から、送信されたデータが前記調光制御信号であると判定された場合には、前記調光卓情報に基づく各調光卓ごとに、前記通信フレームに含まれる調光制御信号を複製して前記オフセット情報に基づくオフセット位置から上書きして前記フレームバッファを更新するパターン再変換手段と、
    前記受信手段により受信した調光制御信号と、前記照明機器に出力する調光制御信号との対応関係を示す合成設定情報に基づいて、前記パターン再変換手段により前記フレームバッファに記憶された1フレーム分の複数の調光制御信号から出力用の調光制御信号を作成する信号作成手段と、
    前記信号作成手段により作成された出力用の調光制御信号を前記複数の照明機器に出力する出力手段と
    を備えることを特徴とする調光制御システム。
  7. 一定時間内において、前記調光卓から入力された前記調光制御信号のデータパターンを検出し、各データパターンごとに検出回数をカウントするカウンタと、
    前記カウンタによる検出回数が多い前記調光制御信号のデータパターンを、前記送信側データパターンテーブル及び前記受信側データパターンテーブルに登録する登録手段とを備えること
    を特徴とする請求項5又は請求項6に記載の調光制御システム。
  8. 一定時間内において、前記調光卓から入力された前記調光制御信号にタイムスタンプを与えるタイプスタンプ付与手段と、
    前記タイムスタンプ付与手段によって、タイムスタンプが付与された前記調光制御信号のうち、最も遅いタイムスタンプが付与された前記調光制御信号を、前記データパターンとして、前記送信側データパターンテーブル及び前記受信側データパターンテーブルに登録する登録手段とを備えること
    を特徴とする請求項5又は請求項6に記載の調光制御システム。
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