以下、本発明のナースコールシステムを適用した最良の実施の形態例について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明の実施例によるナースコールシステムの構成を示すシステム説明図である。
図1のシステム説明図に示すナースコールシステムは、A号室内、B号室内、・・・のような病室内の各病床に設置され、病床の患者または看護師がナースステーション内に在室中の看護師や後述するハンディナース端末40a、40b、・・・40tを携行しながら病院内を巡回中の他の看護師に対して通常の呼び出し(ナースコール呼び出しと同意。)、緊急の呼び出し等の複数の呼出種別のうち何れか1つで呼び出しを行い、呼出先の看護師(他の看護師)との間で通話を成立させるための機能を備えた(複数の)ナースコール子機、ここでは、病室毎4台ずつのナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・と、各病室の出入口近傍、例えば、廊下に設置され、子機ラインL1a〜L4a、L1b〜L4b、・・・を介して接続された各ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・の呼出ボタン10の操作、すなわち、病床の患者または看護師からの前述の呼び出しをそれぞれ検出するための(複数の)廊下灯20a、20b、・・・と、ナースステーション内に設置され、病床の患者または看護師からの前述の呼び出しが報知され、この呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師が呼出元の患者または他の看護師との間で通話を成立させるためのナースコール親機30と、病院内を巡回中の看護師によりそれぞれ携行され、病床の患者または看護師(他の看護師)からの前述の呼び出しが報知され、この呼出報知を確認した看護師が呼出元の患者または他の看護師との間で通話を成立させるための機能を備え、重複しない個別の端末番号を有する例えば、PHS(Personal Handyphone System)等の(複数の)ハンディナース端末、ここでは、チーム番号が「1」のチーム(従来例と同様、看護チームと同意。)に割り当てられた複数の看護師によりそれぞれ携行される端末番号が「11」、「12」、「13」、「14」、「15」、「16」、「17」の計7台のハンディナース端末40a、40b、40c、40d、40e、40f、40g、チーム番号が「2」のチームに割り当てられた複数の看護師によりそれぞれ携行される端末番号が「21」、「22」、「23」の計3台のハンディナース端末40h、40i、40j、チーム番号が「3」のチームに割り当てられた複数の看護師によりそれぞれ携行される端末番号が「31」、「32」、「33」の計3台のハンディナース端末40k、40l、40m、チーム番号が「4」のチームに割り当てられた複数の看護師によりぞれぞれ携行される端末番号が「41」、「42」の計2台のハンディナース端末40n、40o、チーム番号が「5」のチームに割り当てられた看護師により携行される端末番号が「51」のハンディナース端末40p、チーム番号が「6」のチームに割り当てられた複数の看護師によりそれぞれ携行される端末番号が「61」、「62」の計2台のハンディナース端末40q、40r、チーム番号が「7」のチームに割り当てられた看護師により携行される端末番号が「71」のハンディナース端末40s、チーム番号が「8」のチームに割り当てられた看護師により携行される端末番号が「81」のハンディナース端末40tからなる合計20台の当該ハンディナース端末と、各ハンディナース端末40a、40b、・・・40tを制御するための基地局50と、基地局ラインL13を介して接続された基地局50および交換機ラインL12を介して接続された後述する制御機70の間の通信ラインを形成する例えば、デジタル方式のPBX交換機60と、病院内の共用部、例えば、ナースステーション内や廊下に設置され、廊下灯ラインL10を介して縦接続された各廊下灯20a、20b、・・・、親機ラインL11を介して接続されたナースコール親機30、交換機ラインL12を介して接続されたPBX交換機60をそれぞれ制御するための制御機70とが設けられている。
また、図1のシステム説明図において、(複数の)ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、病床の患者または看護師が前述の呼び出しを行うために操作する呼出ボタン10と、病床の患者または看護師が呼出先の看護師(他の看護師)との間で通話を成立させるための音声(音声信号)を送受信する子機マイク11および子機スピーカ12とを有している。
また、図1のシステム説明図において、(複数の)廊下灯20a、20b、・・・はそれぞれ同様な構成であり、前述のような呼出検出機能の他、子機ラインL1a〜L4a、L1b〜L4b、・・・を介して接続された各ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しがあることを呼出種別毎異なるパターンで点滅表示するとともに通話中である旨を点灯表示するためのLED(Light Emitting Diode)等の呼出表示灯(以下、廊下呼出表示灯という。)21を有している。
また、図1のシステム説明図において、ナースコール親機30は、廊下灯20a、20b、・・・から出力される呼出信号をもとに呼出元のナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・を検出し、検出されたナースコール子機が設置される病床を呼出種別毎異なるパターンで点滅表示するとともに、ナースステーション内に在室中の看護師が通話中である旨を点灯表示するためのLED等の呼出表示灯(以下、親機呼出表示灯という。)31と、前述の呼び出しを報知させるための呼出音として呼出種別毎で異なるパターンの呼出音(音声メッセージを含む)を出力する親機スピーカ32と、親機スピーカ32からの出力の内容と同様、前述の呼び出しが検出されたナースコール子機が設置される病床を呼出種別の情報とともにディスプレイ表示する機能およびナースステーション内に在室中の看護師が通話中である旨をディスプレイ表示するためのLCD(Liquid Crystal Display)、有機EL(Electroluminescence)等の親機表示部33と、ナースステーション内に在室中の看護師が呼出元の患者または他の看護師との間で通話を成立させるための音声(音声信号)を送受信するハンドセット34とを有している。
また、図1のシステム説明図において、(複数の)ハンディナース端末40a、40b、・・・40tはそれぞれ同様な構成であり、廊下灯20a、20b、・・・から出力される呼出信号をもとに呼出元のナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・を検出し、検出されたナースコール子機が設置される病床を呼出種別の情報とともにディスプレイ表示するLCD、有機EL等の端末表示部41と、前述の呼び出しを報知させるための呼出音として呼出種別毎で異なるパターンの呼出音(音声メッセージを含む)を出力するとともに、病院内を巡回中の看護師が呼出元の患者または他の看護師との間で通話を成立させるための音声(音声信号)を受信する端末スピーカ42と、端末スピーカ42とともに病院内を巡回中の看護師が通話を成立させるためのに使用し、音声(音声信号)を送信する端末マイク43とを有している。
さらに、図1のシステム説明図において、制御機70には、当該制御機の構成各部および当該システムを制御するために設けられ計時機能を有しており、後述するように、ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの前述の呼び出しを報知させるハンディナース端末40a、40b、・・・40tについて(優先順位を持たせて)特定するための制御機CPU71と、制御機CPU71および廊下灯ラインL10の間の信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、廊下灯側I/Fという。)72と、制御機CPU71および親機ラインL11の間の信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、親機側I/Fという。)73と、制御機CPU71および交換機ラインL12の間の信号伝送路を形成するためのインターフェース(以下、端末側I/Fという。)74と、ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・にそれぞれ割り当てられた子機番号のテーブル(図示せず)や図3のテーブル説明図に示す各チーム毎のチーム番号「1」〜「8」に割り当てられたハンディナース端末40a、40b、・・・40tが有する前述の端末番号「11」〜「17」、「21」〜「23」、「31」〜「33」、「41」、「42」、「51」、「61」、「62」、「71」、「81」のテーブル等が予め記憶されたROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等のメモリ75とが備えられている。
このように構成された本発明の実施例によるナースコールシステムにおいて、以下、具体的な動作について、図1のシステム説明図、図2のフローチャート図および図3のテーブル説明図を参照して説明する。
なお、図2のフローチャート図は、制御機70の制御機CPU71の制御動作を示す図であり、図3のテーブル説明図は、制御機70の制御機CPU71の制御により、呼び出しを報知させるハンディナース端末40a、40b、・・・40tがそれぞれ有する重複しない個別の端末番号を特定するための動作遷移を示す図である。
図1のシステム説明図において、A号室、B号室、・・・内に居る人物、ここでは、A号室内でナースコール子機1aが設置された病床の患者が、ナースステーション内に在室中の看護師およびハンディナース端末40a、40b、・・・40tをそれぞれ携行しながら病院内を巡回中の複数の看護師のうちナースコール子機1aが設置された病床の患者を受け持つチーム毎の複数の看護師、ここでは、チーム番号が「1」、「2」、「6」、「7」の計4チームの複数の看護師に対して、通常の呼び出し、緊急呼び出し等の複数の呼出種別のうち何れか1つの呼び出し、ここでは、緊急の呼び出しのために呼出ボタン10を使用して所定の呼出操作を行うと、この呼出操作を子機ラインL1aを介して検出した廊下灯20aは、呼出元のナースコール子機1aに割り当てられている子機番号、自廊下灯に割り当てられている病室番号および緊急呼び出しを示す呼出種別の情報を付加させた呼出信号を廊下灯ラインL10に出力するとともに、呼出元のナースコール子機1aが設置された病床にに該当する廊下呼出表示灯21を前述の呼出種別に対応したパターンで点滅させる。また、廊下灯20aからの呼出信号は、廊下灯ラインL10、制御機70の廊下灯側I/F72を介して制御機CPU70と廊下灯ラインL10を介して自廊下灯20aを除く他の廊下灯20b、・・・とへそれぞれ伝送される。
なお、(廊下灯20aを除く)他の廊下灯20b、・・・では、入力された呼出信号が制御機70からの出力信号ではないと判断して何ら動作を行わず、待受状態を保持する。
制御機70の制御機CPU71は、廊下灯20aからの呼出信号に付加されている子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがあることを検出して計時機能が能動となり(ステップST1、ST2)、前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報を付加させた親機呼出報知信号を親機側I/F73から親機ラインL11を介してナースコール親機30に出力する。
ナースコール親機30は、制御機70の制御機CPU71からの親機呼出報知信号に付加されている前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがあることを検出し、呼出元のナースコール子機1aが設置された病床に該当する親機呼出表示灯31を前述の呼出種別に対応したパターンで点滅させるとともに、所定のパターンの呼出音(音声メッセージを含む)を親機スピーカ32から出力させて呼出報知を行う。
なお、ナースコール親機30では、呼出元のナースコール子機1aが設置された病床に該当する親機呼出表示灯31を前述の呼出種別に対応したパターンで点滅させるのみならず、視覚的な報知手段として、病室A内でナースコール子機1aが病床に設置されている患者からの緊急呼び出しがある旨の内容を文字や絵データで親機表示部33にディスプレイ表示させることもできる。
また、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがあることを検出した制御機70の制御機CPU71は、前述のような計時機能の開始および親機呼出報知信号の出力のみならず、呼出元の患者を受け持つチームのチーム番号であるチーム番号「1」、「2」、「6」、「7」をメモリ75から読み出すとともに、前述の合計20台のハンディナース端末40a、40b、・・・40tのうち、ナースコール子機1aからの緊急呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末を指定するため、制限台数とされる8台のハンディナース端末について前述の各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎均一な割り付けで、かつ各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎で最大3台の当該ハンディナース端末が有する重複しない個別の端末番号を特定してメモリ75から読み出す。ここでは、図3のテーブル説明図に示すように、1回目に緊急呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末がそれぞれ有する重複しない個別の端末番号として、先ず、チーム番号が「1」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40aに割り当てられている端末番号「11」を読み出し、この後に、チーム番号が「2」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40hに割り当てられている端末番号「21」、チーム番号が「6」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40qに割り当てられている端末番号「61」、チーム番号が「7」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40sに割り当てられている端末番号「71」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40bに割り当てられている端末番号「12」、チーム番号が「2」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40iに割り当てられている端末番号「22」、チーム番号が「6」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40rに割り当てられている端末番号「62」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内3台目のハンディナース端末40cに割り当てられている端末番号「13」の順序で合計8つの端末番号を特定してメモリ75から読み出す。
また、制御機70の制御機CPU71は、メモリ75から読み出した各端末番号「11」、「12」、「13」、「21」、「22」、「61」、「62」、「71」と前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに作成した呼出報知データ(詳述せず)とを付加させた端末呼出報知信号(以下、1回目端末呼出報知信号という。)を端末側I/F74から交換機ラインL12、PBX交換機60、基地局ラインL13を介して基地局50に出力する。
基地局50は、制御機70の制御機CPU71からの1回目端末呼出報知信号を無線信号に信号処理して全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tへと送信する。
全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tは、基地局50からの1回目端末呼出報知無線信号を受信し、電気信号へと信号処理した1回目端末呼出報知信号に付加されている各端末番号「11」、「12」、「13」、「21」、「22」、「61」、「62」、「71」と自端末に割り当てられている端末番号とを照合し、当該端末番号が一致した場合にのみ、同様に付加されている呼出報知データ(詳述せず)をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の内容を示す文字や絵データを端末モニタ41に出画させるとともに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)を端末スピーカ42から出力させて呼出報知を行う。ここでは、ハンディナース端末40a、40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sにて前述の呼出報知がそれぞれ行われる(ステップST3)。
さらに、ナースコール親機30にて行われた前述の呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師、およびハンディナース端末40a、40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sにてそれぞれ行われた前述の呼出報知を確認した合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師が制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間を経過する前、ここでは、30秒を経過する前に所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機CPU71の制御により通話路が形成される。例えば、最先の応答操作として、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のハンドセット34を取り上げると、この応答操作を検出した制御機70の制御機CPU71の制御により、ハンドセット34と親機ラインL11、制御機70の親機側I/F73、当該制御機CPU、廊下灯側I/F72、廊下灯ラインL10、廊下灯20a、子機ラインL1aを介して呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの子機マイク11および子機スピーカ12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。なお、前述の通話路が形成されたとき、廊下灯20aの廊下呼出表示灯21およびナースコール親機30の親機呼出表示灯31は、緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す点滅の表示パターンから通話中である旨の点灯の表示パターンへと切り換わり、親機モニタ33に出画される表示データも緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す表示データから通話中である旨の表示データへと切り換わるだけでなく、ハンディナース端末40a、40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sにてそれぞれ行われている前述の呼出報知は終了する(ステップST7、ST8)。
一方、最先の応答操作として、ハンディナース端末40a、40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sをそれぞれ携行している合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師、例えば、ハンディナース端末40aを携行しながら病院内を巡回中の看護師が所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機70の制御機CPU71の制御により、ハンディナース端末40aの端末スピーカ42および端末マイク43と基地局50、基地局ラインL13、PBX交換機60、交換機ラインL12、制御機70の端末側I/F74、当該制御機CPU、廊下灯側I/F72、廊下灯ラインL10、廊下灯20a、子機ラインL1aを介して呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの子機マイク11および子機スピーカ12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。なお、前述の通話路が形成されたとき、廊下灯20aの廊下呼出表示灯21は、緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す点滅の表示パターンから通話中である旨の点灯の表示パターンへと切り換わり、ハンディナース端末40aの端末モニタ41に出画される表示データも緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す表示データから通話中である旨の表示データへと切り換わるだけでなく、ハンディナース端末40a、40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sのうち、ハンディナース端末40aを除く他のハンディナース端末40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sにてそれぞれ行われている前述の呼出報知およびナースコール親機30にて行われている前述の呼出報知はそれぞれ終了する(ステップST7、ST8)。
次に、前述のように、ナースコール親機30およびハンディナース端末40a、40b、40c、40h、40i、40q、40r、40sにて、それぞれA号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の1回目の呼出報知が行われたのにも関わらず、制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒以内に何ら応答操作がなくタイムアップとなると、これを検出した制御機CPU71は、次回の呼び出し、すなわち、2回目に緊急呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末がそれぞれ有する重複しない個別の端末番号を特定してメモリ75から読み出す。ここでは、1回目に呼出報知が行われなかった端末番号を優先させ、前述の各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎均一な割り付けで、かつ各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎で最大数3台の端末番号として、図3のテーブル説明図に示すように、先ず、チーム番号が「2」のチームで同チーム内3台目のハンディナース端末40jに割り当てられている端末番号「23」をメモリ75から読み出し、この後に、チーム番号が「6」、「7」の各チームで同チーム内1台目のハンディナース端末40q、40sにそれぞれ割り当てられている端末番号「61」、「71」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内4台目のハンディナース端末40dに割り当てられている端末番号「14」、チーム番号が「2」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40hに割り当てられている端末番号「21」、チーム番号が「6」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40rに割り当てられている端末番号「62」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内5台目、6台目の各ハンディナース端末40e、40fにそれぞれ割り当てられている端末番号「15」、「16」の順序で合計8つの端末番号を特定してメモリ75から読み出す。
また、制御機70の制御機CPU71は、メモリ75から読み出した各端末番号「14」、「15」、「16」、「21」、「23」、「61」、「62」、「71」と前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに作成した呼出報知データ(詳述せず)とを付加させた端末呼出報知信号(以下、2回目端末呼出報知信号という。)を端末側I/F74から交換機ラインL12、PBX交換機60、基地局ラインL13を介して基地局50に出力する。
基地局50は、制御機70の制御機CPU71からの2回目端末呼出報知信号を無線信号に信号処理して全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tへと送信する。
全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tは、基地局50からの2回目端末呼出報知無線信号を受信し、電気信号へと信号処理した2回目端末呼出報知信号に付加されている各端末番号「14」、「15」、「16」、「21」、「23」、「61」、「62」、「71」と自端末に割り当てられている端末番号とを照合し、当該端末番号が一致した場合にのみ、同様に付加されている呼出報知データ(詳述せず)をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の内容を示す文字や絵データを端末モニタ41に出画させるとともに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)を端末スピーカ42から出力させて呼出報知を行う。ここでは、ハンディナース端末40d、40e、40f、40h、40j、40q、40r、40sにて前述の呼出報知がそれぞれ行われる(ステップST4)。
さらに、ナースコール親機30にて行われた前述の呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師、およびハンディナース端末40d、40e、40f、40h、40j、40q、40r、40sにてそれぞれ行われた前述の呼出報知を確認した合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師が制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒を経過する前に所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機CPU71の制御により通話路が形成される。
なお、最先の応答操作として、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のハンドセット34を取り上げた場合に形成される通話路および通話の具体的な動作(ステップST7、ST8)は、前述と同様であることから説明は省略する。
一方、最先の応答操作として、ハンディナース端末40d、40e、40f、40h、40j、40q、40r、40sをそれぞれ携行している合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師、例えば、ハンディナース端末40jを携行しながら病院内を巡回中の看護師が所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機70の制御機CPU71の制御により、ハンディナース端末40jの端末スピーカ42および端末マイク43と基地局50、基地局ラインL13、PBX交換機60、交換機ラインL12、制御機70の端末側I/F74、当該制御機CPU、廊下灯側I/F72、廊下灯ラインL10、廊下灯20a、子機ラインL1aを介して呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの子機マイク11および子機スピーカ12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。なお、前述の通話路が形成されたとき、廊下灯20aの廊下呼出表示灯21は、緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す点滅の表示パターンから通話中である旨の点灯の表示パターンへと切り換わり、ハンディナース端末40jの端末モニタ41に出画される表示データも緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す表示データから通話中である旨の表示データへと切り換わるだけでなく、ハンディナース端末40d、40e、40f、40h、40j、40q、40r、40sのうち、ハンディナース端末40jを除く他のハンディナース端末40d、40e、40f、40h、40q、40r、40sにてそれぞれ行われている前述の呼出報知およびナースコール親機30にて行われている前述の呼出報知はそれぞれ終了する(ステップST7、ST8)。
次に、前述のように、ナースコール親機30およびハンディナース端末40d、40e、40f、40h、40j、40q、40r、40sにて、それぞれA号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の2回目の呼出報知が行われたのにも関わらず、制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒以内に何ら応答操作がなくタイムアップとなると、これを検出した制御機CPU71は、次回の呼び出し、すなわち、3回目に緊急呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末がそれぞれ有する重複しない個別の端末番号を特定してメモリ75から読み出す。ここでは、2回目に呼出報知が行われなかった端末番号を優先させ、前述の各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎均一な割り付けで、かつ各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎で最大数3台の端末番号として、図3のテーブル説明図に示すように、先ず、チーム番号が「2」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40iに割り当てられている端末番号「22」をメモリ75から読み出し、この後に、チーム番号が「6」、「7」の各チームで同チーム内1台目のハンディナース端末40q、40sにそれぞれ割り当てられている端末番号「61」、「71」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内7台目のハンディナース端末40gに割り当てられている端末番号「17」、チーム番号が「2」のチームで同チーム内3台目のハンディナース端末40jに割り当てられている端末番号「23」、チーム番号が「6」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40rに割り当てられている端末番号「62」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内1台目、2台目の各ハンディナース端末40a、40bにそれぞれ割り当てられている端末番号「11」、「12」の順序で合計8つの端末番号を特定してメモリ75から読み出す。
また、制御機70の制御機CPU71は、メモリ75から読み出した各端末番号「11」、「12」、「17」、「22」、「23」、「61」、「62」、「71」と前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに作成した呼出報知データ(詳述せず)とを付加させた端末呼出報知信号(以下、3回目端末呼出報知信号という。)を端末側I/F74から交換機ラインL12、PBX交換機60、基地局ラインL13を介して基地局50に出力する。
基地局50は、制御機70の制御機CPU71からの3回目端末呼出報知信号を無線信号に信号処理して全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tへと送信する。
全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tは、基地局50からの3回目端末呼出報知無線信号を受信し、電気信号へと信号処理した3回目端末呼出報知信号に付加されている各端末番号「11」、「12」、「17」、「22」、「23」、「61」、「62」、「71」と自端末に割り当てられている端末番号とを照合し、当該端末番号が一致した場合にのみ、同様に付加されている呼出報知データ(詳述せず)をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の内容を示す文字や絵データを端末モニタ41に出画させるとともに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)を端末スピーカ42から出力させて呼出報知を行う。ここでは、ハンディナース端末40a、40b、40g、40i、40j、40q、40r、40sにて前述の呼出報知がそれぞれ行われる(ステップST5)。
さらに、ナースコール親機30にて行われた前述の呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師、およびハンディナース端末40a、40b、40g、40i、40j、40q、40r、40sにてそれぞれ行われた前述の呼出報知を確認した合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師が制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒を経過する前に所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機CPU71の制御により通話路が形成される。
なお、最先の応答操作として、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のハンドセット34を取り上げた場合に形成される通話路および通話の具体的な動作(ステップST7、ST8)は、前述と同様であることから説明は省略する。
一方、最先の応答操作として、ハンディナース端末40a、40b、40g、40i、40j、40q、40r、40sをそれぞれ携行している合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師、例えば、ハンディナース端末40qを携行しながら病院内を巡回中の看護師が所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機70の制御機CPU71の制御により、ハンディナース端末40qの端末スピーカ42および端末マイク43と基地局50、基地局ラインL13、PBX交換機60、交換機ラインL12、制御機70の端末側I/F74、当該制御機CPU、廊下灯側I/F72、廊下灯ラインL10、廊下灯20a、子機ラインL1aを介して呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの子機マイク11および子機スピーカ12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。なお、前述の通話路が形成されたとき、廊下灯20aの廊下呼出表示灯21は、緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す点滅の表示パターンから通話中である旨の点灯の表示パターンへと切り換わり、ハンディナース端末40qの端末モニタ41に出画される表示データも緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す表示データから通話中である旨の表示データへと切り換わるだけでなく、ハンディナース端末40a、40b、40g、40i、40j、40q、40r、40sのうち、ハンディナース端末40qを除く他のハンディナース端末40a、40b、40g、40i、40j、40r、40sにてそれぞれ行われている前述の呼出報知およびナースコール親機30にて行われている前述の呼出報知はそれぞれ終了する(ステップST7、ST8)。
次に、前述のように、ナースコール親機30およびハンディナース端末40a、40b、40g、40i、40j、40q、40r、40sにて、それぞれA号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の3回目の呼出報知が行われたのにも関わらず、制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒以内に何ら応答操作がなくタイムアップとなると、これを検出した制御機CPU71は、次回の呼び出し、すなわち、4回目に緊急呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末がそれぞれ有する重複しない個別の端末番号を特定してメモリ75から読み出す。ここでは、3回目に呼出報知が行われなかった端末番号を優先させ、前述の各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎均一な割り付けで、かつ各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎で最大数3台の端末番号として、図3のテーブル説明図に示すように、先ず、チーム番号が「2」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40hに割り当てられている端末番号「21」をメモリ75から読み出し、この後に、チーム番号が「6」、「7」の各チームで同チーム内1台目のハンディナース端末40q、40sにそれぞれ割り当てられている端末番号「61」、「71」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内3台目のハンディナース端末40cに割り当てられている端末番号「13」、チーム番号が「2」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40iに割り当てられている端末番号「22」、チーム番号が「6」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40rに割り当てられている端末番号「62」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内4台目、5台目の各ハンディナース端末40d、40eにそれぞれ割り当てられている端末番号「14」、「15」の順序で合計8つの端末番号を特定してメモリ75から読み出す。
また、制御機70の制御機CPU71は、メモリ75から読み出した各端末番号「13」、「14」、「15」、「21」、「22」、「61」、「62」、「71」と前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに作成した呼出報知データ(詳述せず)とを付加させた端末呼出報知信号(以下、4回目端末呼出報知信号という。)を端末側I/F74から交換機ラインL12、PBX交換機60、基地局ラインL13を介して基地局50に出力する。
基地局50は、制御機70の制御機CPU71からの4回目端末呼出報知信号を無線信号に信号処理して全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tへと送信する。
全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tは、基地局50からの4回目端末呼出報知無線信号を受信し、電気信号へと信号処理した4回目端末呼出報知信号に付加されている各端末番号「13」、「14」、「15」、「21」、「22」、「61」、「62」、「71」と自端末に割り当てられている端末番号とを照合し、当該端末番号が一致した場合にのみ、同様に付加されている呼出報知データ(詳述せず)をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の内容を示す文字や絵データを端末モニタ41に出画させるとともに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)を端末スピーカ42から出力させて呼出報知を行う。ここでは、ハンディナース端末40c、40d、40e、40h、40i、40q、40r、40sにて前述の呼出報知がそれぞれ行われる(ステップST6)。
さらに、ナースコール親機30にて行われた前述の呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師、およびハンディナース端末40c、40d、40e、40h、40i、40q、40r、40sにてそれぞれ行われた前述の呼出報知を確認した合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師が制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒を経過する前に所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機CPU71の制御により通話路が形成される。
なお、最先の応答操作として、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のハンドセット34を取り上げた場合に形成される通話路および通話の具体的な動作(ステップST7、ST8)は、前述と同様であることから説明は省略する。
一方、最先の応答操作として、ハンディナース端末40c、40d、40e、40h、40i、40q、40r、40sをそれぞれ携行している合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師、例えば、ハンディナース端末40sを携行しながら病院内を巡回中の看護師が所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機70の制御機CPU71の制御により、ハンディナース端末40sの端末スピーカ42および端末マイク43と基地局50、基地局ラインL13、PBX交換機60、交換機ラインL12、制御機70の端末側I/F74、当該制御機CPU、廊下灯側I/F72、廊下灯ラインL10、廊下灯20a、子機ラインL1aを介して呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの子機マイク11および子機スピーカ12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。なお、前述の通話路が形成されたとき、廊下灯20aの廊下呼出表示灯21は、緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す点滅の表示パターンから通話中である旨の点灯の表示パターンへと切り換わり、ハンディナース端末40sの端末モニタ41に出画される表示データも緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す表示データから通話中である旨の表示データへと切り換わるだけでなく、ハンディナース端末40c、40d、40e、40h、40i、40q、40r、40sのうち、ハンディナース端末40sを除く他のハンディナース端末40c、40d、40e、40h、40i、40q、40rにてそれぞれ行われている前述の呼出報知およびナースコール親機30にて行われている前述の呼出報知はそれぞれ終了する(ステップST7、ST8)。
次に、前述のように、ナースコール親機30およびハンディナース端末40c、40d、40e、40h、40i、40q、40r、40sにて、それぞれA号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の4回目の呼出報知が行われたのにも関わらず、制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒以内に何ら応答操作がなくタイムアップとなると、これを検出した制御機CPU71は、次回の呼び出し、すなわち、5回目に緊急呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末がそれぞれ有する重複しない個別の端末番号を特定してメモリ75から読み出す。ここでは、4回目に呼出報知が行われなかった端末番号を優先させ、前述の各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎均一な割り付けで、かつ各チーム「1」、「2」、「6」、「7」毎で最大数3台の端末番号として、図3のテーブル説明図に示すように、先ず、チーム番号が「2」のチームで同チーム内3台目のハンディナース端末40jに割り当てられている端末番号「23」をメモリ75から読み出し、この後に、チーム番号が「6」、「7」の各チームで同チーム内1台目のハンディナース端末40q、40sにそれぞれ割り当てられている端末番号「61」、「71」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内6台目のハンディナース端末40fに割り当てられている端末番号「16」、チーム番号が「2」のチームで同チーム内1台目のハンディナース端末40hに割り当てられている端末番号「21」、チーム番号が「6」のチームで同チーム内2台目のハンディナース端末40rに割り当てられている端末番号「62」、チーム番号が「1」のチームで同チーム内7台目、1台目の各ハンディナース端末40g、40aにそれぞれ割り当てられている端末番号「17」、「11」の順序で合計8つの端末番号を特定してメモリ75から読み出す。
また、制御機70の制御機CPU71は、メモリ75から読み出した各端末番号「11」、「16」、「17」、「21」、「23」、「61」、「62」、「71」と前述の子機番号、病室番号および呼出種別の情報をもとに作成した呼出報知データ(詳述せず)とを付加させた端末呼出報知信号(以下、5回目端末呼出報知信号という。)を端末側I/F74から交換機ラインL12、PBX交換機60、基地局ラインL13を介して基地局50に出力する。
基地局50は、制御機70の制御機CPU71からの5回目端末呼出報知信号を無線信号に信号処理して全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tへと送信する。
全てのハンディナース端末40a、40b、・・・40tは、基地局50からの5回目端末呼出報知無線信号を受信し、電気信号へと信号処理した5回目端末呼出報知信号に付加されている各端末番号「11」、「16」、「17」、「21」、「23」、「61」、「62」、「71」と自端末に割り当てられている端末番号とを照合し、当該端末番号が一致した場合にのみ、同様に付加されている呼出報知データ(詳述せず)をもとに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の内容を示す文字や絵データを端末モニタ41に出画させるとともに、A号室内でナースコール子機1aが設置されている病床の患者からの緊急呼び出しがある旨の呼出音(音声メッセージを含む)を端末スピーカ42から出力させて呼出報知を行う。ここでは、ハンディナース端末40a、40f、40g、40h、40j、40q、40r、40sにて前述の呼出報知がそれぞれ行われる(ステップST6)。
さらに、ナースコール親機30にて行われた前述の呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師、およびハンディナース端末40a、40f、40g、40h、40j、40q、40r、40sにてそれぞれ行われた前述の呼出報知を確認した合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師が制御機70の制御機CPU71にて計時中の予め定められた時間とされる30秒を経過する前に所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機CPU71の制御により通話路が形成される。
なお、最先の応答操作として、ナースステーション内に在室中の看護師がナースコール親機30のハンドセット34を取り上げた場合に形成される通話路および通話の具体的な動作(ステップST7、ST8)は、前述と同様であることから説明は省略する。
一方、最先の応答操作として、ハンディナース端末40a、40f、40g、40h、40j、40q、40r、40sをそれぞれ携行している合計8人の病院内を巡回中の看護師のうち、何れか1人の看護師、例えば、ハンディナース端末40gを携行しながら病院内を巡回中の看護師が所定の応答操作を行うと、この応答操作を検出した制御機70の制御機CPU71の制御により、ハンディナース端末40gの端末スピーカ42および端末マイク43と基地局50、基地局ラインL13、PBX交換機60、交換機ラインL12、制御機70の端末側I/F74、当該制御機CPU、廊下灯側I/F72、廊下灯ラインL10、廊下灯20a、子機ラインL1aを介して呼出元の患者が使用するナースコール子機1aの子機マイク11および子機スピーカ12との間の通話路が形成され、形成された通話路を介して音声信号を送受信させることにより通話が成立する。なお、前述の通話路が形成されたとき、廊下灯20aの廊下呼出表示灯21は、緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す点滅の表示パターンから通話中である旨の点灯の表示パターンへと切り換わり、ハンディナース端末40gの端末モニタ41に出画される表示データも緊急呼び出しがある旨の呼出報知を示す表示データから通話中である旨の表示データへと切り換わるだけでなく、ハンディナース端末40a、40f、40g、40h、40j、40q、40r、40sのうち、ハンディナース端末40gを除く他のハンディナース端末40a、40f、40h、40j、40q、40r、40sにてそれぞれ行われている前述の呼出報知およびナースコール親機30にて行われている前述の呼出報知はそれぞれ終了する(ステップST7、ST8)。
なお、ナースコール親機30にて行われた前述の呼出報知を確認したナースステーション内に在室中の看護師、および緊急の呼び出しがある旨の呼出報知が行われた当該ハンディナース端末を携行している病院内を巡回中の看護師のうち何れか1人の看護師によるハンディナース端末40a、40b、・・・40tを使用した応答操作があるまで、緊急呼び出しがある旨の呼出報知は繰り返される(ステップST6、ST7、ST8)。
以上の説明から明らかなように、本発明の実施例によれば、病室内の患者または看護師からのナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・を使用した通常呼び出し、緊急呼び出し等の複数の呼出種別のうち何れか1の呼び出しを報知させることができる複数のチームにそれぞれ割り当てられたハンディナース端末として、一度に呼出可能な台数、例えば、8台を超えて合計20台のハンディナース端末40a、40b、・・・40tが設定されている場合、ナースコール子機からの呼び出しを検出した制御機70の制御機CPU71は、1回目の呼出時に各チーム毎の呼出可能なハンディナース端末の台数を均一に割り当て、予め定められた時間の経過後に呼び出しを報知させるハンディナース端末が変更されたときには、各チーム内で最初に特定したハンディナース端末の台数を呼び出すことにより、全てのチームへと呼出報知を行うことができる。これにより、複数のチームにそれぞれ割り当てられたハンディナース端末ハンディナース端末40a、40b、・・・40tを携行している看護師のうち少なくとも各チーム毎何れか1人の看護師は、呼出元の患者または他の看護師に即時に対応でき、迅速な看護業務の遂行が図られる。
また、本発明の実施例においては、A号室内でナースコール子機1aが設置された病床の患者が、ナースステーション内に在室中の看護師およびハンディナース端末40a、40b、・・・40tをそれぞれ携行しながら病院内を巡回中の複数の看護師のうちナースコール子機1aが設置された病床の患者を受け持つチーム毎の複数の看護師として、チーム番号が「1」、「2」、「6」、「7」の計4チームの複数の看護師に対して所定の呼出操作を行った場合について説明したが、呼出報知を行うチームは4つに限定されず、1乃至任意の複数のチームで設定することができる。
また、本発明の実施例においては、ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しを報知させる当該ハンディナース端末がそれぞれ有する重複しない個別の端末番号を特定して制御機70のメモリ75から読み出すにあたっては、前回に呼出報知が行われなかった端末番号を優先させ、チーム毎均一な割り付けで、かつチーム毎で最大数3台の端末番号となるように規則性を持たせたが、特定させる端末番号をチーム毎に規則性を持たせずにランダムに読み出し、ゆえに、呼出報知が行われるハンディナース端末40a、40b、・・・40tについてもランダムに設定することもできる。
また、本発明の実施例においては、制御機70の端末側I/F74が有する通信機能として、制御機CPU71および交換機ラインL12の間の通信ラインを有線で形成する機能を備えたが、これに限定されず、無線による通信機能を端末側I/F74に備えることにより、基地局50、PBX交換機60および廊下灯ラインL12が不要となり、端末側I/F74およびハンディナース端末40a、40b、・・・40tの間で無線による通信が可能となる。
さらに、本発明の実施例においては、ナースステーション内に設置されるナースコール親機として、親機呼出表示灯31、親機スピーカ32、親機表示部33、ハンドセット34を有するボード型のナースコール親機30を適用したが、これに限定されず、ナースコール子機1a〜4a、1b〜4b、・・・からの呼び出しの呼出報知を行う手段として、視覚的な報知手段、例えば、ディスプレイ表示機能を有するパーソナルコンピュータ(図示せず)と聴覚的な報知手段、例えば、親機スピーカを有するナースコール通話部(図示せず)とが分離して構成されるナースコール親機も好適である。