JP4435398B2 - 頭髪処理促進機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、理美容院において頭髪のパーマ、毛染め、乾燥等の処理を行う際に、頭髪に熱を照射して、該処理を促進させる頭髪処理促進機に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来から、理美容院において頭髪に対してパーマや毛染めや乾燥等の処理を行う場合、ヒーター等で頭髪に熱を照射し、該処理の進行を促進させる。そして、その頭髪に熱を照射する装置としては、特公平4−644に記載されている、リング状ヒーターが頭部周囲を回転しながら熱を照射し、頭髪を加温する毛髪処理促進装置や、特公平7−32729に記載されている、頭部両側面、後部、頭頂部など、各部分に熱を照射する、分割された複数のヒーターが、頭髪を加温する毛髪処理促進制御装置などがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、頭髪に対してパーマや毛染めの処理を行う場合、該処理を促進させるには、特に頭髪の生え際に対して熱が照射されることが必要である。この点に関して、従来の特公平4−644に記載されている毛髪処理促進装置においては、リング状ヒーターが軸を中心として偏心回転運動を行い、頭部周囲を回転しながら頭髪を加温するものであって、熱が特に必要な頭髪の生え際部分と熱があまり必要でない頭髪の頭頂部分との熱分布のバランスが悪く、パーマや毛染めのムラなどが生じやすいものであった。また、特公平7−32729に記載されている毛髪処理促進制御装置においても同様に、頭頂部、頭部両側面、後部にある複数のヒーターでは、熱が特に必要な頭髪の生え際部分と熱があまり必要でない頭髪の頭頂部分との熱分布のバランスが悪く、パーマや毛染めのムラなどが生じやすいものであった。
【0004】
本発明は、上記問題に鑑みてなされたものであり、頭髪の頭頂部分より、頭髪の生え際部分に多くの熱を照射することのできる頭髪処理促進機を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するために、本発明の請求項1記載の頭髪処理促進機は、本体支持部に固定された、頭髪の頭頂部分にあるほぼ半円円弧状の頭頂ユニット支持部と、その両端部分の各々が上記頭頂ユニット支持部の各先端部分に回動自在に連結された、頭髪の頭頂部分から各々左,右側面にわたる頭髪全域に対して熱を照射するほぼ半円円弧状の第1,第2のヒーターを有する、第1,及び第2のヒーターユニットと、上記第1,第2のヒーターユニットを相互に逆方向に回転駆動させるユニット駆動部と、上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の上限位置を検出する上限リミットスイッチと、上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の下限位置を検出する下限リミットスイッチとを備え、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置と上記下限位置との間で回動可能である、ようにしたものである。
【0006】
また、本発明の請求項2記載の頭髪処理促進機は、請求項1記載の頭髪処理促進機において、頭髪処理促進機本体が、スタンドの先端部に、該頭髪処理促進機本体に連結された支持棒を介して挿入され、該スタンドごと床面上を移動可能である、ようにしたものである。
【0007】
また、本発明の請求項3記載の頭髪処理促進機は、請求項2記載の頭髪処理促進機において、上記頭髪処理促進機は、上記頭髪処理促進機本体を、上記支持棒に対して支持軸を中心に前後に傾動可能であり、上記支持軸の回動をロックすることにより、上記頭髪処理促進機本体の前後傾動位置を固定可能である、ようにしたものである。
【0008】
また、本発明の請求項4記載の頭髪処理促進機は、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の頭髪処理促進機において、上記上限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが相互に平行な面に位置し且つ上記頭頂ユニット支持部が位置する面と平行な平面上に位置する状態にある位置であり、上記下限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが同一平面上に位置し該両ヒーターユニットでほぼ円形状をつくる状態にある位置である、ようにしたものである。
【0009】
また、本発明の請求項5記載の頭髪処理促進機は、請求項4記載の頭髪処理促進機において、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動した後、該斜め位置で反転して再び上記下限位置まで回動し、さらに該下限位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返す、ようにしたものである。
【0010】
また、本発明の請求項6記載の頭髪処理促進機は、請求項5記載の頭髪処理促進機において、上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過時間を制御して設定する、ようにしたものである。
【0011】
また、本発明の請求項7記載の頭髪処理促進機は、請求項4記載の頭髪処理促進機において、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動し、該斜め位置で所定時間停止した後、さらに該斜め位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返す、ようにしたものである。
【0012】
また、本発明の請求項8記載の頭髪処理促進機は、請求項7記載の頭髪処理促進機において、上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過時間を制御して設定する、ようにしたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】
(実施の形態1)
以下、図1から図8を用いて、本実施の形態1における頭髪処理促進機について説明する。
まず、図1を用いて、本実施の形態1における頭髪処理促進機の構成について説明する。
【0014】
図1は、本実施の形態1における頭髪処理促進機の正面斜視図である。
図1において、本実施の形態1の頭髪処理促進機は、本体支持部5に内蔵されているヒーターユニット駆動部50(図示せず)により左右に相互に離れるように、あるいは左右から相互に近づくように、頭髪の周囲を揺動回動しながら、頭髪の頭頂部分から各々左,右側面にわたる頭髪全域に対して熱を照射する第1,及び第2のヒーターユニット1,2を備える頭髪処理部20を有するものであり、該頭髪処理部20は支持棒9を介してスタンド10の先端に挿入され、これを床面上の任意の位置に設置するものである。
【0015】
また、上記頭髪処理部20は、上記支持棒9に対して支持軸6を中心に前後に傾動させることができるものであり、支持軸ロックブラケット8に固着された把手7を上方に持ち上げることで支持軸6の回動をロックさせ、上記頭髪処理部20の前後傾動位置を固定するものである。
【0016】
以下、図2から図5を用いて、上記頭髪処理部20の各部について詳細に説明する。
まず、第1,第2のヒーターユニット1,2の構成、及び該両ヒーターユニット1,2と、頭髪の頭頂部分にある頭頂ユニット支持部3との連結部分について、図2、及び図3を参照しながら説明する。図2は、図1の頭髪処理部のA−A’断面図であり、図3は、図2の頭髪処理部のB−B’断面図である。
【0017】
図2において、第1,第2のヒーターユニット1,2は、頭髪に熱を照射するヒーターと、そのヒーターの熱がより広範囲に届くようにする反射板14と、ヒーター及び反射板14の枠であるヒーターカバー15と、第1,第2のヒーターユニット1,2の両先端部分に設けられた第1,第2の回動ブラケット16,17とからなるものであり、上記第1,第2のヒーターユニット1,2と頭頂ユニット支持部3とは、図3に示すように上記第1,第2の回動ブラケット16,17の部分で、回動軸4と、ヒーターユニット駆動部50の第1,第2のモーター出力軸56,57とにより連結されている。
【0018】
次に、ヒーターユニット駆動部50について図4、図5を参照しながら説明する。図4(a)は、本実施の形態1におけるヒーターユニット駆動部50の断面図であり、図4(b)はヒーターユニット駆動部50の正面図であり、図5は、本実施の形態1における第1,第2のヒーターユニットが頭髪の周囲を揺動回動する場合の回動範囲を示す図である。
【0019】
図4において、ヒーターユニット駆動部50は、モーター51と、モーターギアボックス52と、駆動カム53と、上限,下限リミットスイッチ54a,54bと、第1,第2のモーター出力軸56、57とからなるものであり、第1,第2のヒーターユニット1,2が頭髪の周囲を左右相互に離れるように、あるいは左右相互に近づくように回動させる駆動部である。
【0020】
第1,第2のモーター出力軸56,57は、それぞれが相互に逆に回動するようにギアで連結され、モーター51の駆動により、相互に逆方向に回動するようになっており、該第1のモーター出力軸56を第1の回動ブラケット16bに、第2のモーター出力軸57を第2の回動ブラケット17bに連結させることで、モーター51からの駆動出力を上記第1,第2のヒーターユニット1,2に伝え、該両ヒーターユニット1,2を上述のように頭髪周囲を左右相互に揺動回動させるものである。
【0021】
駆動カム53は、上記モータ出力軸55と連通させた軸の他端に取り付けられているものであり、上記第1,第2のヒーターユニット1,2と共に揺動回動するものである。
【0022】
上限,下限リミットスイッチ54a,54bは、上記駆動カム53の突起部分によって押されて、上記第1,第2のヒーターユニット1,2の上限,下限位置を検出し、該両ヒーターユニット1,2の回動可能範囲を決定するものである。本実施の形態1においては、第1,第2のヒーターユニット1,2が、図5に示すX位置である、相互に平行で且つ頭頂ユニット支持部3が位置する面と平行な平面に位置する状態と、Y位置である、同一平面上で両ヒーターユニット1,2でほぼ円形状態をつくる状態との間を回動可能範囲とし、該両ヒーターユニット1,2は、上記X位置と上記Y位置との間の、所定のZ位置で回動方向を反転して、X位置―Y位置―Z位置―Y位置―X位置と移動して、頭髪の周囲を揺動するものである。このように上記両ヒーターユニット1,2がX位置とY位置との間の往復回動に加えて、さらにZ位置とY位置との間を回動することにより、あまり熱の必要がない頭髪の頭頂部分より、熱が必要な頭髪の生え際部分に多くの熱を照射するものである。また、上記所定のZ位置は、ヒーターユニット1,2がY位置からX位置に移動する経過時間を制御して、位置設定することが可能なものである。
【0023】
ここで、図5を用いて、上記第1,第2のヒーターユニット1,2の回動動作について詳細に説明する。まず第1,第2のヒーターユニット1,2はX位置にあり、該X位置から両ヒーターユニット1,2が左右相互に離れていくように、Y位置にむかって回動する。そして下限リミットスイッチ54bによりY位置が検出されると、今度は該Y位置から両ヒーターユニット1,2が左右相互に近づくように、X位置にむかって回動する。両ヒーターユニット1,2がY位置からX位置への回動が開始されてから、予め設定しておいた時間が経過すると、ヒーターユニット駆動部50により反転出力が出力され、両ヒーターユニット1,2はその設定時間が経過した時の地点であるZ位置で反転し、Z位置から再びY位置にむかって相互左右に離れるように回動する。そして下限リミットスイッチ54bにより再びY位置が検出されると、Y位置から上限リミットスイッチ54aによりX位置が検出されるまで左右相互に近づくように回動していく。
【0024】
次に、頭髪処理部20と支持棒9との連結部分について、図2を参照しながら説明する。図2において、支持軸6には、当該頭髪処理部20のシャーシ92,93のうち支持軸6側のシャーシ92と、支持軸ロックボルト81とが固着されており、該支持軸ロックボルト81が適度な硬さで締め込まれている支持軸ロックブラケット8には、把手7が固着されている。支持棒9は内部にバネ91を備えていて、バネ91の一端は支持棒9に、他端は支持軸6に固定されている。このバネ91は、シャーシ92が固着されている支持軸6をバネの反発力で外側に押し出し、それによって該支持軸6に固着している支持軸ロックボルト81をシャーシ93のほうにひきよせて支持棒9を押さえつけることで、該頭髪処理部20が前方に倒れるのを防いでいる。また、さらに頭髪処理部20の位置をロックさせたい場合は、把手7を上方に持ち上げる。これにより、支持軸ロックブラケット8が支持軸ロックボルト81にさらに締め込まれ、それによって支持軸ロックブラケット8と支持軸6とがそれぞれシャーシ93,92側にさらに押さえつけられ、支持軸6とシャーシ92との摩擦力、及び支持軸ロックブラケット8とシャーシ93との摩擦力で頭髪処理部20の位置を動かないようにロックすることができる。
【0025】
さらに、本体支持部5には、本頭髪処理促進機の電源や、第1,第2のヒーターユニット1,2の第1,第2のヒーター11,12の温度や該ヒーターによる熱照射時間の設定、第1,第2のヒーターユニットを反転させる任意の位置の設定、熱照射の開始など、当該頭髪処理促進機を操作するスイッチが設けられた操作盤13が取り付けられている。
【0026】
次に、図6から図8を用いて、本実施の形態1における頭髪処理促進機を使用して、被施術者の頭髪に熱を照射する動作について説明する。図6(a)は、本実施の形態1における頭髪処理部20の位置調整する前の側面図で、図6(b)は、本実施の形態1における頭髪処理部20の位置調整時の側面図であり、図7は、本実施の形態1の頭髪処理促進機の第1,第2のヒーターユニットが、図5におけるY位置にある時の頭髪処理部を示す正面図であり、図8は、本実施の形態1の頭髪処理促進機の第1,第2のヒーターユニットが、図5におけるZ位置にある時の頭髪処理部を示す正面図である。
【0027】
まず、美容師(図示せず)は、頭髪処理部20が図6(a)に示す上方保持位置X0位置にある頭髪処理促進機を、理美容椅子に座っている被施術者の後ろに設置する。
そして次に美容師は、図6(a)の上方保持位置X0にある頭髪処理部20を図6(b)に示す所望の位置である実線位置X1まで傾動させる。
【0028】
ここで、その頭髪処理部20の支持棒9に対する具体的な傾動動作について述べると、頭髪処理部20を図6(a)の位置X0から、図6(b)の実線位置X1まで移動させる場合、まず美容師(図示せず)は、把手7を図6(a)のlock位置からunlock位置に下げて、頭髪処理部20位置のロックをはずす。次に美容師は、頭髪処理部20を図6(b)斜線位置X0の位置から徐々に前に傾動させていき、頭髪処理部20のヒーターユニット1,2が被施術者の頭髪に熱を十分に照射できる位置、図6(b)実線位置X1に至った時、把手7をlock位置に上げて、頭髪処理部20の傾動位置をロックする。
【0029】
このようにして頭髪処理部20の位置を被施術者にあわせて調整した後、美容師は本頭髪処理促進機に対して通電させ、操作盤13上にある電源スイッチを押して上記頭髪処理促進機の電源を入れる。
そして、美容師は操作盤13上にあるスイッチを操作して、被施術者がうけている施術の内容、例えば頭髪のパーマや毛染め、あるいはトリートメント等、に適当なヒーターの温度や熱照射時間を設定した後、熱照射を開始させるスイッチを押して被施術者の頭髪に対する熱照射を開始させる。
【0030】
頭髪処理部20より被施術者の頭髪に対して熱照射が開始されると同時に、第1,第2のヒーターユニット1,2が被施術者の頭髪の周囲を揺動回動しはじめる。上記第1,第2のヒーターユニット1,2は、上述したようにしてX位置―Y位置―Z位置―Y位置―X位置と回動する。ここで美容師が、現時点で予め設定されていた反転位置が被施者の頭髪に対して少し低く、頭髪の生え際に十分に熱が照射されていないと感じた場合は、Y位置からZ位置まで移動するのにかかる経過時間を操作盤13で長く設定しなおし、Z位置を現時点より高くすることができる。
【0031】
操作盤13により設定されたヒーターからの熱照射時間が経過すると、ヒーター11,12が自動的に切れ、被施術者の頭髪に対する熱の照射が終了する。それに伴い、第1,第2のヒーターユニット1,2が図1に示す状態にまで自動的に戻るようになっている。美容師は、操作盤13の電源を切り、頭髪処理促進機を被施術者の後ろから、このあとの被施術者に対する施術を行う際に邪魔にならない場所に移動させる。
【0032】
以上のように、本実施の形態1における頭髪処理促進機によれば、被施術者の頭髪の頭頂部分にある頭頂ユニット支持部3に対して、第1,第2のヒーターユニット1,2を回動軸4a,4bにより回動可能に連結し、ヒーターユニット駆動部50を該回動軸4bに嵌めこんで、上記第1,第2のヒーターユニット1,2が頭髪の頭頂部分から左右に相互に離れるように、あるいは左右から相互に近づくように揺動回動させ、その回動動作は第1,第2のヒーターユニット1,2が相互に平行な面に位置し、且つ上記頭頂ユニット支持部3が位置する面と平行な平面上に位置する状態である上限位置から、第1,第2のヒーターユニットが同一平面状に位置し、該両ヒーターユニット1,2で略円形状をつくる下限位置まで回動し、該下限位置からある所定の斜め位置まで回動した後、該所定の斜め位置において上記ヒーターユニット駆動部50によって反転出力されて、再度上記下限位置まで回動した後、該下限位置から上記上限位置まで回動するものであるようにしたので、熱のあまり必要ない頭髪の頭頂部分より、熱が必要な頭髪の生え際部分に熱を多く照射することができる。
【0033】
また、本実施の形態1における頭髪処理促進機によれば、上記反転する位置を上記下限位置からの経過時間を制御することで設定するようにしたので、被施術者の頭に合わせて、上記反転位置を移動させることができる。
なお、本実施の形態1においては、上記第1,第2のヒーターユニット1,2の回動動作をある所定の斜め位置で反転させて再度上記下限位置まで回動した後、上記上限位置まで回動するようにしたが、上記所定の斜め位置で反転するのではなく、ある一定時間停止させた後に上記上限位置に回動するようにしても同じ効果がえられる。
【0034】
【発明の効果】
本発明の請求項1記載の頭髪処理促進機によれば、本体支持部に固定された、頭髪の頭頂部分にあるほぼ半円円弧状の頭頂ユニット支持部と、その両端部分の各々が上記頭頂ユニット支持部の各先端部分に回動自在に連結された、頭髪の頭頂部分から各々左,右側面にわたる頭髪全域に対して熱を照射するほぼ半円円弧状の第1,第2のヒーターを有する、第1,及び第2のヒーターユニットと、上記第1,第2のヒーターユニットを相互に逆方向に回転駆動させるユニット駆動部と、上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の上限位置を検出する上限リミットスイッチと、上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の下限位置を検出する下限リミットスイッチとを備え、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置と上記下限位置との間で回動可能であるようにしたので、第1,第2のヒーターユニットを頭頂ユニット支持部に対して左右相互に離れるように、あるいは左右相互に近づくように揺動回動させて、被施術者の頭髪に対して熱の照射を行うことができる。
【0035】
また、本発明の請求項2記載の頭髪処理促進機によれば、請求項1記載の頭髪処理促進機において、頭髪処理促進機本体が、スタンドの先端部に、該頭髪処理促進機本体に連結された支持棒を介して挿入され、該スタンドごと床面上を移動可能であるようにしたので、本頭髪処理促進機を任意の位置に設置することができる。
【0036】
また、本発明の請求項3記載の頭髪処理促進機によれば、請求項2記載の頭髪処理促進機において、上記頭髪処理促進機は、上記頭髪処理促進機本体を、上記支持棒に対して支持軸を中心に前後に傾動可能であり、上記支持軸の回動をロックすることにより、上記頭髪処理促進機本体の前後傾動位置を固定可能であるようにしたので、被施術者の頭の位置に合わせて、本頭髪処理促進機本体を前後に傾動させることができる。
【0037】
また、本発明の請求項4記載の頭髪処理促進機によれば、請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の頭髪処理促進機において、上記上限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが相互に平行な面に位置し且つ上記頭頂ユニット支持部が位置する面と平行な平面上に位置する状態にある位置であり、上記下限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが同一平面上に位置し該両ヒーターユニットでほぼ円形状をつくる状態にある位置であるようにしたので、被施術者の頭髪全周の生え際に対して熱の照射を行うことができる。
【0038】
また、本発明の請求項5記載の頭髪処理促進機によれば、請求項4記載の頭髪処理促進機において、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動した後、該斜め位置で反転して再び上記下限位置まで回動し、さらに該下限位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返すようにしたので、熱のあまり必要でない頭髪の頭頂部分より、熱の必要な頭髪の生え際部分に熱を多く照射することができる。
【0039】
また、本発明の請求項6記載の頭髪処理促進機によれば、請求項5記載の頭髪処理促進機において、上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過時間を制御して設定するようにしたので、上記第1,第2のヒーターユニットを反転させる位置を、所望の位置に設定することができる。
【0040】
また、本発明の請求項7記載の頭髪処理促進機によれば、請求項4記載の頭髪処理促進機において、上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動し、該斜め位置で所定時間停止した後、さらに該斜め位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返すようにしたので、熱のあまり必要でない頭髪の頭頂部分より、熱の必要な頭髪の生え際部分に熱を多く照射することができる。
【0041】
また、本発明の請求項8記載の頭髪処理促進機によれば、請求項7記載の頭髪処理促進機において、上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過時間を制御して設定するようにしたので、上記第1,第2のヒーターユニットを一時停止させる位置を、所望の位置に設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる、頭髪処理促進機の正面斜視図である。
【図2】図1における、頭髪処理部のA−A’断面図である。
【図3】図2における、頭髪処理部のB−B’断面図である。
【図4】本発明の実施の形態1における、頭髪処理促進機のヒーターユニット駆動部を示す図である。
【図5】本発明の実施の形態1における、頭髪処理促進機の第1,第2のヒーターユニットの回動範囲を示す図である。
【図6】本発明の実施の形態1における、頭髪処理促進機のヒーターユニットの位置調整時の側面図である。
【図7】本発明の実施の形態1における、頭髪処理促進機の第1,第2のヒーターユニットが下限位置にある図である。
【図8】本発明の実施の形態1における、頭髪処理促進機の第1,第2のヒーターユニットが反転位置にある図である。
【符号の説明】
1 第1のヒーターユニット
2 第2のヒーターユニット
3 頭頂ユニット支持部
4 回動軸
5 本体支持部
6 支持軸
7 把手
8 支持軸ロックブラケット
9 支持棒
10 スタンド
11 第1のヒーター
12 第2のヒーター
13 操作盤
14a,14b 反射板
15a,15b ヒーターカバー
16a,16b 第1の回動ブラケット
17a,17b 第2の回動ブラケット
20 頭髪処理部
50 ヒーターユニット駆動部
51 モーター
52 モーターギアボックス
53 駆動カム
54a 上限リミットスイッチ
54b 下限リミットスイッチ
56 第1のモータ出力軸
57 第2のモータ出力軸
81 支持軸ロックボルト
91 バネ
92,93 シャーシ
Claims (8)
- 本体支持部に固定された、頭髪の頭頂部分にあるほぼ半円円弧状の頭頂ユニット支持部と、
その両端部分の各々が上記頭頂ユニット支持部の各先端部分に回動自在に連結された、頭髪の頭頂部分から各々左,右側面にわたる頭髪全域に対して熱を照射するほぼ半円円弧状の第1,第2のヒーターを有する、第1,及び第2のヒーターユニットと、
上記第1,第2のヒーターユニットを相互に逆方向に回転駆動させるユニット駆動部と、
上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の上限位置を検出する上限リミットスイッチと、
上記第1,第2のヒーターユニットの、上記回転駆動範囲の下限位置を検出する下限リミットスイッチとを備え、
上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置と上記下限位置との間で回動可能である、
ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項1記載の頭髪処理促進機において、
頭髪処理促進機本体が、スタンドの先端部に、該頭髪処理促進機本体に連結された支持棒を介して挿入され、該スタンドごと床面上を移動可能である、ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項2記載の頭髪処理促進機において、
上記頭髪処理促進機は、上記頭髪処理促進機本体を、上記支持棒に対して支持軸を中心に前後に傾動可能であり、上記支持軸の回動をロックすることにより、上記頭髪処理促進機本体の前後傾動位置を固定可能である、
ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項1ないし請求項3のいずれかに記載の頭髪処理促進機において、
上記上限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが相互に平行な面に位置し且つ上記頭頂ユニット支持部が位置する面と平行な平面上に位置する状態にある位置であり、
上記下限位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが同一平面上に位置し該両ヒーターユニットでほぼ円形状をつくる状態にある位置である、
ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項4記載の頭髪処理促進機において、
上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動した後、該斜め位置で反転して再び上記下限位置まで回動し、さらに該下限位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返す、
ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項5記載の頭髪処理促進機において、
上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過時間を制御して設定する、
ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項4記載の頭髪処理促進機において、
上記第1,第2のヒーターユニットは、上記上限位置から上記下限位置まで回動し、上記下限位置から、上記上限位置と上記下限位置との間の所定の斜め位置まで回動し、該斜め位置で所定時間停止した後、さらに該斜め位置から上記上限位置まで回動する動作を繰り返す、
ことを特徴とする頭髪処理促進機。 - 請求項7記載の頭髪処理促進機において、
上記斜め位置は、上記第1,第2のヒーターユニットが上記下限位置から上記上限位置にむかって回動する際の経過時間を制御して設定する、
ことを特徴とする頭髪処理促進機
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