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JP4438567B2 - 自動販売装置 - Google Patents
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JP4438567B2 - 自動販売装置 - Google Patents

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Description

本発明は、自動販売装置に関し、さらに詳しくは、自動販売装置における釣銭切れの防止や、商品の販売を促進し商品販売の機会喪失の防止を目的とした商品の自動販売装置に関する。
自動販売装置で販売される商品は、24時間販売可能であっても、また、自動販売装置内に商品が充分に収納されている状態であっても、釣銭が不足すると商品を販売できないという問題が発生する。この問題を避けるためには、頻繁に自動販売装置内の釣銭残量を確認して、釣銭が不足の場合には、補充するなどのメンテナンスが必要である。一方、この釣銭不足を解消する方法として、特許文献1には、自動販売装置等に使用する貨幣処理装置に関して、最適釣銭量を記憶しておき、この最適釣銭量を釣銭として保持し、実際の釣銭量がこの最適釣銭量を下回った場合には、該当する金種が投入されたときにこの硬貨を釣銭として保持する様にして、釣銭切れを事前に防止し、釣銭切れによる販売機会の喪失を低減する貨幣処理装置が記載されている。
特開平8−153247号公報
上記の貨幣処理装置においては、利用者が釣銭切れの恐れのある金種の貨幣を投入しない限り、当該金種の貨幣を補充出来ないという問題を有している。
本発明の目的は、釣銭切れを生じる恐れのある金種を使用して商品を購入することを顧客に促し、該金種がより多く投入される様にして、釣銭切れを回避する自動販売装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明の自動販売装置は釣銭切れを生じる恐れのある金種を使用して商品を購入した顧客に、この金種を補充してくれた度合に応じて、インセンティブを提供して、釣銭切れの恐れのある金種を確保することを促進する構成とした。
さらに具体的には、請求項1の自動販売装置は、投入された貨幣の金種を判別する貨幣判別部と、前記投入された貨幣の金種毎の枚数を計数する計数部と、釣銭に使用可能な貨幣を保持する釣銭保持部と、釣銭に使用可能な貨幣の枚数を金種毎に記憶した釣銭テーブルと、釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に記憶した条件テーブルと、顧客により貨幣が投入された際、前記釣銭テーブル、及び前記条件テーブルを参照し、釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の枚数を金種毎に算出し、前記貨幣判別部及び計数部で求められた前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、顧客の投入した貨幣による釣銭補充への貢献度を算出し、当該貢献度に応じたインセンティブを付与するインセンティブ付与部と、前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、前記釣銭テーブルの貨幣の金種毎の枚数を更新すると共に、前記釣銭保持部に貨幣を補充する釣銭補充部と、を備える構成とした。
請求項2の発明は、請求項1記載の自動販売装置において、前記条件テーブルは、時間帯毎に保持すべき貨幣の数量を金種毎に記憶したものであることを特徴とした。
請求項3の発明は、 請求項1または請求項2に記載の自動販売装置において、時間帯毎に釣銭として払い出した貨幣の枚数を金種毎に記憶する釣銭払出実績テーブルを有し、前記条件テーブルは、前記釣銭払出実績テーブルに記憶された前記時間帯毎に釣銭として払い出した貨幣の金種と枚数との情報に基づき、釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に設定されることを特徴とした。
このように、本発明における自動販売装置では、顧客により貨幣が投入された際、釣銭テーブルと条件テーブルを参照し、釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の枚数を金種毎に算出し、貨幣判別部及び計数部で求められた投入された貨幣の金種毎の枚数と釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、顧客の投入した貨幣による釣銭補充への貢献度を算出し、この貢献度に応じたインセンティブを付与すると共に、前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、釣銭テーブルの貨幣の金種毎の枚数を更新し、釣銭保持部に貨幣を補充する釣銭補充部とを備えたので、自動販売装置に投入した貨幣の金種と枚数に応じて、この顧客へインセンティブを与えることが可能になるので、釣銭の残存量が少なくなった際には、顧客は釣銭に使用する金種を使用して商品を購入する様に促進され、さらに不足の恐れのある金種をより多く投入することで貢献度を上げ、より多くのインセンティブを顧客に付与するので、不足の恐れのある金種をより多く顧客に投入させ得ることができるので、自動販売装置内に保持される釣銭不足によって商品の販売中止などの機会損失を低減させることが可能になるとともに、必要量の釣銭の確保が容易になる。
以下に本発明を実施するための最良の形態を開示する。
本発明の自動販売装置は、スタンドアロン型として使用しても良く、また通信回線に接続し販売データ等を管理サーバに送信し、管理サーバ側で販売データを処理したり、自動販売装置を管理するようにしたシステムに使用しても良い。図1は本発明の自動販売装置を使用した販売システムの1例を示すもので、この販売システム10は、商品販売会社や販売拠点に設置された管理サーバ12と、各所に設置された自動販売装置14とが、通信回線16を介して接続されている。管理サーバ12には、各自動販売装置14から各自動販売装置14を識別する識別情報とともに、商品の販売情報や故障等のデータが通信回線16を介して送信されてきて、管理サーバ12で各自動販売装置14の販売情報を一括管理する。販売情報としては、商品名、販売個数、販売時刻、釣銭の残枚数等があり、自動販売装置14から商品販売時点でリアルタイムまたは所定時刻毎に管理サーバ12に通知してもよく、また、管理サーバ12から自動販売装置14へアクセスして、販売状況のデータを収集するようにしても良い。
図2は、本発明の自動販売装置14の構成例を示す図であり、本実施例の自動販売装置14は、各種の紙幣も取り扱える構成とすることが可能であるが、説明を簡明にするために、本実施例では、投入貨幣として、10円、50円、100円、500円、1000円の各貨幣を使用し、釣銭として、10円、50円、100円、500円の各硬貨を使用するものとする。また、本実施例の自動販売装置14は、種々の価格の商品を販売することも可能であるが、説明を簡明にするために、同一価格の商品とする。さらに、図2には、スタンドアロン型の自動販売装置14を示してあるが、図示した構成に通信機能を付加することにより、図1に示した販売システム10に使用可能である。
図2に示した自動販売装置14は、投入金額、品切れ、釣銭切れ、故障中等の表示を行うための表示部22、顧客が購入する商品を選択するための商品選択部24、販売する商品収納部や払い出しのための搬出部等を含む商品収納払出部26を有する。さらに、自動販売装置14には、貨幣が投入されると、この貨幣の投入を検知し、貨幣の金種を判別する貨幣判別部28、この貨幣判別部28に接続され、判別された貨幣の枚数を計数するための計数部30が設けられている。商品価格または、それ以上の貨幣が投入されると、商品選択部24で選択された商品が商品収納払出部26から払い出され、釣銭が必要な場合には、その釣銭が釣銭払出部32から払い出される。本実施例では、顧客が投入した貨幣は、一旦、図示しない投入貨幣保持部に保持され、顧客が購入を断念した場合や、釣銭切れなどの場合には、この顧客が投入した貨幣そのものが顧客に返却可能となる。また、釣銭払出部32から払い出す釣銭は、釣銭保持部34に保持されている。釣銭補充部35は投入貨幣保持部に保持されている貨幣を釣銭保持部34に補充する。ここで、釣銭保持部34は、金種毎に貨幣を保持する様に構成することや、釣銭補充部35が金種毎に貨幣を釣銭保持部34に補充することが好ましい。
上記した表示部22、商品選択部24、商品収納払出部26、貨幣判別部28、計数部30、釣銭払出部32、釣銭保持部34、釣銭補充部35等は、処理部40との間でデータの遣り取りが可能に構成されている。この処理部40は、マイクロコンピュータ等を含むとともに、計時機能を有しており、記憶部42に格納されているプログラムに基づき、各種の処理を実行する。この記憶部42には、前記のプログラム以外に各種のデータ、処理過程でのデータ等も記憶可能である。前記の処理部40には、さらに、釣銭払出部32から払い出し可能な釣銭の金種毎の枚数を記憶した釣銭テーブル記憶部44、時間帯毎、金種毎に釣銭として保持しておくべき枚数を記憶した条件テーブル記憶部46、投入された貨幣の金種と枚数と釣銭テーブルと条件テーブルとから、顧客が投入した貨幣の金種と枚数とに対する貢献度を定めた貢献度テーブルを記憶し、顧客が投入した貨幣の金種や枚数に応じて貢献度を算出し、この顧客へのインセンティブを定めるインセンティブ付与部48とが接続されている。
上記の各記憶部42、44、46を個別の記憶部とし、またインセンティブ付与部48を処理部40と個別のものとして例示したが、各記憶部を磁気ディスク装置や半導体メモリや光ディスク等の同一または複数の記憶装置に記憶される様に構成し、インセンティブ付与部48の機能を処理部40で実行する様に構成することも可能である。
つぎに、各記憶部42、44、46、インセンティブ付与部48に格納されるデータ例を図3乃至図6を参照して説明する。
図3の(a)は自動販売装置14で販売する商品価格データを示し、商品名と販売価格とを対応付て格納したものである。図3の(b)は貨幣判別部28に投入され計数部30で計数された貨幣の金種の枚数のデータを示している。この投入金種と枚数データは、1つの商品を販売するごとに、更新される。
図3の(c)は、商品を販売した時刻と商品名とこの商品販売時に投入された金種ごとの投入枚数と、釣銭として払い出した金種ごとの枚数を示すものである。この販売データで、例えば、0:02に、商品名Aの商品が、100円硬貨2枚を投入され、10円硬貨3枚と50円硬貨1枚を釣銭として払い出して販売したことを示している。
図4は釣銭テーブル記憶部44に記憶されている釣銭テーブルを模式的に示す図であり、金種として10円、50円、100円および500円の各硬貨が20枚、30枚、20枚、15枚ずつ釣銭として使用可能であることを示している。本実施例では、これらの釣銭は釣銭払出部32に収納されている。
つぎに、図5と図6を参照して、条件テーブル記憶部46に記憶される条件テーブルについて説明する。図5は、記憶部42に格納されている販売データ(図3の(c)参照)中の釣銭払出金種データを時間帯ごとに集計した釣銭払出実績を示すデータであり、本実施例では、1時間毎、金種毎の釣銭払出実績を示している。このテーブルで例えば、時間帯0:00〜1:00では、釣銭として10円硬貨が6枚と50円硬貨が2枚とが払い出されたことを示している。この時間帯毎の釣銭払出実績に基づいて、図6に示す条件テーブルに示す各時間帯毎に保持すべき各金種毎の枚数データが設定される、本実施例の条件テーブルは時間帯を2時間毎としたものである。図5の0:00〜2:00間の釣銭払出実績は、10円、50円、100円、500円硬貨について、各々、9枚、3枚、0枚、0枚であるので、この時間帯についての釣銭として払出可能な各硬貨の保持すべき枚数を各々の硬貨について、各金種について払い出された各金種の実績枚数より多い10枚、10枚、10枚、5枚と設定した。
ここで、図5に示した釣銭払出実績としては、条件テーブルの各金種の枚数を設定する前日の販売データを使用しても良く、また、前の1週間の1日当たりの平均値釣銭払出実績を使用しても良く、また、近隣に接地した自動販売装置14の釣銭払出実績データ、駅前や繁華街など同一または類似の設置条件の自動販売装置14の釣銭払出実績データ等を適宜使用することが可能である。特に、複数の自動販売装置14の釣銭払出実績データを使用して条件テーブルの各金種の枚数を設定する場合には、図1に示す管理サーバ12を有する販売システム10の構成がスタンドアロン型の自動販売装置14よりも好ましい。
また、釣銭払出実績データ中の各金種について、最も払出実績の多い枚数を基に条件テーブル中の枚数を設定するようにしても良い。例えば、図5の例で説明すれば、10円について時間帯0:00〜1:00、6:00〜7:00の6枚が最も多く、50円については、同時間帯の2枚が最も多く、100円については6:00〜7:00の3枚が最も多く、500円については、釣銭払出実績がいずれの時間帯でも0枚であった場合に、10円については6枚、50円については2枚、100円については3枚、500円については0枚が最大の釣銭払出実績と見なし、条件テーブルで各時間帯に設定する各金種の枚数として、金種10円、50円、100円、500円について、例えば各々、25枚、25枚、30枚,10枚を設定するようにしても良い。また、時間帯を0:00〜24:00とし、この各枚数を設定枚数としても良い。
図7を参照して、貢献度と各貢献度に対応したインセンティブとを示す貢献度テーブルを説明する。本実施例では、顧客へのインセンティブは、おまけ商品が当たる当選率とした。貢献度テーブルの1例を示す図7は、このインセンティブである当選率が貢献度が高い程、高くなる設定を示している。ここで、顧客が貨幣を投入して商品を購入した際の顧客の釣銭補充に関する貢献度の算出方法の具体例を説明する。
第1の貢献度は、釣銭テーブル記憶部44に記憶されている釣銭テーブル中の釣銭枚数が条件テーブル記憶部46中の条件テーブルに設定されている枚数よりも少ない場合に、顧客の投入した貨幣に釣銭テーブル中の釣銭の不足枚数を低減する場合の貢献度を算出する一例である。この貢献度は顧客が投入した貨幣中の釣銭不足を低減する総枚数の釣銭不足の貨幣の総枚数に対する比に基づく。例えば、或る時間帯での条件テーブルで設定されている10円、50円、100円硬貨の枚数に対して、釣銭テーブルに示される同金種の枚数が各々3枚、2枚、4枚不足している場合に、顧客が10円硬貨2枚、50円硬貨2枚投入して120円の商品を購入した場合、本貢献度は(2+2)÷(3+2+4)=44.4%となり、1桁目以下を切り捨てして貢献度を40%とする。
他の貢献度を算出する方法としては、或る時間帯の貢献度を、その時間帯の条件テーブル記憶部46中の条件テーブルに設定されている各金種の総枚数に対して、その時間帯の釣銭テーブル記憶部44の釣銭テーブル中の不足金種について、顧客の投入した貨幣が不足金種の不足枚数を低減する場合の貢献度を算出する一例である。この貢献度は顧客が投入した貨幣中にある不足金種枚数を低減する総枚数の条件テーブルの各金種の総枚数に対する比に基づく。この貢献度の算出例では、ある時間帯の貢献度は、この時間帯の条件テーブルに決められている各金種の釣銭枚数が10円が10枚、50円が10枚、100円が10枚、500円が5枚であって、釣銭テーブルのデータから10円が3枚、50円が2枚、100円が4枚不足している場合に、貢献度が11.4%と算出され、1桁目以下を切り捨てて10%とする。
上記貢献度の他の算出方法には、金種毎に不足釣銭を低減する貢献度を求め、さらに金種毎に重み付け計数を勘案する方法等を使用しても良いが、本発明の貢献度は条件テーブルに設定された或る時間帯での金種毎の必要釣銭に対して、不足している釣銭枚数を低減するような金種や枚数で商品を購入した顧客に対して、インセンティブを与えるようにし、さらには、より不足釣銭枚数の解消を促進するために、釣銭枚数の不足をより低減する貨幣を投入して、商品を購入する顧客には、より大きなインセンティブを与える貢献度を設定する点にある。
上記にインセンティブとしては、顧客へのおまけ商品が当たる当選率としたが、貢献度に応じて、顧客に提供するおまけ商品を貢献度に応じて異なる物としてもよく、また、おまけ商品とし、さらに1個の商品を追加提供するようにしても良く、また、ポイントを与えるようにしても良い。
次に、本実施例の自動販売装置14の処理フローを図2、図8および図9を参照して説明する。処理が開始されると(S100)、自動販売装置14は貨幣投入待ちの状態になり、貨幣判別部28で貨幣の投入が検知されると(S102でYES)、金種が判定され、計数部30で投入貨幣の枚数(投入硬貨の個数も枚数と称する。)が計数される(S104)。これら金種および枚数のデータは、処理部40に送られ、記憶部42に記憶される。
処理部40では、計数部30から投入金種と計数した枚数が送られて来るごとに、図3の(b)に示した投入金種と枚数データを更新する。そして、処理部40で投入金額が商品価格に達したか否かを判定し(S106)、商品価格に達した場合には(S106でYESの場合)には、処理部40で投入金種ごとの枚数と商品価格とから、釣銭が必要か否かを判定し(S108)、釣銭が必要な場合には(S108でYESの場合)、払い出すべき釣銭金種の払い出し枚数が、釣銭テーブル記憶部44に記憶されている各金種の枚数と比較し、釣銭払出可能か否かを判定する(S110)。釣銭払出が可能な場合には(S110でYESの場合)、S114の商品販売処理を行う。この商品販売処理においては、顧客が選択した商品を商品収納払出部26から払い出すとともに、記憶部42に格納されている図3(b)に示される投入金種と枚数データの各金種の枚数データは、同図(c)に示される販売データに、S114の商品販売処理を行った時刻と販売商品と投入金種と払出金種の各データが販売データとして格納される。
S106で、投入金額が商品価格に達していない場合には(S106でNOの場合)、貨幣投入待ちの状態になり、S108で釣銭が必要ない場合には(S108でNOの場合)、S114の商品販売処理に処理を移行する。また、S110で払い出すべき釣銭が無いなどの場合には(S110でNOの場合)、投入した貨幣を顧客に返却するために、図示していない投入貨幣保持部で保持されている顧客が投入した貨幣を排出する。
つぎに、処理はS116に進み、S114で処理した商品販売処理にS116でインセンティブ処理が実施される。
上記したS116のインセンティブ処理の詳細を図9参照して説明する。図9で、S114の商品販売処理を終えると、記憶部42に格納されている図3の(b)に示される投入金種と枚数データを取得し(S400)、釣銭テーブル記憶部44に格納されている釣銭テーブルの各金種データと枚数データを取得する(S402)。つぎに、条件テーブル記憶部46に格納されている条件テーブルから該当時間帯の各金種の保持枚数データを取得する(S406)。S402で取得した釣銭テーブルのデータとS404で取得した条件テーブルとから、当時間帯での保持しておくべき釣銭の枚数(保持枚数)に対して不足している金種が釣銭テーブルに不足が有るか無いかの判定をする(S406)。不足金種がある場合には(S406で有の場合)、上記図7に示したインセンティブ付与部48に格納されている貢献度テーブルから、該当貢献度に相当するインセンティブを貢献度テーブルから取得する(S408)。取得された貢献度に対するインセンティブを顧客に提供し(S410)、S120の処理に移る。
S406で不足している金種が釣銭テーブルに無いと判断された場合には(S406で無の場合)、S122の終了処理へ移る。
S406で顧客の投入貨幣がインセンティブありと判断されている場合には、釣銭補充処理で、図示していない投入貨幣保持部で保持している顧客の投入貨幣の内の釣銭テーブルで不足している金種を釣銭補充部35によって、釣銭保持部34に補充処理する釣銭補充処理を行い(S120)、終了処理を行い(S122)、記憶部42に記憶されている投入金種と枚数データ(図3の(b)参照)をリセットする。
実施例1の自動販売装置14では、条件テーブルに示される保持すべき金種毎の釣銭データを有し、この金種毎の釣銭データの内不足金種に対し、顧客がこの不足金種を補う貨幣を投入して購入をした場合にインセンティブを提供して、釣銭不足になる恐れのある金種をより顧客に使用して貰う様にして、釣銭の不足による販売機会の喪失を避ける自動販売装置14であった。本発明の第2の実施例の自動販売装置14は、釣銭払出部32に釣銭枚数を最大限に収納し、当日の例えば販売2時間の釣銭払出状況を図3の(c)の釣銭払出実績に基づき、次の販売2時間、または販売4時間の間に2倍の釣銭が同様に必要になるとして、これら必要になると見なした釣銭枚数を条件テーブル記憶部の条件テーブルの金種毎の必要枚数とみなし、この条件テーブルを用いて、実施例1と同様にインセンティブを与える様にして、釣銭切れを回避して販売の機会喪失を避ける様に自動販売装置14を構成しても良い。
実施例1、2と異なり、実施例3の自動販売装置14では、複数価格の商品を取り扱い、120円の商品の他に、150円の商品も販売可能にして、顧客が120円の商品の購入を希望し、100円硬貨を2枚投入した場合に、釣銭30円分はあるが残り20円分が無い場合に、表示部22に、150円の商品を購入した場合には、おまけ商品を提供する旨の表示をして、インセンティブを与える旨を通知し、顧客への高額商品販売促進を行う構成としても良い。
以上の実施例1〜3を含む実施形態に関し、更に以下の付記を開示する。
(付記1)投入された貨幣の金種を判別する貨幣判別部と、前記投入された貨幣の金種毎の枚数を計数する計数部と、釣銭に使用可能な貨幣を金種毎に保持する釣銭保持部と、
釣銭に使用可能な貨幣の枚数を金種毎に記憶した釣銭テーブルと、釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に記憶した条件テーブルと、顧客により貨幣が投入された際、前記釣銭テーブル、及び前記条件テーブルを参照し、釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の枚数を金種毎に算出し、前記貨幣判別部及び計数部で求められた前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、顧客の投入した貨幣による釣銭補充への貢献度を算出し、当該貢献度に応じたインセンティブを付与するインセンティブ付与部と、前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、前記釣銭テーブルの貨幣の金種毎の枚数を更新すると共に、前記釣銭保持部に貨幣を金種毎に補充する釣銭補充部と、を備えることを特徴とする自動販売装置。
(付記2)付記1記載の自動販売装置において、前記条件テーブルは、時間帯毎に保持すべき貨幣の数量を金種毎に記憶したものであることを特徴とする自動販売装置。
(付記3)付記1または付記2に記載の自動販売装置において、時間帯毎に釣銭として払い出した貨幣の枚数を金種毎に記憶する釣銭払出実績テーブルを有し、前記条件テーブルは、前記釣銭払出実績テーブルに記憶された前記時間帯毎に釣銭として払い出した貨幣の金種と枚数との情報に基づき、釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に設定されることを特徴とする自動販売装置。
(付記4)付記1記載の自動販売装置と、管理サーバとが通信回線で接続された販売システムにおいて、前記管理サーバが前記自動販売装置から販売データを受信し、前記管理サーバで前記販売データに基づいて、前記自動販売装置で釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に算出し、前記算出された金種毎の保持すべき貨幣の枚数を前記自動販売装置の条件テーブルに設定することを特徴とする販売システム。
(付記5)付記1記載の自動販売装置において、前記貢献度は前記条件テーブル中の保持すべき貨幣の金種毎の枚数に対して不足している貨幣の総枚数と、前記自動販売装置に投入された貨幣中の前記不足している貨幣の総枚数との比に基づいて定められることを特徴とする自動販売装置。
(付記6)付記1記載の自動販売装置において、前記貢献度は前記条件テーブル中の保持すべき貨幣の総枚数と、前記自動販売装置に投入された貨幣中の釣銭として保持すべき金種毎の貨幣の枚数に不足している貨幣の総枚数との比に基づいて定められることを特徴とする自動販売装置。
本発明の自動販売装置は、釣銭切れを回避するために、釣銭切れ乃至釣銭切れの恐れのある金種で顧客に商品を購入することを促進する機能を含ませたので、釣銭切れによる、商品の販売機会の喪失を避けることが減少でき、また、釣銭切れを避けるために、各自動販売装置の釣銭残量の確認や補充を人手を掛けること無く実施できるので、自動販売装置の釣銭管理に人手を掛けること無く可能になるので、自動販売装置の売り上げ増強や、維持費の減少に効果を有する。
本発明の自動販売装置を使用した販売システムの1例を示す図。 本発明の自動販売装置の構成例を示す図。 記憶部に記録されるデータ例を示す図。 釣銭テーブルを示す図。 時間帯毎の釣銭払出実績を示すテーブル。 条件テーブルを示す図。 貢献度テーブルの1例を示す図。 処理フローを示す図。 インセンティブの処理フローを示す図。
符号の説明
14 自動販売装置
22 表示部
24 商品選択部
26 商品収納払出部
28 貨幣判別部
30 計数部
32 釣銭払出部
34 釣銭保持部
40 処理部
42 記憶部
44 釣銭テーブル記憶部
46 条件テーブル記憶部
48 インセンティブ付与部

Claims (3)

  1. 投入された貨幣の金種を判別する貨幣判別部と、
    前記投入された貨幣の金種毎の枚数を計数する計数部と、
    釣銭に使用可能な貨幣を保持する釣銭保持部と、
    釣銭に使用可能な貨幣の枚数を金種毎に記憶した釣銭テーブルと、
    釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に記憶した条件テーブルと、
    顧客により貨幣が投入された際、前記釣銭テーブル、及び前記条件テーブルを参照し、釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の枚数を金種毎に算出し、前記貨幣判別部及び計数部で求められた前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、顧客の投入した貨幣による釣銭補充への貢献度を算出し、当該貢献度に応じたインセンティブを付与するインセンティブ付与部と、
    前記投入された貨幣の金種毎の枚数と当該釣銭として保持すべき貨幣の枚数に達していない貨幣の金種毎の枚数とに基づいて、前記釣銭テーブルの貨幣の金種毎の枚数を更新すると共に、前記釣銭保持部に貨幣を補充する釣銭補充部と、
    を備えることを特徴とする自動販売装置。
  2. 請求項1記載の自動販売装置において、
    前記条件テーブルは、時間帯毎に保持すべき貨幣の数量を金種毎に記憶したものであることを特徴とする自動販売装置。
  3. 請求項1または請求項2に記載の自動販売装置において、
    時間帯毎に釣銭として払い出した貨幣の枚数を金種毎に記憶する釣銭払出実績テーブルを有し、
    前記条件テーブルは、前記釣銭払出実績テーブルに記憶された前記時間帯毎に釣銭として払い出した貨幣の金種と枚数との情報に基づき、釣銭として保持すべき貨幣の枚数を金種毎に設定されることを特徴とする自動販売装置。
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