JP4438592B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
このユーザ認証を用いると、予め登録されたユーザIDとパスワードが入力されない限り装置の使用が許可されないので、装置管理を行う場合やセキュリティを高めたい場合に特に有用である。
本発明は、上記の問題点に鑑みてなされたものであって、ユーザ認証による有用性を維持しつつユーザの手間をできるだけ少なくして操作性を向上できる画像形成装置を提供することを目的としている。
さらに、前記第1のコードは、N個(N≧3)の符号からなる符号列であり、前記第2のコードは、前記符号列の内の連続するn個(2≦n<N)の符号列からなることを特徴とする。
また、前記受付手段は、ユーザからのキー操作によりコード入力を受付ける操作パネルであることを特徴とする。
さらに、前記受付手段は、外部端末からネットワークを介して送信されて来るコードを受信するインターフェースであることを特徴とする。
(1)複写機全体の構成
まず、複写機1の全体の構成を図1により説明する。
同図に示すように複写機1は、大きく分けて、原稿画像を読み取るイメージリーダ部10と、読み取った画像を記録シート上にプリントして再現するプリンタ部20とから構成される。
レーザダイオードから射出されたレーザ光は、ポリゴンミラー22によって偏向されfθレンズ23を通過した後、折り返しミラー24、25によって光路変更されて、矢印Aの向きに回転する感光体ドラム30表面を露光走査する。
4色分のトナー像が転写された記録シートは、分離除電チャージャ45により、転写ドラム38への吸着力が解かれて、当該転写ドラム38から離脱し、定着装置46によって、トナー像の定着がなされた後、トレイ47に排出される。
さらに、複写機1は、上記のような複写機能に加えて、ネットワーク、ここではLANを介して接続された外部端末、例えばPC(パーソナルコンピュータ)からのプリントジョブに基づいて印刷を行う、いわゆるプリンタとしての機能も有している。
(2)操作パネルの構成
図2は、操作パネル11の構成を示す図である。
液晶表示部16は、表面にタッチパネルが積層されており、ユーザからの、コピー倍率の設定、用紙選択、コピーモードの設定等の入力(タッチ入力)を受け付けると共に、コピー枚数や複写機1の状態を示すメッセージを表示させる。
同図に示すように、液晶表示部16には、IDキー1621、ID表示欄1622、パスワードキー1623、パスワード表示欄1624および文字キー欄1625が表示される。
IDキー1621は、ユーザIDの入力を受付ける入力モードに入るためのキーであり、パスワードキー1623は、ユーザIDに対応するパスワードの入力を受付ける入力モードに入るためのキーである。ここでは、押下(タッチ)されると、表示部分が反転表示されるようになっている(同図では、「ユーザID」が反転表示された例が示されている。)。
ユーザは、いずれかのキーを押下し、自己のIDおよびパスワードを、テンキー13および文字キー1625を用いて入力することができる。以下、当該画面162を「認証受付画面」という。
図4に示すように、許可状態(図5の期間51)では、「コピーできます」が表示されると共に、コピー枚数や選択されている用紙サイズ、コピー倍率等が表示される。ユーザは、用紙サイズ等の表示部分をタッチ操作することにより、用紙選択、倍率変更、各種コピーモードの設定等を行うことができ、また複写枚数をテンキー13で設定することも可能になる。設定完了後、コピースタートキー12を押下すればコピーを開始させることができる。以下、当該画面163を「認証完了画面」という。
上記のユーザ認証は、外部端末からのプリントジョブを受付けた場合にも実行される。すなわち、プリントジョブとして送られてくるデータには、画像データと、当該外部端末を利用するユーザのユーザIDとパスワードを示す識別情報が含まれており、複写機1は、プリントジョブを受付けた際に当該識別情報を抽出し、抽出した識別情報に基づいてユーザ認証を行うものである。認証された場合には、許可状態に移行しプリントジョブが実行され(画像データに基づく印刷が実行され)、認証されなかった場合には、禁止状態のままプリントジョブが実行されないことになる。
図6は、制御部100の構成を示す図である。
同図に示すように、制御部100は、主な構成要素として、インターフェース部101、全体制御部102、認証データ格納部103、読取制御部104、画像メモリ105および印刷制御部106を備えている。
読取制御部104は、イメージリーダ部10を制御して、原稿の画像を読み取って原稿の画像データを得る。
画像メモリ105には、イメージリーダ部10で読み取られた原稿の画像データ、および外部端末から送られて来た画像データが格納される。
全体制御部102は、読取制御部104と印刷制御部106に対し、原稿画像の読取り、印刷の実行を指示し、円滑なコピージョブ、プリントジョブ等の動作を実現させる。また、ユーザ認証を行って、複写機1を禁止状態から許可状態へ移行させ、また許可状態から禁止状態へ移行させる処理を実行する。さらに、操作パネル11からのキー入力を受付けると共に、液晶表示部16に必要な画面、例えば認証待機画面161等を表示させ、当該画面からの入力等を受付ける。
認証データ格納部103には、ユーザ認証を行うための情報、すなわち複写機1の使用を許可する各ユーザのユーザIDおよび当該ユーザIDに対応するパスワードを示すデータがテーブル形式で格納されている。
同図に示すように、ユーザ名、ユーザIDおよびパスワードの各欄が設けられており、複写機1の管理者等によって、各ユーザについて、ユーザ名、ユーザIDおよびパスワードが所定の登録画面(不図示)から登録されると、各データが対応付けされて格納されるようになっている。
図8は、制御部100が実行する処理内容を示すフローチャートである。この処理は、複写機1が禁止状態にあり、操作パネル16に認証待機画面161が表示されている状態で開始されるものである。
同図に示すように、まず制御部100は、認証キー15がユーザ(ここでは、Aとする。)により押下されたか否かを判断する(ステップS1)。
図9は、認証処理1のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、IDキー1621が押下されたか否かを判断する(ステップS21)。IDキー1621の押下を判断すると(ステップS21で「YES」)、ユーザIDの入力を受付ける(ステップS22)。
具体的には、入力されたユーザIDが、認証データ格納部103のユーザID欄に格納されている各ユーザIDの中のいずれかと一致しているか否かを判断する。
一致しているものがあると判断すると(ステップS25で「YES」)、ユーザAが予め登録されたユーザの1人であるとして、その入力されたユーザIDを一時的に保持、ここではID格納部107に格納する(ステップS26)。なお、ID格納部107に格納されたユーザIDは、後述のステップS17またはS38において消去されるようになっており、その消去後から当該ステップS26において書き込まれるまでの間は、どのユーザIDも格納されていない状態になっているものとする。
一方、一致しているものがないと判断すると(ステップS25で「NO」)、ユーザAが予め登録されたユーザの1人ではないとして、ステップS21に戻る。
押下されたキーがIDキー1621ではなく(ステップS21で「NO」)、パスワードキー1623であることを判断すると(ステップS28で「YES」)、ID保持部107に現にユーザIDが格納されているか否かを判断する(ステップS29)。ここで格納されていないことを判断すると(ステップS29で「NO」)、ユーザIDがまだ入力されていないことになるので、パスワードよりも先にユーザIDの入力を促すべく、ステップS21に戻る。その際、ユーザIDが未入力であることを示すメッセージ等を表示させるとすれば良い。
具体的には、認証データ格納部103のユーザID欄とパスワード欄とを参照して、入力されたパスワードが、ID格納部107に格納されているユーザIDに対応するパスワードと一致しているか否かを判断する。より具体的には、ID格納部107に格納されているユーザIDが「12345」であり、入力されたパスワードが「67890」であれば一致していると判断する。
一方、パスワードが不一致であることを判断すると(ステップS33で「NO」)、現在の変数Pの値、例えば「0」に「1」をインクリメントして(ステップS36)、現在の変数Pの値が「3」であるか否かを判断する(ステップS37)。変数Pの値が3ではない、すなわち1または2であることを判断すると(ステップS37で「NO」)、ステップS21に戻って、パスワードの再入力を受付ける。
押下されたキーがIDキー1621とパスワードキー1623のいずれでもなく(ステップS21で「NO」、S28で「NO」)、認証キー15であることを判断すると(ステップS39で「YES」)、ユーザAがユーザID、パスワードの入力を途中で取り止めたとして、ステップS40に移り、ユーザ認証できなかったとして、ステップS41の処理の後にメインルーチンにリターンする。なお、いずれのキーも所定時間押下されない場合には、自動的にメインルーチンにリターンする。
ユーザ認証できなかったことを判断すると(ステップS3で「NO」)、ステップS1に戻り、操作パネル11の表示画面を認証待機画面161に切換える。
一方、ユーザ認証できたことを判断すると(ステップS3で「YES」)、操作パネル11の表示を認証完了画面163に切換え、複写機1を許可状態に移行させる(ステップS4)。この意味で、制御部100は、ステップS4を実行する場合に装置を禁止状態から許可状態に移行させる状態移行手段として機能するものである。
複写が開始され、その終了を判断すると(ステップS5で「YES」)、終了直後に操作パネル16の表示を認証待機画面161に切換え、複写機1を禁止状態に移行させる(ステップS7)。
これにより、例えば認証されたユーザAが、都合により禁止状態に戻したい場合には、認証キー15を押下すれば、直ぐに禁止状態に移行させることができる。また、認証キー15の押下を忘れても、30秒間経過すると自動的に禁止状態に戻ることになる。
ステップS1において、認証キー15が押下されず、ステップS9においてプリントジョブを受信していないこと判断すると、ステップS14に移り、タイマーTが動作中(計時が実行中)であるか否かを判断する。
一方、タイマーTが動作中であると判断すると(ステップS14で「YES」)、計時開始から所定時間、ここでは60秒経過したか否かを判断する(ステップS15)。
ここで、所定時間が経過していないことを判断すると(ステップS15で「NO」)、ステップS1に戻る。
このようにID格納部107に格納されたユーザIDは、特例時間内に保持されたままの状態になる。したがって、特例時間内に当該ユーザIDに対応する正規のパスワードが入力されると、ユーザIDが未入力であっても再度許可状態に移行されることになる。
そして、(c)パスワード入力後、エンターキー1626が押下されると(ステップS31で「YES」)、ステップS32に移りパスワード照合がなされ、一致していればステップS34で認証がなされた後、メインルーチンに戻り、ステップS4で許可状態に移行されることになる。この意味で、制御部100は、ステップS8、S15、S1〜S4等の処理を実行する場合に、所定時間経過するまでの間(特例時間内)に、第1のコード(ユーザIDとパスワード)よりも入力数が少ない所定の第2のコード(パスワード)が入力されると再度許可状態に戻す状態移行手段として機能するものである。
図10は、認証処理2のサブルーチンの内容を示すフローチャートである。
同図に示すように、受信したプリントジョブにユーザIDが含まれているか否かを判断する(ステップS51)。ここでは、プリントジョブとして送られて来るデータに識別情報が含まれていれば、その識別情報を抽出し、抽出した識別情報にユーザIDが含まれているか否かを判断する。
一致していると判断すると(ステップS53で「YES」)、プリントジョブの要求元が予め登録されたユーザの1人であるとして、そのユーザIDを一時的に保持、ここではID格納部107に格納する(ステップS54)。
パスワードが含まれていることを判断すると(ステップS55で「YES」)、パスワードの照合を行う(ステップS56)。この照合方法は、上記ステップS32と同じである。
一致していると判断すると(ステップS57で「YES」)、プリントジョブの要求元が予め使用を許可されたユーザであることを認証できたとして(ステップS58)、メインルーチンにリターンする。
ステップS59では、ID格納部107に格納されているユーザIDを消去して、ステップS60に移る。
ステップS60では、パスワードによる認証ができなかった、すなわちプリントジョブの要求元が予め使用を許可されたユーザではないとして、メインルーチンにリターンする。
ユーザ認証できなかったことを判断すると(ステップS11で「NO」)、ステップS13に移り、受信したプリントジョブを削除した後、ステップS1に戻る。これにより、ユーザ認証されなかったプリントジョブが実行されることがなくなる。その際、要求元のユーザに対して、認証できなかったことにより実行できない旨を通知するようにすれば良い。
これにより、複写終了後の場合と同様に、タイマーTの計時が開始される。したがって、特例時間内であれば、ユーザIDがID格納部107に格納された状態になる。これより、プリントジョブの要求元のユーザが、複写機1の前までプリントされた用紙を取りに来たときに、その場でもう1部複写を行うとする場合には、当該特例時間内であれば、自己のパスワードを操作パネル11から入力するだけで、複写機1を許可状態に移行させることが可能になり、ユーザAの場合と同様に、入力操作を簡素化かつ敏速化できるという効果を得ることができる。
以上、本発明を実施の形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上述の実施の形態に限定されないのは勿論であり、以下のような変形例が考えられる。
(1)上記実施の形態では、特例時間内において禁止状態から許可状態へ移行させるための入力コード(以下、「特例コード」という。)を、前回の許可状態への移行のために入力されたパスワードと同じコードとしたが、これに限定されない。本来の認証のために入力すべきコード(ユーザIDとパスワード)よりも入力数が少ないコードであれば入力操作を簡素化できるので、セキュリティ面を考慮しながら適当と考えられるコードを特例コードとして設定することが可能である。
同図の例の場合、特例時間に入力されたコードが、一時保存されているユーザIDに対応する短縮コードと一致すれば、ユーザ認証できたとして禁止状態から許可状態へ移行されることになる。パスワード(10桁)よりも桁数が少ないので、それだけ操作者にとって入力操作を簡単に済ませることができる。
11 操作パネル
15 認証キー
16 液晶表示部
100 制御部
102 全体制御部
103 認証データ格納部
107 ID格納部
Claims (6)
- 装置の使用を許可しない禁止状態で第1のコードが入力されると当該使用を許可する許可状態に移行する画像形成装置であって、
コード入力を受付ける受付手段と、
許可状態から禁止状態へ移行させる第1の状態移行手段と、
許可状態から禁止状態への移行後、所定時間経過するまでの間に、前記第1のコードよりも入力数が少ない所定の第2のコードが入力されると再度許可状態に戻す第2の状態移行手段と、
を備えることを特徴とする画像形成装置。 - 前記第1のコードは、
入力を行うユーザを識別するための識別符号と当該識別符号に対するパスワードを含む符号列であり、
前記第2のコードは、
前記パスワードだけの符号列であることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第1のコードは、
N個(N≧3)の符号からなる符号列であり、
前記第2のコードは、
前記符号列の内の連続するn個(2≦n<N)の符号列からなることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記第2のコードは、
前記第1のコードの内、最初に入力される符号を先頭に入力順に並ぶ前記n個の符号列からなることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。 - 前記受付手段は、
ユーザからのキー操作によりコード入力を受付ける操作パネルであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。 - 前記受付手段は、
外部端末からネットワークを介して送信されて来るコードを受信するインターフェースであることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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