JP4439658B2 - 空気入りタイヤ - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、空気入りタイヤに係り、より具体的には、トレッドパターンをリブ基調パターンで主構成した空気入りラジアルタイヤに関する。
【0002】
【従来の技術】
空気入りタイヤにおいて、ドライ性能、ウェットグリップ性能、磨耗ライフを維持し、ノイズの静粛性、ハイドロ性能を向上することは非常に困難で、ドライ性能とウェット性能を両立させ難く、いずれか一方が犠牲となっている。
すなわち、ハイドロ性能を向上するため、タイヤの溝面積を増やすとノイズが高くなるし、又、接地面積が減少するため、ドライグリップを確保するためハイグリップのゴムコンパウンドを使用すると、タイヤの磨耗ライフが低下するのである。
【0003】
例えば、特公平2−6644号公報、特公平2−6645号公報で開示されているトレッドパターンをリブ基調パターンで主構成して、特に、横溝に方向性をもたせることによって、ドライ性能とウェット性能の限界を高め、高速直進安定性を高めるとともにウェットグリップの改善、直進安定性を改善した空気入りタイヤが提案されている(従来例の1)。
【0004】
また、特開平11−189011号公報において、タイヤセンターに主溝を設け、この主溝の左右にリブパターン領域を設け、この外側のショルダーをブロックパターンとした空気入りタイヤが提案されている(従来例の2)。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
前述公報で開示の空気入りタイヤは、それなりに有効性は認められるものの、次のような課題がある。
すなわち、従来例の1では、トレッド接地幅(自動車に装着して走行するとき路面に接地する幅をいう)内におけるクラウン接地部(トレッド中央部分の接地部をいう)においては、センターリブ(ブロック)に横溝を形成しているために、この横溝を介しての気柱共鳴が発生してノイズの要因となり、静粛性に劣るという課題があった。
【0006】
また、左右のショルダー接地部においては、ブロック基調だけで形成されていることから、操舵性において課題があるとともに、ショルダー横溝が路面から蹴り上げられるとき(ブロックエッジが路面から離れるとき)に生じる空気放出音が騒音要因となる課題の他、溝の開口溝(ブロックエッジ)の磨耗および振動で乗心地が低下するおそれがあった。
【0007】
また、従来例の2の空気入りラジアルタイヤは、クラウン接地部が左右のリブ基調であり、ショルダー接地部がブロック基調であることから、クラウン接地部でのドライ性能は向上できるもののウェット性能、特に、ハイドロ性能に課題があるし、ハイドロ性能を確保するため、左右のリブを横溝でブロックしてしまうと、横溝およびショルダー接地部において前述従来例と同様に騒音、乗心地および操舵性において課題があった。
【0008】
本発明は、トレッドパターンがリブ基調で構成され、このリブにブロック基調を融合乃至混成させることによって、ドライ性能、ウェットグリップ、磨耗ライフを維持しつつノイズの静粛性、ハイドロ性能の向上、すなわち、ドライ性能とウェット性能を乗心地および操作安定性を損なうことなく両立させた空気入りタイヤ、特に、空気入りラジアルタイヤを提供することが目的である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド接地幅内で、クラウン接地部とこの左右でタイヤ周方向に延伸された縦溝を介して隔離された左右のショルダー接地部とを備えている空気入りタイヤにおいて、前記クラウン接地部は、タイヤ赤道上で周方向に連続して延伸されているセンターリブと、このセンターリブの左右でタイヤ周方向に連続して延伸されている縦副溝を介して隔離された左右のサイドリブとで構成されており、この左右のサイドリブのそれぞれは先着接地部と後着接地部とを有するブロックを周方向所定ピッチで形成する傾斜横溝を備え、このブロックのそれぞれには前記傾斜横溝に沿うサイプがその接地面に形成されており、前記左右のショルダー接地部は、タイヤ周方向に連続して延伸されているショルダーリブと、前記ショルダーリブの外側方でタイヤ周方向に連続して延伸されているショルダー縦溝によって隔離されかつ幅方向に伸びるショルダー横溝によって周方向所定ピッチで隔離されているショルダーブロックと、で構成され、前記左右のショルダーリブのそれぞれには前記ショルダー横溝の周方向ピッチと同一またはほぼ同一ピッチでその接地面にサイプが形成され、周方向にひとつおきの前記ショルダーリブのサイプは、前記ショルダーリブの接地面に形成され前記ショルダー横溝に連なる切込み部に前記ショルダーリブの幅方向中程において連続する。
【0010】
このように、クラウン接地部(トレッド幅方向中央領域をいう)を、赤道上のセンターリブとこの左右のサイドリブとで主構成することにより、クラウン接地部がリブ基調となって直進性、操舵性を確保し、一方、センターリブはリブ基調のままで残し、左右のサイドリブを傾斜横溝によりブロックを融合乃至混成させることによってハイドロ性能のみならずドライ性能を確保しつつ騒音性はセンターリブの残存によって確保しているのである。
【0011】
更に、ショルダー接地部はこの全てをブロックとするのではなくショルダーリブとショルダーブロックとで構成してここに、左右のショルダー接地部においてもリブ基調にブロックを融合乃至混成させることにより、操舵性と騒音性を両立させつつ磨耗ライフの向上、乗心地等を確保しているのである。
本発明に係る空気入りタイヤは、トレッド接地幅内で、クラウン接地部とこの左右でタイヤ周方向に延伸された縦溝を介して隔離された左右のショルダー接地部とを備えている空気入りタイヤにおいて、前記クラウン接地部は、タイヤ赤道上で周方向に連続して延伸されているセンターリブと、このセンターリブの左右でタイヤ周方向に連続して延伸されている縦副溝を介して隔離された左右のサイドリブとで構成されており、この左右のサイドリブのそれぞれは先着接地部と後着接地部とを有するブロックを周方向所定ピッチで形成する傾斜横溝を備え、このブロックのそれぞれには前記傾斜横溝に沿うサイプがその接地面に形成されており、前記左右のショルダー接地部は、タイヤ周方向に連続して延伸されているショルダーリブと、前記ショルダーリブの外側方でタイヤ周方向に連続して延伸されているショルダー縦溝によって隔離されかつ幅方向に伸びるショルダー横溝によって周方向所定ピッチで隔離されているショルダーブロックと、で構成され、前記左右のショルダーリブのそれぞれには前記ショルダー横溝の周方向ピッチと同一またはほぼ同一ピッチでその接地面にサイプが形成され、前記ショルダー横溝は、周方向のひとつおきでその溝幅が大小とされており、前記ショルダー横溝において大とされた溝幅が小とされた溝幅よりも105〜120%の範囲で大きくされている。
【0012】
本発明においては、前記センターリブ、前記左右のサイドリブおよび前記左右のショルダーリブのそれぞれはタイヤ周方向にリブ幅を一定として直線形態で延伸されており、左右のサイドリブ、左右のショルダーリブ、センターリブの順でリブ幅が狭くなっている。
更に、本発明において、前記センターリブにはそのリブ幅中心にタイヤ周方向に連続して延伸する細溝が形成されていることが望ましい。
【0013】
また、前述した空気入りタイヤにおいて、左右の傾斜横溝は左右の縦副溝に開口する部分が先着側で、左右の縦溝に開口する部分が後着側として傾斜されており、該左右の傾斜横溝の先着側には左右の縦副溝に向って拡開状として開口する排水導入部が形成されていることが推奨される。
このように左右の縦副溝に排水導入部が形成されることによって、クラウン接地部における排水性が良好となるのである。
【0014】
更に、前述した空気入りタイヤにおいて、前記左右の傾斜横溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度は30〜70度であり、この横溝の溝幅は、その周方向ピッチ(PW)の2〜8%とされていることが推奨される。
また、前述した空気入りタイヤにおいて、前記左右ブロックの接地面に形成したサイプにより、当該ブロックが周方向で3個に分離されていることが望ましい。
【0015】
このように構成することにより、ブロック剛性を大きく落とすことはなくドライ性能を維持しつつサイプ効果により、ウェット路面でのトラクション・ブレーキ性を向上してウェット性能が向上するのである。
更に、前記左右のショルダーブロックを周方向に隔離するショルダー横溝は、タイヤ周方向に対し60〜90度の傾斜角とされているタイヤ軸方向にほぼ沿うかたちでねかされていることが推奨される。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、図を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は本発明に係る空気入りタイヤ1を、空気入りラジアルタイヤとしてその正面を示しており、図2はそのトレッドパターンの一部を展開(左右ショルダーを一部展開)して示す平面図である。
【0017】
図1および図2において、本発明に係る空気入りタイヤ1は、トレッド接地幅W内で、クラウン接地部2とこの左右でタイヤ周方向に図では直線形態(一定の幅を維持したまま)延伸された縦溝4L,4Rを介して隔離された左右のショルダー接地部3L,3Rとを備えている。
前記クラウン接地部2は、タイヤ赤道O−O上で周方向に一定の幅で直線形態で連続して延伸されているセンターリブ5と、このセンターリブ5の左右でタイヤ周方向に一定の幅で直線形態で連続して延伸されている縦副溝7L,7Rを介して隔離された左右のサイドリブ6L,6Rとで構成されている。
【0018】
前記左右のサイドリブ6L,6Rのそれぞれは先着接地部8L−1,8R−1と後着接地部8L−2,8R−2を有するブロックを8L,8R周方向所定ピッチPWで形成する傾斜横溝9L,9Rを備え、このブロック8L,8Rのそれぞれには前記傾斜横溝9L,9Rに沿う溝幅0.3〜1.5mmのサイプ10L,10Rがその接地面に形成されている。
【0019】
ここで、左右のブロック8L,8Rの先着接地部8L−1,8R−1とは、タイヤ1が路面上において矢印Tの方向(前進走行)に回転するとき路面に先に接地する部位をいい、後着接地部8L−2,8R−2とは逆に後(遅れて)に接地する部位をいう。
前記センターリブ5にはそのリブ幅中心にタイヤ周方向に連続して延伸する細溝5Aが形成されているとともに、前記左右ブロック8L,8Rの接地面に形成した溝幅0.3〜1.5mmのサイプ10L,10Rにより、比較的大きな当該ブロック8L,8Rが周方向で3個にほぼ均等として分離(区切られ)されている。
【0020】
これによって、ブロック剛性を大きく落とすことなくドライ性能を維持しつつサイプ効果によってウェット性能(ウェット路面走行時の駆動力および制動力)を向上しているのであり、センターリブ5はこれによって走行時(ドライ、ウェットの両方を含む)の直進性を小舵時の応答性(左右振ら付きの防止)を維持しているのである。
【0021】
更に、前記左右のショルダー接地部3L,3Rは、タイヤ周方向に連続して一定の幅を維持して直線形態で延伸されている左右ショルダーリブ11L,11Rとこのリブの外側方でタイヤ周方向に連続して延伸されている溝幅0.5〜3.00mmのショルダー縦溝13L,13Rによって隔離されかつショルダー横溝14L,14Rによって周方向所定ピッチで隔離されているショルダーブロック12L,12Rとで構成されている。
【0022】
また、前記左右のショルダーリブ11L,11Rのそれぞれには前記ショルダー横溝14L,14Rの周方向ピッチと同一若しくはほぼ同一ピッチでその接地面に溝幅を0.3〜1.5mmとしたサイプ15L,15Rが形成されていて、比較的リブ形態に近い左右のショルダーリブ11L,11Rによって、前述したクラウン接地部2における左右のサイドリブ6L,6Rを構成する左右ブロック8L,8Rと同様に偏磨耗、パターンノイズがクラウン接地部2とショルダー接地部3L,3Rの双方において抑制され、しかも、サイプ10L,10R,15L,15Rによってウェット性能(ウェット路面での駆動力及び制動力)が向上し、ブロック剛性が低下するためロードノイズが抑制されるのである。
【0023】
ここで、クラウン接地部2における左右のサイドリブ6L,6Rにおけるブロック8L,8Rがサイプ10L,10Rによって繰り返し幅(PW)において3個に区分されているのに対し、ショルダー接地部3L,3Rにおけるショルダーブロック12L,12R等は繰り返し幅(PW)において2個に区分され、これらブロック8L,8R,12L,12Rは赤道上O−Oにおいてその左右ブロックが周方向に位相がずらされたブロックパターンとされている。
【0024】
更に、図2を参照すると明らかなように、前記センターリブ5と、左右のサイドリブ6L,6Rと、左右のショルダーリブ11L,11Rのそれぞれはタイヤ周方向にリブ幅を一定として直線形態で延伸されており、左右のサイドリブ6L,6R、左右のショルダーリブ11L,11R、センターリブ5の順でリブ幅が狭くなっている。
【0025】
すなわち、タイヤ赤道面の両側に、タイヤ接地幅(トレッド接地幅)Wに対してタイヤ赤道線O−OよりW比5%〜12%の範囲内W1に左右の縦副溝7L,7Rを設け、W比15%〜30%の範囲内W2に左右の縦溝4L,4Rを設けるとともにW比30%〜40%の範囲内W3に左右のショルダー縦溝13L,13Rを設け、更に、溝幅G2を溝幅G1の110%〜160%の幅にする(G1<G2)ことにより、ハイドロ性能を向上しているのである。
【0026】
更に、図2で示すように、左右の傾斜横溝9L,9Rは、左右の縦副溝7L,7Rに開口する部分が先着側で、左右の縦溝4L,4Rに開口する部分が後着側として傾斜されており、該左右の傾斜横溝9L,9Rの先着側には左右の縦副溝7L,7Rに向って拡開状として開口する排水導入部9L−1,9R−1が形成されているとともに、前記左右の傾斜横溝9L,9Rのタイヤ周方向に対する傾斜角度αは30〜70度であり、この横溝の溝幅M1は、その周方向ピッチ(PW)の2〜8%とされている。
【0027】
また、前記左右のショルダーブロック12L,12Rを周方向に隔離するショルダー横溝14L,14Rは、タイヤ周方向に対し60〜90度の傾斜角γとされていてタイヤ軸方向にほぼ沿うかたちでねかされている。
更に、左右のショルダーリブ11L,11Rの接地面に周方向に対して60〜90度の傾斜角βをもって形成したサイプ15L,15Rの長手方向延長状にショルダー横溝14L,14Rが配置され、このサイプ15L,15Rの周方向にてひとつおきてショルダーリブ11L,11Rの幅方向中程からショルダー縦溝13L,13Rを経由してショルダー横溝14L,14Rに連なる切込み部15L−1,15R−1をその接地面に形成している。
【0028】
また、左右のショルダー横溝14L,14Rは周方向のひとつおきでその溝幅M2,M3が大小(M2はWの3〜10%、M3はM2の70〜90%)とされており、これによって、ショルダー横溝14L,14Rの溝幅M2,M3が異なることによって、気柱共鳴を抑制相殺してショルダーブロック12L,12Rにおいての静粛性を確保しているとともに、前記切込み部15L−1,15R−1が連なるショルダー横溝14L,14Rの溝幅M2が105〜120%の範囲で大きくされていることにより、パターンノイズの分散が大きく(広く)なって、静粛性が向上されている。
【0029】
更に、溝幅0.5〜3.00mmとされた左右ショルダー縦溝13L,13Rの溝底には図3で示すように、溝深さDの10〜15%の範囲で隆起tする補強部17L,17Rがショルダーブロック12L,12Rの周長S内(図示例では、図2で示すようにブロック12L、12Rの周方向前後)に備えられ、左右ショルダー横溝14L,14Rのうち溝幅小M3のショルダー横溝14L,14Rの溝底には図4で示すように溝深さD1の10〜50%の範囲で台形状として隆起t1する補強部18L,18Rがショルダーブロック12L,12Rの横長内(横溝14L,14Rの中途、具体的には赤道O−Oより40〜50%の範囲内)に備えられている。
【0030】
このように、補強部17L,17R,18L,18Rを溝底より隆起形成することにより、左右のショルダーブロック12L,12Rのブロック剛性を維持し、操縦安定性を保ちながら偏磨耗を抑制しつつ静粛性を向上しているのである。
なお、サイプ10L,10R,15L,15Rについては、特に図5においてサイプ15L,15Rで例示しているように、溝底をフラスコ状(球根状)の応力緩和部15L−2,15R−2とすることで溝底の応力集中を回避しつつ磨耗後のウェット性能(排水の円滑化)を維持しているのである。
【0031】
本発明に係る空気入りタイヤ1の実施の形態は以上の通りであるが、種々の設計変更は可能である。
例えば、G1≧G2としたり、センターリブ5については、多少幅方向に蛇行したりリブ形態にすることもできる。
【0032】
【発明の効果】
以上詳述した通り本発明によれば、トレッドゴム(材料)を変更することなく、操縦安定性、磨耗ライフを維持しながら、ハイドロ性能、ドライ性能を両立させ、静粛性が向上できるとともに偏磨耗を抑制できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る空気入りタイヤの正面図である。
【図2】 図1のトレッド部を一部展開して拡大して示した平面図である。
【図3】 図2のC矢示部分の拡大断面図である。
【図4】 図2のB矢示部分の拡大断面図である。
【図5】 図2のE矢示部分の拡大断面図である。
【符号の説明】
1 空気入りタイヤ
2 クラウン接地部
3L, 3R ショルダー接地部
4L, 4R 縦溝
5 センターリブ
6L, 6R サイドリブ
7L, 7R 縦副溝
8L, 8R 左右センターブロック
9L, 9R 傾斜横溝
10L,10R サイプ
11L,11R ショルダーリブ
12L,12R ショルダーブロック
15L−1,15R−1 切込み部
Claims (8)
- トレッド接地幅内で、クラウン接地部とこの左右でタイヤ周方向に延伸された縦溝を介して隔離された左右のショルダー接地部とを備えている空気入りタイヤにおいて、
前記クラウン接地部は、タイヤ赤道上で周方向に連続して延伸されているセンターリブと、このセンターリブの左右でタイヤ周方向に連続して延伸されている縦副溝を介して隔離された左右のサイドリブとで構成されており、
この左右のサイドリブのそれぞれは先着接地部と後着接地部とを有するブロックを周方向所定ピッチで形成する傾斜横溝を備え、
このブロックのそれぞれには前記傾斜横溝に沿うサイプがその接地面に形成されており、
前記左右のショルダー接地部は、
タイヤ周方向に連続して延伸されているショルダーリブと、
前記ショルダーリブの外側方でタイヤ周方向に連続して延伸されているショルダー縦溝によって隔離されかつ幅方向に伸びるショルダー横溝によって周方向所定ピッチで隔離されているショルダーブロックと、で構成され、
前記左右のショルダーリブのそれぞれには前記ショルダー横溝の周方向ピッチと同一またはほぼ同一ピッチでその接地面にサイプが形成され、
周方向にひとつおきの前記ショルダーリブのサイプは、前記ショルダーリブの接地面に形成され前記ショルダー横溝に連なる切込み部に前記ショルダーリブの幅方向中程において連続する
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - トレッド接地幅内で、クラウン接地部とこの左右でタイヤ周方向に延伸された縦溝を介して隔離された左右のショルダー接地部とを備えている空気入りタイヤにおいて、
前記クラウン接地部は、タイヤ赤道上で周方向に連続して延伸されているセンターリブと、このセンターリブの左右でタイヤ周方向に連続して延伸されている縦副溝を介して隔離された左右のサイドリブとで構成されており、
この左右のサイドリブのそれぞれは先着接地部と後着接地部とを有するブロックを周方向所定ピッチで形成する傾斜横溝を備え、
このブロックのそれぞれには前記傾斜横溝に沿うサイプがその接地面に形成されており、
前記左右のショルダー接地部は、
タイヤ周方向に連続して延伸されているショルダーリブと、
前記ショルダーリブの外側方でタイヤ周方向に連続して延伸されているショルダー縦溝によって隔離されかつ幅方向に伸びるショルダー横溝によって周方向所定ピッチで隔離されているショルダーブロックと、で構成され、
前記左右のショルダーリブのそれぞれには前記ショルダー横溝の周方向ピッチと同一またはほぼ同一ピッチでその接地面にサイプが形成され、
前記ショルダー横溝は、周方向のひとつおきでその溝幅が大小とされており、
前記ショルダー横溝において大とされた溝幅が小とされた溝幅よりも105〜120%の範囲で大きくされている
ことを特徴とする空気入りタイヤ。 - 前記センターリブ、前記左右のサイドリブおよび前記左右のショルダーリブのそれぞれはタイヤ周方向にリブ幅を一定として直線形態で延伸されており、
前記左右のサイドリブ、前記左右のショルダーリブ、および前記センターリブの順でリブ幅が狭くなっている
ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の空気入りタイヤ。 - 前記センターリブにはそのリブ幅中心にタイヤ周方向に連続して延伸する細溝が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 左右の前記傾斜横溝は左右の前記縦副溝に開口する部分が先着側で、左右の前記縦溝に開口する部分が後着側として傾斜されており、
該左右の傾斜横溝の先着側には左右の前記縦副溝に向って拡開状として開口する排水導入部が形成されている
ことを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記左右の傾斜横溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度は30〜70度であり、
前記傾斜横溝の溝幅は、その周方向ピッチ(PW)の2〜8%とされている
ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記左右ブロックの接地面に形成されたサイプにより、当該ブロックが周方向で3個に分離されている
ことを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。 - 前記左右のショルダーブロックを周方向に隔離するショルダー横溝は、タイヤ周方向に対し60〜90度の傾斜角とされているタイヤ軸方向にほぼ沿うかたちでねかされている
ことを特徴とする請求項1〜7のいずれか1項に記載の空気入りタイヤ。
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