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JP4440209B2 - デジタル音声放送を送受信するために信号をフォーマットする方法及び装置 - Google Patents
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JP4440209B2 - デジタル音声放送を送受信するために信号をフォーマットする方法及び装置 - Google Patents

デジタル音声放送を送受信するために信号をフォーマットする方法及び装置 Download PDF

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Description

本発明は、インバンド・オンチャンネル(IBOC)デジタル音声放送(DAB)に係り、さらに詳細には、DAB送受信のために信号をフォーマットする方法及び装置に係る。
IBOC DAB方式は、現在のアナログ振幅変調(AM)及び周波数変調(FM)ラジオから全デジタルのインバンド・オンチャンネル方式へのスムーズな進化を可能にするように設計されている。これらの方式は、デジタル音声及びデータサービスを既存のMF及びVHF放送バンドにおいて地上の送信機からモバイル、ポータブル及び固定受信機に提供することができる。放送事業者は、引き続き、アナログAM及びFMを新しく、高品質で、ロバスト性が高いデジタル信号と同時に送信して、現在の周波数の割当てを維持しながらアナログ放送からデジタルラジオ放送への転換を実現することができる。
デジタル音声放送(DAB)は、既存のアナログ放送フォーマットより優れたデジタル品質の音声を提供できる。AM及びFMインバンド・オンチャンネルDAB信号は、デジタル変調された信号が現在放送中のアナログ信号と共存するハイブリッドフォーマットか、またはアナログ信号を全く使用しない全デジタルフォーマットの何れかで送信可能である。IBOC DABでは、各信号が既存のAMまたはFM割当てチャンネルのスペクトルマスク内で送信されるため新しいスペクトルの割当てを必要としない。IBOC DABは、放送事業者による現在の視聴者ベースへのデジタル品質の音声の供給を可能にしながらスペクトルの経済性を向上させる。
米国特許第5,588,022号に記載された1つのAM IBOC DAB方式は、標準のAM放送チャンネル内でアナログ信号とデジタル信号を同時に放送する方法を提供する。この方式では、第1の周波数スペクトルを有する振幅変調ラジオ周波数信号を送信する。振幅変調ラジオ周波数信号は、アナログプログラム信号により変調される第1のキャリアを含む。同時に、第1の周波数スペクトルを包含する帯域幅内で複数のデジタル変調キャリア信号を送信する。各デジタル変調キャリア信号はデジタルプログラム信号の一部により変調されている。第1群のデジタル変調キャリア信号は第1の周波数スペクトル内にあり、第1のキャリア信号による直交変調を受ける。第2及び第3群のデジタル変調キャリア信号は第1の周波数スペクトルの外側の上及び下側波帯にあり、第1のキャリア信号により同相及び直角位相で変調される。多数のキャリアが通信情報を運ぶために直交周波数分割多重化(OFDM)を利用する。
FM IBOC DAB方式は、米国特許第6,108,810号;5,949,796号;5,465,396号;5,315,583号;5,287,844号;及び5,278,826号を含む幾つかの米国特許の主題である。FMコンパチブルデジタル音声放送方式では、デジタル符号化された音声情報が既存のアナログFM信号チャンネルと同時に送信される。音声をデジタル放送する利点には、既存のFMラジオチャンネルよりノイズが少なく動的レンジが広い優れた信号品質が含まれる。最初は、既存の受信機はアナログFM信号を引き続き受信でき、新しいIBOC DAB受信機はデジタル信号を復号できるハイブリッドフォーマットが使用されるであろう。そして、IBOC DAB受信機が増加すると、将来のある時点で、放送事業者は全デジタルフォーマット放送方式の選択を行うかもしれない。ハイブリッドIBOC DABは、既存のFM信号を同時に送信しながら、事実上CD品質のステレオデジタル音声(及びデータ)を提供できる。全デジタルIBOC DABは、データチャンネルと共に事実上CD品質のステレオ音声を提供することができる。
提案されている1つのFM IBOC DAB方式として、アナログ変調ホストFMキャリアが占めるスペクトルの上方及び下方の、FM中心周波数から約129kHz乃至199kHz離れた領域に直交周波数分割多重化(OFDM)サブキャリアを含む信号を使用するものがある。IBOC DABの1つのオプションでは、サブキャリアを中心周波数からたった100kHzの近い所からスタートすることができる。既存のアナログFM信号の帯域幅はOFDMサブキャリアが占める帯域幅よりも有意に小さい。
OFDM信号は、全てが共通のシンボルレートで変調された直交方向に離隔する複数のキャリアを含む。パルスシンボル(例えば、BPSK、QPSK、8PSKまたはQAM)の周波数間隔はシンボルレートに等しい。FM DAB信号をIBOC送信するために、OFDMサブキャリアの冗長セットを、共存するアナログFMキャリアの両側の上側波帯(USB)及び下側波帯(LSB)に配置する。DABサブキャリアの出力をFM信号に対して約−25dBに設定する。DAB信号のレベル及びスペクトルの占有を、DABサブキャリアにとって適当な信号対ノイズ比(SNR)を与えながらそのFMホストに対する干渉を制限するように設定する。サブキャリアのうちのある特定のものを、制御信号を受信機に送信するための基準サブキャリアとしてとっておくことができる。
デジタル放送方式の特徴の1つとして、デジタル化された音声とデータを同時に送信できるという固有の能力がある。デジタル音声情報は帯域制限のあるチャンネルを伝送するために圧縮することが多い。例えば、ステレオコンパクトディスク(CD)からのデジタルソース情報を約1.5Mbpsから96kbpsに圧縮しながら、FM IBOC DABの事実上CDの音声品質を維持することができる。さらに、48kbpsまたはそれ以下に圧縮しても、AM DAB方式またはFM DAB方式の低ラテンシーバックアップ及び同調チャンネルに使用できる良好なステレオ音声品質を得ることができる。複合DAB信号を用いて種々のデータサービスを実現することが可能である。例えば、複数のデータチャンネルを複合DAB信号内で放送することができる。
1999年8月24日付け米国特許出願第09/382,716号(発明の名称:”Method And Apparatus For Transmission And Reception Of Compressed Audio Frames With Prioritized Messages For Digital Audio Broadcasting”)は、IBOC DAB方式で送信するためにモデムフレームを編成する方法及び装置を開示しており、本願の一部としてこの特許を引用する。
本発明は、IBOC DABシステムの信号処理方式を実現する方法及び装置を提供する。
発明の概要
本発明は、送信すべき複数のデータビットを受信し、受信した複数のデータビットを複数のプロトコルデータユニットのペイロードに挿入されるようにフォーマットし、プロトコルデータユニットのペイロード内の離隔位置に複数のヘッダービットを挿入し、プロトコルデータユニットを用いて複数のキャリアを変調することにより出力信号を発生させるステップより成り、複数のヘッダービットのうちの第1のヘッダービットはプロトコルデータユニットの最初のビットからオフセットされることを特徴とするデジタル音声放送送信方法を提供する。
ヘッダービットの個々のビットはプロトコルデータユニットの等間隔位置に配置される。
この方法は、擬似ランダムコードを発生させ、擬似ランダムコードとデータビットをモジュロ2加算することにより複数のデータビットをスクランブルするステップをさらに含む。
プロトコルデータユニットは複数の論理チャンネルにおいて処理することが可能であり、各論理チャンネルは、別個にスクランブリング及び符号化を受けて、原始多項式を有する線形フィードバックシフトレジスタにより最大長スクランブル時系列が形成される。
上記方法に従って放送を行う送信機も包含される。
本発明は別の局面において、デジタル音声放送受信方法であって、複数のキャリアが、各々がペイロードに挿入された複数のデータビットと、ペイロード内の離隔位置に挿入された複数のヘッダービットとを有し、複数のヘッダービットのうちの第1のヘッダービットがプロトコルデータユニットの最初のビットからオフセットされている複数のプロトコルデータユニットにより変調されたデジタル音声放送信号を受信し、デジタル音声放送信号に応答して出力信号を発生させるステップより成るデジタル音声放送信号の受信方法デジタル音声放送信号の受信方法を包含する。上記方法に従って動作する受信機も包含される。
添付図面を参照して、図1は、デジタル音声放送システムに用いる送信機10の機能的ブロック図である。この送信機は、メインプログラムサービス音声信号を受ける入力12と、ステーション識別サービスデータを受ける入力14と、メインプログラムサービスデータ、補充プログラムサービスデータ及び補助アプリケーションサービスデータを受ける入力16とを有する。ハイブリッドDABでは、メインプログラムサービス音声信号のアナログバージョンは、ブロック18で示すように遅延され、ライン20上に遅延アナログ音声信号が発生される。音声サブシステム22は、メインプログラムサービス音声信号を符号化し、圧縮して、ライン24上に符号化された圧縮デジタル信号を発生させる。トランスポート及びサービス多重化サブシステム26は、符号化された圧縮デジタル信号、ステーション識別サービスデータ、メインプログラムサービスデータ、補充プログラムサービスデータ及び補助アプリケーションサービスデータを受けて、これらの信号に、以下に述べるように、図1のブロック28、30、32として表される種々のトランスポート処理を施す。その結果得られる信号は、サービスマルチプレクサ34により多重化され、RF送信サブシステム36に送られる。ライン38上のデジタル信号は、ブロック40で示すようにチャンネル符号化されるが、その結果ライン42上に得られる符号化された信号はブロック44で示すようにアナログ音声信号と共に変調される。その結果得られる信号は、増幅した後、アンテナにより複数のIBOC DAB受信機48の少なくとも1つに送信することができる。
このシステムは、符号化を行うことにより、サンプリング済み音声信号のビットレート及びベースバンド信号の処理を減少させ、送信チャンネルの信号のロバスト性を増加させる。これにより、高品質の音声信号と補助データとを、バンドを区分した形で且つ既存のアナログ信号に干渉しない低いレベルで送信することができる。
IBOC DAB信号は、アナログ変調キャリアと共に複数のデジタル変調キャリアを含むハイブリッドフォーマットか、またはアナログ変調キャリアを使用しない全デジタルフォーマットで送信することができる。
チャンネル符号化は、各論理チャンネルに冗長性を付加して送信される情報の信頼性を改善するために使用される。コードレートは、チャンネル符号化により生じる符号化チャンネル上のオーバーの増加を規定する。コードレートは符号化後の総ビット数に対する情報ビットの比率である。
畳込み符号化を使用することが可能である。畳込み符号化は、符号化ビットを情報ビットの連続流に挿入して予測可能な構造を形成する前方誤り訂正チャンネル符号化の一方式である。ブロック符号化器とは異なり、畳込み符号化器はメモリを有し、その出力は現在の入力と前の入力の関数である。
ダイバーシティ遅延は、フェージング及びインパルスノイズのような非定常的なチャンネル障害に対処するために同じ情報を運ぶ2つのチャンネルのうちの一方に固定時間遅延を与える。
図2は、ハイブリッドFM IBOC波形50の概略図である。この波形は、放送チャンネル54の中心に位置するアナログ変調信号52と、上側波帯58にある第1の複数の等間隔直交周波数分割多重化サブキャリア56と、下側波帯62にある第2の複数の等間隔直交周波数分割多重化サブキャリア60とを有する。デジタル変調サブキャリアは、所要のチャンネル信号マスクに合わせるためにアナログ変調キャリアよりも低い電力レベルで放送される。これらのデジタル変調サブキャリアは複数の区分に分割され、種々のサブキャリアが基準サブキャリアとして指定される。1つの周波数区分は、18個のデータサブキャリアと1個の基準サブキャリアを含む19個のOFDMサブキャリアより成るグループである。
ハイブリッド波形は、アナログFM変調信号と、デジタル変調一次メインサブキャリアとを含む。これらのサブキャリアの周波数は等間隔である。サブキャリアの位置は−546乃至+546の番号を付してある。図2の波形では、これらのサブキャリアは+356乃至+546と、−356乃至+546の位置にある。この波形は通常、全デジタル波形への変換に先立つ初期遷移時に使用される。
デジタル信号は、図2に示すように、アナログFM信号の両側の一次メイン側波帯で送信される。一次メイン側波帯はそれぞれ10個の周波数区分より成るが、これらはサブキャリア356乃至545または−356乃至−545の間に割当てられている。一次メイン側波帯に含まれるサブキャリア546及び−546は、付加的な基準サブキャリアである。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリングすることができる。
図3は、拡張ハイブリッドFM IBOC波形70の概略図である。拡張ハイブリッド波形は、ハイブリッド波形に存在する一次メイン側波帯に一次拡張側波帯72、74を付加することにより発生される。サービスモードに応じて、1、2または4個の周波数区分を各一次メイン側波帯の内側端縁部に付加することができる。
拡張ハイブリッド波形は、アナログFM信号に加えて、デジタル変調一次メインサブキャリア(サブキャリア+356乃至+546及び−356乃至−546)と、一部または全部の一次拡張サブキャリア(サブキャリア+280乃至+355及び−280乃至−355)とを有する。この波形は通常、全デジタル波形への変換に先立つ初期遷移時に利用される。
各一次メイン側波帯は、サブキャリア356乃至546または−356乃至−546にまたがる、10個の周波数区分と、1個の付加的基準サブキャリアとを有する。上方の一次拡張側波帯は、サブキャリア337乃至355(1つの周波数区分)、318乃至355(2つの周波数区分)、または280乃至355(4つの周波数区分)を有する。下方の一次拡張側波帯は、サブキャリア−337乃至−355(1つの周波数区分)、−318乃至−355(2つの周波数区分)、または−280乃至−355(4つの周波数区分)を有する。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリングすることができる。
図4は、全デジタルFM IBOC波形80の概略図である。全デジタル波形は、アナログ信号を非作動状態にし、一次デジタル側波帯82、84の帯域幅を完全に拡張し、アナログ信号が明渡したスペクトルに低電力の二次側波帯86、88を付加することにより構成される。図示の実施例の全デジタル波形は、サブキャリア位置−546乃至+546にデジタル変調サブキャリアを含むが、アナログFM信号はない。
全デジタル波形の各一次側波帯には、10個のメイン周波数区分に加えて、4つの拡張周波数区分が全て存在する。各二次側波帯も、10個の二次メイン(SM)周波数区分と、4つの二次拡張(SX)周波数区分とを有する。しかしながら、一次側波帯とは異なり、二次メイン周波数区分はチャンネルの中心近くにマッピングされ、拡張周波数区分は中心から離れている。
各二次側波帯は、12個のOFDMサブキャリア及び基準サブキャリア279及び−279を含む小さな二次保護(SP)領域90、92もサポートする。これらの側波帯は、アナログまたはデジタル干渉により影響を受ける可能性が最も少ないスペクトル領域に位置するため「保護」側波帯と呼ぶ。チャンネルの中心(0)には別の基準サブキャリアが配置されている。SP領域は周波数区分を含まないため、SP領域の周波数区分の順序は適用されない。
各二次メイン側波帯は、サブキャリア1乃至190または−1乃至−190にまたがる。上方の二次拡張側波帯はサブキャリア191乃至266を含み、上方の二次保護側波帯はサブキャリア267乃至278と、付加的な基準サブキャリア279とを含む。下方の二次拡張側波帯はサブキャリア−191乃至−266を含み、下方の二次保護側波帯はサブキャリア−267乃至−278と、付加的な基準サブキャリア279とを含む。全デジタルスペクトルの周波数スパンの合計は396,803Hzである。各サブキャリアの振幅は振幅スケール係数によりスケーリングすることができる。二次側波帯の振幅スケール係数はユーザーによる選択を可能にすることができる。二次側波帯に加えるものとして4つのうちの1つを選択できる。
図5は、デジタル音声放送システムに用いる送信機の信号処理プロトコルレイヤー100を示す機能的ブロック図である。図5は、放送側でIBOC信号を発生させるために制御信号及び情報信号をいかにプロトコルスタックの種々のレイヤーを通過させるかを示す。
このシステムを使用すると、ブロック102及び104で示すように、ステーション識別サービス(SIS)及び補助アプリケーションサービス(AAS)を含む種々のサービスを提供できる。
SISは、デジタルラジオステーション及びそれらのサポートサービスのユーザーによるサーチ及び選択を間接的に可能にする所要の制御及び識別情報を提供する。SISは他の全てのアプリケーションから入力を受信するため、それらのステータスを一次IBOCデータサービス論理チャンネル(PIDS)及び/又は二次IBOCデータサービス(SIDS)L1論理チャンネルにわたり放送することができる。AASは、事実上無制限な数の特注の及び特別なデジタルアプリケーションを同時に作動できるようにする。補助アプリケーションは将来の任意の時点で付加することが可能である。
データサービスインターフェイス106は、矢印108及び110で示すSIS及びAAS信号を受ける。メインプログラムアプリケーション112はまた、矢印114で示すようにメインプログラムサービス(MPS)データ信号をインターフェイス106に供給する。データサービスインターフェイスはデータをチャンネルマルチプレクサ116に出力し、このマルチプレクサは、プロトコルスタックのレイヤー1(L1)とも呼ばれるRF/送信システム120が使用するための矢印118で示す転送フレームを発生する。
AM及びFMシステムは共通のシステムプロトコルスタックを共有するが、主としてレイヤー1(L1)の物理的設計に差異がある。上位のレイヤーはAMとFMシステムの両方に共通である。
メインプログラムサービスは、アナログ及びデジタル送信信号の両方において既存のアナログラジオプログラミングフォーマットを保持する。さらに、メインプログラミングサービスは、音声プログラミングと直接相関するデジタルデータを含むことができる。
制御システムは、アプリケーション符号化器からのデータ流の転送及び処理を管理する。以下の説明は、放送アプリケーション及び受信機アプリケーションの両方の見地から情報及びデータがプロトコルスタック内をいかに流れるかを示す。
プロトコルスタックサービスは、サービスアクセスポイント(SAP)を介してアクセスされる。SAPで交換される情報をサービスデータユニットまたはSDUと呼ぶ。SAPはサービスレイヤーにより規定される集中ポイントであり、そこでSDUが放送サービスプロバイダとユーザーとの間で交換される。
プロトコルデータユニット(PDU)はピアレイヤー間で(例えば、送信側のレイヤーnから受信側のレイヤーnへ)交換される。ピアレイヤーのSDUは必ずしも同一ではない。しかしながら、同一レイヤーの送信及び受信されるSDUは共に、SDU内に含まれるPDU部分を保持する必要がある。
図5に示すように、プロトコルスタックの任意のレイヤーnの基本的な目的は、送信機のレイヤーn+1により提供されるPDUを受信機システム上のピアレイヤーn+1に運ぶことである。レイヤーn+1のPDUペイロードは、レイヤーn+1のプロトコル制御情報(PCI)と、上位レイヤー(レイヤーn+2)のPDUとより成る。
この思想のさらなる理解を図るために、送信側のレイヤーn+1からレイヤーnへの情報の流れを考察する。レイヤーn+1のPDUは、レイヤーnのサービスにより特定されるようなパッケージでなければならない。そのパッケージをサービスデータユニットまたはSDUと呼ぶ。レイヤーnのSDUは、レイヤーn+1のPDUにレイヤーnのSDU制御情報(SCI)を付加したものを含む。レイヤーn+1はレイヤーnのSDUを生成し、それをレイヤーnのサービスアクセスポイント介してレイヤーnへ送る。
レイヤーnは、SDUを受けると、レイヤーn+1のPDUと、SCIにおいて受信される情報を含んだそれ自身のプロトコル制御情報(PCI)をとり、レイヤーnのPDUを生成する。その後、レイヤーnのPDUは受信システム上のピアレイヤーへ送られるが、そこでは、情報がプロトコルレイヤーを上がっていく際プロセスは本質的に逆である。従って、各レイヤーはピアPDUを抽出し、残りの情報をSDUの形で次のレイヤーへ送る。
図6において、送信機のサービスアクセスポイント254へ入る信号はブロック256で示すような処理を受けて、ライン258上にレイヤーn+1のサービスデータユニットを発生させる。レイヤーn+1のサービスデータユニットをレイヤーnのサービスポイント260が受信するが、このサービスデータユニットはブロック262に示すような処理を受けて、ライン264で示すようにレイヤーnのプロトコルデータユニットを形成する。送信機のレイヤーnのプロトコルデータユニットは受信機に送られ、ブロック266で示すような処理を受けると、受信機のレイヤーnのサービスデータユニットを形成する。このサービスデータユニットは、受信機のレイヤーnのサービスアクセスポイント268が受信し、ライン270で示すように受信機のレイヤーn+1のプロトコルレイヤーへ運ばれる。その受信機のレイヤーn+1のプロトコルレイヤーは、ブロック272で示すように受信機のレイヤーnのサービスデータユニットを処理し、その結果生じる受信機レイヤーn+1のサービスデータユニット信号をサービスアクセスポイント274へ送る。
図7は、スクランブラ300、チャンネル符号化器302、インターリーバ304、OFDMマッパー306、OFDM信号発生器308、送信サブシステム310及びシステム制御プロセッサ312を含むレイヤー1の信号処理コンポーネントを示す送信機の一部の機能ブロック図である。送信機システムの制御プロセッサ312は、ライン314上のシステム制御信号を受信する。アナログ音声信号及びSCAキャリアは、ライン316上を送信サブシステムへ送られる。RF送信サブシステムからの送信システムからの出力信号はその後、増幅器により増幅され、マッチング回路318を介してアンテナ320へ送られて放送される。
図8は、送信機170及び受信機172を含むDABシステムの機能的ブロック図である。送信機は、ライン178及び180上で音声信号及びデータ信号を受ける入力174及び176を有する。アプリケーション符号化器182は、音声及びデータ信号をライン184上のメインプログラムサービス音声(MPSA)信号と、ライン186上の統合データサービス信号に変換する。これらの信号は、トランスポート及びマルチプレクササブシステム188により処理される。モデム190は転送フレームをライン192上の出力フレームに変換するが、これらの出力フレームを増幅し、例えば、図2、3または4に示す波形のうちの1つでアンテナ193から放送することができる。
受信機172は、アンテナ194と、送信信号を受けてライン196上に受信モデムフレームを発生する従来型フロントエンド回路195とを具備することができる。モデム197は、受信モデムフレームをライン198上のパケット形態の転送フレームに変換する。チャンネルデマルチプレクサ及び統合データサービストランスポートを含むトランスポート及びデマルチプレクサ200は、転送フレームをライン202上のメインプログラムサービス音声信号と、ライン204上の統合データサービス信号とに変換する。アプリケーション復号器206は、これらの信号をライン208及び210上の音声及びデータ出力信号に変換する。
図9は、送信機のモデム/物理的レイヤー1の処理を示す機能的ブロック図である。音声及びデータは高位のプロトコルレイヤーから、モデム機能を規定する物理的レイヤー(レイヤー1)へ、複数のレイヤー1サービスアクセスポイント(SAP)322を介して送られる。
L1 SAPは、システムプロトコルスタックのレイヤー2とレイヤー1の間のインターフェイスを規定する。レイヤー2は、P1乃至P3、PID、S1乃至S5及びSIDSで示す複数の電流チャンネルを提供する。送信機は多種多様なサービスモードで作動することができる。各チャンネルはレイヤー1に別個の転送フレームで入るが、特異なサイズ及びレートはサービスモードにより決定される。レイヤー2からの情報を運ぶ転送フレームをL1 SDUと呼ぶ。
論理チャンネル及びそれらの機能の考え方は、IBOCシステムを介するデータのトランスポート及び送信の中心となる。論理チャンネルは、レイヤー1のSDUをレイヤー1を介して特定のサービス等級で導く信号パスである。論理チャンネルの下線は、論理チャンネルのデータがベクトルとしてフォーマットされていることを示す。
スクランブリングすると、各論理チャンネルのデジタルデータがランダムになって「白色化」され、波形が従来型アナログFM復調器において復調される時に信号周期性が緩和される。各論理チャンネルのビットは、時間領域データをランダム化し受信機の同期を支援するためにスクランブリングを施される。スクランブラへの入力は、サービスモードにより選択されるような、L1 SAPからのアクティブ論理チャンネルである。スクランブラの出力は、アクティブ論理チャンネルのそれぞれのスクランブリング済みビットの転送フレームである。スクランブラは、入力データベクトルをモジュロ2加算された擬似コードを発生する。この符号発生器は線形フィードバックシフトレジスタである。
チャンネル符号化は、図10に示すスクランブリング、チャンネル符号化及びインターリービングの機能より成る。各論理チャンネルは別個に且つ並列的にスクランブリングと符号化を施される。全ての並列スクランブラは同一であるが、アクティブサービスモードに応じて異なるレートで動作する。各スクランブラは、基本多項式を有する線形フィードバックシフトレジスタを用いて最大長スクランブリング時系列を発生する。スクランブリング済み転送フレームの所与のビットは、関連の入力ビットをスクランブリング時系列の対応ビットにモジュロ2加算することにより発生される。
図10は、信号コンスタレーションマッパー306の機能的ブロック図である。信号コンスタレーションマッパー346は、複数のインターリーバから信号を受信し、スケーラ348によりスケーリングを施され、OFDMサブキャリアマッパー350によりOFDMサブキャリアにマッピングされる信号を発生する。インターリービングはRF/送信サブシステムの論理チャンネルに施される。インターリービングは、PM、PX、SM,SX、SP及びSBとして示す6個の並列インターリービングプロセス(IP)より成る。IPは1またはそれ以上のインターリーバ、場合によっては転送フレームマルチプレクサを含むことができる。サービスモードは、任意所与の時点において何れの入力及びIPがアクティブであるかを決定する。さらに、P3論理チャンネルがアクティブであるサービスモードでは、レイヤーL2から得られるP3IS制御ビットが長いインターリーバか短いインターリーバの何れを使用するかを決定する。インターリービングのための入力の世界は、一次論理チャンネルP1乃至P3及びPIDSと、二次論理チャンネルS1乃至S5及びSIDSからのチャンネル符号化転送フレームとである。インターリーバ出力は行列である。
サービスモードMP2−MP5及びMP7において、P3論理チャンネルは短いインターリーバ深さ(時間スパン)かまたは長いインターリーバ深さを利用する。長いインターリーバ深さは短いインターリーバ深さに比べてロバスト性が大きい。しかしながら、インターリーバが長い(約1.48秒)と、復号時間が長くなり、音声を聞くことができる前の受信機同調時間に影響を与える。場合によってはこの長い同調時間は受け入れ不可であるため、短いインターリーバを使用する。
長いインターリーバかまたは短いインターリーバかは、PDU長さに関する相対的な用語である。短いインターリーバは信号PDUのある量のビットをカプセル化するが、長いインターリーバは幾つかの連続するPDUからのビットをカプセル化する。インターリーバの長さは1つのパラメータである。ロバスト性とコンテンツアベイラビリティ遅延との間にはトレードオフの関係がある。特定のユーザーが特定のケースのために所与の時点で遅延をより重要なファクタと考える場合、短いインターリーバを選択するとロバスト性が限られたものになる。所与の時間とコンテンツの組み合わせ条件下においてロバスト性をより重要なファクタと考える場合、長いインターリーバを選択すればよい。
図9に示すように、システム制御チャンネル(SCCH)はチャンネル符号化をバイパスする。上位のレイヤーの指示の下で、システム制御処理は各基準サブキャリアに向けられるビット時系列(システム制御データ時系列)を編成し、差動符号化する。一例では、OFDMスペクトルを通して分布する最大61個の基準サブキャリア(番号0乃至60)が存在する。所与の波形で放送される基準サブキャリアの数はサービスモードにより異なる。しかしながら、この例では、システム制御処理は常に、サービスモードとは無関係に61個全部のシステム制御データ時系列を出力する。
OFDMサブキャリアマッパーは、インターリーバ区分へ周波数区分に割り当てる。各アクティブインターリーバ行列につき、OFDMサブキャリアマッパーは、各インターリーバ区分から複素出力ベクトルXのそのそれぞれの周波数区分へ1行のビットを割り当てる。さらに、システム制御データ時系列の行列である行列Rの1行からのシステム制御データ時系列ビットは、Xのアクティブ基準サブキャリア位置へマッピングされる。サービスモードは、何れのインターリーバ行列が、またRの何れの要素がアクティブかを決定する。図10は、OFDMサブキャリアマッパーの入力、出力及びコンポーネント機能を示す。
各シンボルについてのOFDMサブキャリアマッパーへの入力は、各アクティブインターリーバ行列の一行のビットと、システム制御データ時系列の行列であるRからの一行のビットとである。各OFDMシンボルについてのOFDMサブキャリアマッパーからの出力は、長さが1093の単一の複素ベクトルXでありうる。
ユーザー音声及びデータ(PM、PX1、…SB)を運ぶインターリーバ行列は、QPSKコンスタレーションポイントと特定のサブキャリアとにマッピングされる。R行列はBPSKコンスタレーションポイントと、基準サブキャリアとマッピングされる。その後、これらのフェーザは振幅をスケーリングされ、それらに割り当てられたOFDMサブキャリアにマッピングされる。このプロセスの結果、フェーザのベクトルXが発生するが、これらのフェーザはOFDM信号発生機能へ出力される。
OFDM信号発生機能は、OFDMサブキャリアマッパーから複素周波数領域OFDMシンボルを受けて、FM IBOC信号のデジタル部分を表す時間領域パルスを出力する。
n番目のシンボルのOFDM信号発生機能への入力は長さLの複素ベクトルXであり、OFDMシンボルnにおいて各OFDMサブキャリアの複素コンスタレーション値を表す。表示の便宜のために、上述したOFDMサブキャリアマッパーの出力は下付き文字nを使用しなかった。その代わりに、ベクトルXを対して単一のOFDMシンボルを表すものとする。以下の説明において下付き文字をXに付すが、これはOFDM信号発生機能に対するnの重要性のためである。OFDMシンボルは離散フーリエ変換により時間領域に変換され、整形されて1つの時間領域シンボルyn(t)が形成される。OFDM信号発生機能の出力は複素ベースバンド時間領域パルスyn(t)であり、OFDMシンボルnのFM IBOC信号のデジタル部分を表す。
n(t)パルスは連結されて連続時間領域波形を形成する。この波形は上方変換され、アナログ変調音声と結合されて(ハイブリッド及び拡張ハイブリッドモードでは)完全なIBOC RF送信波形が形成される。これを図11に示す。図11はDAB変調器の機能的ブロック図である。複数のOFDM信号はライン352上に供給され、ブロック354で示すように連結処理を受ける。連結された信号はブロック356で示すように上方変換され、ライン358上に複数のデジタル変調サブキャリアを発生させる。アナログプログラム信号はライン360上に供給されるが、オプションとしてのSCAサブキャリアはライン362上に供給することができる。アナログプログラム信号及びオプションとしてのSCAサブキャリアはアナログFM変調器364により変調される。変調済みアナログキャリア及びSCA(もしあれば)並びにデジタル変調サブキャリアは結合器366により結合され、ライン368上にDAB波形を発生させる。
送信システムが対処しなければならない時間アラインメントの問題が幾つかある。対処が行われた施設では、送信される各L1フレームは全地球測位システム(GPS)時間に正しくアラインメントさせる必要がある。また、種々の論理チャンネルを互いに正しくアラインメントさせなければならないが、幾つかのサービスモードでは、幾つかのチャンネルを固定量だけ意図的に遅延させて受信機でダイバーシティ結合が行われるようにする。レイヤー1はレイヤー2から受信する転送フレームの時間アラインメントを行う。高位のプロトコルレイヤーは転送フレームのコンテンツのアラインメントを行う。
レイヤー2(L2)により提供される一次サービスにより、システムは図12に示すように3つの独立したトランスポートサービスをサポートすることができる:
1.メインプログラムサービス音声トランスポート
2.ラジオリンクサービストランスポート
3.IDSトランスポート
将来さらに別のトランスポートが可能なように未使用のフラッグ
を含めてある。
図12は、送信及び受信システムの両方のプロトコルレイヤー2と、高位のプロトコルレイヤーとの間の関係を示す機能的ブロック図である。送信機のサービスアクセスポイント402、403及び404は、IBOCデータベースサービス、メインプログラム及びラジオリンク信号を受ける。これらの信号は、IDSトランスポートブロック406、MPAトランスポートブロック408及びRLSブロック410に示すように処理され、ライン412、413及び414に示すようにIDS、MPA及びRLS PDUを発生させる。トランスポート機能はまた、ライン415、416及び417上にIDS、MPA及びRLS SDUを発生するが、これらは送信機のレイヤー2のサービスアクセスポイント418へ運ばれる。送信機のレイヤー2は、ブロック420で示すようにこれらの信号を処理してライン421で示すようにレイヤー2のPDUを発生させるが、これらは受信機のレイヤー2へ送られ、ブロック422で示すように処理されてSDUを発生させ、これらのSDUはサービスアクセスポイント424を介して受信機の高位のプロトコルレイヤーへ送られる。受信機の高位のレイヤーのIDS、MPA及びRLSトランスポート機能426、428及び430は、これらの信号を処理してサービスデータベースポイント432、434及び436に出力信号を発生させる。
レイヤー1のPIDS及びSIDS論理チャンネル上のSISデータベースを送信するために特別なトランスポート/データリンクを用いることができる。これらの論理チャンネルについては、レイヤー2は多重化機能を実行せず、トランスポートPDUを直接、レイヤー1のPIDSまたはSIDS論理チャンネルに送るだけである。IDSトランスポートPDUは、レイヤー1のPIDS又はSIDS論理チャンネル内に含まれる唯一のPDUである。PIDS及びSIDSチャンネルは、SIS情報を既知のチャンネルで送信しなければならないため多重化されない。これは、PIDSは他の種類のトランスポート情報を含まないことを意味する。さらに、PIDSは多重化を可能にするに必要なヘッダービットを保証するには小さすぎる。
レイヤー2により、これらのトランスポートはレイヤー1の任意のアクティブ論理チャンネル(PIDS及びSIDSを除く)内でアクティブであることができる。レイヤー2の構造により多重化ニーズを満たすトランスポートが可能になる。
L2 PDUは、レイヤー1(L1)のPDUまたは転送フレームと等価である。レイヤー1は、入力L2 PDUのモデムによる物理的モデム処理を行う前にそのL1 PDU内のPCI情報をさらにフォーマットしない。レイヤー1内では、レイヤー1により付加される全てのPCI情報(システム制御データ時系列として示す)をL1 PCIに専用の独立チャンネル(基準サブキャリア)に含めることが可能であり、レイヤー1のペイロードからの帯域幅を必要としない。PCI情報及び同期情報は結合されて1つの基準チャンネルが形成される。
このシステムは柔軟性が非常に大きく、レイヤー1に関する種々の構成をサポートする。レイヤー1のサービスモードに基づき、このシステムはレイヤー1の多数の論理チャンネルを提供する。レイヤー1のアクティブな論理チャンネルの数及びそれらを規定する特性は各サービスモードで相違する。レイヤー1の各論理チャンネルを規定する特性は、
・転送フレームサイズ
・転送フレームレート
・ロバスト性
・ラテンシーである。
レイヤー2とレイヤー1(RLS及びMPAトランスポート)の間の交換に関しては、レイヤー2はレイヤー1のサービスモード及び構成に対して隷属関係にある。L2 PDUサイズとL2 PDU交換レートはレイヤー1により制御される。レイヤー2が受信側のRLS及びMPA PDUトランスポートへ運ぶ全PDUサイズは、レイヤー1のフレームサイズからレイヤー2のPCIオーバーヘッドを減算したものである。
図12は、送信及び受信の両方の見地からのレイヤー2の処理を示す。送信側では、レイヤー2はレイヤー1の各アクティブ論理チャンネルに対して(PIDS及びSIDSを除く)以下の動作パラメータを必要とする。
・各L2 PDUがメインプログラム音声(MPA)トランスポートPDUを含むことを示すフラッグ
・MPAトランスポートPDUに割り当てられる最大サイズ
・各L2 PDUが固定RLS PDUを含むことを示すフラッグ
・RLS PDUに割り当てられる最大サイズ。
レイヤー1の各アクティブ論理チャンネルにつき、レイヤー1はレイヤー2に対してそれがL2 PDUを必要とすることを指示する。上記のパラメータに基づき、L2はMPAトランスポート及び/またはRLSに対して、レイヤー1のその特定の論理チャンネルにつきL2 PDU内で送信すべきそれぞれのPDU(MPAトランスポートPDU、固定RLS PDUデータ)を与えるように信号を送る。
レイヤー2は、MPAトランスポートPDUを受けると、利用可能な便宜主義的帯域幅があるか否かをチェックする。便宜主義的データは、固定配分のバイトがMPA符号化器に割り当てられているが全てが利用されているわけではないレイヤー1チャンネルの未使用の容量として定義される。この容量は時間により変化し、データの移送に利用可能である。もしあるのであれば、レイヤー2はこれをRLSに指示し、RLSはレイヤー2 PDU内に含めるべきRLSを便宜主義的RLS PDUを与える。
レイヤー2は、MPAトランスポート及び/またはRLSからPDUを受けると、
1.コンテンツ及び符号化に基づきレイヤー2のPCIフラッグを形成し、
2.L2 PDUにわたってレイヤー2のPCIフラッグを広げ、
3.MPA及びRLS PDUをレイヤー2のPDUの広げられたPCIの周りに挿入することにより、適当なレイヤー1の論理チャンネルに送られるレイヤー2のPDUを生成する。
レイヤー1のPIDまたはSIDS論理チャンネルについては、レイヤー1はレイヤー2に対してそれがL2 PDUを必要とすることを指示する。レイヤー2はIDSトランスポートに対してそれぞれのPDUを与えることを指示する。レイヤー2はPIDS PDUを直接、レイヤー1へ送る。
受信機は作動パラメータに頼らず、それが同調されたステーション/チャンネルで放送中の構成に合わせる必要がある。
L2 PDU構造は、一旦PCI情報が抽出されるとL2 PDU全体(恐らく、MPAトランスポートPDU、便宜主義的RLS PDU及び固定RLS PDUを含む)を全体としてMPAトランスポートまたはRLSトランスポートの何れかに送ることがきるようなものである。L2 PDU構造に基づき、これらのトランスポートはそれらの特定のPDUを処理し、それらに関係ないPDUを捨てることができる。これにより受信機に余分なロバスト性が与えられるが、受信機の設計はこの特性を利用して高レベルのロバスト性を与えるようにすることが推奨される。このシステムは、L1チャンネル(受信機において利用できる)がステーションの構成に基づき存在するかまたは存在しない種々の構成を可能にする。レイヤー1のこの特異性により、L1チャンネルに含まれるトランスポートデータを効率よく識別するためにL2において適用される特別な方法が得られる。
種々のL2 PDU構造の全体像を示す図13を参照されたい。この構造は転送フレーム及びL1の各論理チャンネルにつき異なることがある。
受信機は、アクティブな各論理チャンネルにつきL1からL2 PDUを受信し、L2 PCIビットを抽出し、復号する。L2 PCIに基づき、受信機はL2 PDU全体を適当な行先、即ち、MPAトランスポート及び/またはRLS(固定及び便宜主義的)へ差し向けることができる。
PIDS(SIDS)論理チャンネルにつき、受信機は受信したL2 PDUをIDSトランスポートに差し向けることができる。
このシステムは、SISを全てのアプリケーション及びサービスに与えることができる。PIDS及びSIDS論理チャンネルは、走査アプリケーションのために迅速に取得する必要のあるSIS情報の移送専用である。前述したように、レイヤー1のPIDS/SIDS論理チャンネルにつき、PIDS/SIDS PDUを生成する特別なIDSトランスポートが存在する。送信側では、レイヤー2はPIDS及びSIDS PDUをレイヤー1に直接差し向ける。同様に、受信側では、レイヤー2はPIDS及びSIDS PDUをIDSトランスポートに差し向ける。
最適化されたロバストヘッダー(PCI)は、FMシステム(二次論理チャンネルを含む)及びAMシステムの種々の論理チャンネルの各々に展開される。PCIはペイロードのコンテンツを示す。このヘッダーは、PDU構造に対応する以下の5つの指示のうちの1つを与える。
・ペイロードは音声指向である(MPAトランスポートPDU)、
・ペイロードはデータ指向である(RLSトランスポート)、
・MPAトランスポート及び便宜主義的RLSトランスポートPDUを含む混合コンテンツペイロードである、
・MPAトランスポート及び固定RLSトランスポートPDUを含む混合コンテンツペイロードである、
・MPAトランスポート、便宜主義的RlSトランスポート及び固定RLS PDUを含む混合コンテンツペイロードである。
図13は、5つの種類のヘッダー440、442、444、446及び448を略示する。L2 PDUコンテンツが音声指向(MPAトランスポート)である場合、便宜主義的データをペイロード(便宜主義的RLS)に依然として挿入することが可能であり、便宜主義的RLS PDUの境界をRLSが見付けて処理できるようにRLSにより付加的な信号が与えられる。しかしながら、前述したように、ペイロード全体はメインプログラム音声(MPAトランスポート)と関連があり、音声ペイロード内に含まれる信号によりそのようなものとして取り扱われる。かかる信号により、音声処理(MPAトランスポート)及びRLS処理がペイロードを適切に利用することができる。
ペイロード(L2 PDU)が固定RLS PDUを含む場合、RLS内において拡張ヘッダー444が展開される。混合コンテンツPDUはさらに別の指示を必要とする。サービスの各種類に関連するペイロード部分を示すデリミッターがRLSにより与えられる。
この信号は転送フレーム(PDU)毎のものであり、前のまたは将来の転送フレームの知識を必要としない。
図14に示す一般的な転送フレームは、ペイロードとヘッダーPCIとを含む。1つの例のペイロードヘッダーは、転送フレームにわたり広がった24ビットより成る。
ヘッダーは24ビット時系列のうちの8個の巡回置換CW0乃至CW7のうちの1つを含む。ヘッダー時系列及び対応の表示タイプを表1に示す。送信側のL2は、上述したレイヤーから得られるSCIに基づき適当な時系列を選択する。選択されたCWのコンテンツを[h0、h1、…h22、h23]として示す。
表1.一般的なヘッダー時系列の表示
時系列 二進ヘッダー時系列 16進法 MPA 固定 便宜主義的
トランス RLS RLS
PDU PDU PDU
CWo [110010110001101100011100] OxCB1B1C Yes No No
CW1 [001011000110110001110011] Ox2C6C73 Yes No Yes
CW2 [001100101100011011000111] Ox32C6C7 Yes Yes No
CW3 [110011001011000110110001] OxCCB1B1 Yes Yes Yes
CW4 [011100110010110001101100] Ox732C6C No Yes No
CW5 [101100011100110010110001] OxB1CCB1 Reserved TBD TBD
CW6 [000111001100101100011011] Ox1CCB1B Reserved TBD TBD
CW7 [110001110011001011000110] OxC732C6 Reserved TBD TBD
図14に示すように、ヘッダービットは転送フレームの大部分にわたり均等に広がるのが好ましい。ペイロードはバイト単位で量定される。1バイトを構成しない任意の余分のペイロードはペイロードの終了部に位置する。h0ヘッダービットは転送フレームの開始部からNstartバイトだけオフセットすることができる。ヘッダービットh1はh0からNoffsetビットだけオフセットされる。残りの各ヘッダービットはNoffsetビットだけ前のヘッダービットから離れている。これらの数は、表2に示すように、L1 PDUの長さ(ビット)に依存する。L1 PDUの長さが整数のバイトである場合、ヘッダー長は24ビットである。L1 PDUの長さが整数バイトでない場合、ヘッダーは、表2に示すように、23または22ビットに短縮される。ヘッダー長が23ビットである場合、h23は使用されない。ヘッダー長が22ビットである場合、h22及びh23は使用されない。L2 PDUは、L1においてビタビ復号器により復号された後受信される。エラーは(もし発生すれば)復号器の出力にバーストとして現れる。広げなければ、広げられていない時系列を毀損するL1の非常に小さいバーストにより、ほとんど完全なPDUの使用が阻止されるかもしれない。時系列を広げるとこの問題が解消される。ヘッダーは、L1における前の復号が最適でなくPDUの端縁部にエラーが発生する場合に生じる損傷を回避するためにオフセットされる。
表2.ヘッダー広がりパラメータ
L1 PDU (L MOD 8)= Nstartoffset ヘッダー長
の長さ (ビット) (ビット) (ビット)
(ビット)
<72000 0 120 INT[(L-Nstart)24]-1 24
7 120 INT[(L-Nstart)23]-1 23
1-6 120 INT[(L-Nstart)22]-1 22
>=72000 0 L-30000 INT[(L-Nstart)24]-1 24
7 L-30000 INT[(L-Nstart)23]-1 23
1-6 L-30000 INT[(L-Nstart)22]-1 22
受信機は、L1、L2から転送フレームを受信すると、このフレームを処理して以下のものを突き止める。
・フレームコンテンツ
・拡張コンテンツの境界(かかる境界が存在するとすれば)
・フレームの健全性管理
・取り扱いの例外。
所与のL1サービスモードにおいて所与の論理チャンネルの広がりパラメータを用いることにより、L2ヘッダービットを収集し、Srevとして示す連続する24(または22)ビット構造にする。その後、受信時系列とそれぞれの可能な予想時系列の間の相関プロセスを行うことができる。
IDSトランスポートPDUは、PIDSかまたはSIDSのL1チャンネルフレームに含まれる。
PIDS PDUは、図15に示すように長さが80ビットある。各フィールドの最上位ビットを左側に示す。レイヤー2及びレイヤー1は最初にビットMSBを処理する。即ち、ビット0がL1によりインターリービングされる最初のビットである。PDUのコンテンツは、PDU内の幾つかの制御フィールドにより規定される。タイプビットは通常0に設定される。このビットが1であれば、PDUコンテンツの残部は異なるであろう。これにより将来の利用のためのオプションが与えられる。PDUフォーマットは、無視できる容量を消費しながら依然としてロバスト性を維持すると共に最新型ALFNを放送する能力を保証しようとする。
タイプ0のPDUは、EXTビットの状態に応じて2つの独立な可変長の短いメッセージフィールドかまたは1つの長いメッセージを含むことができる。Ext=0であれば、メッセージ1のフィールド長は最大58ビットであり得、メッセージコンテンツは第1のメッセージIDフィールド、MSG ID1の状態により決まる。メッセージペイロード1フィールドの終了部の任意の未使用ビットは0にされる。EXT=1であれば、メッセージはMSG ID 1により規定される長さ及びコンテンツを有し、メッセージ2はアクティブであって、その長さ及びコンテンツはMSG ID 2により規定される。この場合、2つのメッセージの結合長さは54ビットより大きなものであってはならない。メッセージペイロード2の終了部の任意の未使用ビットは0にされる。2つのメッセージ構造が放送事業者のニーズを満たすために提供される。放送事業者には短い呼び出し符号を送りたいものがあるが、長い呼び出し符号を送りたいものもある。このシステムは両方をサポートする。長いステーション名は受信機においてユーザーが受信して表示するのに長い時間がかかるという意味においてトレードオフ関係がある。各メッセージは、異なるターゲットグループ及び異なる変数セット用である。短いコンテンツはメッセージ1を使用し、長いコンテンツはメッセージ1及び2の両方を使用する。
MSG ID 1及びMSG ID 2フィールドの定義は同一である。第2のメッセージと結合される時利用可能なペイロード長として合計56ビットが守られる限り、任意のメッセージをメッセージ1またはメッセージ2に配置することができる。長いメッセージは、単一のメッセージオプション(Ext=0)を使用する必要がある。
ステーションID番号は、各放送施設にそれぞれ特異な番号として割り当てられる。ステーション名は、短いフォーマットと長いフォーマットの両方を有する。短いフォーマットは2メッセージPDU構造と併用されるため、他のメッセージと多重化することが可能であり、従って頻繁に繰り返すことができる。長いフォーマットは単一のメッセージ構造を必要とし、多数のPDUにわたって拡張可能である。このフォーマットは、中位長さのテキストストリングによりステーションを識別するために使用できる。
レイヤー1の絶対フレーム番号(MSG ID=0011)は32ビットのALFNを含む。ALFNは、各L1フレーム期間においてL1ブロック0の開始と同時にインクリメントされる。全てのAM及びFMサービスモードにおいて、送信されるALFNはそれが空中に放送された時の実際のフレーム番号に対応する。PDUのビット65(MSG ID1 またはMSG ID 2の何れであれ)が1に設定されれば、ALFNはGPS時間にロックされる。
ステーション位置(MSG ID 0100)フィールドは、放送アンテナの給電点の絶対三次元位置を示す。かかる位置情報は受信機が位置の測定に使用できる。位置情報は2つのメッセージ、即ち高い部分と低い部分に分かれている。高度は(メートル×16)の単位(即ち、LSBは16メートルに等しい)である。緯度と経度は共に同じ比フォーマットである。LSBは1/8192度に等しい。MSBは半球を示す符号ビットである。正の緯度値は赤道の北の位置を表す。正の経度は東半球である。経度は−180から+180の範囲にあり、可能な緯度値は−90と+90の間にある。これらの範囲をはずれたものは無効である。図16はステーション位置情報フォーマットを示す。
各PDUは、12ビットの巡回冗長度チェック(CRC)で終端する。CRCは、常に0にセットされた、未使用のメッセージペイロードビットを含む、PDUのそれ以外のフィールドの68ビット全部に基づき計算される。
PIDSトランスポートは、L1の絶対フレーム番号を直列に放送するために2つのビットを配分する。そのフォーマットは、以下に略説するようにAM及びFMで異なる。両方のケースでは、PIDSチャンネルを介して送信されるALFNの値は各L1フレームのL1ブロック0と同時に更新される。
FMシステム処理の図18を参照して、それらの32ビットは、1つはd16乃至d31(16LSB)、もう1つはd0乃至d15(16MSB)と表示された2つの16ビット群に分割されている。ALFNビットd16:31はさらにビット対に分割され、ブロック0でスタートする各PIDSブロックの2ビットAdv ALFMフィールドにマッピングされる。ALFNビットd30:31は各フレームのブロック0で放送され、ALFNビットd28:29は各フレームのブロック1で放送され、ALFNビットd16:17は各フレームのブロック7で放送される。
この処理機能はALFNビットを経時的に分類し送信する。この分類方法は無視できる容量を使うが、これにより受信機は、たとえPDUが毀損状態にあり巡回冗長チェック(CRC)が失敗してもステーションALFNを高い信頼度で復元し維持することができる。
ALFNビットd0:15はさらにビット対に分割され、図示のようにブロック8乃至15のAdv ALFNフィールドにマッピングされる。
プロトコルスタックのレイヤー1は、フレーム番号の放送に関してALFNを直接取り扱わない。フレーム番号はPIDS論理チャンネルの一部であり、L1により取り扱われる。全てのAM及びFMサービスモードにおいて、送信中のALFNの関連部分は放送された時の実際のフレーム番号に適用される。
本発明を好ましい実施例に関して説明したが、当業者は、特許請求の範囲に記載された本発明の範囲から逸脱することなく図示説明した実施例に対して種々の変形例及び設計変更を想到できることが理解されるであろう。
デジタル音声放送システムに用いる送信機の機能ブロック図である。 ハイブリッドFM IBOC波形の概略図である。 拡張型ハイブリッドFM IBOC波形の概略図である。 全デジタルFM IBOC波形の概略図である。 デジタル音声放送システムに用いる送信機の信号処理プロトコルレイヤーの機能ブロック図である。 送信システム及び受信システムの両方のプロトコルレイヤー間の関係を示す機能ブロック図である。 DABシステムに用いる送信機の機能ブロック図である。 送信機及び受信機を有するDABシステムの機能ブロック図である。 DAB送信機のモデム/物理的レイヤーを示す機能ブロック図である。 信号コンスタレーションマッパーの機能ブロック図である。 DAB変調器の機能ブロック図である。 送信システム及び受信システムの両方のプロトコルレイヤー間の関係を示す機能ブロック図である。 DABシステムに用いる種々のトランスポートフレームの概略図である。 DABシステムに用いるデータのフレームを示す概略図である。 DABシステムに用いるデータのフレームを示す別の概略図である。 DABシステムに使用できる種々のデータワードを示す概略図である。 DABシステムに用いるデータの別のフレームを示す概略図である。 データの出力データフレームへの転送を示す。

Claims (10)

  1. 送信すべき複数のデータビットを受信し、
    受信した複数のデータビットを複数のプロトコルデータユニットのペイロードに挿入されるようにフォーマットし
    プロトコルデータユニットのペイロード内の離隔位置に複数のヘッダービットを挿入し、
    プロトコルデータユニットを用いて複数のキャリアを変調することにより出力信号を発生させるステップより成り、
    複数のヘッダービットのうちの第1のヘッダービットはプロトコルデータユニットの最初のビットからオフセットされることを特徴とするデジタル音声放送送信方法。
  2. ヘッダービットは以下のビット時系列の1つを構成する請求項1の方法。
    [110010110001101100011100]
    [001011000110110001110011]
    [001100101100011011000111]
    [110011001011000110110001]
    [011100110010110001101100]
    [101100011100110010110001]
    [000111001100101100011011]
    [110001110011001011000110]
  3. 擬似ランダムコードを発生させ、擬似ランダムコードとデータビットをモジュロ2加算することにより複数のデータビットをスクランブルするステップをさらに含む請求項1の方法。
  4. プロトコルデータユニットは複数の論理チャンネルにおいて処理され、各論理チャンネルは別個にスクランブリング及び符号化を受ける請求項1の方法。
  5. 論理チャンネルはサービスモードに応じて異なるレートで動作する請求項の方法。
  6. 各論理チャンネルは、原始多項式を有する線形フィードバックシフトレジスタにより最
    大長スクランブル時系列によりスクランブリングを施される請求項の方法。
  7. 複数のデータビットにインターリービングを施し、
    インターリービングを施されたデータビットをインターリーバ区分に割り当て、
    インターリーバ区分を周波数区分にマッピングするステップをさらに含む請求項1の方法。
  8. 送信すべき複数のデータビットを受信する手段と、
    受信した複数のデータビットを複数のプロトコルデータユニットのペイロードに挿入されるようにフォーマットする手段と、
    プロトコルデータユニットのペイロード内の離隔位置に複数のヘッダービットを挿入する手段と、
    プロトコルデータユニットを用いて複数のキャリアを変調することにより出力信号を発生させる手段とより成り、
    複数のヘッダービットのうちの第1のヘッダービットはプロトコルデータユニットの最初のビットからオフセットされることを特徴とするデジタル音声放送送信機。
  9. デジタル音声放送受信方法であって、
    複数のキャリアが、各々がペイロードに挿入された複数のデータビットと、ペイロード内の離隔位置に挿入された複数のヘッダービットとを有し、複数のヘッダービットのうちの第1のヘッダービットがプロトコルデータユニットの最初のビットからオフセットされている複数のプロトコルデータユニットにより変調されたデジタル音声放送信号を受信し、
    デジタル音声放送信号に応答して出力信号を発生させるステップより成るデジタル音声放送信号の受信方法。
  10. デジタル音声放送信号を受信する受信機であって、
    複数のキャリアが、各々がペイロードに挿入された複数のデータビットと、ペイロード内の離隔位置に挿入された複数のヘッダービットとを有し、複数のヘッダービットのうちの第1のヘッダービットがプロトコルデータユニットの最初のビットからオフセットされている複数のプロトコルデータユニットにより変調されたデジタル音声放送信号を受信する手段と、
    デジタル音声放送信号に応答して出力信号を発生させる手段とより成るデジタル音声放送信号の受信機。
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